JPH0591672A - 充電池の延命装置 - Google Patents

充電池の延命装置

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Publication number
JPH0591672A
JPH0591672A JP27712391A JP27712391A JPH0591672A JP H0591672 A JPH0591672 A JP H0591672A JP 27712391 A JP27712391 A JP 27712391A JP 27712391 A JP27712391 A JP 27712391A JP H0591672 A JPH0591672 A JP H0591672A
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JP
Japan
Prior art keywords
charging
rechargeable battery
switch
time
turned
Prior art date
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Pending
Application number
JP27712391A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Negishi
章 根岸
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
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Publication of JPH0591672A publication Critical patent/JPH0591672A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 充電池における充放電の回数を低減して、そ
の延命を図る。 【構成】 コードレス電話機の子機が充電器10から離
れ、通話によって充電池の放電が行われるとスイッチ3
2がONとなり、その時間は積算タイマ30によって積
算される。積算時間が所定値となると、積算タイマ30
からコイル26に駆動信号が出力され、充電スイッチ1
8がONとなる。これによって、充電回路24が充電用
の端子12,14に接続され、子機の充電が可能とな
る。充電終了後は、充電スイッチ18がOFFとなると
ともに、積算タイマ30のリセットが行われる。また、
長時間子機が使用されないときの自然放電による電圧降
下は、電圧降下検出装置22で検出され、所定値以下と
なったときに充電スイッチ20がONとなって、同様に
充電が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、充電池の長寿命化を図
るための延命装置にかかり、特にコードレス電話機の子
機などで使用されているニッケル・カドミウム電池の延
命に好適な充電池の延命装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コードレス電話機の子機側では、たとえ
ば図4に示すような充電装置によってニッケル・カドミ
ウム電池の充電が行われるようになっている。同図にお
いて、商用電源に接続される充電器100の上側凹部内
には、充電用の正負の端子102,104が各々露出し
て設けられている。
【0003】他方、子機200側には、前記端子10
2,104に対応する端子202,204が各々下側に
露出して設けられている。端子202は、充電池206
のプラス側及び負荷208の一方に各々接続されてい
る。また、端子204は、充電池206のマイナス側及
び負荷208の他方に各々接続されている。充電池20
6としては、たとえばニッケル・カドミウム電池が使用
されており、図示の例では3本が直列に接続されてい
る。
【0004】図の状態は、子機200が充電器100か
ら外されており、充電池206から負荷208に電力が
供給されている。すなわち、充電池206の放電が行わ
れている。子機200を充電器100に置くと、充電器
100側の端子102,104が子機200側の端子2
02,204に各々電気的に接触するようになる。すな
わち、充電池208に対する充電が行われる。このよう
に、コードレス電話機では、子機200による送信,受
信の動作の繰り返しに伴って充電器100と子機200
との端子が接離を繰り返し、充電池206の充放電が繰
り返される。
【0005】ここで、子機200の充電池206は、電
話機としての機能に支障が生じないよう十分な電力容量
のものが用いられている。従って、一般的には、充電池
206が放電し切らないうちに通話が終了して子機20
0が充電器100の上に置かれることになり、充電池2
06の充電が行われることになる。つまり、図5(A)
に示す状態で、充電池206の充放電が繰り返される。
たとえば、ニッケル・カドミウム電池の定格容量は、単
3タイプ,1.2Vのものを3本直列に接続した場合、
約600mAh程度であるが、その定格容量の数%〜1
0%程度の範囲で充放電が繰り返される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ニッケル・
カドミウム電池の寿命は充放電回数に反比例する。すな
わち、充放電回数が少ないほど寿命は長くなり、図5
(A)のような使い方をした場合よりも同図(B)の使
い方をした場合の方が電池寿命は長くなる。従って、図
4に示したコードレス電話機のような使い方をした場合
には、ニッケル・カドミウム電池の能力を充分使い切ら
ないうちに、寿命的に劣化してしまうことになる。
【0007】本発明は、これらの点に着目したもので、
負荷に対する充電池からの電力の供給が断続的に行われ
る場合でも、充電池の延命を図ることができる充電池の
延命装置を提供することを、その目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、充電用の電力
を出力する充電手段と、延命対象の充電池で放電が行わ
れた時間を積算する積算手段と、充電池の負荷の消費電
力を考慮して設定された所定の放電時間が前記積算手段
で積算されたときに前記充電手段を前記充電池に接続す
るとともに,充電後に充電手段を切り離すスイッチ手段
とを備えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明によれば、充電池における放電の時間が
積算される。その結果、積算値が所定の値となったとき
に、充電手段が充電池に接続されてその充電が行われ
る。充電後は、充電手段は充電池から切り離され、充電
池は放電のみが行われる状態に戻る。
【0010】
【実施例】以下、本発明による充電池の延命装置の一実
施例について、添付図面を参照しながら説明する。図1
には、本実施例を適用した充電器10の構成が示されて
いる。同図において、充電器10の外部には端子12,
14が露出しており、これらが子機200(図4参照)
の端子202,204に各々接触して充電が行われるよ
うになっている。また、充電器10の外部には、可動ボ
タン16も露出している。端子12は、充電スイッチ1
8,20の一端及び電圧降下検出装置22の入力側に各
々接続されている。充電スイッチ18,20の他端は、
充電回路24の充電電圧出力のプラス側に各々接続され
ている。また、充電回路24の充電電圧出力のマイナス
側には、端子14が接続されている。この充電回路24
の入力側には、商用電源が接続されている。
【0011】充電スイッチ18,20には、駆動用のコ
イル26,28が各々設けられている。コイル26には
積算タイマ30の出力側が接続されており、コイル28
には電圧降下検出装置22の出力側が接続されている。
また、電圧降下検出装置22の出力側は、積算タイマ3
0のリセット入力側にも接続されている。上述した可動
ボタン16はスイッチ32に連動しており、このスイッ
チ32は積算タイマ30の積算入力側に接続されてい
る。
【0012】以上の各部のうち、可動ボタン16は、子
機200(図4参照)が充電器10に置かれると連動し
て充電器10の内部に移動するようになっており、これ
によってスイッチ32がONからOFFとなるようにな
っている。すなわち、スイッチ32は、子機200が充
電器10から離れている間ONとなるように機能する。
充電スイッチ18,20は、コイル26,28に対する
通電によってONとなるスイッチである。
【0013】また、電圧降下検出装置22は、端子12
を介して子機200内の充電池206の電圧降下を測定
するための機能を有している。そして、所定の電圧降下
が検出されたときに、スイッチ20をONとする駆動信
号がコイル28及び積算タイマ30に出力されるように
なっている。たとえば、充電池206の1本あたりの定
格電圧1.2〜1.25Vが、5〜10%程度降下した
電圧1.1〜1.15Vになったときに、駆動信号が出
力されるように設定されている。
【0014】更に、積算タイマ30は、スイッチ32が
ONの状態にある時間,すなわち子機200の充電池2
06が放電する時間を積算する機能を有している。そし
て、所定時間が積算されてスイッチ32がOFFとなっ
たときに、充電スイッチ18をONとする駆動信号がコ
イル26に出力されるとともに、充電スイッチ18がO
FFとなる時点で積算値のリセットが行われるようにな
っている。また、この積算値のリセットは、電圧降下検
出装置22から供給される駆動信号に基づいて行われる
ようになっており、充電スイッチ20がOFFとなる時
点でリセットが行われるようになっている。
【0015】積算時間としては、充電池206の放電後
の電力量がその定格容量の20%程度となるような放電
時間が設定される。上述したように、充放電回数は少な
いほどよく、充電池206がほぼ放電しきってから充電
を開始した方がよい。しかし、放電しきった状態で電話
がかかってくると通話が不能となってしまう。そこで、
たとえば通話を2回程度行うことができる電力容量が残
存する程度を目安として、積算時間が設定される。
【0016】具体的に説明すると、単3のニッケル・カ
ドミウム電池を3本直列に接続した場合の定格容量を6
00mAh,通話の際の子機200の消費電流を85m
A(送信時85mA,受信時50mA),1回の平均的
な通話時間を30分とすると、残留容量が定格の20%
程度となるまでの放電時間は、 (600mAh−85mA×0.5h×2回)÷85mA≒6時間 となる。従って、積算タイマ30には6時間が積算値と
して設定され、これによって積算開始から6時間経過し
たときに駆動信号が出力されるようになる。なお、充電
スイッチ18,20がONとなって子機200の充電池
206が充電される時間は、充電に必要な時間を考慮し
て設定されている。
【0017】次に、以上のような実施例の動作につい
て、図2のタイムチャートを参照しながら説明する。ま
ず、同図時刻TA〜TB間において通話が行われスイッ
チ32がONとなったとする(同図(A)参照)。する
と、子機200では充電池206の放電が行われるとと
もに(同図(B)参照)、積算タイマ30による時間の
積算が行われる(同図(C)参照)。同様の動作は、時
刻TC〜TD,TE〜TF間でも同様に行われる。いず
れにおいても、充電スイッチ18,20がOFFである
ので、充電池206に対する充電は行われず、充電池2
06の容量は減少するのみである。
【0018】次に、時刻TGになると同様にしてスイッ
チ32がONとなり、充電池206が放電するととも
に、積算タイマ30による時間の積算が行われる。ここ
で、時刻TGから開始された通話の時刻THにおいて、
積算タイマ30による積算値が6時間となったとする。
すると、スイッチ32がOFFとなった時刻TI,すな
わち子機200が充電器10に置かれて充電可能となっ
た時点で、積算タイマ30からコイル26に駆動信号が
出力される。このため、充電スイッチ18がONとなり
(同図(D)参照)、端子12,14,202,204
を通じて充電回路24から充電池206に充電が行われ
ることになる(同図(B)参照)。
【0019】積算タイマ30による駆動信号は、充電に
十分な所定時間出力される。そして、時刻TJでこの駆
動信号出力が終了すると、充電スイッチがOFFとなる
とともに(同図(D)参照)、積算タイマ30自身のリ
セットが行われる。時刻TK〜TLでは、上述したよう
にして通話による充電池206の放電と積算タイマ30
による時間積算が同様にして行われる(同図(A),
(B),(C)参照)。なお、以上の動作において、積
算タイマ30の積算終了時点THで充電スイッチ18を
ONとするとともに、駆動信号出力時間を十分長くする
ようにしてもよい。
【0020】次に、時刻TL以降、電話が全く使用され
ないでそのまま放置されるとする(同図(A)参照)。
すると、積算タイマ30による積算が進まないため、充
電池206の充電が行われない状態が続くことになる。
このため、自然放電によって充電池206の電圧が徐々
に低下するようになる(同図(B)参照)。このような
充電池206の電圧降下が所定値となると(同図時刻T
M参照)、電圧降下検出装置22によってその検出が行
われ、駆動信号がコイル28に出力される。すると、充
電スイッチ20がONとなって(同図(E)参照)、充
電池206の充電が開始されることになる。
【0021】そして、所定時間経過後の時刻TNで電圧
降下検出装置22からの駆動信号出力が終了すると、充
電スイッチ20がOFFとなるとともに(同図(E)参
照)、駆動信号出力変化に基づいて積算タイマ30のリ
セットが行われる。図2の例では、時刻TK〜TL間に
おける通話時に積算された値である。
【0022】なお、ニッケル・カドミウム電池は、図3
に示すようにレギュレーションが非常に良く、放電が行
われても電圧の低下はほとんど生じない。このため、降
下電圧検出を行うことができるレベルDLにまで電圧が
下がった時点では、残りの電力容量がほとんどない状態
となり、長時間通話に耐えられなくなってしまう。この
ような状態が頻発したのでは電話機としての機能に支障
が生ずることになる。そこで、本実施例では、積算タイ
マ30による所定時間経過に基づく充電処理を優先的に
行うことで、そのような支障が生じないようにしてい
る。このように、本実施例によれば、充電池の放電が所
定時間行われた後にその充電が行われるので、充放電の
回数が減少して充電池の寿命は大幅に増大する。
【0023】なお、本発明は、何ら上記実施例に限定さ
れるものではなく、たとえば次のようなものも含まれ
る。 (1)前記実施例に示した積算時間や電圧などの数値は
いずれも一例であり、必要に応じて適宜設定してよい。 (2)また、前記実施例は、本発明をコードレス電話機
の子機のニッケル・カドミウム電池の充電に適用したも
のであるが、それ以外のものに適用してよい。 (3)前記実施例に示した回路構成も、同様の作用を奏
するように種々設計変更が可能である。また、マイクロ
コンピュータなどを用いてソフト的に実行するようにし
てもよい。コードレス電話機では動作制御用のマイクロ
コンピュータが設けられているので、それを利用するよ
うにしてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による充電
池の延命装置によれば、充電池の放電時間を積算し、所
定の積算値になったときに充電を行うこととしたので、
充放電の回数が低減されて充電池の延命を図ることがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による充電池の延命装置の一実施例を示
す構成図である。
【図2】前記実施例の動作の一例を示すタイムチャート
である。
【図3】ニッケル・カドミウム電池の放電による電圧変
化を示すグラフである。
【図4】コードレス電話機の子機の一例を示す説明図で
ある。
【図5】充電池における充放電の態様を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
10…充電器、12,14…端子、16…可動ボタン、
18,20…充電スイッチ(スイッチ手段)、22…電
圧効果検出装置、24…充電回路(充電手段)、26,
28…コイル(スイッチ手段)、30…積算タイマ(積
算手段)、32…スイッチ、200…電話機子機、20
2,204…端子、206…充電池、208…負荷。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充電用の電力を出力する充電手段と、延
    命対象の充電池で放電が行われた時間を積算する積算手
    段と、充電池の負荷の消費電力を考慮して設定された所
    定の放電時間が前記積算手段で積算されたときに前記充
    電手段を前記充電池に接続するとともに,充電後に充電
    手段を切り離すスイッチ手段とを備えたことを特徴とす
    る充電池の延命装置。
JP27712391A 1991-09-27 1991-09-27 充電池の延命装置 Pending JPH0591672A (ja)

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JP27712391A JPH0591672A (ja) 1991-09-27 1991-09-27 充電池の延命装置

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JP27712391A JPH0591672A (ja) 1991-09-27 1991-09-27 充電池の延命装置

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JPH0591672A true JPH0591672A (ja) 1993-04-09

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ID=17579113

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010268610A (ja) * 2009-05-14 2010-11-25 Canon Inc 充電器及びその制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010268610A (ja) * 2009-05-14 2010-11-25 Canon Inc 充電器及びその制御方法

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