JP2704853B2 - 断熱下枠 - Google Patents

断熱下枠

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JP2704853B2
JP2704853B2 JP6028195A JP6028195A JP2704853B2 JP 2704853 B2 JP2704853 B2 JP 2704853B2 JP 6028195 A JP6028195 A JP 6028195A JP 6028195 A JP6028195 A JP 6028195A JP 2704853 B2 JP2704853 B2 JP 2704853B2
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義智 木村
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ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、断熱ドアのドア枠等を
構成する断熱下枠に関する。
【0002】
【従来の技術】断熱ドアのドア枠を構成する断熱下枠と
しては、例えば実公昭64−2059号公報に示すもの
が知られている。つまり、内下枠と外下枠を断熱連結体
を介して連結し、内下枠の上面に内ステンレスカバーを
取付け、外下枠の上面に外ステンレスカバーを取付け、
内下枠に断熱性カバー体を取付けて断熱連結体の上部を
覆うようにした断熱下枠が知られている。
【0003】かかる断熱下枠であれば、人の出入りの際
に内下枠の上面と外下枠の上面が内ステンレスカバーと
外ステンレスカバーで保護されて傷ついたりすることが
ないし、断熱連結体が断熱性カバー体で覆われているか
ら砂・小石などが接触してすりへったりしないばかり
か、内・外下枠と断熱連結体との間に雨水が浸入して凍
結による割れが生じることもない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】断熱ドアのドア枠にド
アを取付けるには、ドア枠を構成する縦枠とドアを構成
する縦框をヒンジで連結し、ドアを室内外側方向に回動
自在とすることが一般的であるが、ドアの重量が大重量
の場合などにはドアが自重で垂れ下がらないようにする
等のためにピボットヒンジを用いることがある。
【0005】ピボットヒンジとしては、ピボットを備え
たピボットブラケットとピボットが嵌合するピボット受
け凹部を有するピボット受けブラケットより成るものが
知られ、そのピボットブラケットを断熱下枠の外下枠に
取付け、ピボット受けブラケットをドアの縦框に取付
け、ピボットとピボット受け凹部を嵌合してドアを室内
外側方向に回動自在としている。
【0006】前述の断熱下枠における外下枠の上面には
外ステンレスカバーが接して取付けてあるので、前述の
ピボットヒンジを用いてドアを取付けるにはピボットブ
ラケットを外ステンレスカバーの上面にボルト等で取付
けることになり、そのピボットブラケットの全体が目視
されるし、ボルトも目視されるので、外観が見栄え悪く
なる。
【0007】また、断熱連結体の上面を断熱性カバー体
で覆っているから、その断熱性カバー体が外部に露出
し、断熱性カバー体に砂・小石などが接触して早期にす
りへることがある。
【0008】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした断熱下枠を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】室外側縦板より下部に連
結部を備えた内下枠と、上横板の上面に室内側取付片と
室外側取付片を一体的に備え、その上横板の室内端寄り
に連結部を備えた外下枠と、前記内下枠の連結部と外下
枠の連結部を連結する断熱連結体と、前記外下枠の室内
側取付片と室外側取付片に亘って取付けられて上横板の
上面との間に空間部を形成し、かつ室内端部が内下枠の
室外側縦板に低熱伝導率の材質より成る受け部材を介し
て支持されて断熱連結体の上部を隠蔽する外ステンレス
