JP2003296171A - 電子帳票管理方法及びプログラム - Google Patents

電子帳票管理方法及びプログラム

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JP2003296171A JP2002093732A JP2002093732A JP2003296171A JP 2003296171 A JP2003296171 A JP 2003296171A JP 2002093732 A JP2002093732 A JP 2002093732A JP 2002093732 A JP2002093732 A JP 2002093732A JP 2003296171 A JP2003296171 A JP 2003296171A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】上位サーバと複数の下位サーバで分散型のサー
バ環境を構築し、上位サーバから下位サーバへの電子帳
票ファイルの伝送を実際の利用状況に合わせて効率良く
行う。 【解決手段】下位サーバ12−1〜12−3に保管され
た利用頻度の高い電子帳票ファイルの一覧である事象通
知リスト42を作成し、上位サーバ10に複写して下位
サーバ単位に保持する。ある下位サーバ12−2にて電
子帳票ファイルの変更が発生した際に、変更された電子
帳票ファイルを上位サーバ10に複写すると共に、変更
された電子帳票ファイルが上位サーバ10で保持する他
の下位サーバ12−1の事象通知リスト28−1に存在
するか否か確認し、存在する場合にのみ変更事象を他の
下位サーバ12−1に通知して変更履歴リスト44に記
憶する。下位サーバ12−1で電子帳票ファイルの参照
要求を受けた場合、参照要求された電子帳票ファイルが
変更履歴リスト44に存在する存在する場合は、上位サ
ーバ10から該当する電子帳票ファイルを複写して参照
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上位サーバで保管
している電子帳票ファイルを複数の下位サーバに複写し
てクライアントに利用させる電子帳票管理方法及びプロ
グラムに関し、特に、上位サーバから下位サーバへの電
子帳票ファイルの転送をクライアントによる利用状況に
応じて効率良く行う電子帳票管理方法及びプログラムに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、企業活動に不可欠な帳票を電子化
して取り扱う電子帳票管理システムが実用化されてお
り、ペーパーレス運用により、帳票の印刷、仕分け、配
送、保管、運用などの費用節減とともに、作業の効率化
や作業品質の向上が図れている。
【0003】このような電子帳票管理システムは、企業
の保有するメインフレーム、オフコン、ウィンドウズ
(R)などの一般アプリケーション、更に各種会計パッ
ケージで生成された電子帳票をウェブ環境で動作するサ
ーバに保管し、本社や部門、営業所、支店、更には取引
先のクライアントから利用できるようにしている。
【0004】またネットワークやサーバの負荷分担を実
現するため、複数のサーバで電子帳票を共有する分散型
の電子帳票システムも提案されている。このような分散
型電子帳票システムでは、上位サーバは会社の本社、下
位サーバは会社の支社といったような会社組織を反映し
た階層構造を取る場合が多い。
【0005】分散型電子帳票システムは、上位サーバで
保管している電子帳票ファイルを下位サーバに複写し、
下位サーバに接続されたクライアントコンピュータを使
って、利用者が電子帳票ファイルの参照を行う。
【0006】また下位サーバの電子帳票ファイルを利用
者が参照した際に、電子的な付箋紙を付加することがで
きるようにしている。この電子帳票ファイルに対する電
子付箋紙の付加を、以下の説明では、電子帳票ファイル
の変更と定義する。
【0007】分散型電子帳票システムシステムにおい
て、下位サーバで電子的な付箋紙の付加により変更され
た電子帳票ファイルが上位サーバに複写されると、この
変更を全ての下位サーバに反映させるために、変更され
た電子帳票ファイルを全ての下位サーバに一律に複写し
ている。
【0008】また複数の下位サーバで同じ電子帳票ファ
イルに対して電子的な付箋紙を付加する変更が発生し、
変更された電子帳票ファイルを同時に上位サーバに複写
するときに競合が発生する。このように上位サーバで電
子帳票ファイルの変更の競合が発生すると、従来は複数
の下位サーバで行われた変更のうちのいずれかのみ上位
サーバの電子帳票ファイルに反映している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
分散型電子帳票システムでは、下位サーバで電子帳票フ
ァイルの変更が発生すると、上位サーバに変更した電子
帳票ファイルを複写した後に、他の全ての下位サーバに
変更された電子帳票帳票を複写しており、ネットワーク
上のデータ転送量、および通信回数が増大し、ネットワ
ーク負荷を高める問題がある。
【0010】特に、変更した電子帳票ファイルを全ての
下位サーバに複写しても、下位サーバによっては参照及
び変更される可能性がほとんどない電子帳票ファイルも
複写される可能性が高く、下位サーバに複写する必要の
ない電子帳票ファイルの複写により、ネットワーク上の
データ転送量、および通信回数が増大し、ネットワーク
負荷を高める問題があった。
【0011】また、下位サーバで参照及び変更される可
能性のない電子帳票ファイルを下位サーバで保管してお
く必要があり、使用されない電子帳票ファイルを保管す
る余分な保管領域を予め用意する準備があり、大きな記
憶容量が必要であり、設備コストが高くなる問題もあ
る。
【0012】更に、複数の下位サーバで同じ電子帳票フ
ァイルに対して同時に電子的な付箋紙を付加して競合が
発生した場合に、特定の電子的付箋のみが上位サーバに
反映され、残りの電子的付箋が利用されないという問題
もあった。
【0013】本発明は、上位サーバと複数の下位サーバ
で分散型のサーバ環境を構築し、上位サーバから下位サ
ーバへの電子帳票ファイルの伝送を実際の利用状況に合
わせて効率良く行う電子帳票管理方法及びプログラムを
提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】(電子帳票管理方法)本
発明は、電子帳票ファイルを上位サーバで保管し、電子
帳票ファイルを複数の下位サーバに複写し、各下位サー
バでクライアントによる電子帳票ファイルの参照と変更
を行う電子帳票管理方法を対象とする。
【0015】本願発明者の知見によれば、分散型電子帳
票管理では、下位サーバはその属する組織に関係した電
子帳票ファイルを参照及び変更する場合が多く、上位サ
ーバに保管された全ての電子帳票ファイルを一様に参照
及び変更することは少ない。つまり、下位サーバで参照
/変更される電子帳票ファイルには、下位サーバ毎の偏
りが存在するという特性がある。
【0016】そこで本発明の電子帳票管理方法は、下位
サーバに保管された電子帳票ファイルに対し利用頻度の
高い電子帳票ファイルの一覧である事象通知リストを作
成し、上位サーバに複写して下位サーバ単位に保持し、
ある下位サーバにて電子帳票ファイルの変更が発生した
際に、変更された電子帳票ファイルを上位サーバに複写
すると共に、変更された電子帳票ファイルが上位サーバ
で保持する他の下位サーバの事象通知リストに存在する
か否か確認し、存在する場合にのみ変更事象を他の下位
サーバに通知して変更履歴リストに記憶し、下位サーバ
で電子帳票ファイルの参照要求を受けた場合、要求され
た電子帳票ファイルが変更履歴リストに存在する存在す
る場合は、上位サーバから該当する電子帳票ファイルを
複写して参照させることを特徴とする。
【0017】このため、本発明によれば、下位サーバに
て電子帳票ファイルの変更が発生し、その変更された電
子帳票ファイルが上位サーバに複写され、その変更され
た電子帳票ファイルが、上位サーバの保持する下位サー
バ単位で定義された事象通知リストに含まれるなら、そ
の変更した事象のみを下位サーバに通知し、更に、電子
帳票ファイルの変更が発生した時点では電子帳票ファイ
ルそのものを下位サーバには複写せず、下位サーバにて
電子帳票ファイルに対して参照が行われ、且つ、下位サ
ーバで保持する変更履歴リストに当該電子帳票ファイル
が存在した場合のみ上位サーバから下位サーバにその電
子帳票ファイルを複写する。
【0018】これによりネットワーク上のデータ転送量
および通信回数が減少し、ネットワーク負荷が低くな
る。また、上位サーバから下位サーバには、参照される
電子帳票ファイルのみを保管するため、電子帳票ファイ
ルの保管領域を削減することができる。
【0019】ここで電子帳票ファイルの変更とは、電子
帳票ファイルに電子的な付箋紙を付加する処理である。
【0020】下位サーバは、クライアントによる電子帳
票ファイルの参照及び変更の際にログを作成し、所定の
タイミングでログから参照回数及び更新回数を集計し、
所定回数を越えた場合に事象通知リストを作成して上位
サーバに複写する。このため利用頻度の高い電子帳票フ
ァイルのみの事象が上位サーバに通知され、変更時に複
写を受けることになる。
【0021】下位サーバは、参照された電子帳票ファイ
ルが変更履歴リストに存在して上位サーバから該当する
電子帳票ファイルを複写して参照させた場合、変更履歴
リストから複写済みの電子帳票ファイルの変更履歴を削
除する。このため下位サーバにおける電子帳票ファイル
の利用頻度は常に最新の状況が反映される。
【0022】下位サーバは、参照要求された電子帳票フ
ァイルが変更履歴リストに存在しない場合には、事象通
知リストを参照し、事象通知リストに存在する時は、電
子帳票保管領域に格納されている電子帳票ファイルをク
ライアントに参照させる。このように変更履歴リストに
存在しないが事象通知リストに存在すれば、電子帳票保
管領域に格納されている電子帳票ファイルは最新のもの
であるから、これをクライアントに参照させる。
【0023】下位サーバは、参照要求された電子帳票フ
ァイルが電子帳票保管領域に存在しない場合は、上位サ
ーバに保管されている電子帳票ファイルを電子帳票保管
領域に複写してクライアントに参照させる。これにより
常に最新の電子帳票ファイルをクライアントに参照させ
る。
【0024】下位サーバは、参照要求された電子帳票フ
ァイルが電子帳票保管領域に存在する場合は、上位サー
バに保管されている電子帳票ファイルの最終更新日付が
最新の場合に、電子帳票保管領域に複写してクライアン
トに参照させる。この場合も常に最新の電子帳票ファイ
ルをクライアントに参照させる。
【0025】本発明は、上位サーバで電子帳票ファイル
の変更について競合が発生した場合、即ち、上位サーバ
から複写された同一の電子帳票ファイルに対して複数の
下位サーバでクライアントによる電子的な付箋紙の付加
を行う更新が行われ、前記更新された電子帳票ファイル
を時間的に同時に上位サーバに複写することによって変
更の競合が発生した場合に、各下位サーバにて付加され
た電子的な付箋紙を全て併合して電子帳票ファイルに付
加する。
【0026】このため、電子的な付箋紙は、それぞれ独
立して存在することができ、相互の依存関係を持たない
ことから、下位サーバにて追加された電子的な付箋紙を
全て併合することにより、競合している変更、即ち電子
的付箋紙の全てが該当する電子帳票ファイルに反映され
る。
【0027】(下位サーバの電子帳票管理方法)本発明
は、上位サーバで保管している複数の電子帳票ファイル
の複写を受け、クライアントによる電子帳票ファイルの
参照と変更を行う下位サーバの電子帳票管理方法を提供
する。
【0028】本発明による下位サーバの電子帳票管理方
法は、保管された電子帳票ファイルに対する利用頻度の
高い電子帳票ファイルの一覧である事象通知リストを作
成し、上位サーバに複写して下位サーバ単位に保持さ
せ、電子帳票ファイルの変更が発生した際に、変更され
た電子帳票ファイルを上位サーバに複写し、他の下位サ
ーバにより変更された電子帳票ファイルが上位サーバで
保持する自己の事象通知リストに存在する場合に通知さ
れる変更事象を変更履歴リストに記憶し、電子帳票ファ
イルの参照が要求された場合、参照要求された電子帳票
ファイルが変更履歴リストに存在する場合は上位サーバ
から該当する電子帳票ファイルを複写して参照させるこ
とを特徴とする。
【0029】ここで電子帳票ファイルの変更とは、電子
帳票ファイルに電子的な付箋紙を付加する処理である。
【0030】下位サーバの電子帳票管理方法は、クライ
アントによる電子帳票ファイルの参照及び変更の際にロ
グを作成し、所定のタイミングで前記ログから参照回数
及び更新回数を集計し、所定回数を越えた場合に前記事
象通知リストを作成して上位サーバに複写する。
【0031】下位サーバの電子帳票管理方法は、参照さ
れた電子帳票ファイルが変更履歴リストに存在して上位
サーバから該当する電子帳票ファイルを複写して参照さ
せた場合、変更履歴リストから複写済みの電子帳票ファ
イルの変更履歴を削除する。
【0032】下位サーバの電子帳票管理方法は、参照さ
れた電子帳票ファイルが変更履歴リストに存在しない場
合には事象通知リストを参照し、事象通知リストに存在
する時は、電子帳票保管領域に格納されている電子帳票
ファイルをクライアントに参照させる。
【0033】下位サーバの電子帳票管理方法は、参照さ
れた電子帳票ファイルが電子帳票保管領域に存在しない
場合は、上位サーバに保管されている電子帳票ファイル
を電子帳票保管領域に複写してクライアントに参照させ
る。
【0034】下位サーバの電子帳票管理方法は、参照さ
れた電子帳票ファイルが電子帳票保管領域に存在する場
合は、上位サーバに保管されている電子帳票ファイルの
最終更新日付が最新の場合に電子帳票保管領域に複写し
てクライアントに参照させる。
【0035】(上位サーバの電子帳票管理方法)本発明
は、電子帳票ファイルを保管し、電子帳票ファイルを複
数の下位サーバに複写し、各下位サーバでクライアント
による電子帳票ファイルの参照と変更を行わせる上位サ
ーバの電子帳票管理方法を提供する。
【0036】この上位サーバの電子帳票管理方法は、下
位サーバに保管された電子帳票ファイルに対する利用頻
度の高い電子帳票ファイルの一覧である事象通知リスト
を下位サーバから複写して下位サーバ単位に保持し、あ
る下位サーバにて電子帳票ファイルの変更が発生した際
に、変更された電子帳票ファイルを複写すると共に、変
更された電子帳票ファイルが他の下位サーバの事象通知
リストに存在するか否か確認し、存在する場合にのみ変
更事象を他の下位サーバに通知して変更履歴リストに記
憶させ、下位サーバで参照要求を受けた電子帳票ファイ
ルが変更履歴リストに存在する場合に、該当する電子帳
票ファイルを下位サーバに複写して参照させることを特
徴とする。
【0037】ここで、電子帳票ファイルの変更とは、下
位サーバで電子帳票ファイルに電子的な付箋紙を付加す
る処理である。
【0038】上位サーバの電子帳票管理方法は、同一の
電子帳票ファイルに対して複数の下位サーバでクライア
ントによる電子的な付箋紙の付加を行う更新が行われ、
更新された電子帳票ファイルを時間的に同時に上位サー
バに複写することによって変更の競合が発生した場合
に、各下位サーバにて付加された電子的な付箋紙を全て
併合して電子帳票ファイルに付加する。
【0039】(下位サーバのプログラム)本発明は、下
位サーバのプログラムを提供する。即ち、本発明による
下位サーバのプログラムは、上位サーバで保管している
複数の電子帳票ファイルの複写を受け、クライアントに
よる電子帳票ファイルの参照と変更を行う下位サーバを
構成するコンピュータに、保管された電子帳票ファイル
に対する利用頻度の高い電子帳票ファイルの一覧である
事象通知リストを作成し、上位サーバに複写して下位サ
ーバ単位に保持させるステップと、電子帳票ファイルの
変更が発生した際に、変更された電子帳票ファイルを上
位サーバに複写するステップと、他の下位サーバにより
変更された電子帳票ファイルが上位サーバで保持する自
己の事象通知リストに存在する場合に通知される変更事
象を変更履歴リストに記憶するステップと、電子帳票フ
ァイルの参照が要求された場合、参照要求された電子帳
票ファイルが変更履歴リストに存在する場合は上位サー
バから該当する電子帳票ファイルを複写して参照させる
ステップと、を実行させることを特徴とする。
【0040】なお、下位サーバのプログラムの詳細は、
下位サーバの電子帳票管理方法と基本的に同じになる。
【0041】(上位サーバのプログラム)本発明は、上
位サーバのプログラムを提供する。即ち、本発明による
上位サーバのプログラムは、上位サーバで保管している
複数の電子帳票ファイルの複写を受け、クライアントに
よる電子帳票ファイルの参照と変更を行う下位サーバを
構成するコンピュータに、保管された電子帳票ファイル
に対する利用頻度の高い電子帳票ファイルの一覧である
事象通知リストを作成し、上位サーバに複写して下位サ
ーバ単位に保持させるステップと、電子帳票ファイルの
変更が発生した際に、変更された電子帳票ファイルを上
位サーバに複写するステップと、他の下位サーバにより
変更された電子帳票ファイルが上位サーバで保持する自
己の事象通知リストに存在する場合に通知される変更事
象を変更履歴リストに記憶するステップと、電子帳票フ
ァイルの参照が要求された場合、参照要求された電子帳
票ファイルが変更履歴リストに存在する場合は上位サー
バから該当する電子帳票ファイルを複写して参照させる
ステップと、を実行させることを特徴とするプログラ
ム。
【0042】尚、上位サーバのプログラムの詳細は、上
位サーバの電子帳票管理方法と基本的に同じになる。
【0043】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による電子帳票管
理方法が適用される分散型サーバ環境のブロック図であ
る。
【0044】図1において、企業における本発明の利用
法を例に取ると、上位サーバ10は本社サーバとして設
置されている。この上位サーバ10に対してはネットワ
ーク14を介して、例えば支店ごとに設置された下位サ
ーバ12−1,12−2,12−3を接続している。
【0045】下位サーバ12−1〜12−3のそれぞれ
には、例えばイントラネット18−1,18−2,18
−3を介して、利用者として機能するクライアントコン
ピュータ16−11〜16−13、16−21〜16−
23、16−31〜16−33が接続されている。
【0046】本社サーバとして機能する上位サーバ10
に対しては、メインフレーム20、ウィンドウズ(R)
などの一般アプリケーション22、各種の会計パッケー
ジ24、及びオフコン26において電子的に作成された
各種の電子帳票ファイルが取り込まれて保管されてい
る。
【0047】図2は、本発明による電子帳票管理処理の
機能構成のブロック図である。図2において、上位サー
バ10は、サーバ名として「SVR_HONSYA」を
持っている。この上位サーバ10には上位サーバ処理部
11が設けられ、上位サーバ処理部11に対し、事象通
知リスト保管領域28、電子帳票保管領域30及び電子
帳票ファイルリスト34を設けている。
【0048】事象通知リスト保管領域28には、ネット
ワーク14を介して接続している下位サーバ12−1〜
12−3に対応して事象通知リスト28−1,28−
2,28−3が保管されている。電子帳票保管領域30
には外部から受け入れた多数の電子帳票32−1,32
−2,32−3,…が保管されている。電子帳票ファイ
ルリスト34には、電子帳票保管領域30に保管してい
る帳票一覧が保持されている。
【0049】一方、上位サーバ10に対しネットワーク
14を介して接続された下位サーバ12−1,12−
2,12−3の構成として、下位サーバ12−1を例に
とって説明すると次のようになる。
【0050】下位サーバ12−1には下位サーバ処理部
15が設けられ、この下位サーバ処理部15に対し電子
帳票保管領域36、電子帳票ファイルリスト40、事象
通知リスト42、変更履歴リスト44、参照/変更ログ
46、ログ集計作業域48及び事象通知リスト生成機能
部50を設けている。
【0051】電子帳票保管領域36には、上位サーバ1
0から複写された電子帳票ファイル38−1〜38−3
が保管されている。電子帳票ファイルリスト40には、
電子帳票保管領域36に保管している電子帳票ファイル
38−1〜38−3の一覧が保管されている。
【0052】参照/変更ログ46には、クライアントコ
ンピュータ16−11〜16−13側からの電子帳票フ
ァイルの参照または更新が行われたときにログが記録さ
れる。事象通知リスト生成機能部50は所定のタイミン
グで参照/変更ログ46をログ集計作業域48に展開
し、クライアントコンピュータ16−11〜16−13
側による電子帳票ファイルの利用回数を計数し、所定回
数を超える電子帳票ファイルについて事象通知リスト4
2を作成する。
【0053】この事象通知リスト42は上位サーバ10
の事象通知リスト保管領域28にコピーされて、下位サ
ーバ12−1の事象通知リスト28−1となる。
【0054】変更履歴リスト44には、上位サーバ10
から変更事象が通知された電子帳票ファイルの情報が格
納される。ここで図2の上位サーバ10及び下位サーバ
12−1に設けている各リストのデータ構造を説明す
る。
【0055】図3は、上位サーバ10に保管している事
象通知リスト28−1〜28−3を取り出しており、そ
のデータ構造を事象通知リスト28−1について表わし
ている。
【0056】事象通知リスト28−1は、事象通知の対
象となる下位サーバ名52と事象通知対象54を情報と
して持つ。事象通知対象54には電子帳票ファイル名5
6を保持している。この電子帳票ファイル名56は、事
象通知の対象となる電子帳票ファイルの名称を下位サー
バごとに保持するレコードのリストである。
【0057】なお、図3は上位サーバ10にコピーされ
た事象通知リストを示しているが、下位サーバ12−1
側の事象通知リスト42も同じ構成である。もちろん下
位サーバ側の事象通知リストは、自分自身のリストだけ
である。
【0058】図4は、図2の下位サーバ12−1に保管
している変更履歴リスト44のデータ構造である。変更
履歴リスト44は、上位サーバ10から変更事象を通知
された電子帳票ファイル名58と、変更日時60を保持
するレコードのリストから構成される。
【0059】図5は、図2の上位サーバ10に設けてい
る電子帳票ファイルリスト40のデータ構造である。こ
の電子帳票ファイルリスト40は、上位サーバ10の電
子帳票保管領域30に格納された電子帳票ファイル32
−1〜32−3の電子帳票ファイル名62を保持するレ
コードのリストから構成される。
【0060】なお下位サーバ12−1に設けている電子
帳票ファイルリスト40も同じデータ構造であり、この
場合には電子帳票保管領域36に格納された電子帳票フ
ァイル38−1〜38−3の電子帳票ファイル名を保持
するレコードのリストから構成されている。
【0061】図6は、図2の下位サーバ12−1におけ
る変更/参照ログ46のデータ構造である。この変更/
参照ログ46は、下位サーバ12−1で電子帳票ファイ
ルが参照または変更された際に特定される電子帳票ファ
イル名64と、参照/変更日時66を保持するレコード
のリストから構成される。
【0062】図7は、図2の下位サーバ12−1におけ
るログ集計作業域48のデータ構造である。このログ集
計作業域48は、事象通知リスト生成機能部50が事象
通知リスト42を作成する際に作業域として使用し、電
子帳票ファイル名68と参照及び変更された回数をカウ
ントする参照/変更回数70のレコードのリストから構
成される。
【0063】次に本発明における電子帳票管理処理の処
理手順を説明する。本発明による電子帳票管理処理は (1)電子帳票ファイル変更処理 (2)電子帳票ファイル参照処理 に大別される。
【0064】電子帳票ファイル変更処理は、上位サーバ
で下位サーバによる電子帳票ファイルの変更を認識した
場合に、変更された電子帳票ファイルの利用頻度の高い
他の下位サーバに事象変更を通知する処理である。また
電子帳票ファイルの参照処理は、クライアントコンピュ
ータ側から下位サーバに電子帳票ファイルの参照要求が
あった際に最新の電子帳票ファイルを参照させる処理で
ある。
【0065】図8は、本発明による電子帳票ファイルの
変更処理の手順を示したフローチャートである。また図
9は本発明による電子帳票ファイルの参照処理の手順を
示したフローチャートである。この図8及び図9のフロ
ーチャートにおける電子帳票ファイルの変更処理及び参
照処理を、図10を用いて具体的に説明する。
【0066】図10は、下位サーバ12−2において帳
票甲で示される電子帳票ファイル72−2が変更され、
この変更された帳票を、その後、下位サーバ12−1に
接続されているクライアントコンピュータ16−11で
参照する場合を例に取っている。
【0067】まず図8のフローチャート及び図10を参
照して、本発明による電子帳票ファイルの変更処理を説
明する。
【0068】下位サーバ12−2に対するクライアント
コンピュータ16−21からの要求で「帳票甲」となる
電子帳票ファイル72−2が参照され、この電子帳票フ
ァイル72−2に利用者が電子的付箋紙を付加すること
で電子帳票ファイルの変更が行われたとする。
【0069】このように下位サーバ12−2において電
子帳票ファイル72−2の変更が行われると、図8のス
テップS1で下位サーバ12−2から上位サーバ10に
対し変更された「帳票甲」の電子帳票ファイル72−2
が転送される。
【0070】上位サーバ10は、ステップS101にお
いて下位サーバ12−2から転送された「帳票甲」の電
子帳票ファイル72−2に対応する電子帳票保管領域3
0に保管している電子帳票ファイル72−0を、下位サ
ーバ12−2から転送された電子帳票ファイル72−2
に置き換える。
【0071】次の上位サーバ10におけるステップS1
02からステップS105の処理は、下位サーバ毎の事
象通知リストを参照して変更の事象を通知する下位サー
バを決定し、下位サーバに変更の事象を通知する処理で
ある。
【0072】まずステップS102で下位サーバ12−
1の事象通知リスト28−1を取り出す。次のステップ
S103で、調べるべき事象通知リストが存在しなけれ
ば処理を終了する。また、調べていない下位サーバの事
象通知リストが存在する場合には、ステップS104に
おいて、変更された電子帳票ファイルがステップS10
2で取り出した事象通知リスト28−1に存在するかど
うか調べる。
【0073】事象通知リスト28−1の中に変更された
電子帳票ファイルが存在した場合は、ステップS105
で上位サーバ10から下位サーバ12−1に対し事象変
更が通知され、下位サーバ12−1において変更履歴リ
スト44に「帳票甲」の電子帳票ファイルに対する変更
事象74が記憶される。
【0074】このようにして下位サーバ12−1の事象
通知リスト28−1に対する処理が完了すると、再びス
テップS102に戻り、次の下位サーバの事象通知リス
ト28−2を調べ、以下同様な処理を繰り返す。
【0075】次に図9のフローチャート及び図10を参
照して、下位サーバ12−1で電子帳票ファイルの参照
が行われた場合の処理を説明する。図9の下位サーバ1
2−1におけるステップS1で、下位サーバ12−1に
接続されたクライアントコンピュータ16−11から参
照要求を受けると、電子帳票ファイルリスト40を参照
し、リストから得られた電子帳票保管領域36の「帳票
甲」の電子帳票ファイル72−1を参照する。この参照
において、ステップS2で参照された電子帳票ファイル
72−1が変更履歴リスト44に存在するか否か調べ
る。
【0076】もし変更履歴リスト44に参照対象となっ
た電子帳票ファイル72−1が存在する場合は、ステッ
プS3で上位サーバ10にアクセスして、電子帳票保管
領域30に保管されている「帳票甲」の電子帳票ファイ
ル72−0を下位サーバ12−1の電子帳票保管領域3
6に複写し、保管されている電子帳票ファイル72−1
を複写された電子帳票ファイル72−0に置き換える。
続いてステップS4で、変更履歴リスト44から「帳票
甲」の変更事象74を記述したレコードを削除して処理
を終了する。
【0077】このように下位サーバ12−1に対するク
ライアントコンピュータ16−11からの帳票甲の電子
帳票ファイル72−1の参照にあっては、電子帳票ファ
イル72−1に対する利用頻度が高いことで、それ以前
に帳票甲についての事象通知リスト42が作成されて、
上位サーバ10の事象通知リスト28−1に使用頻度の
高い電子帳票ファイルとして「帳票甲」が保存されてい
る。
【0078】このため他の下位サーバ12−2で同じ
「帳票甲」の電子帳票ファイル72−2の変更があった
ときは、事象通知が下位サーバ12−1に行われて変更
履歴リスト44に格納されていることから、その後、ク
ライアントコンピュータ16−11から「帳票甲」の電
子帳票ファイル72−1を参照すると、上位サーバ10
に保管されている変更後の「帳票甲」の電子帳票ファイ
ル72−0が複写され、最新の電子帳票ファイルを参照
することができる。
【0079】一方、図9のステップS2において「帳票
甲」の電子帳票ファイル72−1についての変更履歴が
変更履歴リスト44に存在しない場合には、ステップS
5に進み、参照された「帳票甲」の電子帳票ファイル7
2−1が下位サーバ12−1の事象通知リスト42に存
在するかどうか調べる。
【0080】事象通知リスト42に「帳票甲」の電子帳
票ファイル名が存在する場合には処理を終了する。この
状態は、下位サーバ12−1において「帳票甲」の電子
帳票ファイルについての利用頻度が高いことにより、事
象通知リスト42が作成されて上位サーバ10の事象通
知リスト28−1に保管されているが、他のサーバ例え
ば下位サーバ12−2による帳票甲の電子帳票ファイル
の更新が行われていないか、更新が行われていても変更
履歴リスト44に対する履歴変更の通知が行われていな
い状態である。
【0081】このため、この時点における最新の帳票甲
の電子帳票ファイルは下位サーバ12−1の電子帳票保
管領域36の電子帳票ファイル72−1であることか
ら、上位サーバ10側からの複写を行うことなく、クラ
イアントコンピュータ16−11からの参照要求に対し
下位サーバ12−1の電子帳票保管領域36に保管して
いる「帳票甲」の電子帳票ファイル72−1を参照させ
る。
【0082】図9のステップS5で参照された電子帳票
ファイルが事象通知リスト42に存在しなかった場合に
は、ステップS6に進み、参照された電子帳票ファイル
が電子帳票保管領域36に存在するかどうか調べる。
【0083】電子帳票保管領域36に存在しない場合に
は、ステップS9で上位サーバ10にアクセスして、そ
の電子帳票保管領域36から「帳票甲」の電子帳票ファ
イル72−0を下位サーバ12−1の電子帳票保管領域
30に複写して保管し、これをクライアントコンピュー
タ16−11に参照させる。
【0084】ステップS6で、参照された電子帳票ファ
イルが下位サーバ12−1の電子帳票保管領域36に電
子帳票ファイル72−1として存在した場合には、ステ
ップS7で、下位サーバ12−1で参照された電子帳票
ファイル72−1に対応する上位サーバ10の電子帳票
ファイル72−0との間で最終更新日時を比較する。
【0085】この最終更新日時の比較により、ステップ
S8で上位サーバの電子帳票ファイル72−0が下位サ
ーバ12−1の電子帳票ファイル72−1より新しい場
合には、ステップ9に進み、上位サーバ10から電子帳
票ファイル72−0を下位サーバ12−1に複写してク
ライアントコンピュータ16−11に参照させる。
【0086】もちろん、下位サーバ12−1の電子帳票
ファイル72−1の最終更新日時が新しい場合には、上
位サーバ10からの複写は行わず、下位サーバ12−1
に保管している電子帳票ファイル72−1をクライアン
トコンピュータ16−11に参照させる。
【0087】図11は、図2の下位サーバ12−1に設
けている事象通知リスト生成機能部50により作成され
る事象通知リストの作成処理のフローチャートである。
この事象通知リストの作成処理を、図2の下位サーバ1
2−1で事象通知リスト42が作成される場合を例にと
って説明すると次のようになる。
【0088】図11のステップS1〜S4は、参照/変
更ログ46からログ集計作業域48を作成する処理であ
る。まずステップS1で、下位サーバ12−1に存在す
る参照/変更ログ46から事象通知リスト生成機能部5
0が1レコードを取り出す。
【0089】次にステップS2で、参照/変更ログ46
にレコードが存在していたら、1レコードを取り出し、
ステップS3で取り出したレコードに記録された電子帳
票ファイルの参照/変更日時が利用者が指定した指定範
囲日時内かどうか調べる。指定範囲日時内であれば、ス
テップS4でログ集計作業域48に展開されているレコ
ードに記録された電子帳票ファイルに対応するレコード
の参照/変更回数を1つ増やす。
【0090】もしログ集計作業域48にレコードが存在
しない場合は、ログ集計作業域48に現在処理している
電子帳票ファイルの名称のレコードを追加し、参照/変
更回数に1を設定する。
【0091】図11のステップS5〜S8の処理は、ス
テップS1〜S4で作成されたログ集計作業域48から
事象通知リスト42を作成する処理である。
【0092】即ち、ステップS5でログ集計作業域48
から1レコードを取り出す。続いてステップS6でログ
集計作業域48にレコードが存在するならば、1レコー
ドを取り出し、ステップS7で取り出したレコードに記
録された電子帳票ファイルの参照/変更回数が、利用者
が設定した最低参照回数以上か否か調べる。
【0093】ステップS6〜S8では、最低参照回数以
上なら、そのレコードの示す電子帳票ファイルの名称を
事象通知リスト42に追加する。ログ集計作業域48に
レコードが存在しなくなったら一連の処理を終了する。
【0094】図12は、本発明における電子的付箋紙を
併合する変更競合処理のフローチャートである。即ち、
複数の下位サーバにて同一の電子帳票ファイルに対し同
時に電子的な付箋紙が付加される変更処理が行われて上
位サーバに複写された場合の競合処理の手順である。
【0095】まず図13を参照して電子的付箋紙のデー
タ構造を説明する。この電子的付箋紙90は、作成下位
サーバ名92、識別番号94、最終更新日時96、及び
利用者が記述した付箋紙データ98を保持するレコード
である。
【0096】図14は本発明における電子的付箋紙を併
合する変更競合処理における電子帳票ファイルの内容遷
移と、上位サーバにおける併合機能を示している。図1
4において、現在、上位サーバに保管されている電子帳
票ファイル76−01に対し、例えば下位サーバ12−
1で電子帳票ファイル76−01が変更され、また下位
サーバ12−2で電子帳票ファイル76−02が変更さ
れている。
【0097】上位サーバの電子帳票ファイル76−01
は、帳票データ78−01に加え、それまでに変更され
た電子的付箋紙データ80−1が付加されている。下位
サーバ12−1の電子帳票ファイル76−01には、帳
票データ78−o1に加え、下位サーバ12−1におい
て付加された電子的付箋紙データ82が付加されてい
る。また下位サーバ12−2の電子帳票ファイル76−
o2には、同じ帳票データ78−3に新たに加えられた
電子的付箋紙データ84が付加されている。
【0098】このような3つの異なった電子的付箋紙デ
ータ80−1,82及び84を持つ電子帳票ファイル7
6−01,76−1,76−2は、上位サーバ10に設
けている電子的付箋紙データ併合機能部86により3つ
の電子的付箋紙データ80−1,82,84がマージさ
れ、電子的付箋紙データ80−2を帳票データ78−0
2に付加した電子帳票ファイル76−02として保管さ
れる。
【0099】このような本発明による電子的付箋紙を併
合する変更競合処理を図12のフローチャートを参照し
て説明すると、次のようになる。下位サーバ12−1,
12−2が、それぞれのステップS1,S1'のように
電子帳票ファイル76−1,76−2に対し電子的付箋
紙データ82,84を付加する変更が行われる。
【0100】このような電子帳票ファイルの変更が行わ
れると、次のステップS2,S2'で、下位サーバ12
−1,12−2より上位サーバ10に対し、変更された
電子帳票ファイル76−1,76−2が転送される。
【0101】上位サーバ10側は、ステップS101で
下位サーバ12−1,12−2からの変更された電子帳
票ファイル76−1,76−2を電子的付箋紙データ併
合機能部86で受信し、その中の変更電子帳票ファイル
待ち行列に追加する。
【0102】続いてステップS102で、変更電子帳票
ファイル待ち行列から1つ電子帳票ファイルを取り出
す。続いてステップS103で、変更電子帳票ファイル
待ち行列に電子帳票ファイルが存在するか否かチェック
し、存在しなければ処理を終了する。
【0103】存在する場合には、ステップS104で、
上位サーバ10がこのとき保持している電子帳票ファイ
ル76−01と、変更電子帳票ファイル待ち行列から取
り出した電子帳票ファイル例えば下位サーバ12−1か
らの電子帳票ファイル76−1を、電子的付箋紙データ
併合機能部86の処理により併合する。
【0104】同様な処理を、下位サーバ12−2からの
電子帳票ファイル76−2についてステップS102〜
S104で繰り返すことにより、更に電子的付箋紙デー
タ併合機能部86で電子帳票ファイル76−2の電子的
付箋紙データ84が併合される。
【0105】そして併合処理が完了すると、図14の電
子帳票ファイル76−02のように、3つの電子的付箋
紙データ80−1,82,84が併合された電子的付箋
紙データ80−2を帳票データ78−02に付加した電
子帳票ファイル76−02が生成され、これが上位サー
バ10の電子帳票保管領域30に保管される。
【0106】このため、下位サーバのクライアントコン
ピュータから電子帳票ファイルの参照が行われると、そ
れまでの電子的付箋紙データが全て併合されて付加され
た電子帳票ファイルが参照することができる。
【0107】なお、上記の実施形態は、説明を簡単にす
るため上位サーバに対し3つの下位サーバを設けた場合
を例にとっているが、これに限定されないことはもちろ
んである。
【0108】また上記の実施形態にあっては、下位サー
バに対しクライアントコンピュータをイントラネットで
接続した場合を例に取っているが、下位サーバにWWW
サーバの機能を持たせ、クライアントコンピュータでW
WWウェブにより電子帳票ファイルを閲覧し変更できる
インターネット接続としてもよい。この点は上位サーバ
と下位サーバの間についても同様である。
【0109】また、下位サーバにおける事象通知リスト
の作成タイミングは、例えば一日単位に事象通知リスト
生成のタイムスケジュールを予め準備しておき、一定時
間置きもしくはトランザクションの頻度に応じた時間間
隔で事象通知リストを作成して上位サーバに送り、常に
最新の利用状況を反映させることが望ましい。
【0110】更に本発明は、上位サーバ及び下位サーバ
で本発明の電子帳票ファイルの管理処理を信号するプロ
グラムを提供しており、上位サーバ及び下位サーバのプ
ログラムは上記の実施形態におけるフローチャートに示
した上位サーバ及び下位サーバの部分を備えたプログラ
ム構成となる。
【0111】また本発明は、その目的と利点を損なうこ
とのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示し
た数値による限定は受けない。
【0112】(付記) (付記1)電子帳票ファイルを上位サーバで保管し、前
記電子帳票ファイルを複数の下位サーバに複写し、各下
位サーバでクライアントによる電子帳票ファイルの参照
と変更を行う電子帳票管理方法に於いて、下位サーバに
保管された電子帳票ファイルに対し利用頻度の高い電子
帳票ファイルの一覧である事象通知リストを作成し、上
位サーバに複写して下位サーバ単位に保持し、ある下位
サーバにて電子帳票ファイルの変更が発生した場合に、
変更された電子帳票ファイルを上位サーバに複写すると
共に、変更された電子帳票ファイルが上位サーバで保持
する他の下位サーバの事象通知リストに存在するか否か
確認し、存在する場合にのみ変更事象を他の下位サーバ
に通知して変更履歴リストに記憶し、下位サーバで電子
帳票ファイルの参照要求を受けた場合、要求された電子
帳票ファイルが前記変更履歴リストに存在する場合は、
上位サーバから該当する電子帳票ファイルを複写して参
照させることを特徴とする電子帳票管理方法。(1)
【0113】(付記2)付記1記載の電子帳票管理方法
に於いて、前記電子帳票ファイルの変更とは、電子帳票
ファイルに電子的な付箋紙を付加する処理であることを
特徴とする電子帳票管理方法。
【0114】(付記3)付記1記載の電子帳票管理方法
に於いて、前記下位サーバは、クライアントによる電子
帳票ファイルの参照及び変更の際にログを作成し、所定
のタイミングで前記ログから参照回数及び更新回数を集
計し、所定回数を越えた場合に前記事象通知リストを作
成して上位サーバに複写することを特徴とする電子帳票
管理方法。
【0115】(付記4)付記1記載の電子帳票管理方法
に於いて、前記下位サーバは、参照された電子帳票ファ
イルが前記変更履歴リストに存在して上位サーバから該
当する電子帳票ファイルを複写してクライアントに参照
させた場合、前記変更履歴リストから複写済みの電子帳
票ファイルの変更履歴を削除することを特徴とする電子
帳票管理方法。
【0116】(付記5)付記1記載の電子帳票管理方法
に於いて、前記下位サーバは、参照要求された電子帳票
ファイルが前記変更履歴リストに存在しない場合には、
前記事象通知リストを参照し、前記事象通知リストに存
在する時は、電子帳票保管領域に格納されている電子帳
票ファイルをクライアントに参照させることを特徴とす
る電子帳票管理方法。
【0117】(付記6)付記5記載の電子帳票管理方法
に於いて、前記下位サーバは、参照要求された電子帳票
ファイルが電子帳票保管領域に存在しない場合は、前記
上位サーバに保管されている電子帳票ファイルを前記電
子帳票保管領域に複写してクライアントに参照させるこ
とを特徴とする電子帳票管理方法。
【0118】(付記7)付記5記載の電子帳票管理方法
に於いて、前記下位サーバは、参照要求された電子帳票
ファイルが電子帳票保管領域に存在する場合は、前記上
位サーバに保管されている電子帳票ファイルの最終更新
日付が最新の場合に、前記電子帳票保管領域に複写して
クライアントに参照させることを特徴とする電子帳票管
理方法。
【0119】(付記8)付記1記載の電子帳票管理方法
において、上位サーバから複写された同一の電子帳票フ
ァイルに対して複数の下位サーバでクライアントによる
電子的な付箋紙の付加を行う更新が行われ、前記更新さ
れた電子帳票ファイルを時間的に同時に上位サーバに複
写することによって変更の競合が発生した場合に、各下
位サーバにて付加された電子的な付箋紙を全て併合して
電子帳票ファイルに付加することを特徴とする電子帳票
管理方法。(2)
【0120】(付記9)上位サーバで保管している複数
の電子帳票ファイルの複写を受け、クライアントによる
電子帳票ファイルの参照と変更を行う下位サーバの電子
帳票管理方法に於いて、保管された電子帳票ファイルに
対し利用頻度の高い電子帳票ファイルの一覧である事象
通知リストを作成し、上位サーバに複写して下位サーバ
単位に保持させ、電子帳票ファイルの変更が発生した際
に、変更された電子帳票ファイルを上位サーバに複写
し、他の下位サーバにより変更された電子帳票ファイル
が上位サーバで保持する自己の事象通知リストに存在す
る場合に通知される変更事象を変更履歴リストに記憶
し、電子帳票ファイルの参照が要求された場合、要求さ
れた電子帳票ファイルが前記変更履歴リストに存在する
場合は上位サーバから該当する電子帳票ファイルを複写
して参照させることを特徴とする下位サーバの電子帳票
管理方法。(3)
【0121】(付記10)付記9記載の下位サーバの電
子帳票管理方法に於いて、前記電子帳票ファイルの変更
とは、電子帳票ファイルに電子的な付箋紙を付加する処
理であることを特徴とする下位サーバの電子帳票管理方
法。
【0122】(付記11)付記9記載の下位サーバの電
子帳票管理方法に於いて、クライアントによる電子帳票
ファイルの参照及び変更の際にログを作成し、所定のタ
イミングで前記ログから参照回数及び更新回数を集計
し、所定回数を越えた場合に前記事象通知リストを作成
して上位サーバに複写することを特徴とする下位サーバ
電子帳票管理方法。
【0123】(付記12)付記9記載の下位サーバの電
子帳票管理方法に於いて、参照された電子帳票ファイル
が前記変更履歴リストに存在して上位サーバから該当す
る電子帳票ファイルを複写してクライアントに参照させ
た場合、前記変更履歴リストから複写済みの電子帳票フ
ァイルの変更履歴を削除することを特徴とする下位サー
バの電子帳票管理方法。
【0124】(付記13)付記9記載の下位サーバの電
子帳票管理方法に於いて、参照された電子帳票ファイル
が前記変更履歴リストに存在しない場合には前記事象通
知リストを参照し、前記事象通知リストに存在する時
は、電子帳票保管領域に格納されている電子帳票ファイ
ルをクライアントに参照させることを特徴とする下位サ
ーバの電子帳票管理方法。
【0125】(付記14)付記13記載の下位サーバの
電子帳票管理方法に於いて、参照された電子帳票ファイ
ルが電子帳票保管領域に存在しない場合は、前記上位サ
ーバに保管されている電子帳票ファイルを前記電子帳票
保管領域に複写してクライアントに参照させることを特
徴とする電子帳票管理方法。
【0126】(付記15)付記13記載の下位サーバの
電子帳票管理方法に於いて、参照された電子帳票ファイ
ルが電子帳票保管領域に存在する場合は、前記上位サー
バに保管されている電子帳票ファイルの最終更新日付が
最新の場合に前記電子帳票保管領域に複写してクライア
ントに参照させることを特徴とする下位サーバの電子帳
票管理方法。
【0127】(付記16)電子帳票ファイルを保管し、
前記電子帳票ファイルを複数の下位サーバに複写し、各
下位サーバでクライアントによる電子帳票ファイルの参
照と変更を行わせる上位サーバの電子帳票管理方法に於
いて、下位サーバに保管された電子帳票ファイルに対し
利用頻度の高い電子帳票ファイルの一覧である事象通知
リストを下位サーバから複写して下位サーバ単位に保持
し、ある下位サーバにて電子帳票ファイルの変更が発生
した際に、変更された電子帳票ファイルを複写すると共
に、変更された電子帳票ファイルが他の下位サーバの事
象通知リストに存在するか否か確認し、存在する場合に
のみ変更事象を他の下位サーバに通知して変更履歴リス
トに記憶させ、下位サーバで参照要求を受けた電子帳票
ファイルが前記変更履歴リストに存在する場合に、該当
する電子帳票ファイルを下位サーバに複写して参照させ
ることを特徴とする上位サーバの電子帳票管理方法。
(4)
【0128】(付記17)付記16記載の上位サーバの
電子帳票管理方法に於いて、前記電子帳票ファイルの変
更とは、下位サーバで電子帳票ファイルに電子的な付箋
紙を付加する処理であることを特徴とする上位サーバの
電子帳票管理方法。
【0129】(付記18)付記16記載の上位サーバの
電子帳票管理方法において、同一の電子帳票ファイルに
対して複数の下位サーバでクライアントによる電子的な
付箋紙の付加を行う更新が行われ、前記更新された電子
帳票ファイルを時間的に同時に上位サーバに複写するこ
とによって変更の競合が発生した場合に、各下位サーバ
にて付加された電子的な付箋紙を全て併合して電子帳票
ファイルに付加することを特徴とする上位サーバの電子
帳票管理方法。
【0130】(付記19)上位サーバで保管している複
数の電子帳票ファイルの複写を受け、クライアントによ
る電子帳票ファイルの参照と変更を行う下位サーバを構
成するコンピュータに、保管された電子帳票ファイルに
対する利用頻度の高い電子帳票ファイルの一覧である事
象通知リストを作成し、上位サーバに複写して下位サー
バ単位に保持させるステップと、電子帳票ファイルの変
更が発生した際に、変更された電子帳票ファイルを上位
サーバに複写するステップと、他の下位サーバにより変
更された電子帳票ファイルが上位サーバで保持する自己
の事象通知リストに存在する場合に通知される変更事象
を変更履歴リストに記憶するステップと、電子帳票ファ
イルの参照が要求された場合、前記参照要求された電子
帳票ファイルが前記変更履歴リストに存在する場合は上
位サーバから該当する電子帳票ファイルを複写して参照
させるステップと、を実行させることを特徴とするプロ
グラム。(5)
【0131】(付記20)電子帳票ファイルを保管し、
前記電子帳票ファイルを複数の下位サーバに複写し、各
下位サーバでクライアントによる電子帳票ファイルの参
照と変更を行わせる上位サーバを構成するコンピュータ
に、下位サーバに保管された電子帳票ファイルに対する
利用頻度の高い電子帳票ファイルの一覧である事象通知
リストを下位サーバから複写して下位サーバ単位に保持
するステップと、ある下位サーバにて電子帳票ファイル
の変更が発生した際に、変更された電子帳票ファイルを
複写すると共に、変更された電子帳票ファイルが他の下
位サーバの事象通知リストに存在するか否か確認し、存
在する場合にのみ変更事象を他の下位サーバに通知して
変更履歴リストに記憶させるステップと、下位サーバで
参照要求を受けた電子帳票ファイルが前記変更履歴リス
トに存在する場合に、該当する電子帳票ファイルを下位
サーバに複写して参照させるステップと、を実行させる
ことを特徴とするプログラム。
【0132】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、下位サーバにおいて利用頻度の高い電子帳票ファイ
ルの存在を上位サーバに通知しておき、この利用頻度の
高い電子帳票ファイルについて他のサーバから電子的付
箋紙を付加する変更に伴う複写があった場合には、変更
があったことを下位サーバに通知するが、実際に電子帳
票ファイルの参照が行われるまでは複写が行われず、電
子帳票ファイルの参照があって初めて上位サーバから下
位サーバに電子帳票ファイルが転送されるため、上位サ
ーバと下位サーバの間のネットワーク上でのデータ転送
量及び通信回数が減少し、ネットワーク負荷を低減する
ことができる。
【0133】また、下位サーバには参照される電子帳票
ファイルのみが下位サーバから転送されて保管されるた
め、下位サーバにおける電子帳票ファイルの保管領域を
削減することができる。
【0134】更に、同一の電子帳票ファイルに対し複数
の下位サーバで同時に電子的付箋紙を付加する変更が行
われて上位サーバで変更競合が発生しても、全ての変更
結果を併合して保管することで、同じ電子帳票ファイル
に対し別々に下位サーバで行われた電子的付箋紙の付加
を全て下位サーバでの参照時に反映させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される分散型サーバ環境のブロッ
ク図
【図2】本発明による電子帳票管理処理の機能構成のブ
ロック図
【図3】図2の事象通知リストの説明図
【図4】図2の変更履歴リストの説明図
【図5】図2の電子帳票ファイルリストの説明図
【図6】図2の変更/参照ログの説明図
【図7】図2のログ集計作業域の説明図
【図8】本発明による電子帳票ファイルの変更処理のフ
ローチャート
【図9】本発明による電子帳票ファイルの参照処理のフ
ローチャート
【図10】本発明による電子帳票ファイルの変更処理と
参照処理の具体例の説明図
【図11】本発明による事象通知リスト作成処理のフロ
ーチャート
【図12】本発明による電子的付箋紙を併合する変更競
合処理のフローチャート
【図13】電子的付箋紙のデータ構造の説明図
【図14】本発明による電子的付箋紙を併合する変更競
合処理における電子帳票ファイルの内容遷移の説明図
【符号の説明】
10:上位サーバ 11:上位サーバ処理部 12−1〜12−3:下位サーバ 14:ネットワーク 15:下位サーバ処理部 16−11〜16−33:クライアントコンピュータ 18−1〜18−3:イントラネット 20:メインフレーム 22:一般アプリケーション 24:会計パッケージ 26:オフコン 28:事象通知リスト保管領域 28−1〜28−3,42:事象通知リスト 30,36:電子帳票保管領域 32−1〜32−3:電子帳票 34,40:電子帳票ファイルリスト 44:変更履歴リスト 46:参照/変更ログ 48:ログ集計作業域 50:事象通知リスト生成機能部 76−01,76−02,76−1,76−2:電子的
帳票ファイル 80−1,80−2,82,84:電子的付箋紙データ 86:電子的付箋紙データ併合機能部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々原 誠 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5B082 HA03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子帳票ファイルを上位サーバで保管し、
    前記電子帳票ファイルを複数の下位サーバに複写し、各
    下位サーバでクライアントによる電子帳票ファイルの参
    照と変更を行う電子帳票管理方法に於いて、 下位サーバに保管された電子帳票ファイルに対し利用頻
    度の高い電子帳票ファイルの一覧である事象通知リスト
    を作成し、上位サーバに複写して下位サーバ単位に保持
    し、 ある下位サーバにて電子帳票ファイルの変更が発生した
    場合に、変更された電子帳票ファイルを上位サーバに複
    写すると共に、変更された電子帳票ファイルが上位サー
    バで保持する他の下位サーバの事象通知リストに存在す
    るか否か確認し、存在する場合にのみ変更事象を他の下
    位サーバに通知して変更履歴リストに記憶し、 下位サーバで電子帳票ファイルの参照要求を受けた場
    合、要求された電子帳票ファイルが前記変更履歴リスト
    に存在する場合は、上位サーバから該当する電子帳票フ
    ァイルを複写して参照させることを特徴とする電子帳票
    管理方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の電子帳票管理方法におい
    て、上位サーバから複写された同一の電子帳票ファイル
    に対して複数の下位サーバでクライアントによる電子的
    な付箋紙の付加を行う更新が行われ、前記更新された電
    子帳票ファイルを時間的に同時に上位サーバに複写する
    ことによって変更の競合が発生した場合に、各下位サー
    バにて付加された電子的な付箋紙を全て併合して電子帳
    票ファイルに付加することを特徴とする電子帳票管理方
    法。
  3. 【請求項3】上位サーバで保管している複数の電子帳票
    ファイルの複写を受け、クライアントによる電子帳票フ
    ァイルの参照と変更を行う下位サーバの電子帳票管理方
    法に於いて、 保管された電子帳票ファイルに対し利用頻度の高い電子
    帳票ファイルの一覧である事象通知リストを作成し、上
    位サーバに複写して下位サーバ単位に保持させ、 電子帳票ファイルの変更が発生した際に、変更された電
    子帳票ファイルを上位サーバに複写し、 他の下位サーバにより変更された電子帳票ファイルが上
    位サーバで保持する自己の事象通知リストに存在する場
    合に通知される変更事象を変更履歴リストに記憶し、 電子帳票ファイルの参照が要求された場合、要求された
    電子帳票ファイルが前記変更履歴リストに存在する場合
    は上位サーバから該当する電子帳票ファイルを複写して
    参照させることを特徴とする下位サーバの電子帳票管理
    方法。
  4. 【請求項4】電子帳票ファイルを保管し、前記電子帳票
    ファイルを複数の下位サーバに複写し、各下位サーバで
    クライアントによる電子帳票ファイルの参照と変更を行
    わせる上位サーバの電子帳票管理方法に於いて、 下位サーバに保管された電子帳票ファイルに対し利用頻
    度の高い電子帳票ファイルの一覧である事象通知リスト
    を下位サーバから複写して下位サーバ単位に保持し、 ある下位サーバにて電子帳票ファイルの変更が発生した
    際に、変更された電子帳票ファイルを複写すると共に、
    変更された電子帳票ファイルが他の下位サーバの事象通
    知リストに存在するか否か確認し、存在する場合にのみ
    変更事象を他の下位サーバに通知して変更履歴リストに
    記憶させ、 下位サーバで参照要求を受けた電子帳票ファイルが前記
    変更履歴リストに存在する場合に、該当する電子帳票フ
    ァイルを下位サーバに複写して参照させることを特徴と
    する上位サーバの電子帳票管理方法。
  5. 【請求項5】上位サーバで保管している複数の電子帳票
    ファイルの複写を受け、クライアントによる電子帳票フ
    ァイルの参照と変更を行う下位サーバを構成するコンピ
    ュータに、 保管された電子帳票ファイルに対する利用頻度の高い電
    子帳票ファイルの一覧である事象通知リストを作成し、
    上位サーバに複写して下位サーバ単位に保持させるステ
    ップと、 電子帳票ファイルの変更が発生した際に、変更された電
    子帳票ファイルを上位サーバに複写するステップと、 他の下位サーバにより変更された電子帳票ファイルが上
    位サーバで保持する自己の事象通知リストに存在する場
    合に通知される変更事象を変更履歴リストに記憶するス
    テップと、 電子帳票ファイルの参照が要求された場合、前記参照要
    求された電子帳票ファイルが前記変更履歴リストに存在
    する場合は上位サーバから該当する電子帳票ファイルを
    複写して参照させるステップと、を実行させることを特
    徴とするプログラム。
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