JP2007316248A - 表示装置 - Google Patents

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Masao Fukuda
正雄 福田
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Abstract

【課題】本発明は、表示部に対して通常の筆記具を使用するような使用感で手書き入力が可能で構造が簡単な表示装置を実現することを目的とする。また、表示部に手書き入力を行う場合の制約が少ない表示装置の実現をも目的とする。
【解決手段】分散媒9と前記分散媒中9に浮遊する電気泳動粒子10とが封入され、二次元的に配置されたカプセル5と、前記カプセル5の配置面を被う弾性板7と、前記カプセル5の配置面の両面を挟み、電界を加える第一及び第二の電極6と、前記弾性板7を押圧可能な押圧棒3と、を有する表示装置1。
【選択図】図2

Description

本発明は、図形や文字などを表示部に表示するための表示装置に関するものであり、特に表示装置の表示部に対して紙のように手書き入力が可能な表示装置に関するものである。
図形や文字などを任意的に手書きで書き込むことができるものとして、黒板や、ホワイトボードなどの表示板がある。また、透明なフィルムに手書きで図形や文字などを入力した内容を、壁面に設置されたスクリーンに投射できるものとしてOHP(Overhead Projector)があり、投射中にもフィルムにペンなどで書き込みが可能である。
その他、プラズマディスプレイや発光ダイオードディスプレイに所定のデータ化された情報コンテンツを表示させるものがある。また、手書きで書き込みを行った図形や文字などを電子的に表示させるものとして、表示部にペンタブレットの機能を持たせた表示装置や、タッチパネル方式の表示装置がある。
また、特許文献1に記載されているような電気泳動粒子と分散媒からなる分散系が封止されたマイクロカプセルによって成り、電界の作用によって電気泳動粒子を移動させ、自身が発光しない受光型いわゆる反射型の電気泳動表示を行う表示部と、この表示部の裏面に強磁性材または常磁性材の磁性層が裏打ちするように添設された2層構造とし、書込みと消去は電界を形成させる共通電極と入力ペン間に印加した電位差によって行うものがある。
特開2000−047266号公報
黒板やホワイトボードなどの表示板、OHPなどは、書き込みの際の使用感は通常の筆記具を使用するような感覚に近いものである。しかし、原則として所定の箇所に設置されるものであり、表示板や投射面積のサイズも大きいため持ち運びには不向きである。また、黒板やホワイトボードは表示板への書き込みペンやチョークの管理などが煩雑になる。同様に、ディスプレイにデータ化された情報コンテンツを表示させるものは、ディスプレイに表示すべき情報を送るためのパソコンなどを使用する必要があり、やはり持ち運びには不便である。
また、電界を形成させる共通電極と入力ペン間に印加した電位差によって行う方式のものは、持ち運びが可能なものもあるが、ペンを電線で接続する必要があるため、電線が邪魔をして書き込みを行う場合に制約が生じ、通常の筆記具を使用するような感覚で書き込みができない場合もあった。そして、タッチパネル方式の表示装置は、電線に接続されたペンは使用しておらず、通常の筆記具を使用する感覚を持つこともできるが、表示装置の構成自体が複雑になるという問題もあった。
本発明は、表示部に対して通常の筆記具を使用するような使用感で手書き入力が可能で構造が簡単な表示装置を実現することを目的とする。また、表示部に手書き入力を行う場合の制約が少ない表示装置の実現をも目的とする。
本発明に係る表示装置は、分散媒と前記分散媒中に浮遊する電気泳動粒子とが封入され、二次元的に配置されたカプセルと、前記カプセルの配置面を被う弾性板と、前記カプセルの配置面の両面を挟み、電界を加える第一及び第二の電極と、前記弾性板を押圧可能な押圧棒と、を有する。
好ましくは、前記第一及び第二の電極の少なくともいずれかの一方の側の電極は、前記二次元的に配置されたカプセルの各々毎に独立に分割されている箇所を有する。
より好ましくは、前記弾性板は前記カプセルの配置面の表示面側を被い、前記弾性板は透明である。
また、カプセルの配置面は、弾性板に代えて、複数個の突起により被われているものであってもよい。
本発明の表示装置は、構造を簡単にすることができる。また、本発明の表示装置の表示部に対して手書き入力する際は通常の筆記具を使用するような使用感でもって入力が可能である。
本発明に係る表示装置1について図面を参照しながら説明する。
図1は、表示装置1の斜視図を示したものであり、表示装置1は、表示部2とこれを制御するための制御部4から構成されている。そして図1には、表示装置1の付属品として、表示部2に書き込みを行うための、先端を細くした押圧棒3が示されている。また、図1に示した表示装置1の表示部2は紙のように丸めることができるようになっている。
図2は、図1に示した表示装置1の表示部2の一部断面図を示したものである。
表示部2は、その表示部2の表示面の全面に渡って2次元的にカプセル5を配置するようにしている(図2では2次元的に配置されているカプセルのうち一次元の方向に配列されたカプセル5を示している)。そして、2次元的に配置されたカプセル5の配置面は弾性板7で被われている。
また、2次元的に配置されたカプセル5の上下方向に電界を加えるために、上部電極6aと下部電極6bとで、カプセル5の配置面の両側を挟んでいる。なお、図2に示した表示部2においては、上部電極6aは二次元的に配置されたカプセル5の全面を被うように一枚の透明な電極6aからなっているが、下部電極6bは二次元的に配置されたカプセル5のそれぞれに個別に電界を加えることができるように、各カプセル5毎に独立した電極となっている。
下部電極6bにおいて、カプセル5のそれぞれに個別に電界を加えるために、各下部電極6bに対しては、配線を通じてコントローラ8が接続される。コントローラ8は、例えば図1に示した表示装置1の制御部4に内蔵し、半導体集積回路により構成されたものとする。
また、上部電極6aと下部電極6bには、配線を通して電源が接続されており、上部電極6aと下部電極6bの間に電界が加わるようにする。なお、図2に示した表示部2において、表示面は上部電極6aの面側であり、この面に対して、押圧棒3を接触させるようにする。
図2に示した表示部2を構成するカプセル5についてさらに説明するため、二次元的に配置されたカプセル5のうち一つについての断面図を図3(a)に示した。カプセル5の内部には分散媒9と帯電した複数個の電気泳動粒子10とが封入されている。表示部2を白黒表示させるためには、分散媒9の色を白色とし、電気泳動粒子10を黒色とする。
図3(a)に示したカプセル5の上面には透明な弾性板7と上部電極6aを順に被い、カプセル5の下面には下部電極6bで被う。ここで、電気泳動粒子10をマイナスに帯電させ、上部電極6aにプラスの電圧、下部電極6bにマイナスの電圧を加えると、電界Eaが発生し、電気泳動粒子10は上部電極6aの側に移動しようとする。しかし、電界Eaの強度が十分でない場合は、電気泳動粒子10は上部電極6a側に移動せず、下部電極6b側にとどまったままになる。そのため、表示面側の上部電極6a側から見ると、白色に見える。
ところが、図3(a)の状態において、押圧棒3で上部電極6aに力を加えると、図3(b)に示したように弾性板7は薄くなる。そのため、上部電極6aと下部電極6b間の距離が縮まり、これらの電極間の電界Ebは強くなり、Eb>Eaとなる。そうすると、帯電した電気泳動粒子10は上部電極6aの側に移動する。電気泳動粒子10は、黒色に着色されているので、表示面側の上部電極6a側から見ると、黒色に見える。
図3では、表示部2を構成する二次元的に配置された複数のカプセル5のうち一つのカプセル5に着目して、表示面の色が変化することについて説明した。しかし、図2において、カプセル5の上面に被われた上部電極6aをなぞるような力を押圧棒3で加えていった場合であっても、力を加えられた箇所の表示面を黒色に変化させることができる。
このように、表示装置1の表示部2に対して押圧棒3で紙のように押圧しながらなぞることで、押圧棒3をなぞった表示部2の痕跡を黒くすることができる。すなわち、図形や文字などを表示部2に対して任意的に手書きで書き込むことができるようになる。
さらに、押圧棒3は表示装置1と電気的に接続する電線が接続されていない独立したものであるため、筆記の際に、その電線が邪魔することなく、通常の筆記具を使用するように快適な使用感を得ることができる。また、押圧棒3を表示部2に押圧させてなぞることにより、なぞった箇所の痕跡を黒くすることができるようになっているが、その原理はタッチパネルのような電子的な制御を行っていない。そのため、表示部3の構成を単純にすることができる。
なお、図2に示したように、下部電極6bは二次元的に配置されたカプセル5のそれぞれに個別に電界を加えることができるように、各カプセル5毎に独立した電極となっている。そのため、上記のように文字や図形を表示部2に書き込んだ箇所のうち、特定の箇所のみを消去したい場合は、その箇所のみの下部電極6bに加える電圧を変化させることで、いったん上部電極6a側に移動した電気泳動粒子10を再び下部電極6bの側に移動させることができる。
こうすることにより、一旦書き込みが行われた表示部2の所定箇所の図形や文字などを消去することができる。特定箇所のみの下部電極6bに加える電圧を変化させる制御は、コントローラ8が行う。
もちろん、表示部2の全面にわたる下部電極6bに加える電圧をいっせいに変化させる制御をコントローラ8で行うことで、表示部2に表示されている文字や図形を一括的に消去もできる。
さらに、コントローラ8において、上部電極6aと下部電極6bの間に加わる電圧の極性を反転させる制御を行うことで、表示部の白黒表示を黒白表示にさせることもできる。
図3(a)に示したように、カプセル5の上面には透明な弾性板7と透明な上部電極6aで順に被っている。弾性板7は特に、液状透明体を透明シートでサンドイッチしたような構造とすると、押圧棒3で弾性板7が押圧された際に、弾性板7の屈折率を変化させることができ、視認性が向上する。
図3(b)を参照しながら説明したように、表示部2においてカプセル5の上面に被われた上部電極6aに押圧棒3で力を加えていくと、弾性板7が変形して上部電極6aと下部電極6b間の距離が縮まり、電極間の電界を強くすることができる。
ここで、図3に示したような、カプセル5の配置面を被う弾性板7に代えて、図4(a)に示したような、複数個の突起11がカプセル5の配置面を被うものであってもよい。そのようにすることで、図4(a)に示したように、押圧棒3が一対の突起11を跨ぐ上部電極6aに力を加えた場合、一対の突起11の間の上部電極6aが凹む。
そうすると、当該凹んだ箇所の上部電極6aと下部電極6bの距離が縮まり、上部電極6aと下部電極6b間に加わる電界を強くすることができ、帯電した電気泳動粒子10は上部電極6aの側に移動する。かかる効果は、カプセル5の配置面を弾性板7で被った場合と同様の効果である。なお、突起11は、微小なドットを印刷などの手法で設けることができる。
また、図3において説明した表示部2は、カプセル5の上面には透明な弾性板7と上部電極6aを順に被い、カプセル5の下面には下部電極6bで被われているものであった。ここで、弾性板7はカプセル5の上面を被う形態のものだけではなく、図4(b)に示したように、弾性板7がカプセル5の下面を被う形態のものであっても良い。
そのようにすることで、弾性板7が透明なものでなくても、表示面となる上部電極6aの側から、押圧棒3により書き込みがなされた図形や文字を視認することができる。これにより、弾性板7に使用する材料の選択の余地を大きくすることができる。
例えば、弾性板7の弾性率の低いものを使用すれば、感度を低くすることができ、誤って表示面に何らかの物体が触れた場合であっても誤表示をできるだけ少なくすることができる。逆に弾性板7の弾性率の高いものを使用すれば感度を高くすることができ、押圧棒3を表示面になぞっていく際は、軽快な書き味を実現することもできるようになる。
本発明に係る表示装置の斜視図である。 本発明に係る表示装置の表示部の断面図である。 本発明に係る表示装置の表示部を構成する一つのカプセルについての断面図である。 本発明に係る表示装置の表示部を構成する一つのカプセルについての変形した例の断面図である。
符号の説明
1…表示装置, 2…表示部, 3…押圧棒, 4…制御部, 5…カプセル, 6…電極, 7…弾性板, 8…コントローラ, 9…分散媒, 10…電気泳動粒子, 11…突起

Claims (4)

  1. 分散媒と前記分散媒中に浮遊する電気泳動粒子とが封入され、二次元的に配置されたカプセルと、
    前記カプセルの配置面を被う弾性板と、
    前記カプセルの配置面の両面を挟み、電界を加える第一及び第二の電極と、
    前記弾性板を押圧可能な押圧棒と、
    を有する表示装置。
  2. 前記第一及び第二の電極の少なくともいずれかの一方の側の電極は、前記二次元的に配置されたカプセルの各々毎に独立に分割されている箇所を有する請求項1記載の表示装置。
  3. 前記弾性板は前記カプセルの配置面の表示面側を被い、前記弾性板は透明である請求項1又は請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記カプセルの配置面は、前記弾性板に代えて、複数個の突起により被われている請求項1又は請求項2に記載の表示装置。
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