JP2704769B2 - 刺繍機用データ作成装置 - Google Patents
刺繍機用データ作成装置Info
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- JP2704769B2 JP2704769B2 JP26171189A JP26171189A JP2704769B2 JP 2704769 B2 JP2704769 B2 JP 2704769B2 JP 26171189 A JP26171189 A JP 26171189A JP 26171189 A JP26171189 A JP 26171189A JP 2704769 B2 JP2704769 B2 JP 2704769B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば自動刺繍ミシン等の刺繍機に好適に
用いられる刺繍機用データ作成装置に関し、特に、刺繍
柄の変更,編集を容易に行うことができるようにした刺
繍機用データ作成装置に関する。
用いられる刺繍機用データ作成装置に関し、特に、刺繍
柄の変更,編集を容易に行うことができるようにした刺
繍機用データ作成装置に関する。
第4図ないし第11図に従来技術の刺繍機装置を示す。
図において、1は作画メニュー用のタブレットを示
し、該タブレット1は第5図に示す如く作画エリア2A上
に刺繍原図としてのドラフト3が貼付けられたボード2
と、作画エリア2Aに隣接して該ボード2上に設けられた
ステッチ条件選択手段としてのメニューシート4と、ボ
ード2上のドラフト3から該ドラフト3の輪郭を読取る
読取り手段としてのカーソル5とから大略構成され、該
カーソル5には第6図に「1」,「2」,「3」,
「4」として示す4個の押ボタン5A,5B,5C,5Dが設けら
れている。
し、該タブレット1は第5図に示す如く作画エリア2A上
に刺繍原図としてのドラフト3が貼付けられたボード2
と、作画エリア2Aに隣接して該ボード2上に設けられた
ステッチ条件選択手段としてのメニューシート4と、ボ
ード2上のドラフト3から該ドラフト3の輪郭を読取る
読取り手段としてのカーソル5とから大略構成され、該
カーソル5には第6図に「1」,「2」,「3」,
「4」として示す4個の押ボタン5A,5B,5C,5Dが設けら
れている。
ここで、該カーソル5の押ボタン5Aはドラフト3の輪
郭を読取る場合に始点を指示し、押ボタン5Bは円弧を、
押ボタン5Cは変節点を、押ボタン5Dは終点をそれぞれ指
示し、第7図に例示する輪郭線は始点となるa点で押ボ
タン5Aを押し、b点で押ボタン5Dを押し、C点で押ボタ
ン5Cを押し、d,e点でそれれ押ボタン5Bを押し、終点と
なるa点で押ボタン5Dを押すことにより、ボード2の作
画エリア2A上でそれぞれのポイントデータとして読取ら
れるようになっている。
郭を読取る場合に始点を指示し、押ボタン5Bは円弧を、
押ボタン5Cは変節点を、押ボタン5Dは終点をそれぞれ指
示し、第7図に例示する輪郭線は始点となるa点で押ボ
タン5Aを押し、b点で押ボタン5Dを押し、C点で押ボタ
ン5Cを押し、d,e点でそれれ押ボタン5Bを押し、終点と
なるa点で押ボタン5Dを押すことにより、ボード2の作
画エリア2A上でそれぞれのポイントデータとして読取ら
れるようになっている。
また、メニューシート4には、縫糸の色を選択する色
選択スイッチ4Aと、縫目模様としてのスイッチ形を選択
するステッチ選択スイッチ4Bと、針密度、ピッチ、方
向、角度等を選択的に設定する設定スイッチ4Cと、密度
変更、拡大,縮小等を行う変更スイッチ4D等が設けられ
ている。そして、ステッチ選択スイッチ4Bは第11図
(イ),(ロ),(ハ),(ニ),(ホ),(ヘ)に例
示するフルサテン,ハーフサテン,ジグザグ,ボカシ,
平行タタミ,サテンタタミ等を指定する複数のスイッチ
によって構成され、これらのスイッチのいずれかを選択
的に押下することにより所望のステッチ形が選択され
る。
選択スイッチ4Aと、縫目模様としてのスイッチ形を選択
するステッチ選択スイッチ4Bと、針密度、ピッチ、方
向、角度等を選択的に設定する設定スイッチ4Cと、密度
変更、拡大,縮小等を行う変更スイッチ4D等が設けられ
ている。そして、ステッチ選択スイッチ4Bは第11図
(イ),(ロ),(ハ),(ニ),(ホ),(ヘ)に例
示するフルサテン,ハーフサテン,ジグザグ,ボカシ,
平行タタミ,サテンタタミ等を指定する複数のスイッチ
によって構成され、これらのスイッチのいずれかを選択
的に押下することにより所望のステッチ形が選択され
る。
6はマイクロコンピュータ等によって構成される制御
装置を示し、該制御装置6の入力側はタブレット1,キー
ボード7およびフロッピーディスク装置8等に接続さ
れ、出力側はディスプレイ9,プロッタ10およびテープパ
ンチャ11等に接続されている。そして、該制御装置6は
タブレット1のカーソル5から出力されるドラフト3の
輪郭信号とメニューシート4から出力されるステッチ条
件選択信号とに基づき、後述する刺繍ミシン用の運針デ
ータを演算して作成するようになっている。
装置を示し、該制御装置6の入力側はタブレット1,キー
ボード7およびフロッピーディスク装置8等に接続さ
れ、出力側はディスプレイ9,プロッタ10およびテープパ
ンチャ11等に接続されている。そして、該制御装置6は
タブレット1のカーソル5から出力されるドラフト3の
輪郭信号とメニューシート4から出力されるステッチ条
件選択信号とに基づき、後述する刺繍ミシン用の運針デ
ータを演算して作成するようになっている。
ここで、例えばメニューシート4のステッチ選択スイ
ッチ4Bでフルサテンを選択し、選定スイッチ4Cでピッチ
PをP=2mmとして選択した場合に、制御装置6によっ
て作成された運針データはディスプレイ9に第8図に例
示する如く表示され、その1針目N1を(x,y)座標で
