JP2700346B2 - 軸受設置用スエージ加工工具 - Google Patents

軸受設置用スエージ加工工具

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JP2700346B2
JP2700346B2 JP2025904A JP2590490A JP2700346B2 JP 2700346 B2 JP2700346 B2 JP 2700346B2 JP 2025904 A JP2025904 A JP 2025904A JP 2590490 A JP2590490 A JP 2590490A JP 2700346 B2 JP2700346 B2 JP 2700346B2
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    • F16C35/06Mounting or dismounting of ball or roller bearings; Fixing them onto shaft or in housing
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は軸受リップを軸受ハウジングの面取り部へス
エージ(据え込み)加工するための軸受工具に関し、特
に動力工具やクランプを必要とせず、制限されたスペー
ス内で動作可能な軸受工具に関する。
従来の技術 軸受スエージ加工工具は、例えば航空機産業で、軸受
を収納する孔内の所定箇所に軸受を固定するのに使われ
ている。従来の技術では、軸受を軸受ハウジングへスエ
ージ加工するのに、幾つかの構造が用いられている。そ
れらの構造については、以下の米国特許を参照された
い:1966年7月26日発行の第3,262,298号;1969年5月20
日発行の第3,444,606号;1976年10月19日発行の第3,986,
241号;1982年3月9日発行の第4,318,212号;1984年1月
31日発行の第4,428,105号;1984年10月16日発行の第4,47
6,617号;及び1986年3月11日発行の第4,574,448号。
航空機産業において、軸受スエージ加工は航空機の製
造ばかりでなく、航空機の保守時における交換軸受の設
置でも使われている。多くの場合、軸受は制限されたス
ペース内に配置される。しかし従来技術の多くの軸受ス
エージ加工工具は、スエージ加工に必要な軸方向の力を
加えるのに、ドリルプレスや、C−クランプ構造などそ
の他の外部構造を必要とするため、制限されたスペース
で用いるのに適さない。それらの軸受スエージ加工工具
が使われる場合、航空機の分解が通例必要となる。
1976年10月19日付けでRuppeに発行された前出の米国
特許第3,986,241号は、軸受孔を介して軸方向の力を発
生させる装置を開示しているが、通常のローラ型スエー
ジ加工工具を回転させるのにモータ装置を使用してい
る。複雑な構造のため高価な工具となり、また制限され
たスペースの用途で用いるのに実用的でない。
従来の軸受スエージ加工構造に伴う別の問題は、軸受
のリップをローラが正確にトラックしないことである。
この点は特に、前出の米国特許第3,444,606号に示され
ているような双輪構成で問題となり、かかる双輪の使用
はスクラビング(scrubbing)を生じる。前記Ruppeの米
国特許に示されたローラ構成は双輪構成より改良されて
いるが、正確なトラッキングのためローラ型スエージ加
工工具を調整可能とすることは教示されていない。
発明が解決しようとする課題 第1図を参照すると、従来の軸受スエージ加工工具
は、位置決め固定具200とスエージ加工輪固定具202を具
備している。位置決め固定具200の六角ナット204を回転
すると、軸受孔206を介して加わる力によってスエージ
加工輪固定具202は位置決め固定具200の方向に引き寄せ
られ、2角輪208が軸受212のリップ210に当接される。
その後、スエージ加工輪固定具202の六角ナット214を回
転することによって、軸受212のリップ210が軸受ハウジ
ング218の面取り部216内へとスエージ加工される。この
従来設計は、動力工具やクランプを用いずに、制限され
たスペース内でのスエージ加工作業を可能とするが、前
述した双輪型設計の欠点、つまりその使用に伴うスクラ
ビングの発生という欠点を依然有する。
従って本発明の目的は、動力工具やクランプを用い
ず、制限されたスペース内で、しかもスエージ加工の結
果が改善されるスエージ加工作業を可能とするようなス
エージ加工工具を提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明は、軸受のリップを軸受ハウジングの面取り部
内へとスエージ加工する工具で、軸受が軸線に沿って貫
いて延びた孔を有する場合のスエージ加工工具を提供す
る。本工具は、軸受の片側に位置されるローラ固定具ア
センブリを備える。該ローラ固定具アセンブリは、ロー
ラ固定具胴体と、軸受孔の軸線を中心に移動自在に該ロ
ーラ固定具胴体によって斜めに支持された複数のローラ
を具備する。本工具はさらに、軸受の反対側に位置さ
れ、軸受及びハウジングの反対側と係合する位置決め固
定具アセンブリを備える。第1ネジ切り引っ張り部材が
ローラ固定具アセンブリに具備されると共に、第2ネジ
切り引っ張り部材が位置決め固定具アセンブリに具備さ
れる。第1及び第2ネジ切り引っ張り部材の少なくとも
一方の少なくとも一部が、軸受孔内へ延びて第1及び第
2ネジ切り引っ張り部材の他方とネジ係合され、ローラ
固定具アセンブリを位置決め固定具アセンブリに向かっ
て引っ張り、ローラにより軸受リップに対して力を加え
る。
本発明の上記及びその他の特徴と利点は、添付の図面
を参照しながら一例として与えられる、発明の好ましい
実施例に関する以下の詳細な説明から明かとなろう。
実施例 第2図を参照すると、本発明の好ましい実施例が、分
解断面図として示してある。本発明の好ましい実施例の
スエージ加工工具は、それぞれスエージ加工工具の使用
前に個々に組み立てられる2つの主アセンブリからな
り、これらの主アセンブリはローラ固定具アセンブリ10
と位置決め固定具アセンブリ12である(第3図参照)。
第3図に示されているように、組立状態で、ローラ固
定具アセンブリ10と位置決め固定具アセンブリ12は、軸
受16の孔14を介して一体状にきつくネジ嵌合される。そ
の後、ローラ固定具アセンブリ10と位置決め固定具アセ
ンブリ12を構成する各種構成部品の以下の説明を、第2
図及び第3図を参照しながら読むことでより明瞭に理解
されるように、ローラ固定具アセンブリ10が軸線18を中
心に回転されて、軸受リップ20を軸受ハウジング21の面
取り部22内へとスエージ加工する。
ローラ固定具アセンブリ10はローラ固定具本体つまり
胴体24を具備し、これがローラ固定具アセンブリのその
他の構成部品を収納または支持する。
ほぼV字状の溝28が、ローラ固定具胴体24の片側つま
り一方の面に軸線18を中心として円状に形成され、ロー
ラ26を受け入れるように構成されている。各ローラ26は
外側がほぼ円筒状で、スエージ加工中に軸受リップ20と
接触する外側円周面と、ほぼ平面状の一端と、該平面状
の一端と反対側の突端とを有する。各ローラ26はほぼV
字状の溝28内に位置され、ローラの外側円周面の少なく
とも一部が溝28の一側面と接触すると共に、ローラの突
端は軸線18と反対側を向き、溝28の他側面と点接触す
る。つまり、軸28が各ローラ26を軸線18に対して垂直で
ない角度を向かせ、その結果各ローラ26で軸線18に対し
て平行でない角度で軸受リップ20にスエージ加工の力を
加える。
少なくとも3つのローラ26が保持リング30によって、
周方向に離間した関係で溝28内に分離保持されている。
好ましい実施例では、3つのローラ26が溝28内に保持さ
れると共に、3つの窓を有する保持リング30によって12
0°の間隔で周方向に分離され、それぞれの窓が各ロー
ラの一部を露出させながら回転自在に支持する。後で詳
しく述べる目的のため、軸線18に沿った中心線を有する
孔が保持リング30を貫いて延びている。本発明の好まし
い実施例における溝28、ローラ26及び保持リング30の特
定構成は、米国イリノイ州ダウナーズ・グローブ所在の
レックスノルド社ローラ軸受本部で製造されている「シ
ェーファ3ローラ型スエージ加工工具」のローラ固定具
のものとほぼ同じである。ローラ固定具アセンブリ10に
は保持リング固定ネジ32がさらに含まれており、該保持
リング固定ネジ32は大径部と、ローラ固定具胴体24の固
定ネジ受け入れ領域44に設けられた第1組の雌ネジと係
合する雄ネジ34を備えた小径部とを有する。ローラ固定
具アセンブリ10が組み立てられたとき、保持リング固定
ネジ32が保持リング30をローラ固定具胴体24に固定し、
この際ワッシャ38が保持リング固定ネジ32と保持リング
30との間に介設され、雄ネジの切られた小径部分がワッ
シャ38の孔と保持リング30の孔を通過する。組立状態で
