JP2709896B2 - 魚巣ブロック及びそれを用いる水路構造 - Google Patents

魚巣ブロック及びそれを用いる水路構造

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JP2709896B2
JP2709896B2 JP6162836A JP16283694A JP2709896B2 JP 2709896 B2 JP2709896 B2 JP 2709896B2 JP 6162836 A JP6162836 A JP 6162836A JP 16283694 A JP16283694 A JP 16283694A JP 2709896 B2 JP2709896 B2 JP 2709896B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水域の生態系に配慮さ
れた魚巣ブロック及びそれを用いる水路構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
魚巣ブロックとしては、コンクリートブロックに凹陥部
を設けたものや、この凹陥部に栗石を詰めたものが提案
されている。しかしながらこの種の魚巣ブロックには、
次のような問題点があった。 凹陥部を有するだけの魚巣ブロックは、魚類の退避
場所を提供することはできても、水生動物の育成につい
ての配慮が欠けていたため、魚類の棲息を積極的に促す
環境を提供できるものではなかった。
【0003】 又、凹陥部に栗石を詰めたものは、栗
石間に形成された空間に泥や有機物を堆積させてこれを
微生物や藻の繁殖源となし、これを栄養源として原生動
物や昆虫等の棲息を促し、それを求めて魚類が集まって
くることを期待するものであった。このような魚巣は、
確かに、単なる凹陥部だけのものに比べれば魚類の棲息
環境としては良好なものといえよう。しかしながら凹陥
部に栗石を詰めただけでは、その部分における水の流れ
に変化をつけられず、流れの速い場所や緩やかな場所、
又還流している場所や淀んだ場所等の自然界の河川にお
けるような様々な流れ状態は到底形成できるものではな
かった。又、栗石間の空間が小さいために小魚の棲息が
可能となるだけであり、棲息できる魚類の種類が限られ
ており、魚巣としての有効性に乏しいものであった。
【0004】本発明の第1の目的は、かかる問題点を解
決しうる魚巣ブロックを提供するにある。
【0005】 又従来の人工の水路(小河川)は、U
字溝を敷設して構築され、或いは水路本体の底面や側面
を三面張の現場打ちコンクリートで平面的に覆工して構
築されていたが、これらの小河川は、専ら治水や利水を
目的としたものであって、水生動物の棲息や水生植物の
繁殖面に関しての配慮が欠けており、水域の環境保全上
問題があった。
【0006】本発明の第2の目的は、かかる問題点に鑑
み、治水や利水を図りうるだけでなく水域の環境保全に
も積極的に寄与しうる水路構造の提供を目的とするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下の手段を採用する。即ち本発明に係る
魚巣ブロックの一の態様は、対向する板部の基端部相互
を連結して該板部間に凹所を形成してなるコンクリート
製本体ブロックの該凹所に、生物増殖用の空隙を有する
多孔質のブロック片を所要に配置したことを特徴とする
ものである。
【0008】該ブロック片は、その一部を凹所の内面部
に埋設させて、或いはボルト固定手段によって、凹所の
内面部に固定するのがよい。又該ブロック片は、ポーラ
スコンクリート製の中実体又は中空体として形成するこ
とができる。ブロック片を多孔質の平板体として形成し
たばあい、その配置状態は、その平板体が、本体ブロッ
クの凹所における水の流れ方向に対して傾く傾斜状態、
該凹所における水の流れ方向に沿う平行状態、該凹所に
おける水の流れ方向と直交する直交状態、及び凹所の内
面にその平面が当接する内面当接状態のうち少なくとも
一つを含むものとするのがよい。
【0009】又本発明に係る魚巣ブロックの他の態様
は、対向する板部の基端部相互を連結して該板部間に凹
所を形成してなるコンクリート製本体ブロックの該凹所