(0,0)とすると、2針目N2は(0.8,1)となり、3針目
N3,4針目N4はそれぞれ(1.9,0.8),(2,2.9)として座
標表示される。そして、この運針データをテープパンチ
ャ11によりテープ12に記録した場合には、第9図に示す
如く黒丸の部分が穿孔されるようになる。
ッチ4Bでフルサテンを選択し、選定スイッチ4Cでピッチ
PをP=2mmとして選択した場合に、制御装置6によっ
て作成された運針データはディスプレイ9に第8図に例
示する如く表示され、その1針目N1を(x,y)座標で
(0,0)とすると、2針目N2は(0.8,1)となり、3針目
N3,4針目N4はそれぞれ(1.9,0.8),(2,2.9)として座
標表示される。そして、この運針データをテープパンチ
ャ11によりテープ12に記録した場合には、第9図に示す
如く黒丸の部分が穿孔されるようになる。
即ち、第9図中の運針データは運針上の制御信号とな
るFデータと、運針のx軸方向の移動量を示すHデータ
と、運針のy軸方向の移動量を示すVデータとからな
り、Hデータ,Vデータは1ビットが0.1mmの移動量に相
当する7ビットの2進法で1,2,4,8,16,32,64となり、1
針目N1が座標(0,0)であるから、FデータのVマーク,
Hマーク,EBマークとなる6列目、7列目および8列目が
穿孔され、F1,F4マークとなる1列目,4列目が縫糸の色
となる針棒1として穿孔されている。そして、2針目N2
は座標(0.8,1)となって、H=+0.8,V=+1となるか
ら、Fデータは縫糸の色を変えない限り1列目,4列目等
は穿孔されず、6列目,7列目および8列目が穿孔され、
Hデータは+0.8mmの移動量を示す4列目が穿孔され、
Vデータは+1mmの移動量を示す2列目と4列目が穿孔
される。また、3針目N3は座標(1.9,0.8)となって、
H=+1.1,V=−0.2となるから、Fデータはマイナスの
移動量を識別すべく6列目が穿孔されず、7列目,8列目
が穿孔され、Hデータは1列目,2列目および4列目が穿
孔され、Vデータは2列目のみが穿孔される。そして、
4針目は座標(2,2.9)となって、H=+0.1,V=+2.1
となるから、Fデータは6列目,7列目および8列目が穿
孔され、Hデータは1列目が、Vデータは1列目,3列目
および6列目がそれぞれ穿孔される。
るFデータと、運針のx軸方向の移動量を示すHデータ
と、運針のy軸方向の移動量を示すVデータとからな
り、Hデータ,Vデータは1ビットが0.1mmの移動量に相
当する7ビットの2進法で1,2,4,8,16,32,64となり、1
針目N1が座標(0,0)であるから、FデータのVマーク,
Hマーク,EBマークとなる6列目、7列目および8列目が
穿孔され、F1,F4マークとなる1列目,4列目が縫糸の色
となる針棒1として穿孔されている。そして、2針目N2
は座標(0.8,1)となって、H=+0.8,V=+1となるか
ら、Fデータは縫糸の色を変えない限り1列目,4列目等
は穿孔されず、6列目,7列目および8列目が穿孔され、
Hデータは+0.8mmの移動量を示す4列目が穿孔され、
Vデータは+1mmの移動量を示す2列目と4列目が穿孔
される。また、3針目N3は座標(1.9,0.8)となって、
H=+1.1,V=−0.2となるから、Fデータはマイナスの
移動量を識別すべく6列目が穿孔されず、7列目,8列目
が穿孔され、Hデータは1列目,2列目および4列目が穿
孔され、Vデータは2列目のみが穿孔される。そして、
4針目は座標(2,2.9)となって、H=+0.1,V=+2.1
となるから、Fデータは6列目,7列目および8列目が穿
孔され、Hデータは1列目が、Vデータは1列目,3列目
および6列目がそれぞれ穿孔される。
なお、FデータのF1,F2,F3,F4,F5マークに対応する1
〜5列目は適宜に組合わせることによって、ジャンプ信
号、ミシンの縫速度信号、縫糸の色となる針棒番号信号
およびテープ12を巻戻すリワインド信号等として用いら
れるようになっている。
〜5列目は適宜に組合わせることによって、ジャンプ信
号、ミシンの縫速度信号、縫糸の色となる針棒番号信号
およびテープ12を巻戻すリワインド信号等として用いら
れるようになっている。
次に、第10図は刺繍ミシンシステムの制御ブロック図
を示し、このシステムの制御装置13は前記制御装置6と
ほぼ同様にマイクロコンピュータ等によって構成されて
いる。また、該制御装置13の入力側はテープリーダ14,
フロッピーディスク装置15およびキーボード16等と接続
され、出力側はディスプレイ17,刺繍ミシンのアクチュ
エータ18およびテープパンチャ19等と接続されている。
そして、テープリーダ14は前述の如くテープパンチャ11
によって運針データが記録されたテープ12から運針デー
タを読取ることにより、この運針データを制御装置13に
出力し、該制御装置13はこの運針データに基づいて刺繍
ミシンのアクチュエータ18を駆動制御するようになって
いる。
を示し、このシステムの制御装置13は前記制御装置6と
ほぼ同様にマイクロコンピュータ等によって構成されて
いる。また、該制御装置13の入力側はテープリーダ14,
フロッピーディスク装置15およびキーボード16等と接続
され、出力側はディスプレイ17,刺繍ミシンのアクチュ
エータ18およびテープパンチャ19等と接続されている。
そして、テープリーダ14は前述の如くテープパンチャ11
によって運針データが記録されたテープ12から運針デー
タを読取ることにより、この運針データを制御装置13に
出力し、該制御装置13はこの運針データに基づいて刺繍
ミシンのアクチュエータ18を駆動制御するようになって
いる。
このように構成される従来技術では、まず、タブレッ
ト1のボード2に設けた作画エリア2Aに刺繍原図として
のドラフト3を貼付け、カーソル5を用いて該ドラフト
3の輪郭を読取りつつ、メニューシート4の色選択スイ
ッチ4A,ステッチ選択スイッチ4B,設定スイッチ4C等を選
択的に押下して、所望のステッチ条件を選択し、タブレ
ット1から制御装置6にドラフト3の輪郭信号とステッ
チ条件選択信号とを出力する。そして、制御装置6はこ
の輪郭信号とステッチ条件選択信号とに基づき運針デー
タを演算し、この運針データをディスプレイ9に第8図
に例示する如く表示させ、例えばテープパンチャ11を作
動させることによって、この運針データをテープ12に第
9図に例示する如く書込ませる。
ト1のボード2に設けた作画エリア2Aに刺繍原図として
のドラフト3を貼付け、カーソル5を用いて該ドラフト
3の輪郭を読取りつつ、メニューシート4の色選択スイ
ッチ4A,ステッチ選択スイッチ4B,設定スイッチ4C等を選
択的に押下して、所望のステッチ条件を選択し、タブレ
ット1から制御装置6にドラフト3の輪郭信号とステッ
チ条件選択信号とを出力する。そして、制御装置6はこ
の輪郭信号とステッチ条件選択信号とに基づき運針デー
タを演算し、この運針データをディスプレイ9に第8図
に例示する如く表示させ、例えばテープパンチャ11を作
動させることによって、この運針データをテープ12に第
9図に例示する如く書込ませる。
そして、テープ12に書込まれた運針データに基づき刺
繍ミシンのアクチュエータ18を駆動させる場合には、第
10図に示した刺繍ミシンシステムのテープリーダ14によ
ってテープ12の運針データを読出し、制御装置13により
アクチュエータ18をこの運針データに基づいて作動させ
ることによって、所望の刺繍柄を刺繍布に縫込んでゆ
く。
繍ミシンのアクチュエータ18を駆動させる場合には、第
10図に示した刺繍ミシンシステムのテープリーダ14によ
ってテープ12の運針データを読出し、制御装置13により
アクチュエータ18をこの運針データに基づいて作動させ
ることによって、所望の刺繍柄を刺繍布に縫込んでゆ
く。
ところで、上述した従来技術では、タブレット1によ
りドラフト3の輪郭やステッチ条件等を制御装置6に入
力した場合、該制御装置6はこれらに基づいて運針デー
タを演算,作成し、この運針データをテープ12等の記録
媒体に書込ませるようにしているから、例えばミシン側
の制御装置13はテープリーダ14によってテープ12から運
針データ以上のデータを読出すことができない。そし
て、この運針データは刺繍針を運針させる場合の1針毎
の針落し位置を指定するデータであるから、ミシン側の
制御装置13は運針データによって実現される刺繍柄がど
のようなステッチ形(縫い目模様)であるか識別でき
ず、複数の柄が複雑に接している刺繍柄では運針データ
の何針目がどの柄に関連しているかを容易に判定できな
い。
りドラフト3の輪郭やステッチ条件等を制御装置6に入
力した場合、該制御装置6はこれらに基づいて運針デー
タを演算,作成し、この運針データをテープ12等の記録
媒体に書込ませるようにしているから、例えばミシン側
の制御装置13はテープリーダ14によってテープ12から運
針データ以上のデータを読出すことができない。そし
て、この運針データは刺繍針を運針させる場合の1針毎
の針落し位置を指定するデータであるから、ミシン側の
制御装置13は運針データによって実現される刺繍柄がど
のようなステッチ形(縫い目模様)であるか識別でき
ず、複数の柄が複雑に接している刺繍柄では運針データ
の何針目がどの柄に関連しているかを容易に判定できな
い。
このため、従来技術では、テープ12からの運針データ
にづき刺繍柄を拡大,縮小したり、反転,回転したりす
る場合に、全体の柄を俯瞰して変更することができず、
運針データから1針毎の運針の傾向をみて変更しなけれ
ばならず、柄変更等が非常に難しいという欠点がある。
にづき刺繍柄を拡大,縮小したり、反転,回転したりす
る場合に、全体の柄を俯瞰して変更することができず、
運針データから1針毎の運針の傾向をみて変更しなけれ
ばならず、柄変更等が非常に難しいという欠点がある。
また、ミシン側の制御装置13でテープリーダ14から運
針データを読出し、ディスプレイ17に表示して刺繍柄を
拡大,縮小する場合等に、該当する刺繍柄のステッチ形
が、第11図(イ)に例示するフルサテンであるか第11図
(ハ)に例示するジグザグであるか、または第11図
(ロ),(ニ)に例示するハーフサテン,ボカシのいず
れであるか、さらには第11図(ホ),(ヘ)に例示する
平行タタミ,サテンタタミのいずれであるかを識別する
のが難しく、元の柄と拡大,縮小した柄とが異なるステ
ッチ形となって、異なった刺繍柄を作成してしまうとい
う欠点がある。
針データを読出し、ディスプレイ17に表示して刺繍柄を
拡大,縮小する場合等に、該当する刺繍柄のステッチ形
が、第11図(イ)に例示するフルサテンであるか第11図
(ハ)に例示するジグザグであるか、または第11図
(ロ),(ニ)に例示するハーフサテン,ボカシのいず
れであるか、さらには第11図(ホ),(ヘ)に例示する
平行タタミ,サテンタタミのいずれであるかを識別する
のが難しく、元の柄と拡大,縮小した柄とが異なるステ
ッチ形となって、異なった刺繍柄を作成してしまうとい
う欠点がある。
本発明は上述した従来技術の欠点に鑑みなされたもの
で、本発明は刺繍柄を拡大,縮小または反転,回転させ
る場合等に全体の柄を俯瞰して変更,編集を容易に行な
うことができ、これらの作業を短時間で正確に行うこと
ができるようにした刺繍機用データ作成装置を提供する
ものである。
で、本発明は刺繍柄を拡大,縮小または反転,回転させ
る場合等に全体の柄を俯瞰して変更,編集を容易に行な
うことができ、これらの作業を短時間で正確に行うこと
ができるようにした刺繍機用データ作成装置を提供する
ものである。
上述した課題を解決するために第1の発明が採用する
構成は、刺繍原図の輪郭を読取る読取り手段と、該読取
り手段により読取った輪郭に基づいて所望のステッチ柄
を作成すべく、複数のステッチ条件のうち、所望のステ
