JP2707947B2 - フロッピーディスク装置 - Google Patents
フロッピーディスク装置Info
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- JP2707947B2 JP2707947B2 JP5162121A JP16212193A JP2707947B2 JP 2707947 B2 JP2707947 B2 JP 2707947B2 JP 5162121 A JP5162121 A JP 5162121A JP 16212193 A JP16212193 A JP 16212193A JP 2707947 B2 JP2707947 B2 JP 2707947B2
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- JP
- Japan
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- floppy disk
- medium
- adjustment
- chassis
- disk drive
- Prior art date
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- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュー
タ等の外部記憶装置に使用されるフロッピーディスク装
置に関する。
タ等の外部記憶装置に使用されるフロッピーディスク装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のフロッピーディスク装置
は、互換性を保つために、磁気ヘッドのメディアに対す
る位置関係を調整する必要がある。特に、メディアの回
転方向に対しては、角度を時間で表わし、インデックス
バースト、またはタイムバーストと呼ぶ調整用の基準信
号があらかじめ書き込まれているアライメントメディア
をフロッピーディスク装置に装着した状態で調整を行っ
ていた。つまり、アライメントメディアから読み出され
た信号に対し、調整部で時間的な調整を行っていた。
は、互換性を保つために、磁気ヘッドのメディアに対す
る位置関係を調整する必要がある。特に、メディアの回
転方向に対しては、角度を時間で表わし、インデックス
バースト、またはタイムバーストと呼ぶ調整用の基準信
号があらかじめ書き込まれているアライメントメディア
をフロッピーディスク装置に装着した状態で調整を行っ
ていた。つまり、アライメントメディアから読み出され
た信号に対し、調整部で時間的な調整を行っていた。
【０００３】そして、上記調整部は、通常、メディアを
回転駆動するためのモータ駆動回路上に設けられてお
り、上記モータは、上記アライメントメディアの下側に
位置されている。また、生産工程においては、フロッピ
ーディスク装置の上方からの作業が効率的で精度が良い
ことから、上方から接続ピンを下降させて接続端子と接
続させ、磁気ヘッドをアライメントメディアの所要トラ
ックに移動させて信号を読み出す。したがって、上方か
ら接続した接続ピンからの読み出し信号をもとに、下方
から上記調整部を調整することにより、インデックス調
整を行うことができる。
回転駆動するためのモータ駆動回路上に設けられてお
り、上記モータは、上記アライメントメディアの下側に
位置されている。また、生産工程においては、フロッピ
ーディスク装置の上方からの作業が効率的で精度が良い
ことから、上方から接続ピンを下降させて接続端子と接
続させ、磁気ヘッドをアライメントメディアの所要トラ
ックに移動させて信号を読み出す。したがって、上方か
ら接続した接続ピンからの読み出し信号をもとに、下方
から上記調整部を調整することにより、インデックス調
整を行うことができる。
【０００４】他の従来例として、上記調整部のみをアラ
イメントメディアの上方に設けることにより、上方から
のみによる調整作業を行うことができるようにしたフロ
ッピーディスク装置もある。
イメントメディアの上方に設けることにより、上方から
のみによる調整作業を行うことができるようにしたフロ
ッピーディスク装置もある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のフロッピーディスク装置のうち、前者のように調整
部が、装着されたアライメントメディアと平面的に重な
り合って設けられていると、読み出し信号接続ピンを上
方から操作し、調整部を下方から調整しなけらばならな
い。通常、上記調整作業は、フロッピーディスク装置を
パレット上に載せた状態で行うために、上記のように下
方から調整するには、パレットに穴を設ける必要があ
り、また、基板に形成した調整用の小穴からドライバー
を挿入して調整部であるボリュームに係合する際、簡単
に係合することができず、調整作業を円滑に行うことが
できないなどの問題があった。
来のフロッピーディスク装置のうち、前者のように調整
部が、装着されたアライメントメディアと平面的に重な
り合って設けられていると、読み出し信号接続ピンを上
方から操作し、調整部を下方から調整しなけらばならな
い。通常、上記調整作業は、フロッピーディスク装置を
パレット上に載せた状態で行うために、上記のように下
方から調整するには、パレットに穴を設ける必要があ
り、また、基板に形成した調整用の小穴からドライバー
を挿入して調整部であるボリュームに係合する際、簡単
に係合することができず、調整作業を円滑に行うことが
できないなどの問題があった。
【０００６】一方、後者のように調整部のみを上方に配
置すると、コストが上昇するという問題があった。
置すると、コストが上昇するという問題があった。
【０００７】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、調整作業を上方のみから安定した状態で
容易に、しかも、確実に行うことができ、したがって、
品質の向上および低コスト化を図ることができるように
したフロッピーディスク装置を提供することを目的とす
るものである。
るものであり、調整作業を上方のみから安定した状態で
容易に、しかも、確実に行うことができ、したがって、
品質の向上および低コスト化を図ることができるように
したフロッピーディスク装置を提供することを目的とす
るものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、フロッピーディスク装置本体のシャーシ
の内側に回路パターンを下側に向けて取り付けられた基
板と、この基板上に取り付けられ、メディアを回転駆動
させるスピンドルモータと、上記基板上に取り付けら
れ、インデックス信号の時間的調整を行う可動部を有す
るインデックス調整部とを備え、上記メディアが上記シ
ャーシの一側面に近接するように上記スピンドルモータ
を配置し、上記可動部を上記メディアと平面的に重なら
ない位置に配置したことを特徴とする構成にしたもので
ある。
成するために、フロッピーディスク装置本体のシャーシ
の内側に回路パターンを下側に向けて取り付けられた基
板と、この基板上に取り付けられ、メディアを回転駆動
させるスピンドルモータと、上記基板上に取り付けら
れ、インデックス信号の時間的調整を行う可動部を有す
るインデックス調整部とを備え、上記メディアが上記シ
ャーシの一側面に近接するように上記スピンドルモータ
を配置し、上記可動部を上記メディアと平面的に重なら
ない位置に配置したことを特徴とする構成にしたもので
ある。
【０００９】
【作用】したがって、本発明によれば、インデックス信
号の時間調整をメディアに邪魔されることなく、上方の
みから安定した状態で容易に、しかも、確実に行うこと
ができる。
号の時間調整をメディアに邪魔されることなく、上方の
みから安定した状態で容易に、しかも、確実に行うこと
ができる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【００１１】図１は本発明の一実施例におけるフロッピ
ーディスク装置の要部を示す斜視図である。
ーディスク装置の要部を示す斜視図である。
【００１２】図１において、１はフロッピーディスク装
置、２はフロッピーディスク装置１に装着されたインデ
ックス調整用のアライメントメディアであり、書き込
み、読み出しに用いる、いわゆるワークメディアと同一
の形状である（図示例は３．５インチのフロッピーディ
スクカートリッジである。）。
置、２はフロッピーディスク装置１に装着されたインデ
ックス調整用のアライメントメディアであり、書き込
み、読み出しに用いる、いわゆるワークメディアと同一
の形状である（図示例は３．５インチのフロッピーディ
スクカートリッジである。）。
【００１３】フロッピーディスク装置１のシャーシ３に
各部品が取り付けられる。シャーシ３の前面パネル４に
はメディア２の挿入口５が形成されている。シャーシ３
の内側には基板６が設けられ、基板６上にはスピンドル
モータ７が支持されている。基板６上には樹脂層（図示
省略）を介してモータ駆動系の配線パターン（図示省
略）が設けられ、モータ駆動系の回路部品（図示省略）
が搭載されている。スピンドルモータ７の出力軸８にメ
ディア２のハブに連係する連係部材９が支持されてい
る。
各部品が取り付けられる。シャーシ３の前面パネル４に
はメディア２の挿入口５が形成されている。シャーシ３
の内側には基板６が設けられ、基板６上にはスピンドル
モータ７が支持されている。基板６上には樹脂層（図示
省略）を介してモータ駆動系の配線パターン（図示省
略）が設けられ、モータ駆動系の回路部品（図示省略）
が搭載されている。スピンドルモータ７の出力軸８にメ
ディア２のハブに連係する連係部材９が支持されてい
る。
【００１４】シャーシ３の内側には駆動体とメディア２
のホルダ（共に図示省略）が支持され、ホルダにメディ
ア２が挿入口５から挿入されることにより、駆動体が挿
入口５側に前進してホルダおよびメディア２が下降さ
れ、メディア２のハブがスピンドルモータ７の出力軸８
および連係部材９に係合される。これとは逆に駆動体が
後退されることにより、ホルダおよびメディア２が上昇
され、メディア２のハブがスピンドルモータ７の出力軸
８および連係部材９から離脱され、メディア２の一部が
ホルダおよび挿入口５から突出するように構成されてい
る。メディア２等はシャーシ３内の一側に片寄せて配置
され、シャーシ３の他側内部には空所１０が形成されて
いる。
のホルダ（共に図示省略）が支持され、ホルダにメディ
ア２が挿入口５から挿入されることにより、駆動体が挿
入口５側に前進してホルダおよびメディア２が下降さ
れ、メディア２のハブがスピンドルモータ７の出力軸８
および連係部材９に係合される。これとは逆に駆動体が
後退されることにより、ホルダおよびメディア２が上昇
され、メディア２のハブがスピンドルモータ７の出力軸
８および連係部材９から離脱され、メディア２の一部が
ホルダおよび挿入口５から突出するように構成されてい
る。メディア２等はシャーシ３内の一側に片寄せて配置
され、シャーシ３の他側内部には空所１０が形成されて
いる。
【００１５】シャーシ３の内方後側部において、メディ
ア２の着脱方向に対し、先端部が中央部に位置し、基部
が側方の空所１０に位置するヘッド支持装置１１が設け
られ、側方の空所１０において、その前後方向、すなわ
ち、メディア２の着脱方向に沿うようにヘッド位置決め
装置１２が設けられている。
ア２の着脱方向に対し、先端部が中央部に位置し、基部
が側方の空所１０に位置するヘッド支持装置１１が設け
られ、側方の空所１０において、その前後方向、すなわ
ち、メディア２の着脱方向に沿うようにヘッド位置決め
装置１２が設けられている。
【００１６】ヘッド支持装置１１はキャリッジ１３の基
部に固定された案内ブロック１４にヘッドアーム１５の
基部が板ばねから成るロール板１６等により上下方向に
回動可能に取り付けられ、キャリッジ１３の先端部上面
とヘッドアーム１５の先端部下面にはサイド０の第１の
磁気ヘッド１７とサイド１の第２の磁気ヘッド１８が対
向して取り付けられている。ヘッドアーム１５および第
２の磁気ヘッド１８は荷重ばね１９によりキャリッジ１
３および第１の磁気ヘッド１７側に加圧されている。
部に固定された案内ブロック１４にヘッドアーム１５の
基部が板ばねから成るロール板１６等により上下方向に
回動可能に取り付けられ、キャリッジ１３の先端部上面
とヘッドアーム１５の先端部下面にはサイド０の第１の
磁気ヘッド１７とサイド１の第２の磁気ヘッド１８が対
向して取り付けられている。ヘッドアーム１５および第
２の磁気ヘッド１８は荷重ばね１９によりキャリッジ１
３および第１の磁気ヘッド１７側に加圧されている。
【００１７】ヘッド位置決め装置１２はステッピングモ
ータ２０、リードスクリュー２１等から成り、ステッピ
ングモータ２０がシャーシ３上の内方後側部の隅部に支
持され、リードスクリュー２１がシャーシ３の側面に沿
って支持部２２、２３に回転可能に支持され、ステッピ
ングモータ２０の軸と一体的に形成され、リードスクリ
ュー２１の中間部が案内ブロック１４に係合されてい
る。キャリッジ１３の先端部上面がシャーシ３の底部に
固定された案内板２４の下面に係合され、キャリッジ１
３は押圧部材（図示省略）により案内板２４に対し、常
時押し付けられて回り止めされている。そして、ステッ
ピングモータ２０の駆動のよるリードスクリュー２１の
回転に伴い、キャリッジ１３、ヘッドアーム１５等がリ
ードスクリュー２１に沿って移動される。すなわち、第
１、第２の磁気ヘッド１７、１８がメディア２、すなわ
ち、フロッピーディスクの半径方向に移動される。
ータ２０、リードスクリュー２１等から成り、ステッピ
ングモータ２０がシャーシ３上の内方後側部の隅部に支
持され、リードスクリュー２１がシャーシ３の側面に沿
って支持部２２、２３に回転可能に支持され、ステッピ
ングモータ２０の軸と一体的に形成され、リードスクリ
ュー２１の中間部が案内ブロック１４に係合されてい
る。キャリッジ１３の先端部上面がシャーシ３の底部に
固定された案内板２４の下面に係合され、キャリッジ１
３は押圧部材（図示省略）により案内板２４に対し、常
時押し付けられて回り止めされている。そして、ステッ
ピングモータ２０の駆動のよるリードスクリュー２１の
回転に伴い、キャリッジ１３、ヘッドアーム１５等がリ
ードスクリュー２１に沿って移動される。すなわち、第
１、第２の磁気ヘッド１７、１８がメディア２、すなわ
ち、フロッピーディスクの半径方向に移動される。
【００１８】ヘッドアーム１５および第２の磁気ヘッド
１８は上記のようにホルダが上昇しているときにはメデ
ィア２と接触しないように荷重ばね１９の弾性に抗して
上方へ回転され、ホルダが下降すると荷重ばね１９の復
元弾性により下方へ回動され、第１と第２の磁気ヘッド
１７と１８とでメディア２、すなわち、フロッピーディ
スクを挟むことができる。
１８は上記のようにホルダが上昇しているときにはメデ
ィア２と接触しないように荷重ばね１９の弾性に抗して
上方へ回転され、ホルダが下降すると荷重ばね１９の復
元弾性により下方へ回動され、第１と第２の磁気ヘッド
１７と１８とでメディア２、すなわち、フロッピーディ
スクを挟むことができる。
【００１９】したがって、アライメントメディア２を矢
印Ａで示すように挿入口５からホルダ内に挿入すると、
上記のように駆動体の前進によりホルダおよびアライメ
ントメディア２が下降し、アライメントメディア２のハ
ブがスピンドルモータ７の出力軸８および連係部９に係
合するとともに、アライメントメディア２のシャッタが
開放され、この開放部がキャリッジ１３側の第１の磁気
ヘッド１７に接触する。ホルダの下降によりヘッドアー
ム１５と第２の磁気ヘッド１８が下降し、アライメント
メディア２における開放部に第２の磁気ヘッド１８が接
触する。そして、スピンドルモータ７の駆動によりアラ
イメントメディア２、すなわち、フロッピーディスクを
回転させ、ステッピングモータ２０の駆動によるリード
スクリュー２１の回転により上記のように第１、第２の
磁気ヘッド１７、１８をフロッピーディスクの半径方向
に記録トラックのピッチずつ送ることができ、これによ
り磁気的に読み出しを行うことができる。また、ワーク
メディアの場合には、第１、第２の磁気ヘッド１７、１
８により書き込み、若しくは読み出しを行うことができ
る。
印Ａで示すように挿入口５からホルダ内に挿入すると、
上記のように駆動体の前進によりホルダおよびアライメ
ントメディア２が下降し、アライメントメディア２のハ
ブがスピンドルモータ７の出力軸８および連係部９に係
合するとともに、アライメントメディア２のシャッタが
開放され、この開放部がキャリッジ１３側の第１の磁気
ヘッド１７に接触する。ホルダの下降によりヘッドアー
ム１５と第２の磁気ヘッド１８が下降し、アライメント
メディア２における開放部に第２の磁気ヘッド１８が接
触する。そして、スピンドルモータ７の駆動によりアラ
イメントメディア２、すなわち、フロッピーディスクを
回転させ、ステッピングモータ２０の駆動によるリード
スクリュー２１の回転により上記のように第１、第２の
磁気ヘッド１７、１８をフロッピーディスクの半径方向
に記録トラックのピッチずつ送ることができ、これによ
り磁気的に読み出しを行うことができる。また、ワーク
メディアの場合には、第１、第２の磁気ヘッド１７、１
８により書き込み、若しくは読み出しを行うことができ
る。
【００２０】本実施例においては、フロッピーディスク
装置１の幅Ｗの中心線に対し、メディア２の中心線がメ
ディア２の装着方向Ａとほぼ直交する矢印Ｂの方向に付
勢されて装着され、上記のように、メディア２とシャー
シ３との間に空所１０が形成されている。そして、この
空所１０内に上記基板６が突出され、この突出部におい
て、インデックス信号の時間的調整を行う調整部、本実
施例ではボリューム２５が設けられている。すなわち、
ボリューム２５は挿入口５から装着されるアライメント
メディア２と平面的に重ならない位置に設けられてい
る。このボリューム２５は、基準電圧を変化させたり、
出力電圧を可変したり、時定数を変化させたりしてイン
デックス信号の時間的調整を行う（調整の方法について
は、いかなる方法を用いても良い。）。
装置１の幅Ｗの中心線に対し、メディア２の中心線がメ
ディア２の装着方向Ａとほぼ直交する矢印Ｂの方向に付
勢されて装着され、上記のように、メディア２とシャー
シ３との間に空所１０が形成されている。そして、この
空所１０内に上記基板６が突出され、この突出部におい
て、インデックス信号の時間的調整を行う調整部、本実
施例ではボリューム２５が設けられている。すなわち、
ボリューム２５は挿入口５から装着されるアライメント
メディア２と平面的に重ならない位置に設けられてい
る。このボリューム２５は、基準電圧を変化させたり、
出力電圧を可変したり、時定数を変化させたりしてイン
デックス信号の時間的調整を行う（調整の方法について
は、いかなる方法を用いても良い。）。
【００２１】このようにボリューム２５、が装着される
メディア２と平面的に重ならないように配置されている
ので、上方からボリューム２５を調整するためのドライ
バー（図示省略）を下降させても、装着されているアラ
イメントメディア２に邪魔されることなく、ドライバー
をボリューム２５に係合することができる。
メディア２と平面的に重ならないように配置されている
ので、上方からボリューム２５を調整するためのドライ
バー（図示省略）を下降させても、装着されているアラ
イメントメディア２に邪魔されることなく、ドライバー
をボリューム２５に係合することができる。
【００２２】以上の構成において、以下、インデックス
信号の時間的調整動作について説明する。
信号の時間的調整動作について説明する。
【００２３】パレット（図示省略）上に載せられたフロ
ッピーディスク装置１にアライメントメディア２を挿入
口５から矢印Ａで示すように装着する。このアライメン
トメディア２、すなわち、フロッピーディスクには、磁
気ヘッド１７、１８の半径方向の調整（アライメント調
整）やヘッドギャップの調整（アジマス調整）の信号な
どと共に、基準物理的位置からヘッドギャップまでの回
転方向に対する調整用信号（インデックスバースト信
号）が書き込まれてある。次に、接続ピン（図示省略）
を下降させて接続端子（図示省略）と接触させ、必要な
電源や信号を供給する。次に、スピンドルモータ７を駆
動させてフロッピーディスクを回転させるとともに、ス
テッピングモータ２０を駆動させてリードスクリュー２
１を回転させ、キャリッジ１３とヘッドアーム１５をフ
ロッピーディスクの半径方向に移動させ、第１、第２の
磁気ヘッド１７、１８を所要トラック（インデックスバ
ースト信号が書いてあるトラック）に移動させる。磁気
ヘッド１７、１８はアライメントメディア２から磁気的
に信号を出力し、読み出し回路、上記接続端子および上
記接続ピンを経て信号処理回路（図示省略）に読み出し
信号を送出する。調整のためのドライバーを同じく上方
より下降させ、インデックス調整用のボリューム２５に
係合して調整を行う。
ッピーディスク装置１にアライメントメディア２を挿入
口５から矢印Ａで示すように装着する。このアライメン
トメディア２、すなわち、フロッピーディスクには、磁
気ヘッド１７、１８の半径方向の調整（アライメント調
整）やヘッドギャップの調整（アジマス調整）の信号な
どと共に、基準物理的位置からヘッドギャップまでの回
転方向に対する調整用信号（インデックスバースト信
号）が書き込まれてある。次に、接続ピン（図示省略）
を下降させて接続端子（図示省略）と接触させ、必要な
電源や信号を供給する。次に、スピンドルモータ７を駆
動させてフロッピーディスクを回転させるとともに、ス
テッピングモータ２０を駆動させてリードスクリュー２
１を回転させ、キャリッジ１３とヘッドアーム１５をフ
ロッピーディスクの半径方向に移動させ、第１、第２の
磁気ヘッド１７、１８を所要トラック（インデックスバ
ースト信号が書いてあるトラック）に移動させる。磁気
ヘッド１７、１８はアライメントメディア２から磁気的
に信号を出力し、読み出し回路、上記接続端子および上
記接続ピンを経て信号処理回路（図示省略）に読み出し
信号を送出する。調整のためのドライバーを同じく上方
より下降させ、インデックス調整用のボリューム２５に
係合して調整を行う。
【００２４】このように上記実施例によれば、インデッ
クス信号の時間的調整に必要なすべての作業を上方のみ
から行うことができるので、設備的にも、精度的にも、
コスト的にも有利になるという利点がある。また、上記
従来例のようにボリュームの調整に際し、基板の裏面側
の調整用の小穴を通してトライバーをボリュームに係合
するような精度を要求される困難な作業を伴うことな
く、トライバーを上方からボリューム２５に容易に、し
かも、確実に係合することができる。更に、アライメン
トメディア２が矢印Ｂ方向に付勢されて装着される構成
であるので、フロッピーディスク装置１の幅Ｗの寸法も
従来のフロッピーディスク装置と同じ寸法で実現するこ
とができる。
クス信号の時間的調整に必要なすべての作業を上方のみ
から行うことができるので、設備的にも、精度的にも、
コスト的にも有利になるという利点がある。また、上記
従来例のようにボリュームの調整に際し、基板の裏面側
の調整用の小穴を通してトライバーをボリュームに係合
するような精度を要求される困難な作業を伴うことな
く、トライバーを上方からボリューム２５に容易に、し
かも、確実に係合することができる。更に、アライメン
トメディア２が矢印Ｂ方向に付勢されて装着される構成
であるので、フロッピーディスク装置１の幅Ｗの寸法も
従来のフロッピーディスク装置と同じ寸法で実現するこ
とができる。
【００２５】なお、上記実施例では、メディアをシャー
シ３の右側に片寄せて装着するようにしているが、左側
に片寄せて装着するようにしてもよく、勿論、この場合
には、ヘッド位置決め装置１２、ボリューム２５等を右
側の空所１０に配置すればよい。また、上記実施例のよ
うにシャーシ３の側方に空所１０を形成し、この空所１
０を利用してヘッド位置決め装置１２、ボリューム２５
等を配置すれば、フロッピーディスク装置１の奥行きを
短くして装置全体の小型化を図ることができる利点を有
するが、奥行きの制約を受けなければ、ボリューム２５
をフロッピーディスク装置１の後方に配置し、また、ヘ
ッド位置決め装置１２、ヘッド支持装置１１をフロッピ
ーディスク装置１の後方に配置してもよい。また、上記
実施例では、幅方向に生じた空所１０を利用して平面的
にメディアとボリューム２５が重ならないようにしてい
るが、幅方向でなくても同様に実現することができる。
更に、調整部は、ボリューム２５に限らず、調整を行う
ことができるものであれば、スイッチ、トリマコンデン
サ、ショートプラグなどで抵抗を選択してもよく、レー
ザでトリミングを行ってもよく、その形態や方法にはい
かなるものでも用いることが可能である。
シ３の右側に片寄せて装着するようにしているが、左側
に片寄せて装着するようにしてもよく、勿論、この場合
には、ヘッド位置決め装置１２、ボリューム２５等を右
側の空所１０に配置すればよい。また、上記実施例のよ
うにシャーシ３の側方に空所１０を形成し、この空所１
０を利用してヘッド位置決め装置１２、ボリューム２５
等を配置すれば、フロッピーディスク装置１の奥行きを
短くして装置全体の小型化を図ることができる利点を有
するが、奥行きの制約を受けなければ、ボリューム２５
をフロッピーディスク装置１の後方に配置し、また、ヘ
ッド位置決め装置１２、ヘッド支持装置１１をフロッピ
ーディスク装置１の後方に配置してもよい。また、上記
実施例では、幅方向に生じた空所１０を利用して平面的
にメディアとボリューム２５が重ならないようにしてい
るが、幅方向でなくても同様に実現することができる。
更に、調整部は、ボリューム２５に限らず、調整を行う
ことができるものであれば、スイッチ、トリマコンデン
サ、ショートプラグなどで抵抗を選択してもよく、レー
ザでトリミングを行ってもよく、その形態や方法にはい
かなるものでも用いることが可能である。
【００２６】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、フロッピーディスク装置本体のシャーシの内側に回
路パターンを下側に向けて取り付けられた基板と、この
基板上に取り付けられ、メディアを回転駆動させるスピ
ンドルモータと、上記基板上に取り付けられ、インデッ
クス信号の時間的調整を行う可動部を有するインデック
ス調整部とを備え、上記メディアが上記シャーシの一側
面に近接するように上記スピンドルモータを配置し、上
記可動部を上記メディアと平面的に重ならない位置に配
置したことを特徴とする構成にしたので、メディアに邪
魔されることなく、上方からの接続および調整作業を行
うことができるという効果を有する。このように、本発
明は調整作業を上方のみから安定した状態で容易に、し
かも、確実に行うことができ、したがって、品質の向上
および低コスト化を図ることができるという効果を有す
る。
に、フロッピーディスク装置本体のシャーシの内側に回
路パターンを下側に向けて取り付けられた基板と、この
基板上に取り付けられ、メディアを回転駆動させるスピ
ンドルモータと、上記基板上に取り付けられ、インデッ
クス信号の時間的調整を行う可動部を有するインデック
ス調整部とを備え、上記メディアが上記シャーシの一側
面に近接するように上記スピンドルモータを配置し、上
記可動部を上記メディアと平面的に重ならない位置に配
置したことを特徴とする構成にしたので、メディアに邪
魔されることなく、上方からの接続および調整作業を行
うことができるという効果を有する。このように、本発
明は調整作業を上方のみから安定した状態で容易に、し
かも、確実に行うことができ、したがって、品質の向上
および低コスト化を図ることができるという効果を有す
る。
【図１】本発明の一実施例におけるフロッピーディスク
装置を示す要部の斜視図
装置を示す要部の斜視図
１ フロッピーディスク装置 ２ アライメントメディア ３ シャーシ ６ 基板 ７ スピンドルモータ １０ 空所 １３ キャリッジ １５ ヘッドアーム １７ 磁気ヘッド １８ 磁気ヘッド ２０ ステッピングモータ ２１ リードスクリュー ２５ ボリューム
Claims (1)
- 【請求項１】 フロッピーディスク装置本体のシャーシ
の内側に回路パターンを下側に向けて取り付けられた基
板と、 この基板上に取り付けられ、メディアを回転駆動させる
スピンドルモータと、 上記基板上に取り付けられ、 インデックス信号の時間的
調整を行う可動部を有するインデックス調整部とを備
え、 上記メディアが上記シャーシの一側面に近接するように
上記スピンドルモータを配置し、上記可動部を上記 メデ
ィアと平面的に重ならない位置に配置したことを特徴と
するフロッピーディスク装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5162121A JP2707947B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | フロッピーディスク装置 |
| US08/264,909 US5610780A (en) | 1993-06-30 | 1994-06-24 | Floppy disk unit |
| US08/740,061 US5877917A (en) | 1993-06-30 | 1996-10-24 | Floppy disk unit |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5162121A JP2707947B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | フロッピーディスク装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0721667A JPH0721667A (ja) | 1995-01-24 |
| JP2707947B2 true JP2707947B2 (ja) | 1998-02-04 |
Family
ID=15748443
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5162121A Expired - Fee Related JP2707947B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | フロッピーディスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2707947B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02198063A (ja) * | 1989-01-26 | 1990-08-06 | Mitsubishi Electric Corp | フレキシブルディスク用インデクス調整装置 |
| JP2638342B2 (ja) * | 1991-07-04 | 1997-08-06 | 松下電器産業株式会社 | インデックス調整装置 |
| JPH0536643U (ja) * | 1991-10-09 | 1993-05-18 | 株式会社ワイ・イー・データ | フロツピーデイスク装置 |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP5162121A patent/JP2707947B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0721667A (ja) | 1995-01-24 |
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