JP2699592B2 - 自動変速機のライン圧制御装置 - Google Patents
自動変速機のライン圧制御装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動変速機のライン圧制御装置に関する。
(従来の技術) 従来、自動変速機のライン圧制御装置としては、例え
ば、(特開平1−193446号公報参照)に記載されている
ものが知られている。
ば、(特開平1−193446号公報参照)に記載されている
ものが知られている。
この従来出典には、最適ライン圧特性が数パターン記
憶させてあるA/Tコントロールユニットにおいて、各セ
ンサからのセンサ信号により走行状態を判断し、判断し
た走行状態により最適ライン圧特性を選択し、そのライ
ン圧特性が得られるデューティ制御信号のON−OFF割合
を決め、ライン圧ソレノイドに決めたON−OFF割合によ
るデューティ制御信号を出力してライン圧を作り出すプ
レットレギュレータバルブの信号圧となるスロットル圧
を調圧し、ひいてはライン圧を制御するようにしてい
る。
憶させてあるA/Tコントロールユニットにおいて、各セ
ンサからのセンサ信号により走行状態を判断し、判断し
た走行状態により最適ライン圧特性を選択し、そのライ
ン圧特性が得られるデューティ制御信号のON−OFF割合
を決め、ライン圧ソレノイドに決めたON−OFF割合によ
るデューティ制御信号を出力してライン圧を作り出すプ
レットレギュレータバルブの信号圧となるスロットル圧
を調圧し、ひいてはライン圧を制御するようにしてい
る。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来のライン圧制御装置に
あっては、エンジン始動時においてもスロットル開度に
応じた所定のライン圧を作り出す制御を行なう装置とな
っている為、ライン圧制御ユニットに含まれるエンジン
駆動のオイルポンプがエンジン負荷となり、特にエンジ
ン雰囲気温度が低温状態でのエンジン始動性が悪くな
る。
あっては、エンジン始動時においてもスロットル開度に
応じた所定のライン圧を作り出す制御を行なう装置とな
っている為、ライン圧制御ユニットに含まれるエンジン
駆動のオイルポンプがエンジン負荷となり、特にエンジ
ン雰囲気温度が低温状態でのエンジン始動性が悪くな
る。
そこで、このエンジン始動性を向上させる為、エンジ
ン雰囲気温度を監視し、イグニッションスイッチの投入
後、エンジン雰囲気温度が設定温度以下の低温である
間、ライン圧の低圧制御を行なうという案がある。しか
し、この場合、エンジン雰囲気温度が設定温度に達する
まではライン圧の低圧制御が持続されることになる為、
エンジン雰囲気温度が十分に高まらないうちに走行を開
始しようとする場合、発進締結要素が締結されずに車両
の発進が不可能となったり、滑り締結の持続により締結
要素が焼き付きを生じて締結要素の耐久信頼性が劣って
しまう。
ン雰囲気温度を監視し、イグニッションスイッチの投入
後、エンジン雰囲気温度が設定温度以下の低温である
間、ライン圧の低圧制御を行なうという案がある。しか
し、この場合、エンジン雰囲気温度が設定温度に達する
まではライン圧の低圧制御が持続されることになる為、
エンジン雰囲気温度が十分に高まらないうちに走行を開
始しようとする場合、発進締結要素が締結されずに車両
の発進が不可能となったり、滑り締結の持続により締結
要素が焼き付きを生じて締結要素の耐久信頼性が劣って
しまう。
本発明は、上述のような問題に着目してなされたもの
で、エンジンにより直接的または間接的に駆動されるオ
イルポンプを有する自動変速機のライン圧制御装置にお
いて、車両発進性及び締結要素の耐久信頼性を確保しな
がら低温時におけるエンジン始動性の向上を図ることを
課題とする。
で、エンジンにより直接的または間接的に駆動されるオ
イルポンプを有する自動変速機のライン圧制御装置にお
いて、車両発進性及び締結要素の耐久信頼性を確保しな
がら低温時におけるエンジン始動性の向上を図ることを
課題とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために本発明の自動変速機のライ
ン圧制御装置では、第1図のクレーム対応図に示すよう
に、エンジンが置かれている温度環境であるエンジン雰
囲気温度を検出するエンジン雰囲気温度検出手段aと、 車速を検出する車速検出手段bと、 エンジンcにより直接的または間接的に駆動されるオ
