JP2705220B2 - 回路遮断器の投入制御装置 - Google Patents

回路遮断器の投入制御装置

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JP2705220B2
JP2705220B2 JP14337789A JP14337789A JP2705220B2 JP 2705220 B2 JP2705220 B2 JP 2705220B2 JP 14337789 A JP14337789 A JP 14337789A JP 14337789 A JP14337789 A JP 14337789A JP 2705220 B2 JP2705220 B2 JP 2705220B2
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敏夫 小林
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、真空遮断器などの回路遮断器の投入動作
を制御する回路遮断器の投入制御装置に関する。
【従来の技術】
真空遮断器などの回路遮断器はおいては大電流を開閉
するという使用目的から、誤動作、特に誤投入、及び誤
不動作、特に遮断不能は絶対にあってはならない。一
方、回路遮断器は長期間の寿命を求められ、また使用環
境も常に良好とは言えない。したがって、その動作信頼
性については格別の配慮が必要である。 第2図は電磁操作方式の回路遮断器(真空遮断器)に
おける従来の投入制御装置を示すブロック図で、一点鎖
線で囲んだ部分20は回路遮断器の内部を表し、更にその
内側に2点鎖線で囲んだ部分21はプリント配線基板上に
一体に搭載した電子回路部分(以下、投入制御回路とい
う。)を表している。 さて、第2図において、P−Nは操作電源(直流)の
電源端子、1は外部で投入操作を行うための外部スイッ
チとしての投入用押ボタンスイッチ(以下、押ボタンと
いう。)、2は引出し形であるこの回路遮断器の引出し
状態を電気的にインターロックするためのリミットスイ
ッチ、3は回路遮断器の図示しない可動電極と一緒に動
作する補助開閉器の常閉接点(b接点)、4は回路遮断
器の図示しない投入機構を駆動する電気操作手段として
の投入電磁石の投入コイル、5はそのサージ吸収回路、
6は投入コイル4の操作回路に直列に挿入されたパワー
トランジスタからなるスイッチである。 更に、7は投入制御回路21の各部に定電圧を供給する
定電源回路、8は押ボタン1からの投入指令を検出する
投入指令検出回路、9は接点3からの信号により回路遮
断器の投入の有無を判別する投入状態検出回路、10は回
路遮断器の遮断動作後に押ボタン1が引き続き異常閉路
していても再投入を阻止する反復投入防止回路、11は回
路遮断器の投入動作後一定時間が経過しても投入コイル
4が消磁されない時にスイッチ6をOFFして投入コイル
4の焼損を防止するタイマ回路、12はスイッチ6をON/O
FF制御するスイッチ制御回路である。 このような構成において、電源端子P−Nから電圧が
印加されると定電源回路7が確立し、回路遮断器内部に
必要な電圧が供給される。この状態で押ボタン1が押さ
れると、投入指令が入ったことが投入指令検出回路8で
検出され、信号が投入状態検出回路9に送られる。投入
状態検出回路9はb接点3の状態から回路遮断器が投入
状態か遮断状態かを判断し、遮断状態(b接点3がON)
のときのみ信号をスイッチ制御回路12に送る。この投入
指令信号が入力されると、スイッチ制御回路12はスイッ
チ6をONさせる。これにより投入コイル4が励磁され、
図示しない投入機構が投入電磁石により駆動されて回路
遮断器が投入する。 回路遮断器が投入すると、補助開閉器のb接点3がOF
Fする。そこで、投入状態検出回路9はこの状態を検出
して投入指令の中止をスイッチ制御回路12に与え、スイ
ッチ6をOFFさせる。これにより投入コイル4は消磁さ
れるが、投入機構のラッチが係合しているため、回路遮
断器は引き続き投入状態を保持する。なお、上記投入動
作において、回路遮断器が引出し状態にあるときはリミ
ットスイッチ2がOFFしているために押ボタン1からの
投入指令が伝達されず、投入動作は行われない。
【発明が解決しようとする課題】
上に述べたように、従来の投入制御装置においても、
投入制御回路21に投入状態検出回路9、反復投入防止回
路10、タイマ回路11などの事故防止回路を設け、更に、
これらを搭載したプリント配線基板をケース内に納め絶
縁樹脂を封入して外気から遮蔽するなど動作信頼性の確
保に努めている。 しかしながら、従来装置においては、万一ある部分
(部品)の劣化、故障などにより誤った信号が出される
と、これが直ちに回路遮断器の誤投入に結び付く可能性
が避けられない。回路遮断器の誤投入により主回路に予
期しない通電が行われると人命に関わる大事故となるこ
とはいうまでもない。 そこで、この発明は、構成部分に異常が生じた場合に
も誤投入の可能性を極力少なくした回路遮断器の投入制
御装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明は、外部スイッ
チからの投入指令により投入動作を行う回路遮断器にお
いて、投入機構を駆動する電気操作手段の操作回路に2
つのスイッチを直列に挿入し、これらのスイッチの各々
の制御回路に外部スイッチからの信号を別々の指令系統
を介してそれぞれ伝達するように構成するものである。
【作 用】
操作回路に2つのスイッチを直列に挿入したことによ
り、一方が誤ってONしたとしても、もう一方が同時に誤
ってONしなければ回路遮断器は誤投入しない。その際、
各々の制御回路に外部スイッチからの信号を別々の指令
系統を介してそれぞれ伝達することにより、2つのスイ
ッチが同時に誤動作するモードの確率を低くすることが
できる。
【実施例】
以下、第1図に基づいてこの発明の実施例を説明す
る。なお、従来例と同一部分には同一の符号を付け説明
を省略するものとする。 第1図においては、操作回路のスイッチ6に対して更
にもう1つのスイッチ13を直列に挿入し、投入制御回路
21にスイッチ13をON/OFF制御するスイッチ制御回路14を
設けてある。そして、このスイッチ制御回路14には押ボ
タン1からの投入指令を直接入力するようにしている。 いま、押ボタン1が押されると、投入指令は一方では
すでに述べたように、投入指令検出回路8→投入状態検
出回路9→スイッチ制御回路12の経路で伝達され、スイ
ッチ6がONする。また、押ボタン1からの投入指令は上
記経路とは別に直接スイッチ制御回路14に伝達され、ス
イッチ13をONさせる。両方のスイッチ6,13がONして初め
て投入コイル4が励磁される。 このように、全く別々の指令系統により直列に挿入し
た2つのスイッチを制御すれば、単一部品の劣化、故
障、すなわち、いずれかの側だけの指令系統の異常によ
っては誤投入モードは生じない。図示実施例の場合、回
路8〜11は投入制御回路21の外部での故障に対応するた
めに是非とも必要なものであるが、半面部品数も多いた
めこの系統での劣化、故障の可能性は高くならざるを得
ない。一方、押ボタン1とスイッチ制御回路14とは直接
結ばれているため、この系統で異常が生じる可能性は極
めて低い。したがって、両方の指令系統を設けることに
より、投入制御回路21外での故障に起因する誤動作を防
止しながら、全体として誤投入の確率を極めて小さいも
のにすることができる。 なお、実施例では投入機構を駆動する電気操作手段と
して投入コイルを有する投入電磁石を示したが、モータ
で投入エネルギをチャージしたばねを電気操作手段とし
て用いる電動ばね方式の回路遮断器にもこの発明を適用
することができる。
【発明の効果】
この発明によれば、単一部品の劣化、故障により誤投
入が発生する可能性がなくなり、回路遮断器の投入面で
の動作信頼性が飛躍的に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示すブロック図、第2図は
従来例を説明するブロック図である。 1……投入用押ボタンスイッチ、4……投入コイル、
6、13……スイッチ、12、14……スイッチ制御回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部スイッチからの投入指令により投入動
    作を行う回路遮断器において、投入機構を駆動する電気
    操作手段の操作回路に2つのスイッチを直列に挿入し、
    これらのスイッチの各々の制御回路に外部スイッチから
    の信号を別々の指令系統を介してそれぞれ伝達するよう
    に構成したことを特徴とする回路遮断器の投入制御装
    置。
JP14337789A 1989-06-06 1989-06-06 回路遮断器の投入制御装置 Expired - Lifetime JP2705220B2 (ja)

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