に、下方解放の凹部を有するブロック片、横方向に貫通
した開口部を有するブロック片及び、横に開口した空所
を有するブロック片のうち少なくとも1つを、所要に
置してなり、前記各ブロック片は、本体ブロックの凹所
における水の流れ方向に対して傾く傾斜状態、該凹所に
おける水の流れ方向に沿う平行状態、該凹所における水
の流れ方向と直交する直交状態、及び凹所の内面にその
平面が当接する内面当接状態のうち少なくとも一つを含
ことを特徴とするものである。
【0010】該ブロック片は、その一部を凹所の内面部
に埋設させて、或いはボルト固定手段によって、凹所の
内面部に固定するのがよい。該ブロック片は、平板状を
呈するものとして構成することができる。
【0011】該後者の態様の魚巣ブロックに、前者の態
様の魚巣ブロックにおける平板状ブロック片の配置状態
(前記傾斜状態、平行状態、直交状態、内面当接状態)
を組み合わせることができる。
【0012】又前者及び後者の態様の各魚巣ブロックに
おいて、本体ブロックの凹所の底面部に、隆起部分及び
/又は陥没部分を設けるのがよい。又凹所の内面を凹凸
に形成するのがよい。又本体ブロックの、対向する板部
の先端部相互或いは側端部相互を補強部材で連結するの
がよい。又、板部及び/又は板部相互の連結部に開口部
を設け、該開口部にポーラスコンクリート製の板体を嵌
着するのがよい。
【0013】又本発明に係る水路構造は、水路の岸部分
に、前記魚巣ブロックを、本体ブロックの凹所を水路内
方に開口させて配置すると共に、該凹所の底部に連なる
ように、水路の床部に護床ブロックを載設してなる。そ
して該護床ブロックは、下方解放の凹部を有するブロッ
ク片、横方向に貫通した開口部を有するブロック片、及
び横に開口した空所を有するブロック片のうち少なくと
も1つを、基板の上面部に所要に配置したことを特徴と
するものである。該護床ブロックを形成するブロック片
は、その一部を凹所の内面部に埋設させて、或いはボル
ト固定手段によって、基板の上面部に固定するのがよ
い。又基板の上面部且つブロック片の周辺に、礫を所要
に配置するのがよい。本発明に係る水路構造は、コンク
リート製本体ブロックの凹所に、多孔質でないブロック
片を所要に配置して構成した魚巣ブロックを用いて構成
することもできる。
【0014】
【作用】然して本発明に係る魚巣ブロックによるとき
は、ブロック片によって魚巣内の流れ状態に所要の変化
を付けられることに加え、該ブロック片内部の空隙に泥
や有機物を入り込ませることができ、又本体ブロックの
凹所(底面部分等)に泥や有機物を堆積させうることと
なる。このようなことから、ブロック片の表面部やその
内部の空隙で、又ブロック片の周辺部分の土中で、微生
物(好気性又は嫌気性の微生物)や藻が繁殖することに
なり、微生物による水質浄化が図られるだけでなく、こ
れを栄養源として原生動物や昆虫等の各種の水生動物が
繁殖することとなる。更にこれらを求めて、その流れ状
態に適合する魚貝類が集まり、棲息することになる。
【0015】特にブロック片が板体として形成され、こ
れが、前記した傾斜状態と平行状態と直交状態と内面当
接状態の所要の組み合わせによって、本体ブロックの凹
所に配置されることにより、自然界の河川の流れに近似
した様々な流れ状態(急流や緩流、還流、淀み等)を有
する魚巣を容易に構築できることとなる。
【0016】又本発明に係る魚巣ブロックが、下方解放
の凹部や、横方向に貫通した開口部や、横に開口した空
所を有するブロック片を用いて構成されているときは、
その凹部や開口部或いは空所によって、自然界の河川に
おける浮き石(河底に載った状態の石)の裏側の空間に
近い空間を形成できる。従って、このような空間を休憩
場所や隠れ場所とする水生昆虫類の棲息を積極的に促す
ことができる。
【0017】特に前記ブロック片が多孔質のものである
ときは、前記多孔質のブロック片におけると同様、その
表面ばかりではなく、その内部の空隙での微生物等の繁
殖が助長されることになり、水質浄化の面等において、
より好ましいものとなる。
【0018】又本体ブロックの凹所の底面部に、隆起部
分や陥没部分が形成されているときは、自然界の河川に
