JP2698183B2 - 発光パネル、並びにそれを用いたディスプレイ - Google Patents
発光パネル、並びにそれを用いたディスプレイInfo
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- JP2698183B2 JP2698183B2 JP1208148A JP20814889A JP2698183B2 JP 2698183 B2 JP2698183 B2 JP 2698183B2 JP 1208148 A JP1208148 A JP 1208148A JP 20814889 A JP20814889 A JP 20814889A JP 2698183 B2 JP2698183 B2 JP 2698183B2
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- Japan
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- light
- solar cell
- display
- storage battery
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-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09F—DISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
- G09F13/00—Illuminated signs; Luminous advertising
- G09F13/20—Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts
- G09F13/22—Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts electroluminescent
Landscapes
- Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は太陽電池にて発電された電力で点灯する発光
パネル、並びにそれを用いたディスプレイに関する。
パネル、並びにそれを用いたディスプレイに関する。
(ロ)従来の技術 太陽電池で発電された電力で発光する発光ダイオード
などの発光素子を地面に埋め込んで夜になると星座の形
が光で浮き出る「星の広場」を作る構想が岡山市から発
表された。この岡山市の構想を実現する具体的な構造と
しては、第5図に示すように、一片が1〜数mのタイル
板20の一角に太陽電池21を設けると共に、その電池21で
発電した電力を蓄電池(図示せず)に貯え、またタイル
板20の表面に星座に似せた発光部22…を配置し、その発
光部22…に蓄電池から給電線23…を介して給電するもの
が提案されている。
などの発光素子を地面に埋め込んで夜になると星座の形
が光で浮き出る「星の広場」を作る構想が岡山市から発
表された。この岡山市の構想を実現する具体的な構造と
しては、第5図に示すように、一片が1〜数mのタイル
板20の一角に太陽電池21を設けると共に、その電池21で
発電した電力を蓄電池(図示せず)に貯え、またタイル
板20の表面に星座に似せた発光部22…を配置し、その発
光部22…に蓄電池から給電線23…を介して給電するもの
が提案されている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 ところが既提案の構成では、ディスプレイしようとす
る星座ごとに発光部22…の配置状態を変更しなければな
らず、量産に不向きであると同時に、蓄電池と各発光部
22…とを給電線23…で配線する必要があり、パターンが
大型化すれば給電ロスも無視できなくなるなどの問題が
あった。
る星座ごとに発光部22…の配置状態を変更しなければな
らず、量産に不向きであると同時に、蓄電池と各発光部
22…とを給電線23…で配線する必要があり、パターンが
大型化すれば給電ロスも無視できなくなるなどの問題が
あった。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明はこのような課題を解決するために為されたも
のであって、密閉型のケースと、該ケースに気密状態に
嵌め込まれた透光性の蓋体と、から成り、該蓋体の内面
に取り付けられると共に、その一部に任意形状の透光部
が設けられた薄膜構成の太陽電池と、該太陽電池にて発
電された電力を貯える蓄電池と、上記透光部と上記透光
性の蓋体とを介してケース外に光を放射する発光部と、
上記太陽電池による発電電力が所定の値より低下した時
点から上記蓋電池から上記発光部への給電を開始する制
御回路と、を上記ケース内に収納せしめている。
のであって、密閉型のケースと、該ケースに気密状態に
嵌め込まれた透光性の蓋体と、から成り、該蓋体の内面
に取り付けられると共に、その一部に任意形状の透光部
が設けられた薄膜構成の太陽電池と、該太陽電池にて発
電された電力を貯える蓄電池と、上記透光部と上記透光
性の蓋体とを介してケース外に光を放射する発光部と、
上記太陽電池による発電電力が所定の値より低下した時
点から上記蓋電池から上記発光部への給電を開始する制
御回路と、を上記ケース内に収納せしめている。
(ホ)作用 本発明によれば、太陽電池と蓄電池と発光部とが一体
的に形成されているので、必要に応じて任意の形状のデ
ィスプレイを作成でき、普遍性を持たせることができ
る。
的に形成されているので、必要に応じて任意の形状のデ
ィスプレイを作成でき、普遍性を持たせることができ
る。
(ヘ)実施例 第1図は本発明発光パネルの構成図であって、1は耐
久性が高く且つ密閉性を示すステンレスなどから構成さ
れたケースで、その開口部は強化ガラスなどの透光性材
料からなる蓋体2にてシール材3を介して気密状態に封
止されている。4はこの透光性蓋体2の内面に設けられ
たアモルファスシリコンからなる薄膜状の太陽電池で、
第2図にその正面図を示すように全面に受光面5があ
り、その中央部に例えば星型にアモルファスシリコンの
薄膜を除去して構成した透光部6が設けられている。7
は該太陽電池4の内面で透光部6に該当する個所に透明
着色板8を介して設けられた発光部で、LED9…と、反射
鏡10とから構成されている。11は上記太陽電池4にて発
電された電力を貯える蓄電池、12はこの蓄電池11からの
電力を発光部7のLED9…に供給する制御回路である。第
3図は第1図に示した発光パネルの電気回路図で、太陽
電池4からの電力は逆流防止ダイオード13を介して制御
回路12に供給され、太陽電池4に光が照射されて発電し
ている状態においてはその発電電力は蓄電池11に供給さ
れて蓄電される。また太陽電池4への照射光強度が弱く
なってその発電電圧が蓄電池11の端子電圧より低くなっ
た時には蓄電池4に対する充電を中止し、更に照射光強
度が低下してパネル周囲が夕刻、或るいは夜になったこ
とが太陽電池4の発電電圧から判明した時点で蓄電池11
に貯えられた電力は発光部7のLED9…に供給され、該LE
D9…を点灯せしめ、太陽電池4の受光面5に設けた透光
部6を介してパネル外部に放射される。尚、この時のLE
D9…の点灯状態は、連続点灯でもよいが、消費電力節減
のために、制御回路12の働きによって1Hz程度の周期で
点滅させるのが好ましい。
久性が高く且つ密閉性を示すステンレスなどから構成さ
れたケースで、その開口部は強化ガラスなどの透光性材
料からなる蓋体2にてシール材3を介して気密状態に封
止されている。4はこの透光性蓋体2の内面に設けられ
たアモルファスシリコンからなる薄膜状の太陽電池で、
第2図にその正面図を示すように全面に受光面5があ
り、その中央部に例えば星型にアモルファスシリコンの
薄膜を除去して構成した透光部6が設けられている。7
は該太陽電池4の内面で透光部6に該当する個所に透明
着色板8を介して設けられた発光部で、LED9…と、反射
鏡10とから構成されている。11は上記太陽電池4にて発
電された電力を貯える蓄電池、12はこの蓄電池11からの
電力を発光部7のLED9…に供給する制御回路である。第
3図は第1図に示した発光パネルの電気回路図で、太陽
電池4からの電力は逆流防止ダイオード13を介して制御
回路12に供給され、太陽電池4に光が照射されて発電し
ている状態においてはその発電電力は蓄電池11に供給さ
れて蓄電される。また太陽電池4への照射光強度が弱く
なってその発電電圧が蓄電池11の端子電圧より低くなっ
た時には蓄電池4に対する充電を中止し、更に照射光強
度が低下してパネル周囲が夕刻、或るいは夜になったこ
とが太陽電池4の発電電圧から判明した時点で蓄電池11
に貯えられた電力は発光部7のLED9…に供給され、該LE
D9…を点灯せしめ、太陽電池4の受光面5に設けた透光
部6を介してパネル外部に放射される。尚、この時のLE
D9…の点灯状態は、連続点灯でもよいが、消費電力節減
のために、制御回路12の働きによって1Hz程度の周期で
点滅させるのが好ましい。
次に上記した実施例を具体的数値を挙げてより詳しく
説明する。アモルファスシリコンからなる太陽電池4は
一片が約5インチの方形からなり、その中央部に設けた
星型の透光部6の直径は約2インチであり、その発電電
力は0.7〜1.0Wである。発光部7のLED9…としては、発
光輝度が3000mcd程度の超高輝度赤色LEDが好ましく、そ
の消費電流は20mAで、斯るLEDが5個組み合わされて発
光部7が構成されている。勿論、超高輝度赤色LEDに限
らず、オレンジ色や黄色、或るいは緑色のLEDも用い得
るが、青色LEDは現在のところ、輝度が余り高くなく、
不適である。蓄電池11はメンテナンスフリーの密閉型ニ
ッケルカドミウム電池が用いられ、その定格電圧は8.4
V、定格容量は600mAhである。そして制御回路12は上記
したように太陽電池4から供給される電圧から日没を検
出してLED9…への給電を開始し、給電開始後、10時間経
過するとその給電を終了するよう構成されている。
説明する。アモルファスシリコンからなる太陽電池4は
一片が約5インチの方形からなり、その中央部に設けた
星型の透光部6の直径は約2インチであり、その発電電
力は0.7〜1.0Wである。発光部7のLED9…としては、発
光輝度が3000mcd程度の超高輝度赤色LEDが好ましく、そ
の消費電流は20mAで、斯るLEDが5個組み合わされて発
光部7が構成されている。勿論、超高輝度赤色LEDに限
らず、オレンジ色や黄色、或るいは緑色のLEDも用い得
るが、青色LEDは現在のところ、輝度が余り高くなく、
不適である。蓄電池11はメンテナンスフリーの密閉型ニ
ッケルカドミウム電池が用いられ、その定格電圧は8.4
V、定格容量は600mAhである。そして制御回路12は上記
したように太陽電池4から供給される電圧から日没を検
出してLED9…への給電を開始し、給電開始後、10時間経
過するとその給電を終了するよう構成されている。
そして第4図に示すように例えばオリオン座の形状に
7枚の発光パネル15…を公園の広場16などに配置すれ
ば、日中の太陽光発電された電力によって夜間に星座の
形状に発光せしめることができる。またこの発光パネル
15…は広場16などの平坦地でなくても、野外の壁面や起
伏のある斜面にも配置でき、任意のパターンのディスプ
レイを表現することができる。
7枚の発光パネル15…を公園の広場16などに配置すれ
ば、日中の太陽光発電された電力によって夜間に星座の
形状に発光せしめることができる。またこの発光パネル
15…は広場16などの平坦地でなくても、野外の壁面や起
伏のある斜面にも配置でき、任意のパターンのディスプ
レイを表現することができる。
また複数の発光パネル15…の点灯周期を一定にせずに
まちまちの周期で点灯せしめる構成を採ればディスプレ
イ効果を高めることも可能である。
まちまちの周期で点灯せしめる構成を採ればディスプレ
イ効果を高めることも可能である。
更に、発光部7に用いられているLED9…に換えてELを
用いてもよい。この場合、ELに電力を供給するためのイ
ンバータをもケース内に収納する必要があるが、ELには
多くの色合いのものがあることから、LED9…の場合より
も、より多くの任意の色のディスプレイを作成すること
ができ、ディスプレイ効果をより一層向上させることが
できる。
用いてもよい。この場合、ELに電力を供給するためのイ
ンバータをもケース内に収納する必要があるが、ELには
多くの色合いのものがあることから、LED9…の場合より
も、より多くの任意の色のディスプレイを作成すること
ができ、ディスプレイ効果をより一層向上させることが
できる。
(ト)発明の効果 本発明は以上の説明から明らかなように、太陽電池
と、蓄電池と、発光部とを単一のケース内に収納してパ
ネル化しているので、所望の形状、所望の大きさのディ
スプレイが任意の場所に設置でき、ディスプレイに普遍
性を持たせることができると共に、発光パネル単独で発
電、蓄電、発光を行っているので、給電のための配線が
不要で、配線による電力ロスも殆どない。
と、蓄電池と、発光部とを単一のケース内に収納してパ
ネル化しているので、所望の形状、所望の大きさのディ
スプレイが任意の場所に設置でき、ディスプレイに普遍
性を持たせることができると共に、発光パネル単独で発
電、蓄電、発光を行っているので、給電のための配線が
不要で、配線による電力ロスも殆どない。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明発光パネルを示す内部構成図、第2図は
太陽電池の正面図、第3図は発光パネルの電気回路図、
第4図は本発明発光パネルを用いたディスプレイの斜視
図、第5図は既提案のディスプレイを示す斜視図であ
る。 4……太陽電池、5……受光部、6……透光部、 7……発光部、11……蓄電池、12……制御回路、 15……発光パネル。
太陽電池の正面図、第3図は発光パネルの電気回路図、
第4図は本発明発光パネルを用いたディスプレイの斜視
図、第5図は既提案のディスプレイを示す斜視図であ
る。 4……太陽電池、5……受光部、6……透光部、 7……発光部、11……蓄電池、12……制御回路、 15……発光パネル。
フロントページの続き (72)発明者 本田 広幸 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−268100(JP,A) 特開 昭57−168252(JP,A) 特開 昭63−136362(JP,A)
Claims (4)
- 【請求項1】密閉型のケースと、該ケースに気密状態に
嵌め込まれた透光性の蓋体と、から成り、 該蓋体の内面に取り付けられると共に、その一部に任意
形状の透光部が設けられた薄膜構成の太陽電池と、該太
陽電池にて発電された電力を貯える蓄電池と、上記透光
部と上記透光性の蓋体とを介してケース外に光を放射す
る発光部と、上記太陽電池による発電電力が所定の値よ
り低下した時点から上記蓄電池から上記発光部への給電
を開始する制御回路と、を上記ケース内に収納せしめた
発光パネル。 - 【請求項2】上記制御回路は、蓄電池から発光部への給
電が開始された時点から一定時間後にその給電を停止す
ることを特徴とした請求項(1)記載の発光パネル。 - 【請求項3】請求項(1)又は(2)記載の発光パネル
を多数任意の形状に配置したことを特徴とするディスプ
レイ。 - 【請求項4】請求項(1)又は(2)記載の発光パネル
を多数星座の形状に配置したことを特徴とするディスプ
レイ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1208148A JP2698183B2 (ja) | 1989-08-10 | 1989-08-10 | 発光パネル、並びにそれを用いたディスプレイ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1208148A JP2698183B2 (ja) | 1989-08-10 | 1989-08-10 | 発光パネル、並びにそれを用いたディスプレイ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0371183A JPH0371183A (ja) | 1991-03-26 |
JP2698183B2 true JP2698183B2 (ja) | 1998-01-19 |
Family
ID=16551436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1208148A Expired - Fee Related JP2698183B2 (ja) | 1989-08-10 | 1989-08-10 | 発光パネル、並びにそれを用いたディスプレイ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2698183B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3628208B2 (ja) * | 1999-04-12 | 2005-03-09 | 多川 忠大 | 発光タイル |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6211029Y2 (ja) * | 1981-04-16 | 1987-03-16 | ||
JPS63136362U (ja) * | 1987-02-27 | 1988-09-07 | ||
JPS63268100A (ja) * | 1987-04-27 | 1988-11-04 | Showa Shell Sekiyu Kk | 太陽電池を用いた表示器 |
-
1989
- 1989-08-10 JP JP1208148A patent/JP2698183B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0371183A (ja) | 1991-03-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |