JP2698223B2 - コードレス電話機 - Google Patents

コードレス電話機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコードレス電話機に係
り、より詳細には、減電未検出の状態から満充電の状態
となるまでの充電に必要な所要時間を大幅に短縮したコ
ードレス電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、一般に用いられているコード
レス電話機の子機の充電方法は、図3の表に示すよう
に、急速充電とトリクル充電との2つの充電モードで行
っている。
【0003】図3の表において、充放電モードにおける
急速充電とは、+0.5Cの充電を行うことによって2
時間で満充電となるモードのことであり、トリクル充電
とは、+0.01Cの充電を行うことによって100時
間で満充電となるモードのことである。
【0004】また、このときの充電時間のカウントは内
蔵のカウント回路によって行っており、カウント回路で
は、急速充電の場合にはその分カウント速度を速くした
+50(カウント/秒)でカウントを行い、トリクル充
電の場合には通常速度の+1(カウント/秒)でカウン
トを行うようになっている。減電検出時から満充電まで
のカウント数は予め設定されており、この場合のカウン
ト数は360000回である。
【0005】また、カウント回路は、充電中上記した何
れかのモードでカウントを行っているときに、通話状態
(通話中モード)となったときには、−20(カウント
/秒)の速度でカウントダウンを行い、待ち受け状態
(待ち受け中モード)となったときには、−1(カウン
ト/秒)の速度でカウントダウンを行うようになってい
る。なお、待ち受け状態となったとき、充電中である場
合にはこのカウントダウンは行わないようになってい
る。
【0006】つまり、従来のコードレス電話機では、子
機を充電器に置いた時、子機の二次電池が減電状態(充
電が必要な最低レベルの状態)であると急速充電に切り
換えて2時間充電を行い、その後満充電になったと判断
して、トリクル充電に切り換えるようになっている。
【0007】また、子機を充電器に置いた時、子機の二
次電池が減電状態でない場合には、最初からトリクル充
電に切り換えて+0.01Cの充電を行うようになって
いる。すなわち、減電状態に極めて近い状態であって
も、減電未検出であるときにはトリクル充電を行うよう
になっている。
【0008】このように、従来のコードレス電話機で
は、二次電池の充電状態を減電検出のみによって行って
おり、この減電検出の有無によって急速充電とトリクル
充電との切り換えを行うようになっている。これは、一
般に使用されているニッカド電池が温度変化等によって
その充電電圧値が変化するため、満充電の状態を正確に
検出するのが困難なためである。
【0009】また、満充電に近い状態で急速充電を行う
と電池寿命が短くなるので、これを防止するために、二
次電池が減電状態でないときには安全のためトリクル充
電を行うようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のコ
ードレス電話機では、子機の二次電池を充電する充電モ
ードの切り換えを減電検出のみによって行っていること
から、例えば減電状態に極めて近い状態であっても電減
未検出であるときにはトリクル充電を行うため、満充電
になるまで100時間という長い時間が必要となるとい
った不具合があった。
【0011】また、充電モードの切り換えを急速充電と
トリクル充電との2モード以上にしようとすると、各モ
ード毎に充電電流を制御する充電電流制御回路を増設す
る必要があり、電気回路が複雑になるとともに、コスト
アップとなるといった不具合もあった。
【0012】本発明は係る実情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、電気回路を複雑にすることなく3モー
ド以上の充電モードを実現して、減電未検出の状態から
満充電の状態となるまでの充電に必要な所要時間を大幅
に短縮したコードレス電話機を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のコードレス電話機は、二次電池の充電状態
を急速充電とトリクル充電との2つの充電モードに切り
換えるスイッチング手段と、子機に内蔵された二次電池
の電圧値を検出するとともに該二次電池の充電が必要な
減電状態となったとき減電検出信号を出力する減電検出
手段と、前記子機による通話状態を検出することにより
通話中を示す信号を出力する通話中検出手段と、前記二
次電池の充電状態を検出することにより充電中を示す信
号を出力する充電中検出手段と、前記通話中検出手段か
らの通話中を示す信号を受けているとき又はトリクル充
電中に前記子機が待ち受け状態となっているときには
それぞれの放電状態に応じたカウント速度により放電時
間をカウントダウンするとともに、前記充電中検出手段
からの充電中を示す信号を受けているときには、その充
電状態に応じたカウント速度により充電時間をカウント
アップするカウント手段と、前記減電検出手段から減電
検出信号が出力されたとき、前記スイッチング手段を急
速充電側に切り換え、前記減電検出手段から減電検出信
号が出力されないとき、前記カウント手段のカウント値
が満充電に近い状態を示す値である場合には前記スイッ
チング手段をトリクル充電側に切り換えるとともに、前
記カウント手段のカウント値が前記満充電に近い状態を
示す値以下である場合には前記スイッチング手段を急速
充電側とトリクル充電側とに所定のタイミングで交互に
切り換える制御手段とを備えた構成とする。
【0014】
【作用】カウント手段は、減電検出手段からの減電検出
信号を受けるとカウントをリセットする。そして、充電
中検出手段からの充電中を示す信号を受けているときに
は、予め決められている速度で充電時間をカウントアッ
プするとともに、通話中検出手段からの通話中を示す信
号を受けているときには、予め決められている速度で放
電時間をカウントダウンする。すなわち、カウント手段
は、充電状態や通話状態に応じて、それぞれに決められ
た速度でカウントアップ及びカウントダウンを行うよう
になっている。
【0015】制御手段では、このようなカウント手段の
カウントアップ及びカウントダウンによるカウント値に
基づき、減電検出手段から減電検出信号が出力されてい
ない減電未検出のときには、そのカウント値から充電残
容量を算出する。そして、その算出結果が例えば80%
以下の場合には、急速充電とトリクル充電との間の任意
の充電速度(例えば+0.05C等)となるように、ス
イッチング手段の切り換えのタイミングを制御する。
【0016】また、制御手段では、カウント値から算出
した充電残容量が例えば80%以上の場合には、スイッ
チング手段をトリクル充電側に切り換える制御を行うよ
うになっている。
【0017】また、制御手段では、減電検出手段から減
電検出信号が出力されている場合には、従来と同様、ス
イッチング手段を急速充電側に切り換えて2時間充電を
行い、その後満充電になったと判断して、スイッチング
手段をトリクル充電側に切り換える制御を行うようにな
っている。
【0018】すなわち、本発明のコードレス電話機で
は、急速充電とトリクル充電との間の任意の充電速度を
得る方法として、スイッチング手段の切換制御を行う充
電制御パルスの幅を変更する手段をとっている。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0020】図1は、本発明のコードレス電話機の子機
における二次電池の充電制御回路図を示している。
【0021】同図において、図示しない充電器からの電
源線1は、充電状態を検出する充電中検出回路2に接続
されているとともに、スイッチングトランジスタQのエ
ミッタと抵抗R2の一端とに接続されており、スイッチ
ングトランジスタQのコレクタと抵抗R2の他端とは、
一端が二次電池4に接続された抵抗R1の他端に接続さ
れている。また、スイッチングトランジスタQのベース
は充電制御回路6に接続されており、このスイッチング
トランジスタQと抵抗R1,R2とで充電電流制御回路
3を構成している。
【0022】急速充電の電流値は抵抗R1単独の抵抗値
によって決定され、トリクル充電の電流値は抵抗R1,
R2を直列接続したときの合成抵抗値によって決定され
る。
【0023】すなわち、スイッチングトランジスタQを
充電制御回路6からの充電制御パルスによってオンする
ことにより、A点、B点間が導通状態となり、抵抗R2
を無視した抵抗R1の抵抗値のみによって決まる電流値
で急速充電が行われる。また、スイッチングトランジス
タQを充電制御回路6からの充電制御パルスによってオ
フすることにより、A点、B点間が非導通状態となり、
抵抗R1,R2との合成抵抗値によって決まる電流値で
トリクル充電が行われる。
【0024】一方、二次電池4には、その充電状態(す
なわち、充電残容量)を常時監視するとともに、減電状
態を検出する減電検出回路5が接続されており、減電検
出回路5の出力は、充電制御回路6に接続されている。
【0025】減電検出回路5は、二次電池4の充電残容
量が20%以下となったとき、充電制御回路6に減電検
出信号を出力するようになっている。
【0026】また、充電制御回路6には、充電中検出回
路2の出力が導かれるとともに、無線回線7による子機
の通話中を検出する通話中検出回路8の出力が導かれて
いる。
【0027】充電中検出回路2は、子機が充電器にセッ
トされた充電中であるときに、充電中を示す充電中検出
信号を充電制御回路6に出力するようになっている。
【0028】通話中検出回路8は、子機による通話中で
あるときに、通話中を示す通話中検出信号を充電制御回
路6に出力するとともに、間欠受信動作である待ち受け
時には、待ち受け状態であることを示す待ち受け検出信
号を充電制御回路6に出力するようになっている。
【0029】また、二次電池4の充放電時間をカウント
するカウント回路9と充電制御回路6とは双方向性の接
続となっている。
【0030】カウント回路9は、減電検出回路5からの
減電検出信号を受けた充電制御回路6からの指示により
カウントをリセットする。そして、充電中検出回路2か
らの充電検出信号を受けた充電制御回路6からの指示に
より予め決められている速度で充電時間をカウントアッ
プするとともに、通話中検出回路8からの通話中検出信
号及び待ち受け検出信号を受けた充電制御回路6からの
指示により、予め決められている速度で放電時間をカウ
ントダウンするようになっている。すなわち、カウント
回路9は、充電状態や通話状態に応じて、そのカウント
値をそれぞれに決められた速度でアップ/ダウンするよ
うになっている。
【0031】図2の表は、各充放電モードにおける充放
電係数とカウント速度との関係を示している。
【0032】すなわち、本実施例では、充電モードを急
速充電、0.05C充電、トリクル充電の3つのモード
に分けるとともに、放電モードを通話中、待ち受け中の
2つのモードに分けている。そして、急速充電、トリク
ル充電、通話中、待ち受け中の4つのモードにおける充
放電係数及びカウント速度の各条件は、図3の表に示し
た従来のコードレス電話機の場合と同様となっている。
【0033】つまり、本実施例では、0.05C充電を
新たに追加した構成となっており、0.05C充電のと
きのカウント回路9のカウント速度を+5(カウント/
秒)に設定している。
【0034】また、この0.05C充電は、充電制御回
路6での演算結果により、二次電池4の充電残容量が2
0%以上80%以下のときに行われるようになってい
る。つまり、二次電池4の充電残容量が20%以上80
%以下のときには、充電制御回路6からスイッチングト
ランジスタQのベースに対して、0.05C充電となる
ようなタイミングの充電制御パルスを出力するようにな
っている。
【0035】次に、上記構成のコードレス電話機の充電
動作を、(1)減電検出時の動作、(2)減電未検出時
の動作に分けて説明する。
【0036】(1) 減電検出時の動作。
【0037】初期状態として、カウント回路9は、減電
検出回路5によって減電状態を検出した時点を基準とし
てカウントを開始しているものとする。
【0038】この状態において、通話後に子機を充電器
にセットしたとき、減電検出回路5によって二次電池4
が減電状態であることを検出すると、減電検出回路5は
充電制御回路6に減電検出信号を出力する。
【0039】充電制御回路6は、この減電検出信号を受
けることにより、スイッチングトランジスタQのベース
に充電制御信号を出力し、スイッチングトランジスタQ
をオンにする。これにより、抵抗R1の抵抗値のみによ
って決定される充電電流値によって急速充電が開始され
る。
【0040】また、充電制御回路6は、この減電検出信
号を受けることにより、カウント回路9のカウント値を
リセットするとともに、カウント回路9によるカウント
を開始させる。このときのカウント回路9のカウント速
度は、充電制御回路6からの指示によって+50(カウ
ント/秒)に設定されている。
【0041】この後、充電制御回路6は、カウント回路
9からのカウント値に基づいて急速充電の充電経過時間
を計測するとともに、急速充電が2時間行われたことを
確認すると、スイッチングトランジスタQのベースに充
電制御信号を出力し、スイッチングトランジスタQをオ
フにする。これにより、抵抗R1,R2の合成抵抗値に
よって決定される充電電流値によってトリクル充電が開
始される。このとき、二次電池4は満充電状態となって
いることから、カウント回路9は、充電制御回路6から
の指示により、トリクル充電によるカウントアップ〔+
1(カウント/秒)〕を行わないようになっている。
【0042】ただし、カウント回路9は、満充電後のト
リクル充電中に子機が待ち受け状態となって−1(カウ
ント/秒)の速度でカウントダウンを行ったときには、
その待ち受け状態が解除されたとき、トリクル充電を示
す+1(カウント/秒)の速度で満充電となるまでカウ
ントアップを行うようになっている。
【0043】また、カウント回路9は、満充電後のトリ
クル充電の状態において子機が充電器から取り上げられ
通話中となって−20(カウント/秒)の速度でカウン
トダウンを行ったときには、その通話が終了して子機が
充電器にセットされたとき、充電残容量に基づく充電モ
ードで再びカウントアップを行うようになっている。
【0044】(2) 減電未検出時の動作。
【0045】初期状態として、カウント回路9は、減電
検出回路5によって減電状態を検出した時点を基準とし
てカウントを開始しているものとする。
【0046】この状態において、通話後に子機を充電器
にセットしたとき、減電検出回路5から減電検出信号が
出力されていない場合、充電制御回路6は、カウント
路9のカウント値に基づいて二次電池4の充電残容量を
算出する。
【0047】充電制御回路6は、この算出結果に基づ
き、充電残容量が80%以下である場合には、スイッチ
ングトランジスタQのベースに充電制御信号を出力す
る。このときの充電制御信号は、充電係数を0.05C
に設定したパルス信号となっている。スイッチングトラ
ンジスタQは、このパルス信号に基づいてオン/オフ制
御され、抵抗R1の抵抗値のみによって決定される急速
充電と、抵抗R1,R2の合成抵抗値によって決定され
るトリクル充電とを繰り返すことになる。
【0048】すなわち、スイッチングトランジスタQが
オン時には急速充電が行われ、スイッチングトランジス
タQがオフ時にはトリクル充電が行われることになる。
【0049】また、充電制御回路6は、このパルス信号
に基づいてカウント回路9を制御する。すなわち、パル
ス信号によりスイッチングトランジスタQをオンにした
ときには、カウント回路9によるカウント速度を+50
(カウント/秒)とし、パルス信号によりスイッチング
トランジスタQをオフにしたときには、カウント回路9
によるカウント速度を+1(カウント/秒)とする。こ
のときのカウント回路9のカウント速度は、充電制御回
路6からの指示によって+50(カウント/秒)に設定
されている。
【0050】この後、充電制御回路6は、カウント回路
9からのカウント値に基づいて0.05C充電の充電経
過時間を計測するとともに、カウント回路9でのカウン
ト値が満充電を示すカウント値となっとき、スイッチン
グトランジスタQのベースに充電制御信号を出力し、ス
イッチングトランジスタQをオフにする。これにより、
以後は抵抗R1,R2の合成抵抗値によって決定される
充電電流値によってトリクル充電が行われる。
【0051】このとき、二次電池4は満充電となってい
ることから、カウント回路9は、充電制御回路6からの
指示により、トリクル充電によるカウントアップ〔+1
(カウント/秒)〕を行わないようになっている。
【0052】ただし、カウント回路9は、満充電後のト
リクル充電中に子機が待ち受け状態となって−1(カウ
ント/秒)の速度でカウントダウンを行ったときには、
その待ち受け状態が解除されたとき、トリクル充電を示
す+1(カウント/秒)の速度で満充電となるまでカウ
ントアップを行うようになっている。
【0053】また、カウント回路9は、満充電後のトリ
クル充電の状態において子機が充電器から取り上げられ
通話中となって−20(カウント/秒)の速度でカウン
トダウンを行ったときには、その通話が終了して子機が
充電器にセットされたとき、充電残容量に基づく充電モ
ードで再びカウントアップを行うようになっている。
【0054】このように、本発明のコードレス電話機で
は、二次電池4の充電残容量が20%以上80%以下で
ある場合には、急速充電でもなくトリクル充電でもない
0.05C充電を行うようにしているので、例えば二次
電池4が減電状態に極めて近い状態である場合には、
0.05C充電によって20時間で充電を完了(ただ
し、その間に電話を全く使用しない場合)することがで
き、従来の100時間に比べて充電時間を大幅に短縮す
ることが可能となる。
【0055】なお、上記実施例では、充電モードを急速
充電、0.05C充電、トリクル充電の3つのモードに
分けているが、充電制御回路6からスイッチングトラン
ジスタQに出力する充電制御信号のパルス幅を任意に変
えることにより、例えば0.1C充電、0.2C充電と
いった各種の充電モードを設定することが可能である。
この場合、カウント回路9によるカウント速度も、+1
0(カウント/秒)、+20(カウント/秒)に設定す
ればよい。
【0056】また、上記実施例では、トリクル充電と
0.05C充電との切り換えの基準を充電残容量の80
%としているが、例えば70%や85%等任意の値に設
定することが可能である。
【0057】
【発明の効果】本発明のコードレス電話機は、子機を充
電器にセットしたときの二次電池の充電状態が減電状態
でない場合には、急速充電とトリクル充電の間の任意の
充電速度で充電を行うように構成したので、例えば二次
電池が減電状態に極めて近い状態である場合には、設定
した任意の充電速度によってトリクル充電よりも早く充
電を完了することができ、充電時間を従来のものより大
幅に短縮することができる。また、カウント手段は、子
機のそれぞれの放電状態に応じたカウント速度により放
電時間をカウントダウンするとともに、充電中検出手段
からの充電中を示す信号を受けているときには、その充
電状態に応じたカウント速度により充電時間をカウント
アップし、このようなカウント手段のカウント値に基づ
いて充電量を求めるように構成したので、充電量を求め
るための複雑な演算回路が不要となる。また、カウント
手段のカウント値に基づいて二次電池の充電状態を急速
充電とトリクル充電とに所定のタイミングで交互に切り
換えることによって、充電電流制御回路を増設すること
なく、充電モードを実質的に2モード(急速充電モード
とトリクル充電モード)以上にすることができるといっ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコードレス電話機の子機における二次
電池の充電制御回路図である。
【図2】本発明のコードレス電話機において、各充放電
モードにおける充放電係数とカウント速度との関係を示
す表である。
【図3】従来のコードレス電話機において、各充放電モ
ードにおける充放電係数とカウント速度との関係を示す
表である。
【符号の説明】
2 充電中検出回路 3 充電電流制御回路 4 二次電池 5 減電検出回路 6 充電制御回路 7 無線回路 8 通話中検出回路 9 カウント回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線に接続された親機と、この親機
    とは無線回線によって接続された子機と、この子機に内
    蔵された二次電池を充電する充電器とを備えたコードレ
    ス電話機において、 前記二次電池の充電状態を急速充電とトリクル充電との
    2つの充電モードに切り換えるスイッチング手段と、 前記二次電池の電圧値を検出するとともに該二次電池の
    充電が必要な減電状態となったとき減電検出信号を出力
    する減電検出手段と、 前記子機による通話状態を検出することにより通話中を
    示す信号を出力する通話中検出手段と、 前記二次電池の充電状態を検出することにより充電中を
    示す信号を出力する充電中検出手段と、 前記通話中検出手段からの通話中を示す信号を受けてい
    るとき又はトリクル充電中に前記子機が待ち受け状態と
    なっているときには、それぞれの放電状態に応じたカウ
    ント速度により放電時間をカウントダウンするととも
    に、前記充電中検出手段からの充電中を示す信号を受け
    ているときには、その充電状態に応じたカウント速度に
    より充電時間をカウントアップするカウント手段と、 前記減電検出手段から減電検出信号が出力されたとき、
    前記スイッチング手段を急速充電側に切り換え、前記減
    電検出手段から減電検出信号が出力されないとき、前記
    カウント手段のカウント値が満充電に近い状態を示す値
    である場合には前記スイッチング手段をトリクル充電側
    に切り換えるとともに、前記カウント手段のカウント値
    が前記満充電に近い状態を示す値以下である場合には前
    記スイッチング手段を急速充電側とトリクル充電側とに
    所定のタイミングで交互に切り換える制御手段とを備え
    たことを特徴とするコードレス電話機。
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