おけるような浅瀬の急流部や深みの淀んだ流れ状態に近
い流れ状態を容易に形成でき、水域の生態系をより自然
に近いものとなし得て好ましい。
【0019】本体ブロックの凹所の内面が凹凸に形成さ
れているときは、該凹凸部分に泥や有機物が堆積しやす
くなり、その部分においても微生物等が繁殖できる。又
板部及び/又は板部相互の連結部に設けられた開口部に
ポーラスコンクリート製の板体を嵌着したときは、その
空隙にも泥や有機物が入り込んで微生物等の繁殖場が形
成される。
【0020】又護床ブロックは、水路床部を保護できる
だけでなく、その上面の各種突出部(ブロック片や礫に
より形成される突出部)によって種々の流れ状態を形成
できる。加えてブロック片の凹部や開口部、空所によっ
て水生昆虫類の棲息場所を形成でき又水生植物の繁殖場
を形成できる。
【0021】
【実施例】
〔1〕 以下本発明に係る魚巣ブロックの実施例を図面
に基づいて説明する。第1の実施態様 図1において本発明に係る魚巣ブロック1は、本体ブロ
ック2の凹所3に、生物増殖用の空隙4(図3)を有す
る多孔質のブロック片5を所要に配置したものである。
【0022】該本体ブロック2は、図2に示すように全
体がコンクリートの一体成形品として形成されており、
矩形板状を呈する垂直な基板部6の上下端に、上の板部
7と下の板部9を対向して平行に突設してなり、下の板
部9は上の板部7よりも長く突出している。又上下の板
部7,9には、前記ブロック片5の配置に合わせてボル
ト孔10が設けられている。又上の板部7の左右両端部
の上縁中間部位及び下の板部9の左右両端部の上縁の前
後には、夫々、ボルト挿通孔11を有する連結金具12
を端部に具えた連結用の凹部13が設けられている。
【0023】又多孔質ブロック片5は、図1、図3に示
すようにポーラスコンクリート製の平板体(その空隙率
は例えば30%程度)として形成されている。或いは、
火山軽石や樹脂粒状物を固めて形成した等の各種の多孔
質素材を用いて、平板状に形成される。そして該平板体
の上下の端面部や平面部の所要部位には、インサート1
5が埋入されている。該ブロック片5を、本体ブロック
2の凹所3に所要の配置で納め、且つ板部に設けたボル
ト孔10を挿通するボルト16をインサート15に螺合
し緊締することによって、前記魚巣ブロック1が構成さ
れる。
【0024】該ブロック片5は、図1、図4に示すよう
な、構築すべき魚巣における流れ方向F(図14)に対
して傾く傾斜状態17aと、該流れ方向に沿う平行状態
17bと、該流れ方向と直交する直交状態17cと、凹
所の底面にその平面が当接する内面当接状態17dと、
凹所の基板部面にその平面が当接する内面当接状態17
eの所要のものを適当に組み合わせて、凹所3に配置さ
れる。ブロック片を傾斜状態や平行状態、直交状態で配
置する場合、該ブロック片は、例えば図3に示すよう
に、凹所の上下に開放部19が形成されるように配置さ
れる。
【0025】なお図2に示す符号20は、本体ブロック
間の適当な箇所に介装されて魚巣を補強するコンクリー
ト製の補強プレートである。
【0026】該補強プレート20は、前記本体ブロック
2の開口端部18を閉塞でき、前記連結金具12に設け
たボルト挿通孔11と位置合わせしてインサート22が
埋設されている。なお該補強プレート20には、例えば
図2に一点鎖線で示すように透孔部23が設けられるこ
ともある。
【0027】図1、図4〜5は、前記本体ブロック2と
ブロック片5とを用いて構築した魚巣24の一部分を示
すものである。該魚巣においては、図6に示すように、
本体ブロック2,2相互が連結金具のボルト挿通孔1
1,11を挿通する固定ボルト25を用いて連結された
後、同図に散点を付して示すように、凹部13がモルタ
ル26で充填されている。又前記補強プレート20が適
宜間隔で本体ブロック間に介装され(図4)、図7に示
すように、連結金具のボルト挿通孔11を挿通する固定
ボルト25が補強プレート20のインサート15に螺合
せしめられて、該補強プレート20を介して本体ブロッ
ク2,2相互が連結されている。このように固定ボルト
25を用いて連結された後、同図に散点を付して示すよ
