JP2709707B2 - 簡易磁気表示セット - Google Patents

簡易磁気表示セット

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JP2709707B2 JP62175700A JP17570087A JP2709707B2 JP 2709707 B2 JP2709707 B2 JP 2709707B2 JP 62175700 A JP62175700 A JP 62175700A JP 17570087 A JP17570087 A JP 17570087A JP 2709707 B2 JP2709707 B2 JP 2709707B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は薄片状磁性粉体を可動自在に包含したマイ
クロカプセルを利用した簡易磁気表示セットであって、
主として記録を目的とした簡易磁気表示セトに関する。 [従来の技術] 従来の記録技術としては、最も原始的な普通紙と筆記
用具のほか,感圧複写方式,感圧記録方式,静電記録方
式,インクジェット方式等多数の手段があることが知ら
れている。これらはいずれも用紙を必要とし、また専用
の筆記用具や専用の記録装置を必要とする。 また、用紙を必要としない記録手段として黒板やホワ
イトボード等があるが、これらもまたチョーク等専用の
筆記用具を必要とする。 [発明が解決しようとする問題点] 上記従来の記録手段によれば、用紙や筆記用具を必要
とし、或いは専用の記録装置を必要とするので、書き込
みが簡便であること、何時でも誰でも容易に使用し得る
こと、保守点検の必要のないこと、用紙や筆記用具等の
補充が不要なこと等の条件が要求される、例えば公衆電
話機等に設置されるメモとしては適さないといった問題
がある。 この発明は上記諸条件を満足させ公衆電話機等に設置
されるメモとして適し、更には僅かな埃でも嫌うクリー
ンルーム内でも黒板がわりに使用できる簡易磁気表示セ
ットを提供するものである。 [問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、第1の発明では、板状或
いはシート状の基材上に薄片状磁性粉体を外部磁場に感
応して可動自在に包含したマイクロカプセルを塗設して
なる表示体と、表示体の裏面に多数条の配線を施してな
り、通電により磁場を形成して前記マイクロカプセル内
の薄片状磁性粉体に水平磁場を作用させる水平磁場作用
装置と、磁石により先端から磁力線を発生させ前記マイ
クロカプセル内の薄片状磁性粉体に垂直磁場を作用させ
る垂直磁場作用部を有するペン状筆記具を備えた構成と
した。 第2の発明では、板状或いはシート状の基材上に薄片
状磁性粉体を外部磁場に感応して可動自在に包含したマ
イクロカプセルを塗設してなる表示体と、表示体の両側
に平行なガイド棒を設け、このガイド棒に棒状の磁石を
渡し且つガイド棒にガイドされて表示体の表示面に沿っ
て移動自在となるように設けてなり、移動して前記マイ
クロカプセル内の薄片状磁性粉体に水平磁場を作用させ
る水平磁場作用装置と、磁石により先端から磁力線を発
生させ前記マイクロカプセル内の薄片状磁性粉体に垂直
磁場を作用させる垂直磁場作用部を有するペン状筆記具
を備えた構成とした。 第3の発明では、板状或いはシート状の基材上に薄片
状磁性粉体を外部磁場に感応して可動自在に包含したマ
イクロカプセルを塗設してなる表示体と、表示体の一側
に電磁石のS極を他側にN極を配してなり、前記マイク
ロカプセル内の薄片状磁性粉体に水平磁場を作用させる
水平磁場作用装置と、磁石により先端から磁力線を発生
させ前記マイクロカプセル内の薄片状磁性粉体に垂直磁
場を作用させる垂直磁場作用部を有するペン状筆記具を
備えた構成とした。 第4の発明では、板状或いはシート状の基材上に薄片
状磁性粉体を外部磁場に感応して可動自在に包含したマ
イクロカプセルを塗設してなる表示体と、ホルダーの一
端部に広面を持つ磁石を有し且つホルダー内には前記磁
石から磁力が与えられる鉄芯の先端を設けその先端をホ
ルダーの他端から突出させたペン状筆記具を備えた構成
とした。 [作用] 第1の発明によれば、水平磁場作用装置に通電するこ
とにより形成される磁場により、マイクロカプセル内の
