JP2697659B2 - 光通信システム - Google Patents

光通信システム

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JP2697659B2
JP2697659B2 JP7049708A JP4970895A JP2697659B2 JP 2697659 B2 JP2697659 B2 JP 2697659B2 JP 7049708 A JP7049708 A JP 7049708A JP 4970895 A JP4970895 A JP 4970895A JP 2697659 B2 JP2697659 B2 JP 2697659B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信システムに係わ
り、特に、伝送路と光送信器とが光コネクタを介して接
続される光通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】光通信システムでは、図2に示したよう
に、一般に、光送信器11の出力は、光コネクタ12を
介して、伝送路13に導入される。伝送路13には、光
信号の増幅を行う光増幅中継器や光受信器が設けられる
が、これらの機器では、光信号のレベルを一定に維持す
るといった制御が行われているため、瞬間的な光入力が
なされた場合、いわゆる、光サージが発生し、機器を構
成する回路に異常が生じてしまうことがある。このた
め、開放となっていた光コネクタ12を接続する際に
は、たとえば、光送信器11への主信号入力を切断する
といったことにより、光送信器11の光出力を停止し、
光コネクタ接続を行った後に、光送信器11を立ち上げ
るといった作業が必要であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の光
送信器では、光コネクタ接続時に、光サージを防止する
ための操作が必要であり、操作を誤ると、システムを構
成する各回路に障害が発生してしまうという問題があ
り、何ら特殊な操作を行わなくとも確実に光サージの発
生を防止できるシステムが望まれている。
【0004】このためには、何らかの形で、光コネクタ
接続の有無を、光送信器に自動判定させる必要がある。
光コネクタ接続の有無を判定している技術として、たと
えば、図3に示したものが知られている。
【0005】この図は、特開平3−276781号公報
に開示されている“光レーザ出力器”の概要を示したも
のであり、図示してあるように、この光レーザ出力器
は、レーザ光源31と方向性結合器32と光コネクタ3
3と検出器34によって構成されており、光レーザ出力
器は、光コネクタ33によって、光コネクタ35と接続
された状態で使用される。
【0006】方向性結合器32は、図中、矢印で示して
あるように、光コネクタ33側からの光を、検出器34
側に分岐するよう接続されており、検出器34は、入射
される光のレベルを検出して、そのレベルが所定レベル
以上であったときにレーザ光源31を制御して、レーザ
光の発生を停止させるように構成されている。
【0007】このように構成された光レーザ出力器で
は、光コネクタ33が、レーザ光が入力されるべき光コ
ネクタ35と接続されている場合には、その端面におけ
る反射が十分に小さいので、検出器34には、極めて低
レベルの光が入力されることになり、その結果、レーザ
光出力は継続されることになる。逆に、光コネクタ33
が開放されている場合には、フレネル反射により、光コ
ネクタ33の端面で、光コネクタ接続が行われていると
きに比して大きな反射が生ずるので、検出器34には、
ある程度のレベルのレーザ光(反射光)が入力されるこ
とになり、検出器34によって、レーザ光の出力が停止
される。
【0008】このように、この技術を用いれば、光コネ
クタの接続の有無の自動識別が行えることになるが、こ
の光コネクタ端面における反射光レベルを検出するとい
った方法では、光サージを防止することはできない。何
故ならば、この方法では、ある程度のレベルの光を光コ
ネクタ側に送出し続けていなくては、光コネクタが接続
されたことの判断ができないので、光コネクタからは、
常に、光が送出されていることになる。このため、この
技術を用いて光送信器を構成したとしても、光コネクタ
の接続が行われた際には、やはり、光サージが発生して
しまうことになる。
【0009】そこで、本発明の目的は、誤操作による光
サージの発生を防止できる光通信システムを提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明
、(イ)少なくとも一方の端部に伝送路側光コネクタ
が設けられ、その伝送路側光コネクタ方向に、システム
内で通信すべき情報に使用される波長と異なる波長の
号光であるパイロット信号光が供給される単一の伝送路
と、(ロ)通信すべき情報を含んだ信号光である主信号
光を発生する主信号光発生手段と、この主信号光発生手
段が発生する主信号光が出力される送信器側光コネクタ
と、送信器側光コネクタから入射されるパイロット信号
光をその波長成分を基にして抽出する抽出手段と、この
抽出手段によって抽出されたパイロット信号光のレベル
と、予め定められた基準レベルとの大小関係を判定する
ことによって、送信側光コネクタと伝送路に設けられた
伝送路側光コネクタとの接続状態を判別する判別手段
と、この判別手段が送信器側光コネクタと伝送路側光コ
ネクタの接続が行われていないと判別しているときに
は、主信号光の発生が行われないように主信号光発生手
段を制御し、送信器側光コネクタと伝送路側光コネクタ
の接続が行われたと判別したときには、主信号発生手
段が発生する主信号光のレベルが、所定の時定数で、通
信に必要なレベルまで増加するように主信号光発生手段
を制御する制御手段とを備えた光送信器とを光通信シス
テムに具備させる。
【0011】すなわち請求項1記載の発明では、システ
ム内で通信すべき情報と、この情報に使用される波長と
異なる波長の信号光であるパイロット信号光とを単一の
伝送路で伝送するようにしており、この伝送路からのパ
イロット信号光が光送信器側に入力されているかどうか
判断することによって、伝送路側光コネクタの伝送路
との接続状態を判別することにしている。そして、伝送
路との接続が行われたことが判別された際には、所定の
時定数(光サージが発生しない時定数)で、レベルを増
大させながら主信号光の送出を開始する機能を光送信器
に具備させることにしている。
【0012】なお、パイロット信号光の伝送路への供
給、あるいは、パイロット信号光の抽出には、方向性結
合器を用いても良く、また、パイロット信号光の波長
を、主信号光の波長とは異なるものとして、波長分割多
重カプラを用いても良い。
【0013】
【実施例】以下、実施例につき本発明を詳細に説明す
る。
【0014】図1に、本発明の一実施例による光通信シ
ステムの概略構成を示す。図示してあるように、実施例
の光通信システムは、光送信回路21と光カプラ22と
光・電気変換回路23と検出回路24とを備えた光送信
器11と、伝送路13と、光送信器11と伝送路13と
を接続する光コネクタとを有する。
【0015】伝送路13には、光カプラ25と、主信号
とは異なる波長のパイロット信号光を発生するパイロッ
ト信号発生回路26が設けられており、パイロット信号
発生回路27が出力するパイロット信号光は、波長分割
多重(WDM:Wave Division multiplex)カプラである
光カプラ25によって光コネクタ12方向に出力されて
おり、伝送路13の他端には、光受信器(図示せず)が
設けられる。
【0016】光送信器11内に設けられている光カプラ
22も、WDMカプラであり、パイロット信号光だけを
光・電気変換回路23方向に分岐するようになってい
る。そして、光・電気変換回路23は、光カプラ22に
よって供給されるパイロット信号光のレベルに応じた電
気信号を検出回路24に対して出力する。
【0017】検出回路24は、入力された電気信号のレ
ベルが、予め定められたしきい値よりも小さい場合、す
なわち、パイロット信号光が光コネクタより入力されて
いないときには、伝送路が未接続であると判断し、光信
号を送出しないように、光送信回路21を制御する。ま
た、入力された電気信号のレベルが、しきい値よりも大
きくなったとき、すなわち、パイロット信号光が光コネ
クタから入力され始めたときには、伝送路への接続が行
われたと判断し、光サージが発生しない時定数で、送出
する光信号のレベルが変化するように、光送信回路21
を制御する。
【0018】このように、実施例の光通信システムで
は、伝送路からのパイロット信号光を基に、光送信器
が、光コネクタの接続が行われたことを自動的に検出
し、接続が行われた際には、所定の時定数で、送出する
光信号のレベルを上げていく。このため、この光通信シ
ステムでは、光コネクタの接続をどのような手順で行っ
ても、伝送路に急激にそのレベルが変化する光が入力さ
れることはなく、光コネクタ接続によって光サージが発
生することもない。
【0019】なお、実施例の光通信システムでは、光カ
プラ22、25として、WDMカプラを用いているが、
方向性結合器を用いても、WDMカプラを用いた場合と
同様に、光カプラにおける損失が少ない光通信システム
を構成することができる。
【0020】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明
はシステム内で通信すべき情報と、この情報に使用され
る波長と異なる波長の信号光であるパイロット信号光と
を単一の伝送路で伝送するようにしているので、伝送路
側光コネクタの伝送路との接続状態の有無を判別するた
めの専用の伝送路を設ける必要がなく、光通信システム
のコストダウンと信頼性の確保を図ることができる。し
かも伝送路側光コネクタが接続されたときには、その検
出時点から、光信号のレベルが、所定の時定数で、通信
に必要とされるレベルまで増加されるので、誤操作など
による光サージの発生を確実に防止できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による光通信システムの概略
構成を示したブロック図である。
【図2】従来の、光通信システムの概略構成を示したブ
ロック図である。
【図3】特開平3−275781号公報に記載されてい
る、光コネクタの接続の有無の自動識別が行われている
光レーザ出力器の概要を示すブロック図である。
【符号の説明】
11 光送信器 12、33、35 光コネクタ 13 伝送路 21 光送信回路 22、25 光カプラ 23 光・電気変換回路 31 レーザ光源 32 方向性結合器 34 検出器

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一方の端部に伝送路側光コネ
    クタが設けられ、その伝送路側光コネクタ方向に、シス
    テム内で通信すべき情報に使用される波長と異なる波長
    信号光であるパイロット信号光が供給される単一の
    送路と、 通信すべき情報を含んだ信号光である主信号光を発生す
    る主信号光発生手段と、この主信号光発生手段が発生す
    る主信号光が出力される送信器側光コネクタと、送信器
    側光コネクタから入射されるパイロット信号光をその波
    長成分を基にして抽出する抽出手段と、この抽出手段に
    よって抽出されたパイロット信号光のレベルと、予め定
    められた基準レベルとの大小関係を判定することによっ
    て、前記送信側光コネクタと前記伝送路に設けられた伝
    送路側光コネクタとの接続状態を判別する判別手段と、
    この判別手段が送信器側光コネクタと伝送路側光コネク
    タの接続が行われていないと判別しているときには、主
    信号光の発生が行われないように前記主信号光発生手段
    を制御し、送信器側光コネクタと伝送路側光コネクタの
    接続が行われたと判別したときには、前記主信号発生
    手段が発生する主信号光のレベルが、所定の時定数で、
    通信に必要なレベルまで増加するように前記主信号光発
    生手段を制御する制御手段とを備えた光送信器とを具備
    することを特徴とする光通信システム。
  2. 【請求項2】 前記光送信器内に設けられている抽出手
    段が、方向性結合器を用いたものであることを特徴とす
    る請求項1記載の光通信システム。
  3. 【請求項3】 前記パイロット信号光の波長が、主信号
    光の波長とは異なるものであり、前記光送信器内に設け
    られている抽出手段が、波長分割多重カプラを用いたも
    のであることを特徴とする請求項1記載の光通信システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記伝送路へのパイロット信号光の供給
    が、方向性結合器を用いて行われていることを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載の光通信システム。
  5. 【請求項5】 前記パイロット信号光の波長が、主信号
    光の波長とは異なるものであり、前記伝送路へのパイロ
    ット信号光の供給が、波長分割多重カプラを用いて行わ
    れていることを特徴とする請求項1または請求項3記載
    の光通信システム。
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JP4489421B2 (ja) * 2003-12-26 2010-06-23 三菱電機株式会社 光伝送装置
JP5994508B2 (ja) 2012-09-18 2016-09-21 富士通株式会社 送信装置、通信システム、及び送信レベルの制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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