ッチ条件を選択的に入力するステッチ条件選択手段と、
該ステッチ条件選択手段と読取り手段とからの信号に基
づき前記スチッチ柄のポイントデータを各ステッチ柄毎
のポイントデータブロックとして作成するポイントデー
タブロック作成手段と、該ポイントデータブロック作成
手段で作成したポイントデータブロックを記録媒体に書
込ませる書込み手段とからなる。
構成は、刺繍原図の輪郭を読取る読取り手段と、該読取
り手段により読取った輪郭に基づいて所望のステッチ柄
を作成すべく、複数のステッチ条件のうち、所望のステ
ッチ条件を選択的に入力するステッチ条件選択手段と、
該ステッチ条件選択手段と読取り手段とからの信号に基
づき前記スチッチ柄のポイントデータを各ステッチ柄毎
のポイントデータブロックとして作成するポイントデー
タブロック作成手段と、該ポイントデータブロック作成
手段で作成したポイントデータブロックを記録媒体に書
込ませる書込み手段とからなる。
そして、前記ポイントデータブロック作成手段によっ
て作成したポイントデータブロックは、ポイントデータ
ブロックの始まりを規定する識別データおよびポイント
データブロックの終りを規定する識別データを含んで構
成するのが好ましい。
て作成したポイントデータブロックは、ポイントデータ
ブロックの始まりを規定する識別データおよびポイント
データブロックの終りを規定する識別データを含んで構
成するのが好ましい。
また、第2の発明が採用する構成は、刺繍原図の輪郭
を読取る読取り手段と、該読取り手段により読取った輪
郭に基づいて所望のステッチ柄を作成すべく、複数のス
テッチ条件のうち、所望のステッチ条件を選択的に入力
するステッチ条件選択手段と、該ステッチ条件選択手段
と読取り手段とからの信号に基づき刺繍縫い目に対応し
た運針データを各ステッチ柄毎の運針データブロックと
して作成する運針データブロック作成手段と、該運針デ
ータブロック作成手段で作成した運針データブロックを
記録媒体に書込ませる書込み手段とからなる。
を読取る読取り手段と、該読取り手段により読取った輪
郭に基づいて所望のステッチ柄を作成すべく、複数のス
テッチ条件のうち、所望のステッチ条件を選択的に入力
するステッチ条件選択手段と、該ステッチ条件選択手段
と読取り手段とからの信号に基づき刺繍縫い目に対応し
た運針データを各ステッチ柄毎の運針データブロックと
して作成する運針データブロック作成手段と、該運針デ
ータブロック作成手段で作成した運針データブロックを
記録媒体に書込ませる書込み手段とからなる。
そして、前記運針データブロック作成手段によって作
成した運針データブロックは、運針データブロックの始
まりを規定する識別データおよび運針データブロックの
終りを規定する識別データを含んで構成するのが好まし
い。
成した運針データブロックは、運針データブロックの始
まりを規定する識別データおよび運針データブロックの
終りを規定する識別データを含んで構成するのが好まし
い。
上記構成により、例えばテープ等の記録媒体に書込ん
だポイントデータブロックから各ステッチ柄毎の輪郭お
よびステッチ条件を読出すことができ、全体の柄を俯瞰
して柄変更や編集を行うことができる。また、運針デー
タをブロック単位で記録媒体に書込むようにすれば複数
の柄が複雑に接している刺繍柄であっても、どの柄がど
の運針データに関連しているかを簡単に識別することが
できる。
だポイントデータブロックから各ステッチ柄毎の輪郭お
よびステッチ条件を読出すことができ、全体の柄を俯瞰
して柄変更や編集を行うことができる。また、運針デー
タをブロック単位で記録媒体に書込むようにすれば複数
の柄が複雑に接している刺繍柄であっても、どの柄がど
の運針データに関連しているかを簡単に識別することが
できる。
以下、本発明の実施例を第1図ないし第3図に基づい
て説明する。なお、実施例では前述した第4図ないし第
11図に示す従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付
し、その説明を省略するものとする。
て説明する。なお、実施例では前述した第4図ないし第
11図に示す従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付
し、その説明を省略するものとする。
図中、21はマイクロコンピュータ等によって構成され
たデータ作成用の制御装置を示し、該制御装置21は従来
技術で述べた制御装置6とほぼ同様に構成された、入力
側にタブレット1,キーボード22およびフロッピーディス
ク装置23等が接続され、出力側にディスプレイ24,プロ
ッタ10およびテープパンチャ11等が接続されているもの
の、該制御装置21はその記憶回路内に第2図に示すプロ
グラム等が格納され、自動データ作成処理等を行うよう
になっている。そして、該制御装置21はタブレット1か
らの信号に基づきポイントデータブロック、運針データ
ブロックを作成し、これらのデータブロックをテープパ
ンチャ11によってテープ25に第3図に示す如く書込ませ
るようになっている。
たデータ作成用の制御装置を示し、該制御装置21は従来
技術で述べた制御装置6とほぼ同様に構成された、入力
側にタブレット1,キーボード22およびフロッピーディス
ク装置23等が接続され、出力側にディスプレイ24,プロ
ッタ10およびテープパンチャ11等が接続されているもの
の、該制御装置21はその記憶回路内に第2図に示すプロ
グラム等が格納され、自動データ作成処理等を行うよう
になっている。そして、該制御装置21はタブレット1か
らの信号に基づきポイントデータブロック、運針データ
ブロックを作成し、これらのデータブロックをテープパ
ンチャ11によってテープ25に第3図に示す如く書込ませ
るようになっている。
即ち、第3図は第7図,第8図に示した輪郭線(ポイ
ントデータに対応する)および運針データに基づきテー