イルポンプdを有し、ライン圧アクチュエータeに対す
る外部からの指令でライン圧制御が可能なライン圧制御
ユニットfと、 エンジン雰囲気温度が良好なエンジン始動性を望めな
い低温域であることが検出され、かつ、キー操作により
エンジンを始動させる電源キースイッチ投入後に前記車
速検出手段bから停止車速を示す信号の出力が検出され
ると、低圧レベルのライン圧特性を得るライン圧低圧制
御指令を上記ライン圧アクチュエータeに対し出力し、
このライン圧低圧制御中において前記車速検出手段bか
ら発進車速を示す信号の出力が検出されると、エンジン
雰囲気温度にかかわらず前記低圧レベルのライン圧特性
より相対的に高い圧力レベルのライン圧特性を得るライ
ン圧通常圧制御指令をライン圧アクチュエータeに対し
出力するライン圧制御手段gと、 を備えている事を特徴とする。
ン圧制御装置では、第1図のクレーム対応図に示すよう
に、エンジンが置かれている温度環境であるエンジン雰
囲気温度を検出するエンジン雰囲気温度検出手段aと、 車速を検出する車速検出手段bと、 エンジンcにより直接的または間接的に駆動されるオ
イルポンプdを有し、ライン圧アクチュエータeに対す
る外部からの指令でライン圧制御が可能なライン圧制御
ユニットfと、 エンジン雰囲気温度が良好なエンジン始動性を望めな
い低温域であることが検出され、かつ、キー操作により
エンジンを始動させる電源キースイッチ投入後に前記車
速検出手段bから停止車速を示す信号の出力が検出され
ると、低圧レベルのライン圧特性を得るライン圧低圧制
御指令を上記ライン圧アクチュエータeに対し出力し、
このライン圧低圧制御中において前記車速検出手段bか
ら発進車速を示す信号の出力が検出されると、エンジン
雰囲気温度にかかわらず前記低圧レベルのライン圧特性
より相対的に高い圧力レベルのライン圧特性を得るライ
ン圧通常圧制御指令をライン圧アクチュエータeに対し
出力するライン圧制御手段gと、 を備えている事を特徴とする。
(作 用) ライン圧制御手段gにおいては、キー操作によりエン
ジンを始動させる電源キースイッチが投入されると、エ
ンジン雰囲気温度検出手段aからのエンジン雰囲気温度
検出値と、車速検出手段bからの車速検出値が入力され
る。
ジンを始動させる電源キースイッチが投入されると、エ
ンジン雰囲気温度検出手段aからのエンジン雰囲気温度
検出値と、車速検出手段bからの車速検出値が入力され
る。
そして、エンジン雰囲気温度が良好なエンジン始動性
を望めない低温域であることが検出され、キー操作によ
りエンジンを始動させる電源キースイッチ投入後に車速
検出手段bから停止車速を示す信号の出力が検出される
と、低圧レベルのライン圧特性を得るライン圧低圧制御
指令がライン圧アクチュエータeに対し出力される。
を望めない低温域であることが検出され、キー操作によ
りエンジンを始動させる電源キースイッチ投入後に車速
検出手段bから停止車速を示す信号の出力が検出される
と、低圧レベルのライン圧特性を得るライン圧低圧制御
指令がライン圧アクチュエータeに対し出力される。
従って、電源キースイッチ投入による低温エンジン始
動時には、ライン圧低圧制御が行なわれることになり、
このライン圧低圧制御によりオイルポンプdの必要駆動
トルクが低減され、オイルポンプdを直接的または間接
的に駆動するエンジンcの負荷が軽減されることでエン
ジン始動性が向上する。
動時には、ライン圧低圧制御が行なわれることになり、
このライン圧低圧制御によりオイルポンプdの必要駆動
トルクが低減され、オイルポンプdを直接的または間接
的に駆動するエンジンcの負荷が軽減されることでエン
ジン始動性が向上する。
上記ライン圧低圧制御中において車速検出手段bから
発進車速を示す信号の出力が検出されると、ライン圧制
御手段gにおいて、エンジン雰囲気温度にかかわらず前
記低圧レベルのライン圧特性より相対的に高い圧力レベ
ルのライン圧特性を得るライン圧通常圧制御指令がライ
ン圧アクチュエータeに対し出力される。
発進車速を示す信号の出力が検出されると、ライン圧制
御手段gにおいて、エンジン雰囲気温度にかかわらず前
記低圧レベルのライン圧特性より相対的に高い圧力レベ
ルのライン圧特性を得るライン圧通常圧制御指令がライ
ン圧アクチュエータeに対し出力される。
従って、走行を開始する場合には、発進車速を示す信
号の出力の検出により直ちにライン圧通常圧制御部に移
行することでライン圧の上昇遅れが解消され、滑りを許
容しない圧力レベルのライン圧により締結要素が締結さ
