JP2702957B2 - 液面高さ制御装置 - Google Patents

液面高さ制御装置

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JP2702957B2
JP2702957B2 JP63067150A JP6715088A JP2702957B2 JP 2702957 B2 JP2702957 B2 JP 2702957B2 JP 63067150 A JP63067150 A JP 63067150A JP 6715088 A JP6715088 A JP 6715088A JP 2702957 B2 JP2702957 B2 JP 2702957B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J19/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J19/0006Controlling or regulating processes

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば水槽により水産生物を輸送する際に
用いられる処理槽などの液面高さ制御装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、例えば水槽内で水産生物を飼育する際には水槽
の汚濁水を浄化するために処理槽などが用いられてお
り、水槽の水を処理槽に導いて浄化した後再び水槽へ戻
している。第6図は従来の処理槽の構造説明図である。
図に於いて、1は水槽、2はばつ気槽と称される処理槽
で、両者は互いに隣接して設けられ2つの開口部で導通
している。処理槽2内では散気管2′から水柱へ空気ま
たは酸素を送つて水柱溶存酸素を増加させるとともに発
生する気泡に汚濁分質の付着させる。この気泡は水面上
に浮遊して盛り上がるが、この浮遊気泡のみを除去して
水を水槽1に戻すことにより水槽1内の水の浄化が行わ
れる。このために処理槽2には水を水槽1内へ戻すオー
バーフロー部9と気泡を除去する吐出口8とが備えられ
ており、吐出口8は水面よりも上方に設けられ水がこの
吐出口8から漏出して処理槽2内の水の減少を来たさな
いように、また気泡の吐出に対して高くなり過ぎないよ
うに水位を一定の高さに保持するようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕 このように、例えば、上記のような従来の処理槽2な
どに於いては水位が一定の高さに保持されないと水の浄
化性能が発揮されないが、従来の処理槽2は静置状態で
使用することを想定しているために液面高さ制御装置は
特に設けられておらず、輸送する水槽1に用いて水槽1
内の水が動揺傾斜すると処理槽2内の水位を一定に保持
することができなくなる。例えば床が処理槽2側に傾斜
すると処理槽2内の水位が上昇して浮遊気泡の吐出口8
から水が漏出してしまい、処理槽2内の水の減少に継が
る。また、水槽1側に傾斜すると処理槽2内の水位が下
降して浮遊気泡の吐出がうまく行われないなどの問題を
抱えている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る液面高さ制御装置は上記の課題を解決す
ることを目的にしており、液体を内蔵する第一の液槽内
から液体の浄化処理を行う第二の液槽内へ液体を強制的
に移送する手段と、上記第二の液槽内から液体を溢出さ
せて上記第二の液槽内に所定の液位を保つ手段と、上記
第二の液槽内から溢出した液体を上記第一の液槽内へ戻
す手段とを備えた構成を特徴としている。
〔作用〕
即ち、本発明に係る液面高さ制御装置においては、液
体を内蔵する第一の液槽内から液体の浄化処理を行う第
二の液槽内へ液体を強制的に移送するとともに、移送し
た液体を第二の液槽内から溢出させることにより第二の
液槽内に所定の液位を保ち、この第二の液槽内から溢出
した液体が第一の液槽内へ戻されるようになっており、
第一の液槽と第二の液槽との間に例えばポンプやエジェ
クターなど液体を強制的に移送する装置を介在させるこ
とにより、第一の液槽内における液体の動揺、液面の傾
斜などの影響が第二の液槽に及ばない。
また、第二の液槽に液体を溢出させる例えばオーバー
フロー管や開口などを設けることにより、第二の液槽内
にこのオーバーフロー部の高さに相応した所定の液位が
常に保たれる。
また、第二の液槽内から溢出した液体を受ける例えば
オーバーフロータンクなどを設けるとともに、このオー
バーフロータンクから第一の液槽内へ溢出した液体を戻
すことにより、浄化処理された液体が第一の液槽内へ供
給される。
このように、本発明に係る液面高さ制御装置において
は、第一の液槽内における液体の動揺、液面の傾斜など
の影響が第二の液槽に及ばず、第二の液槽内に必要な高
さに相応する所定の液位が常に保持される。
〔実施例〕
本発明の実施例を第1図乃至第5図に基づき説明す
る。なお、図中第6図に於ける部材と共通の部材には第
6図と共通の符号を付して説明を省略する。第1図は本
発明の第1の実施例に係る液面高さ制御装置の構造説明
図である。図に於いて、本実施例に係る液面高さ制御装
置は第1図(a)に示すようにオーバーフロー部9に管
を装着して処理槽2から水を溢れ出させている。また、
処理槽2の入口のパイプ3にポンプ4を装着して水槽1
からパイプ3を通じて処理槽2に強制的に水を送つてい
る。処理槽2のオーバーフロー部9から溢れ出た水はオ
ーバーフロータンク5に溜るが、直ちにポンプ7により
強制的に水槽1へ返送される。処理槽2の上部には浮遊
気泡の吐出口8が設けられており、水と浮遊気泡とが分
離するように処理槽2の水面が一定に保持されている。
なお、オーバーフロー部9は第1図(b)に示すように
管の一部を可動式のオーバーフロー管10として処理槽2
内の水面の高さを変更できるようにしても良く、また第
1図(c)に示すように処理槽2に直接開口11させても
良い。
第2図は本発明の第2の実施例に係る液面高さ制御装
置の構造説明図である。図に於いて、本実施例に係る液
面高さ制御装置は図に示すように上記の実施例とほゞ同
様の構造であるが、水を水槽1へ返送するためにエジエ
クター13を使用しており、ポンプ4から分岐した吐出管
12内の水をエジエクター13の駆動用に用い、オーバーフ
ロータンク5から水を吸引管14を介して吸引し、吐出管
15を通じて水槽1へ返送している。このように、本実施
例に係る液面高さ制御装置に於いてはポンプの替わりに
エジエクター13を用いて水を水槽1へ返送しているが、
エジエクター装置はポンプよりも扱い易く、また配管の
途中に弁16,17を介在させることによりさらに微細に液
面の制御をすることができる。
第3図は本発明の第3の実施例に係る液面高さ制御装
置の構造説明図である。図に於いて、本実施例に係る液
面高さ制御装置は図に示すように上記の実施例とほゞ同
様の構造であるが、水を処理槽2から水槽1へ別途設け
られたポンプ18により返送し、少量の水のみをオーバー
フローさせてエジエクター13により水槽1へ返送してい
る。ポンプ18の送水能力はポンプ4の送水能力よりも僅
かに例えば約10パーセント程度小さくし、ポンプ4とポ
ンプ18との送水能力の差に相応した水量のみをオーバー
フロータンク5に溢れ出させ、この溢れ出た水をポンプ
18の吐出水の一部を駆動水として使用するエジエクター
13により吸引して水槽1へ返送する。このように、本実
施例に係る液面高さ制御装置に於いてはオーバーフロー
する水を少量にすることができるので、オーバーフロー
装置、エジエクター装置、配管を小型化でき、取扱い易
くなるとともに配管の途中に弁16,17を介在させること
により微細な液面の制御ができる。また、処理槽2から
溢れ出た水をポンプ18を利用してさらに別の処理槽を介
して水槽1に返送することも可能である。
第4図は本発明の第4の実施例に係る液面高さ制御装
置の構造説明図である。図に於いて、本実施例に係る液
面高さ制御装置は図に示すように第1の実施例とほゞ同
様の構造であるが、水を処理槽2から水槽1へ返送する
ために水の重力を使用しており、オーバーフロータンク
5の水はパイプまたは類似の水路の排出部19を通じて水
槽1頂部の入水口20に戻される。これにより、水槽1へ
の返送用パンプが不要になる。
第5図は本発明の第5の実施例に係る液面高さ制御装
置の構造説明図である。図に於いて、本実施例に係る液
面高さ制御装置は第5図(a)に示すように上記の実施
例とほゞ同様の構造であるが、大容量の水の移送をエジ
エクター23を用いて行うとともに別途設けられた浄化槽
21へ水の一部をポンプ18により転送している。これは処
理槽2に於ける処理能力を大幅に増加させる場合のもの
で、水の移送能力も大幅に増加させる必要があるが、移
送抵抗が大きくないので、大容量、低揚程型の移送装置
が必要になる。この場合、ポンプ装置には適当なものが
ないが、第5図(b)に示すエジエクターであれば適用
が可能である。
水槽1の水はエジエクター23により処理槽2へ移送さ
れる。処理槽2へ移送された水の一部はポンプ18により
浄化槽21へ送られさらに水槽1へ返送されるが、大部分
はオーバーフロータンク5を介してエジエクター22によ
り水槽1へ返送される。エジエクター22,23の駆動は駆
動装置24により行われる。駆動用の流体は水や空気或い
は水と空気の混合流体で、パイプ25を介して供給され
る。駆動用の流体は第5図(b)に示すようにジエツト
ノズル26から入る。水は移送パイプ27の一端から吸引さ
れて他端へ吐出される。エジエクター22,23の駆動に水
が用いられる場合の駆動水は駆動装置24により水槽1ま
たは処理槽2または浄化槽21から吸引して使用される
が、吸引パイプを用いずにパイプレスで吸引することも
できる。このように、本実施例に係る液面高さ制御装置
に於いては処理槽2に於けるばつ気能力が比較的簡単な
構造により大幅に増加するとともに、別途設けられた浄
化槽21へ供給する水と水槽1へ返送する水とのバランス
が容易に行われる。
〔発明の効果〕
本発明に係る液面高さ制御装置は前記の通り構成され
ているので、第一の液槽内における液体の動揺、液面の
傾斜などの影響が第二の液槽に及ばず、また第二の液槽
内に必要な高さに相応する所定の液位が常に保持される
ので、第一の液槽内における液面が第二の液槽内におけ
る液面よりも高くなっても低くなっても、第二の液槽に
おける第一の液槽に対する機能が十分に維持される。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図はそれぞれ本発明の第1乃至第5の実
施例に係る液面高さ制御装置の構造説明図、第6図は従
来の処理槽の構造説明図である。 1……水槽、2……処理槽、3,25……パイプ、4,7,18…
…ポンプ、5……オーバーフロータンク、9……オーバ
ーフロー部、10……オーバーフロー管、11……開口、1
2,15……吐出管、13,22,23……エジエクター、14……吸
引管、16,17……弁、19……排出部、24……駆動装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体を内蔵する第一の液槽内から液体の浄
    化処理を行う第二の液槽内へ液体を強制的に移送する手
    段と、上記第二の液槽内から液体を溢出させて上記第二
    の液槽内に所定の液位を保つ手段と、上記第二の液槽内
    から溢出した液体を上記第一の液槽内へ戻す手段とを備
    えたことを特徴とする液面高さ制御装置。
JP63067150A 1988-03-23 1988-03-23 液面高さ制御装置 Expired - Fee Related JP2702957B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50118314A (ja) * 1974-03-04 1975-09-17

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS50118314A (ja) * 1974-03-04 1975-09-17

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