JP2707249B2 - 角膜形状測定装置 - Google Patents

角膜形状測定装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、眼科において使用し、角膜表面の曲率半径
を測定する角膜形状測定装置に関するものである。 [従来の技術] 従来の角膜形状測定装置としては、被検眼上に視標を
投影しその角膜反射像の大きさを光学的に手動により測
定する所謂オフサルモメータ、ケラトメータと呼ばれて
いるものが広く知られている。また、自動的に角膜形状
を測定するものとしては、本出願人による特開昭58−73
335号、特開昭58−54927号公報が知られている。 しかしながら、これらの自動測定器には円環状の指標
を角膜に投影し、その形状を解析するために、(1)複
数の一次元位置検出素子を厳密に調整して配置する、
(2)円環状の指標を照明するための円環状の特殊な光
源を必要とする、(3)測定光学系と別個又は途中から
光路分割した観察光学系を必要とする、(4)測定専用
の複数個の位置検出素子とその駆動回路を必要とする、
という主にコスト面で不利な点を有している。 [発明の目的] 本発明の目的は、複数の素子を設けて相互位置調整や
個別の駆動回路の配設等を行ったり、特殊な光源を用い
たりするような複雑な構成を必要としない容易な構成で
ありながら、高精度な角膜形状測定が可能であり、同時
に観察系を別設することなく広い視野での撮像を実行す
ることも可能な操作性の良い角膜形状測定装置を提供す
ることにある。 [発明の概要] 上述の目的を達成するため本発明の要旨は、対物部の
周囲に配置した3個以上のスポット指標を被検眼の角膜
に投影する指標投影手段と、被検眼の前眼部を撮像可能
でありかつ撮像した画像を前眼部観察に使用可能な撮像
系と、角膜形状測定時に該撮像系の構成を変更して観察
時よりも高い倍率で撮像した画像のテレビ信号出力をデ
ジタル変換する信号変換手段と、該信号変換手段により
デジタル変換したテレビ信号を記憶する記憶手段と、該
記憶手段に記憶したテレビ信号の内の複数の走査線に対
応するデジタル信号から前記指標の角膜反射像の画像信
号の重心位置をそれぞれ算出して角膜形状測定を行う演
算手段とを有することを特徴とする角膜形状測定装置で
ある。 [発明の実施例] 第1図は後述する実施例を説明するための前提となる
例を示し、被検眼Eの角膜Ecに対向して対物レンズ1が
配置され、この対物レンズ1の後部には絞り2、撮像素
子3が設けられている。対物レンズ1の周囲には、第2
図に示すように直交する2径線上にLEDや白熱電球から
成る光源4a〜4dが配置され、これらの各光源4a〜4dと被
検眼Eの角膜Ecの間には、それぞれ点状開口を有する指
標5a〜5dが挿入されている。 指標5a〜5dは光源4a〜4dにより照明されて、被検眼E
の角膜Ec上に点状光スポットを投影する。4A〜4Dはこの
光スポットの角膜Ecによる反射像であり、これらの像4A
〜4Dを対物レンズ1によって絞り2を通過して撮像素子
3上に結像する。 また、この装置全体は可動部分の上に配置され、検者
により被検眼Eとの位置合わせを行う。また、絞り2
は、特開昭61−249432号に開示されるように装置と被検
眼Eとの距離の変化に伴う角膜反射像4A〜4Dの大きさの
変化を補正して、撮像素子3上での角膜反射像の像の大
きさが不変となるような方向の主光線、及びこの主光線
を中心とした光束のみを特定して透過させる位置に配置
されている。 第3図は信号処理系のブロック回路図を示し、撮像素
子3の出力は駆動回路10に接続され、駆動回路10の出力
はA/D変換器11、メモリコトローラ12を経てメモリ13に
接続されている。また、MPU14の出力はA/D変換器11、メ
モリコトローラ12、メモリ13に接続されている。 撮像素子3の出力は駆動回路10によりNTSC、CCIR等の
信号とされ、駆動回路10の出力はMPU14の指令によりA/D
変換器11に入力されてデジタル信号を変換され、メモリ
コントローラ12の指示によりメモリ13の所定番地に格納
される。 第4図は或る水平走査線N、N+1に対応するA/D変
換されたデータの状態を模式的に表したものであり、角
膜反射像4A〜4Dに対応した出力が得られる。そこで、公
知の信号処理手段により、反射像4A〜4Dの像に対応した
その出力の中心座標(x1,y1)〜(x4,y4)を計算により
求めることができる。 一方、4個の角膜反射像4A〜4Dの座標から角膜Ecの曲
率を求めるには、次のような考えに従えばよい。一般
に、人間の角膜Ecはトーリック面であると仮定されてい
るので、指標5a〜5dが光軸から等距離にあると考える
と、その反射像4A〜4Dは第5図に示すような角膜曲率半
径に比例した大きさの楕円上に存在することになる。 いま、楕円の長径を2a、短径を2b、楕円中心(x0,y
0)を原点としたときの座標と、それに対応する経線方
向を(x1,y1)〜(x4,y4)、θ〜θ、楕円の長径方
向の角度をθとすると x1=a・cos(θ+θ) y1=b・sin(θ+θ) x2=a・cos(θ+θ) y2=b・sin(θ+θ) x3=a・cos(θ+θ) y3=b・sin(θ+θ) x4=a・cos(θ+θ) y4=b・sin(θ+θ) …(1) なる関係で表される。 また、第5図及び前述の説明のように、θ=θ
90゜、θ=θ+180゜、θ=θ−90゜なる関係
があるので、(1)式は、 x1=a・cos(θ+θ) y1=b・sin(θ+θ) x2=−a・sin(θ+θ) y2=b・cos(θ+θ) x3=−a・cos(θ+θ) =−x1、y3=−b・sin(θ+θ) =−y1 x4=a・sin(θ+θ)=−x2 y4=−b・cos(θ+θ)=−y2 …(2) と表される。 ここで、画像信号処理により得られた4点の重心座標
(Xθ1,Yθ)、〜(Xθ4,Yθ)と(x1,y1)〜(x
4,y4)との関係は楕円の中心(x0,y0)への平行移動で
あるから、 x1=Xθ−x0、y1=Yθ−y0 x2=Xθ−x0、y2=Yθ−y0 x3=Xθ−x0、y3=Yθ−y0 x4=Xθ−x0、y4=Yθ−y0 …(3) となる。 ここで(2)式を用いると、画像信号から得られた座
標と楕円原点座標の関係は x0=(Xθ+Xθ)/2=(Xθ−Xθ)/2 y0=(Yθ+Yθ)/2=(Yθ−Yθ)/2 …(4) 画像信号から得られた座標(Xθ1,Yθ)、〜(X
θ4,Yθ)から、(4)式により楕円中心(x0,y0)、
及び(3)式によりこの楕円中心(x0,y0)を原点とし
た各点の座標(x1,y1)〜(x4,y4)が求められる。 次に、角膜形状を求める方法を説明する。得られた
(x1,y1)〜(x4,y4)の座標を原点(x0,y0)を中心に
θだけ回転し、得られた新たなる座標をそれぞれの大
文字で表すと、 X1=a・cosθ =x1・cosθ−y1・sinθ=−X3 Y1=b・sinθ =x1・sinθ+y1・cosθ=−Y3 X2=−a・sinθ =x2・cosθ+y2・sinθ=−X4 Y2=b・cosθ =x2・sinθ+y2・cosθ=−Y4 …(5) となる。 そこで、(X1,Y1)、(X2,Y2)からa、b、θを求
めるには、 a=[(X1+Y2)+{(X1−Y2)+4X2・Y1}1/2]/2 b=[(X1+Y2)−{(X1−Y2)+4X2・Y1}1/2]/2 tanθ=(b−Y2)/X2 …(6) なる方程式を解けばよい。同様に(X3,Y3)、(X4,Y4)
の組でも解ける。ここで、(6)式を求めるのに必要な
条件を考える。座標(Xθ1,Yθ)について注目する
と、(4)式により(Xθ3,Yθ)が、(5)式によ
り(x2,y2)つまり(Xθ2,Yθ)が必要となり、
(6)式を解くには少なくとも3点の座標が必要なこと
が判る。 このa、bから被検眼Eの角膜Ecの最強、最弱の両主
径線上での曲率半径RL、RSへの変換は、対物レンズ1に
よる撮像素子3への投影倍率と、指標5a〜5bの光軸から
の距離により簡単に行える。 また、通常の撮像素子の撮像範囲は長方形であるか
ら、角度θ〜θはθ=45゜、θ=135゜、θ
=−135゜、θ=−45゜とすることにより、より広い
範囲の曲率半径の測定が可能となる。求めるべき変形に
対して方程式の数が多いので、上述のうちの任意の式に
より曲率半径RL、RSを算出し、他の式により検証して楕
円からのずれを表示することができる。 第6図は本発明の実施例を示し、前述した例を変形
し、対物レンズ1と撮像素子3との間の絞り2が除去さ
れ、光軸方向に移動する凹レンズ6と固定の凸レンズ7
が挿入されている。 本発明の実施例においては、被検眼E及び角膜反射像
4A〜4Dを2変倍で撮像素子3に結像する。そこで、被検
眼Eと装置の位置合わせをする時には、凹レンズ6を点
線の位置において倍率を低くして広い視野で観察し、測
定時には凹レンズ6を実線の位置に移動して拡大観察に
切換えて分解能を上げた測定ができる。また、凹レンズ
6の後方にコンペンセータレンズを入れたズームタイプ
の光学径としてもよい。 [発明の効果] 以上説明したように本発明に係る角膜形状測定装置に
よれば、3個以上のスポット指標の角膜反射像のデジタ
ル画像信号の重心位置検出による角膜形状測定を、高倍
率で撮像した画像を基に実行できるので、簡易な構成で
かつ重心位置検出の精度が向上し、角膜形状の測定精度
を向上でき、同時に低倍率つまり広い視野で撮像を実行
することも可能となり、操作性も向上する。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明に係る角膜形状測定装置の実施例を示し、
第1図は実施例を説明するための前提となる例の構成
図、第2図は光源の配置説明図、第3図はブロック回路
構成図、第4図は信号の模式図、第5図は測定原理の説
明図、第6図は実施例の構成図である。 符号1は対物レンズ、2は絞り、3は撮像素子、4a〜4d
は光源、5a〜5dは指標、6は凹レンズ、7は凸レンズ、
10は撮像素子駆動回路、11はA/D変換器、12はメモリア
ドレスコントローラ、13はメモリ、14はCPUである。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.対物部の周囲に配置した3個以上のスポット指標を
    被検眼の角膜に投影する指標投影手段と、被検眼の前眼
    部を撮像可能でありかつ撮像した画像を前眼部観察に使
    用可能な撮像系と、角膜形状測定時に該撮像系の構成を
    変更して観察時よりも高い倍率で撮像した画像のテレビ
    信号出力をデジタル変換する信号変換手段と、該信号変
    換手段によりデジタル変換したテレビ信号を記憶する記
    憶手段と、該記憶手段に記憶したテレビ信号の内の複数
    の走査線に対応するデジタル信号から前記指標の角膜反
    射像の画像信号の重心位置をそれぞれ算出して角膜形状
    測定を行う演算手段とを有することを特徴とする角膜形
    状測定装置。 2.前記撮像系の構成の変更は光学素子を移動すること
    により行う特許請求の範囲第1項に記載の角膜形状測定
    装置。 3.前記指標は1組の直交する2径線上の撮像系の光軸
    を中心とした所定半径の円周上に、4個の開口を持つよ
    うにした特許請求の範囲第1項に記載の角膜形状測定装
    置。 4.前記撮像系は2個以上の異なった倍率で角膜反射像
    を1つの撮像素子上に投影するようにした特許請求の範
    囲第1項に記載の角膜形状測定装置。
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