JP2701814B2 - 分散ファイル管理方法 - Google Patents
分散ファイル管理方法Info
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- JP2701814B2 JP2701814B2 JP7309067A JP30906795A JP2701814B2 JP 2701814 B2 JP2701814 B2 JP 2701814B2 JP 7309067 A JP7309067 A JP 7309067A JP 30906795 A JP30906795 A JP 30906795A JP 2701814 B2 JP2701814 B2 JP 2701814B2
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- Japan
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、分散ファイルシ
ステムのマスタファイルと分散ファイルのデータを整合
させる方法に関し、特にマスタファイルと分散ファイル
が更新時間順序の整合を保って更新される分散ファイル
管理方法に関する。
ステムのマスタファイルと分散ファイルのデータを整合
させる方法に関し、特にマスタファイルと分散ファイル
が更新時間順序の整合を保って更新される分散ファイル
管理方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の技術を説明する図４を参照する
と、分散ファイルシステム４１のホストコンピュータ４
２は、トランザクションファイル４５と、マスタファイ
ル４６を有し、分散コンピュータ４３，４４は、自身の
分散ファイル４７，４８をそれぞれ参照して所定の業務
処理を遂行する。分散コンピュータ４３，４４は、業務
開始時にマスタファイル４６のレコードを分散ファイル
４７，４８にそれぞれコピーし、処理時に参照する。ホ
ストコンピュータ４２では、マスタファイル４６からコ
ピーされたトランザクションファイル４５の該レコード
に対して排他処理を行う。分散コンピュータ４３，４４
では、コピーした分散ファイル４７，４８のレコードに
対して更新あるいは参照等の処理を行い、処理終了後に
ホストコンピュータ４２に更新データを転送する。
と、分散ファイルシステム４１のホストコンピュータ４
２は、トランザクションファイル４５と、マスタファイ
ル４６を有し、分散コンピュータ４３，４４は、自身の
分散ファイル４７，４８をそれぞれ参照して所定の業務
処理を遂行する。分散コンピュータ４３，４４は、業務
開始時にマスタファイル４６のレコードを分散ファイル
４７，４８にそれぞれコピーし、処理時に参照する。ホ
ストコンピュータ４２では、マスタファイル４６からコ
ピーされたトランザクションファイル４５の該レコード
に対して排他処理を行う。分散コンピュータ４３，４４
では、コピーした分散ファイル４７，４８のレコードに
対して更新あるいは参照等の処理を行い、処理終了後に
ホストコンピュータ４２に更新データを転送する。
【０００３】ホストコンピュータ４２は該更新データを
トランザクションファイル４５の排他対象レコードに対
して更新を行い、マスタファイル４６を更新することに
より排他を解除する。
トランザクションファイル４５の排他対象レコードに対
して更新を行い、マスタファイル４６を更新することに
より排他を解除する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この従来の分散ファイ
ル管理方法では、更新データの排他制御処理に対する配
慮に欠けているため、各分散コンピュータの利用者とホ
ストコンピュータの管理者は、マスタファイルと分散フ
ァイルのデータ更新の整合性を確認して、不整合なデー
タに対して、バッチ処理でマスタファイルを修正する作
業を行っている。
ル管理方法では、更新データの排他制御処理に対する配
慮に欠けているため、各分散コンピュータの利用者とホ
ストコンピュータの管理者は、マスタファイルと分散フ
ァイルのデータ更新の整合性を確認して、不整合なデー
タに対して、バッチ処理でマスタファイルを修正する作
業を行っている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明の目的は、分散
ファイルシステムにおけるホストコンピュータのマスタ
ファイルと、分散コンピュータの分散ファイルのデータ
整合性を更新時間タグによって時間順序に合せて、マス
タファイルおよび分散ファイルを更新し、データの整合
性を保つ方法にある。
ファイルシステムにおけるホストコンピュータのマスタ
ファイルと、分散コンピュータの分散ファイルのデータ
整合性を更新時間タグによって時間順序に合せて、マス
タファイルおよび分散ファイルを更新し、データの整合
性を保つ方法にある。
【０００６】そのため、この発明のデータを格納するマ
スタファイル，前記データに対する更新データを更新時
間順にソートして格納する更新時間順ソートワークファ
イル，同一識別子の複数更新データをソートして格納す
る同一更新データ格納ファイル，分散コンピュータに対
してデータを転送する手段，分散コンピュータから転送
された更新データでもってマスタファイルを更新する手
段を備えるホストコンピュータと、マスタファイルを立
ち上げるとき複写してなる分散ファイル，分散ファイル
を更新データで更新する手段，分散ファイルを更新デー
タで更新したとき更新対象レコードに更新中のフラグを
付す手段，更新データに更新時間タグを付して格納する
更新データ格納ファイル，更新データ格納ファイルの更
新データをホストコンピュータに転送する手段を備える
分散コンピュータと、ホストコンピュータに複数の分散
コンピュータを接続するデータ転送用の通信回線と、を
具備する分散システムのマスタファイルと分散ファイル
のデータ整合性を保つ分散ファイル管理方法は、分散コ
ンピュータが自身の分散ファイルを更新するとき、分散
ファイルの更新対象レコードに更新中であることを示す
フラグをオン状態にし、更新データに更新時間タグを付
して前記更新データ格納ファイルに格納し、更新データ
をホストコンピュータに定期的に転送するステップと、
ホストコンピュータが、分散コンピュータから転送され
た更新データを更新時間タグによってソートして時間順
ソートワークファイルに格納し、同一識別子の更新デー
タが複数あるとき、同一識別子更新データを同一更新デ
ータ格納ファイルに格納するステップと、ホストコンピ
ュータが同一更新データ格納ファイルを検索して、複数
の同一識別子更新データがあるか、否かを判別するステ
ップと、同一識別子更新データが単一であるとき、ホス
トコンピュータは、更新データによってマスタファイル
を更新し、更新結果を含む更新終了通知を各分散コンピ
ュータに転送するステップと、分散コンピュータは、前
記更新終了通知にもとづいて、自身の分散ファイルの更
新やオン状態であるフラグをオフ状態にするステップ
と、同一識別子の更新データが複数あるとき、ホストコ
ンピュータは前記更新データ全てを各分散コンピュータ
に転送するステップと、分散コンピュータは、転送更新
データの更新対象レコードのフラグがオン状態である
か、またはオフ状態であるかを判別するステップと、分
散コンピュータは、前記判別において更新対象レコード
のフラグ状態がオンでかつ前記更新対象レコードが更な
る更新がされていないとき、自身の分散ファイルを更新
データの更新時間タグの時間順序で更新するステップ
と、分散コンピュータは、更新終了によって更新対象レ
コードのフラグをオフ状態にして、更新終了通知をホス
トコンピュータに転送するステップと、ホストコンピュ
ータは、前記更新終了通知によって、時間順ソートワー
クファイルの更新データでマスタファイルを更新するス
テップと、分散コンピュータは、前記判別において更新
対象レコードのフラグがオン状態でかつ前記レコードが
更なる更新がなされているとき、更新データ格納ファイ
ルの更新データと転送更新データの更新時間タグを照合
するステップと、分散コンピュータは、前記照合におけ
る更新時間タグの時間順序に整合性があるとき、転送更
新データで分散ファイルを更新するステップと、分散コ
ンピュータは、前記更新対象レコードのフラグをオン状
態に保つステップと、分散コンピュータは、前記照合に
おける更新時間タグの時間順序に整合性がないとき、転
送更新データと自身の更新データをホストコンピュータ
に再転送するステップと、を含むことを特徴とする。
スタファイル，前記データに対する更新データを更新時
間順にソートして格納する更新時間順ソートワークファ
イル，同一識別子の複数更新データをソートして格納す
る同一更新データ格納ファイル，分散コンピュータに対
してデータを転送する手段，分散コンピュータから転送
された更新データでもってマスタファイルを更新する手
段を備えるホストコンピュータと、マスタファイルを立
ち上げるとき複写してなる分散ファイル，分散ファイル
を更新データで更新する手段，分散ファイルを更新デー
タで更新したとき更新対象レコードに更新中のフラグを
付す手段，更新データに更新時間タグを付して格納する
更新データ格納ファイル，更新データ格納ファイルの更
新データをホストコンピュータに転送する手段を備える
分散コンピュータと、ホストコンピュータに複数の分散
コンピュータを接続するデータ転送用の通信回線と、を
具備する分散システムのマスタファイルと分散ファイル
のデータ整合性を保つ分散ファイル管理方法は、分散コ
ンピュータが自身の分散ファイルを更新するとき、分散
ファイルの更新対象レコードに更新中であることを示す
フラグをオン状態にし、更新データに更新時間タグを付
して前記更新データ格納ファイルに格納し、更新データ
をホストコンピュータに定期的に転送するステップと、
ホストコンピュータが、分散コンピュータから転送され
た更新データを更新時間タグによってソートして時間順
ソートワークファイルに格納し、同一識別子の更新デー
タが複数あるとき、同一識別子更新データを同一更新デ
ータ格納ファイルに格納するステップと、ホストコンピ
ュータが同一更新データ格納ファイルを検索して、複数
の同一識別子更新データがあるか、否かを判別するステ
ップと、同一識別子更新データが単一であるとき、ホス
トコンピュータは、更新データによってマスタファイル
を更新し、更新結果を含む更新終了通知を各分散コンピ
ュータに転送するステップと、分散コンピュータは、前
記更新終了通知にもとづいて、自身の分散ファイルの更
新やオン状態であるフラグをオフ状態にするステップ
と、同一識別子の更新データが複数あるとき、ホストコ
ンピュータは前記更新データ全てを各分散コンピュータ
に転送するステップと、分散コンピュータは、転送更新
データの更新対象レコードのフラグがオン状態である
か、またはオフ状態であるかを判別するステップと、分
散コンピュータは、前記判別において更新対象レコード
のフラグ状態がオンでかつ前記更新対象レコードが更な
る更新がされていないとき、自身の分散ファイルを更新
データの更新時間タグの時間順序で更新するステップ
と、分散コンピュータは、更新終了によって更新対象レ
コードのフラグをオフ状態にして、更新終了通知をホス
トコンピュータに転送するステップと、ホストコンピュ
ータは、前記更新終了通知によって、時間順ソートワー
クファイルの更新データでマスタファイルを更新するス
テップと、分散コンピュータは、前記判別において更新
対象レコードのフラグがオン状態でかつ前記レコードが
更なる更新がなされているとき、更新データ格納ファイ
ルの更新データと転送更新データの更新時間タグを照合
するステップと、分散コンピュータは、前記照合におけ
る更新時間タグの時間順序に整合性があるとき、転送更
新データで分散ファイルを更新するステップと、分散コ
ンピュータは、前記更新対象レコードのフラグをオン状
態に保つステップと、分散コンピュータは、前記照合に
おける更新時間タグの時間順序に整合性がないとき、転
送更新データと自身の更新データをホストコンピュータ
に再転送するステップと、を含むことを特徴とする。
【０００７】
【発明の実施の形態】次にこの発明について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【０００８】この発明の一実施例の方法を実行する分散
ファイル管理システム２１の構成を示す図２を参照する
と、マスタファイル２２３を有するホストコンピュータ
２２と、複数の分散コンピュータ２３，２４と、各分散
コンピュータ２３，２４とホストコンピュータ２２を接
続する通信回線２５と、を備える。更に各分散コンピュ
ータ２３，２４は、マスタファイル２２３のコピーを格
納する分散ファイル２３１，２４１を有し、該ファイル
２３，２４のレコードには、ホストコンピュータ２２に
対して、該レコードが更新中か否かを示す更新フラグ３
１２が付加されており、更新中であればオン状態に、更
新中でなければオフ状態になる。
ファイル管理システム２１の構成を示す図２を参照する
と、マスタファイル２２３を有するホストコンピュータ
２２と、複数の分散コンピュータ２３，２４と、各分散
コンピュータ２３，２４とホストコンピュータ２２を接
続する通信回線２５と、を備える。更に各分散コンピュ
ータ２３，２４は、マスタファイル２２３のコピーを格
納する分散ファイル２３１，２４１を有し、該ファイル
２３，２４のレコードには、ホストコンピュータ２２に
対して、該レコードが更新中か否かを示す更新フラグ３
１２が付加されており、更新中であればオン状態に、更
新中でなければオフ状態になる。
【０００９】分散ファイル２３１，２４１を更新する更
新データには、更新時間タグ３２２が付加されて、更新
データ格納ファイル２３２，２４２にホストコンピュー
タ２２のマスタファイル２２３の更新が終了し、更新終
了通知が転送されるまで保持される。ホストコンピュー
タ２２は、各分散コンピュータ２３，２４から転送され
てきた更新データを時間タグ３２２の時間順にソートす
る更新時間順ソートワークファイル２２１と、更新結果
を反映させるマスタファイル２２３と、同一識別子の複
数の更新データを各分散ファイル２３１，２４１に更新
データが反映させるまで一時的に格納する同一更新デー
タ格納ファイル２２２と、を有する。
新データには、更新時間タグ３２２が付加されて、更新
データ格納ファイル２３２，２４２にホストコンピュー
タ２２のマスタファイル２２３の更新が終了し、更新終
了通知が転送されるまで保持される。ホストコンピュー
タ２２は、各分散コンピュータ２３，２４から転送され
てきた更新データを時間タグ３２２の時間順にソートす
る更新時間順ソートワークファイル２２１と、更新結果
を反映させるマスタファイル２２３と、同一識別子の複
数の更新データを各分散ファイル２３１，２４１に更新
データが反映させるまで一時的に格納する同一更新デー
タ格納ファイル２２２と、を有する。
【００１０】次にこの実施例の方法を、フローチャート
の図１を参照して説明する。
の図１を参照して説明する。
【００１１】分散コンピュータ２３，２４が分散ファイ
ル２３１，２４１のレコードを更新する際、該レコード
の更新フラグ３１２をオン状態にして、更新データ格納
ファイル２３２，２４２に更新時間タグ３２２を付加し
て更新データを格納する。この格納された更新データを
分散コンピュータ２３，２４が定期的にホストコンピュ
ータ２２に転送する（ステップ１）。
ル２３１，２４１のレコードを更新する際、該レコード
の更新フラグ３１２をオン状態にして、更新データ格納
ファイル２３２，２４２に更新時間タグ３２２を付加し
て更新データを格納する。この格納された更新データを
分散コンピュータ２３，２４が定期的にホストコンピュ
ータ２２に転送する（ステップ１）。
【００１２】ホストコンピュータ２２は各分散コンピュ
ータ２３，２４から送信されてきた更新データを更新時
間タグ３２２をキーとして更新時間順にソートし、更新
時間順ソートワークファイル２２１に格納する。その際
同一識別子のレコードに対して、複数の更新データがあ
ればその更新データを同一更新データ格納ファイル２２
２に格納する（ステップ２）。更新データが一つだけの
場合は（ステップ３のＮ）、その時点でマスタファイル
２２３を該更新データで更新し、更新が完了したことを
各分散コンピュータ２３，２４に通知する（ステップ
９）。該通知に基づいて、分散コンピュータ２３，２４
は、オン状態のフラグ３２２をオフ状態にし、自身の分
散ファイル２３１，２４１を更新する（ステップ１
０）。
ータ２３，２４から送信されてきた更新データを更新時
間タグ３２２をキーとして更新時間順にソートし、更新
時間順ソートワークファイル２２１に格納する。その際
同一識別子のレコードに対して、複数の更新データがあ
ればその更新データを同一更新データ格納ファイル２２
２に格納する（ステップ２）。更新データが一つだけの
場合は（ステップ３のＮ）、その時点でマスタファイル
２２３を該更新データで更新し、更新が完了したことを
各分散コンピュータ２３，２４に通知する（ステップ
９）。該通知に基づいて、分散コンピュータ２３，２４
は、オン状態のフラグ３２２をオフ状態にし、自身の分
散ファイル２３１，２４１を更新する（ステップ１
０）。
【００１３】同一識別子のレコードに対する更新データ
が複数存在した場合（ステップ３のＹ）、同一更新デー
タ格納ファイル２２２に格納された更新データ全てを各
分散コンピュータ２３，２４に転送する（ステップ
４）。分散コンピュータ２３，２４は転送されてきた更
新データと更新中のレコードのフラグ状態を照合し、更
新フラグがオン状態となっているレコードにさらに更新
がされているとき（ステップ５のＹ）、転送更新データ
と更新データ格納ファイル２３２，２４２の更新データ
を照合する（ステップ１１）。該更新データの更新時間
タグによって更新時間順序の整合があるとき（ステップ
１２のＹ）、転送更新データで自身の更新データを更新
し（ステップ１３）、それの更新結果を更新格納ファイ
ル２３２，２４２に格納し、フラグをオン状態に保つ
（ステップ１４）。この場合、更新データの定期的転送
によって、マスタファイル２２３は更新され、該オン状
態はオフされる。該照合において、更新時間タグの時間
順序に整合がないとき（ステップ１２のＮ）、転送更新
データと自身の更新データをホストコンピュータ２２に
再転送する（ステップ１５）。この場合は、ホストコン
ピュータ２２にて、更新時間タグのソートによりマスタ
ファイル２２３は、更新時間順序に更新されてマスタフ
ァイルと分散ファイルのデータは整合を保つ。
が複数存在した場合（ステップ３のＹ）、同一更新デー
タ格納ファイル２２２に格納された更新データ全てを各
分散コンピュータ２３，２４に転送する（ステップ
４）。分散コンピュータ２３，２４は転送されてきた更
新データと更新中のレコードのフラグ状態を照合し、更
新フラグがオン状態となっているレコードにさらに更新
がされているとき（ステップ５のＹ）、転送更新データ
と更新データ格納ファイル２３２，２４２の更新データ
を照合する（ステップ１１）。該更新データの更新時間
タグによって更新時間順序の整合があるとき（ステップ
１２のＹ）、転送更新データで自身の更新データを更新
し（ステップ１３）、それの更新結果を更新格納ファイ
ル２３２，２４２に格納し、フラグをオン状態に保つ
（ステップ１４）。この場合、更新データの定期的転送
によって、マスタファイル２２３は更新され、該オン状
態はオフされる。該照合において、更新時間タグの時間
順序に整合がないとき（ステップ１２のＮ）、転送更新
データと自身の更新データをホストコンピュータ２２に
再転送する（ステップ１５）。この場合は、ホストコン
ピュータ２２にて、更新時間タグのソートによりマスタ
ファイル２２３は、更新時間順序に更新されてマスタフ
ァイルと分散ファイルのデータは整合を保つ。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ホストコンピュータがデータの整合性を更新時間タ
グを用いてマスタファイルを自動的に更新するので、分
散ファイル利用者は排他制御を意識することなく、リア
ルタイムのデータ更新処理を行える。
ば、ホストコンピュータがデータの整合性を更新時間タ
グを用いてマスタファイルを自動的に更新するので、分
散ファイル利用者は排他制御を意識することなく、リア
ルタイムのデータ更新処理を行える。
【図１】この発明の一実施例の更新時間タグによる分散
ファイル管理方法を示す流れ図である。
ファイル管理方法を示す流れ図である。
【図２】この実施例の方法を実行する分散システムの構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図３】この実施例における分散ファイルおよび更新デ
ータ格納ファイルの構成を示す図である。
ータ格納ファイルの構成を示す図である。
【図４】従来の分散ファイルシステムを示す図である。
２１ 分散ファイル管理システム ２２ ホストコンピュータ ２３ 分散コンピュータ ２４ 分散コンピュータ ２５ 通信回線 ２２１ 更新時間順ソートワークファイル ２２２ 同一更新データ格納ファイル ２２３ マスタファイル ２３１ 分散ファイル ２３２ 更新データ格納ファイル ２４１ 分散ファイル ２４２ 更新データ格納ファイル ３１１ レコード識別子 ３１２ 更新フラグ ３２１ レコード識別子 ３２２ 更新時間タグ
Claims (1)
- 【請求項１】 データを格納するマスタファイル，前記
データに対する更新データを更新時間順にソートして格
納する更新時間順ソートワークファイル，同一識別子の
複数更新データをソートして格納する同一更新データ格
納ファイル，分散コンピュータに対してデータを転送す
る手段，分散コンピュータから転送された更新データで
もってマスタファイルを更新する手段を備えるホストコ
ンピュータと、 マスタファイルを立ち上げるとき複写してなる分散ファ
イル，分散ファイルを更新データで更新する手段，分散
ファイルを更新データで更新したとき更新対象レコード
に更新中のフラグを付す手段，更新データに更新時間タ
グを付して格納する更新データ格納ファイル，更新デー
タ格納ファイルの更新データをホストコンピュータに転
送する手段を備える分散コンピュータと、 ホストコンピュータに複数の分散コンピュータを接続す
るデータ転送用の通信回線と、 を具備する分散システムのマスタファイルと分散ファイ
ルのデータ整合性を保つ分散ファイル管理方法は、 分散コンピュータが自身の分散ファイルを更新すると
き、分散ファイルの更新対象レコードに更新中であるこ
とを示すフラグをオン状態にし、更新データに更新時間
タグを付して前記更新データ格納ファイルに格納し、更
新データをホストコンピュータに定期的に転送するステ
ップと、 ホストコンピュータが、分散コンピュータから転送され
た更新データを更新時間タグによってソートして時間順
ソートワークファイルに格納し、同一識別子の更新デー
タが複数あるとき、同一識別子更新データを同一更新デ
ータ格納ファイルに格納するステップと、 ホストコンピュータが同一更新データ格納ファイルを検
索して、複数の同一識別子更新データがあるか、否かを
判別するステップと、 同一識別子更新データが単一であるとき、ホストコンピ
ュータは、更新データによってマスタファイルを更新
し、更新結果を含む更新終了通知を各分散コンピュータ
に転送するステップと、 分散コンピュータは、前記更新終了通知にもとづいて、
自身の分散ファイルの更新やオン状態であるフラグをオ
フ状態にするステップと、 同一識別子の更新データが複数あるとき、ホストコンピ
ュータは前記更新データ全てを各分散コンピュータに転
送するステップと、 分散コンピュータは、転送更新データの更新対象レコー
ドのフラグがオン状態であるか、またはオフ状態である
かを判別するステップと、 分散コンピュータは、前記判別において更新対象レコー
ドのフラグ状態がオンでかつ前記更新対象レコードが更
なる更新がされていないとき、自身の分散ファイルを更
新データの更新時間タグの時間順序で更新するステップ
と、 分散コンピュータは、更新終了によって更新対象レコー
ドのフラグをオフ状態にして、更新終了通知をホストコ
ンピュータに転送するステップと、 ホストコンピュータは、前記更新終了通知によって、時
間順ソートワークファイルの更新データでマスタファイ
ルを更新するステップと、 分散コンピュータは、前記判別において更新対象レコー
ドのフラグがオン状態でかつ前記レコードが更なる更新
がなされているとき、更新データ格納ファイルの更新デ
ータと転送更新データの更新時間タグを照合するステッ
プと、 分散コンピュータは、前記照合における更新時間タグの
時間順序に整合性があるとき、転送更新データで分散フ
ァイルを更新するステップと、 分散コンピュータは、前記更新対象レコードのフラグを
オン状態に保つステップと、 分散コンピュータは、前記照合における更新時間タグの
時間順序に整合性がないとき、転送更新データと自身の
更新データをホストコンピュータに再転送するステップ
と、 を含むことを特徴とする分散ファイル管理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7309067A JP2701814B2 (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | 分散ファイル管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7309067A JP2701814B2 (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | 分散ファイル管理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09146815A JPH09146815A (ja) | 1997-06-06 |
| JP2701814B2 true JP2701814B2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=17988491
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7309067A Expired - Fee Related JP2701814B2 (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | 分散ファイル管理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2701814B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11249943A (ja) * | 1998-03-03 | 1999-09-17 | Nec Corp | 分散型データベースの同期管理システムおよび同期管理方法 |
| JP2000066941A (ja) * | 1998-08-25 | 2000-03-03 | Nec Corp | 分散ファイル更新方法及びそのシステム |
| JP2006270195A (ja) * | 2005-03-22 | 2006-10-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 発信規制装置及び発信規制方法 |
| JP4277861B2 (ja) | 2006-02-23 | 2009-06-10 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 画像処理装置、その制御プログラム、および、その制御方法 |
| JP4432087B2 (ja) | 2006-12-26 | 2010-03-17 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | データベース更新管理システム、プログラムおよび方法 |
| US8862979B2 (en) | 2008-01-15 | 2014-10-14 | Microsoft Corporation | Multi-client collaboration to access and update structured data elements |
| KR102673726B1 (ko) * | 2023-07-28 | 2024-06-10 | 주식회사 워크스타일 | 분산 저장 자동 버전 관리 시스템 |
-
1995
- 1995-11-28 JP JP7309067A patent/JP2701814B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| ビル・クレイルブック著，信国 弘毅訳，"ＯＬＴＰ オンライントランザクションシステム"，富士ソフトウエア，１９９４年，Ｐ．２７７−３０６ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09146815A (ja) | 1997-06-06 |
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