JP2704977B2 - 液化ガス充填ノズル - Google Patents
液化ガス充填ノズルInfo
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- liquefied gas
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- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
- Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)
Description
充填して容器バルブおよび液化ガス供給部の充填弁を閉
鎖した後の、容器バルブ側または充填弁側から液化ガス
充填ノズル内へのガス洩れを検知できる液化ガス充填ノ
ズルに関する。
化ガスを充填するには、充填ノズルを被充填容器の容器
バルブに装着し、容器バルブのハンドルを回して容器バ
ルブを開栓し、充填が済んで充填ノズルを取り外す際
に、容器バルブのハンドルを回して容器バルブを閉栓す
ることが必要である。
うに、容器バルブ1のハンドル2にクランプ部3を被せ
て、このクランプ部3をロータリーアクチュエータ4、
あるいは手動で一定回転数だけ回して容器バルブ1を開
栓し、一定回転数だけ回して閉栓している。 充填の工
程は、充填ノズル5のノズル固定金具6を、係員が容器
バルブ1の側方から手動で引っ掛けて充填ノズル5を容
器バルブ1に装着し、容器バルブ1が開栓状態となって
から、充填ノズル1への液化ガス供給路7(図6参照)
を開放して充填している。そして、必要量の液化ガスを
充填すると、容器バルブ1を閉栓し、充填ノズル5を容
器バルブ1から取り外す。なお、8は液化ガス供給路7
の充填弁で、必要量の液化ガスが充填されると閉栓され
る。また、9は被充填容器である。
に充填ノズル5を手動で着脱すると作業性が悪いため、
充填ノズル5を容器バルブ1に対して自動的または半自
動的に着脱することが考えられる。
完全に閉栓されていないにもかかわらず充填ノズル5を
容器バルブ1の充填口1aから離脱させてしまって、容
器バルブ1からガス洩れを発生するおそれがある。すな
わち、容器バルブ1の閉栓の確認動作としては、上記の
ようにハンドル2の回転数で閉栓確認をする方法と、別
途方法としてハンドル2の回転トルクを検知して所定の
回転トルク以上となってから閉栓確認をする方法とが考
えられるが、いずれの場合にもガス洩れを直接検知して
いないため、容器バルブ1や充填弁8のパッキンやガス
ケットの損傷や脱落などによるガス洩れ状態に気付かな
い危険状態となるおそれがある。
ガスを被充填容器に充填して容器バルブおよび液化ガス
供給部の充填弁を閉鎖した後の、容器バルブ側または充
填弁側から液化ガス充填ノズル内へのガス洩れを自動検
知できる液化ガス充填ノズルを提供することを目的とす
るものである。
に本発明の第1の手段は、被充填容器に設けられた容器
バルブの充填口に先端部を押し付けた充填シール状態で
充填弁付き液化ガス供給部から供給される液化ガスを被
充填容器へ充填する液化ガス充填ノズルにおいて、液化
ガスの充填を終了して容器バルブおよび液化ガス供給部
の充填弁を閉鎖した後の充填ノズル内の残留ガスを充填
ノズル外に排出するための開閉弁付き連通路を設け、こ
の連通路内または充填ノズル内のガス成分を検知するガ
スセンサを設けたものである。
に設けられた容器バルブの充填口に先端部を押し付けた
充填シール状態で充填弁付き液化ガス供給部から供給さ
れる液化ガスを被充填容器へ充填する液化ガス充填ノズ
ルにおいて、液化ガスの充填を終了して容器バルブおよ
び液化ガス供給部の充填弁を閉鎖した後の充填ノズル内
の残留ガスを充填ノズル外に排出するための開閉弁付き
連通路を設け、この連通路内または充填ノズル内のガス
圧力を検知する圧力センサを設けたものである。
の充填を終了して容器バルブおよび液化ガス供給部の充
填弁を閉鎖した後に連通路の開閉弁を開けて連通路から
充填ノズル内の残留ガスを充填ノズル外に排出し、この
排出時および排出後の充填ノズル内のガス成分またはガ
ス圧力をガスセンサや圧力センサにより測定する。ガス
洩れが発生している場合には、充填ノズル内の残留ガス
排出動作を所定時間行った際、もしくはこの後に、充填
ノズル内でガス成分が検出されたり、ガス圧力が大きく
なったりするため、ガス圧力充填ノズル内へのガス洩れ
を検知できる。
説明する。なお、従来のものと同じ機能のものには同符
号を付してその説明は省略する。
充填ノズルが設けられている液化ガス充填ユニットにつ
いて説明する。この充填ユニットは、上下に延びる第1
ロッド11および横方向に延びる第2アーム12により
ガイドされながら上下およびa方向に移動自在な支持フ
レーム13と、この支持フレーム13の下端部に取り付
けられた充填ノズル14と、この充填ノズル14の先端
14aを容器バルブ1の充填口1aに押し付けるために
図4に示すように容器バルブ1に係合するアーム部15
と、容器バルブ1のハンドル2を回転させて容器バルブ
1を開閉するハンドル回転装置16とを備えている。ハ
ンドル回転装置16には、ハンドル2に装着されるハン
ドル係合部17を昇降させる昇降用エアシリンダ装置1
8と、ハンドル係合部17を回転させる回転用エアシリ
ンダ装置19とが設けられている。
充填ノズル14の内部空間に連通する連通路20が形成
され、この連通路20は接続管21および開閉弁22を
介して吸引ポンプ(図示せず)に接続されている。そし
て連通路20には液化ガスのガス成分が所定濃度以上に
なった場合にこれを検知するガスセンサ23が配設され
ている。ここで、24はガスセンサ取付用プラグであ
る。
先端14aが容器バルブ1の充填口1aに押し付けられ
た際に開放状態となる弁部が内装されている。また、液
化ガスの重量は被充填容器9ごと検出されており、液化
ガスが充填されて被充填容器9の重量が所定値以上にな
った時点で液化ガス供給部7の充填弁8が閉鎖されるよ
うになっている。ここで、充填弁8および連通路20の
開閉弁22は制御部からの開閉信号により開閉されるよ
うになっている。
器バルブ1に係合させて充填ノズル14の先端14aを
容器バルブ1の充填口1aに押し付けるとともに、昇降
用エアシリンダ装置18を駆動させてハンドル係合部1
7をハンドル2に装着し、回転用エアシリンダ装置19
によりハンドル2を所定回転数(たとえば3回転)回転
させる。容器バルブ1の開栓の完了を検出すると充填弁
8が開けられて液化ガス供給部7から充填ノズル14を
介して被充填容器9に液化ガスが流入する。この時の液
化ガス供給部7の圧力P1と充填ノズル14内の圧力P
2と被充填容器9内の圧力P3とはP1>P2>P3の
関係で表される。
容器9の重量が所定値以上になると、液化ガス供給部7
の充填弁8が閉鎖されるとともに、回転用エアシリンダ
装置19が開栓時とは逆方向に駆動されてハンドル係合
部17によりハンドル2が所定回転数だけ閉栓方向に回
転される。
られて充填ノズル14内の残留ガスが吸引ポンプで吸引
される。これにより、充填ノズル14内の残留ガスの濃
度が低下して、残留ガスの濃度が低下したことがガスセ
ンサ23により検知されると、連通路20の開閉弁22
が閉じられる。この際、一定時間経過してもガスセンサ
23で残留ガスの濃度の低下を検知できなかった場合に
は、警報表示または警報音出力がされて、容器バルブ1
もしくは充填弁8の閉栓が不完全でありガス洩れ状態で
あることが係員に知らされる。
閉弁22が閉じられた場合、この後もガスセンサ23か
らの出力が一定時間監視される。そして、ガスセンサ2
3が反応しなければ、充填ノズル14内の液化ガスの濃
度上昇がなく、ガス洩れ状態でないと判断されて、アー
ム部15を容器バルブ1から離反させて充填ノズル14
の先端14aを容器バルブ1の充填口1aから離脱させ
る。
ガスセンサ23が反応した場合は、ガス洩れ状態により
充填ノズル14内の液化ガスの濃度が上昇したと判断し
て上記と同様に警報動作が行われる。
に面する箇所にガスセンサ23を配置したが、充填ノズ
ル14内の空間に面する箇所であれば何れの箇所にガス
センサ23を配置してもよい。また、充填ノズル14内
を連通路20を介して吸引ポンプで吸引する場合につい
て述べたが、液化ガスが引火性を有したり、有害物でな
い場合には、単に大気に放出させてもよい。この場合に
は、開閉弁22を開けて充填ノズル14内を大気に連通
させた場合の液化ガス濃度よりも大きい濃度の場合のみ
反応するガスセンサ23を設ける。
するガスセンサ23の代わりに、充填ノズル14内のガ
ス圧力を検知する圧力センサ25を設けてもよく、この
場合には、開閉弁22の開放後に残留ガスの圧力低下を
検知できなかった際、および開閉弁22の閉鎖後に残留
ガスの圧力上昇を検知した際に警報動作を行い、ガス洩
れを知らせる。
クにより行う液化ガス充填ユニットにも適用できること
は申すまでもない。
の充填を終了して容器バルブおよび液化ガス供給部の充
填弁を閉鎖した後の充填ノズル内の残留ガスを充填ノズ
ル外に排出するための開閉弁付き連通路を設け、この連
通路内または充填ノズル内のガス成分またはガス圧力を
検知するガスセンサまたは圧力センサを設けることによ
り、液化ガス充填後の充填ノズル内へのガス洩れを検知
でき、危険状態の発生を回避できる。
の近傍の構成を示す断面図である。
ニットの要部を示す正面図である。
ある。
す図である。
示す図である。
断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 被充填容器に設けられた容器バルブの充
填口に先端部を押し付けた充填シール状態で、充填弁付
き液化ガス供給部から供給される液化ガスを被充填容器
へ充填する液化ガス充填ノズルにおいて、液化ガスの充
填を終了して容器バルブおよび液化ガス供給部の充填弁
を閉鎖した後の充填ノズル内の残留ガスを充填ノズル外
に排出させるための開閉弁付き連通路を設け、この連通
路内または充填ノズル内のガス成分を検知するガスセン
サを設けた液化ガス充填ノズル。 - 【請求項2】 被充填容器に設けられた容器バルブの充
填口に先端部を押し付けた充填シール状態で、充填弁付
き液化ガス供給部から供給される液化ガスを被充填容器
へ充填する液化ガス充填ノズルにおいて、液化ガスの充
填を終了して容器バルブおよび液化ガス供給部の充填弁
を閉鎖した後の充填ノズル内の残留ガスを充填ノズル外
に排出させるための開閉弁付き連通路を設け、この連通
路内または充填ノズル内のガス圧力を検知する圧力セン
サを設けた液化ガス充填ノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26150391A JP2704977B2 (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | 液化ガス充填ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26150391A JP2704977B2 (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | 液化ガス充填ノズル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0599355A JPH0599355A (ja) | 1993-04-20 |
JP2704977B2 true JP2704977B2 (ja) | 1998-01-26 |
Family
ID=17362813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26150391A Expired - Lifetime JP2704977B2 (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | 液化ガス充填ノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2704977B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020096282A (ko) * | 2001-06-19 | 2002-12-31 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 엘피지 충전성능 향상구조 |
JP4622906B2 (ja) * | 2006-03-24 | 2011-02-02 | トヨタ自動車株式会社 | 液化ガス充填方法 |
KR101378177B1 (ko) * | 2013-03-05 | 2014-03-28 | 대진대학교 산학협력단 | 도넛 자동 포장장치 |
-
1991
- 1991-10-09 JP JP26150391A patent/JP2704977B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0599355A (ja) | 1993-04-20 |
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