JP2707711B2 - 温水暖房装置 - Google Patents

温水暖房装置

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JP2707711B2
JP2707711B2 JP9574389A JP9574389A JP2707711B2 JP 2707711 B2 JP2707711 B2 JP 2707711B2 JP 9574389 A JP9574389 A JP 9574389A JP 9574389 A JP9574389 A JP 9574389A JP 2707711 B2 JP2707711 B2 JP 2707711B2
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隆 志禮
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は水と熱媒する温水暖房装置に関するものであ
る。
従来の技術 従来の温水暖房装置は第2図に示すように、温水の膨
張タンク1と、このタンク1の出口に接続した温水循環
用のポンプ2と、この循環ポンプ2に接続し温水を加熱
する熱交換器3と、この熱交換器3を加熱する加熱器4
と、前記膨張タンク1に注水もしくは止水するための注
水弁5とを備えている。前記膨張タンク1に複数の水位
検出器6、7、8が設置されており、それぞれ高水位、
中水位、低水位を検出する。そして、その水位検出器
6、7、8により検出した水位信号を水位信号入力手段
9によって入力し、水位データとして運転制御手段10に
伝える。運転制御手段10は入力した水位データにより運
転を制御し、膨張タンク1の水位が低下して中水位検出
器7がオフになると、注水弁5を開けて膨張タンク1に
注水し、それによって水位が高くなり高水位検出器6が
オンすると、注水弁5を閉じて止水するものであった。
発明が解決しようとする課題 しかし、従来の構成では、膨張タンクの水位が低くな
れば無条件に注水するので、温水の循環系の中に微少な
水洩れがある場合、例えば温水パイプに誤って釘を打ち
込んだために少しずつ水洩れしている場合は膨張タンク
への注水が頻繁に行われる。
そして、膨張タンク中の不凍液の濃度が薄くなり、冬
期に凍結するという課題があった。
そこで、本発明は上記の課題に鑑み、膨張タンクへの
注水頻度が多い時はそれを検出し、注水を行わないよう
にすることを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の温水暖房装置は、
温水の膨張タンクと、このタンクの出口に接続した温水
循環用のポンプと、この循環ポンプに接続し温水を加熱
する熱交換器と、この熱交換器を加熱する加熱器と、前
記膨張タンクに注水もしくは止水する注水弁と、前記膨
張タンクに設置した複数の水位検出器と、これらの水位
検出器からの複数の水位信号を入力し水位データを出力
する水位信号入力手段と、この水位信号入力手段からの
水位データを入力し、前記膨張タンクの水位が低くなれ
ば前記注水弁を開き、水位が高くなれば前記注水弁を閉
じる運転制御手段と、前記水位信号入力手段からの水位
データを入力し、前記膨張タンクの水位が高くなって注
水弁を閉じてから、次に水位が低くなって注水弁を開け
るまでの時間を計測し、その時間がある一定時間以内で
あれば前記運転制御手段に注水弁閉信号を出力し、水位
データに関係なく注水弁を開けさせない減水時間制限手
段とを備えたものである。
作用 本発明は上記した構成により、複数の水位検出器によ
り検出した水位信号を水位信号入力手段により入力し、
水位データとして出力する。そして、運転制御手段がそ
の水位データを入力し、膨張タンクの水位が低くなれば
注水弁を開けて膨張タンクに注水し、それによって水位
が高くなれば注水弁を閉じて止水する。
そして、水位信号入力手段が出力する水位データを減
水時間制限手段に入力し、水位が高くなって注水弁を閉
じてから、次に水位が低くなって注水弁を開けるまでの
時間を計測し、その時間がある一定時間以内であれば運
転制御手段に注水弁閉信号を出力し、水位データに関係
なく注水弁を開けさせない。
実施例 本発明の実施例を図面に基づき説明する。第1図は本
発明の一実施例である温水暖房装置のシステム構成図
で、1は温水の膨張タンク、2は膨張タンク1の出口に
接続した温水循環用のポンプ、3は循環ポンプ2に接続
し温水を加熱する熱交換器、4は熱交換器3を加熱する
加熱器、5は膨張タンク1に注水もしくは止水するため
の注水弁、6、7、8は膨張タンク1に設置した複数の
水位検出器で、それぞれ高水位、中水位、低水位を検出
する。9は水位信号入力手段で、水位検出器6、7、8
によって検出した水位信号を入力し、水位データを出力
する。10は運転制御手段で、水位信号入力手段9が出力
する水位データを入力し、膨張タンク1の水位が低くな
れば注水弁5を開き、水位が高くなれば注水弁5を閉じ
る。11は減水時間制限手段で、水位信号入力手段9が出
力する水位データを入力し、膨張タンク1の水位が高く
なって注水弁5を閉じてから、次に水位が低くなって注
水弁5を開けるまでの時間を計測し、その時間がある一
定時間以内であれば運転制御手段に注水弁閉信号を出力
し、注水弁5を開けさせない。
水位検出器6、7、8により検出した水位信号を水位
信号入力手段9により入力し、水位データとして出力す
る。そして、運転制御手段10がその水位データを入力
し、膨張タンク1の水位が低くなり中水位検出器7がオ
フになると注水弁5を開けて膨張タンク1に注水し、そ
れによって水位が高くなり高水位検出器6がオンになる
と、注水弁5を閉じて止水する。
そして、注水弁5が故障して開かない等の理由によ
り、水位が低水位より低下し、水位検出器8がオフにな
ると、空焚き防止のために、循環ポンプ2や加熱器4を
停止することにより暖房を停止する。
次に、温水パイプに誤って釘を打ち込んだりしたため
に、温水の循環系の中に微少な水洩れがある場合、水位
信号入力手段9が出力する水位データを入力している減
水時間制限手段11は、膨張タンク1の水位が高くなり高
水位検出器6がオン(この瞬間に運転制御手段10は注水
弁5を閉じようとする)してから、次に水位が低くなり
中水位検出器7がオフ(この瞬間に運転制御手段10は注
水弁5を開けようとする)するまでの時間を計測してい
るので、その時間がある一定時間、例えば自然蒸発によ
り水位が高水位から中水位以下になる時間、以内であれ
ば運転制御手段10に注水弁閉信号を出力する。そして、
その注水弁閉信号を入力した運転制御手段10は、水位デ
ータに関係なく、つまり中水位検出器7がオフしている
にもかかわらず、注水弁5を閉じたままで開けない。
したがって、温水の循環系の中に、使用者が気付かな
いような微少な水洩れがある場合、膨張タンク1の水位
が高水位から中水位以下になる時間は、自然蒸発による
時間より短かくなるので、減水時間制限手段11により検
出し、注水弁5を開けないようになっている。
それにより、膨張タンク1への注水が頻繁に行われる
こともなく、膨張タンク1中の不凍液の濃度が薄くな
り、冬期に凍結することもなくなる。
また、減水時間制限手段11が、ある一定時間以内に高
水位から中水位以下になる減水(以下このことを異常減
水と呼ぶ)を1回検出しただけで注水弁5を開けるのを
止めるのではなく、1回目の異常減水では、通常に注水
弁5を開けて、膨張タンク1に注水し、続けて2回目の
異常減水を検出した時に注水弁閉信号を運転制御手段10
に出力して、注水弁5を開けるのを止めるようにする。
つまり、異常減水を連続で複数回検出した場合のみ、注
水弁5を開けないようにしてもよい。
また、減水時間制限手段11が、ある一定時間以内に高
水位から中水位以下になる減水を検出した時に表示する
表示器を付けることにより、異常な減水があったことを
使用者に知らせることができる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、膨張タンクの水位が異
常に速く減水していることを検出し、そのような場合に
は、水位が低くなっても注水しないので、膨張タンクに
頻繁に注水することがなくなる。
また、そうすることにより、膨張タンク中の不凍液濃
度が薄くなることにより冬期に凍結することを防ぐこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の温水暖房装置の一実施例のシステム構
成図、第2図は従来技術の一実施例のシステム構成図で
ある。 1……膨張タンク、2……温水循環ポンプ、3……熱交
換器、4……加熱器、5……注水弁、6、7、8……水
位検出器、9……水位信号入力手段、10……運転制御手
段、11……減水時間制御手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】温水の膨張タンクと、このタンクの出口に
    接続した温水循環用のポンプと、この循環ポンプに接続
    し温水を加熱する熱交換器と、この熱交換器を加熱する
    加熱器と、前記膨張タンクに注水もしくは止水する注水
    弁と、前記膨張タンクに設置した複数の水位検出器と、
    これらの水位検出器からの複数の水位信号を入力し水位
    データを出力する水位信号入力手段と、この水位信号入
    力手段からの水位データを入力し、前記膨張タンクの水
    位が低くなれば前記注水弁を開き、水位が高くなれば前
    記注水弁を閉じる運転制御手段と、前記水位信号入力手
    段からの水位データを入力し、前記膨張タンクの水位が
    高くなって注水弁を閉じてから、次に水位が低くなって
    注水弁を開けるまでの時間を計測し、その時間がある一
    定時間以内であれば前記運転制御手段に注水弁閉信号を
    出力し、水位データに関係なく注水弁を開けさせない減
    水時間制限手段とを備えた温水暖房装置。
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JPH02275224A JPH02275224A (ja) 1990-11-09
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