プ25にポイントデータブロック、運針データブロックを
書込んだ場合を例示しており、黒丸の部分がテープパン
チャ11によって穿孔された部分を示している。そして、
第3図中の番号(1)の部分はポイントデータブロック
の始まりを示す識別データとなり、番号(2)の部分は
ステッチ形がフルサテンでポイントデータはこれ以降2
バイトデータで書込んでいることを示し、番号(3)の
部分はピッチがP=2mmに設定していることを指示して
いる。
ントデータに対応する)および運針データに基づきテー
プ25にポイントデータブロック、運針データブロックを
書込んだ場合を例示しており、黒丸の部分がテープパン
チャ11によって穿孔された部分を示している。そして、
第3図中の番号(1)の部分はポイントデータブロック
の始まりを示す識別データとなり、番号(2)の部分は
ステッチ形がフルサテンでポイントデータはこれ以降2
バイトデータで書込んでいることを示し、番号(3)の
部分はピッチがP=2mmに設定していることを指示して
いる。
また、番号(4)の部分はポイントデータの始まりを
Vマーク,Hマーク,EBマークとなる6,7,8列目を穿孔する
ことによって示し、例えば第7図中のa点を始点(スタ
ートポイント)として指示すると共に、F1マーク,F4マ
ークとなる1列目,4列目を穿孔することによって縫色の
色を針棒1として指示するようになっている。そして、
第7図中のb点が(52,19.3)として、座標表示される
場合、番号(5),(6)の部分で2バイトデータとし
て、H=52mmを指定し、番号(7),(8)の部分でV
=19.3mmを指定している、そして、第7図中のc点,d
点,e点,a点を順次ポイントデータとして指定した後、番
号(k)の部分ではポイントデータブロックの終りを示
す識別データが書込まれている。
Vマーク,Hマーク,EBマークとなる6,7,8列目を穿孔する
ことによって示し、例えば第7図中のa点を始点(スタ
ートポイント)として指示すると共に、F1マーク,F4マ
ークとなる1列目,4列目を穿孔することによって縫色の
色を針棒1として指示するようになっている。そして、
第7図中のb点が(52,19.3)として、座標表示される
場合、番号(5),(6)の部分で2バイトデータとし
て、H=52mmを指定し、番号(7),(8)の部分でV
=19.3mmを指定している、そして、第7図中のc点,d
点,e点,a点を順次ポイントデータとして指定した後、番
号(k)の部分ではポイントデータブロックの終りを示
す識別データが書込まれている。
次に、番号(k+1)の部分は運針データブロックの
始まりを示す識別データとなり、番号(k+2),(k
+3),(k+4)の部分は従来技術で述べた第9図に
示す1針目N1と同様の運針データが書込まれ、番号(k
+5),(k+6)(k+7)の部分以降には順次、2
針目N2以降の運針データが第9図と同様に書込まれてい
る。そして、番号(n)の部分には運針データブロック
の終りを示す識別データが書込まれている。なお、前記
番号(1),(k),(k+1)および(n)の部分で
示したポイントデータブロックの始まり、ポイントデー
タブロックの終り、運針データブロックの始まり、運針
データブロックの終りを指定するそれぞれの識別データ
は、いわゆるUコードと呼ばれるテープフォーマットの
FデータでF1〜F5マークのビット組合わせのうち、未だ
割当てされていないビット組合わせが使用されている。
始まりを示す識別データとなり、番号(k+2),(k
+3),(k+4)の部分は従来技術で述べた第9図に
示す1針目N1と同様の運針データが書込まれ、番号(k
+5),(k+6)(k+7)の部分以降には順次、2
針目N2以降の運針データが第9図と同様に書込まれてい
る。そして、番号(n)の部分には運針データブロック
の終りを示す識別データが書込まれている。なお、前記
番号(1),(k),(k+1)および(n)の部分で
示したポイントデータブロックの始まり、ポイントデー
タブロックの終り、運針データブロックの始まり、運針
データブロックの終りを指定するそれぞれの識別データ
は、いわゆるUコードと呼ばれるテープフォーマットの
FデータでF1〜F5マークのビット組合わせのうち、未だ
割当てされていないビット組合わせが使用されている。
さらに、26は制御装置21の入力側に接続されたテープ
リーダを示し、該テープリーダ26は従来技術で述べたテ
ープリーダ14とほぼ同様に構成され、例えばテープパン
チャ11等でテープ25に書込まれたデータを読出し、制御
装置21へと出力するようになっている。
リーダを示し、該テープリーダ26は従来技術で述べたテ
ープリーダ14とほぼ同様に構成され、例えばテープパン
チャ11等でテープ25に書込まれたデータを読出し、制御
装置21へと出力するようになっている。
本実施例による刺繍機用データ作成装置は上述の如き
構成を有するもので、次にタブレット1を用いた制御装
置21による自動データ作成処理について第2図を参照し
て説明する。
構成を有するもので、次にタブレット1を用いた制御装
置21による自動データ作成処理について第2図を参照し
て説明する。
まず、処理動作さをスタートさせると、ステップ1で
柄の続きであるか否かを判定し、「NO」と判定したとき
には柄の始まりであるから、ステップ2に移って第6図
に示したカーソル5により、例えば第7図に示す輪郭線
の始点となるa点を押ボタン5Aで指示し、ステップ3で
ステッチ条件を第5図に示すメニューシート4の色選択
スイッチ4A,ステッチ選択スイッチ4Bおよび設定スイッ
チ4C等を用いて指定する。そして、ステップ4またはス
テップ6でステッチ形がタタミ系であるか、サテン系で
あるかを判定し、ステップ6で「NO」と判定した場合に
はライン系となるから、ステップ8に移る。
柄の続きであるか否かを判定し、「NO」と判定したとき
には柄の始まりであるから、ステップ2に移って第6図
