JP2710642B2 - 二液性ウォッシャ装置 - Google Patents
二液性ウォッシャ装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、標準ウォッシャ液,高洗浄ウォッシャ液を
それぞれ別のタンクに収容し、これらを選択的に吐出す
る二液性ウォッシャ装置に関する。
それぞれ別のタンクに収容し、これらを選択的に吐出す
る二液性ウォッシャ装置に関する。
[従来の技術] 従来より、車両のフロントガラス,リアガラス,ヘッ
ドランプ等にウォッシャ液を吐出し、ワイパーで拭き取
るウォッシャ装置が提供されている。
ドランプ等にウォッシャ液を吐出し、ワイパーで拭き取
るウォッシャ装置が提供されている。
しかし、車両のフロントガラス等にワックスや油膜が
付着し、ガラス面がギラギラとして視界が悪く、運転の
妨げとなり危険である。そこで、通常のウォッシャ液と
は別に洗浄能力の高い高洗浄ウォッシャ液をも用意した
二液性ウォッシャ装置を採用したものがある。
付着し、ガラス面がギラギラとして視界が悪く、運転の
妨げとなり危険である。そこで、通常のウォッシャ液と
は別に洗浄能力の高い高洗浄ウォッシャ液をも用意した
二液性ウォッシャ装置を採用したものがある。
このような二液性ウォッシャ装置としては、第8図の
ようにして構成されていた。すなわち、標準ウォッシャ
液を収容した第1のタンク1と、高洗浄ウォッシャ液を
収容した第2のポンプ2とが設けられ、さらに、第1,第
2のタンク1,2にそれぞれポンプ3,4を配置し、このポン
プ3,4を択一的に駆動するようにしている。
ようにして構成されていた。すなわち、標準ウォッシャ
液を収容した第1のタンク1と、高洗浄ウォッシャ液を
収容した第2のポンプ2とが設けられ、さらに、第1,第
2のタンク1,2にそれぞれポンプ3,4を配置し、このポン
プ3,4を択一的に駆動するようにしている。
また、第1,第2のタンク1,2にはそれぞれ専用配管5,6
が接続され、この専用配管途中には逆止弁7,8を配置し
ている。
が接続され、この専用配管途中には逆止弁7,8を配置し
ている。
この専用配管5,6はY型ジョイント9によって共通配
管10と結合され、さらに、この共通配管10の先端側にY
型ジョイント11を配置し、フロントガラス(図示せず)
に2箇所からウォッシャ液を吐出するノズル12,12にそ
れぞれウォッシャ液を導くノズル専用配管13,13を前記
Y型ジョイント11に結合している。なお、上記ノズル専
用配管13,13途中にもそれぞれ逆止弁14,14が配置されて
いる。
管10と結合され、さらに、この共通配管10の先端側にY
型ジョイント11を配置し、フロントガラス(図示せず)
に2箇所からウォッシャ液を吐出するノズル12,12にそ
れぞれウォッシャ液を導くノズル専用配管13,13を前記
Y型ジョイント11に結合している。なお、上記ノズル専
用配管13,13途中にもそれぞれ逆止弁14,14が配置されて
いる。
以上のような構成により、ポンプ3,4を択一的に駆動
することにより、標準ウォッシャ液または高洗浄ウォッ
シャ液がノズル12,12より択一的に吐出されることにな
る。
することにより、標準ウォッシャ液または高洗浄ウォッ
シャ液がノズル12,12より択一的に吐出されることにな
る。
[発明が解決しようとする問題点] 上記構造では、専用配管5,6途中に逆止弁7,8を有する
ので、この専用配管5,6途中の逆止弁7,8と、前記ノズル
配管13,13の途中に設けた逆止弁14,4との間に残存する
ウォッシャ液は、第1のタンク1または第2のタンク2
に戻ることができないようになっていた。
ので、この専用配管5,6途中の逆止弁7,8と、前記ノズル
配管13,13の途中に設けた逆止弁14,4との間に残存する
ウォッシャ液は、第1のタンク1または第2のタンク2
に戻ることができないようになっていた。
ところで、この種のウォッシャ装置は車両内に配置さ
れるので、特にボンネット内に配置される場合には周囲
温度は100°近くとなる場合があり、前記逆止弁7,14間
または逆止弁8,14間に残存するウォッシャ液が配管内で
熱せられ、その一部が気化することがある。そうする
と、ウォッシャ液が気化する際には体積が膨脹するの
で、この膨脹により配管内部のウォッシャ液が押圧さ
れ、液の流れが許容されている逆止弁14,14を介してノ
ズル12,12より溢れ出ることがあった。
れるので、特にボンネット内に配置される場合には周囲
温度は100°近くとなる場合があり、前記逆止弁7,14間
または逆止弁8,14間に残存するウォッシャ液が配管内で
熱せられ、その一部が気化することがある。そうする
と、ウォッシャ液が気化する際には体積が膨脹するの
で、この膨脹により配管内部のウォッシャ液が押圧さ
れ、液の流れが許容されている逆止弁14,14を介してノ
ズル12,12より溢れ出ることがあった。
このようにして溢れ出たウォッシャ液は吐出圧が極め
て低いのでフロントガラスまで届かず、ボンネット上に
滴下されることになるが、一般にウォッシャ液にはアル
コール成分が含まれているので、ボンネットを変色する
等の弊害を及ぼしていた。特に界面活性剤等の洗浄能力
の高い液を使用した場合は前記問題が深刻である。
て低いのでフロントガラスまで届かず、ボンネット上に
滴下されることになるが、一般にウォッシャ液にはアル
コール成分が含まれているので、ボンネットを変色する
等の弊害を及ぼしていた。特に界面活性剤等の洗浄能力
の高い液を使用した場合は前記問題が深刻である。
尚、上記逆止弁7,8は、第1,第2のタンク1,2に設置さ
れたポンプの一方を使用した時に他方のタンク側へ吐出
した液が混入する(第1のタンク第2のタンク2)こ
とを防止し、ノズル噴射圧が低下することを防ぐ役目を
有するので、これら逆止弁7,8は従来構造にあって不可
欠なものであった。
れたポンプの一方を使用した時に他方のタンク側へ吐出
した液が混入する(第1のタンク第2のタンク2)こ
とを防止し、ノズル噴射圧が低下することを防ぐ役目を
有するので、これら逆止弁7,8は従来構造にあって不可
欠なものであった。
そこで、本発明の目的とするところは、上述した従来
の問題点を解決し、簡易な構造でありながらウォッシャ
装置作動時のノズル噴射圧を低下することなく、かつ、
ノズルからの液だれを確実に防止することができる二液
性ウォッシャ装置を提供することを目的とするものであ
る。
の問題点を解決し、簡易な構造でありながらウォッシャ
装置作動時のノズル噴射圧を低下することなく、かつ、
ノズルからの液だれを確実に防止することができる二液
性ウォッシャ装置を提供することを目的とするものであ
る。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、標準ウォッシャ液を収容した第1のタンク
と、 前記標準ウォッシャ液よりも洗浄能力の高い高洗浄ウ
ォッシャ液を収容した第2のタンクと、 この第1,第2のタンクにそれぞれ接続され、択一的に
駆動されることで、いずれか一方のウォッシャ液を吐出
駆動する第1,第2のポンプと、 前記標準ウォッシャ液,高洗浄ウォッシャ液に共通な
ノズルと、 前記第1,第2のタンクにそれぞれ接続された第1,第2
の専用配管と、 前記標準ウォッシャ液,高洗浄ウォッシャ液に共通な
配管として両方のウォッシャ液を前記ノズルに導く共通
配管と、 前記第2の専用配管と前記共通配管を連結し、付勢手
段により前記第2の専用配管の開口部側に押圧付勢され
ることで第2のポンプ作動により吐出される高洗浄ウォ
ッシャ液の共通配管側への流れを許容し、逆流を阻止す
る第2専用配管側弁手段を含んで構成される高洗浄ウォ
ッシャ液側の弁構造と、 前記第1の専用配管と前記共通配管を連結し、第1の
ポンプ作動により吐出される標準ウォッシャ液の共通配
管側への流れを許容すると共に前記第2のポンプ作動に
より吐出される高洗浄ウォッシャ液の前記第1のタンク
への流入を阻止する第1専用配管側弁手段を含んで構成
され、かつ、前記共通配管内に残留したいずれのウォッ
シャ液の前記第1のタンクへの流入をも許容する連通路
が形成される標準ウォッシャ液側の弁構造と、 を備えることを特徴とする。
と、 前記標準ウォッシャ液よりも洗浄能力の高い高洗浄ウ
ォッシャ液を収容した第2のタンクと、 この第1,第2のタンクにそれぞれ接続され、択一的に
駆動されることで、いずれか一方のウォッシャ液を吐出
駆動する第1,第2のポンプと、 前記標準ウォッシャ液,高洗浄ウォッシャ液に共通な
ノズルと、 前記第1,第2のタンクにそれぞれ接続された第1,第2
の専用配管と、 前記標準ウォッシャ液,高洗浄ウォッシャ液に共通な
配管として両方のウォッシャ液を前記ノズルに導く共通
配管と、 前記第2の専用配管と前記共通配管を連結し、付勢手
段により前記第2の専用配管の開口部側に押圧付勢され
ることで第2のポンプ作動により吐出される高洗浄ウォ
ッシャ液の共通配管側への流れを許容し、逆流を阻止す
る第2専用配管側弁手段を含んで構成される高洗浄ウォ
ッシャ液側の弁構造と、 前記第1の専用配管と前記共通配管を連結し、第1の
ポンプ作動により吐出される標準ウォッシャ液の共通配
管側への流れを許容すると共に前記第2のポンプ作動に
より吐出される高洗浄ウォッシャ液の前記第1のタンク
への流入を阻止する第1専用配管側弁手段を含んで構成
され、かつ、前記共通配管内に残留したいずれのウォッ
シャ液の前記第1のタンクへの流入をも許容する連通路
が形成される標準ウォッシャ液側の弁構造と、 を備えることを特徴とする。
[作用] 標準ウォッシャ液を吐出する場合には、第1のポンプ
を駆動し、このポンプの駆動により第1のタンク内の標
準ウォッシャ液が第1の専用配管に導かれ、ノズルを介
して吐出されることになる。
を駆動し、このポンプの駆動により第1のタンク内の標
準ウォッシャ液が第1の専用配管に導かれ、ノズルを介
して吐出されることになる。