れるため、車両の発進が確保されるし、また、締結要素
の滑り締結の持続が防止されることにより締結要素の耐
久信頼性も確保される。
号の出力の検出により直ちにライン圧通常圧制御部に移
行することでライン圧の上昇遅れが解消され、滑りを許
容しない圧力レベルのライン圧により締結要素が締結さ
れるため、車両の発進が確保されるし、また、締結要素
の滑り締結の持続が防止されることにより締結要素の耐
久信頼性も確保される。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
第2図は実施例のライン圧制御装置が適用された自動
変速機の全体システム図で、自動変速機本体1内には、
エンジン2からの駆動トルクを伝達するトルクコンバー
タ3と、変速クラッチ・ブレーキ類(締結要素)及び遊
星ギヤを有し、前進4速後退1速の変速が可能なパワー
トレイン4と、トルクコンバータ3を介してエンジン2
により駆動されるオイルポンプ5と、締結要素への制御
油圧を作り出す油圧制御系としてのコントロールバルブ
6等を有する。
変速機の全体システム図で、自動変速機本体1内には、
エンジン2からの駆動トルクを伝達するトルクコンバー
タ3と、変速クラッチ・ブレーキ類(締結要素)及び遊
星ギヤを有し、前進4速後退1速の変速が可能なパワー
トレイン4と、トルクコンバータ3を介してエンジン2
により駆動されるオイルポンプ5と、締結要素への制御
油圧を作り出す油圧制御系としてのコントロールバルブ
6等を有する。
電子制御系としては、入力情報をもたらす手段とし
て、油温センサ7,アクセル開度センサ8,エンジン回転セ
ンサ9,車速センサ10,インヒビタースイッチ11,電源キー
スイッチ12を有し、これらからの入力信号に基づいて、
ライン圧制御や変速制御やロックアップ制御等を行なう
演算処理装置としてA/Tコントロールユニット14を有
し、制御アクチュエータとして、ライン圧ソレノイド1
5,ロックアップソレノイド16,シフトソレノイドA17,シ
フトソレノイドB18,タイミングソレノイド19を有する。
て、油温センサ7,アクセル開度センサ8,エンジン回転セ
ンサ9,車速センサ10,インヒビタースイッチ11,電源キー
スイッチ12を有し、これらからの入力信号に基づいて、
ライン圧制御や変速制御やロックアップ制御等を行なう
演算処理装置としてA/Tコントロールユニット14を有
し、制御アクチュエータとして、ライン圧ソレノイド1
5,ロックアップソレノイド16,シフトソレノイドA17,シ
フトソレノイドB18,タイミングソレノイド19を有する。
第3図は実施例のライン圧制御装置を示す全体図で、
ライン圧油圧制御系は、オイルポンプ5と、パイロット
バルブ20と、スロットルバルブ21と、プレッシャレギュ
レータバルブ22を有して構成され、ライン圧電子制御系
は、センサ,スイッチ類7,8,9,10,11,12と、A/Tコント
ロールユニット14と、ライン圧ソレノイド15を有して構
成される。
ライン圧油圧制御系は、オイルポンプ5と、パイロット
バルブ20と、スロットルバルブ21と、プレッシャレギュ
レータバルブ22を有して構成され、ライン圧電子制御系
は、センサ,スイッチ類7,8,9,10,11,12と、A/Tコント
ロールユニット14と、ライン圧ソレノイド15を有して構
成される。
前記オイルポンプ5は、可変容量型ベーンポンプ構造
であり、そのロータはトルクコンバータ3のドライブス
リーブに嵌合していて、エンジン2と同期して回転す
る。
であり、そのロータはトルクコンバータ3のドライブス
リーブに嵌合していて、エンジン2と同期して回転す
る。
そして、ポンプ回転が低回転から高回転までのオイル
ポンプ流量を必要最小限に制御する為、プレッシャレギ
ュレータバルブ22からのフィードバック油圧をフィード
バック油路30を介してコントロールシリンダ31に印加
し、ロータとケースとの偏心量を調整する様にしてい
る。
ポンプ流量を必要最小限に制御する為、プレッシャレギ
ュレータバルブ22からのフィードバック油圧をフィード
バック油路30を介してコントロールシリンダ31に印加
し、ロータとケースとの偏心量を調整する様にしてい
る。
尚、フィードバック油圧の脈流を整流する為、フィー
ドバック油路30の途中にはフィードバックアキュムレー
タ32が設けられている。
ドバック油路30の途中にはフィードバックアキュムレー
タ32が設けられている。
前記パイロットバルブ20は、ライン圧油路33からのラ