薄片状磁性粉体は表示体の表示面に対し平行に配向し、
外部からの入射光は薄片状磁性粉体により反射されるこ
とにより表示体の表示面は明るい面をつくる。この状態
で前記水平磁場作用装置への通電を切ったうえで、表示
体の表示面にペン状筆記具の垂直磁場作用部を当てる
と、その部分のマイクロカプセル内の薄片状磁性粉体は
表示体の表示面に対し起立状態となり、入射光は起立し
た薄片状磁性粉体の面間で反射しほとんど外部に出ない
ので当該部分は黒い像を呈し、前記ペン状筆記具で表示
面に文字等を書くと、表示面に文字等が黒く表示され
る。 第2の発明によれば、水平地盤作用装置の磁石を表示
体の表示面に沿って移動させると、マイクロカプセル内
の薄片状磁性粉体は、前記磁石の移動に伴い順次表示体
の表示面に対し平行に配向し、外部からの入射光は薄片
状磁性粉体により反射されることにより表示体の表示面
は明るい面をつくる。この状態で表示体の表示面にペン
状筆記具の垂直磁場作用部を当てると、その部分のマイ
クロカプセル内の薄片状磁性粉体は表示体の表示面に対
し起立状態となり、入射光は起立した薄片状磁性粉体の
両間で反射しほとんど外部に出ないので当該部分は黒い
像を呈し、前記ペン状筆記具で表示面に文字等を書く
と、表示面に文字等が黒く表示される。 第3の発明によれば、水平磁場作用装置に通電するこ
とにより発生する表示体の表示面に水平な電磁石の磁力
により、マイクロカプセル内の薄片状磁性粉体は表示体
の表示面に対し平行に配向し、外部からの入射光は薄片
状磁性粉体により反射されて表示体の表示面は明るい面
をつくる。この状態で前記水平磁場作用装置への通電を
切ったうえで、表示体の表示面にペン状筆記具の垂直磁
場作用部を当てると、その部分のマイクロカプセル内の
薄片状磁性粉体は表示体の表示面に対し起立状態とな
り、入射光は起立した薄片状磁性粉体の両間で反射しほ
とんど外部に出ないので当該部分は黒く像を呈し、前記
ペン状筆記具で表示面に文字等を書くと、表示面に文字
等が黒く表示される。 第4の発明によれば、ペン状筆記具の一端部に有する
磁石の広面を表示体の表示面に当てて移動させると、マ
イクロカプセル内の薄片状磁性粉体は、磁石の広面の外
側を流れる磁力線の作用を受けて水平方向に吸引され、
磁石の移動に伴い順次表示体の表示面に対し平行に配向
し、外部からの入射光は平行に配向した薄片状磁性粉体
により反射されることにより表示体の表示面は明るい面
をつくる。この状態で表示体の表示面にペン状筆記具の
ホルダーから突出する鉄芯の先端部を当てると、その部
分のマイクロカプセル内の薄片状磁性粉体は垂直方向に
吸引されて表示体の表示面に対し起立状態となり、入射
光は起立した薄片状磁性粉体の面間で反射しほとんど外
部に出ないので当該部分は黒い像を呈し、前記ペン状筆
記具で表示面に文字等を書くと、表示面に文字等が黒く
表示される。 [実施例] 以下、この発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に
説明する。 図面において、1は基材2上に薄片状磁性粉体3を包
含したマイクロカプセルを塗設してなる表示体である。
基材2にあっては板状であっても良く、或いはシート状
であっても良い。この基材2のマイクロカプセル塗設面
は黒く着色してある。また前記薄片状磁性粉体3は油状
液体に分散されマイクロカプセル4に外部磁場の作用に
感応して可動自在に包含されており、そして油状液体中
には疎水性無極性液体,極性有機液体,熱可塑性樹脂,
着色剤,分散剤等が混合溶解されて薄片状磁性粉体3の
ビヒクルとなっているものであって、このマイクロカプ
セル4にあっては特公昭38−14898号に開示されている
方法により製造される。かかる薄片状磁性粉体3を包含
するマイクロカプセル4はバインダー5により基材2の
表面に塗設されマイクロカプセル層6を形成する。7は
マイクロカプセル層6の上部を被覆する保護膜である。 第1の発明は、前記のように構成された表示体の裏面
に多数条の配線9を施してなり、該配線9に通電するこ
とにより磁場を形成して表示体1のマイクロカプセル4
内の薄片状磁性粉体3に水平磁場を作用させる水平磁場
作用装置8(第1図)と、磁石19により先端から磁力線
を発生させ前記マイクロカプセル4内の薄片状磁性粉体
