JP2705977B2 - 異色性コーミングル糸及びその製造方法 - Google Patents

異色性コーミングル糸及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 <技術分野> 本発明は、バルキー性が高く、しかも均一な交絡嵩高
糸に関するものである。特に、本発明は、カーペットな
どの分野で、色柄のコントラストに優れ、かつ柄流れの
ない均一な交絡嵩高糸、及び該加工糸を高速で紡糸延伸
に引続いて一気に得る為の方法に関するものである。
<従来技術> 従来、カーペットなどに用いられる交絡嵩高糸は、例
えば特開昭57−95332号公報、特開昭55−84429号公報、
特開昭60−88146号公報等による方法によって造られて
いる。
しかしながら、かかる従来の方法によって得られた交
絡嵩高糸は交絡のされ方が不均一で、均斉な製品カーペ
ットが得られなかった。
この交絡のかけ方は、一般にインターレースノズルと
いわれる流体噴射ノズルで付与されるが、流体を用いる
為に必然的に交絡斑が生じ、それによって交絡集束部と
開繊部の長さが変化する。この場合、特に開繊部の長さ
が不均一となり、いわゆる「交絡抜け」と称される開繊
部の長いものができ、製品の品位を著しく低下させてい
た。
特に、2色または3〜4色の色の異なったおよび/ま
たは染色性の異なる、いわゆる異染性のフィラメント糸
を混合交絡する場合、上記交絡抜けによる開繊部が色柄
の流れ、モアレ斑となり製品の品位を著しく阻害してい
た。
勿論、この開繊斑を防ぐ為に種々の工夫がなされてき
た。例えば、特開昭51−109346号公報に示されるように
糸条をインターレースノズルの前後で屈曲させる方法、
特開昭57−95332号公報に示されるようにインターレー
スノズルの前後に円筒状の管状ガイドを設けて、糸の横
方向の振動を紡糸する方法がある。しかし、これらの工
夫をもってしても特に紡糸、延伸に直結した高速加工の
場合は、未だ交絡抜けのない均一な嵩高交絡糸は得られ
なかった。
また、別の方法として、インターレースノズルの作用
を強くして交絡斑(交絡の抜け)が生じないようにする
方法が採られてきた。この方法の具体的な例としては、
特開昭60−88146号公報または特開昭60−215833号公報
にみられるノズルを用いるか、加工速度を500m/min以下
と極端に遅くするか、あるいは流体の圧力を高くする方
法である。しかし、この場合強烈な作用を呈するノズル
を用いたり、流体の圧力を過度に強くすると、確かに交
絡の抜けは少くなり、その結果斑が減少はするが、これ
に伴って開繊部の長さが短くなり、同時に集束部の長さ
が長くなり過ぎて、いわゆるひも状の、つまりバルキー
性の低い嵩高糸となってしまい、結局均一でかつバルキ
ー性のある交絡嵩高糸は得ることはできなかった。
また、上記したような手段では、特に1500m/min以上
の紡糸、延伸、捲縮加工に直結してコーミングル加工を
行う場合は、特に柄流れをコントロールすることが難し
く、均一な品質の混繊糸は得られていなかった。
<発明の目的> 本発明の目的は、かかる従来の欠点を解消して、かっ
てない均一な交絡嵩高糸を紡糸、延伸に直結して高速で
提供することにある。
更に、本発明の他の目的は色、柄にコントラストがあ
り、かつ色柄に流れのないバルキーなカーペット用の嵩
高糸を提供することにある。
<発明の構成> 本発明によれば、2種以上の、互いに異色性を示す捲
縮加工糸からなるコーミングル糸において、一方の加工
糸のインターレース度が8ケ/m以下、他方の加工糸のイ
ンターレース度が13ケ/m以上で、かつ両者の間のインタ
ーレース度の差が5ケ/m以上であるような糸条群全体
に、更にその長手方向に沿ってインターレースが付与さ
れていることを特徴とする異色性コーミングル糸が提供
される。
本発明でいう、“異色性”とはポリマーまたチップと
は、ポリマーまたチップ間で、それらが糸条とされたと
き、異なる糸または異なる染着度(同一色の場合)をも
って染色されるか、既にポリマーまたはチップ間で異な
る着色状態にあるものを指称する。
染色性の異なる異染性ポリマーとしては、酸性染料可
染ナイロン、カチオン可染ナイロンなどを用いてもよい
し、ナイロン6とナイロン6−6、ナイロン6とPET等
の異ポリマーを用いてもよい。また着色した異染性ポリ
マーとは、顔料等をポリマーに添加して予め着色したポ
リマーで、いわゆる原着と一般的に言われているもの
で、試料の色を換えたものを用いてもよい。
以下、添付図面により本発明を詳述するが、ここで
は、互いに異なる色の糸を合糸引揃える場合を例にとっ
て説明する。
第1図において、異染性ポリマー例えば、カチオン可
染、酸性濃染及び酸性淡染可染のポリマーまたは、原着
染による赤、青、黄のポリマーは、異色性チップ供給装
置0,0′,0″よりそれぞれエクストルーダー1,1′,1″に
よって溶融紡糸されたスピンブロック2,2′,2″内に設
けられた計量装置3−1,3−2,3′−1〜2,3″−1〜2
を介して、口金4−1〜2,4′−1〜2,4″−1〜2を通
して紡糸され、各々の紡糸筒にて冷却された後オイリン
グ装置5,5′,5″で油剤を付与される。このオイリング
装置としては、ギヤポンプによって一定料のオイルをノ
ズルに送る計量オイリング装置(図示せず)が最適であ
る。
オイルを付与されたそれぞれの異色性糸条17−1〜2,
17′−1〜2,17″−1〜2はゴゼットローラ6−1〜3,
6′−1〜4,6″−1〜4及び特殊な、吸引装置付のパイ
プ状糸導20−1,20−2(17−1〜2)によって、供給ロ
ーラ7,7′にそれぞれ異色性糸がすべて含まれるよう
に、すなわち3色の異色性の糸がすべて揃うように引揃
えられる。ここで特別に配置されたゴゼットローラ6,
6′,6″の例としては、図に示すように、高さ方向に2
段に配置し、3色の糸が、それぞれほぼ同じ高さになる
ように特別配置してあるようなものをさす。
また特殊な、吸引装置付のパイプ状糸導とは、パイプ
の前後または片方に糸条をパイプ状糸導の中に吸い込む
または、吹き込む機能を有したすなわちいわゆるサクシ
ョンガン付のパイプ状糸導からなる。
この詳細な1例を第2図に示す。該図において、
(イ)は平面図、(ロ)は正面図であり、パイプ状糸導
20は、他のメルターからの糸条の下を横断する必要のあ
る糸条(第1図では17−1,17−2がこれに相当する)に
好ましくは、横断する紡糸糸条の表面を通ってそれぞれ
供給ローラに案内される。
該糸導は、入口部18に糸条を吸引する吸引口19を有
し、圧空を作用させることにより糸条を吸引する機能を
有している。パイプ状糸導20は、空気と一緒に、糸条を
出口の方に移送すると共に、出口付近に設置されたサク
ションガン21に吸い込まれる。サクションガン21の手前
のパイプ状糸導は、糸条を取り出せるような扉22を有し
ており、この扉を開け、別の移動式サクションガン23に
糸条を受け渡す。その後異色性の糸条群(第1図の場合
は3色)は1本にまとめて、供給ローラ、例えばローラ
7に引揃えられる。
また、サクションガン21が、パイプ状糸導に脱着可能
にしてあれば、移動式サクションガン23と併用すること
も可能である。
このパイプ状糸導は、メルター間を横断する為、種々
の長さのものが必要であるが、長いものは5〜6m以上に
も及ぶ特殊糸導ガイドとなる。また、第1図の2点鎖線
で囲まれた部分についてその拡大図を第3図に示す。
最後に、供給ローラ7,7′に供給された糸条は、それ
ぞれ延伸ローラ5,5′によって延伸された加工ノズル9
−1,9−2,9−3で捲縮加工される。ここで加工ノズル
は、3色の糸をそれぞれ別個のスチームジェット加工ノ
ズルに供給して、別々に捲縮加工を行う必要がある。こ
れは3色の色をそれぞれ独立して集束させ、コントラス
トを出す為に必要なためである。すなわち、それぞれの
糸条は加熱流体ジェット加工により捲縮加工の際混合交
錯して絡まり、ある程度の集束性が付与される。次い
で、流体ジェットノズルを出た糸条は、通常の場合、直
接引取りローラ10,10′によって引取られ、次いでテイ
クアップローラ13,13′の間でコーミングルノズル12に
より、混繊と交絡が付与された後、ワインダー15に巻き
取られる。
しかるに、本発明者らはかかる紡糸、延伸、捲縮加工
に引続いて1500m/min以上の高速でコーミングル加工を
行う際、交絡抜け(柄流れ)のないコーミングル糸を得
る為の技術について検討した結果、以下に述べるよう
に、上記した加熱流体ジェット加工によって捲縮加工を
する際の個々の糸条の絡まりが、後のコーミングル加工
の際の柄流れに大きく影響していることを見出した。
すなわち、 異色性を示す個々の糸条に絡まりがない(開繊してい
る)場合は、後のコーミングル加工での交絡抜け(柄流
れ)が生じにくいが、全体がよく混ざってしまう為、色
のコントラストがなくなり、無地調となり、目的の品質
のものが得られない。しかし、 異色性を示す個々の糸条に絡まりがあり、集束してい
る場合は、色のコントラストは出るが、コーミングル加
工時にその部分の交絡抜けが生じ安く、柄流れとなる。
それは個々の糸条が絡み合って集束している為、高速の
コーミングル加工時にお互いが混ざりにくい為に因るも
のと推定される。
以上のように、高速でコントラストと柄流れの両立す
ることは二律背反となり、極めて困難なことであった。
本発明者等はこの問題点を、異色性を構成する捲縮加
工糸の内、一方の糸条には8ケ/m以下、好ましくは5ケ
/m以下のインターレース度を、他方の糸条には13ケ/m以
上、望ましくは15ケ/m以上のインターレースを付与する
と共に両者の間のインターレース度の差を5ケ/m以上、
好ましくは10ケ/m以上となるようにしてコーミングルノ
ズルに供給することにより、上記の背反性を克服できる
ことを見出した。
すなわち、一方の糸条はインターレースが強い為、比
較的独立した色調を出すが、インターレースが少い他の
糸条は開繊している為、混繊、交絡が生じ易く、従って
インターレースの強い糸条中に在る交絡の弱い部分と次
々に混合交錯して高速でも柄流れが生じにくくなること
を究明したのである。
ここで、インターレースの少い方の糸条のインターレ
ース度が8ケ/mを越えると、交絡抜けが生じ易くなる為
好ましくなく、特に、5ケ/m以下とすることにより柄流
れの少いコーミングル糸が得られる。
一方、インターレースの多い他の糸条のインターレー
ス度が13ケ/m未満になると、糸条群全体がよく混ざり過
ぎてコントラストがなくなり、所望の品質のカーペット
は得られない。コントラストを強調する為には、好まし
くは15ケ/m以上のインターレース度が採用される。
しかし、あまりインターレースが強すぎるとやはり柄
流れが生じ易くなるので、インターレースの多い方の糸
条のインターレース度は40ケ/m以下程度におさえる必要
がある。
従って、インターレース度の少い糸と多い糸との間の
インターレース度の差は、少なくとも5ケ/m以上、好ま
しくは10ケ/m以上あることが望ましい。
ここでは3色の糸条の内に1本がインターレースが8
ケ/m以下と少く、他の1本が13ケ/m以上の例を示した
が、残る他の1本の糸条のインターレース度は任意であ
る。
このようにして加熱流体ジェット加工の交絡度をそれ
ぞれにコントロールされた各糸条は、次いでコーミング
ルノズルで交絡を付与されるが、その際の全体のインタ
ーレース度は、少なくとも20ケ/m以上あることが好まし
い。これより少いと全体の交絡度が弱くなり、やはり交
絡抜けが生じるようになる。全体の交絡は周期的に収束
部(平均交絡差)と開繊部(平均非交絡開繊長)を
交互に繰返す形態を有するが、インターレース度が20ケ
/m未満になると、上記繰返し周期の3倍以上(3L)を有
する開繊部が頻発するようになり、柄流れを生じる。従
って、製品で柄流れが生じないようにする為には、交絡
抜けによる開繊長が3L以上の長さを有するものを10mあ
たり3ケ以下にする必要があり、6以上のものは皆無
にする必要がある。これらは上記加熱流体ジェット加工
の際の個々の糸条のインターレース度のコントロールと
コーミングルノズルでの全体の交絡度アップによって達
成される。
本発明で用いるスチームジェットノズルとしては、特
公昭56−37339号公報あるいは、特開昭53−31548号公報
等に示された流体ジェット加工ノズルが適している。
またコーミングルノズルとしては、特開昭48−54957
号公報、特開昭51−149944号公報、特開昭54−126751号
公報、特開昭63−152435号公報に示されたインターレー
スノズル等を用いればよい。
糸条が断糸した場合は、テイクアップローラ13とワイ
ンダー15の間に設けられた断糸検知器26により断糸を検
知し供給ローラ7の手前付近に設けられたサクションガ
ンを作動させて多色の糸条を同時に、吸引しパイプ状糸
導の糸通しを行うことなく、断糸時の作業を行う。これ
により、断糸時の作業性は、著しく向上することができ
る。
第3図は第1図の2点鎖線で囲んだ部分の拡大平面図
及び正面図であり、第1図及び第2図を参照することに
より容易に理解される。
尚、本発明において、交絡度(インターレース度)、
交絡長、非交絡開繊長は以下の定義による。
交絡度の測定方法は、糸にデニール×1/250gの荷重を
かけた時の糸1m間の交絡部分の数を測定する。この時測
定n数は、n=10で測定する。
交絡長、非交絡繊維長の測定方法は、糸にデニール×
1/250gの荷重をかけ、その糸にそって、物差し(できれ
ば1m長のもの)をあてて交絡部分から、非交絡開繊部分
への変る所へ、物差しのゼロを合せ、そこから、非交絡
開繊部分から、交絡部分への境までの長さを、非交絡開
繊長とし、次に、その境から、次の交絡部分から、非交
絡開繊部分への境までを、交絡長として測定する。これ
を、順次繰返して、1m間の非交絡開繊長(Lm/m)、非交
絡開繊数(Mケ)、交絡長(lm/m)、交絡数(mケ)を
測定する。上記測定を10回(10m)行い次の式をもって
計算する。
平均値の計算は、測定数をn回とすると(n=10) 簡便法として帝人エンジニアリング(株)製の光電管
式インターレース測定器YT−2型を用い上記データーを
自動計測することもできる。
<実施例> 第1図に示す装置で2色の異染チップ、すなわちカチ
オン可染チップ及び酸性染料可染チップを用いて紡糸、
延伸、捲縮、コーミングル加工を行った。従って、チッ
プタンク0″以後は使用しなかった。
それぞれのチップをそれぞれ溶融押出機1,1′を用いて
それぞれ溶融紡糸し、最終コーミングル糸のデニールが
2000デニール/136フィラメントになるように吐出した。
吐出された糸条17−1,17−1′は、紡糸油剤を付与され
た後、パイプ状糸導によってそれぞれの異染糸が揃うよ
うに集められ、供給ローラ7,7′を経て延伸ローラ8,8′
により3.2倍に延伸されると同時に180℃の温度で予熱さ
れたのち、それぞれの糸条(カチオン、酸性可染糸)毎
に別々のスチームジェットノズル9−1,9−2に供給さ
れ、2200m/minの速度で捲縮加工と同時に混繊、交絡加
工を付与された。カチオン可染糸の方には乱流タイプの
スチームジェットノズルAを用い捲縮糸の交絡が強くか
かるようにし、酸性可染糸の糸条には層流タイプのスチ
ームジェットノズルBを用いて捲縮糸に交絡がかからな
いようにした。また、テストの為にこれらのスチームジ
ェットノズルA、Bを交互に組合せて評価した。
乱流タイプのノズルAの一実施例を第4図、層流タイ
プBのノズルの一実施例を第5図に示す。これら図に置
いて、P,P′は流体噴出孔、Y,Y′は糸通路である。そし
て、これらのA,Bのノズルは特公昭61−20658号公報第1
図の流体噴射ノズル1の部分を置換えたものである。次
いで、引取りローラとテイクアップローラの間に設けら
れた1個のコーミングルノズル12によってインターレー
スが付与された。コーミングルノズルは、特開昭63−15
2435号公報第1図に示すノズルを用いて、10Kg/cm2Gの
圧力で使用した。
結果を次表に示す。
<発明の効果> 本発明の構成によるものだけが、ループカーペットに
した場合の色調のコントラストと柄流れの両方が目標を
満足することが分かる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施態様を示す正面略線、第2図
は、パイプ状糸導のレイアウトの1例を示す平面図
(イ)及び正面図(ロ)、第3図は第1図の2点鎖線で
囲んだ部分についての拡大平面図(イ)及び拡大正面図
(ロ)である。 0…チップ供給装置 1…エクストルーダ 2…スピンブロック 3…ギヤポンプ(計量装置) 4…口金、バック 5…オイリング装置 17…糸条 6…ゴゼットローラ 7…供給ローラ 7′…供給ローラ用セパレートローラ 8,8′…延伸ローラ 9−1,2,3…捲縮加工装置 10…引取りローラ 10′…引取りローラ用セパレートローラ 11…フリーローラガイド 12…インターレース付与装置、コーミングル装置 13…テイクアップローラ 13′…テイクアップローラ用セパレートローラ 14…フリーローラガイド 15…巻取装置 16…チーズ 24…断糸検知器 18…入口部 19…吸引口 20…パイプ状糸導 21…出口サクション 22…扉 23…移動式サクション 24,24′,24″…張力調整ガイド(屈曲ガイド) 第4図は、乱流型の流体噴射ノズルヘッドの1例を示す
縦断面図、第5図は層流型の流体噴射ノズルヘッドの1
例を示す縦断面図である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2種以上の、互いに異色性を示す捲縮加工
    糸からなるコーミングル糸において、一方の加工糸のイ
    ンターレース度が8ケ/m以下、他方の加工糸のインター
    レース度が13ケ/m以上で、かつ両者の間のインターレー
    ス度の差が5ケ/m以上であるような糸条群全体に、更に
    その長手方向に沿ってインターレースが付与されている
    ことを特徴とする異色性コーミングル糸。
  2. 【請求項2】2種以上の、互いに異色性を示すポリマー
    をそれぞれ溶融紡糸し、それぞれの紡出糸条に延伸、捲
    縮、交絡加工を施す際に、一方の糸条には8ケ/m以下の
    インターレース度を、他方の糸条には13ケ/m以上のイン
    ターレース度を付与すると共に両者の間のインターレー
    ス度の差が5ケ/m以上となし、しかる後、両者(全体)
    を合わせてコーミングルノズルに供給し、糸条の長手方
    向に沿ってインターレースを付与することを特徴とする
    異色性コーミングル糸の製造方法。
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