JP2702995B2 - レベル表示装置 - Google Patents

レベル表示装置

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JP2702995B2
JP2702995B2 JP63278764A JP27876488A JP2702995B2 JP 2702995 B2 JP2702995 B2 JP 2702995B2 JP 63278764 A JP63278764 A JP 63278764A JP 27876488 A JP27876488 A JP 27876488A JP 2702995 B2 JP2702995 B2 JP 2702995B2
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国夫 福山
隆俊 峰
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KYB Corp
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Takenaka Corp
KYB Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は構造物などの任意の複数箇所において測定し
たレベルの相対的な変位を表示する装置に関する。
(従来の技術) 建物、橋梁など大型構造物において、複数の各部位に
おける相対的な高さ位置関係(レベル)を測定するの
に、従来、たとえばレーザービームを利用した計測器や
光学的水準器を用いている。
(発明が解決しようとする課題) ところでこれらの測定結果は、通常人手をかけて記録
したり、あるいはこれらにもとづいて各測定部の標高差
を計算したりしている。
測定部箇所がたくさんあるときは、測定結果の整理が
たいへんで、一目で直感的に各測定部位のレベルを把握
できるようにまとめることも結構手間のかかる作業とな
る。とくに各測定部位の高さ位置関係を等高線的に表示
したりするには、面倒な図形的処理も必要となる。
本発明は多数箇所で測定した相対的なレベル差を、簡
単かつ的確に表示することのできる装置を提供すること
を目的とする。
(課題を解決するための手段) そこで本発明は、第1図に示すように、各測定部位の
基準レベルに対する変位差を演算する手段50と、各々の
変位差を記憶する手段51と、各測定部位に対応して配置
されたランプ12と、任意の変位差を表示する表示手段11
Bとを備え、この表示手段の表示する変位差と略等しい
変位があった測定部位に対応するランプを同時に点灯す
るよう構成した。
また、前記記憶内容を必要に応じて印字するプリンタ
55を備える。
(作用) したがって基準レベルに対する各測定部位におけるレ
ベルの相対変位差は、変位差表示手段53と共に、各測定
部位に対応した位置関係に配置したレベル表示手段52の
表示によって、一目で理解できる。また、記憶手段51の
記憶内容に基づいて、所定の変位差ごとに各測定部位の
レベル表示をしていけば、等高線的に測定部位の高さ位
置を表すこともできる。
(実施例) 本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
第2図には測定装置を含めた全体的な構成を示すが、
図中1は、構造物の所定の基準位置に設置される基準マ
ノメータ、2は各測定部位に設置される多数の変位マノ
メータであり、これらは互いに連通管3によって接続さ
れ、これら管路に供給される液(水)の液面は、注水弁
4と排水弁5によって調整される。
後述するように、基準マノメータ1は液面レベルを連
続的に測定して出力する液面センサ7を備え、これに対
して各変位マノメータ2は液面が所定のレベルに達した
ときに出力を発生するセンサ8を備える。
各センサ7、8…からの信号に基づいて表示装置10は
各測定部位の変位差を表示する。
表示装置10は各入力信号を演算処理するマイクロコン
ピュータを備え、その演算結果に基づき、基準位置のレ
ベルに対する各測定部位の相対的なレベル差を連続的に
表示する、バーグラフ11Aとデジタルメータ11Bを備える
と共に、各測定部位の位置関係に対応して配置されたレ
ベル表示手段としての複数のランプ12を備える。各ラン
プ12には各測定部位に対応して位置番号が付され、これ
によってどの測定部位に相当するか一目で分かるように
なっている。
また、ランプ12の点灯した部位の基準レベルに対する
相対変位差をプリントアウトするプリンタ13も備えられ
る。
これらバーグラフ11A、デジタルメータ11Bの表示や、
ランプ12の点灯、さらにはプリンタ13の印字操作は、各
入力信号に基づいて演算された基準レベルに対する各測
定部位のレベル差を記憶するメモリから、記憶値を呼び
出しながら、後述するようにして行われる。
図中、14は計測の開始や終了、表示操作、表示の選
択、印字操作、印字の選択、などを指示するスイッチ群
である。
第3図は前述した基準マノメータ1の具体的な構造を
示すもので、耐食性の強い合成樹脂で作ったガイド筒15
Aの内部にフロート16が配置され、このフロート16の位
置を検出するためのセンサ7として、この実施例ではフ
ロート16に連結したコア17と、コア17の外側に位置する
コイル18からなる差動トランスが設置され、このコイル
18に発信器19Aからの電流を印加し、整流回路19Bによっ
てコア17の位置に応じて変化するコイル18からの交流出
力を直流出力に変換してコントローラ10に入力させるよ
うになっている。したがってセンサ7はフロート16に連
動するコア17の位置に応じて変化する信号を出力し、こ
れに基づいて液面レベルが連続的に測定できる。
なお、ガイド筒15Aの周囲には金属等の保護筒15Bが配
置される。そして上端が解放されたガイド筒15Aの底部
には、連通管3が接続される。
また第4図は各測定部位に取付けられる変位マノメー
タ2の構造を示すもので、前記と同様な透明なガイド筒
15Aの内部にフロート20が上下動自由に配置され、液面
のレベルセンサ8として、保護筒15Bの途中にはフロー
ト20の金属部20Aを感知する近接スイッチ21が設けられ
る。近接スイッチ21は液面と共に変位するフロート20の
位置が所定のレベルに達すると、これを検出して信号を
出力する。
近接スイッチ21の位置は長穴とボルトとからなる調整
手段22により、液面方向に微調整ができる。保護筒15B
の一部には測定部位に取付けるための取付金具23が突設
される。また、保護筒15Bの一部には縦方向に切り抜か
れた窓部が形成され、液面を目視により確認できるよう
になっている。
各変位マノメータ2は初期の取付位置(レベル)が、
各変位マノメータ2が同一レベルとなるように設置され
る。基準マノメータ1は所定の基準位置に設置され、そ
の標準レベルが各変位マノメータ2の基準レベルと一致
するようにセットされる。
このようにしてセットした状態において、レベル測定
を行うには、まず排水弁5を閉じ、注水弁4を開いて管
路への注水を開始する(これらの操作は表示装置10に内
蔵したマイクロコンピュータにより制御することもでき
る)。
基準マノメータ1並びに変位マノメータ2は互いに連
通管3により接続され、かつ上端が大気に解放されてい
るため、注水弁4の開度に応じて液面レベルが緩やかに
上昇していく。所定の最低位レベルまで液面が上昇する
と、測定が開始可能となる。
液面レベルは基準マノメータ1の液面センサ7によっ
て検出され、表示装置10のマイクロコンピュータがこれ
を演算処理して、その結果がバーグラフ11Aとデジタル
メータ11Bに時々刻々と表示される。
各変位マノメータ2を設置した測定部位のレベルが変
化していないときは、基準マノメータ1の検出液面が所
定の標準値に達するのと同時に各変位マノメータ2のセ
ンサ8からの信号が一斉に出力されるため、これに基づ
いて総てのランプ12が点灯する。
これに対して経時変化により各測定部位のレベルが個
々に変動したときは、液面の上昇に伴い、まず最も低い
位置にある変位マノメータ2から信号が出力され、これ
により表示装置10の対応するランプ12が点灯する。この
ランプ点灯時にバーグラフ11Aまたはデジタルメータ11B
に表示された液面レベルが、基準マノメータ1を設置し
た部位に対する、この変位マノメータ2を設置した測定
部位のレベル差を示す。
さらに液面が上昇するにしたがい、低レベルにある変
位マノメータ2から順に信号が出力されていき、これに
伴ってランプ12が点灯する。ランプ12の配置は変位マノ
メータ2が設置された測定部位に対応しているため、ラ
ンプ12の点灯具合(点灯順序)により、構造物の全体的
な測定部位の相対的レベル変化が一目で把握できる。
この場合、バーグラフ11Aまたはデジタルメータ11Bに
表示される変位差を、例えば5mm間隔に区切って一単位
とし、そのレベル範囲内で点灯したランプ12は、液面上
昇に伴い次のレベル範囲に移行すると消灯し、新たなレ
ベル範囲で信号が出された変位マノメータ2に対応する
ランプ12のみを点灯させるようにして、同一のレベル範
囲にあるもののみを選択して表示することもできる。こ
の場合には液面の上昇に伴って、順次同一のレベル範囲
にある測定部位をグループ毎に表示することになり、一
目で変位差を把握することができる。
液面が予め定められた最高位に達すると、測定を終了
させるが、通常はこの時点で総てのランプ12がいったん
は点灯することになる。測定終了後は注水弁4を閉じ排
水弁5を開くことにより、管路内の水を排出する。
ところで、各測定変位の変位マノメータ2が出力した
ときの基準マノメータ1の計測変位量は、メモリに記憶
されており、測定終了後も必要に応じて呼び出すことが
できる。
例えば、前記レベル範囲内で変位差の少ない順に、5m
m、10mm、15mm……とバーグラフ11Aやデジタルメータ11
Bに表示しながら、レベル範囲に対応するランプ12をグ
ループ毎に点灯させる。もちろん、各レベル範囲で点灯
したランプ12は異なるレベル範囲では消灯させたり、あ
るいはそのまま点灯状態を維持して、積算的に表示して
いったりすることもできる。
この表示操作と共に必要に応じてプリンタ13による印
字操作を行うこともできる。プリンタ13は各変位差のレ
ベル範囲毎に点灯したランプ12の位置番号をグループ毎
に印字したり、あるいは個々の位置番号に相当する変位
差を番号順に印字したりする。第5図(A),(B),
(C)は印字例を示したもので、それぞれ変位差5mm,10
mm,15mmのものを、等高線的に表示してある。
またこの印字操作は測定時に、ランプ12が点灯する毎
にプリンタ13が対応部位のレベル差を印字させることも
できる。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、各測定部位に対応した
配置関係で各レベル表示手段が配設され、基準レベルに
対しての各測定部位の相対的な変位差が個々に表示され
るので、総ての測定部位のレベルを一目で全体的に把握
することが可能となる。
とくにこのことは、構造物などにおいて、予め定めら
れた測定部位の経時的なレベル変化を定期的に測定する
場合に、非常に有効的である。また、各測定結果はメモ
リに記憶されているため、測定後にいつでも必要に応じ
て再表示することができ、さらに同時にプリンタによる
印字もでき、測定資料の整理も簡単になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成図、第2図は本発明の実施例の概
略構成図、第3図は基準マノメータの断面図、第4図は
変位マノメータの断面図、第5図(A),(B),
(C)は印字例を示す説明図である。 10……表示装置、11A……バーグラフ、11B……デジタル
メータ、12……ランプ、13……プリンタ、14……スイッ
チ、50……演算手段、51……記憶手段、52……レベル表
示手段、53……変位差表示手段、54……制御手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−50423(JP,A) 特開 昭56−101511(JP,A) 特開 昭51−96349(JP,A) 特開 平1−232209(JP,A) 実開 昭61−118012(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各測定部位の基準レベルに対する変位差を
    演算する手段と、各々の変位差を記憶する手段と、各測
    定部位に対応して配置されたランプと、任意の変位差を
    表示する表示手段とを備え、この表示手段の表示する変
    位差と略等しい変位があった測定部位に対応するランプ
    を同時に点灯するよう構成したことを特徴とするレベル
    表示装置。
  2. 【請求項2】前記記憶内容を印字するプリンタを備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載のレベル表示手段。
JP63278764A 1988-11-04 1988-11-04 レベル表示装置 Expired - Lifetime JP2702995B2 (ja)

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JP63278764A JP2702995B2 (ja) 1988-11-04 1988-11-04 レベル表示装置

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JPH02126109A JPH02126109A (ja) 1990-05-15
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS56101511A (en) * 1980-01-17 1981-08-14 Mitsubishi Electric Corp Measurement of facing of cylinder or column
JPS5850423A (ja) * 1981-09-21 1983-03-24 Taisei Corp 垂直変位量測定装置

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