JP2707807B2 - 圧電トランスdc/dcコンバータ - Google Patents
圧電トランスdc/dcコンバータInfo
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- JP2707807B2 JP2707807B2 JP2158720A JP15872090A JP2707807B2 JP 2707807 B2 JP2707807 B2 JP 2707807B2 JP 2158720 A JP2158720 A JP 2158720A JP 15872090 A JP15872090 A JP 15872090A JP 2707807 B2 JP2707807 B2 JP 2707807B2
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- Japan
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- piezoelectric transformer
- converter
- voltage
- circuit
- rectifying
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、圧電トランスを用いたDC/DCコンバータに
関し、特に周波数変調を用いて出力電圧を制御する圧電
トランスDC/DCコンバータに関するものである。
関し、特に周波数変調を用いて出力電圧を制御する圧電
トランスDC/DCコンバータに関するものである。
圧電トランスは、第3図で示す様な等価回路となって
いる。すなわち、リアクトルL34,コンデンサC32,抵抗R3
5が入力と出力端子間に直列に接続され、更にコンデン
サC31が入力端子に平列に接続され、コンデンサC33が出
力に平列に接続されている。この様な圧電トランスを用
いた装置としては、第4図で示す様な、DC/DCコンバー
タを用いた連続着火装置がある。従来のDC/DCコンバー
タでは、入力電源E、トランジスタTR1,TR2、抵抗R1〜R
7、コンデンサC1〜C3、ダイオードD1、コイルL1より成
り、自励式発振のスイッチングにより圧電トランスを駆
動する回路を、圧電トランスT1の1次側に設けていた。
いる。すなわち、リアクトルL34,コンデンサC32,抵抗R3
5が入力と出力端子間に直列に接続され、更にコンデン
サC31が入力端子に平列に接続され、コンデンサC33が出
力に平列に接続されている。この様な圧電トランスを用
いた装置としては、第4図で示す様な、DC/DCコンバー
タを用いた連続着火装置がある。従来のDC/DCコンバー
タでは、入力電源E、トランジスタTR1,TR2、抵抗R1〜R
7、コンデンサC1〜C3、ダイオードD1、コイルL1より成
り、自励式発振のスイッチングにより圧電トランスを駆
動する回路を、圧電トランスT1の1次側に設けていた。
そして圧電トランスT1の2次側出力を、ダイオードD
2,D3、コンデンサC4で整流及び平滑し、出力していた。
2,D3、コンデンサC4で整流及び平滑し、出力していた。
上述した従来の圧電トランスを用いたDC/DCコンバー
タでは、自励式発振の回路により圧電トランスを駆動
し、圧電トランスから出力された電圧を整流平滑回路で
整流及び平滑しており、DC/DCコンバータの出力電圧を
制御していない。このため、DC/DCコンバータの出力安
定度が悪いという欠点がある。
タでは、自励式発振の回路により圧電トランスを駆動
し、圧電トランスから出力された電圧を整流平滑回路で
整流及び平滑しており、DC/DCコンバータの出力電圧を
制御していない。このため、DC/DCコンバータの出力安
定度が悪いという欠点がある。
本発明の目的は、この様な欠点を解消し、出力安定度
の良い圧電トランスDC/DCコンバータを提供することに
ある。
の良い圧電トランスDC/DCコンバータを提供することに
ある。
本発明は、機械的振動を与える駆動回路と、この駆動
回路の駆動による機械的振動を電圧に変換して出力する
圧電トランスと、この圧電トランスの出力電圧を整流及
び平滑する整流平滑回路とを有する圧電トランスDC/DC
コンバータにおいて、 前記整流平滑回路の出力電圧を予め定められた基準電
圧と比較して差電圧を出力する比較器と、前記差電圧を
周波数信号に変換し、前記駆動回路に供給するV/Fコン
バータとを有する周波数変換帰還回路を備え、 前記V/Fコンバータから供給される周波数信号に基づ
いて前記駆動回路の駆動周波数を変化させ、前記圧電ト
ランスの周波数特性のゲインが変化する傾斜部分を利用
して圧電トランスの出力電圧を変化させ、前記整流平滑
回路の出力電圧を制御することを特徴とする。
回路の駆動による機械的振動を電圧に変換して出力する
圧電トランスと、この圧電トランスの出力電圧を整流及
び平滑する整流平滑回路とを有する圧電トランスDC/DC
コンバータにおいて、 前記整流平滑回路の出力電圧を予め定められた基準電
圧と比較して差電圧を出力する比較器と、前記差電圧を
周波数信号に変換し、前記駆動回路に供給するV/Fコン
バータとを有する周波数変換帰還回路を備え、 前記V/Fコンバータから供給される周波数信号に基づ
いて前記駆動回路の駆動周波数を変化させ、前記圧電ト
ランスの周波数特性のゲインが変化する傾斜部分を利用
して圧電トランスの出力電圧を変化させ、前記整流平滑
回路の出力電圧を制御することを特徴とする。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は、本発明の一実施例を示す回路ブロック図で
ある。
ある。
この圧電トランスDC/DCコンバータは、入力電源1
と、駆動回路2と、圧電トランス3と、整流平滑回路4
と、負荷5と、基準電圧6と、比較器7と、V/Fコンバ
ータ8とを備えている。
と、駆動回路2と、圧電トランス3と、整流平滑回路4
と、負荷5と、基準電圧6と、比較器7と、V/Fコンバ
ータ8とを備えている。
入力電源1は、駆動回路2を駆動させるための電源で
ある。
ある。
駆動回路2は、入力電源1からの電源供給により、圧
電トランス3を駆動する。また駆動回路2は、V/Fコン
バータ8からの周波数信号により制御される。
電トランス3を駆動する。また駆動回路2は、V/Fコン
バータ8からの周波数信号により制御される。
圧電トランス3は、駆動回路2の駆動による圧電トラ
ンスの1次側の機械的振動によるエネルギーを2次側に
伝えて電圧を発生し、整流平滑回路4に供給する。
ンスの1次側の機械的振動によるエネルギーを2次側に
伝えて電圧を発生し、整流平滑回路4に供給する。
整流平滑回路4は、圧電トランス3で発生した電圧を
整流及び平滑して負荷5に供給する。また整流平滑回路
4の出力電圧の一部は、比較器7にも供給される。
整流及び平滑して負荷5に供給する。また整流平滑回路
4の出力電圧の一部は、比較器7にも供給される。
基準電圧6は、比較器7の基準となる安定した直流電
圧である。
圧である。
比較器7は、整流平滑回路4からの出力電圧と基準電
圧6からの電圧とを比較して、比較の結果である差電圧
をV/Fコンバータ8に出力する。また比較器7は、整流
平滑回路4からの出力電圧と基準電圧6からの電圧の差
が常にゼロになる様に制御する。
圧6からの電圧とを比較して、比較の結果である差電圧
をV/Fコンバータ8に出力する。また比較器7は、整流
平滑回路4からの出力電圧と基準電圧6からの電圧の差
が常にゼロになる様に制御する。
V/Fコンバータ8は、比較器7からの差電圧を、予め
定められた周波数に変換し、駆動回路2に出力する。こ
のV/Fコンバータ8及び比較器7が周波数変換帰還回路
となる。
定められた周波数に変換し、駆動回路2に出力する。こ
のV/Fコンバータ8及び比較器7が周波数変換帰還回路
となる。
第2図は、本実施例の圧電トランスの周波数特性を示
す図である。次に、第1図,第2図を参照して、この実
施例の動作について説明する。入力電源1から駆動回路
2に電源を供給すると、駆動回路2は圧電トランス3を
駆動する。この駆動により、圧電トランスから電圧が出
力され、整流平滑回路4により整流及び平滑されて負荷
5に供給される。また、整流平滑回路4からの出力電圧
は、比較器7の一端に入力される。一方、比較器7の他
端には基準電圧6が入力される。比較器7では、整流平
滑回路4からの出力電圧と基準電圧6の電圧とを比較
し、比較した結果である差電圧をV/Fコンバータ8に出
力する。また比較器7は、これらの入力電圧が常にゼロ
になる様に制御をする。比較器7からの差電圧は、V/F
コンバータ8で周波数に変換され駆動回路2に供給され
る。駆動回路2では、V/Fコンバータ8からの周波数信
号に基づいて圧電トランス3の駆動周波数で制御する。
圧電トランス3の周波数特性は、第2図で示す様に、周
波数f1からf2の範囲では、一定の割合でゲインが変化し
ている。この周波数f1〜f2のスロープを用いて圧電トラ
ンス7,V/Fコンバータ8により駆動回路2の駆動周波数
を変化させ、整流平滑回路4の出力電圧を調整する。
す図である。次に、第1図,第2図を参照して、この実
施例の動作について説明する。入力電源1から駆動回路
2に電源を供給すると、駆動回路2は圧電トランス3を
駆動する。この駆動により、圧電トランスから電圧が出
力され、整流平滑回路4により整流及び平滑されて負荷
5に供給される。また、整流平滑回路4からの出力電圧
は、比較器7の一端に入力される。一方、比較器7の他
端には基準電圧6が入力される。比較器7では、整流平
滑回路4からの出力電圧と基準電圧6の電圧とを比較
し、比較した結果である差電圧をV/Fコンバータ8に出
力する。また比較器7は、これらの入力電圧が常にゼロ
になる様に制御をする。比較器7からの差電圧は、V/F
コンバータ8で周波数に変換され駆動回路2に供給され
る。駆動回路2では、V/Fコンバータ8からの周波数信
号に基づいて圧電トランス3の駆動周波数で制御する。
圧電トランス3の周波数特性は、第2図で示す様に、周
波数f1からf2の範囲では、一定の割合でゲインが変化し
ている。この周波数f1〜f2のスロープを用いて圧電トラ
ンス7,V/Fコンバータ8により駆動回路2の駆動周波数
を変化させ、整流平滑回路4の出力電圧を調整する。
以上説明した様に本発明の圧電トランスDC/DCコンバ
ータは、圧電トランスによる整流された出力電圧を基準
電圧と比較し、その比較した差電圧をV/Fコンバータに
より周波数信号に変換し、駆動回路の駆動周波数を変化
させて出力電圧を調整する。
ータは、圧電トランスによる整流された出力電圧を基準
電圧と比較し、その比較した差電圧をV/Fコンバータに
より周波数信号に変換し、駆動回路の駆動周波数を変化
させて出力電圧を調整する。
以上説明した様に本発明は、整流平滑回路の出力電圧
を比較器,V/Fコンバータで駆動回路に帰還しており、周
波数変調を用いて出力電圧を制御しているため、出力安
定度が良いという効果がある。
を比較器,V/Fコンバータで駆動回路に帰還しており、周
波数変調を用いて出力電圧を制御しているため、出力安
定度が良いという効果がある。
第1図は、本発明の一実施例を示す回路ブロック図、 第2図は、第1図の装置で用いた圧電トランスの周波数
特性を示す図、 第3図は、圧電トランスの等価回路を示す図、 第4図は、従来の技術を示す回路図である。 2……駆動回路 3……圧電トランス 4……整流平滑回路 6……基準電圧 7……比較器 8……V/Fコンバータ
特性を示す図、 第3図は、圧電トランスの等価回路を示す図、 第4図は、従来の技術を示す回路図である。 2……駆動回路 3……圧電トランス 4……整流平滑回路 6……基準電圧 7……比較器 8……V/Fコンバータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−98881(JP,A) 特開 平1−107655(JP,A) 特開 昭47−40119(JP,A) 特開 昭61−220386(JP,A) 特開 昭50−119928(JP,A) 実開 昭51−119525(JP,U) 実公 昭50−2734(JP,Y1) 実公 昭49−25527(JP,Y1) 「スイッチングレギュレータ」嶋村弘 則著 産報出版株式会社 1979年8月10 日発行 p.p.15−18
Claims (1)
- 【請求項1】機械的振動を与える駆動回路と、この駆動
回路の駆動による機械的振動を電圧に変換して出力する
圧電トランスと、この圧電トランスの出力電圧を整流及
び平滑する整流平滑回路とを有する圧電トランスDC/DC
コンバータにおいて、 前記整流平滑回路の出力電圧を予め定められた基準電圧
と比較して差電圧を出力する比較器と、前記差電圧を周
波数信号に変換し、前記駆動回路に供給するV/Fコンバ
ータとを有する周波数変換帰還回路を備え、 前記V/Fコンバータから供給される周波数信号に基づい
て前記駆動回路の駆動周波数を変化させ、前記圧電トラ
ンスの周波数特性のゲインが変化する傾斜部分を利用し
て圧電トランスの出力電圧を変化させ、前記整流平滑回
路の出力電圧を制御することを特徴とする圧電トランス
DC/DCコンバータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2158720A JP2707807B2 (ja) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | 圧電トランスdc/dcコンバータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2158720A JP2707807B2 (ja) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | 圧電トランスdc/dcコンバータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0449846A JPH0449846A (ja) | 1992-02-19 |
JP2707807B2 true JP2707807B2 (ja) | 1998-02-04 |
Family
ID=15677875
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2158720A Expired - Lifetime JP2707807B2 (ja) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | 圧電トランスdc/dcコンバータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2707807B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2591423B2 (ja) * | 1992-07-17 | 1997-03-19 | 日本電気株式会社 | 電力用圧電トランスコンバータ |
JP2751842B2 (ja) | 1994-10-05 | 1998-05-18 | 日本電気株式会社 | 圧電トランスの駆動回路および駆動方法 |
EP0762808B1 (en) * | 1995-08-31 | 2003-03-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Inverter power source apparatus using a piezoelectric transformer |
WO2000024804A1 (fr) * | 1998-10-23 | 2000-05-04 | Toyo Boseki Kabushiki Kaisha | Catalyseur de polymerisation destine a la production de polyester, polyester et procede de production associe |
ATE283882T1 (de) | 1999-08-24 | 2004-12-15 | Toyo Boseki | Polymerisationskatalysatoren für polyester, damit hergestellte polyester und verfahren zur herstellung von polyester |
MXPA03002116A (es) | 2000-09-12 | 2003-06-19 | Toyo Boseki | Poliester, metodo para producirlo y catalizador para la polimerizacion del mismo. |
CN1328300C (zh) | 2001-02-23 | 2007-07-25 | 东洋纺织株式会社 | 聚酯聚合催化剂、利用其制得的聚酯和聚酯的制造方法 |
JP4596168B2 (ja) * | 2006-03-22 | 2010-12-08 | 株式会社デンソー | フォトカプラ式アナログ信号伝送装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51119525U (ja) * | 1975-03-24 | 1976-09-28 | ||
JPS5598881A (en) * | 1979-01-20 | 1980-07-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Method of driving piezoelectric transformer |
JP2614056B2 (ja) * | 1987-10-20 | 1997-05-28 | 富士通株式会社 | Dc/dcコンバータ |
-
1990
- 1990-06-19 JP JP2158720A patent/JP2707807B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
「スイッチングレギュレータ」嶋村弘則著 産報出版株式会社 1979年8月10日発行 p.p.15−18 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0449846A (ja) | 1992-02-19 |
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