JP2703707B2 - 集合電池 - Google Patents

集合電池

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JP2703707B2
JP2703707B2 JP6865693A JP6865693A JP2703707B2 JP 2703707 B2 JP2703707 B2 JP 2703707B2 JP 6865693 A JP6865693 A JP 6865693A JP 6865693 A JP6865693 A JP 6865693A JP 2703707 B2 JP2703707 B2 JP 2703707B2
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JP
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air
circulating
circulating air
air flow
heat insulating
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JP6865693A
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洋 浦上
敏幸 川口
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NGK Insulators Ltd
Tokyo Electric Power Co Inc
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NGK Insulators Ltd
Tokyo Electric Power Co Inc
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Secondary Cells (AREA)
  • Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ナトリウム−硫黄電池
等の高温2次電池を複数集合させてなる集合電池に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ナトリウム−硫黄電池等の高温2次電池
は、200〜400℃の温度で作動するようになってい
るため、高温2次電池を断熱容器内に収容して、この断
熱容器内を上記温度に保つ必要がある。図4は従来の集
合電池の一例の構成を示す図である。図4に示す例にお
いて、31は断熱容器、32は断熱容器31内に設けた
支持部材、33は支持部材32に固定した単電池集合
体、34はファン35から供給される空気を図4(a)
中矢印で示したように循環させる空気流通路である。単
電池集合体33は、図4(b)に示すように、底板36
に空気流通孔37を明け、その上に単電池38を複数配
置して構成されている。
【0003】上述した構成の集合電池では、図示しない
ヒータにより加熱された空気を、ファン35を駆動させ
て空気流通路34を介して単電池集合体33の下面に供
給し、さらに単電池集合体33の底板36に設けた空気
流通孔37を通過させ、単電池集合体33の上部で集合
させてファン35に戻すことにより、所定温度の空気を
断熱容器31内を循環させて断熱容器31内の温度を一
定にして、集合電池の動作を保っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た構成の従来の集合電池では、集合電池の底部から循環
空気を供給することにより、循環空気を均一に集合電池
に供給しようとしているが、単電池集合体33の断熱容
器31側と中心部とで循環空気の流れが均一とならず、
断熱容器31内全体にわたって常に一定の温度とするこ
とができない問題があった。従って、部分的に温度の高
い部分と低い部分が断熱容器31内にでき、集合電池の
作動が必ずしも効率的とは言えなかった。
【0005】また、単電池集合体33の底面全体から循
環空気を供給する必要があるため、空気流通路34を単
電池集合体33の周囲全面に設けなければならないとと
もに、底板36に空気流通孔37を明けるためのスペー
スを設けなければならないため、単電池38の充填効率
をあげることができず、集合電池全体のエネルギー密度
を大きくすることができない問題があった。
【0006】本発明の目的は上述した課題を解消して、
断熱容器内の温度の均一化を達成できるとともにエネル
ギー密度を大きくすることができる集合電池を提供しよ
うとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の集合電池は、断
熱容器と、この断熱容器内に多層に配設した単電池集合
体と、これらの単電池集合体の上下に形成した空気流通
路と、この空気流通路に空気を循環するための循環空気
流通手段と、この循環空気流通手段の循環空気供給側で
あって、前記多層の単電池集合体の側面に設けた壁面の
うち前記空気流通路に対応する位置に、前記循環空気流
通手段に近いほど小さい孔を遠いほど大きい孔を設けて
構成され、すべての空気流通路に均一な循環空気を流す
ための循環空気規制手段とからなることを特徴とするも
のである。
【0008】
【作用】上述した構成において、単電池集合体の上下に
形成した空気流通路に循環空気を供給する際、すべての
空気流通路に均一な循環空気を流すよう構成された循環
空気規制手段を通るため、単電池集合体の上下に均一な
空気を循環させることができる。また、循環空気規制手
段の形状を適切に構成すれば、循環空気流通手段を単電
池集合体の上面および下面の全体に設ける必要がなく、
上面および下面の一部にすることができる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の集合電池の一例の構成を示す
図であり、図1(a)は部分的に断面で示す正面から見
た図を、図1(b)は部分的に図1(a)におけるA−
A線に沿った断面で示す側面から見た図をそれぞれ示
す。図1に示す例において、1は断熱容器、2は単電池
集合体、3は断熱容器1内で単電池集合体2を多層で一
層当たり複数個支持するための支持部材、4は単電池集
合体2の下面と支持部材3との間に形成される下側空気
流通路、5は単電池集合体2の開放状態の上面と支持部
材3との間に形成される上側空気流通路、6は下側空気
流通路4および上側空気流通路5に、ファン7およびヒ
ータ8を介して循環空気を供給するためのダクト、9は
ダクト6を介して下側空気流通路4および上側空気流通
路5のすべての部分に均一な空気を供給するための、支
持部材3の端部に設けた循環空気規制手段としてのプレ
ート部材である。
【0010】図1に示す実施例において、循環空気の大
部分が通るダクト6は、下側空気流通路4および上側空
気流通路5の一部に面する部分、すなわちプレート部材
9の中央部に対応する位置に形成されており、集合電池
を外部から見ると、このダクト6の部分が図2に示すよ
うに断熱容器1の外周面から突出した形状となってい
る。また、プレート部材9には、下側空気流通路4およ
び上側空気流通路5に対応する位置に、所定の規則に従
って形成された複数の孔部10を設けている。
【0011】孔部10の直径の関係は、ダクト6に循環
空気を供給するファン7からの距離に応じて設定されて
おり、ファン7に近い部分すなわち循環空気の供給量が
多い部分には小さい径を、ファン7に遠い部分すなわち
循環空気の供給量が少ない部分には大きい径をとるよう
構成している。図3(a)にプレート部材9の上部の孔
部10の状態を、図3(b)にプレート部材9の中段部
の孔部10の状態を、図3(c)にプレート部材9の下
部の孔部10の状態をそれぞれ示すように、同じ平面で
はダクト6に近い部分すなわち中央部は一番小径の孔部
10とし、それから両端部に向かうに従って徐々に径を
大きくした孔部10としている。同時に、ファン7に近
い上部、中段部、下部の順に図中縦方向に同じ位置で
は、孔部10の直径を徐々に大きく構成している。
【0012】上述した構成の本発明の集合電池では、フ
ァン7を駆動することにより生じた空気の流れは、まず
ヒータ8を通過し所定の温度に加熱された後、ダクト6
を通じてプレート部材9と断熱容器1の内壁との間の全
体に供給される。そして、プレート部材9の孔部10を
通過して、均一な流れとされた循環空気は、下側空気流
通路4および上側空気流通路5を通過し、プレート部材
9を設けた側と反対側の端部と断熱容器1の内壁との間
で集合し、ダクト6を介してファン7に戻ることによ
り、断熱容器1内を循環している。
【0013】そのため、どの層においても、単電池集合
体2の下部および上部の下側空気流通路4および上側空
気流通路5を通過する空気は均一となり、断熱容器1内
の温度を均一とすることができる。また、単電池集合体
2を多層で各層複数個設けて形成した1ユニットと断熱
容器1の内壁との間の空間を小さくして、循環空気を供
給するダクト6の部分のみを従来と同じように空間をあ
けることにより本発明の集合電池を形成できるため、集
合電池としての体積を従来と比べて小さくでき、エネル
ギー密度を大きくすることができる。
【0014】本発明は上述した実施例にのみ限定される
ものでなく、幾多の変形、変更が可能である。例えば、
上述した例ではダクト6をプレート部材の中央部に設け
たが、ダクト6をどちらかの端部に設けてもプレート部
材9に形成した孔部10直径の大きさの配列を適当に変
えることにより、同様に本発明を達成できることはいう
までもない。また、上述した実施例では、循環空気規制
手段をプレート部材9に径の異なる孔部10を形成する
ことにより構成したが、他の構成でも通過した空気の流
れが均一になるものであれば使用できることはいうまで
もない。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、循環空気流通手段としてのダクトの循環空気
供給側に所定の循環空気規制手段を設けたため、空気流
通路を通過する循環空気を均一にでき、断熱容器内の温
度を一定とすることができる。また、本発明の構成上、
集合電池全体の体積を従来に比べて小さくすることがで
きるため、エネルギー密度を大きくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の集合電池の一例の構成を示す図であ
る。
【図2】本発明の集合電池の一例の外観を示す図であ
る。
【図3】本発明の集合電池におけるプレート部材の一例
の構成を示す図である。
【図4】従来の集合電池の一例の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 断熱容器 2 単電池集合体 3 支持部材 4 下側空気流通路 5 上側空気流通路 6 ダクト 7 ファン 8 ヒータ 9 プレート部材 10 孔部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 三宅 正之 (56)参考文献 特開 昭59−171476(JP,A) 特開 平1−144575(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】断熱容器と、この断熱容器内に多層に配設
    した単電池集合体と、これらの単電池集合体の上下に形
    成した空気流通路と、この空気流通路に空気を循環する
    ための循環空気流通手段と、この循環空気流通手段の循
    環空気供給側であって、前記多層の単電池集合体の側面
    に設けた壁面のうち前記空気流通路に対応する位置に、
    前記循環空気流通手段に近いほど小さい孔を遠いほど大
    きい孔を設けて構成され、すべての空気流通路に均一な
    循環空気を流すための循環空気規制手段とからなること
    を特徴とする集合電池。
JP6865693A 1993-03-26 1993-03-26 集合電池 Expired - Lifetime JP2703707B2 (ja)

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JPH06283214A JPH06283214A (ja) 1994-10-07
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