カバーより構成したことを特徴とする断熱下枠。
【0010】
【作 用】外下枠の上横板と外ステンレスカバーとの
間の空間部にピボットヒンジのブラケットを取付けるこ
とで、そのブラケットが外部より見えないようになる。
外ステンレスカバーで断熱連結体を隠蔽したので、断熱
連結体が砂・小石などと接触してすりへることがない
し、その外ステンレスカバーの室内端部を内下枠に受け
部材で支持したことにより外ステンレスカバーが変形し
て難くなり、しかもその受け部材は低熱伝導率の材質で
あるから断熱性能が低下することがない。
【0011】
【実 施 例】図1と図2に示すように、断熱上枠1と
断熱下枠2と左右の断熱縦枠3,3より方形枠状の断熱
ドア枠4となり、断熱上框5と断熱下框6と左右の断熱
縦框7,7を方形枠状に連結し、その内部にパネル8を
装着して断熱ドア9としてある。
【0012】前記断熱下枠2は図1に示すように、内下
枠10と外下枠20を備え、その内下枠10は室内側縦
板11と上横板12と室外側縦板13と縦板状の連結部
14により下向きコ字状となり、その室外側縦板13に
は凹条溝15と凹陥部16が室外側に向けてそれぞれ形
成され、内ステンレスカバー17が室内側縦板11と上
横板12に亘ってビス18が固着してある。
【0013】前記外下枠20は上横板21の上面に鉤形
状の室内側取付片22と鉤形状の室外側取付片23を長
手方向に亘って一体的に設け、上横板21の室内側端に
縦板状の連結部24を一体的に設けてある。なお、縦板
状の連結部24と室内側取付片22は一部共通としてあ
るが、それぞれ別体としても良い。
【0014】前記内下枠10の連結部14と外下枠20
の連結部24は断熱連結体25を介して連結され、室内
側取付片22と室外側取付片23に跨って外ステンレス
カバー30が取付けてある。
【0015】この外ステンレスカバー30は横板31の
室内側端部を上向きL字状に折曲して室内側支持片32
とし、その横板31の室外側端部を下向きL字状に折曲
して室外側垂下片33としてあり、その横板31が外下
枠20の室内側取付片22と室内側取付片23にビス3
4でそれぞれ固着されて上横板21の上面と横板31の
下面との間に空間部35を長手方向に連続して有し、横
板31の室内寄りは断熱連結体25よりも室内側に突出
して室内側支持片32が内下枠10の凹陥部16内に受
け部材36を介して嵌合支持され、その受け部材36は
樹脂、ゴム等の低熱伝導率のものよりコ字状断面となっ
ている。
【0016】このようであるから、図3に示すように外
下枠20の室外側取付片23と外ステンレスカバー30
の室外側垂下片33に切欠部23a,33aを位置合せ
してそれぞれ形成し、その各切欠部23a,33aより
ピボットブラケット40の取付片41を前記空間部35
内に突出してビス42で上横板21に固着し、ピボット
43を下枠2より室外側に突出して取付ける。
【0017】実際には、外下枠20の上横板21にピボ
ットブラケット40の取付片41をビス42で取付け、
その後に外ステンレスカバー30を取付けてピボットブ
ラケット40の取付片41を空間部35内に位置させて
外部より見えないようにする。
【0018】また、外ステンレスカバー30の室内側支
持片32が内下枠10の凹陥部16内に受け部材36を
介して嵌合されているから、その外ステンレスカバー3
0の変形が防止されるし、その受け部材36は低熱伝導
率のものであるから内下枠10と外下枠20に熱が伝わ
ることが極めて少なく断熱下枠の断熱性能が低下するこ
とがない。
【0019】なお、以上の実施例では内下枠10に内ス
テンレスカバー17を取付けたが、内下枠10の室内外
側方向寸法は小さく出入りする人は内下枠10の上面を
踏まないこともあるので、内下枠10に内ステンレスカ
バー17を取付けなくとも良い。
【0020】前記断熱上枠1は上側上枠50と下側上枠
51より成り、その上側上枠50は上内上枠52と上外
上枠53を上断熱連結体54で連結し、下側上枠51は
下内上枠55と下外上枠56を下断熱連結体57で連結
してあり、下内上枠55が上内枠52の下面にビス58
で固着され、下外上枠56が上外上枠53に係合して連
結してあり、その下断熱連結体57が断熱下枠2の断熱
連結体25と面外方向に同一位置となっている。
【0021】前記断熱縦枠3は図2に示すように、外側
縦枠60と内側縦枠61より成り、外側縦枠60は外側
内縦枠62と外側外縦枠63を外側断熱連結体64で連
結したもので、内側縦枠61は内側内縦枠65と内側外
縦枠66を内側断熱連結体67で連結したものとなり、
内側内縦枠65が外側内縦枠62の内側面にビス68で
固着され、内側外縦枠66が外側外縦枠63に係合して
連結してあり、その内側断熱連結体67が断熱下枠2の
断熱連結体25と面外方向に同一位置となっている。
【0022】そして、図3に示すように、外側縦枠60
の内側面に断熱下枠2の端面2aが突き当て連結され、
内側縦枠61の下端部が断熱下枠2の上面形状に合せて
切欠きされて内側縦枠61の下端面61aが断熱下枠2
の上面に接している。外ステンレスカバー30の端面3
0aは内側縦枠61の内側面61bの形状に合せて切欠
きされ、その外ステンレスカバー30の端面30aは内
側縦枠61の内側面61bに突き当て連結されている。
これにより外ステンレスカバー30を簡単に断熱下枠2
に取付け、外しできる。なお、内ステンレスカバー17
の端面17aは外側内縦枠62の内側面と内側内縦枠6
5に接しているが、外側内縦枠62の内側面に接しても
良い。
【0023】断熱上框5、断熱下框6、断熱縦框7はそ
れぞれ内框5a,6a,7aと外框5b,6b,7bを
断熱連結体5c,6c,7cで連結したもので、その断
熱ドア9を閉じた時に各内框5a,6a,7aが室内側
気密材70にそれぞれ圧接するようにしてある。
【0024】前記断熱下框6の内框6aと外框6bに亘
って樹脂アタッチメント71が係合して取付けられ、こ
の樹脂アタッチメント71にモヘア等の気密材72が装
着してあり、その気密材72が下ステンレスカバー30
の上面に接して断熱下框6と断熱下枠2との間に中間空
気層73を構成している。
【0025】これにより、断熱下枠2と断熱下框6との
間より入り込む外気は気密材72と中間空気層73によ
り内下枠10、内框6aに直接伝わらないので、断熱性
が向上する。
【0026】
【発明の効果】外下枠の上横板と外ステンレスカバーと
の間の空間部にピボットヒンジのブラケットを取付ける
ことで、そのブラケットが外部より見えないようになっ
て外観が見栄え良くなる。外ステンレスカバーで断熱連
結体を隠蔽したので、断熱連結体が砂・小石などと接触
してすりへることがないし、その外ステンレスカバーの
室内端部を内下枠に受け部材で支持したことにより外ス
テンレスカバーが変形して難くなり、しかもその受け部
材は低熱伝導率の材質であるから断熱性能が低下するこ
とがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す縦断面図である。
【図2】本発明の実施例を示す横断面図である。
【図3】断熱下枠と断熱縦枠の分解斜視図である。
【符号の説明】
2…断熱下枠、10…内下枠、12…上横板、13…室
外側縦板、14…連結縦板、16…凹陥部、20…外下
枠、21…上横板、22…室内側取付片、23…室外側
取付片、25…断熱連結体、30…外ステンレスカバ
ー、36…受け部材。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室外側縦板より下部に連結部を備えた内
    下枠と、上横板の上面に室内側取付片と室外側取付片を
    一体的に備え、その上横板の室内端寄りに連結部を備え
    た外下枠と、前記内下枠の連結部と外下枠の連結部を連
    結する断熱連結体と、前記外下枠の室内側取付片と室外
    側取付片に亘って取付けられて上横板の上面との間に空
    間部を形成し、かつ室内端部が内下枠の室外側縦板に低
    熱伝導率の材質より成る受け部材を介して支持されて断
    熱連結体の上部を隠蔽する外ステンレスカバーより構成
    したことを特徴とする断熱下枠。
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