3に垂直磁場を作用させる垂直磁場作用部18を有するペ
ン状筆記具17(第5図)とからなっている。 前記水平磁場作用装置8は電源11及びスイッチ10を備
えている。また、前記ペン状筆記具17にあっては、磁石
19と垂直磁場作用部18となる鉄芯がホルダー20に支持さ
れた構造となっている。 上記の構成から、水平磁場作用装置8のスイッチ10を
オンして通電させると、多数条の配線9により構成され
る面、即ち配線9が施された表示体1の裏面に磁場が形
成され、この磁場によりマイクロカプセル4内の薄片状
磁性粉体3は表示体1の表示面に対し平行に配向し、外
部からの入射光21は薄片状磁性粉体3により外部に反射
され(第6図の状態)、表示体1の表示面は明るい面を
つくる。 この状態で前記水平磁場作用装置8のスイッチ10をオ
フして通電を止めたうえで、表示体1の表示面にペン状
筆記具17の垂直磁場作用部18を当てると、その部分のマ
イクロカプセル4の薄片状磁性粉体3は垂直磁場作用部
から発生する磁力線により吸引されて、表示体1の表示
面に対し垂直に起立した状態となり、外部からの入射光
21は起立している薄片状磁性粉体3の面間で反射し合い
殆ど外部に出ないので(第7図に示す状態)、当該部分
は黒い像を呈する。 従って、水平磁場作用装置8により薄片状磁性粉体3
を水平にした表示体1の表示面に、ペン状筆記具17の垂
直磁場作用部18を当てて通常の筆記具と同様に筆記する
ことにより、明るい面となっている表示体1の表示面に
文字等が黒い像となって表示され記録される。このよう
にして表示体1に表示され記録された文字等を消す場合
には、再び水平磁場作用装置8のスイッチ10をオンして
磁場を形成すればよい。 第2の発明は、前記のように構成された表示体1の両
側に平行なガイド棒12を設け、このガイド棒12に棒状の
磁石13を渡し且つガイド棒12にガイドされて表示体1の
表示面に沿って移動自在に設けてなり、移動して前記マ
イクロカプセル4内の薄片状磁性粉体3に水平磁場を作
用させる水平磁場作用装置8(第2図)と、磁石19によ
り先端から磁力線を発生させ前記マイクロカプセル4内
の薄片状磁性粉体3に垂直磁場を作用させる垂直磁場作
用部18を有するペン状筆記具17(第5図)とからなって
いる。 上記の構成から水平磁場作用装置8の磁石13を表示体
1の表示面に沿って移動させると、マイクロカプセル4
内の薄片状磁性粉体3は、前記磁石13の移動に伴い移動
する磁石13に順次吸引されて表示体1の表示面に対し平
行に配向し、外部からの入射光21は薄片状磁性粉体3に
より外部に反射され(第6図の状態)、表示体1の表示
面は明るい面をつくる。 この状態で表示体1の表示面にペン状筆記具17の垂直
磁場作用部18を当てると、その部分のマイクロカプセル
4の薄片状磁性粉体3は垂直磁場作用部から発生する磁
力線により吸引されて、表示体1の表示面に対し垂直に
起立した状態となり、外部からの入射光21は起立してい
る薄片状磁性粉体3の面間で反射し合い殆ど外部に出な
いので(第7図に示す状態)、当該部分は黒い像を呈す
る。 従って、水平磁場作用装置8により薄片状磁性粉体3
を水平にした表示体1の表示面に、ペン状筆記具17の垂
直磁場作用部18を当てて通常の筆記具と同様に筆記する
ことにより、明るい面となっている表示体1の表示面に
文字等が黒い像となって表示され記録される。このよう
にして表示体1に表示され記録された文字等を消す場合
には、再び水平磁場作用装置8の磁石13を表示体1の表
示面に沿って移動させればよい。 第3の発明は、前記のように構成された表示体1の一
側に電磁石14のS極を他側にN極を配してなり、前記マ
イクロカプセル4内の薄片状磁性粉体3に水平磁場を作
用させる水平磁場作用装置8(第3図)と、磁石19によ
り先端から磁力線を発生させマイクロカプセル4内の薄
片状磁性粉体3に垂直磁場を作用させる垂直磁場作用部
18を有するペン状筆記具17(第5図)とからなってい
る。 上記の構成から、水平磁場作用装置8のスイッチをオ
ンして通電することにより発生する表示体1の表示面に
水平な電磁石14の磁力により、マイクロカプセル4内の
薄片状磁性粉体3は表示体1の表示面に対し平行に配向
し、外部からの入射光は薄片状磁性粉体3により反射さ
れて表示体1の表示面は明るい面をつくる。 この状態で前記水平磁場作用装置8のスイッチをオフ
して通電を止めたうえで、表示体1の表示面にペン状筆
記具17の垂直磁場作用部18を当てると、その部分のマイ
クロカプセル4内の薄片状磁性粉体3は表示体1の表示
面に対し起立状態となり、外部からの入射光21は起立し
ている薄片状磁性粉体3の面間で反射し合い殆ど外部に
出ないので(第7図に示す状態)、当該部分は黒い像を
呈する。 従って、水平磁場作用装置8により薄片状磁性粉体3
を水平にした表示体1の表示面に、ペン状筆記具17の垂
直磁場作用部18を当てて通常の筆記具と同様に筆記する
ことにより、明るい面となっている表示体1の表示面に
文字等が黒い像となって表示され記録される。このよう
にして表示体1に表示され記録された文字等を消す場合
には、再び水平磁場作用装置8のスイッチをオンして電
磁石14から表示体1の表示面に水平な磁力を発生させれ
ばよい。 第4の発明は、前記のように構成された表示体1と、
第10図に示すホルダー20の一端部に広面25をもつ磁石19
を有し且つホルダー20内には前記磁石19から磁力が与え
られる鉄芯26を設けその先端をホルダー20の他端から突
出させたペン状筆記具17とからなっている。 上記の構成から、ペン状筆記具17の一端部に有する磁
石19の広面25を表示体1の表示面に当てて移動させる
と、マイクロカプセル4内の薄片状磁性粉体3は磁石19
の広面25の外側を流れる磁力線の作用を受けて水平方向
に吸引され、磁石19の移動に伴い順次表示体1の表示面
に対し平行に配向し、外部からの入射光21は平行に配向
した薄片状磁性粉体3により外部に反射され(第6図の
状態)、表示体1の表示面は明るい面をつくる。 この状態で表示体1の表示面にペン状筆記具17のホル
ダー20から突出する鉄芯26の先端部を当てると、その部
分のマイクロカプセル4内の薄片状磁性粉体3は垂直方
向に吸引されて表示体1の表示面に対し起立状態とな
り、外部からの入射光21は起立している薄片状磁性粉体
3の面間で反射し合い殆ど外部に出ないので(第7図に
示す状態)、当該部分は黒い像を呈する。 従って、水平磁場作用装置8により薄片状磁性粉体3
を水平にした表示体1の表示面に、ペン状筆記具17のホ
ルダー20から突出する鉄芯26の先端部を当てて通常の筆
記具と同様に筆記することにより、明るい面となってい
る表示体1の表示面に文字等が黒い像となって表示され
記録される。このようにして表示体1に表示され記録さ
れた文字等を消す場合には、再び磁石19の広面25を表示
体1の表示面に当てて移動させればよい。 第8図は、第1の発明に係る簡易磁気表示セットを電
話機のメモとして使用した例を示すものであり、電話機
22の前面パネルに表示体1を埋設している。この表示体
1の裏面には水平磁場作用装置8となる配線(図示せ
ず)が施してあり、この電源は電話機22の電源を使用し
ている。また電話機22の前面パネルには前記水平磁場作
用装置8のスイッチ10が設けてあり、また前面パネルに
は表示体1の近傍に垂直磁場作用部18を有するペン状筆
記具17が設置されている。 第10図は、第4の発明に係る簡易磁気表示セットを電
卓と組合せ、そのメモとして使用した例を示すものであ
り、電卓23のケース24に表示体1を設けている。そして
このケース24にはペン状筆記具17がセットされている。 [発明の効果] 以上のようにこの発明に係る簡易磁気表示セットによ
れば、基材上に薄片状磁性粉体を外部磁場に感応して可
動自在に包含したマイクロカプセルを塗設してなる表示
体に対し、極めて簡単な構成をもって上記マイクロカプ
セルに包含した薄片状磁性粉体に水平磁場を作用させる
ことができ、これにより表示体の表面が明るい面とな
り、この明るい表示面にペン状筆記具の垂直磁場作用部
を当てて筆記用具がわりに使用することにより、明るい
表示面に黒い像として文字等を表示し記録することがで
きるので、書き込みが簡便であり、何時でも誰でも容易
に使用することができ、保守点検が不要であり、また用
紙や筆記用具等の補充も不要であるといったことから、
公衆電話機等に設置されるメモとして或いは電卓と組み
合わせたメモとしてのほかに簡易な記録手段として最適
であり、またクリーンルーム内で使用される記録手段と
して最適であるといった効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は第1の発明に係る簡易磁気表示セットの表示体
と水平磁場作用装置の一例を示す説明図、第2図は第2
の発明に係る簡易磁気表示セットの表示体と水平磁場作
用装置の一例を示す説明図、第3図は第3の発明に係る
簡易磁気表示セットの表示体と水平磁場作用装置の一例
を示す説明図、第4図は表示体の一部拡大断面図、第5
図は垂直磁場作用部を有するペン状筆記具の一例を示す
断面図、第6図は表示体に水平磁場を作用させたときの
薄片状磁性粉体の状態と入射光の反射状態を示す説明
図、第7図は表示体に垂直磁場を作用させたときの薄片
状磁性粉体の状態と入射光の反射状態を示す説明図、第
8図は第1の発明に係る簡易磁気表示セットの使用の一
例を示す説明図、第9図は第8図のIX−IX線拡大断面
図、第10図は第4の発明に係る簡易磁気表示セットとそ
の使用例を示す説明図である。 1……表示部、2……基材、3……薄片状磁性粉体、4
……マイクロカプセル、8……水平磁場作用装置、9…
…配線、12……ガイド棒、13……磁石、14……電磁石、
17……ペン状筆記具、18……垂直磁場作用部、19……磁
石、20……ホルダー、25……広面、26……鉄芯
フロントページの続き (72)発明者 杉山 紘一 東京都千代田区有楽町1丁目12番1号 十條製紙株式会社内 (56)参考文献 特開 昭50−160046(JP,A) 特開 昭60−107689(JP,A) 特開 昭55−137567(JP,A) 特開 昭48−56393(JP,A) 特開 昭62−253127(JP,A) 特開 昭62−92987(JP,A) 実開 昭63−118078(JP,U) 実開 昭59−142852(JP,U)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.板状或いはシート状の基材上に薄片状磁性粉体を外
    部磁場に感応して可動自在に包含したマイクロカプセル
    を塗設してなる表示体と、表示体の裏面に多数条の配線
    を施してなり、通電により磁場を形成して前記マイクロ
    カプセル内の薄片状磁性粉体に水平磁場を作用させる水
    平磁場作用装置と、磁石により先端から磁力線を発生さ
    せ前記マイクロカプセル内の薄片状磁性粉体に垂直磁場
    を作用させる垂直磁場作用部を有するペン状筆記具を備
    えた簡易磁気表示セット。 2.板状或いはシート状の基材上に薄片状磁性粉体を外
    部磁場に感応して可動自在に包含したマイクロカプセル
    を塗設してなる表示体と、表示体の両側に平行なガイド
    棒を設け、このガイド棒に棒状の磁石を渡し且つガイド
    棒にガイドされて表示体の表示面に沿って移動自在とな
    るように設けてなり、移動して前記マイクロカプセル内
    の薄片状磁性粉体に水平磁場を作用させる水平磁場作用
    装置と、磁石により先端から磁力線を発生させ前記マイ
    クロカプセル内の薄片状磁性粉体に垂直磁場を作用させ
    る垂直磁場作用部を有するペン状筆記具を備えた簡易磁
    気表示セット。 3.板状或いはシート状の基材上に薄片状磁性粉体を外
    部磁場に感応して可動自在に包含したマイクロカプセル
    を塗設してなる表示体と、表示体の一側に電磁石のS極
    を他側にN極を配してなり、前記マイクロカプセル内の
    薄片状磁性粉体に水平磁場を作用させる水平磁場作用装
    置と、磁石により先端から磁力線を発生させ前記マイク
    ロカプセル内の薄片状磁性粉体に垂直磁場を作用させる
    垂直磁場作用部を有するペン状筆記具を備えた簡易磁気
    表示セット。 4.板状或いはシート状の基材上に薄片状磁性粉体を外
    部磁場に感応して可動自在に包含したマイクロカプセル
    を塗設してなる表示体と、ホルダーの一端部に広面を持
    つ磁石を有し且つホルダー内には前記磁石から磁力が与
    えられる鉄芯の先端を設けその先端をホルダーの他端か
    ら突出させたペン状筆記具を備えた簡易磁気表示セッ
    ト。
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