うに、凹部13がモルタル26で充填されている。
【0028】前記多孔質ブロック5が、魚巣における流
れ方向Fに対して傾く傾斜状態17aに配置されたとき
は、その傾きに応じた緩やかな流れが得られ、流れ方向
に沿う平行状態17bに配置されたときは、その部分に
おける流れは円滑である。又流れ方向と直交する直交状
態17cに配置されたときは、その裏側においては淀ん
だ状態になる。又凹所の底面27にその平面が当接する
内面当接状態17dに配置されたときは、配置されたブ
ロック片5の周辺部分に泥や有機物が堆積しやすくな
る。
【0029】このように構築された魚巣においては、ブ
ロック片の空隙に泥や有機物が入り込み又凹所の内面部
分(底面部分等)に泥や有機物が堆積して、ブロック片
の表面部やその内部の空隙で、又ブロック片の周辺部分
の土中で、微生物(好気性又は嫌気性の微生物)や藻が
繁殖する。従って、微生物による水質浄化が図られると
共に、これを栄養源として原生動物や昆虫等の各種の水
生動物が繁殖することとなる。更にこれらを求めて、流
れ状態(急流や緩流、還流、淀み等)に適合する魚貝類
が集まり、棲息することになる。
【0030】なお補強プレート20に、図2に一点鎖線
で示すように透孔部23を設けたときには、魚巣におけ
る水の流れが補強プレートにおいても連続する。又図2
に一点鎖線で示し又図8に示すように、下の板部9や基
板部6に開口部29を設け、該開口部29にポーラスコ
ンクリート製の板体30を嵌着し、固定してもよい。こ
の場合は、該板体30も微生物の繁殖場所となる。
【0031】図9は、前記本体ブロック2の凹所3の底
部を凹凸31に形成した場合を示すものであり、底部に
泥等が堆積しやすい構造となっている。この凹凸31
は、凹所の底面部に一体に設ける他、礫の一部分を凹所
の底面部に埋設して形成してもよい。同図において、図
2に示すと同様の部位には同一の符号を付している。
【0032】図10は、多孔質のブロック片5の他の態
様を示すものであり、円筒状に形成されている。その
他、多孔質のブロック片は、中実板体や中実柱状体等の
各種中実体として、或いは一端閉塞の筒体や両端閉塞の
筒体等の各種中空体として形成されうる。特に中空体と
して形成した多孔質のブロック片にあっては、中空部に
溶存酸素が十分に入り込まない状態となって嫌気性微生
物の棲息が助長され、それによる水質浄化が図られる。
【0033】又図11は、矩形箱状に形成した網状容器
32内に砂利33を充填してなる多孔質のブロック片5
を例示する。
【0034】図12は、前記実施例に示した魚巣ブロッ
ク1を河川の階段状部分に並設して構築した魚巣24を
示す。
【0035】図13はU字状の本体ブロック2を示し、
その対向する板部7,9の先端中間部相互を柱状の補強
部材30によって連結してなる。又図14は、U字状を
なす本体ブロック2の他の態様を示し、その凹所3の開
口端部分に板状の補強部材30を嵌めてこれを板部7,
9に固着してなる。
【0036】図15は、横断面三角形状の凹所3が形成
されるように、基板部6に板部7,9を、傾斜する対向
状態に突設し、該凹所3に多孔質のブロック片5を固定
した魚巣ブロック1を示す。又図16は、横断面台形状
の凹所3が形成されるように、基板部6に板部7,9を
傾斜する対向状態に突設し、該凹所3に多孔質のブロッ
ク片5を固定した魚巣ブロック1を示す。
【0037】又図17は、水平な基板部6の両側縁に板
部7,9を平行して下設してなる本体ブロック2の凹所
3の例えば頂部に、多孔質のブロック片5を固定した魚
巣ブロック1を示すものであり、その板部の下側部分3
5,35が河床36に埋設されて魚巣24が構築されて
いる。
【0038】なお多孔質のブロック片5は、前記したボ
ルト固定の手段や嵌着固定、或いは埋設固定等の手段に
よって、完全な固定状態に配置される他、凹所に配置し
た礫間にブロック片を保持させて配置されることもあ
る。
【0039】第2の実施態様 図18〜19は、本発明に係る魚巣ブロック1の他の実
施態様を示すものであり、本体ブロック2の凹所3に、
下方解放の凹部37を有するブロック片39と、横方向