に示したカーソル5により、例えば第7図に示す輪郭線
の始点となるa点を押ボタン5Aで指示し、ステップ3で
ステッチ条件を第5図に示すメニューシート4の色選択
スイッチ4A,ステッチ選択スイッチ4Bおよび設定スイッ
チ4C等を用いて指定する。そして、ステップ4またはス
テップ6でステッチ形がタタミ系であるか、サテン系で
あるかを判定し、ステップ6で「NO」と判定した場合に
はライン系となるから、ステップ8に移る。
ここで、ステップ3でステッチ選択スイッチ4Bにより
フルサテンを選択し、設定スイッチ4CによりピッチP=
2mmと設定し、色選択スイッチ4Aにより針棒1を選択し
た場合を例に挙げると、この場合はステッチ形がフルサ
テンとなってステップ6で「YES」と判定されるから、
ステップ7に移ってカーソル5により輪郭線の第2点目
から第(n−1)点目まで、即ち第7図に示す輪郭線の
場合、b点をカーソル5の押ボタン5Dで指示し、c点を
押ボタン5Cで指示し、d,e点をそれぞれ押ボタン5Bで指
示する。そして、ステップ9に移って終点となるn点、
即ち第7図中のa点をカーソル5の押ボタン5Dで指示
し、ステップ10に移ってポイントデータブロックを作成
する。そして、ステップ11でポイントデータブロックを
テープパンチャ11によりテープ25に第3図に例示する如
く書込ませる。
フルサテンを選択し、設定スイッチ4CによりピッチP=
2mmと設定し、色選択スイッチ4Aにより針棒1を選択し
た場合を例に挙げると、この場合はステッチ形がフルサ
テンとなってステップ6で「YES」と判定されるから、
ステップ7に移ってカーソル5により輪郭線の第2点目
から第(n−1)点目まで、即ち第7図に示す輪郭線の
場合、b点をカーソル5の押ボタン5Dで指示し、c点を
押ボタン5Cで指示し、d,e点をそれぞれ押ボタン5Bで指
示する。そして、ステップ9に移って終点となるn点、
即ち第7図中のa点をカーソル5の押ボタン5Dで指示
し、ステップ10に移ってポイントデータブロックを作成
する。そして、ステップ11でポイントデータブロックを
テープパンチャ11によりテープ25に第3図に例示する如
く書込ませる。
また、ステップ12では、ステップ2〜ステップ9の処
理に基づき、第8図に例示した1針目N1,2針目N23針目N
3,…なる運針データを演算し、運針データブロックを作
成する。そして、ステップ13でこの運針データブロック
をテープパンチャ11によりテープ25に第3図に例示する
如く書込ませ、ステップ14でメインのルーチンにリター
ンさせる。
理に基づき、第8図に例示した1針目N1,2針目N23針目N
3,…なる運針データを演算し、運針データブロックを作
成する。そして、ステップ13でこの運針データブロック
をテープパンチャ11によりテープ25に第3図に例示する
如く書込ませ、ステップ14でメインのルーチンにリター
ンさせる。
かくして、本実施例によれば、タブレット1からの輪
郭信号およびステッチ条件選択信号とに基づきポイント
データブロックと運針データブロックとを作成し、これ
らのデータブロックをテープパンチャ11によりテープ25
に第3図に例示する如く書込ませるようにしたから、第
3図に示したテープ25をテープリーダ26等で読出し、制
御装置21でディスプレイ24に表示させるときに、刺繍柄
のポイントデータと運針データとを別々に表示させるこ
とができ、ポイントデータによって刺繍柄のステッチ
形、ピッチ等を簡単に確認できる上に、運針データブロ
ックの始まりと終りを識別でき、運針データをブロック
単位として、どの柄がどの運針データに関連しているか
を簡単に判別することができる。
郭信号およびステッチ条件選択信号とに基づきポイント
データブロックと運針データブロックとを作成し、これ
らのデータブロックをテープパンチャ11によりテープ25
に第3図に例示する如く書込ませるようにしたから、第
3図に示したテープ25をテープリーダ26等で読出し、制
御装置21でディスプレイ24に表示させるときに、刺繍柄
のポイントデータと運針データとを別々に表示させるこ
とができ、ポイントデータによって刺繍柄のステッチ
形、ピッチ等を簡単に確認できる上に、運針データブロ
ックの始まりと終りを識別でき、運針データをブロック
単位として、どの柄がどの運針データに関連しているか
を簡単に判別することができる。
そして、刺繍柄を拡大,縮小,反転,回転させたりし
て、柄の変更等を行う場合には、ディスプレイ24にポイ
ントデータによる輪郭表示を行い、画面を観ながらステ
ッチ形やピッチ等を、例えばフルサテンからハーフサテ
ンまたはタタミ系等に変更したり、ピッチを変えたり、
さらには密度や方向,角度等を適宜に設定したりして、
柄変更や編集を簡単に行うことができる上に、これらの
データを再び制御装置21でポイントデータブロック、運
針データブロックとして作成でき、テープパンチャ11を
用いてこれらをテープ25に新しいデータとして書込むこ
とができる。
て、柄の変更等を行う場合には、ディスプレイ24にポイ
ントデータによる輪郭表示を行い、画面を観ながらステ
ッチ形やピッチ等を、例えばフルサテンからハーフサテ
ンまたはタタミ系等に変更したり、ピッチを変えたり、
さらには密度や方向,角度等を適宜に設定したりして、
柄変更や編集を簡単に行うことができる上に、これらの
データを再び制御装置21でポイントデータブロック、運
針データブロックとして作成でき、テープパンチャ11を
用いてこれらをテープ25に新しいデータとして書込むこ
とができる。
従って、本実施例では、柄の変更,編集を全体の柄を
俯瞰しながら行うことができ、変更,編集作業を短時間
で正確に行うことが可能となる。また、第3図に示すテ
ープ25を第10図に示したミシン側のテープリーダ14で読
出し、制御装置13でディスプレイ17に画面表示させれば
ミシン側の制御装置13でも柄の変更,編集を容易に行う
ことができる上に、ポイントデータブロック、運針デー
タブロックのいずれか一方を用いて刺繍ミシンのアクチ
ュエータ18により所望の刺繍を実現できる等、種々の効
果を奏する。
俯瞰しながら行うことができ、変更,編集作業を短時間
で正確に行うことが可能となる。また、第3図に示すテ
ープ25を第10図に示したミシン側のテープリーダ14で読
出し、制御装置13でディスプレイ17に画面表示させれば
ミシン側の制御装置13でも柄の変更,編集を容易に行う
ことができる上に、ポイントデータブロック、運針デー
タブロックのいずれか一方を用いて刺繍ミシンのアクチ
ュエータ18により所望の刺繍を実現できる等、種々の効
果を奏する。
なお、前記実施例では、第2図に示すプログラムのう
ちステップ10が本発明の構成要件であるポイントデータ
ブロック作成手段の具体例を示し、ステップ11がポイン
トデータブロックの書込み手段の具体例であり、ステッ
プ12が運針データブロック作成手段の具体例であり、ス
テップ13が運針データブロックの書込み手段の具体例で
ある。
ちステップ10が本発明の構成要件であるポイントデータ
ブロック作成手段の具体例を示し、ステップ11がポイン
トデータブロックの書込み手段の具体例であり、ステッ
プ12が運針データブロック作成手段の具体例であり、ス
テップ13が運針データブロックの書込み手段の具体例で
ある。
また、前記実施例では、テープパンチャ11によりテー
プ12にポイントデータブロックと運針データブロックと
をパンチングして書込むものとして述べたが、これに替
えて、例えば第2図のプログラム中に点線で示す如くス
テップ10,11を省略して、ステップ9からステップ12の
処理に移り、運針データブロックのみを作成,書込みし
てもよく、またはステップ12,13を省略して、ステップ1
1からステップ14に移ってリターンさせ、ポイントデー
タブロックのみを作成,書込みするようにしてもよい。
プ12にポイントデータブロックと運針データブロックと
をパンチングして書込むものとして述べたが、これに替
えて、例えば第2図のプログラム中に点線で示す如くス
テップ10,11を省略して、ステップ9からステップ12の
処理に移り、運針データブロックのみを作成,書込みし
てもよく、またはステップ12,13を省略して、ステップ1
1からステップ14に移ってリターンさせ、ポイントデー
タブロックのみを作成,書込みするようにしてもよい。
さらに、前記実施例では、ポイントデータブロック、
運針データブロックを、いわゆるUコードとして知られ
ているテープフォーマットを用いてテープ25に書込む場
合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限るもので
はなく、例えばFコード、ELコードとして知られる他の
テープフォーマット、または6単位のテープ、広幅のジ
ャガードカード等にデータを書込むようにしてもよく、
さらには記録媒体としてフロッピーディスク装置25によ
りフロッピーディスクに書込むようにしてもよいもので
ある。
運針データブロックを、いわゆるUコードとして知られ
ているテープフォーマットを用いてテープ25に書込む場
合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限るもので
はなく、例えばFコード、ELコードとして知られる他の
テープフォーマット、または6単位のテープ、広幅のジ
ャガードカード等にデータを書込むようにしてもよく、
さらには記録媒体としてフロッピーディスク装置25によ
りフロッピーディスクに書込むようにしてもよいもので
ある。
また、前記実施例では、第3図中の番号(2)の部分
でポイントデータを2バイトデータとして書込むことを
指示するものとしたが、これに替えて、ポイントデータ
をすべて2バイトデータで書込む場合には、例えば番号
(2)の部分のHマークとなる7列目を穿孔しなくても
よい。
でポイントデータを2バイトデータとして書込むことを
指示するものとしたが、これに替えて、ポイントデータ
をすべて2バイトデータで書込む場合には、例えば番号
(2)の部分のHマークとなる7列目を穿孔しなくても
よい。
以上詳述した通り、本発明によれば、ポイントデータ
ブロックを作成して、テープ等の記録媒体に書込むよう
にしたから、柄の変更等を行うときに、全体の柄を俯瞰
して、変更,編集作業を簡単に行うことができ、作業性
を大幅に向上でき、柄の再現性等を高めることができ
る。また、運針データをブロック単位で作成することに
より、複数の柄が複雑に接している刺繍柄でも、どの柄
がどのブロックに関連するかを簡単に識別できる等、種
々の効果を奏する。
ブロックを作成して、テープ等の記録媒体に書込むよう
にしたから、柄の変更等を行うときに、全体の柄を俯瞰
して、変更,編集作業を簡単に行うことができ、作業性
を大幅に向上でき、柄の再現性等を高めることができ
る。また、運針データをブロック単位で作成することに
より、複数の柄が複雑に接している刺繍柄でも、どの柄
がどのブロックに関連するかを簡単に識別できる等、種
々の効果を奏する。
第1図ないし第3図は本発明の実施例を示し、第1図は
データ作成装置の制御ブロック図、第2図は自動データ
作成処理を示す流れ図、第3図はテープに書込まれたデ
ータを示す説明図、第4図ないし第11図は従来技術を示
し、第4図はデータ作成装置の制御ブロック図、第5図
はタブレットを示す正面図、第6図はカーソルの拡大
図、大7図はドラフトの輪郭線を示す説明図、第8図は
ディスプレイに表示した運針データの説明図、第9図は
テープに書込まれた運針データの説明図、第10図はミシ
ン側の制御ブロック図、第11図(イ),(ロ),
(ハ),(ニ),(ホ),(ヘ)はそれぞれ異なるステ
ッチ形を示す説明図である。 1……タブレット、2……ボード、3……ドラフト(刺
繍原図)、4……メニューシート(ステッチ条件選択手
段)、5……カーソル(読取り手段)、5A,5B,5C,5D…
…押ボタン、11,19……テープパンチャ、14……テープ
リーダ、18……刺繍ミシンのアクチュエータ、21……制
御装置、25……テープ、26……テープリーダ。
データ作成装置の制御ブロック図、第2図は自動データ
作成処理を示す流れ図、第3図はテープに書込まれたデ
ータを示す説明図、第4図ないし第11図は従来技術を示
し、第4図はデータ作成装置の制御ブロック図、第5図
はタブレットを示す正面図、第6図はカーソルの拡大
図、大7図はドラフトの輪郭線を示す説明図、第8図は
ディスプレイに表示した運針データの説明図、第9図は
テープに書込まれた運針データの説明図、第10図はミシ
ン側の制御ブロック図、第11図(イ),(ロ),
(ハ),(ニ),(ホ),(ヘ)はそれぞれ異なるステ
ッチ形を示す説明図である。 1……タブレット、2……ボード、3……ドラフト(刺
繍原図)、4……メニューシート(ステッチ条件選択手
段)、5……カーソル(読取り手段)、5A,5B,5C,5D…
…押ボタン、11,19……テープパンチャ、14……テープ
リーダ、18……刺繍ミシンのアクチュエータ、21……制
御装置、25……テープ、26……テープリーダ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−173361(JP,A) 特開 昭57−29104(JP,A) 特開 平1−158993(JP,A) 特開 平1−115391(JP,A) 特開 昭62−236587(JP,A) 特開 昭62−253098(JP,A) 特開 平2−133646(JP,A) 特開 平2−133647(JP,A) 特開 昭61−33694(JP,A) 特開 昭63−206277(JP,A) 特公 平8−15512(JP,B2)
Claims (4)
- 【請求項1】刺繍原図の輪郭を読取る読取り手段と、該
読取り手段により読取った輪郭に基づいて所望のステッ
チ柄を作成すべく、複数のステッチ条件のうち、所望の
ステッチ条件を選択的に入力するステッチ条件選択手段
と、該ステッチ条件選択手段と読取り手段とからの信号
に基づき前記ステッチ柄のポイントデータを各ステッチ
柄毎のポイントデータブロックとして作成するポイント
データブロック作成手段と、該ポイントデータブロック
作成手段で作成したポイントデータブロックを記録媒体
に書込ませる書込み手段とから構成してなる刺繍機用デ
ータ作成装置。 - 【請求項2】前記ポイントデータブロック作成手段によ
って作成したポイントデータブロックは、ポイントデー
タブロックの始まりを規定する識別データおよびポイン
トデータブロックの終りを規定する識別データを含んで
なる特許請求の範囲(1)項記載の刺繍機用データ作成
装置。 - 【請求項3】刺繍原図の輪郭を読取る読取り手段と、該
読取り手段により読取った輪郭に基づいて所望のステッ
チ柄を作成すべく、複数のステッチ条件のうち、所望の
ステッチ条件を選択的に入力するステッチ条件選択手段
と、該ステッチ条件選択手段と読取り手段とからの信号
に基づき刺繍縫い目に対応した運針データを各ステッチ
柄毎の運針データブロックとして作成する運針データブ
ロック作成手段と、該運針データブロック作成手段で作
成した運針データブロックを記録媒体に書込ませる書込
み手段とから構成してなる刺繍機用データ作成装置。 - 【請求項4】前記運針データブロック作成手段によって
作成した運針データブロックは、運針データブロックの
始まりを規定する識別データおよび運針データブロック
の終りを規定する識別データを含んでなる特許請求の範
囲(3)項記載の刺繍機用データ作成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26171189A JP2704769B2 (ja) | 1989-10-06 | 1989-10-06 | 刺繍機用データ作成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26171189A JP2704769B2 (ja) | 1989-10-06 | 1989-10-06 | 刺繍機用データ作成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03124867A JPH03124867A (ja) | 1991-05-28 |
JP2704769B2 true JP2704769B2 (ja) | 1998-01-26 |
Family
ID=17365649
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26171189A Expired - Fee Related JP2704769B2 (ja) | 1989-10-06 | 1989-10-06 | 刺繍機用データ作成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2704769B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3366791B2 (ja) | 1995-11-09 | 2003-01-14 | ニスカ株式会社 | 情報記録装置 |
JPH10235052A (ja) * | 1997-02-25 | 1998-09-08 | Janome Sewing Mach Co Ltd | 刺繍データ生成装置 |
-
1989
- 1989-10-06 JP JP26171189A patent/JP2704769B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03124867A (ja) | 1991-05-28 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |