JPS6225118Y2 - - Google Patents

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JPS6225118Y2
JPS6225118Y2 JP1981133878U JP13387881U JPS6225118Y2 JP S6225118 Y2 JPS6225118 Y2 JP S6225118Y2 JP 1981133878 U JP1981133878 U JP 1981133878U JP 13387881 U JP13387881 U JP 13387881U JP S6225118 Y2 JPS6225118 Y2 JP S6225118Y2
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JP
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liquid
foam
ejector
separator
culture tank
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JP1981133878U
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JPS5838300U (ja
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  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、消泡装置に係り、例えば好気性培養
槽で発生した泡を分離して消泡する泡分離器より
泡を含んだ液を抽出して消泡する構成に関する。
(従来の技術) 従来の消泡装置としては第1図に示すような装
置が知られている。
第1図において1は密閉された好気性培養槽、
2は原廃液供給管、3は分離液流出管、4は培養
液循環管であり、循環管4の一端は前記培養槽1
の下部より導出され途中に液循環ポンプ5が挿入
され他端はエゼクタ6に挿入されている。エゼク
タ6は空気取入口7が開口されるとともに、下方
に延長された気液混合管8が培養槽1内の液面近
くで開口されている。さらに培養槽1の上部より
導出した排気管9の途中に泡分離器10が挿入さ
れ、この泡分離器10より導出したドレーン管1
1が培養槽1の液面下に挿入されている。このよ
うな構成において、液循環ポンプ5で培養液をエ
ゼクタ6に噴出させることにより、空気取入口7
より大気が吸入されて液中に混合され、気液混合
管8より培養槽1の液中に噴出される。これによ
つて培養液中に発生した泡は、ガスと共に排気管
9に押上げられ、途中の泡分離器10で破泡され
て液区分離されガスは排気管9より放出され、未
破砕の泡が混入した液はドレーン管11から培養
液中に戻される。しかし培養槽1の内圧は大気の
吸入によつて高くなつているため、ドレーン管1
1から未破砕の泡が混入した液を抽出することは
困難であり、排気管9からの排気ラインに泡が放
出されてしまうという問題があつた。
また実公昭39−36995号公報に記載されている
ように、破泡槽から出たガスと液の混合物をセパ
レータの胴部接続方向に導入してガスと液に分離
する手段も知られているが、未破砕の泡がセパレ
ータに導入されたときはセパレータで分離されず
そのままガスと共に排出されるという問題があ
る。
(考案が解決しようとする問題点) 上述のように従来の消泡装置は、何れも未破砕
の泡が混入したガスから泡を分離しさらに消泡す
ることに関しては何ら考慮されていなかつた。
本考案の目的は、泡分離器で破泡されずに残つ
た泡をガスと分離するとともに消泡し排ガス中に
泡が混入しないようにした消泡装置を提供しよう
とするものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案は密閉された好気性培養槽と、液循環ポ
ンプと空気取入用のエゼクタを備え前記培養槽の
液を循環させる液循環路と、前記培養槽より上方
へ導出された排気管の途中に設けられた泡分離器
と、この泡分離器より導出され前記エゼクタに連
通されたドレーン管と、ドレーン管の途中に設け
られ前記泡分離器の泡量を検知する検知器により
制御される流量調整弁とよりなることを特徴とす
るものである。
(作用) 泡分離器で破泡されずに残つた泡は、液ととも
にエゼクタで吸引されて消泡され培養液中に戻さ
れ排ガス中に泡が混入することがない。流量調整
弁は泡分離器より過剰な吸引を防ぎ、エゼクタに
よる消泡作用を確実にし泡分離器に溜つた泡の高
さを検知して動作する検知器によつて開閉が自動
制御される。
(実施例) 次に本考案の実施例の構成を第2図について説
明する。
1は密閉された好気性培養槽であり、原廃液供
給管2が導入されるとともに液面近くより分離液
流出管3が導出されている。
12は液循環路であり、途中に液循環ポンプ5
が挿入され、培養槽1の下部より導出され、液噴
射口13が培養槽1の上方に設けられたエゼクタ
6中に下向に挿入された液循環管4と、前記エゼ
クタ6より下方に延長されて培養槽1中に挿入さ
れ下端の気液噴出口14を液面に臨ませて開口さ
せた気液混合管8とより構成されている。そして
エゼクタ6の上端には空気取入口7が開口されて
いる。さらに、培養槽1の上端より導出した排気
管9の途中に泡分離器10が挿入され、この泡分
離器10の下部から導出されたドレーン管11が
前記エゼクタ6の一側に連通されている。そして
ドレーン管11の途中には流量調整弁15が設け
られ、この流量調整弁15は泡分離器10内の泡
の量を検知する検知器に接続され泡が一定量溜る
と自動的に弁15が開くようになつている。
次に前述の実施例の作用を説明する。
液循環ポンプ5により液を循環させ、途中のエ
ゼクタ6で空気取入口7より大気を吸入し、気液
混合管8より気液混合流体を液面より吹込み、液
の撹拌と通気反応をさせる。液中で発生した泡は
排気ガスとともに排気管9に押上げられ、泡分離
器10中でガスと分離されるとともに消泡され、
ガスは排気管9より排気される。泡分離器10中
に残つた消泡されない泡は消泡された液と共に、
ドレーン管11の流量調整弁15を開くことによ
り、エゼクタ6に吸引され気液混合管8に吸入さ
れて消泡され培養液中に戻される。
なお流量調整弁15は泡分離器10中に一定の
量の泡が溜ると泡検知器がこれを検知し泡検知器
に接続した流量調整弁15が自動的に開き泡液混
合物が排除されると自動的に閉じ泡の過剰吸引を
防止すると共に、泡の発生が不規則な反応に対応
できるようになつている。
〔考案の効果〕
本考案によれば、泡分離器に残存した未破泡の
泡と液の混合物をドレーン管を介してエゼクタ作
用より液循環路に引込むことにより泡液混合物を
泡分離器から容易に抽出することができ、排気管
から排気ラインに泡が混入するのを防止すること
ができる。またエゼクタ作用による吸込時に抽出
された泡液混合物中の泡を消泡することもでき
る。さらに流量調整弁は泡分離器の泡量を検知す
る検知器により制御されエゼクタに引かれる泡液
混合物の流量を自動調整しエゼクタに過剰の泡が
引込まれないようにしエゼクタによる消泡効果を
確実にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の消泡装置の工程説明図、第2図
は本考案の一実施例を示す工程説明図である。 1……好気性培養槽、5……液循環ポンプ、6
……空気取入用のエゼクタ、9……排気管、10
……泡分離器、11……ドレーン管、12……液
循環路、15……流量調整弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 密閉された好気性培養槽と、液循環ポンプと空
    気取入用のエゼクタを備え前記培養槽の液を循環
    させる液循環路と、前記培養槽より上方へ導出さ
    れた排気管の途中に設けられた泡分離器と、この
    泡分離器より導出され前記エゼクタに連通された
    ドレーン管と、ドレーン管の途中に設けられ前記
    泡分離器の泡量を検知する検知器により制御され
    る流量調整弁とよりなることを特徴とする消泡装
    置。
JP13387881U 1981-09-09 1981-09-09 消泡装置 Granted JPS5838300U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13387881U JPS5838300U (ja) 1981-09-09 1981-09-09 消泡装置

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JP13387881U JPS5838300U (ja) 1981-09-09 1981-09-09 消泡装置

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Publication Number Publication Date
JPS5838300U JPS5838300U (ja) 1983-03-12
JPS6225118Y2 true JPS6225118Y2 (ja) 1987-06-26

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JPS5838300U (ja) 1983-03-12

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