一方、高洗浄ウォッシャ液を吐出する場合には、第2
のポンプを駆動することになる。そして、このポンプ駆
動により、第2のタンク内の高洗浄ウォッシャ液は第2
の専用配管に導かれ、ノズルを介して吐出される。
のポンプを駆動することになる。そして、このポンプ駆
動により、第2のタンク内の高洗浄ウォッシャ液は第2
の専用配管に導かれ、ノズルを介して吐出される。
このようにして、ポンプを選択的に駆動することによ
り、標準ウォッシャ液または高洗浄ウォッシャ液を切換
えて吐出することができる。
り、標準ウォッシャ液または高洗浄ウォッシャ液を切換
えて吐出することができる。
そして、本発明の二液性ウォッシャ装置によれば、ウ
ォッシャ液の吐出駆動停止後に共通配管内に残留するウ
ォッシャ液は、すべて第1のタンク側に戻されることに
なる。すなわち、標準ウォッシャ液側の弁構造は、前記
共通配管内に残留したいずれのウォッシャ液の前記第1
のタンクへの流入も許容するので、共通配管内にあるウ
ォッシャ液を第1のタンクに導くことができる。したが
って、従来構造のように配管途中にあるウォッシャ液が
高熱下で膨張され、ノズルより液だれを生ずるような弊
害を防止することができる。
ォッシャ液の吐出駆動停止後に共通配管内に残留するウ
ォッシャ液は、すべて第1のタンク側に戻されることに
なる。すなわち、標準ウォッシャ液側の弁構造は、前記
共通配管内に残留したいずれのウォッシャ液の前記第1
のタンクへの流入も許容するので、共通配管内にあるウ
ォッシャ液を第1のタンクに導くことができる。したが
って、従来構造のように配管途中にあるウォッシャ液が
高熱下で膨張され、ノズルより液だれを生ずるような弊
害を防止することができる。
さらに、本発明の二液性ウォッシャ装置によれば、高
洗浄ウォッシャ液側の弁構造が逆流を阻止するものであ
るから、共通配管内に残留するウォッシャ液は、第2の
タンクには戻らない。また、第1,第2のタンク内のウォ
ッシャ液の液面のヘッド差に基因してウォッシャ液が移
動しようとしても、第1のタンク(標準ウォッシャ液を
収容する)から第2のタンク(高洗浄ウォッシャ液を収
容する)へのウォッシャ液の移動が防止される。
洗浄ウォッシャ液側の弁構造が逆流を阻止するものであ
るから、共通配管内に残留するウォッシャ液は、第2の
タンクには戻らない。また、第1,第2のタンク内のウォ
ッシャ液の液面のヘッド差に基因してウォッシャ液が移
動しようとしても、第1のタンク(標準ウォッシャ液を
収容する)から第2のタンク(高洗浄ウォッシャ液を収
容する)へのウォッシャ液の移動が防止される。
[実施例] 以下、本発明をフロントガラスに標準ウォッシャ液又
は高洗浄ウォッシャ液を切換えて吐出することができる
二液性ウォッシャ装置に適用した一実施例について、図
面を参照して具体的に説明する。
は高洗浄ウォッシャ液を切換えて吐出することができる
二液性ウォッシャ装置に適用した一実施例について、図
面を参照して具体的に説明する。
この二液性ウォッシャ液の全体構成は、第5図に示す
通りであり、従来の第8図に示す二液性ウォッシャ装置
と相違する点は、従来のY型ジョイント9,共通配管10,1
0およびY型ジョイント11の代りに、ジョイントの一例
である4ウェイバルブ20を設けたことにある。そして、
この4ウェイバルブ20によって、第1,第2のタンク1,2
に接続された2本の専用配管5,6と、ノズル12,12に接続
された共通配管としての2本のノズル専用配管13,13と
を連結している。さらに、第1,第2のタンク1,2に接続
される専用配管5,6途中には、従来のような逆止弁7,8を
設けていない。
通りであり、従来の第8図に示す二液性ウォッシャ装置
と相違する点は、従来のY型ジョイント9,共通配管10,1
0およびY型ジョイント11の代りに、ジョイントの一例
である4ウェイバルブ20を設けたことにある。そして、
この4ウェイバルブ20によって、第1,第2のタンク1,2
に接続された2本の専用配管5,6と、ノズル12,12に接続
された共通配管としての2本のノズル専用配管13,13と
を連結している。さらに、第1,第2のタンク1,2に接続
される専用配管5,6途中には、従来のような逆止弁7,8を
設けていない。
尚、上記の相違点以外の構成については、第8図に示
す従来構成と同様であるので、従来構造と同一機能を有
する部材については、第8図の符号と同一符号を付して
その詳細な説明を省略する。
す従来構成と同様であるので、従来構造と同一機能を有
する部材については、第8図の符号と同一符号を付して
その詳細な説明を省略する。
次に、本実施例の特徴的構成である前記4ウェイバル
ブ20の詳細について、第1図を参照して説明する。
ブ20の詳細について、第1図を参照して説明する。
この4ウェイバルブ20は、大別して第1のボデー30
と、第2のボデー40とから構成されている。前記第1の
ボデー30は、上側に突出形成されたニップル32を有し、
このニップル32の中空部を第1のタンク側の専用配管連
結開口部34としている。一方、第2のボデー40は、下側
に突出形成されたニップル42を有し、このニップル42の
中空部を第2のタンク側の専用配管連結開口部44として
いる。
と、第2のボデー40とから構成されている。前記第1の
ボデー30は、上側に突出形成されたニップル32を有し、
このニップル32の中空部を第1のタンク側の専用配管連
結開口部34としている。一方、第2のボデー40は、下側
に突出形成されたニップル42を有し、このニップル42の
中空部を第2のタンク側の専用配管連結開口部44として
いる。
そして、第1,第2のボデー30,40は、それぞれの連結
開口部34,44が対向するように上下に連結固定され、こ
の連結開口部34,44が連通するバルブ室22が内部に形成
されるようになっている。尚、第1,第2のボデー30,40
の接合面には、Oリング24が配置され、液密構造を確保
できるようになっている。
開口部34,44が対向するように上下に連結固定され、こ
の連結開口部34,44が連通するバルブ室22が内部に形成
されるようになっている。尚、第1,第2のボデー30,40
の接合面には、Oリング24が配置され、液密構造を確保
できるようになっている。
さらに、前記バルブ室22に連通して、第2のボデー40
にはその左右に突出するようにニップル46,46が形成さ
れている。そして、このように4つのニップル32,42,4
6,46を有することで、4ウェイバルブ20を構成してい
る。また、前記ニップル32には第1のタンク1の専用配
管5の一端が、前記ニップル42には、第2のタンク2の
専用配管6の一端が、ニップル46,46にはノズル専用配
管13,13の一端がそれぞれ嵌入接続されている。
にはその左右に突出するようにニップル46,46が形成さ
れている。そして、このように4つのニップル32,42,4
6,46を有することで、4ウェイバルブ20を構成してい
る。また、前記ニップル32には第1のタンク1の専用配
管5の一端が、前記ニップル42には、第2のタンク2の
専用配管6の一端が、ニップル46,46にはノズル専用配
管13,13の一端がそれぞれ嵌入接続されている。
次に、前記バルブ室22内の構成について説明する。
このバルブ室22に臨んで、前記専用配管連結開口部34
の一端にはリング状部材34aが形成され、同様に、連結
開口部44の一端にもリング状部材44aが形成されてい
る。そして、この2つのリング状部材34a,44aの間に
は、それぞれのリング状部材の開口部を密閉可能な密閉
用弁50が設けられている。この密閉用弁50と上記第1の
ボデー30の内面との間には、圧縮コイルスプリング52が
設けられている。そして、この圧縮コイルスプリング52
の付勢力によって、上記密閉用弁50を第2のタンク側の
連結開口部44のリング状部材44aに押圧付勢するように
なっている。尚、この圧縮コイルスプリング52の付勢力
は、前記第2のタンク2より高洗浄ウォッシャ液が吐出
される場合の吐出圧力よりも低いものとなっていて、従
って、高洗浄ウォッシャ液の吐出により密閉用弁50が圧
縮コイルスプリング52の付勢力に抗して第1のタンク側
の連結開口部34側に移動するようになっている。
の一端にはリング状部材34aが形成され、同様に、連結
開口部44の一端にもリング状部材44aが形成されてい
る。そして、この2つのリング状部材34a,44aの間に
は、それぞれのリング状部材の開口部を密閉可能な密閉
用弁50が設けられている。この密閉用弁50と上記第1の
ボデー30の内面との間には、圧縮コイルスプリング52が
設けられている。そして、この圧縮コイルスプリング52
の付勢力によって、上記密閉用弁50を第2のタンク側の
連結開口部44のリング状部材44aに押圧付勢するように
なっている。尚、この圧縮コイルスプリング52の付勢力
は、前記第2のタンク2より高洗浄ウォッシャ液が吐出
される場合の吐出圧力よりも低いものとなっていて、従
って、高洗浄ウォッシャ液の吐出により密閉用弁50が圧
縮コイルスプリング52の付勢力に抗して第1のタンク側
の連結開口部34側に移動するようになっている。
ここで、前記密閉用弁50は第2図(A)に示すように
3層構造となっていて、それぞれのリング状部材34a,44
aに当接する面側にはゴム体51a,51bが形成され、この2
つのゴム体51a,51bの間に金属プレート51cが形成されて
いる。そして、前記圧縮コイルスプリング52の一端が、
この金属プレート51cに保持されるようになっている。
なお、上記のような3層構造の密閉用弁50として、第2
図(B)に示すように、ゴム体51a,51bを一体形成し、
リング状の金属プレート51cを上記ゴム体51a,51bの間に
弾性変形によって嵌入する構成とするものが良い。
3層構造となっていて、それぞれのリング状部材34a,44
aに当接する面側にはゴム体51a,51bが形成され、この2