イン圧PLを一定のパイロット圧PPに調圧(減圧)するバ
ルブで、スプール20aを図面左方向に付勢するスプリン
グ20bによる力な釣り合う圧力に調圧される。
イン圧PLを一定のパイロット圧PPに調圧(減圧)するバ
ルブで、スプール20aを図面左方向に付勢するスプリン
グ20bによる力な釣り合う圧力に調圧される。
尚、パイロット圧油路34には、オイルストレーナ35が
設けられている。
設けられている。
前記スロットルバルブ21は、パイロット圧PPをプレッ
シャレギュレータバルブ22の作動信号圧であるスロット
ル圧PTHに調圧(減圧)するバルブで、デューティサイ
クル型ソレノイドであるライン圧ソレノイド15によりON
−OFF割合を0〜100%まで制御することで所望のスロッ
トル圧PTHが得られる。
シャレギュレータバルブ22の作動信号圧であるスロット
ル圧PTHに調圧(減圧)するバルブで、デューティサイ
クル型ソレノイドであるライン圧ソレノイド15によりON
−OFF割合を0〜100%まで制御することで所望のスロッ
トル圧PTHが得られる。
尚、スロットル圧PTHの脈流を整流する為、オリフィ
ス36より下流側のスロットロ圧油路37の途中にはプレッ
シャモディファイヤアキュムレータ38が設けられてい
る。
ス36より下流側のスロットロ圧油路37の途中にはプレッ
シャモディファイヤアキュムレータ38が設けられてい
る。
前記プレッシャレギュレータバルブ22は、前記オイル
ポンプ5から吐出された作動油をスロットル圧PTHに対
応したライン圧PLに調圧するバルブで、スロットル圧P
THがプラグ22aに印加され、スロットル圧PTHが高圧であ
るほどスプール22bに加わる図面上方への力が大きくな
り、ライン圧PLも高圧に調圧される。即ち、スロットル
圧PTHを調圧することでライン圧PLを調圧できることに
なる。
ポンプ5から吐出された作動油をスロットル圧PTHに対
応したライン圧PLに調圧するバルブで、スロットル圧P
THがプラグ22aに印加され、スロットル圧PTHが高圧であ
るほどスプール22bに加わる図面上方への力が大きくな
り、ライン圧PLも高圧に調圧される。即ち、スロットル
圧PTHを調圧することでライン圧PLを調圧できることに
なる。
前記A/Tコントロールユニット14のライン圧制御部14a
には、第4図の実線特性に示すように、(1速,N,P,R)
と(2,3,4速)のセレクト位置の応じた最適のライン圧
特性を記憶させておいて、インヒビタースイッチ11から
のセレクト位置信号とアクセル開度センサ8からのアク
セル開度信号に基づいて走行状態を検出し、最適のライ
ン圧特性が得られるようにライン圧ソレノイド15に対し
ライン圧通常圧制御指令を出力する通常圧制御プログラ
ムや、第4図の点線特性に示すように、油温センサ7か
らの信号により検出されるエンジン雰囲気温度が設定温
度以下の低温で、セレクト位置がPまたはNで、低エン
ジン回転数で、電源キースイッチON後の車速未入力状態
であると検出された時、ライン圧ソレノイド15に対し通
常より低ライン圧PLとするライン圧低圧制御指令を出力
し、このライン圧低圧制御中においていずれか1つの条
件でも満足しないと上記ライン圧通常圧制御に移行する
低温エンジン始動時制御プログラムや、ロックアップ時
に通常より高いライン圧に制御するロックアップ時制御
プログラムや、変速フィーリングを向上させるために一
時的にライン圧特性を変更する変速時制御プログラム
や、低油温時に変速フィーリングを向上させたり、極低
油温時に締結要素の滑り防止する為にライン圧特性を変
更する低温時制御プログラム等が組込まれている。
には、第4図の実線特性に示すように、(1速,N,P,R)
と(2,3,4速)のセレクト位置の応じた最適のライン圧
特性を記憶させておいて、インヒビタースイッチ11から
のセレクト位置信号とアクセル開度センサ8からのアク
セル開度信号に基づいて走行状態を検出し、最適のライ
ン圧特性が得られるようにライン圧ソレノイド15に対し
ライン圧通常圧制御指令を出力する通常圧制御プログラ
ムや、第4図の点線特性に示すように、油温センサ7か
らの信号により検出されるエンジン雰囲気温度が設定温
度以下の低温で、セレクト位置がPまたはNで、低エン
ジン回転数で、電源キースイッチON後の車速未入力状態
であると検出された時、ライン圧ソレノイド15に対し通
常より低ライン圧PLとするライン圧低圧制御指令を出力
し、このライン圧低圧制御中においていずれか1つの条
件でも満足しないと上記ライン圧通常圧制御に移行する
低温エンジン始動時制御プログラムや、ロックアップ時
に通常より高いライン圧に制御するロックアップ時制御
プログラムや、変速フィーリングを向上させるために一
時的にライン圧特性を変更する変速時制御プログラム
や、低油温時に変速フィーリングを向上させたり、極低
油温時に締結要素の滑り防止する為にライン圧特性を変
更する低温時制御プログラム等が組込まれている。
次に、作用を説明する。
第5図はライン圧制御のうち低温エンジン始動時制御
作動の流れを示すフローチャートで、エンジン雰囲気温
度が低温でのエンジン始動時であって各センサ類が正常
に作動している時には、ステップ50→ステップ51→ステ
ップ52→ステップ53→ステップ54→ステップ55→ステッ
プ56へ進み、ステップ56では、ライン圧ソレノイド15に
対し、ニュートラル位置またはパーキング位置における
通常時ライン圧特性(第4図実線特性)に比べて圧力レ
ベルが1/2以下の低いライン圧特性(第4図点線特性)
とするライン圧低圧制御指令がライン圧ソレノイド15に
対し出力される。
作動の流れを示すフローチャートで、エンジン雰囲気温
度が低温でのエンジン始動時であって各センサ類が正常
に作動している時には、ステップ50→ステップ51→ステ
ップ52→ステップ53→ステップ54→ステップ55→ステッ
プ56へ進み、ステップ56では、ライン圧ソレノイド15に
対し、ニュートラル位置またはパーキング位置における
通常時ライン圧特性(第4図実線特性)に比べて圧力レ
ベルが1/2以下の低いライン圧特性(第4図点線特性)
とするライン圧低圧制御指令がライン圧ソレノイド15に
対し出力される。
即ち、油温センサ7からの油温検出値が所定温度以下
の低温で(ステップ51)、インヒビタースイッチ11から
のセレクト位置検出信号がニュートラル位置またはパー
キング位置で(ステップ52)、エンジン回転センサ9か
らのエンジン回転数検出値がエンジン回転数しきい値A
(Aはアイドル回転数より少し高い回転数で、例えば、
1000rpm程度)以下で(ステップ53)、電源キースイッ
チ投入後の車速センサ10からの車速検出値が未入力、つ
まり、停止車速(=0)であるという全ての条件を満足
することにより低温エンジン始動時が判断され、これが
ライン圧低圧制御の開始条件となる。
の低温で(ステップ51)、インヒビタースイッチ11から
のセレクト位置検出信号がニュートラル位置またはパー
キング位置で(ステップ52)、エンジン回転センサ9か
らのエンジン回転数検出値がエンジン回転数しきい値A
(Aはアイドル回転数より少し高い回転数で、例えば、
1000rpm程度)以下で(ステップ53)、電源キースイッ
チ投入後の車速センサ10からの車速検出値が未入力、つ
まり、停止車速(=0)であるという全ての条件を満足
することにより低温エンジン始動時が判断され、これが
ライン圧低圧制御の開始条件となる。
従って、低温エンジン始動時であって、各条件を全て
満足する時には上記ライン圧低圧制御が行なわれること
になり、このライン圧低圧制御によりオイルポンプ5か
らの吐出流量の大半がドレーンされることでオイルポン
プ5の必要駆動トルクが低減され、オイルポンプ5を直
接駆動するエンジン2の負荷が軽減されてエンジン始動
性が向上する。
満足する時には上記ライン圧低圧制御が行なわれること
になり、このライン圧低圧制御によりオイルポンプ5か
らの吐出流量の大半がドレーンされることでオイルポン
プ5の必要駆動トルクが低減され、オイルポンプ5を直
接駆動するエンジン2の負荷が軽減されてエンジン始動
性が向上する。
そして、上記ライン圧低圧制御が開始された後は、各
ステップ51〜55のライン圧低圧制御の開始条件のうち1
つでも満足しない時、即ち、エンジン暖機により十分に
油温の上昇がみられた時、ドライバーが走行を開始する
ためにDレンジ等にセレクト操作した時、エンジンの空
吹かしによりエンジン回転数がアイドル回転数以上にな
った時、電源キースイッチ12を投入してから車速が出た
時のうち1つの条件でも満足すれば直ちに通常時ライン
圧特性(第4図実線特性)が得られるライン圧通常圧制
御指令がライン圧ソレノイド15に出力される。つまり、
油温の十分な上昇を待までもなく、走行意志を示すセレ
クト位置条件やエンジン始動の完了を示すエンジン回転
数条件や走行状態を示す車速条件のうち1つでま満足す
ればライン圧通常圧制御に移行することでライン圧低圧
制御をエンジン始動時期のみの必要最小時期に限って行
なうようにしている。
ステップ51〜55のライン圧低圧制御の開始条件のうち1
つでも満足しない時、即ち、エンジン暖機により十分に
油温の上昇がみられた時、ドライバーが走行を開始する
ためにDレンジ等にセレクト操作した時、エンジンの空
吹かしによりエンジン回転数がアイドル回転数以上にな
った時、電源キースイッチ12を投入してから車速が出た
時のうち1つの条件でも満足すれば直ちに通常時ライン
圧特性(第4図実線特性)が得られるライン圧通常圧制
御指令がライン圧ソレノイド15に出力される。つまり、
油温の十分な上昇を待までもなく、走行意志を示すセレ
クト位置条件やエンジン始動の完了を示すエンジン回転
数条件や走行状態を示す車速条件のうち1つでま満足す
ればライン圧通常圧制御に移行することでライン圧低圧
制御をエンジン始動時期のみの必要最小時期に限って行
なうようにしている。
従って、エンジン始動の直後に走行を開始する場合で
あっても、セレクト位置条件やエンジン回転数条件や車
速条件のうち1つでも満足すれば直ちにライン圧通常圧
制御に移行することでライン圧の上昇遅れが解消され、
アクセル開度(エンジン負荷)に応じた圧力レベルのラ
イン圧により変速クラッチやブレーキ類の締結要素が締
結される為、車両の発進が確保されるし、また、締結要
素の滑り締結の持続が防止されることにより締結要素の
耐久信頼性も向上する。
あっても、セレクト位置条件やエンジン回転数条件や車
速条件のうち1つでも満足すれば直ちにライン圧通常圧
制御に移行することでライン圧の上昇遅れが解消され、
アクセル開度(エンジン負荷)に応じた圧力レベルのラ
イン圧により変速クラッチやブレーキ類の締結要素が締
結される為、車両の発進が確保されるし、また、締結要
素の滑り締結の持続が防止されることにより締結要素の
耐久信頼性も向上する。
また、ライン圧低圧制御の開始・終了条件をその検出
信号により判断する油温センサ7,インヒビタースイッチ
11,エンジン回転センサ9,車速センサ10のいずれかが異
常である時には、ライン圧低圧制御を行なわないように
している。
信号により判断する油温センサ7,インヒビタースイッチ
11,エンジン回転センサ9,車速センサ10のいずれかが異
常である時には、ライン圧低圧制御を行なわないように
している。
以上説明してきたように、実施例の自動変速機のライ
ン圧制御装置であっては、下記に列挙する特長を有す
る。
ン圧制御装置であっては、下記に列挙する特長を有す
る。
低温エンジン始動時期にのみ自動変速機のライン圧
を低く保つライン圧低圧制御を行ない、少なくとも車速
による走行が検出されたらエンジン雰囲気温度条件にか
かわらずライン圧通常圧制御に移行する装置とした為、
車両発進の確保及び自動変速機のパワートレインに設け
られる締結要素の耐久信頼性を確保しながら低温時にお
けるエンジン始動性の向上を図ることができる。
を低く保つライン圧低圧制御を行ない、少なくとも車速
による走行が検出されたらエンジン雰囲気温度条件にか
かわらずライン圧通常圧制御に移行する装置とした為、
車両発進の確保及び自動変速機のパワートレインに設け
られる締結要素の耐久信頼性を確保しながら低温時にお
けるエンジン始動性の向上を図ることができる。
ライン圧低圧制御の開始・終了条件をその検出信号
により判断する油温センサ7,インヒビタースイッチ11,
エンジン回転センサ9,車速センサ10のいずれかが異常で
ある時には、ライン圧低圧制御を行なわないようにした
為、ライン圧低圧制御が長時間にわたって持続する誤作
動状態が防止され、発進不能に陥ったりやクラッチやブ
レーキ等の締結要素の焼き付きを防止することができ
る。
により判断する油温センサ7,インヒビタースイッチ11,
エンジン回転センサ9,車速センサ10のいずれかが異常で
ある時には、ライン圧低圧制御を行なわないようにした
為、ライン圧低圧制御が長時間にわたって持続する誤作
動状態が防止され、発進不能に陥ったりやクラッチやブ
レーキ等の締結要素の焼き付きを防止することができ
る。
以上、実施例を図面に基づいて説明してきたが、具体
的な構成はこの実施例に限られるものではない。
的な構成はこの実施例に限られるものではない。
例えば、実施例では、エンジン雰囲気温度を自動変速
機の油温センサからの油温信号により検出する例を示し
たが、エンジン冷却水温センサや外気温センサ等、エン
ジン雰囲気温度が低温かどうかを検出可能なものであれ
ば他のセンサを用いても良い。
機の油温センサからの油温信号により検出する例を示し
たが、エンジン冷却水温センサや外気温センサ等、エン
ジン雰囲気温度が低温かどうかを検出可能なものであれ
ば他のセンサを用いても良い。
また、実施例では、エンジンにより直接的に駆動され
るオイルポンプを有する自動変速機の例を示したが、エ
ンジンにより発電機を駆動し、発電電気によりオイルポ
ンプを駆動する間接的なエンジン駆動の場合も含まれ
る。
るオイルポンプを有する自動変速機の例を示したが、エ
ンジンにより発電機を駆動し、発電電気によりオイルポ
ンプを駆動する間接的なエンジン駆動の場合も含まれ
る。
また、実施例ではライン圧そのものを低圧にお制御す
る例を示したが、可変容量オイルポンプが用いられてい
る場合には、オイルポンプを小容量側に変更制御した
り、エンジンとオイルポンプとの駆動接続をクラッチに
より絶つ等、結果としてライン圧を低圧とする制御とし
ても良い。
る例を示したが、可変容量オイルポンプが用いられてい
る場合には、オイルポンプを小容量側に変更制御した
り、エンジンとオイルポンプとの駆動接続をクラッチに
より絶つ等、結果としてライン圧を低圧とする制御とし
ても良い。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明にあっては、エンジ
ンにより直接的または間接的に駆動されるオイルポンプ
を有する自動変速機のライン圧制御装置において、エン
ジン雰囲気温度が良好なエンジン始動性を望めない低温
域であることが検出され、かつ、キー操作によりエンジ
ンを始動させる電源キースイッチ投入後に車速検出手段
から停止車速を示す信号の出力が検出されると、低圧レ
ベルのライン圧特性を得るライン圧低圧制御指令をライ
ン圧アクチュエータに対し出力し、このライン圧低圧制
御中において車速検出手段から発進車速を示す信号の出
力が検出されると、エンジン雰囲気温度にかかわらず低
圧レベルのライン圧特性より相対的に高い圧力レベルの
ライン圧特性を得るライン圧通常圧制御指令をライン圧
アクチュエータに対し出力するライン圧制御手段を設け
たため、車両発進性及び締結要素の耐久信頼性を確保し
ながら低温時におけるエンジン始動性の向上を図ること
ができるという効果が得られる。
ンにより直接的または間接的に駆動されるオイルポンプ
を有する自動変速機のライン圧制御装置において、エン
ジン雰囲気温度が良好なエンジン始動性を望めない低温
域であることが検出され、かつ、キー操作によりエンジ
ンを始動させる電源キースイッチ投入後に車速検出手段
から停止車速を示す信号の出力が検出されると、低圧レ
ベルのライン圧特性を得るライン圧低圧制御指令をライ
ン圧アクチュエータに対し出力し、このライン圧低圧制
御中において車速検出手段から発進車速を示す信号の出
力が検出されると、エンジン雰囲気温度にかかわらず低
圧レベルのライン圧特性より相対的に高い圧力レベルの
ライン圧特性を得るライン圧通常圧制御指令をライン圧
アクチュエータに対し出力するライン圧制御手段を設け
たため、車両発進性及び締結要素の耐久信頼性を確保し
ながら低温時におけるエンジン始動性の向上を図ること
ができるという効果が得られる。
第1図は本発明の自動変速機のライン圧制御装置を示す
クレーム対応図、第2図は実施例のライン圧制御装置が
適用された自動変速機の全体システム図、第3図は実施
例のライン圧制御装置の全体図、第4図は実施例装置で
の通常時のライン圧特性と低温エンジン始動時のライン
圧特性を示す図、第5図は低温エンジン始動時のライン
圧制御作動の流れを示すフローチャートである。 a……エンジン雰囲気温度検出手段 b……車速検出手段 c……エンジン d……オイルポンプ e……ライン圧アクチュエータ f……ライン圧制御ユニット g……ライン圧制御手段
クレーム対応図、第2図は実施例のライン圧制御装置が
適用された自動変速機の全体システム図、第3図は実施
例のライン圧制御装置の全体図、第4図は実施例装置で
の通常時のライン圧特性と低温エンジン始動時のライン
圧特性を示す図、第5図は低温エンジン始動時のライン
圧制御作動の流れを示すフローチャートである。 a……エンジン雰囲気温度検出手段 b……車速検出手段 c……エンジン d……オイルポンプ e……ライン圧アクチュエータ f……ライン圧制御ユニット g……ライン圧制御手段
フロントページの続き (72)発明者 浅野 宏 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (72)発明者 中澤 慎介 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (72)発明者 佐々木 宏 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (72)発明者 山口 博司 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (72)発明者 石上 和宏 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (72)発明者 竹之内 真一 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−193446(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】エンジンが置かれている温度環境であるエ
ンジン雰囲気温度を検出するエンジン雰囲気温度検出手
段と、 車速を検出する車速検出手段と、 エンジンにより直接的または間接的に駆動されるオイル
ポンプを有し、ライン圧アクチュエータに対する外部か
らの指令でライン圧制御が可能なライン圧制御ユニット
と、 エンジン雰囲気温度が良好なエンジン始動性を望めない
低温域であることが検出され、かつ、キー操作によりエ
ンジンを始動させる電源キースイッチ投入後に前記車速
検出手段から停止車速を示す信号の出力が検出される
と、低圧レベルのライン圧特性を得るライン圧低圧制御
指令を上記ライン圧アクチュエータに対し出力し、この
ライン圧低圧制御中において前記車速検出手段から発進
車速を示す信号の出力が検出されると、エンジン雰囲気
温度にかかわらず前記低圧レベルのライン圧特性より相
対的に高い圧力レベルのライン圧特性を得るライン圧通
常圧制御指令をライン圧アクチュエータに対し出力する
ライン圧制御手段と、 を備えている事を特徴とする自動変速機のライン圧制御
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32497589A JP2699592B2 (ja) | 1989-12-14 | 1989-12-14 | 自動変速機のライン圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32497589A JP2699592B2 (ja) | 1989-12-14 | 1989-12-14 | 自動変速機のライン圧制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03186648A JPH03186648A (ja) | 1991-08-14 |
JP2699592B2 true JP2699592B2 (ja) | 1998-01-19 |
Family
ID=18171722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32497589A Expired - Fee Related JP2699592B2 (ja) | 1989-12-14 | 1989-12-14 | 自動変速機のライン圧制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2699592B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101724750B1 (ko) * | 2011-12-09 | 2017-04-10 | 현대자동차주식회사 | 하이브리드 차량의 전동식오일펌프 제어방법 |
CN103502643B (zh) * | 2012-04-03 | 2014-11-26 | 本田技研工业株式会社 | 可变容量泵的控制装置 |
-
1989
- 1989-12-14 JP JP32497589A patent/JP2699592B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03186648A (ja) | 1991-08-14 |
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Legal Events
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