は、保持リング30の孔より大きい径を有する凹部にワッ
シャ38が嵌合し、保持リング固定ネジ32がワッシャ38に
当接する。また後で詳しく述べる目的のため、軸線18に
沿った中心線を有する孔が保持リング固定ネジ32を貫い
て延びている。本発明の好ましい実施例において、保持
リング固定ネジ32と保持リング30は真ちゅうまたはその
他同様な軸受素材で形成され、ワッシャ38が保持リング
固定ネジ32と保持リング30との真ちゅう対真ちゅうの接
触を防ぐ。保持リング30の軸方向位置は、保持リング固
定ネジ32がローラ固定具胴体24内にネジ嵌合される量を
調整することにより、ローラ固定具胴体24に対して調整
可能である。これによってスエージ固定作業の間、ロー
ラ26の適切なトラッキングのため保持リング−ローラ間
のクリアランスが調整可能となる。ローラ26、保持リン
グ30、ワッシャ38及び保持リング固定ネジ32がローラ固
定具胴体24内の所定箇所に配置され、且つローラ固定具
胴体24に対する保持リング固定ネジ32の軸方向位置が保
持リング−ローラ間のクリアランスが適切となるように
調整されたところで、ローラ固定具胴体24に対する保持
リング固定ネジ32の軸方向位置が、ローラ固定具胴体24
のネジ切り止めネジ受け入れ孔42内にネジ嵌合された第
1止めネジ40によって固定される。ネジ切り止めネジ受
け入れ孔42が固定ネジ受け入れ領域44と連通し、第1止
めネジ40が保持リング固定ネジ32の雄ネジ34と係合する
のを可能とする。保持リング固定ネジ32に第1止めネジ
40を受け入れる軸方向に延びた外向きスロットを設け、
ローラ固定具胴体24への位置調整後、保持リング固定ネ
ジ32の回転を確実に防止するようにしてもよい。
ローラ固定具胴体24のローラ受け入れ溝28を有する側
と反対側の内面に一連の段部が形成され、これらの段部
は、ローラ固定具胴体24を完全に貫通し且つ保持リング
固定ネジ32の孔と直径及び中心線が一致した中心孔と、
軸線18に沿った中心線を有し且つ中心孔より大きい径を
有する円形凹部54と、軸線18に沿った中心線を有し且つ
円形凹部54より大きい径を有する円形凹部54とによって
形成されている。ローラ固定具クランプ体46が、ローラ
固定具胴体24の上記反対側内へ挿入されるように構成さ
れている。ローラ固定具クランプ体46は細長い円筒状本
体部52を有し、該本体部52はローラ固定具アセンブリ10
が組み立てられたとき、ローラ固定具スラスト軸受48の
貫通孔を通って延び、さらに保持リング30、ワッシャ38
及び保持リング固定ネジ32の各孔を貫通して、軸受孔内
へと至るのに充分な長さである。ローラ固定具クランプ
体46は円筒状のフランジ部50をさらに具備し、ローラ固
定具アセンブリ10が組み立てられた状態で、フランジ部
50はローラ固定具スラスト軸受48に当接する。ローラ固
定具胴体24内の円形凹部54が、軸線18を中心として回転
自在にローラ固定具スラスト軸受48を収納支持すると共
に、フランジ部50をクランプするための領域を与える。
ローラ固定具クランプ体46はトルクネジ60をさらに具備
し、該トルクネジ60は、前記円形凹部66に形成された雌
ネジ64と係合する雄ネジ62をその外周に有する。ローラ
固定具アセンブリ10が組み立てられた状態で、トルクネ
ジ60がローラ固定具スラスト軸受48とクランプ体フラン
ジ部50を、ローラ固定具胴体24の円形凹部54内に保持す
る。円形凹部54の軸方向深さは、ローラ固定具スラスト
軸受48とクランプ体フランジ部50の合計厚さを越え、軸
線18を中心としたローラ固定具クランプ体46の回転をト
ルクネジ60が妨げないようになっている。雌ネジ64のネ
ジ方向は、ローラ固定具クランプ体46内のネジ切り孔56
のネジ方向と対応している。本発明の好ましい実施例に
おいて、雌ネジ64と雌ネジ56は共に時計方向のネジ山で
ある。トルクネジ60は、レンチ(図示せず)と係合され
る六角ナット68をさらに具備し、軸線18を中心とした六
角ナット68の時計方向の回転が、トルクネジ60全体の軸
線18を中心とした時計方向の回転を生じる。潤滑用ポー
ト70がトルクネジ60に設けられ、潤滑用ポートアクセス
ネジ72をトルクネジ60から取り外すとアクセス可能であ
る。
位置決め固定具アセンブリ12は、位置決め固定具アセ
ンブリのその他の構成部品を収納または支持する位置決
め固定具本体つまり胴体80を具備する。
位置決め固定具胴体80の片側が軸受16と接触され、位
置決め固定具アセンブリの軸受16に対する中心合わせを
容易とするため、その片側に突起81を設けてもよい。位
置決め固定具胴体80は、軸線18を中心として回転自在に
クランプネジ82を支持するように構成され、クランプネ
ジ82は小径の細長い円筒状部98と大径のプーリー状部86
とを有する。またスラスト軸受84が細長い円筒状部98上
に軸方向に装着され、プーリー状部86と当接する。この
目的のため、一連の段部が位置決め固定具本体80内に形
成されており、これらの段部は;軸線18に沿った中心線
を有し、且つ細長い円筒状部98が内部に回転可能に支持
されるのに適切な直径を有する中心孔と;位置決め固定
具胴体80の軸受16と接触する側と反対側の内面に形成さ
れ、位置決め固定具胴体80の貫通中心孔より大きい直径
を有し、スラスト軸受84を支持するための領域を形成す
る円形凹部88と;該凹部88と軸方向に隣接し、軸線18に
沿った中心線を有し、凹部88の直径より大きい直径を有
し、クランプネジ82のプーリー状部86を支持するための
領域を形成する円形凹部90と;によって形成されてい
る。位置決め固定具クランプネジ82とスラスト軸受84が
位置決め固定具胴体80内の所定位置にある状態で、位置
決め固定具胴体80に対する位置決め固定具クランプネジ
82の軸方向位置が第2止めネジ92によって固定され、該
第2止めネジ92は位置決め固定具胴体80のネジ切り止め
ネジ受け入れ孔94内にネジ嵌合されるが、位置決め固定
具クランプネジ82が位置決め固定具胴体80に対して軸線
18を中心に回転可能としている。ネジ切り止めネジ受け
入れ孔94がクランプネジプーリー部支持領域90と連通
し、第2止めネジ92が位置決め固定具クランプネジ82の
プーリー状部86と係合するのを可能とする。位置決め固
定具クランプネジ82は、レンチ(図示せず)と係合され
る六角ナット96をさらに具備し、軸線18を中心とした六
角ナット96の時計方向または反時計方向の回転が、位置
決め固定具クランプネジ82全体の軸線18を中心とした時
計方向または反時計方向の回転を生じる。位置決め固定
具クランプネジ82はさらに、プーリー状部86から最も離
れた細長い円筒状部98の端部に雄ネジ100を具備し、ス
エージ加工作業の準備段階時に、雄ネジ100がローラ固
定具クランプ体46内の雌ネジ56と係合する。
少なくとも1本のピン102が、位置決め固定具胴体80
から延び、軸受孔14内に挿入されたローラ固定具クラン
プ体46の対応した軸外れピン当接部58とそれぞれ係合す
るように構成されている。好ましい実施例では、軸受孔
14内における位置決め固定具アセンブリ12の中心合わせ
を容易とするため、2本のピン102が位置決め固定具胴
体80の対応したピン受け入れ孔104にプレス嵌めされ
る。軸外れピン当接部58はローラ固定具クランプ体46内
の孔としてもよいが、好ましいローラ固定具クランプ体
46では、位置決め固定具胴体80から延びた2本のピン10
2と係合するクロススロットが設けられる。
次に第3図を参照して、スエージ加工作業時における
スエージ加工工具の各構成部品の相互作用を説明する。
組立後の位置決め固定具アセンブリ12と組立後のローラ
固定具アセンブリ10は、軸受16を軸受ハウジング21内に
配置した後、軸受16の両側にそれぞれ配置される。位置
決め固定具アセンブリ12の各ピン102は、軸受孔14内に
おいてローラ固定具アセンブリ10の軸外れピン当接部58
と周方向に整合され、位置決め固定具クランプネジ82の
細長いネジ切り部98は、位置決め固定具アセンブリ12の
位置決め固定具胴体80に対し位置決め固定具クランプネ
ジ82を回転することによって、ローラ固定具アセンブリ
10のネジ切り孔56内にネジ込まれる。位置決め固定具ア
センブリ12の各ピン102は、ローラ固定具アセンブリ10
の軸外れピン当接部58と周方向に整合された状態で、軸
線18を中心としたローラ固定具クランプ体46に対する位
置決め固定具胴体80の回転を防ぐ。但し、ローラ固定具
胴体24はローラ固定具クランプ体46に対して回転可能で
ある。位置決め固定具胴体80に対して位置決め固定具ク
ランプネジ82をさらに回転させると、ローラ固定具アセ
ンブリ10が位置決め固定具アセンブリ12に対して引き寄
せられ、ローラ固定具アセンブリ10の各ローラ26が軸受
リップ20に対して位置決めされる。クランプネジの六角
ナット96をレンチ(図示せず)で時計方向に回すこと
で、位置決め固定具クランプネジ82が回転され、各ロー
ラ26が軸受リップ20に対してきつく当接される。次い
で、トルクネジの六角ナット68をレンチ(図示せず)で
時計方向に回すと、ローラ固定具アセンブリ10が軸受16
に対して回転され、軸受リップ20を軸受ハウジングの面
取り部22内へとスエージ加工する。つまり、クランプネ
ジの六角ナット96とトルクネジの六角ナット68を同時に
時計方向に回転させることによって、ローラ固定具アセ
ンブリ10の軸受リップ20に対する軸方向の締め付けと、
軸受リップ20に沿った各ローラ26の回転とが同時に生
じ、動力工具やクランプを必要とせずに効率的で正確な
スエージ加工作業が行われる。
本発明の好ましい実施例を一例として上述したが、各
種の変更が可能なことは当業者にとって自明であろう。
例えば、スラスト軸受84と48は省くことが考えられる;
位置決め固定具クランプネジ82は位置決め固定具胴体80
内へ永久的に組み付け、六角ナット96だけを露出させて
もよい;位置決め固定具クランプネジ82のプーリー状部
86は、位置決め固定具胴体80に対する軸受16へと向かう
クランプネジ82の軸方向移動を制限する任意の手段と置
き換えてもよい−例えば半径方向内側に延びた溝を細長
いネジ切り部98に設け、位置決め固定具胴体80の縮径部
と係合させることができる;ピン102、ピン受け入れ孔1
04及びピン当接部58は、軸18を中心としたローラ固定具
クランプ体46に対する位置決め固定具胴体80の回転を防
止する任意の手段で置き換えてもよい;ローラ26はロー
ラ固定具胴体24内に永久的に保持してもよい;ローラ固
定具クランプ体46のフランジ部50は、ローラ固定具胴体
24に対する軸受16へと向かうローラ固定具クランプ体46
の軸方向移動を制限する任意の手段と置き換えてもよい
−例えば半径方向内側に延びた溝をローラ固定具クラン
プ体46に設け、ローラ固定具クランプ体46の縮径部と係
合させることができる;ローラ固定具クランプ体46はロ
ーラ固定具胴体24内へ永久的に組み付けてもよい;トル
クネジ60はローラ固定具胴体24より大きい直径を有し、
ローラ固定具胴体24のローラ26を収納している側と軸方
向反対側をそこに組み入れてもよい;六角ナット96と68
は軸線18を中心としたクランプネジ82及びトルクネジ60
の回転を可能とするその他の手段で置き換えてもよい−
例えば、レンチで回転する代わりに、アレンレンチやネ
ジ回しなどその他の手走査手段で置き換えることができ
る;さらに雌ねじ56を雄ネジで置き換え、雄ネジ100を
雌ネジで置き換えてもよい。つまり、本発明の範囲は、
特許請求の範囲に記載の精神と範囲によってのみ制限さ
れるべきである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の双輪型軸受スエージ加工工具を示す;第
2図は本発明を実施したスエージ加工工具と軸受及び軸
受ハウジングの分解断面図;及び第3図はスエージ加工
作業のために位置決めされた、組立状態の第2図のスエ
ージ加工工具を示す。 (符号の説明) 10……ローラ固定具アセンブリ、12……位置決め固定具
アセンブリ、14……軸受孔、16……軸受、18……軸線、
20……軸受リップ、21……軸受ハウジング、22……面取
り部、24……ローラ固定具胴体、26……ローラ、28……
V字状溝、30……保持体(リング)、32……保持体支持
手段(保持体固定ネジ)、46……第1ネジ切り引っ張り
部材(ローラ固定具クランプ体)、56……雌ネジ、58、
102……回転制限手段(58;当接部、102;ピン)、60……
トルクネジ、82……クランプネジ。

Claims (23)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸受のリップを軸受ハウジングの面取り部
    内へとスエージ加工する工具で、軸受が軸線に沿って貫
    いて延びた孔を有するものにおいて: 前記軸受の片側に位置され、ローラ固定具胴体と、前記
    軸受孔の軸線を中心に移動自在に該ローラ固定具胴体に
    よって斜めに支持された複数のローラを具備し、該ロー
    ラが前記軸受のリップと係合し軸受ハウジングに対して
    スエージ加工するローラ固定具アセンブリ; 前記軸受の反対側に位置され、前記軸受及びハウジング
    の反対側と係合する位置決め固定具アセンブリ;及び 前記ローラ固定具アセンブリに具備された第1ネジ切り
    引っ張り部材と、前記位置決め固定具アセンブリに具備
    された第2ネジ切り引っ張り部材とを備え、該第1及び
    第2ネジ切り引っ張り部材の少なくとも一方の少なくと
    も一部が前記軸受孔内へ延びて第1及び第2ネジ切り引
    っ張り部材の他方とネジ係合され、ローラ固定具アセン
    ブリを位置決め固定具アセンブリに向かって引っ張り、
    前記ローラにより軸受リップに対して力を加えることを
    特徴とする工具。
  2. 【請求項2】前記ローラ固定具アセンブリがトルクネジ
    を具備し、該トルクネジが手操作で動作可能な工具と係
    合し、前記ローラ固定具アセンブリを軸受ハウジングに
    対して軸受孔の軸線を中心に回転させ、軸線を中心とし
    た少なくとも一方向における前記トルクネジの回転がロ
    ーラ固定具アセンブリを軸線を中心に同一方向に回転さ
    せることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の工
    具。
  3. 【請求項3】前記位置決め固定具アセンブリの第2ネジ
    切り引っ張り部材が軸方向に延びた雄ネジを有するクラ
    ンプネジからなり、該クランプネジが軸線を中心に軸受
    に対して回転自在に支持され、また前記ローラ固定具ア
    センブリの第1ネジ切り引っ張り部材が軸方向に延びた
    雌ネジを有するクランプ体からなり、該クランプ体が軸
    線を中心に前記クランプネジに対して回転自在に支持さ
    れると共に、前記軸受孔の軸線に沿ってクランプネジと
    ネジ係合し、軸線を中心とした前記クランプ体に対する
    前記クランプネジの回転によって、前記ローラ固定具ア
    センブリを位置決め固定具アセンブリの方向に引っ張る
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の工具。
  4. 【請求項4】前記位置決め固定具アセンブリが位置決め
    固定具胴体を具備し、前記クランプネジが該位置決め固
    定具胴体内に軸線を中心に回転自在に収納され、前記工
    具がさらにスエージ加工作業中、軸線を中心とした前記
    クランプ体に対する前記位置決め固定具アセンブリの回
    転を制限する手段を具備したことを特徴とする特許請求
    の範囲第3項記載の工具。
  5. 【請求項5】前記ローラ固定具クランプ体が当接部を具
    備し、前記位置決め固定具胴体のクランプ体に対する回
    転を防止する手段が、前記位置決め固定具胴体から軸方
    向に少なくとも部分的に軸受孔を貫いて延び、前記ロー
    ラ固定具クランプ体の当接部と係合するピンを具備した
    ことを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の工具。
  6. 【請求項6】前記ローラ固定具アセンブリが前記クラン
    プ体と前記ローラ固定具胴体との間に、前記クランプ体
    の前記ローラ固定具胴体に対する回転を容易にするスラ
    スト軸受を具備したことを特徴とする特許請求の範囲第
    4項記載の工具。
  7. 【請求項7】前記位置決め固定具アセンブリが前記クラ
    ンプネジと前記位置決め固定具胴体との間に、前記クラ
    ンプネジの前記位置決め固定具胴体に対する回転を容易
    にするスラスト軸受を具備したことを特徴とする特許請
    求の範囲第4項記載の工具。
  8. 【請求項8】複数の窓を有する保持体をさらに備え、前
    記ローラの各々の一部が前記窓の一つを貫いて延びて前
    記軸受と対向する状態で、前記ローラが保持体によって
    保持され、また保持体を前記ローラ固定具胴体に対し
    て、保持体の前記ローラ固定具胴体に対する軸方向位置
    が調整可能なように支持する手段をさらに備えたことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の工具。
  9. 【請求項9】前記保持体をローラ固定具胴体に支持する
    前記手段が、前記保持体をローラ固定具胴体にネジ嵌合
    固定する軸方向に延びた保持体固定ネジからなり、前記
    保持体のローラ固定具胴体に対する軸方向位置が、前記
    ローラ固定具胴体内にネジ込まれる保持体固定ネジの量
    を調整することによって調整可能であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第8項記載の工具。
  10. 【請求項10】軸受のリップを軸受ハウジングの面取り
    部内へとスエージ加工する工具で、軸受が貫いて延びた
    孔を有し、該孔と軸受リップが軸受に沿った中心を有す
    るものにおいて: 前記軸受の片側に位置され、軸受の片側と対面した第1
    の側を有するローラ固定具胴体を具備し、該ローラ固定
    具胴体の第1の側が、軸線を中心として円形状に形成さ
    れ、複数のローラを内部に収納すると共に、前記軸受の
    リップと係合しリップを軸受ハウジングの面取り部に対
    してスエージ加工するようにローラを位置せしめるほぼ
    V字状の溝を有するローラ固定具アセンブリ; 前記溝内に支持されたほぼ円筒状の複数のローラで、各
    々が第1端、第2端及び円周状の外表面を有し、該円周
    状外表面の少なくとも一部が前記溝の一方の側面に接触
    すると共に、前記ローラの第1端の少なくとも一部が前
    記溝の他方の側面に接触し、前記第1端が軸線から斜め
    に離反する方向を向く状態で、各々が前記ほぼV字状の
    溝内に位置されたローラ; 前記軸受の反対側に位置される位置決め固定具アセンブ
    リ;及び 前記ローラ固定具アセンブリに具備された第1ネジ切り
    引っ張り部材と、前記位置決め固定具アセンブリに具備
    された第2ネジ切り引っ張り部材とを備え、該第1及び
    第2ネジ切り引っ張り部材の少なくとも一方の少なくと
    も一部が前記軸受孔内へ延びて第1及び第2ネジ切り引
    っ張り部材の他方とネジ係合され、ローラ固定具アセン
    ブリを位置決め固定具アセンブリに向かって引っ張り、
    前記ローラが軸受リップに対して力を加えることを特徴
    とする工具。
  11. 【請求項11】前記ローラの各々の第1端が、前記ロー
    ラ固定具胴体の前記溝と点接触する突状外面を有するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第10項記載の工具。
  12. 【請求項12】3つのローラを備えたことを特徴とする
    特許請求の範囲第11項記載の工具。 位置決め固定具アセンブリ
  13. 【請求項13】前記位置決め固定具アセンブリの第2ネ
    ジ切り引っ張り部材が、前記軸線を中心に軸受に対して
    回転自在に支持されたクランプネジからなり、該クラン
    プネジが雄ネジを具備し;また前記ローラ固定具アセン
    ブリの第1ネジ切り引っ張り部材が、軸線を中心に前記
    ローラ固定具胴体に対して回転自在にローラ固定具胴体
    によって支持されたクランプ体からなると共に、前記ク
    ランプネジの雄ネジ切り部分と係合して、前記ローラ固
    定具アセンブリを位置決め固定具アセンブリの方向に引
    っ張り可能な雌ネジ切り部分を具備したことを特徴とす
    る特許請求の範囲第12項記載の工具。
  14. 【請求項14】前記位置決め固定具アセンブリが軸受と
    対向する第1の側と、該第1の側と軸方向に沿って反対
    の第2の側とを具備し、前記クランプネジが前記位置決
    め固定具アセンブリの第2の側からアクセス可能で、手
    操作可能な工具で回転し得ることを特徴とする特許請求
    の範囲第13項記載の工具。
  15. 【請求項15】前記ローラ固定具胴体が前記ローラ固定
    具胴体の第1の側と軸方向に沿って反対の第2の側を具
    備し、前記ローラ固定具胴体がさらに、該ローラ固定具
    胴体の第2の側によって支持され、軸線を中心に前記ロ
    ーラ固定具胴体と一体に回転自在なトルクネジを具備
    し、該トルクネジが手操作可能な工具で回転し得ること
    を特徴とする特許請求の範囲第14項記載の工具。
  16. 【請求項16】軸受のリップを軸受ハウジングの面取り
    部内へとスエージ加工する工具で、軸受が軸線方向に貫
    いて延びた孔を有するものにおいて: 前記軸受の片側に一般に位置され、軸受のリップと係合
    しリップを軸受ハウジングに対してスエージ加工する少
    なくとも3つのローラを斜めに支持する第1の側を有す
    るローラ固定具胴体を具備したローラ固定具アセンブリ
    で、該ローラ固定具胴体によって、ローラ固定具胴体に
    対し軸受孔の軸線を中心に回転自在に支持されたローラ
    固定具クランプ体をさらに具備し、該ローラ固定具クラ
    ンプ体が軸方向に沿って軸受孔と最も近い側に軸方向に
    延びたネジ切り部を具備し、前記ローラ固定具胴体の第
    1の側が軸方向に延びた孔を有し、前記クランプ体のネ
    ジ切り部が該孔を貫いて露出可能であり、ローラ固定具
    胴体が前記第1の側と軸方向に反対側に第2の側を有
    し、軸受に対して軸受孔の軸線を中心に回転されるロー
    ラ固定具アセンブリ; 前記軸受の反対側に一般に位置され、軸受に当接して位
    置される第1の側と、該第1の側と軸方向に反対側の第
    2の側とを有する位置決め固定具胴体を具備した位置決
    め固定具アセンブリで、該位置決め固定具胴体によっ
    て、位置決め固定具胴体に対し軸受孔の軸線を中心に回
    転自在に支持されたクランプネジをさらに具備し、該ク
    ランプネジが軸方向に沿って軸受孔と最も近い側に軸方
    向に延びたネジ切り部を具備し、前記位置決め固定具胴
    体の第1の側が軸方向に延びた孔を有し、前記クランプ
    ネジのネジ切り部が該孔を貫いて露出可能であり、また
    前記クランプネジのネジ切り部が軸受孔の軸線に沿って
    前記クランプ体のネジ切り部と係合し、前記クランプ体
    に対するクランプネジの相対的な回転により、前記ロー
    ラ固定具アセンブリが位置決め固定具アセンブリの方向
    に引き寄せられて前記ローラと軸受リップとの間にスエ
    ージ加工力を与え、前記クランプネジの一部が前記位置
    決め固定具胴体の第2の側から露出し、位置決め固定具
    胴体に対して軸線を中心に回転される位置決め固定具ア
    センブリ;及び 前記ローラ固定具クランプ体に対する軸線を中心とした
    前記位置決め固定具胴体の回転を制限する手段;を備え
    たことを特徴とする工具。
  17. 【請求項17】前記ローラ固定具アセンブリがさらに、
    前記ローラ固定具胴体の第2の側に装着され、前記ロー
    ラ固定具クランプ体の前記ローラ固定具胴体の第2の側
    からの抜けを防ぐトルクネジを具備し、該トルクネジが
    軸線を中心に回転されて、前記ローラ固定具アセンブリ
    の軸線を中心とした軸受に対する回転を生じることを特
    徴とする特許請求の範囲第16項記載の工具。
  18. 【請求項18】前記クランプネジとトルクネジがレンチ
    によって回転されることを特徴とする特許請求の範囲第
    17項記載の工具。
  19. 【請求項19】前記トルクネジが前記ローラ固定具胴体
    に噛み合い状態で装着され、前記トルクネジの軸受に対
    する軸線を中心とした一方向の回転によって前記ローラ
    固定具アセンブリが軸受に対して回転され、また前記ト
    ルクネジの前記ローラ固定具胴体に対する軸線を中心と
    した他方向の回転によって前記トルクネジが前記ローラ
    固定具胴体から取り外されることを特徴とする特許請求
    の範囲第17項記載の工具。
  20. 【請求項20】前記ローラ固定具クランプ体のネジ切り
    部が雌ネジからなり、前記クランプネジのネジ切り部が
    雄ネジからなることを特徴とする特許請求の範囲第16項
    記載の工具。
  21. 【請求項21】前記雄ネジと雌ネジが時計方向のネジで
    あることを特徴とする特許請求の範囲第20項記載の工
    具。
  22. 【請求項22】前記ローラ固定具クランプ体に対する前
    記位置決め固定具胴体の回転を制限する前記手段が、前
    記軸受孔の中心線から外れた位置で軸方向に沿って軸受
    孔を貫いて延び、前記位置決め固定具胴体及び前記ロー
    ラ固定具クランプ体と係合する少なくとも1本のピンか
    らなることを特徴とする特許請求の範囲第16項記載の工
    具。
  23. 【請求項23】前記ローラ固定具クランプ体に対する前
    記位置決め固定具胴体の回転を制限する前記手段が、前
    記軸受孔の中心線から外れた位置で軸方向に沿って軸受
    孔を貫いて延び、軸受孔に対する前記位置決め固定具ク
    ランプ体の中心合わせを助ける少なくとも2本の離間し
    たピンからなり、該ピンが前記位置決め固定具胴体及び
    前記ローラ固定具クランプ体と軸方向に係合することを
    特徴とする特許請求の範囲第16項記載の工具。
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