に貫通した開口部40を有するブロック片41と、横に
開口した盲の空所42を有するブロック片43を所要に
配置したものである。
【0040】前記本体ブロック2は、前記第1の実施態
様において示したと同様に構成されてよいが、本実施の
形態においては、垂直な基板部45の上下端に、上の板
部46と下の板部47を対向して平行に突設してなる横
断面コ字状を呈する。該本体ブロックの凹所3の底面部
49は、図18に示すように、流れ方向の断面でみて階
段状を呈するようにその一部が隆起(符号50で示す)
していてもよく、或いは図19に符号51で示すよう
に、その一部が陥没していてもよい。隆起部分は浅瀬の
状態になってここに急流部が形成され、空気中の酸素の
取込みが促進される。又陥没部分には、流れの緩い深み
部が形成される。なお同図に一点鎖線で示すように、陥
没部の底面52と凹所の底面53を傾斜面54で連ねて
もよい。なお、図18〜19において符号55は、水位
線を示す。
【0041】前記ブロック片39、41、43は、自然
石に欠切加工や穿孔加工を施しても形成できるが、ポー
ラスコンクリートや火山軽石等の各種の多孔質素材を用
いて多孔質に形成するのがよい。これらの加工によって
形成された凹部37や開口部40は、矩形状や円形状等
各種の形態に構成されうる。
【0042】これらのブロック片は、前記実施例におけ
る多孔質のブロック片5と同様にして、その凹部37や
貫通した開口部40或いは盲の空所42の開口の向き
が、構築すべき魚巣における流れ方向に対して傾く傾斜
状態56a(図18)と、該流れ状態に沿う平行状態5
6b(図18)と、該流れ方向と直交する直交状態56
c(図19)を呈するように、凹所3に配置される。そ
して該配置状態で、例えば図3に示すと同様にして、板
部に設けたボルト孔を挿通するボルトを、ブロック片の
底面部に埋設したインサートに螺合し緊締することによ
って、ブロック片は該凹所に固定される。或いは該ブロ
ック片は、その下端部分が凹所の底面部に埋設されて固
定される。
【0043】なお図18に示すように、ブロック片3
9,41,43の周辺に礫57を配置するのがよく、そ
の際、礫は前記と同様の要領によって凹所の底面部に固
定されてもよい。凹所の底面部に礫が配置される場合、
礫間にブロック片を保持させてもよい。
【0044】かかる構成の魚巣ブロックを用いて構築し
た魚巣によるときには、ブロック片の凹部37や開口部
40や空所42によって、自然界の河川の浮き石におけ
る石の裏側の空間に近い空間を形成できることになり、
このような空間を休息場所や隠れ場所とする水生昆虫類
の棲息を積極的に促すことができる。特にブロック片が
多孔質のものであるときは、前記多孔質のブロック片5
におけると同様、その内部の空隙での微生物等の繁殖が
助長されることになり水質浄化上も有利である。又前記
ブロック片の周辺に礫が配置されるときは、礫間にも空
隙を形成でき又礫の裏側に淀み状態を形成できることに
なる。加えて、前記のように隆起部分や陥没部分を設け
て急流部や淀み部を形成し、魚巣底面に立体的な変化を
つけることにより、自然界の河川の状態に一層近づけう
ることになる。なお、このように隆起部分や陥没部分を
設ける構成は、前記第1の実施態様においても同様に採
用できる。
【0045】これらの魚巣ブロックにおいて、前記実施
の形態で示した多孔質板体のブロック片5が、併用され
ることもある。その場合該ブロック片は、図1に示すと
同様にして、構築すべき魚巣における流れ方向に対して
傾く傾斜状態(一例を図19に符号58で示す)と、該
流れ方向に沿う平行状態と、該流れ方向と直交する直交
状態と、凹所の底面にその平面が当接する内面当接状態
と、凹所の基板部面にその平面が当接する内面当接状態
の所要のものを適当に組み合わせて、凹所3に配置され
る。このようにすることにより、様々な流れ状態を容易
に作ることができる。
【0046】〔2〕 次に、本発明に係る水路構造の
施の形態を図面に基づいて説明する。図18は、本発明
に係る水路構造の一例を示すものでもあり、前記凹所3
の底部に連なるように水路の床部59に護床ブロック6
0を並置してなる。該護床ブロック60は、前記魚巣の
凹所底面部におけると同様にして、下方開放の凹部61
や横方向に貫通した開口部62や横に開口した盲の空所
63を有する、前記ブロック片と同様構成のブロック片
64が、例えばその下端部分が基板66の上面部に埋設
されて基板に固定されている。又、基板の上面部且つブ
ロック片64の周辺には礫57の下端部分が埋設されて
いる。
【0047】かかる構成の護床ブロック60は、水路床
部を単に保護するだけでなく、ブロック上面の各種形態
の突出部によって種々の流れ状態を形成できる。又、ブ
ロック片の凹部の内面や貫通孔の内面或いは空所の内面
に、水生昆虫の棲息場所や水生植物の繁殖場を形成でき
る。このような護床ブロックに基づく作用効果が前記魚
巣ブロックの作用効果に付加されることによって、水域
の生態系を自然界の河川の状態により一層近づけうるこ
とになる。
【0048】なお前記護床ブロック60は、基板上面部
にブロック片64を配置するだけによって構成されるこ
ともある。又ブロック片64は、前記魚巣ブロックにお
けると同様の要領によって、ボルト固定や礫間での保持
により基板に配置されることもある。
【0049】
【発明の効果】本発明は以下のような優れた効果を奏す
る。 魚巣ブロックについて 本発明に係る魚巣ブロックの一の態様は、多孔質のブロ
ック片を本体ブロックの凹所に所要に配置するものであ
るため、自然界の河川におけるような様々な流れ状態
(急流や緩流、還流、淀み等)を容易に形成できる(特
にブロック片が平板状を呈するときは、流れ状態の規制
がより容易となる)。又、該ブロック片の空隙に泥や有
機物を入り込ませてブロック片の表面部や空隙における
微生物の繁殖を促すことができると共に、凹所に泥や有
機物を堆積せしめてその土中での微生物や藻の繁殖を促
すことができる。このようなことから、微生物による水
質浄化を図りうるだけでなく、これを栄養源として原生
動物や昆虫等の各種の水生動物を棲息せしめ、これを求
めて多種の魚類が集まる環境を人工的に作りうることと
なる。
【0050】又本発明に係る魚巣ブロックの他の態様
は、下方解放の凹部や横方向に貫通した開口部や横に開
口した空所を有するブロック片を、ブロック本体の凹所
に所要に配置するものである。そのため、該ブロック片
の配置状態に応じて魚巣における流れ状態を種々に変化
させうる(特にブロック片が平板状を呈するときは、流
れ状態の規制がより容易となる)だけでなく、ブロック
片の表面部における微生物の繁殖を促し又凹所に泥や有
機物を堆積せしめて土中での微生物や藻の繁殖を促すこ
とができる。加えて、ブロック片の凹部や開口部あるい
は空所によって、自然界の河川の浮石における石の裏側
の空間に近い空間を形成できることになり、このような
空間を休憩場所や隠れ場所とする水生昆虫類の棲息を積
極的に促すことができる。特にブロック片が多孔質のも
のであるときは、その内部の空隙での微生物等の繁殖が
助長されることになり水質浄化上も有利となる。さら
に、このような魚巣ブロックに前記した多孔質の平板状
ブロック片を所要配置で組み合わせることにより、様々
な流れ状態を容易に作ることができて、自然界の河川の
状態により一層近似させうる。
【0051】又前記した各態様の魚巣ブロックにおい
て、ブロック本体の凹所の底面部に隆起部分や陥没部分
を設けて急流部や淀み部を形成し、魚巣底面に立体的な
変化を付けることにより、自然界の河川の状態に一層近
づけうることになる。以上のようなことから、本発明に
係る魚巣ブロックによるときには、魚類の棲息しやすい
自然に近い理想的な魚巣を構築できるのである。
【0052】 水路構造について 魚巣ブロックの凹所の底部に連なるように水路の床部に
護床ブロックを配置した本発明の水路構造によるとき
は、該護床ブロックによって水路床部を保護できるだけ
でなく、ブロック上面の各種突出部(ブロック片や礫に
より形成される突出部)によって種々の流れ状態を形成
できる。加えてブロック片の凹部や開口部、空所によっ
て、前記と同様な水生昆虫類の棲息場所を形成でき又水
生植物の繁殖場を形成できる。
【0053】従って本発明に係る水路構造によるとき
は、魚巣ブロックの作用効果と護床ブロックの作用効果
の相乗によって、水域の生態系を自然界の河川の状態に
より一層近づけうることになり、水域の環境保全に大き
く寄与できることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】魚巣ブロックの一実施例をその連結状態におい
て示す斜視図である。
【図2】魚巣ブロックを構成する本体ブロックと補強プ
レートを説明する斜視図である。
【図3】多孔質ブロックを本体ブロックにボルト固定し
た状態を示す断面図である。
【図4】多孔質ブロックの配置状態の一例を説明する説
明図である。
【図5】構築した魚巣の一例を説明する断面図である。
【図6】本体ブロック相互をボルト固定した状態を示す
平面図である。
【図7】本体ブロックと補強プレートとをボルト固定し
た状態を示す平面図である。
【図8】板部に設けた開口部にポーラスコンクリート製
の板体を嵌着固定した状態を示す断面図である。
【図9】凹所の底部を凹凸部とした本体ブロックを示す
斜視図である。
【図10】多孔質ブロックの他の態様を示す斜視図であ
る。
【図11】多孔質ブロックのその他の態様を説明する斜
視図である。
【図12】河川の階段状部分に魚巣ブロックを並設して
構築した魚巣を示す断面図である。
【図13】板部の先端中間部を補強部材によって連結し
た本体ブロックを示す斜視図である。
【図14】凹所の開口端部分に補強部材を嵌め込み固着
した本体ブロックを示す斜視図である。
【図15】横断面三角形状の凹所を有する魚巣ブロック
を用いて構築した魚巣を示す断面図である。
【図16】横断面台形状の凹所を有する魚巣ブロックを
用いて構築した魚巣を示す断面図である。
【図17】倒U字状をなす魚巣ブロックの板部の下側部
分を河床に埋設して構築した魚巣を示す断面図である。
【図18】魚巣ブロックのその他の態様を、それを用い
て構築した水路構造と共に示す斜視図である。
【図19】魚巣ブロックのその他の態様を説明する断面
図である。
【符号の説明】
1 魚巣ブロック 2 本体ブロック 3 凹所 4 空隙 5 多孔質ブロック 6 基板部 7 板部 9 板部 29 開口部 30 ポーラスコンクリート製の板体 31 凹凸 37 凹部 39 ブロック片 40 開口部 41 ブロック片 42 空所 43 ブロック片 45 基板部 46 上の板部 47 下の板部 57 礫 60 護床ブロック 61 凹部 62 開口部 63 空所 65 ブロック片 66 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−107884(JP,A) 特開 平5−306511(JP,A) 実開 平2−120519(JP,U)

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する板部の基端部相互を連結して該
    板部間に凹所を形成してなるコンクリート製本体ブロッ
    クの該凹所に、生物増殖用の空隙を有する多孔質のブロ
    ック片を所要に配置したことを特徴とする魚巣ブロッ
    ク。
  2. 【請求項2】 ブロック片の一部を凹所の内面部に埋設
    することによって、或いはボルト固定手段によりブロッ
    ク片を凹所の内面部に固定することによって、ブロック
    片を本体ブロックの凹所に所要に配置したことを特徴と
    する請求項1記載の魚巣ブロック。
  3. 【請求項3】 ブロック片は、ポーラスコンクリート製
    の中実体又は中空体として形成されていることを特徴と
    する請求項1記載の魚巣ブロック。
  4. 【請求項4】 ブロック片は多孔質の平板体として形成
    されており、その配置状態は、その板体が、本体ブロッ
    クの凹所における水の流れ方向に対して傾く傾斜状態、
    該凹所における水の流れ方向に沿う平行状態、該凹所に
    おける水の流れ方向と直交する直交状態、及び凹所の内
    面にその平面が当接する内面当接状態のうち少なくとも
    一つを含むことを特徴とする請求項1記載の魚巣ブロッ
    ク。
  5. 【請求項5】 対向する板部の基端部相互を連結して該
    板部間に凹所を形成してなるコンクリート製本体ブロッ
    クの該凹所に、下方解放の凹部を有するブロック片、横
    方向に貫通した開口部を有するブロック片及び、横に開
    口した空所を有するブロック片のうち少なくとも1つ
    を、所要に配置してなり、前記各ブロック片は、生物増
    殖用の空隙を有する多孔質のものであることを特徴とす
    る魚巣ブロック。
  6. 【請求項6】 ブロック片の一部を凹所の内面部に埋設
    することによって、或いはボルト固定手段によりブロッ
    ク片を凹所の内面部に固定することによって、ブロック
    片を本体ブロックの凹所に所要に配置したことを特徴と
    する請求項5記載の魚巣ブロック。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の魚巣ブロックにおいて、
    生物増殖用の空隙を有する多孔質の平板体として形成さ
    れたブロック片を、それが、本体ブロックの凹所におけ
    る水の流れ方向に対して傾く傾斜状態、該凹所における
    水の流れ 方向に沿う平行状態、該凹所における水の流れ
    方向と直交する直交状態、及び凹所の内面にその平面が
    当接する内面当接状態のうち少なくとも一つを含むよう
    な配置状態で設けたことを特徴とする魚巣ブロック。
  8. 【請求項8】 本体ブロックの凹所の底面部には、隆起
    部分及び/又は陥没部分が設けられていることを特徴と
    する請求項1又は5記載の魚巣ブロック。
  9. 【請求項9】 凹所の内面が凹凸に形成されていること
    を特徴とする請求項1又は5記載の魚巣ブロック。
  10. 【請求項10】 本体ブロックの、対向する板部の先端
    部相互或いは側端部相互を補強部材で連結したことを特
    徴とする請求項1又は5記載の魚巣ブロック。
  11. 【請求項11】 板部及び/又は板部相互の連結部に開
    口部を設け、該開口部にポーラスコンクリート製の板体
    を嵌着したことを特徴とする請求項1又は5記載の魚巣
    ブロック。
  12. 【請求項12】 水路の岸部分に、請求項1記載の魚巣
    ブロックを、本体ブロックの凹所を水路内方に開口させ
    て配置すると共に、該凹所の底部に連なるように、水路
    の床部に護床ブロックを載設してなり、護床ブロック
    は、下方解放の凹部を有するブロック片、横方向に貫通
    した開口部を有するブロック片、及び横に開口した空所
    を有するブロック片のうち少なくとも1つを、基板の上
    面部に所要に配置したことを特徴とする水路構造。
  13. 【請求項13】 対向する板部の基端部相互を連結して
    該板部間に凹所を形成してなるコンクリート製本体ブロ
    ックの該凹所に、下方解放の凹部を有するブロック片、
    横方向に貫通した開口部を有するブロック片及び、横に
    開口した空所を有するブロック片のうち少なくとも1つ
    を、所要に配置してなる魚巣ブロックを、水路の岸方向
    に、本体ブロックの凹所を水路内方に開口させて配置す
    ると共に、該凹所の底部に連なるように、水路の床部に
    護床ブロックを載設してなり、護床ブロックは、下方解
    放の凹部を有するブロック片、横方向に貫通した開口部
    を有するブロック片、及び横に開口した空所を有するブ
    ロック片のうち少なくとも1つを、基板の上面部に所要
    に配置したことを特徴とする水路構造。
  14. 【請求項14】 ブロック片の一部を凹所の内面部に埋
    設することによって、或いはボルト固定手段によってブ
    ロック片を凹所の内面部に固定することによって、ブロ
    ック片を基板に所要に配置したことを特徴とする請求項
    12又は13記載の水路構造。
  15. 【請求項15】 基板の上面部且つブロック片の周辺
    に、礫を所要に配置したことを特徴とする請求項12、
    13又は14記載の水路構造。
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