つのゴム体51a,51bの間に金属プレート51cが形成されて
いる。そして、前記圧縮コイルスプリング52の一端が、
この金属プレート51cに保持されるようになっている。
なお、上記のような3層構造の密閉用弁50として、第2
図(B)に示すように、ゴム体51a,51bを一体形成し、
リング状の金属プレート51cを上記ゴム体51a,51bの間に
弾性変形によって嵌入する構成とするものが良い。
次に、上記のような構造の4ウェイバルブ20を有する
二液性ウォッシャ装置の作用について、第3図,第4図
をも参照して説明する。
二液性ウォッシャ装置の作用について、第3図,第4図
をも参照して説明する。
まず、標準ウォッシャ液の吐出駆動について説明す
る。
る。
この標準ウォッシャ液の吐出は、通常のフロントガラ
ス等を洗浄する場合、つまり多少の汚れを洗浄する場合
に実行されるものである。
ス等を洗浄する場合、つまり多少の汚れを洗浄する場合
に実行されるものである。
運転手が標準ウォッシャ液吐出用の操作部を操作する
と、第1のタンク1に接続されたポンプ3が駆動され、
第1のタンク1内のウォッシャ液が専用配管5を介して
前記4ウェイバルブ20に導かれることになる。
と、第1のタンク1に接続されたポンプ3が駆動され、
第1のタンク1内のウォッシャ液が専用配管5を介して
前記4ウェイバルブ20に導かれることになる。
ここで、この4ウェイバルブ20では、バルブ室22内の
密閉用弁50が常時第2のタンク2側の連結開口部44側に
押圧付勢され、第1のタンク1側の連結開口部34は開放
されていることになる。従って、専用配管5を介して4
ウェイバルブ20に導かれる標準ウォッシャ液は、第3図
に示すように、まず、ニップル32の連結開口部34を通過
して、バルブ室22内に導かれ、さらに、このバルブ室22
の左右の両端に連結されたニップル46,46を介して流出
することになる。この場合、密閉用弁50は、第2のタン
ク側の連結開口部44のリング状部材44aに対して、圧縮
コイルスプリング52の付勢力によってそのゴム体51aが
押圧されていることになり、さらに標準ウォッシャ液の
液圧をもこの密閉用弁50に加わるので、第1のタンク側
のポンプ作動時に標準ウォッシャ液が第2のタンク2側
に流入することが確実に防止される。
密閉用弁50が常時第2のタンク2側の連結開口部44側に
押圧付勢され、第1のタンク1側の連結開口部34は開放
されていることになる。従って、専用配管5を介して4
ウェイバルブ20に導かれる標準ウォッシャ液は、第3図
に示すように、まず、ニップル32の連結開口部34を通過
して、バルブ室22内に導かれ、さらに、このバルブ室22
の左右の両端に連結されたニップル46,46を介して流出
することになる。この場合、密閉用弁50は、第2のタン
ク側の連結開口部44のリング状部材44aに対して、圧縮
コイルスプリング52の付勢力によってそのゴム体51aが
押圧されていることになり、さらに標準ウォッシャ液の
液圧をもこの密閉用弁50に加わるので、第1のタンク側
のポンプ作動時に標準ウォッシャ液が第2のタンク2側
に流入することが確実に防止される。
4ウェイバルブ20のニップル46,46より流出する標準
ウォッシャ液は、それぞれのノズル専用配管13,3を介し
て、ノズル12,12よりフロントガラスに向けて吐出され
ることになる。
ウォッシャ液は、それぞれのノズル専用配管13,3を介し
て、ノズル12,12よりフロントガラスに向けて吐出され
ることになる。
次に、高洗浄ウォッシャ液の吐出駆動について説明す
る。
る。
この高洗浄ウォッシャ液の吐出は、ガラス面にワック
ス,油膜などのひどい汚れが付着し、これを洗浄したい
時に実行されるものである。
ス,油膜などのひどい汚れが付着し、これを洗浄したい
時に実行されるものである。
運転手が、高洗浄ウォッシャ液吐出用の操作部を操作
すると、第2のポンプ2に接続されたポンプ4が駆動さ
れ、この第2のタンク2内の高洗浄ウォッシャ液が専用
配管6を介して4ウェイバルブ20に導かれることにな
る。ここで、第2のタンク2側の専用配管連結開口部44
は、圧縮コイルスプリング52の付勢力により密閉用弁50
によって閉鎖されているが、第4図に示すように、上記
圧縮コイルスプリング52の付勢力に抗してこの高洗浄ウ
ォッシャ液が密閉用弁50を押し上げ、この結果高洗浄ウ
ォッシャ液がバルブ室22に導かれることになる。そし
て、この場合には、第11のタンク側の専用配管連結開口
部34が上記液圧による密閉用弁50の移動によって閉鎖さ
れることになるので、高洗浄ウォッシャ液がバルブ室22
より第1のタンク側の専用配管連結開口部34に流入する
ことを確実に防止することができる。このようにしてバ
ルブ室22に導かれた高洗浄ウォッシャ液は、第4図に示
すようにバルブ室22の左右に連結されたニップル46,46
を介し、さらにそれぞれのノズル専用配管13,13を経由
してノズル12,12よりフロントガラスに向けて吐出され
