JP2706687B2 - 衛星通信システム - Google Patents

衛星通信システム

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JP2706687B2 JP62124618A JP12461887A JP2706687B2 JP 2706687 B2 JP2706687 B2 JP 2706687B2 JP 62124618 A JP62124618 A JP 62124618A JP 12461887 A JP12461887 A JP 12461887A JP 2706687 B2 JP2706687 B2 JP 2706687B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、デマンドアサイン方式を適用した衛星通信
システムの改良に関する。 (従来の技術) 近年、音声やデータの伝送を衛星通信システムを用い
て行なうことが多くなっているが、衛星通信システムに
は予め各地球局間に固定の通信回線を割当てておくプリ
アサイン方式を適用したものと、デマンドアサイン方式
を適用したものとがある。このうちデマンドアサイン方
式は、一定数の衛星通信回線を各地球局に共通にプール
しておき、地球局に接続された端末装置から回線割当て
要求が発生する毎に上記各衛星通信回線の中から空き回
線を選択してこの回線を上記端末装置に割当てるように
したもので、動的な回線割当てにより限られた衛星通信
回線を効率的に使用することができる。また、このデマ
ンドアサイン方式には集中制御方式と分散制御方式とが
ある。このうち先ず集中制御方式は、端末装置が接続さ
れる各地球局の上位局として中央制御局を設け、この中
央制御局により空き回線の選択および各地球局への回線
の設定や開放等の回線割当て制御を統轄して行なうもの
である。これに対し分散制御方式は、各地球局が集中制
御方式の中央制御局と同等の回線割当て制御機能を有
し、回線の割当て制御を回線の割当て要求局とその相手
局との間で行なうようにしたものである。 ところで、デマンドアサイン方式を適用した衛星通信
システムでは、集中制御方式であってもまた分散制御方
式であっても、回線の割当て制御を行なう際に該当する
地球局間で制御情報の授受を行なう必要があり、この制
御情報の授受を一般に共通信号線(CSC;Common Signall
ing Channel)と呼ばれる制御用の通信回線を用いて行
なっている。このため、例えば衛星通信特有の問題であ
る降雨減衰により共通信号線の伝送品質が劣化すると、
各地球局間で制御情報の授受を円滑に行なえなくなって
地球局の各種処理が滞り、次第に処理待ちが増加する。
そして、共通信号線の状態が導通不能に至ると、該当地
球局は待ち状態にある処理を一定時間を経過したものか
ら選択的に放棄する作業や、回線割当て要求を発した端
末装置または地球局に対して通話が不可能である旨を通
知する処理を行ないながら新たな回線割当て要求に対す
る処理を行なうというように、極めて多数の処理に忙殺
され、延いては輻輳状態に陥る。一旦この輻輳状態に陥
ると、該当地球局は再立上げを行なわないと復帰できな
くなり、復旧するまでに多くの時間と手間を要すること
になって非常に好ましくなかった。 (発明が解決しようとする問題点) 以上のように従来のシステムは、共通信号線が導通不
能になった場合に各地球局の処理量が増大して輻輳状態
に陥り易く、円滑な復旧が行なえなくなるという問題点
を有するもので、本発明はこの点に着目し、共通信号線
が導通不能になった場合に地球局が輻輳状態に陥らない
ようにするとともに、共通信号線が輻輳状態に陥ってシ
ステムがダウンすることを未然に防止し、これにより共
通信号線回復後に円滑に運用を再開し得てシステムの運
用効率を高め得る衛星通信システムを提供しようとする
ものである。 [発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は、第1図に示す如く地球局に、回線状態監視
手段Aと、発呼規制手段Bとを備え、上記回線状態監視
手段Aにより共通信号線の導通状態の劣化を監視し、こ
の回線状態監視手段Aにより上記共通信号線が導通不能
と判定された場合に、上記発呼規制手段Bにより端末装
置に対し発呼規制を行なうようにしたものである。 (作用) この結果、共通信号線の導通状態が劣化して導通不能
になると、発呼規制手段Bにより各端末に対し発呼規制
が行なわれて以後の発呼要求は行なわれないようになる
ので、地球局の処理量の増加は抑制されてシステムが輻
輳状態に陥る不具合は未然に回避される。したがって、
地球局は共通信号線の回復後に再立上げ等を行なうこと
なく即時円滑に運用を再開でき、これによりシステムの
運用効率を高めることができる。 (実施例) 第2図は、本発明の一実施例における衛星通信システ
ムの概略構成図である。このシステムは分散制御方式を
採用したもので、各々複数の端末装置20が接続された複
数の地球局10,10と、これらの地球局10,10間を衛星通信
回線40を介して接続する通信衛星(以後宇宙局と呼称す
る)30とから構成される。このうち地球局10,10は、端
末装置20を交換接続する交換機11と、回線制御装置12
と、端末装置20から出力された音声またはデータを変復
調するモデム(M/D)13およびアンテナ15を介してデー
タの送受信を行なう送受信部14とを有している。 回線制御装置12は、第3図に示す如く交換機11および
モデム13に対する信号の入出力を制御する入出力制御部
21と、着信が発生した場合の呼処理や通信回線の捕捉、
端末装置20による回線割当て要求が発生した場合の空き
回線の選択や回線の捕捉等に伴う種々の制御を行なう主
制御部22とを備え、さらに第3の制御部として監視制御
部23を備えている。この監視制御部23は、例えば相手地
球局から期待する制御情報が一定時間以内に到来するか
否かを監視することにより共通信号線の回線状態を判定
し、共通信号線が導通不能と判定した場合に交換機11に
対し発呼規制信号を出力するものである。 このような構成であるから、通常時において各地球局
10,10の回線制御装置12は、端末装置20または他の地球
局から発生する発呼や着呼の要求等に応じて主制御部22
により種々の制御を実行している。また、それとともに
監視制御部23により共通信号線の受信監視を行なってい
る。 さて、この状態で例えば降雨減衰により共通信号線の
品質が劣化し、一定時間以内に期待する情報が受信され
なくなると、回線制御装置12の監視制御部23は第5図に
示す如くステップ5aおよびステップ5bでこれを検出して
共通信号線の導通不良と判断し、ステップ5cで交換機11
に対し発呼規制信号を出力する。ここで、回線制御装置
12と交換機11との間は、第4図に示す如く音声信号を伝
送するための音声信号線16,17と、SS線18およびSR線19
とにより接続されており、このうちSS線18およびSR線19
は回線の接続および切断を伝えるための信号線である。
したがって、監視制御部23から出力する上記発呼規制信
号を、上記SR線19を地気レベルに設定する信号とすれ
ば、上記発呼規制信号の出力により交換機11の各トラン
クは使用状態と同じ状態となり、この状態で端末装置20
が発呼を行なっても受付けずに端末装置20へは話中信号
を返送する。このため、以後交換機11から回線制御装置
12へは発呼要求等の新たな処理要求が送出されることは
なく、回線制御装置12と交換機11との間は分離される。
したがって、回線制御装置12の主制御部22における処理
量は次第に減少し、この結果輻輳状態に陥る不具合は回
避される。 尚、この発呼規制状態において監視制御部23は、第5
図のステップ5dで共通信号線の回復を監視しており、こ
の状態で降雨減衰が低減されて共通信号線の品質が回復
すると、ステップ5eに移行してここで交換機11に対し発
呼規制解除信号、つまりSR線19を“H"レベルの状態に復
帰させるための信号を出力する。この結果交換機11の各
トランクは待機状態に復帰し、以後端末装置20は発呼が
可能となる。 このような本実施例であれば、降雨減衰等により共通
信号線の品質が劣化し共通信号線が導通不能になったと
しても、この導通不能になった時点で回線制御装置12に
より交換機11へのSR線が地気に設定されて端末装置20に
対する発呼規制が行なわれるので、以後の回線制御装置
12の処理量は低減され、これにより地球局10が輻輳状態
に陥る心配はなくなる。したがって、共通信号線の回復
後に地球局は即時通常の処理を開始することができ、こ
れによりシステムの運用効率を高めることができる。ま
た本実施例であれば、端末装置の発呼規制を交換機のSR
線を地気に設定するだけの極めて簡単な手段により行な
うことができる。 尚、本発明は上記実施例に限定されるものではない。
例えば、上記実施例では分散制御方式の場合を例にとっ
て説明したが、集中制御方式の場合に適用してもよい。
この集中制御方式に適用すると、子側の各地球局から親
側の中央制御局に対しランダムに情報を送出するランダ
ムアクセス方式の場合に、共通信号線の回復後に各地球
局から中央制御局へ要求する処理量を制限することがで
き、これにより中央制御局における処理量の急激な増大
を抑制して輻輳状態に陥る不具合を回避することができ
る。その他、共通信号線の回線状態を監視する手段の構
成や発呼規制手段の構成等についても、本発明の要旨を
逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。 [発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、地球局に、回線
状態監視手段と、発呼規制手段とを備え、上記回線状態
監視手段により共通信号線の導通状態の劣化を監視し、
この回線状態監視手段により上記共通信号線が導通不能
と判定された場合に、上記発呼規制手段により端末装置
に対し発呼規制を行なうようにしたことによって、共通
信号線が導通不能になった場合に地球局および共通信号
線が輻輳状態に陥らないようにすることができ、これに
より共通信号線回復後に円滑に運用を再開し得てシステ
ムの運用効率を高め得る衛星通信システムを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の衛星通信システムの構成を示す機能ブ
ロック図、第2図は本発明の一実施例における衛星通信
システムの概略構成図、第3図は同システムの回線制御
装置の構成を示す回路ブロック図、第4図は同回線制御
装置と交換機との間の接続構成を示す回路ブロック図、
第5図は監視制御部の制御手順および制御内容を示すフ
ローチャートである。 A……回線状態監視手段、B……発呼規制手段、10……
地球局、11……交換機、12……回線制御装置、13……モ
デム、14……送受信部、15……アンテナ、16,17……音
声信号線、18……SS線、19……SR線、20……端末装置、
21……入出力制御部、22……主制御部、23……監視制御
部、30……宇宙局、40……衛星通信回線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−202140(JP,A) 特開 昭63−280523(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.複数の地球局を通信衛星を介して接続し、前記地球
    局に接続される端末装置から回線割当て要求が発生する
    毎に各地球局間で共通信号線を介して制御情報の授受を
    行なって端末装置に空き回線を割当てるデマンドアサイ
    ン方式を適用した衛星通信システムにおいて、 前記地球局は、前記共通信号線の導通状態の劣化を監視
    する回線導通状態監視手段と、 この回線導通状態監視手段により前記共通信号線の導通
    不良状態が検出された場合に前記端末装置に対して発呼
    規制を行なわせる発呼規制手段と を具備したことを特徴とする衛星通信システム。
JP62124618A 1987-05-21 1987-05-21 衛星通信システム Expired - Fee Related JP2706687B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57202140A (en) * 1981-06-05 1982-12-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Assignment controlling system for satellite line
JP2590100B2 (ja) * 1987-05-12 1997-03-12 株式会社東芝 衛星通信システム

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