JPH06313567A - 温水暖房装置 - Google Patents
温水暖房装置Info
- Publication number
- JPH06313567A JPH06313567A JP12518293A JP12518293A JPH06313567A JP H06313567 A JPH06313567 A JP H06313567A JP 12518293 A JP12518293 A JP 12518293A JP 12518293 A JP12518293 A JP 12518293A JP H06313567 A JPH06313567 A JP H06313567A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- heating
- supply valve
- medium supply
- burner
- Prior art date
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- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エア抜き弁等を用いることなく、暖房運転に
より発生した気泡を排除することを目的とする。 【構成】 温水を循環させる循環路と、該循環路には温
水を貯留するタンクと、温水を循環させるポンプと、バ
ーナにより加熱される熱交換器と、放熱器等の暖房端末
器と、開とすることにより暖房端末器に温水供給可能と
した熱媒体供給弁と、前記熱交換器により加熱された温
水温度を検出する高温度センサと、前記暖房端末器によ
り放熱された後の温水温度を検出する戻り温度センサと
を設けた温水暖房装置であって、暖房運転スイッチがＯ
ＦＦとなるとバーナ燃焼を停止させて熱媒体供給弁に閉
信号を送り、高温度センサの検出値と戻り温度センサの
検出値との差が所定温度未満となればポンプ運転をＯＦ
Ｆとして暖房運転を終了させる制御手段を設けた温水暖
房装置。
より発生した気泡を排除することを目的とする。 【構成】 温水を循環させる循環路と、該循環路には温
水を貯留するタンクと、温水を循環させるポンプと、バ
ーナにより加熱される熱交換器と、放熱器等の暖房端末
器と、開とすることにより暖房端末器に温水供給可能と
した熱媒体供給弁と、前記熱交換器により加熱された温
水温度を検出する高温度センサと、前記暖房端末器によ
り放熱された後の温水温度を検出する戻り温度センサと
を設けた温水暖房装置であって、暖房運転スイッチがＯ
ＦＦとなるとバーナ燃焼を停止させて熱媒体供給弁に閉
信号を送り、高温度センサの検出値と戻り温度センサの
検出値との差が所定温度未満となればポンプ運転をＯＦ
Ｆとして暖房運転を終了させる制御手段を設けた温水暖
房装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、温水暖房装置に関す
る。
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、温水暖房装置の暖房運転を停止す
る方法として、実開平１−７８８１２号の例がある。該
例においては、運転スイッチをＯＦＦとすれば制御弁を
閉とすると同時にポンプをＯＦＦとし、暖房運転を停止
させていた。
る方法として、実開平１−７８８１２号の例がある。該
例においては、運転スイッチをＯＦＦとすれば制御弁を
閉とすると同時にポンプをＯＦＦとし、暖房運転を停止
させていた。
【０００３】ここで制御弁は、温水を循環させるための
配管に設けられており、開とすることによって熱源機に
より加熱された温水を暖房用の放熱器へ送給可能として
いる。
配管に設けられており、開とすることによって熱源機に
より加熱された温水を暖房用の放熱器へ送給可能として
いる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、加熱された高温の暖房循環温水に起因する配管
内の空気溜まりが問題となっていた。つまり、エア抜き
弁等により配管内の空気抜きを十分に行ってから温水暖
房運転を行わせても熱源機により加熱された温水をポン
プで循環させることにより配管内に気泡が発生し、暖房
運転停止時には発生した気泡が配管内に滞留するという
問題があり、特に細管で構成した暖房用の放熱器を熱源
機より高位置の２階等に設けて場合においては、発生し
た気泡の大部分が放熱器の細管に滞留し、再度暖房運転
を行わせる場合には、放熱器を熱源機と同じ高さ位置に
設置した場合と比較して滞留した気泡によりポンプが故
障し易いという欠点を有していた。
例では、加熱された高温の暖房循環温水に起因する配管
内の空気溜まりが問題となっていた。つまり、エア抜き
弁等により配管内の空気抜きを十分に行ってから温水暖
房運転を行わせても熱源機により加熱された温水をポン
プで循環させることにより配管内に気泡が発生し、暖房
運転停止時には発生した気泡が配管内に滞留するという
問題があり、特に細管で構成した暖房用の放熱器を熱源
機より高位置の２階等に設けて場合においては、発生し
た気泡の大部分が放熱器の細管に滞留し、再度暖房運転
を行わせる場合には、放熱器を熱源機と同じ高さ位置に
設置した場合と比較して滞留した気泡によりポンプが故
障し易いという欠点を有していた。
【０００５】そこで本発明においては、暖房運転により
発生した気泡等の空気を、エア抜き弁等を用いることな
く排除することを可能とした温水暖房装置の提供を目的
とする。
発生した気泡等の空気を、エア抜き弁等を用いることな
く排除することを可能とした温水暖房装置の提供を目的
とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、温水を循環させる循環路と、該循環路には
温水を貯留するタンクと、温水を循環させるポンプと、
バーナにより加熱される熱交換器と、放熱器等の暖房端
末器と、開とすることにより暖房端末器に温水供給可能
とした熱媒体供給弁と、前記熱交換器により加熱された
温水温度を検出する高温度センサと、前記暖房端末器に
より放熱された後の温水温度を検出する戻り温度センサ
とを設けた温水暖房装置であって、暖房運転スイッチが
ＯＦＦとなるとバーナ燃焼を停止させて熱媒体供給弁に
閉信号を送り、高温度センサの検出値と戻り温度センサ
の検出値との差が所定温度未満となればポンプ運転をＯ
ＦＦとして暖房運転を終了させる制御手段を設けたこと
を特徴としている。
するために、温水を循環させる循環路と、該循環路には
温水を貯留するタンクと、温水を循環させるポンプと、
バーナにより加熱される熱交換器と、放熱器等の暖房端
末器と、開とすることにより暖房端末器に温水供給可能
とした熱媒体供給弁と、前記熱交換器により加熱された
温水温度を検出する高温度センサと、前記暖房端末器に
より放熱された後の温水温度を検出する戻り温度センサ
とを設けた温水暖房装置であって、暖房運転スイッチが
ＯＦＦとなるとバーナ燃焼を停止させて熱媒体供給弁に
閉信号を送り、高温度センサの検出値と戻り温度センサ
の検出値との差が所定温度未満となればポンプ運転をＯ
ＦＦとして暖房運転を終了させる制御手段を設けたこと
を特徴としている。
【０００７】
【作用】本発明においては、暖房運転停止時に、バーナ
燃焼を停止すると共に熱媒体供給弁を閉成させるのであ
るが、熱媒体供給弁が確実に閉止するまでポンプ運転は
継続されるので、バーナ燃焼運転停止時までに発生した
気泡が確実に排除され、よってエア抜き弁等を用いるこ
となく温水暖房装置の配管内の気泡を排除できる。
燃焼を停止すると共に熱媒体供給弁を閉成させるのであ
るが、熱媒体供給弁が確実に閉止するまでポンプ運転は
継続されるので、バーナ燃焼運転停止時までに発生した
気泡が確実に排除され、よってエア抜き弁等を用いるこ
となく温水暖房装置の配管内の気泡を排除できる。
【０００８】
【実施例】図１は本発明の温水暖房装置の構成を示す構
成図である。１は温水暖房装置であり、内部には循環路
２を配しており、後述する暖房放熱器１７に接続されて
いる。循環路２内には上流側より、戻り温水温度を検出
する戻り温度センサ３と、循環温水を貯えるタンク４
と、温水を送給するポンプ５と、温水を加熱する熱交換
器６と、熱交換器６により加熱された温水温度を検出す
る高温度センサ７とが順に配されている。
成図である。１は温水暖房装置であり、内部には循環路
２を配しており、後述する暖房放熱器１７に接続されて
いる。循環路２内には上流側より、戻り温水温度を検出
する戻り温度センサ３と、循環温水を貯えるタンク４
と、温水を送給するポンプ５と、温水を加熱する熱交換
器６と、熱交換器６により加熱された温水温度を検出す
る高温度センサ７とが順に配されている。
【０００９】上記タンク４は、内部にタンク内の所定の
低水位以上を検出するとＯＮとなるＯＮ−ＯＦＦ式の低
水位センサ８と、該低水位より高位の所定の中水位以上
を検出するとＯＮとなるＯＮ−ＯＦＦ式の中水位センサ
９と、該中水位より高位の所定の高水位以上を検出する
とＯＮとなるＯＮ−ＯＦＦ式の高水位センサ１０とが配
され、給水弁１１を開とすることによりタンク４内に温
水を注入可能としている。１２はタンク４内に設けたオ
ーバーフロー口である。
低水位以上を検出するとＯＮとなるＯＮ−ＯＦＦ式の低
水位センサ８と、該低水位より高位の所定の中水位以上
を検出するとＯＮとなるＯＮ−ＯＦＦ式の中水位センサ
９と、該中水位より高位の所定の高水位以上を検出する
とＯＮとなるＯＮ−ＯＦＦ式の高水位センサ１０とが配
され、給水弁１１を開とすることによりタンク４内に温
水を注入可能としている。１２はタンク４内に設けたオ
ーバーフロー口である。
【００１０】上記熱交換器６は、バーナ１３によって加
熱され、開閉弁１４を開とし、比例弁１５の開度を可変
させて必要とするガス量を得ている。
熱され、開閉弁１４を開とし、比例弁１５の開度を可変
させて必要とするガス量を得ている。
【００１１】１６は、循環路２における高温度センサ７
より下流側のＡ点において始端を分岐し、循環路２にお
ける戻り温度センサ３近傍のＢ点において末端が接続さ
れるバイパス路である。
より下流側のＡ点において始端を分岐し、循環路２にお
ける戻り温度センサ３近傍のＢ点において末端が接続さ
れるバイパス路である。
【００１２】１７は、パネルヒータ等の暖房放熱器であ
り、熱媒体供給弁１８をＯＮとすることにより開として
加熱された暖房温水を暖房放熱器１７内で循環可能とし
ている。
り、熱媒体供給弁１８をＯＮとすることにより開として
加熱された暖房温水を暖房放熱器１７内で循環可能とし
ている。
【００１３】１９は前述の比例弁、ポンプ等の被制御器
を制御させるコントローラであり、コントローラ１９内
には、計時機能を有するタイマー２０と、演算処理を行
わせる演算部２１と、演算値あるいは検出値等を記憶さ
せる記憶部２２と、暖房装置内の熱媒体供給弁１８の開
閉状態を判定する判定手段２３とを備えている。
を制御させるコントローラであり、コントローラ１９内
には、計時機能を有するタイマー２０と、演算処理を行
わせる演算部２１と、演算値あるいは検出値等を記憶さ
せる記憶部２２と、暖房装置内の熱媒体供給弁１８の開
閉状態を判定する判定手段２３とを備えている。
【００１４】２４はコントローラ２０に接続されたリモ
コンであり、２５は暖房装置１内に注水動作を行わせる
ための試運転スイッチであり、２６は暖房装置１の運転
スイッチであり、２７は器具運転状態や器具故障箇所等
を表示する表示部である。
コンであり、２５は暖房装置１内に注水動作を行わせる
ための試運転スイッチであり、２６は暖房装置１の運転
スイッチであり、２７は器具運転状態や器具故障箇所等
を表示する表示部である。
【００１５】図２は、本発明の制御の内容を示すシーケ
ンス図である。ステップ１においては、暖房運転スイッ
チ２６がＯＦＦとなっているか否かを判定しており、暖
房運転スイッチがＯＦＦとなれば、開閉弁１４を閉成し
てバーナ１３の燃焼を停止させ、熱媒体供給弁１８に閉
信号を送り閉成させる（Ｓ２）。尚、バーナ１３の燃焼
停止以後は、配管内に暖房用の高温水に起因する新たな
気泡は発生しない。ここで熱媒体供給弁１８は、コント
ローラ２０から閉信号が送られても電磁弁とはちがって
瞬時には閉成せず、閉信号が送られてから所定時間経過
後（一般的には２分から５分程度経過後）に完全に閉成
するように構成されている。
ンス図である。ステップ１においては、暖房運転スイッ
チ２６がＯＦＦとなっているか否かを判定しており、暖
房運転スイッチがＯＦＦとなれば、開閉弁１４を閉成し
てバーナ１３の燃焼を停止させ、熱媒体供給弁１８に閉
信号を送り閉成させる（Ｓ２）。尚、バーナ１３の燃焼
停止以後は、配管内に暖房用の高温水に起因する新たな
気泡は発生しない。ここで熱媒体供給弁１８は、コント
ローラ２０から閉信号が送られても電磁弁とはちがって
瞬時には閉成せず、閉信号が送られてから所定時間経過
後（一般的には２分から５分程度経過後）に完全に閉成
するように構成されている。
【００１６】ステップ３では、高温度センサ７の検出値
Ｔｈ1 と戻り温度センサ３の検出値Ｔｈ2 との温度差
（Ｔｈ1 −Ｔｈ2 ）が、予め定めた検出誤差等を考慮し
た所定温度ΔＴ未満となったか否かを判定している。
Ｔｈ1 と戻り温度センサ３の検出値Ｔｈ2 との温度差
（Ｔｈ1 −Ｔｈ2 ）が、予め定めた検出誤差等を考慮し
た所定温度ΔＴ未満となったか否かを判定している。
【００１７】つまり、バーナ１３による燃焼運転停止後
に熱媒体供給弁１８を完全に閉成し、ポンプ５のみを運
転させると、図１中に示した点線矢印の経路で温水が循
環し、その場合は上記温度差（Ｔｈ1 −Ｔｈ2 ）≒０で
あり、ステップ３はそのことを利用したものである。
に熱媒体供給弁１８を完全に閉成し、ポンプ５のみを運
転させると、図１中に示した点線矢印の経路で温水が循
環し、その場合は上記温度差（Ｔｈ1 −Ｔｈ2 ）≒０で
あり、ステップ３はそのことを利用したものである。
【００１８】ステップ３で、上記温度差（Ｔｈ1 −Ｔｈ
2 ）が所定温度ΔＴ未満となれば、熱媒体供給弁１８が
完全に閉成したものとみなし、ポンプ５をＯＦＦとして
暖房運転を終了する（Ｓ４）。
2 ）が所定温度ΔＴ未満となれば、熱媒体供給弁１８が
完全に閉成したものとみなし、ポンプ５をＯＦＦとして
暖房運転を終了する（Ｓ４）。
【００１９】要するに本発明においては、暖房運転にお
けるバーナ燃焼停止時までに発生した配管内の気泡を、
バーナ燃焼停止以後も熱媒体供給弁が閉となるまでポン
プ運転させることにより、タンク内の空間に該気泡を放
出させて排除させているのである。よって上記制御例に
おいては、エア抜き弁等の手段を新たに設ける必要もな
いのである。
けるバーナ燃焼停止時までに発生した配管内の気泡を、
バーナ燃焼停止以後も熱媒体供給弁が閉となるまでポン
プ運転させることにより、タンク内の空間に該気泡を放
出させて排除させているのである。よって上記制御例に
おいては、エア抜き弁等の手段を新たに設ける必要もな
いのである。
【００２０】
【発明の効果】本発明においては、上記構成により、暖
房運転において発生した気泡を、エア抜き弁等を用いる
ことなく完全に排除できる。よって暖房運転により配管
内に発生し滞留した空気に起因するポンプ故障を完全に
防止できる。
房運転において発生した気泡を、エア抜き弁等を用いる
ことなく完全に排除できる。よって暖房運転により配管
内に発生し滞留した空気に起因するポンプ故障を完全に
防止できる。
【図１】本発明の温水暖房装置の構成を示した図であ
る。
る。
【図２】本発明の制御の内容を示すシーケンス図であ
る。
る。
１ 温水暖房装置 ２ 循環路 ３ 戻り温度センサ ４ タンク ５ ポンプ ６ 熱交換器 ７ 高温度センサ １３ バーナ １７ 暖房放熱器 １８ 熱媒体供給弁 １９ コントローラ
Claims (1)
- 【請求項１】 温水を循環させる循環路と、該循環路に
は温水を貯留するタンクと、温水を循環させるポンプ
と、バーナにより加熱される熱交換器と、放熱器等の暖
房端末器と、開とすることにより暖房端末器に温水供給
可能とした熱媒体供給弁と、前記熱交換器により加熱さ
れた温水温度を検出する高温度センサと、前記暖房端末
器により放熱された後の温水温度を検出する戻り温度セ
ンサとを設けた温水暖房装置であって、暖房運転スイッ
チがＯＦＦとなるとバーナ燃焼を停止させて熱媒体供給
弁に閉信号を送り、高温度センサの検出値と戻り温度セ
ンサの検出値との差が所定温度未満となればポンプ運転
をＯＦＦとして暖房運転を終了させる制御手段を設けた
ことを特徴とする温水暖房装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12518293A JP3336680B2 (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | 温水暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12518293A JP3336680B2 (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | 温水暖房装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06313567A true JPH06313567A (ja) | 1994-11-08 |
| JP3336680B2 JP3336680B2 (ja) | 2002-10-21 |
Family
ID=14903935
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12518293A Expired - Fee Related JP3336680B2 (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | 温水暖房装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3336680B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108311347A (zh) * | 2018-01-31 | 2018-07-24 | 江东科技有限公司 | 供料装置及其使用方法 |
-
1993
- 1993-04-28 JP JP12518293A patent/JP3336680B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108311347A (zh) * | 2018-01-31 | 2018-07-24 | 江东科技有限公司 | 供料装置及其使用方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3336680B2 (ja) | 2002-10-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |