JP2703074B2 - 衣類乾燥機のリント回収装置 - Google Patents
衣類乾燥機のリント回収装置Info
- Publication number
- JP2703074B2 JP2703074B2 JP1280087A JP28008789A JP2703074B2 JP 2703074 B2 JP2703074 B2 JP 2703074B2 JP 1280087 A JP1280087 A JP 1280087A JP 28008789 A JP28008789 A JP 28008789A JP 2703074 B2 JP2703074 B2 JP 2703074B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lint
- filter
- filter cover
- clothes dryer
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、衣類乾燥機のフィルタのリント回収装置に
関するものである。
関するものである。
従来の技術 衣類乾燥機では、衣類に付着している糸くずやごみを
フィルタを使い収集している。現在主流となっているノ
ーダクトタイプでは、フィルタを使用しないと衣類に付
着していた糸くずや綿ぼこりなどのごみが衣類乾燥機の
ヒータに付着し性能劣化をひきおこしてしまう。また、
フィルタにごみが付着したまま掃除をしないで使用する
と、ごみのためフィルタの通気性が悪くなり、乾燥に要
する時間が長くなる。このためフィルタの掃除はこまめ
にするよう取扱説明書で呼びかけている。フィルタの掃
除では、フィルタ前面に取り付けられたフィルタカバー
をはずして、そのあとフィルタをはずし、ブラシなどで
ごみをフィルタよりとらなければならず、このごみは以
上に細かいものの集まりであるため、掃除中に綿ぼこり
のように飛んでしまうことがある。
フィルタを使い収集している。現在主流となっているノ
ーダクトタイプでは、フィルタを使用しないと衣類に付
着していた糸くずや綿ぼこりなどのごみが衣類乾燥機の
ヒータに付着し性能劣化をひきおこしてしまう。また、
フィルタにごみが付着したまま掃除をしないで使用する
と、ごみのためフィルタの通気性が悪くなり、乾燥に要
する時間が長くなる。このためフィルタの掃除はこまめ
にするよう取扱説明書で呼びかけている。フィルタの掃
除では、フィルタ前面に取り付けられたフィルタカバー
をはずして、そのあとフィルタをはずし、ブラシなどで
ごみをフィルタよりとらなければならず、このごみは以
上に細かいものの集まりであるため、掃除中に綿ぼこり
のように飛んでしまうことがある。
発明が解決しようとする課題 以上延べたように衣類乾燥機のフィルタの掃除は必要
であるが、あまりにも面倒である。
であるが、あまりにも面倒である。
本発明は上記問題を解決するもので、フィルタの掃除
をもっと簡単にすることができる衣類乾燥機のリント回
収装置を提供することを目的とするものである。
をもっと簡単にすることができる衣類乾燥機のリント回
収装置を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明の衣類乾燥機のリ
ント回収装置は、ドラムホルダーに固定されたシャフト
にて回転自在に取り付けられた回転ドラムの内部後面に
フィルタを設けるとともに、前記フィルタの前面にフィ
ルタカバーを前記シャフトに固定し設け、前記フィルタ
カバーの面内の一部にリント回収器を、カバー面内のフ
ィルタカバー径方向に設けた回転軸を介して回転自在に
設け、前記リント回収器にその回転軸の両側でブラシ部
と、フィルタカバーの係止部に係合可能な爪部もしくは
マグネットとをそれぞれ設け、前記爪部をフィルタカバ
ーの係止部に係合させ、もしくはマグネットによってフ
ィルタカバーのマグネットか鉄片に吸着させたときにリ
ント回収器がフィルタカバー表面より突出しないように
構成したものである。
ント回収装置は、ドラムホルダーに固定されたシャフト
にて回転自在に取り付けられた回転ドラムの内部後面に
フィルタを設けるとともに、前記フィルタの前面にフィ
ルタカバーを前記シャフトに固定し設け、前記フィルタ
カバーの面内の一部にリント回収器を、カバー面内のフ
ィルタカバー径方向に設けた回転軸を介して回転自在に
設け、前記リント回収器にその回転軸の両側でブラシ部
と、フィルタカバーの係止部に係合可能な爪部もしくは
マグネットとをそれぞれ設け、前記爪部をフィルタカバ
ーの係止部に係合させ、もしくはマグネットによってフ
ィルタカバーのマグネットか鉄片に吸着させたときにリ
ント回収器がフィルタカバー表面より突出しないように
構成したものである。
作用 上記構成により、運転中のフィルタとフィルタカバー
に取付けたリント回収器との動きが異なることを利用
し、爪部もしくはマグネットとフィルタカバーとの係合
をはずし、リント回収器を90゜回転させ、ブラシ部をフ
ィルタ表面に対向させることにより、フィルタ表面に付
着したリントを簡単に回収することができる。
に取付けたリント回収器との動きが異なることを利用
し、爪部もしくはマグネットとフィルタカバーとの係合
をはずし、リント回収器を90゜回転させ、ブラシ部をフ
ィルタ表面に対向させることにより、フィルタ表面に付
着したリントを簡単に回収することができる。
実施例 以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例の衣類乾燥機を示す断面図
である。第1図において、衣類乾燥機本体内には、ドラ
ムホルダ1に固定されたシャフト2にメタル3を介して
回転自在に回転ドラム4が設置され、この回転ドラム4
の内部後面に爪体によりリントフィルタ5が回転ドラム
4に固着されたおり、このリントフィルタ5の前面にフ
ィルタカバー6がナット7によりシャフト2に固定され
ている。
である。第1図において、衣類乾燥機本体内には、ドラ
ムホルダ1に固定されたシャフト2にメタル3を介して
回転自在に回転ドラム4が設置され、この回転ドラム4
の内部後面に爪体によりリントフィルタ5が回転ドラム
4に固着されたおり、このリントフィルタ5の前面にフ
ィルタカバー6がナット7によりシャフト2に固定され
ている。
第2図はフィルタカバー6を正面より見た図で、フィ
ルタカバー6の面内の一部に、フィルタカバー径方向の
回転軸8により回転自在に軸支されたリント回収器9が
設けられており、回転軸8に対して互いに向い合うよう
にその両側にブラシ部としてのピン10と爪部11が設けら
れている。
ルタカバー6の面内の一部に、フィルタカバー径方向の
回転軸8により回転自在に軸支されたリント回収器9が
設けられており、回転軸8に対して互いに向い合うよう
にその両側にブラシ部としてのピン10と爪部11が設けら
れている。
第3図は回転軸8に対して直角方向に切断したリント
回収器9の断面図である。第3図において、リント回収
器9は、通常は爪部11がフィルタカバー6の係止部12に
係合して、フィルタカバー6の前面より突出しないよう
に構成され、乾燥中に衣類がひっかかるのを防いでい
る。使用する際は、ピン10の近傍を押せば90゜回転し、
ストッパー13に当たり止る。リントフィルタ5の移動方
向は矢印14の方向であり、リントフィルタ5の表面に付
着したリント15はピン10によって回収される。二点鎖線
で示した状態が90゜回転したときの状態である。実際の
使用に際しては、乾燥機に衣類を入れる前に、リント回
収器9の爪部11を係止部12からはずし、立たせた状態で
数秒間運転をし、ピン10にリント15が回収されたのを確
認したら、リント回収器9を90゜回転して爪部11を係止
部12にかけ、ピン10に回収、保持されたリントをはずし
て捨てれば良い。もしまちがえて爪部11をはずした状態
で衣類を入れて運転しても、衣類は第3図の上から下方
向へ移動するため、爪部11に当ってリント回収器9は回
転し、爪部11がフィルタカバー6の係止部12に係合し、
リント回収を行わない。このような機構にした理由は、
衣類を乾燥させる運転中、常にリント回収機構を働かせ
ておくと、ピン10とリントフィルタ5とが接している場
合では、摩耗によってリントフィルタ5の破損が生じる
し、ピン11とリントフィル5の間に隙間を設けている
と、その隙間にリント15が入り込んで、リント15をリン
トフィルタ5に押し付けてしまい、細かなリント15がリ
ントフィルタ5を通過してリントフィルタ5の役割をは
たさないためである。
回収器9の断面図である。第3図において、リント回収
器9は、通常は爪部11がフィルタカバー6の係止部12に
係合して、フィルタカバー6の前面より突出しないよう
に構成され、乾燥中に衣類がひっかかるのを防いでい
る。使用する際は、ピン10の近傍を押せば90゜回転し、
ストッパー13に当たり止る。リントフィルタ5の移動方
向は矢印14の方向であり、リントフィルタ5の表面に付
着したリント15はピン10によって回収される。二点鎖線
で示した状態が90゜回転したときの状態である。実際の
使用に際しては、乾燥機に衣類を入れる前に、リント回
収器9の爪部11を係止部12からはずし、立たせた状態で
数秒間運転をし、ピン10にリント15が回収されたのを確
認したら、リント回収器9を90゜回転して爪部11を係止
部12にかけ、ピン10に回収、保持されたリントをはずし
て捨てれば良い。もしまちがえて爪部11をはずした状態
で衣類を入れて運転しても、衣類は第3図の上から下方
向へ移動するため、爪部11に当ってリント回収器9は回
転し、爪部11がフィルタカバー6の係止部12に係合し、
リント回収を行わない。このような機構にした理由は、
衣類を乾燥させる運転中、常にリント回収機構を働かせ
ておくと、ピン10とリントフィルタ5とが接している場
合では、摩耗によってリントフィルタ5の破損が生じる
し、ピン11とリントフィル5の間に隙間を設けている
と、その隙間にリント15が入り込んで、リント15をリン
トフィルタ5に押し付けてしまい、細かなリント15がリ
ントフィルタ5を通過してリントフィルタ5の役割をは
たさないためである。
発明の効果 以上のように本発明の構成によれば、フィルタカバー
やフィルタをはずすことなく、しかもリントを一かたま
りの状態でほこりも発生させずに回収でき、手軽にすて
ることができるので、乾燥機の性能を良好な状態に保つ
ことができる。
やフィルタをはずすことなく、しかもリントを一かたま
りの状態でほこりも発生させずに回収でき、手軽にすて
ることができるので、乾燥機の性能を良好な状態に保つ
ことができる。
第1図は本発明の一実施例を示す乾燥機の縦断面図、第
2図は同乾燥機のフィルタカバーの正面図、第3図は同
乾燥機のリント回収装置の要部断面図である。 1……ドラムホルダー、2……シャフト、4……回転ド
ラム、5……リントフィルタ、6……フィルタカバー、
8……回転軸、9……リント回収器、10……ピン(ブラ
シ部)、11……爪部、12……係止部、13……ストッパ
ー。
2図は同乾燥機のフィルタカバーの正面図、第3図は同
乾燥機のリント回収装置の要部断面図である。 1……ドラムホルダー、2……シャフト、4……回転ド
ラム、5……リントフィルタ、6……フィルタカバー、
8……回転軸、9……リント回収器、10……ピン(ブラ
シ部)、11……爪部、12……係止部、13……ストッパ
ー。
Claims (2)
- 【請求項1】ドラムホルダに固定されたシャフトに回転
自在に取り付けられた回転ドラムの内部後面にフィルタ
を設けるとともに、前記フィルタの前面にフィルタカバ
ーを前記シャフトに固定して設け、前記フィルタカバー
の面内の一部にリント回収器を、カバー面内のフィルタ
カバー径方向に設けた回転軸を介して回転自在に設け、
前記リント回収器にその回転軸の両側でブラシ部と、フ
ィルタカバーの係止部に係合可能な爪部とを設け、前記
爪部がフィルタカバーの係止部と係合した状態において
リント回収器がフィルタカバー表面より突出しないよう
に構成した衣類乾燥機のリント回収装置。 - 【請求項2】爪部のかわりにマグネットを使用した請求
項1記載の衣類乾燥機のリント回収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1280087A JP2703074B2 (ja) | 1989-10-27 | 1989-10-27 | 衣類乾燥機のリント回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1280087A JP2703074B2 (ja) | 1989-10-27 | 1989-10-27 | 衣類乾燥機のリント回収装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03140197A JPH03140197A (ja) | 1991-06-14 |
JP2703074B2 true JP2703074B2 (ja) | 1998-01-26 |
Family
ID=17620131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1280087A Expired - Fee Related JP2703074B2 (ja) | 1989-10-27 | 1989-10-27 | 衣類乾燥機のリント回収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2703074B2 (ja) |
-
1989
- 1989-10-27 JP JP1280087A patent/JP2703074B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03140197A (ja) | 1991-06-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100247710B1 (ko) | 빨래건조기용 실보프라기 수집기 | |
JP2008006045A (ja) | 洗濯乾燥機 | |
US20080235978A1 (en) | Self-cleaning lint collector | |
JP2703074B2 (ja) | 衣類乾燥機のリント回収装置 | |
JPH07694A (ja) | 衣類乾燥機 | |
JPH0832285B2 (ja) | 洗濯機用部分洗い装置および洗濯機 | |
EP0045288A1 (en) | Laundry drying machine | |
WO2001096647A1 (en) | Tumbler drier with a filter device | |
JPH0784057B2 (ja) | 印刷機の胴洗浄装置 | |
US2644189A (en) | Hand-supported suction brush for clothes | |
TWI667387B (zh) | Filter cleaning mechanism and cloth drying device using same | |
JP2778657B2 (ja) | フィルタークリーナ付衣類乾燥機 | |
JPH03123590A (ja) | 衣類乾燥機のリント回収装置 | |
JPS5875598A (ja) | 衣類乾燥機 | |
KR850001301Y1 (ko) | 소면기의 회전플래트 청소장치 | |
JP2512241Y2 (ja) | 粘着ロ―ラの清掃装置 | |
JPH04220299A (ja) | 衣類乾燥機 | |
JPS627246Y2 (ja) | ||
JPH0240943Y2 (ja) | ||
JPS6053196A (ja) | 衣類乾燥機 | |
JPH1114262A (ja) | 乾燥機 | |
JPS6120045Y2 (ja) | ||
JPH0615097A (ja) | ドラム式衣類乾燥機 | |
JPH0271792A (ja) | 部分洗い装置 | |
JPS6220453Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |