JP2708907B2 - ローラーテーブルのローラー平坦度を検出する方法及び装置 - Google Patents

ローラーテーブルのローラー平坦度を検出する方法及び装置

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JP2708907B2
JP2708907B2 JP1237957A JP23795789A JP2708907B2 JP 2708907 B2 JP2708907 B2 JP 2708907B2 JP 1237957 A JP1237957 A JP 1237957A JP 23795789 A JP23795789 A JP 23795789A JP 2708907 B2 JP2708907 B2 JP 2708907B2
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roller
sensor
detecting
flatness
inclination
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浩二 笠松
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
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Nisshin Steel Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はローラーテーブルを構成するローラーの平坦
度を検出する方法並びに装置に関するものである。
従来の技術 物品を搬送するローラーテーブルは物品を真っすぐス
ムーズに搬送するために、ローラーテーブルを構成する
各ローラーの高さを揃え、ローラーテーブルが平坦とな
るようにしておく必要がある。
ところが、長期間に亘って使用していると、ローラー
の表面が摩耗してローラーの直径が減少したり、ローラ
ーを軸支しているベアリング等の摩耗によって各ローラ
ーの高さにばら付きを生じ、ローラーテーブルの平坦が
保たれなくなる。
ローラーテーブルが平坦でなくなると、例えば圧延機
では搬送されるスラブがローラーに突き当って反り返っ
たり、或いは折れ込んだりするなど搬送する物品がバタ
バタとばたつき損傷する。そこで従来、ローラーテーブ
ルの平坦度を保つためにトランシットを用いる各ローラ
ーの高さを測定したり、或いはノギスで1本1本のロー
ラーの直径を測定し、この直径の減少をみて、高さに異
常を来している判断したときにローラーの補修や取り替
えを行っていた。
発明が解決しようとする課題 ローラーテーブルのローラー平坦度を維持管理するに
は、ローラーの摩耗を測定せねばならないが、長大なラ
インとなると、ローラーの数も多くなり、一本づゝその
直径を測定するのは大変で、それらの測定には多くの人
員と長時間を要するようになる。したがってローラーの
摩耗を測定するために生産ラインを長時間に亘って止め
ねばならなくなる。
しかも測定時にローラーテーブル上を渡り歩いている
と、転倒等の危険性もあり、安全面からも問題がある。
本発明は、ローラーテーブルの平坦度を検出する際の
省力化と、測定時間の短縮及び安全化を図ることを技術
的課題とする。
課題を解決するための手段 本発明は、上記した課題を達成するため、ローラーテ
ーブルを構成するローラーの1ローラーピッチより長く
2ローラーピッチより短い台車と、該台車の傾きを検出
するセンサーと、台車を自走させる駆動装置を設け、駆
動装置により台車を前記ローラーテーブル上に自走させ
て、前記センサーで台車の傾きを測定することによりロ
ーラーの平坦度を自動的に検出するようにしたものであ
る。
本発明で使用するセンサーとしては、クリノメータ、
電気式水準器、オートコリメータ、コンデンサーなどが
例示されるが、このほか台車に設置するか或いは台車に
反射鏡、標尺等を設置して傾き角を検出する既知の任意
のセンサーが使用される。なかでも測定のスピードアッ
プを図るうえで応答速度の速いものが望ましく、また検
出した台車の傾きをデジタル若しくはアナログ信号で出
力できるようなものが望ましい。センサーより得たデー
タを演算処理装置により処理してローラーテーブルを構
成する各ローラーの高さを自動的に求めることが可能と
なり、ローラーごとの時系列的な解折によって取替時期
や調整時期の予測を自動的に行えるようになるからであ
る。
台車の移動は、センサーによる計測が瞬時に行われる
場合、テーブル上を連続的に移動するようにされ、応答
速度の遅いものでは、間欠的な移動を行い、応答時間経
過後移動するようにされる。
作用 ローラーテーブル上を台車が移動し、ローラ間の台車
の傾きを順次測定する。第3図に示されるように、ロー
ラーの高さはこの傾きから次のようにして求められる。
Yn+1=Yn+Pn・tan θ ここでYn+1:(n+1)本目のローラーの高さ Yn:n本目のローラーの高さ Pn:ローラーピッチ θ:台車の傾斜角度 第4図は、ローラーテーブルを構成する各ローラーの
高さを、従来法であるノギスを用いて測定したローラー
直径から求めた結果と、本発明のセンサーを用いて測定
した傾き角から求めた結果を示すものである。
実施例 ローラーテーブルを構成するローラー1とローラー1
の間隔である1ピッチより長く、しかも2ピッチより短
い台車2には、該台車の傾きを検出するコンデンサーセ
ンサー3と、該センサー3から入力された信号を解折処
理するマイクロコンピュータ4と、ローラー1の位置を
検出する位置検出センサー5と、タイマー6と、キーボ
ード7とが搭載され、台車2に連結される駆動装置8に
よってローラー上を移動しうるようになっており、駆動
装置8に位置検出センサー5がローラーの位置を検出し
たとき、その出力信号によって停止し、また位置検出セ
ンサー5からの出力信号によって作動するタイマー6が
タイムアップしたとき作動し、台車2を牽引するように
なっている。なおタイマー6の設定はコンデンサーセン
サー3の応答時間によって決められ、タイムアップした
ときの測定値がRAMカードに記録される。図中、9は上
記マイクロコンピュータ4とオンラインで結ばれたパー
ソナルコンピュータで、そのプログラムには、1番目の
ローラーの高さ、各ローラーピッチ、ローラー番号等が
組み込んであり、RAMカードに記録された傾き角に関す
る測定値より各ローラーについてそれぞれの高さを算出
しデータ処理を行う。そしてこの処理結果に基づいて常
時ローラーの特定を行うとともに取替時期の予測を行
い、取替補修が行われる。
発明の効果 本発明は以上のように構成され、次のような効果を奏
する。
請求項1記載の方法によれば、台車をロール上に自走
させることによってローラー間の台車の傾きがセンサー
により順次自動的に測定され、これより各ローラーの高
さを演算し、平坦度を求めることができるようになって
おり、足場の悪いローラーテーブル上を測定のため歩く
ことなく、台車の自走によって測定を自動的に行うこと
ができるため測定の省力化と迅速化及び安全化を図るこ
とができる。
請求項2記載の装置においては、更にセンサーより得
られたデータを解折処理してローラーの平坦度を自動的
に検出し、精度の高い平坦度管理ができるとともにロー
ラーの取替時期の予測も可能となる。また本装置により
測定、記録、管理を無人で行うことができるので能率的
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るローラー平坦度を検出する装置の
斜視図、第2図は同装置のブロック図、第3図はローラ
ーの高さを求める説明図、第4図は本発明法と従来法と
で測定した結果を比較した図である。 1……ローラー、2……台車、3……コンデンサーセン
サー、4……マイクロコンピュータ 5……位置検出センサー、6……タイマー 8……駆動装置、9……パーソナルコンピュータ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ローラーテーブルを構成するローラー上を
    滑動可能であり、ローラーの1ローラーピッチより長
    く、2ピッチより短い台車に、該台車の傾きを検出する
    センサーを設けると共に、駆動装置を設け、台車を駆動
    装置により前記ローラーテーブル上に自走させて前記セ
    ンサーで台車の傾きを測定することによりローラー平坦
    度を自動的に検出する方法。
  2. 【請求項2】ローラーテーブルを構成するローラー上を
    滑動可能で、かつローラーの1ローラーピッチより長く
    2ピッチより短い台車と、該台車に設けられ、台車の傾
    きを検出するセンサーと、台車を自走させる駆動装置
    と、センサーからの検出信号を処理してローラーの高さ
    を算出する演算処理装置とからなるローラーテーブルの
    ローラー平坦度を検出する装置。
JP1237957A 1989-09-12 1989-09-12 ローラーテーブルのローラー平坦度を検出する方法及び装置 Expired - Lifetime JP2708907B2 (ja)

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JP2009098092A (ja) * 2007-10-19 2009-05-07 Harmonic Drive Syst Ind Co Ltd 相対高さ検出装置

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