ることになる。
すると、第2のポンプ2に接続されたポンプ4が駆動さ
れ、この第2のタンク2内の高洗浄ウォッシャ液が専用
配管6を介して4ウェイバルブ20に導かれることにな
る。ここで、第2のタンク2側の専用配管連結開口部44
は、圧縮コイルスプリング52の付勢力により密閉用弁50
によって閉鎖されているが、第4図に示すように、上記
圧縮コイルスプリング52の付勢力に抗してこの高洗浄ウ
ォッシャ液が密閉用弁50を押し上げ、この結果高洗浄ウ
ォッシャ液がバルブ室22に導かれることになる。そし
て、この場合には、第11のタンク側の専用配管連結開口
部34が上記液圧による密閉用弁50の移動によって閉鎖さ
れることになるので、高洗浄ウォッシャ液がバルブ室22
より第1のタンク側の専用配管連結開口部34に流入する
ことを確実に防止することができる。このようにしてバ
ルブ室22に導かれた高洗浄ウォッシャ液は、第4図に示
すようにバルブ室22の左右に連結されたニップル46,46
を介し、さらにそれぞれのノズル専用配管13,13を経由
してノズル12,12よりフロントガラスに向けて吐出され
ることになる。
上記のように、この4ウェイバルブ20を有する二液性
ウォッシャ装置では、標準ウォッシャ液,高洗浄ウォッ
シャ液を択一的に吐出駆動することができるが、さら
に、この二液性ウォッシャ装置が高熱化にさらされるよ
うな場合にあっても、ノズル12,12からの液だれを確実
に防止することができる。
ウォッシャ装置では、標準ウォッシャ液,高洗浄ウォッ
シャ液を択一的に吐出駆動することができるが、さら
に、この二液性ウォッシャ装置が高熱化にさらされるよ
うな場合にあっても、ノズル12,12からの液だれを確実
に防止することができる。
すなわち、上記4ウェイバルブ20では、高洗浄ウォッ
シャ液の吐出駆動時以外の場合には、圧縮コイルスプリ
ング52の付勢力によって密閉用弁50が第2のタンク2側
の連結開口部44を閉鎖駆動し、一方、第1のタンク側の
連結開口部34は常時開放されるようになっている。従っ
て、ウォッシャ液の吐出駆動停止直後に配管途中に残存
するウォッシャ液は、この4ウェイバルブ20のバルブ室
22を通過して、第1のタンク側の連結開口部34に導か
れ、さらに、専用配管5を介して第1のタンク1に戻る
ことが可能である。
シャ液の吐出駆動時以外の場合には、圧縮コイルスプリ
ング52の付勢力によって密閉用弁50が第2のタンク2側
の連結開口部44を閉鎖駆動し、一方、第1のタンク側の
連結開口部34は常時開放されるようになっている。従っ
て、ウォッシャ液の吐出駆動停止直後に配管途中に残存
するウォッシャ液は、この4ウェイバルブ20のバルブ室
22を通過して、第1のタンク側の連結開口部34に導か
れ、さらに、専用配管5を介して第1のタンク1に戻る
ことが可能である。
このようにして、ウォッシャ液吐出駆動後に配管内の
ウォッシャ液が熱膨張しても、第1のタンク1側へ戻る
ことができるので、従来構造のように逆止弁7,14の間あ
るいは逆止弁8,14の間のウォッシャ液が高温下にさらさ
れた時ノズル12,12より液だれが生ずるというようなこ
とを確実に防止することができる。
ウォッシャ液が熱膨張しても、第1のタンク1側へ戻る
ことができるので、従来構造のように逆止弁7,14の間あ
るいは逆止弁8,14の間のウォッシャ液が高温下にさらさ
れた時ノズル12,12より液だれが生ずるというようなこ
とを確実に防止することができる。
また、本実施例のような4ウェイバルブ20を配置する
ことで、第1,第2のタンク1,2に接続される専用配管5,6
途中には、従来構造のような逆止弁7,8を設けない構造
となっているが、このような構造であっても例えば第1
のタンク側のポンプを作動した場合に、第2のタンク側
へウォッシャ液が流れ込み、ノズル噴射圧が低下するこ
ともない。さらに第1,第2のタンク1,2内のウォッシャ
液面のヘッド差に基因する液の移動を防止することがで
きる。すなわち、4ウェイバルブ20内の密閉用弁50は、
常時第2のタンク2側の連結開口部44を閉鎖しているの
で、この閉鎖駆動により第1,第2のタンク1,2間で、液
の移動を確実に防止することができる。
ことで、第1,第2のタンク1,2に接続される専用配管5,6
途中には、従来構造のような逆止弁7,8を設けない構造
となっているが、このような構造であっても例えば第1
のタンク側のポンプを作動した場合に、第2のタンク側
へウォッシャ液が流れ込み、ノズル噴射圧が低下するこ
ともない。さらに第1,第2のタンク1,2内のウォッシャ
液面のヘッド差に基因する液の移動を防止することがで
きる。すなわち、4ウェイバルブ20内の密閉用弁50は、
常時第2のタンク2側の連結開口部44を閉鎖しているの
で、この閉鎖駆動により第1,第2のタンク1,2間で、液
の移動を確実に防止することができる。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明
は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨
の範囲内で種々の変形実施が可能である。
は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨
の範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、上記実施例では、2つのノズル12,12にウォ
ッシャ液を導く構成を採用しているので、ジョイントと
して4ウェイバルブ20を採用したが、ノズル12が1つの
みの場合には3ウェイバルブでよく、この他、ノズルの
数に合せてニップル数の異なる種々のジョイントを作用
することができる。また、ノズルを2つ有するものであ
っても、第6図に示すように、ジョイントとノズル専用
配管13,13との間に、共通配管60及びY型ジョイント61
を挿入接続すれば、上記ジョイントとしては3ウェイバ
ルブ70を採用することができる。このような3ウェイバ
ルブ70としては、第7図に示すように、第1図の4ウェ
イバルブ20と比較して、ノズル用のニップル46を一つの
み有し、これと対向する側を密閉する構造とすれば良
い。
ッシャ液を導く構成を採用しているので、ジョイントと
して4ウェイバルブ20を採用したが、ノズル12が1つの
みの場合には3ウェイバルブでよく、この他、ノズルの
数に合せてニップル数の異なる種々のジョイントを作用
することができる。また、ノズルを2つ有するものであ
っても、第6図に示すように、ジョイントとノズル専用
配管13,13との間に、共通配管60及びY型ジョイント61
を挿入接続すれば、上記ジョイントとしては3ウェイバ
ルブ70を採用することができる。このような3ウェイバ
ルブ70としては、第7図に示すように、第1図の4ウェ
イバルブ20と比較して、ノズル用のニップル46を一つの
み有し、これと対向する側を密閉する構造とすれば良
い。
また、ノズル専用配管13,13途中の逆止弁14,14は、車
両の急発進,振動,旋回等により、配管途中のウォッシ
ャ液がノズル12,12より溢れ出ることを防止するための
ものであるが、ノズルと逆止弁14,14間のウォッシャ液
の液ダレを防止するため逆止弁が、ノズルのニップルに
内蔵されるものであっても良い。
両の急発進,振動,旋回等により、配管途中のウォッシ
ャ液がノズル12,12より溢れ出ることを防止するための
ものであるが、ノズルと逆止弁14,14間のウォッシャ液
の液ダレを防止するため逆止弁が、ノズルのニップルに
内蔵されるものであっても良い。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、高洗浄ウォッ
シャ液を収容した第2のタンクへの逆流を阻止し、共通
配管内に残留したウォッシャ液の第1のタンクへの流入
を許容するように、高洗浄ウォッシャ液側及び標準ウォ
ッシャ液側の弁構造を設けたので、ウォッシャ液の吐出
駆動停止後に配管内にあるウォッシャ液が膨張してもい
ずれか一方のタンク側に導くことができ、この結果配管
が高温にさらされた場合にノズルから液だれが生ずるよ
うな従来の弊害を確実に防止することができる。
シャ液を収容した第2のタンクへの逆流を阻止し、共通
配管内に残留したウォッシャ液の第1のタンクへの流入
を許容するように、高洗浄ウォッシャ液側及び標準ウォ
ッシャ液側の弁構造を設けたので、ウォッシャ液の吐出
駆動停止後に配管内にあるウォッシャ液が膨張してもい
ずれか一方のタンク側に導くことができ、この結果配管
が高温にさらされた場合にノズルから液だれが生ずるよ
うな従来の弊害を確実に防止することができる。
第1図は、本発明の二液性ウォッシャ装置に使用される
ジョイントの一例を示す概略断面図、 第2図(A),(B)は、第1図に示すジョイントに使
用される密閉用弁の構造を説明するための概略説明図、 第3図は、第1図に示す実施例装置での、標準ウォッシ
ャ液の吐出駆動を説明するための概略断面図、 第4図は、第1図に示すジョイントでの、高洗浄ウォッ
シャ液の吐出駆動を説明するための概略断面図、 第5図は、本発明を適用した二液性ウォッシャ装置の一
実施例の全体構成を説明するための概略説明図、 第6図は、ジョイントを3ウェイとした変形例を説明す
るための概略斜視図、 第7図は、3ウェイジョイントの一例を説明するための
概略断面図、 第8図は、従来の二液性ウォッシャ装置の一例を説明す
るための概略説明図である。 1…第1のタンク、2…第2のタンク、5,6…専用配
管、12,12…ノズル、13,13…共通配管、14,14…逆止
弁、20,70…ジョイント、34,44…連結開口部、50…密閉
用弁、52…付勢部材。
ジョイントの一例を示す概略断面図、 第2図(A),(B)は、第1図に示すジョイントに使
用される密閉用弁の構造を説明するための概略説明図、 第3図は、第1図に示す実施例装置での、標準ウォッシ
ャ液の吐出駆動を説明するための概略断面図、 第4図は、第1図に示すジョイントでの、高洗浄ウォッ
シャ液の吐出駆動を説明するための概略断面図、 第5図は、本発明を適用した二液性ウォッシャ装置の一
実施例の全体構成を説明するための概略説明図、 第6図は、ジョイントを3ウェイとした変形例を説明す
るための概略斜視図、 第7図は、3ウェイジョイントの一例を説明するための
概略断面図、 第8図は、従来の二液性ウォッシャ装置の一例を説明す
るための概略説明図である。 1…第1のタンク、2…第2のタンク、5,6…専用配
管、12,12…ノズル、13,13…共通配管、14,14…逆止
弁、20,70…ジョイント、34,44…連結開口部、50…密閉
用弁、52…付勢部材。
Claims (1)
- 【請求項1】標準ウォッシャ液を収容した第1のタンク
と、 前記標準ウォッシャ液よりも洗浄能力の高い高洗浄ウォ
ッシャ液を収容した第2のタンクと、 この第1,第2のタンクにそれぞれ接続され、択一的に駆
動されることで、いずれか一方のウォッシャ液を吐出駆
動する第1,第2のポンプと、 前記標準ウォッシャ液,高洗浄ウォッシャ液に共通なノ
ズルと、 前記第1,第2のタンクにそれぞれ接続された第1,第2の
専用配管と、 前記標準ウォッシャ液,高洗浄ウォッシャ液に共通な配
管として両方のウォッシャ液を前記ノズルに導く共通配
管と、 前記第2の専用配管と前記共通配管を連結し、付勢手段
により前記第2の専用配管の開口部側に押圧付勢される
ことで第2のポンプ作動により吐出される高洗浄ウォッ
シャ液の共通配管側への流れを許容し、逆流を阻止する
第2専用配管側弁手段を含んで構成される高洗浄ウォッ
シャ液側の弁構造と、 前記第1の専用配管と前記共通配管を連結し、第1のポ
ンプ作動により吐出される標準ウォッシャ液の共通配管
側への流れを許容すると共に前記第2のポンプ作動によ
り吐出される高洗浄ウォッシャ液の前記第1のタンクへ
の流入を阻止する第1専用配管側弁手段を含んで構成さ
れ、かつ、前記共通配管内に残留したいずれのウォッシ
ャ液の前記第1のタンクへの流入をも許容する連通路が
形成される標準ウォッシャ液側の弁構造と、 を備えることを特徴とする二液性ウォッシャ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63251581A JP2710642B2 (ja) | 1988-10-05 | 1988-10-05 | 二液性ウォッシャ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63251581A JP2710642B2 (ja) | 1988-10-05 | 1988-10-05 | 二液性ウォッシャ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0299450A JPH0299450A (ja) | 1990-04-11 |
JP2710642B2 true JP2710642B2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=17224944
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63251581A Expired - Lifetime JP2710642B2 (ja) | 1988-10-05 | 1988-10-05 | 二液性ウォッシャ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2710642B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57193461U (ja) * | 1981-06-02 | 1982-12-08 | ||
JPS59184045A (ja) * | 1983-04-05 | 1984-10-19 | Nissan Motor Co Ltd | 噴射式洗浄装置 |
JPS62184045A (ja) * | 1986-02-07 | 1987-08-12 | Dainichi Color & Chem Mfg Co Ltd | ポリ塩化ビニル系樹脂成形物 |
JPS62244741A (ja) * | 1986-04-15 | 1987-10-26 | Asmo Co Ltd | 自動車用ウオツシヤ−液供給装置 |
JPH058217Y2 (ja) * | 1987-05-13 | 1993-03-02 |
-
1988
- 1988-10-05 JP JP63251581A patent/JP2710642B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0299450A (ja) | 1990-04-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |