JP2695401B2 - 荷油タンクの浚油制御装置 - Google Patents

荷油タンクの浚油制御装置

Info

Publication number
JP2695401B2
JP2695401B2 JP31392595A JP31392595A JP2695401B2 JP 2695401 B2 JP2695401 B2 JP 2695401B2 JP 31392595 A JP31392595 A JP 31392595A JP 31392595 A JP31392595 A JP 31392595A JP 2695401 B2 JP2695401 B2 JP 2695401B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
dredging
cargo
starting point
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP31392595A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09150788A (ja
Inventor
康 川崎
洋一 立花
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Musasino Co Ltd
Original Assignee
Musasino Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Musasino Co Ltd filed Critical Musasino Co Ltd
Priority to JP31392595A priority Critical patent/JP2695401B2/ja
Publication of JPH09150788A publication Critical patent/JPH09150788A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2695401B2 publication Critical patent/JP2695401B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タンカーなどにお
いて、荷揚げの最終段階で荷油タンク内に残っている浚
油を効率よく浚うことができる荷油タンクの浚油制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】タンカーなどにおいて、荷揚げ終了後に
荷油タンク内に荷油が残っていると、その後この荷油タ
ンクに種類の異なる荷油が収容されたとき互いに異なる
油種が混入するの不具合があることなどから、荷揚げの
最終段階では荷油タンク内に残っている荷油ができるだ
け少なくなるように浚わなければならない。この荷揚げ
の最終段階で荷油を浚うことを浚油あるいはストリッピ
ングという。
【0003】従来、内航タンカーなどでは、液面計と目
視によって浚油を行っていた。すなわち、液面計の指示
を見て荷揚げの最終段階に達したことがわかると、荷油
タンク内の底部に設置されているベルマウスと称する吸
入口の周辺を目視で観察し、手動でバルブ操作しながら
いわゆる真空引きを適宜回数繰り返している。しかし、
このようなやり方では、空気の吸引が多くポンプにダメ
ージを与えるとか、残油量が多くなりがちであるという
ような難点があり、的確な浚油作業を行うことができる
ようになるまでには熟練を要する。
【0004】また、外航タンカーなどでは、吸引ポンプ
につながる吸い込み管に吸い込み圧を測定するサクショ
ンゲージを設置し、このサクションゲージの指示値から
荷揚げの最終段階に達したものと判断したとき前述のよ
うな真空引きを適宜回数繰り返し行っている。しかし、
サクションゲージの指示は常時変動しているので、荷揚
げの最終段階に至ったことを正確に判断することが難し
く、判断を誤って浚油作業に長時間を要してしまうこと
があった。
【0005】そこで、特開平7−96885号公報に記
載されているように、荷油タンク下部のリセス内に、取
り出し管に接続された吸い込みベルマウス、レベルセン
サ、ドライネスセンサを取り付け、取り出し管にポンプ
吸い込み弁、吸い込み管を介してポンプを接続し、吸い
込み管に吸入力圧力センサを取り付け、各センサを、ポ
ンプ吸い込み弁の開閉信号を出力する演算装置に接続
し、液面が低下して真空引き段階に達したことをレベル
センサが検出したとき、演算装置からの信号により吸い
込み弁を閉じて吸い込み管の真空度を高め、真空度が所
定値まで回復したことが吸入力圧力センサで検出される
と、吸い込み弁を急激に開放して、いわゆる真空引きを
実施し、これをドライネスセンサが残量0を検出するま
で繰り返し実行させるようにし、これによって真空引き
を自動化した荷役装置が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報記載
のものによれば、吸入力圧力センサ位置の真空度が増す
と、ハンティング、すなわち荷油の残量が少なくなって
エア吸入が起こり、吸入されたエアがポンプにまで達す
る状態が生じる傾向になるので、このハンティング状態
が生じたことで浚油準備ができた状態になったものと判
断するが、この場合、相当量のエアがサクションライン
やポンプ内に吸入されたことを意味することになり、結
果として、タンクごとの浚油作業の長時間化、および浚
油残量の増加につながるとともに、ポンプが焼き付く可
能性がある。また、レベルセンサのほかに吸入力圧力セ
ンサすなわちサクションゲージ、ドライネスセンサとい
うように多種類のセンサが必要であるという難点もあ
る。
【0007】本発明は以上のような従来技術の問題点を
解消するためになされたもので、例えば、内航石油タン
カーなどのように、ギヤポンプあるいはスクリューポン
プ等を使用したものにおいて浚油を行う場合、長時間の
エア吸引をできるだけ防いでポンプの焼き付きをなく
し、もって、浚油作業に支障を来すことのないように
し、かつ、浚油作業の効率化、短時間化、浚え残量の少
量化を図ることができ、センサの構成も簡単な荷油タン
クの浚油制御装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、荷油タンク内に設置され
主弁を有する吸い込み管に接続された荷油吸い込み用主
ベルマウスと、荷油タンクの下部に形成されたリセス内
に設置され浚油弁を有する吸い込み管に接続された荷油
吸い込み用サブベルマウスと、浚油吸い込み動作のため
の準備開始点となる荷油レベルを検出する上部浚油起点
センサと、上部浚油起点センサよりも下位でリセス付近
にあり、浚油吸い込み動作開始点となる荷油レベルを検
出する下部浚油起点センサと、上部浚油起点センサ、下
部浚油起点センサからの信号を入力とし、主弁、浚油弁
の開閉および各吸い込み管に接続されたポンプの動作を
制御するための信号を発する制御部とを有してなり、制
御部は、上部浚油起点センサからの信号によって荷油レ
ベルが上部浚油起点センサ位置になったことを検出した
とき主弁を漸次閉じ浚油弁を開くための信号を出力し、
下部浚油起点センサからの信号によって荷油レベルが下
部浚油起点センサ位置になったことを検出したときサブ
ベルマウスのみを通じてリセス内の浚油を吸引し、この
浚油吸引動作により荷油タンク底部の荷油がリセスに流
れ込み荷油レベルが下部浚油起点センサ位置まで上昇し
たとき再びサブベルマウスのみを通じてリセス内の浚油
を吸引し、このサブベルマウスのみによる吸引を間歇的
に複数回繰り返させることを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、上部浚油起点センサよりも上位にタンク底
上センサが設けられ、このタンク底上センサによる荷油
レベル検出により主ベルマウスにつながるポンプの回転
数を下げることを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、主ベルマウスにつながるポンプとサブベル
マウスにつながるポンプが共通のポンプであることを特
徴ととし、請求項4記載の発明は、主ベルマウスにつな
がるポンプとサブベルマウスにつながるポンプが別個で
あることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
にかかる荷油タンクの浚油制御装置の実施の形態につい
て説明する。図1において、符号1は、タンカーなどに
形成されている荷油タンクの一つを示しており、荷油タ
ンク1の一つの壁面寄りの底部には、荷油タンク1の底
部の一部を低く形成することによって、浚油を溜めるた
めのリセス9が形成されている。荷油タンク1内には、
主弁4を有する吸い込み管3に接続された荷油吸い込み
用主ベルマウス2が設置されている。荷油タンク1内に
はまた、荷油吸い込み用サブベルマウス5が設置されて
いる。この荷油吸い込み用サブベルマウス5は、上記リ
セス9内にかつリセス9の底面近くに設置され、浚油弁
7を有する吸い込み管6に接続されている。主ベルマウ
ス2に接続された吸い込み管3とサブベルマウス5に接
続された吸い込み管6はポンプに接続されるが、図示の
例では、主ベルマウス2とサブベルマウス5は共通の一
つのポンプ8に接続されている。もちろん、主ポンプと
サブポンプとを別個に有し、主ベルマウス2は主ポンプ
に、サブベルマウス5はサブポンプにそれぞれ接続され
ていてもよい。
【0012】荷油タンク1内にはまた、浚油吸い込み動
作のための準備開始点となる荷油レベルを検出する上部
浚油起点センサBと、上部浚油起点センサBよりも下位
でリセス9付近に、浚油吸い込み動作開始点となる荷油
レベルを検出する下部浚油起点センサAが設置され、上
部浚油起点センサBよりも上位にタンク底上センサCが
設置されている。荷油タンク1本体の底面(リセス9の
底面ではない)を基準面とした下部浚油起点センサAの
高さaは例えば10mm程度、上部浚油起点センサBの
高さbは例えば200mm程度、タンク底上センサCの
高さcは例えば500mm程度に設定されている。
【0013】上記上部浚油起点センサB、下部浚油起点
センサA、タンク底上センサCによる検出信号は、図示
されないCPU、あるいはパーソナルコンピュータなど
からなる制御部に入力される。この制御部は、上記各セ
ンサからの検出信号の入力により、上記主弁4、浚油弁
7の開閉および各吸い込み管3、6に接続されたポンプ
8の動作を制御するための制御信号を出力する。この制
御信号で主弁4、浚油弁7およびポンプ8を全自動で制
御してもよいし、上記制御信号を出力表示し、この表示
に従って手動で上記主弁4、浚油弁7およびポンプ8を
操作するようにした半自動方式にしてもよい。
【0014】図3は上記制御部の制御動作を示してお
り、図2はこの制御動作の最終段階を順に模式的に示
す。図3に示すように、まず初期設定を行って揚荷経過
を監視する。揚荷は、図1に示す浚油弁7は閉じられ、
主弁4が開かれ、ポンプ8が駆動されることにより行わ
れる。従って、主ベルマウス2、吸い込み管3、主弁
4、ポンプ8を通じて荷油タンク1内の荷油が荷揚げさ
れる。荷揚げの進行に伴って荷油の液面が低下し、やが
て液面がタンク底上センサCの位置まで低下してこのセ
ンサCから検出信号が出力されると、浚油作業スタンバ
イとなり、主ポンプ(図1の例ではポンプ8)の回転数
を例えば500rpm程度に下げて浚油作業に備える。
液面が上部浚油起点センサBのレベルまで低下してこの
センサBから検出信号が出力されると、主弁4を絞り、
漸次閉にしていき、これと平行して浚油弁7を開きその
開度を100%にする。従って、吸い込み管3を通じて
行われる荷揚げの量は漸次少なくなり、吸い込み管6を
通じて行われる荷揚げの量は多くなる。
【0015】このようにして液面が下部浚油起点センサ
Aのレベルまで低下すると、このセンサAから検出信号
が出力される。図2(a)は液面が下部浚油起点センサ
Aのレベルまで低下した状態を示しており、荷油はリセ
ス9内と荷油タンク1本体の底部に残っている。上記セ
ンサAから検出信号が出力されると、主弁4を完全に絞
って開度0とする、一方、サブベルマウス5に通じる浚
油弁7の開度は上記のように100%になっているの
で、リセス9内の浚油がサブベルマウス5によって吸引
される。
【0016】容積の小さいリセス9内の荷油がサブベル
マウス5を通じて吸引されることにより図2(b)に示
すようにリセス9内の荷油が急速になくなり、下部浚油
起点センサAの出力がオフとなる。そこで、このセンサ
Aの出力がオフとなることによって浚油弁7を閉じる。
浚油弁7を閉じ初めてから完全に閉じられるまでにはタ
イムラグがあるため、この間もリセス9内の荷油がサブ
ベルマウス5を通じて吸引され、浚油弁7が完全に閉じ
られた時点では、図2(c)に示すようにリセス9内の
荷油はほとんどなくなる。しかし、やがて荷油タンク1
本体の底部に残っていた荷油がリセス9内に流れ込み、
リセス9が再び荷油で満たされ、図2(d)に示すよう
に下部浚油起点センサAの出力が再びオンとなるので、
この出力に基づいて再度浚油弁7を開き、図2(e)に
示すように、サブベルマウス5を通じて荷油を吸引す
る。リセス9内の荷油は再び急速になくなり、下部浚油
起点センサAの出力がオフとなるので、再び浚油弁7を
閉じて浚油を停止する。浚油停止によって、荷油タンク
1本体の底部に残っていた荷油がリセス9内に流れ込む
が、このときリセス9内に流れ込む荷油の量は少なく、
図2(f)に示すように、サブベルマウス5の一部が荷
油に浸かる程度であり、下部浚油起点センサAの出力は
オフのままである。そこで、もう一度浚油弁7を開き、
サブベルマウス5を通じて荷油を吸引する。このように
してサブベルマウス5による浚油動作が3回繰り返して
行われることにより、図2(g)に示すように、荷油は
リセス9内に僅かに残るだけである。
【0017】こうして荷油吸引動作を間歇的に数回繰り
返すことにより荷油は僅かしか残らない。経験的には下
部浚油起点センサAによるレベル検出後、荷油吸引動作
を3回繰り返せば荷油の残りは僅かとなるので、図2、
図3に示す動作では荷油吸引動作を3回繰り返えして行
った後は吸引圧を0として浚油作業を終了する。もっと
も、サブベルマウス5を通じての吸引動作後、下部浚油
起点センサAが液面を検出すればさらにサブベルマウス
5を通じての吸引動作を繰り返すようにしてもよい。例
えば、荷油が軽油で積温度が低い場合、あるいは粘度が
高い荷油の場合などには、荷油タンク1の壁面に多くの
荷油が付着し、上記のようにサブベルマウス5を通じて
の吸引動作を3回繰り返した後も、壁面に付着した荷油
がある程度の時間経過後に滴下してリセス9内に溜ま
り、液面が下部浚油起点センサAの位置に達することが
あり得るので、その場合はさらにサブベルマウス5を通
じての吸引動作を繰り返す。こうすることによって、荷
油の残量を極僅かにすることができる。
【0018】以上説明した実施形態によれば、浚油吸い
込み動作のための準備開始点となる荷油レベルを検出す
る上部浚油起点センサBと、上部浚油起点センサBより
も下位でリセス9付近にあり、浚油吸い込み動作開始点
となる荷油レベルを検出する下部浚油起点センサAと、
上部浚油起点センサBによる荷油レベル検出により主弁
4を漸次閉じるとともに浚油弁7を開き、下部浚油起点
センサAによる荷油レベル検出によりサブベルマウス5
を通じて荷油を吸引し、この荷油吸引動作を間歇的に複
数回繰り返させる制御部とを設けたため、浚油作業を自
動化することができるとともに、センサの構成が簡単で
あり、また、浚油作業を能率的に行うことができる利点
がある。
【0019】また、上部浚油起点センサBよりも上位に
タンク底上センサCを設け、このタンク底上センサCに
よる荷油レベル検出により主ベルマウス2につながるポ
ンプの回転数を下げるようにしたため、荷油タンク内の
荷油が残り少なくなってから浚油作業に円滑に移行する
ことができる。
【0020】既に説明したとおり、制御部からは、各セ
ンサからの信号によって主弁、浚油弁、ポンプを制御す
るための信号を出力して表示し、この表示に従い手動に
より、図2、図3に示すような手順で主弁4、浚油弁7
およびポンプ8を操作するようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、浚油吸い
込み動作のための準備開始点となる荷油レベルを検出す
る上部浚油起点センサと、上部浚油起点センサよりも下
位でリセス付近にあり、浚油吸い込み動作開始点となる
荷油レベルを検出する下部浚油起点センサと、上部浚油
起点センサによる荷油レベル検出により主弁を漸次閉じ
るとともに浚油弁を開き、下部浚油起点センサによる荷
油レベル検出によりポンプを起動してサブベルマウスを
通じて荷油を吸引し、この荷油吸引動作を間歇的に複数
回繰り返させるための信号を出力する制御部とを設けた
ため、浚油作業を自動化又は半自動化して浚油作業を能
率的に行うことができるとともに、主弁、浚油弁、ポン
プの的確な制御によりタンク内の残油量を極少量にする
ことができ、また、センサの構成を簡単にすることがで
きるという利点がある。
【0022】請求項2記載の発明によれば、上部浚油起
点センサよりも上位にタンク底上センサを設け、このタ
ンク底上センサによる荷油レベル検出により主ベルマウ
スにつながるポンプの回転数を下げるようにしたため、
荷油タンク内の荷油が残り少なくなってから浚油作業に
円滑に移行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる荷油タンクの浚油制御装置の実
施形態を模式的に示す側面図。
【図2】同上実施形態による浚油動作を順に示す側面
図。
【図3】同上実施形態による浚油動作を示すフローチャ
ート。
【符号の説明】
1 荷油タンク 2 主ベルマウス 3 吸い込み管 4 主弁 5 サブベルマウス 6 吸い込み管 7 浚油弁 8 ポンプ 9 リセス A 下部浚油起点センサ B 上部浚油起点センサ C タンク底上センサ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷油タンク内に設置され主弁を有する吸
    い込み管に接続された荷油吸い込み用主ベルマウスと、 荷油タンクの下部に形成されたリセス内に設置され浚油
    弁を有する吸い込み管に接続された荷油吸い込み用サブ
    ベルマウスと、 浚油吸い込み動作のための準備開始点となる荷油レベル
    を検出する上部浚油起点センサと、 上部浚油起点センサよりも下位でリセス付近にあり、浚
    油吸い込み動作開始点となる荷油レベルを検出する下部
    浚油起点センサと、 上記上部浚油起点センサ、下部浚油起点センサからの信
    号を入力とし、上記主弁、浚油弁の開閉および上記各吸
    い込み管に接続されたポンプの動作を制御するための信
    号を発する制御部とを有してなり、 上記制御部は、上部浚油起点センサからの信号によって
    荷油レベルが上部浚油起点センサ位置になったことを検
    出したとき上記主弁を漸次閉じ上記浚油弁を開くための
    信号を出力し、上記下部浚油起点センサからの信号によ
    って荷油レベルが下部浚油起点センサ位置になったこと
    を検出したとき上記サブベルマウスのみを通じてリセス
    内の浚油を吸引し、この浚油吸引動作により荷油タンク
    底部の荷油がリセスに流れ込み荷油レベルが上記下部浚
    油起点センサ位置まで上昇したとき再び上記サブベルマ
    ウスのみを通じてリセス内の浚油を吸引し、このサブベ
    ルマウスのみによる吸引を間歇的に複数回繰り返させる
    ことを特徴とする荷油タンクの浚油制御装置。
  2. 【請求項2】 上部浚油起点センサよりも上位にタンク
    底上センサが設けられ、このタンク底上センサによる荷
    油レベル検出により主ベルマウスにつながるポンプの回
    転数を下げることを特徴とする請求項1記載の荷油タン
    クの浚油制御装置。
  3. 【請求項3】 主ベルマウスにつながるポンプとサブベ
    ルマウスにつながるポンプは共通のポンプである請求項
    1記載の荷油タンクの浚油制御装置。
  4. 【請求項4】 主ベルマウスにつながるポンプとサブベ
    ルマウスにつながるポンプは別個のポンプである請求項
    1記載の荷油タンクの浚油制御装置。
JP31392595A 1995-12-01 1995-12-01 荷油タンクの浚油制御装置 Expired - Lifetime JP2695401B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31392595A JP2695401B2 (ja) 1995-12-01 1995-12-01 荷油タンクの浚油制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31392595A JP2695401B2 (ja) 1995-12-01 1995-12-01 荷油タンクの浚油制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09150788A JPH09150788A (ja) 1997-06-10
JP2695401B2 true JP2695401B2 (ja) 1997-12-24

Family

ID=18047179

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31392595A Expired - Lifetime JP2695401B2 (ja) 1995-12-01 1995-12-01 荷油タンクの浚油制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2695401B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018122682A (ja) * 2017-01-31 2018-08-09 ホクシン産業株式会社 燃料油移送装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09150788A (ja) 1997-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4321016A (en) Apparatus for continuous slurry displacement transfer
US7334456B2 (en) Method and apparatus for continuously monitoring interstitial regions in gasoline storage facilities and pipelines
KR101886844B1 (ko) 벙커링 오퍼레이션으로 제공된 연료의 양을 측정하는 시스템과 방법
JP3682138B2 (ja) 分注装置
JP2007322319A (ja) サンプル分注装置
JP2695401B2 (ja) 荷油タンクの浚油制御装置
CN208795330U (zh) 一种液位开关的校验系统
CN108026907A (zh) 用于容积泵的补偿装置
EP0399733A2 (en) Apparatus and method for measuring a prescribed volume of liquid
EP0162074A1 (en) LIQUID RECOVERY UNIT.
KR100530418B1 (ko) 카고오일 펌프용 자동 하역방법 및 자동 하역장치
JP2556313B2 (ja) 薬液供給装置
JP3502588B2 (ja) 分注装置及び分注方法
JPH0663260B2 (ja) 泥土圧送装置におけるタンク切換方法
JP2716823B2 (ja) ポンプの運転制御装置
JPH0790163B2 (ja) 圧送式液体供給装置
CN108194342B (zh) 引射泵测试装置
JP4418706B2 (ja) 液吸引吐出制御方法及びこれを用いた液吸引吐出装置
JP2000225985A (ja) 呼び水式タンク浚え制御装置
JP2686354B2 (ja) スロツプタンクの液位検出方法
JP2516193B2 (ja) 圧力タンク式給水装置
JPH1077098A (ja) 懸垂式給油装置
JPH07119894A (ja) 貯蔵タンクの残液吸引方法及び装置
JP2007278739A (ja) 廃液吸引装置
JPH0796885A (ja) 荷油タンクの荷役装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080912

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110912

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140912

Year of fee payment: 17

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term