JP2708787B2 - 回線閉結用スイッチ回路 - Google Patents

回線閉結用スイッチ回路

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は拡声電話機等の通話回路の回線閉結用スイッ
チ回路に関するものである。
[従来の技術] 第12図は従来の拡声電話機の回路例を示し、この従来
例は回線L1,L2と通話回路1との間に押し込み式のスイ
ッチ2と電流方向を決定するダイオードブリッジ3を挿
入して構成されており、スイッチ2が投入されると、こ
の投入により通話回路1に回線電圧が印加され、この印
加により通話回路1が回線閉結を行うようになってい
る。
第13図は別の従来例を示し、この従来例は回線L1,L2
にダイオードブリッジ3を介してリレー駆動回路4を接
続するとともに、リレー駆動回路4で駆動されるリレー
のリレー接点5を介して通話回路1をダイオードブリッ
ジ3の出力端間に接続して構成されており、リレー駆動
回路4に設けたワンプッシュ型のスイッチ6が操作され
る毎に、リレー駆動回路4がリレーの動作を反転させて
リレー接点5をオン、オフさせるようになっている。つ
まりスイッチ6の操作でリレー接点5をオンオフして通
話回路1の回線電圧印加をオンオフし、上記回線の開閉
結を行わせるようにしたものである。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら前者の従来例では押し込みスイッチを用
いているので、タイマー等により自動切断がしにくいと
いう問題があった。
また後者の従来例ではタイマ等による自動切断を容易
に採用できるが、相手側の通話終了で回線L1,L2の電圧
を零Vにする交換機に接続されている場合、リレーにラ
ッチングタイプが使用されているとリレーのリセットが
出来なくなり、回線が閉結されたままになるという問題
がある。
更にシングルステップル型のリレーを用いた場合回線
電圧が零Vになってもその瞬間にリレーがオフするた
め、上記の問題がなくなるがシングルステップ型は一般
に数10mAの電流を常時消費するため、、回線L1,L2から
の給電により動作する電話機においては回路の動作電流
が取れず、又拡声電話機においてスピーカの音量が十分
に取れなくなるという問題がある。
本発明は上述の問題点に鑑みて為されたもので、自動
切断が容易に行え、しかも消費電力が小さくて回線から
流れる電流が低く、拡声電話機でもスピーカの音量に影
響を与えることなく使用でき、更に通話終了時に回線電
圧を零Vとする交換機に接続されている場合にも自動的
に回線閉結を解除できる回線閉結用スイッチ回路を提供
することを目的とし、併せてワンプッシュ型スイッチの
瞬時動作で回線閉結ができ、また回線閉結、閉結解除が
一つのワンプッシュ型スイッチで行え、更にダイヤルパ
ルスの送出や、制御信号の送出が行える回線閉結用スイ
ッチ回路を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は回線にダイオードブリッジを介して並列的に
接続されオン時にダイオードブリッジを介して回線閉結
を行う第1の半導体スイッチ素子と、この半導体スイッ
チ素子のオン時にオンする第2の半導体スイッチ素子
と、この第2の半導体スイッチ素子を通じてダイオード
ブリッジから給電される電源回路と、この電源回路から
給電を受けて動作して第1の半導体スイッチ素子にオン
信号を出力する制御回路と、オン操作時に上記第1の半
導体スイッチ素子にオン信号を与えるワンプッシュ型ス
イッチとから成るものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明におい
て、ワンプッシュ型スイッチのオン操作時にオン操作期
間で略充電され、該スイッチのオフ時から充電電荷を充
電時間よりも長い時間で放出させ、この放出による放電
電流を第1の半導体スイッチ素子のオン信号としたもの
である。
また請求項3記載の発明は請求項2記載の発明におい
て上記ワンプッシュ型スイッチの操作を検出して検出信
号を制御回路に入力する手段を設け、回線閉結後の該ス
イッチの操作時に制御回路が第1の半導体スイッチ素子
のオン信号の出力を停止させるようにしたものである。
更に請求項4記載の発明は請求項3記載の発明におい
て制御回路にダイヤルパルス送出を指示するダイヤルス
イッチ群を設け、このダイヤルスイッチ群のスイッチ操
作時に該スイッチに対応して上記第1の半導体スイッチ
をオンオフさせる信号を制御回路より出力し、回線にダ
イヤルパルスを送出するようにしたものである。
又更に請求項5記載の発明は請求項3又は4記載の発
明に制御回路に制御信号を送出を指示する制御スイッチ
群を設け、この制御スイッチ群のスイッチ操作時に該ス
イッチに対応して上記第1の半導体スイッチをオンオフ
させる信号を制御回路より出力し、回線にパルス列から
なる制御信号を送出するようにしたものである。
[作用] 而して上記のように構成したので、スイッチの操作で
第1の半導体スイッチ素子をオンして回線閉結を行うこ
とができ、同時に第1の半導体スイッチのオンにより第
2のスイッチ半導体をオンさせて回線から電源回路を通
じて制御回路に給電し、給電後は第1の半導体スイッチ
素子のオン状態を制御回路のオン信号で維持することが
できる。
通話終了後に回線電圧が零Vとなった時には制御回路
の給電が停止して第1の半導体スイッチ素子を強制的に
オフして回線閉結を解除する。
尚請求項2記載の発明ではスイッチを操作している時
間を短縮することができる。
又請求項3記載の発明ではスイッチを回線閉結後に操
作すればこの操作に応じて制御回路が第1の半導体スイ
ッチ素子をオフして回線閉結を解除する。
更に請求項4記載の発明では回線閉結状態で、ダイヤ
ルスイッチ群のスイッチの操作があれば制御回路が第1
の半導体スイッチ素子をオンオフさせて回線を断続し、
ダイヤルパルスを回線に送出する。
同様に請求項5記載の発明では回線閉結状態で、制御
スイッチ群の操作があれば制御回路が第1の半導体スイ
ッチ素子をオンオフさせてパルス列からなる制御信号を
回線に送出する。
[実施例] 実施例1 第1図は本実施例の回路を示しており、この実施例で
は通話回路1を結合トランス9とダイオードブリッジ3
を通じて回線L1,L2に接続するとともに通話回路1の電
源を電源回路7より得るようにしている。また回線閉結
回路をダイオードブリッジ3の出力端間に接続した抵抗
と第1の半導体スイッチ素子たるトランジスタQ
との直列回路で構成している。
電源回路7はダイオードブリッジ3の出力端に第2の
半導体スイッチ素子たるトランジスタQを介して接続
され、トランジスタQのオン時に回線L1,L2からダイ
オードブリッジ3を通じて給電され、通話回路1及び後
述の制御回路8の動作に必要な安定した電源電圧を作る
ものである。
制御回路8は1チップマイクロコンピュータ等から構
成されたもので、電源供給を受けると動作を開始して出
力ポートOを“H"とするものである。
スイッチ10はワンプッシュ型のスイッチで、ダイオー
ドブリッジ3の+出力端とトランジスタQのベースに
抵抗Rを介して接続してある。
而して本実施例では回線閉結のためにスイッチ10を第
2図(a)に示すように押すと、トランジスタQのベ
ースに抵抗Rを通じてベース電流が流れてトランジス
タQがオンして、回線L1,L2を閉結する。
同時にこのオンによりトランジスタQのエミッタベ
ース、抵抗R、トランジスタQの回路に電流が流れ
てトランジスタQがオンし、電源回路7は回線L1,L2
から給電される。この給電により電源回路2の安定化さ
れた電源電圧が通話回路1に印加され通話可能状態とな
る。一方ダイオードDを通じて充電されるコンデンサ
の両端電圧を電源電圧とする制御回路8では電源端
子のの電圧がコンデンサCの充電により第2図(b)
のように上昇する。この電圧が制御回路8の動作電圧Vc
cに達すると、制御回路8は出力ポートOを第2図
(c)のように“H"とする。この“H"信号はダイオード
、抵抗R、Rからなる回路を通じてトランジス
タQのベースに接続されるため、トランジスタQ
スイッチ10の状態に関係なくオンし、結果トランジスタ
もオン状態を保持する。従ってスイッチ10がオフに
戻っても回線閉結状態が維持され続ける。
次に相手側との通話が終了して所謂切り忘れ状態とな
って、交換機が回線電圧を零Vとすると、電源回路7へ
の給電が止まるため電源回路7の出力電圧も零Vとな
る。従って制御回路8の動作も止まって、その出力ポー
トOが“L"となり、トランジスタQはオフする。こ
のオフにより回線閉結が解除されて回線L1,L2が解放さ
れることになる。
ここで切り忘れ状態になっても回線電圧を零Vとしな
い交換機に接続されている場合には制御回路8をタイマ
動作させて、一定時間後に出力ポートOを“L"にする
ようにすれば自動的に回線閉結を解除することができ
る。
勿論通話終了を回線L1,L2の極性反転等で検出してそ
の時点から一定時間後に回線閉結を解除するようにして
も良く、また回線閉結開始時から一定時間後に回線閉結
を解除するようにしても良い。
尚マイクロコンピュータの制御回路8を用いているた
め低消費電力化を抑えることができるが、更に電力消費
を抑えるためには抵抗Rの値を大きくすると良い。
実施例2 上記実施例1の回路では制御回路8が動作を開始する
まで、スイッチ10を押し続ける必要があるが、本実施例
ではその点を改良したものである。
つまり本実施例はスイッチ10の押し操作時にトランジ
スタQのベースにベース電流を流す回路を抵抗R
ダイオードD、抵抗R、コンデンサC、抵抗
、ダイオードDの回路で構成し、更に制御回路8
の別の出力ポートOを用いてコンデンサCの電荷放
電用トランジスタQの制御を行うようになっている。
而してスイッチ10を第4図(a)に示すように押し操
作すると、トランジスタQ,Qが実施例1と同様にオ
ンするのであるが、スイッチ10をオンするとダイオード
、抵抗Rを通じて第4図(d)に示すようにコン
デンサCを短い時定数R7,C2で充電して後長い時定数R
2,C2でコンデンサCの電荷をトランジスタQのベー
スに放電させることにより、トランジスタQにベース
電流を流すため、スイッチ10を押し操作後直ぐに開放し
てもトランジスタQのオン状態が一定時間維持され
る。この一定時間内に第4図(b)に示すようにコンデ
ンサCの電圧が制御回路8の動作電圧Vccに達すれ
ば、第4図(c)に示すように制御回路8の出力ポート
が“H"となるため、トランジスタQのオン状態が
引き続いて維持されることになる。同時に出力ポートO
が第4図(e)に示すよに一定時間“H"となるため、
トランジスタQがオンしてコンデンサCの充電電荷
を抵抗R、トランジスタQを介して放電させ、それ
以後のトランジスタQのオン、オフ制御を制御回路8
の出力ポートOのみで行うようにする。
尚切り忘れ時の動作は本実施例でも上記実施例1と同
じであり、また相手先通話終了にも拘わらず回線電圧を
零Vとしない交換機に対する対策も同様制御回路8にタ
イマ機能を持たせれば良い。
実施例3 上記実施例1,2では通話終了時に強制的に回線閉結を
解除するためにはオフ用のスイッチを設けて強制回路8
を動作させる必要があるが、本実施例ではスイッチ10の
操作で回線L1,L2の閉結と閉結解除が行えるようにした
もので、実施例2の回路に次の回路を付加して構成され
る。つまり第5図に示すように制御回路8の電源供給を
行うために設けてあるコンデンサCに並列に抵抗R
とトランジスタQとの直列回路を接続するとともに、
制御回路8の入力ポートIにトランジスタQのコレ
クタを接続し、更にトランジスタQのベース・エミッ
タ間にコンデンサCを接続し且つ抵抗Rを介して抵
抗Rを接続してある。
而して回線閉結時の動作は上記実施例2と同様である
が、通話終了後においてスイッチ10を第6図(a)に示
すように操作すると、トランジスタQがスイッチ10の
オン期間中オン動作するため、第6図(b)に示すよう
に制御回路8の入力ポートIは“H"から“L"に変化す
る。この変化を検出した制御回路8は出力ポートO
スイッチ10のスイッチ信号の立ち下がりで、第6図
(c)に示すように“H"から“L"に反転させてトランジ
スタQをオフする。つまり回線閉結を解除するのであ
る。同時に第6図(d)に示すように出力ポートO
一定時間“L"から“H"に反転させて、トランジスタQ
をオンさせ、このオンにより上記のスイッチ10のオンで
充電されたコンデンサCの電荷を放電させて初期状態
に戻す。
尚切り忘れ時の動作は本実施例でも上記実施例1,2と
同じであり、また相手先通話終了にも拘わらず回線電圧
を零Vとしない交換機に対する対策も同様制御回路8に
タイマ機能を持たせれば良い。
実施例4 上記実施例1,2,3は通話相手に対する応答専門であっ
たが、本実施例は回線閉結後ダイヤルパルスを送出する
ことができるように第7図に示す如く実施例3の回路に
ダイヤルパルスを発信させるためのダイヤルスイッチ群
11を付加したものである。
而してダイヤルパルスを送出するに当たってはスイッ
チ10の操作によりまず回線閉結を行った後に、第8図
(a)に示すようにダイヤルスイッチ群11のスイッチを
操作すると、当該スイッチのダイヤル番号に応じて制御
回路8が出力ポートOを制御して第8図(b)のよう
にダイヤルパルス規格に合うように“H"“L"を繰り返し
た信号を出力する。この信号によりトランジスタQ
オン、オフを繰り返して回線L1,L2を断続しダイヤルパ
ルスを回線L1,L2に送出することができるのである。こ
の時トランジスタQも同時のオン、オフを繰り返すこ
とになる。尚このダイヤルパルス送出期間において制御
回路8は出力ポートOを第8図(c)に示すように
“H"とするため、この“H"の期間中トランジスタQ
オンとなり、スイッチ10の操作を受付ない。
尚通話終了後に回線閉結を解除する際のスイッチ10操
作、更には切り忘れ時の回線解除、或いは制御回路8に
タイマ機能を持たせる点は実施例3に準ずる。
実施例5 実施例4ではダイヤルパルスの送出を可能としたもの
であるが、本実施例はこの実施例4の機能に更に家庭用
電話交換機等に特殊な制御信号を回線L1,L2を通じて送
出することができるようにしたものである。
つまり第9図に示すように制御スイッチ群12を実施例
4の回路に付加しており、制御信号を送る場合には回線
閉結後に第10図(a)に示すように制御スイッチ群12の
スイッチを操作すれば、当該スイッチに応じてダイヤル
パルスの送出と同様に制御回路8が出力ポートOを制
御して第10図(b)のように“H"“L"を繰り返した信号
を出力する。この信号によりトランジスタQもオン、
オフを繰り返して回線L1,L2を断続してパルス列からな
る制御信号を回線L1,L2に送出することができるのであ
る。この時トランジスタQも同時のオン、オフを繰り
返すことになる。尚この制御信号の送出期間において制
御回路8は出力ポートOを第10図(c)に示すように
“H"とするため、この“H"の期間中トランジスタQ
オンとなり、スイッチ10の操作を受付ない。
尚通話終了後に回線閉結を解除する際のスイッチ10操
作、更には切り忘れ時の回線解除、或いは制御回路8に
タイマ機能を持たせる点は実施例4と同様に実施例3に
準ずる。
尚本実施例を使用する家庭用電話交換機を用いたシス
テムとしては第11図に示すようなものがある。このシス
テムでは屋外側から電話交換機13に外線14とドアホン子
器15からの通話線16とを接続し、屋内側では電話交換機
13から内線17と信号線18とからなる内部線を導出して、
この内部線に電話コンセント19を接続し、電話コンセン
ト19に設けたモジュラージャック21に本実施例の通話回
路用スイッチ回路を用いた拡声電話機等の電話機20を接
続するようになっている。電話交換機13は着信、或いは
呼出等に応じて外線14と内線17、内線17同士、通話線16
と内線17というように通話路を形成し、同時に回線状態
を示す信号を信号線18を通じて電話コンセント19に送り
電話コンセント19で表示や報知を行わせるようになって
いる。
[発明の効果] 本発明は回線にダイオードブリッジを介して並列的に
接続されオン時にダイオードブリッジを介して回線閉結
を行う第1の半導体スイッチ素子と、この半導体スイッ
チ素子のオン時にオンする第2の半導体スイッチ素子
と、この第2の半導体スイッチ素子を通じてダイオード
ブリッジから給電される電源回路と、この電源回路から
給電を受けて動作して第1の半導体スイッチ素子にオン
信号を出力する制御回路と、オン操作時に上記第1の半
導体スイッチ素子にオン信号を与えるワンプッシュ型ス
イッチとから成るので、半導体スイッチ素子によるラッ
チング型スイッチを構成して回線閉結を維持することが
でき、その為回線閉結維持時に回線から流れる電流を小
さく抑えることができ、その結果拡声電話機に組み込ん
だ場合にもスピーカの音量に影響を与えることが無く、
更に通話終了後に回線電圧を零Vとする電話交換機に接
続された場合にも回線電圧が零Vとなった時に制御回路
の給電が停止して自動的に第1の半導体スイッチ素子を
強制的にオフして回線閉結を解除することができ、また
半導体スイッチ素子によるラッチング型スイッチである
からタイマ機能等で自動切断も行い易いという効果も有
る。
又請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明におい
て、ワンプッシュ型スイッチのオン操作時にオン操作期
間で略充電され、該スイッチのオフ時から充電電荷を充
電時間よりも長い時間で放出させ、この放出による放電
電流を第1の半導体スイッチ素子のオン信号としたもの
であるから、スイッチを操作している時間を短縮するこ
とができるという効果がある。
更に請求項3記載の発明はワンプッシュ型スイッチの
操作を検出して検出信号を制御回路に入力する手段を設
け、回線閉結後の該スイッチの操作時に制御回路が第1
の半導体スイッチ素子のオン信号の出力を停止させるよ
うにしたものであるから、スイッチを回線閉結後に操作
すればこの操作に応じて制御回路が第1の半導体スイッ
チ素子をオフして回線閉結を解除することができるとい
う効果がある。
更にまた請求項4記載の発明は制御回路にダイヤルパ
ルス送出を指示するダイヤルスイッチ群を設け、このダ
イヤルスイッチ群のスイッチ操作時に該スイッチに対応
して上記第1の半導体スイッチをオンオフさせる信号を
制御回路より出力し、回線にダイヤルパルスを送出する
ようにしたものであるから、回線閉結状態で、ダイヤル
スイッチ群のスイッチの操作があれば制御回路が第1の
半導体スイッチ素子をオンオフさせて回線を断続し、ダ
イヤルパルスを回線に送出することができるもので、し
かも回線閉結に使用する半導体スイッチ素子をダイヤル
パルスを送出するスイッチ素子として兼用できるという
効果がある。
又更に請求項5記載の発明は制御回路に制御信号を送
出を指示する制御スイッチ群を設け、この制御スイッチ
群のスイッチ操作時に該スイッチに対応して上記第1の
半導体スイッチをオンオフさせる信号を制御回路より出
力し、回線にパルス列からなる制御信号を送出するよう
にしたものであるから、回線閉結状態で、制御スイッチ
群の操作があれば制御回路が第1の半導体スイッチ素子
をオンオフさせてパルス列からなる制御信号を回線に送
出することができ、家庭用電話交換機等へ制御信号を送
出する場合に有用なもので、しかも回線閉結用の半導体
スイッチ素子を信号作成用のスイッチ素子として利用で
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1の回路図、第2図は同上の動
作説明用タイムチャート、第3図は本発明の実施例2の
回路図、第4図は同上の動作説明用タイムチャート、第
5図は本発明の実施例3の回路図、第6図は同上の動作
説明用タイムチャート、第7図は本発明の実施例4の回
路図、第8図は同上の動作説明用タイムチャート、第9
図は本発明の実施例5の回路図、第10図は同上の動作説
明用タイムチャート、第11図は同上を使用する電話交換
システムのシステム構成図、第12図は従来例の回路図、
第13図は別の従来例の回路図である。 3はダイオートブリッジ、7は制御回路、8は制御回
路、10はスイッチ、L1,L2は回線、Q1,Q2はトランジスタ
である。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回線にダイオードブリッジを介して並列的
    に接続されオン時にダイオードブリッジを介して回線閉
    結を行う第1の半導体スイッチ素子と、この半導体スイ
    ッチ素子のオン時にオンする第2の半導体スイッチ素子
    と、この第2の半導体スイッチ素子を通じてダイオード
    ブリッジから給電される電源回路と、この電源回路から
    給電を受けて動作して第1の半導体スイッチ素子にオン
    信号を出力する制御回路と、オン操作時に上記第1の半
    導体スイッチ素子にオン信号を与えるワンプッシュ型ス
    イッチとから成ることを特徴とする回線閉結用スイッチ
    回路。
  2. 【請求項2】ワンプッシュ型スイッチのオン操作時にオ
    ン操作期間で略充電され、該スイッチのオフ時から充電
    電荷を充電時間よりも長い時間で放出させ、この放出に
    よる放電電流を第1の半導体スイッチ素子のオン信号と
    することを特徴とする請求項1記載の回線閉結用スイッ
    チ回路。
  3. 【請求項3】ワンプッシュ型スイッチの操作を検出して
    検出信号を制御回路に入力する手段を設け、回線閉結後
    の該スイッチの操作時に制御回路が第1の半導体スイッ
    チ素子のオン信号の出力を停止することを特徴とする請
    求項2記載の回線閉結用スイッチ回路。
  4. 【請求項4】制御回路にダイヤルパルス送出を指示する
    ダイヤルスイッチ群を設け、このダイヤルスイッチ群の
    スイッチ操作時に該スイッチに対応して第1の半導体ス
    イッチをオンオフさせる信号を制御回路より出力し、回
    線にダイヤルパルスを送出することを特徴とする請求項
    3記載の回線閉結用スイッチ回路。
  5. 【請求項5】上記制御回路に制御信号を送出を指示する
    制御スイッチ群を設け、この制御スイッチ群のスイッチ
    操作時に該スイッチに対応して第1の半導体スイッチを
    オンオフさせる信号を制御回路より出力し、回線にパル
    ス列からなる制御信号を送出することを特徴とする請求
    項3又は4記載の回線閉結用スイッチ回路。
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