JP2695318B2 - クランクプレスの伝達機構 - Google Patents

クランクプレスの伝達機構

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JP2695318B2
JP2695318B2 JP3246984A JP24698491A JP2695318B2 JP 2695318 B2 JP2695318 B2 JP 2695318B2 JP 3246984 A JP3246984 A JP 3246984A JP 24698491 A JP24698491 A JP 24698491A JP 2695318 B2 JP2695318 B2 JP 2695318B2
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JP
Japan
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connecting rod
bearing
crankshaft
transmission mechanism
holding
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JPH0557486A (ja
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秀二 青木
英孝 山崎
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/06Platens or press rams
    • B30B15/068Drive connections, e.g. pivotal

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、クランク軸の回転を
直線運動に変え、仕事を伝達するクランクプレスの伝達
機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3、図4は従来のクランクプレスの伝
達機構を示す断面図及び側面図であり、1は偏心量Lを
有し、段付鍔1aを備えたクランク軸、2は溝2aを有
し、このクランク軸1の軸外周と嵌合し、2分割により
着脱自在に装着され、軸方向の移動をクランク軸1の段
付鍔1aにより規制された軸受メタル、3および4はこ
の軸受メタル2の外周と嵌合し、軸受メタル2を挟んで
上記クランク軸1が回転摺動自在に保持し、軸方向の移
動を上記軸受メタル2の溝2aにより規制された保持具
A、保持具B、5は一端に球面部5aを有し、他端はネ
ジ部5bを有するコネクティングロッド、6はこのコネ
クティングロッド5の他端ネジ部5bと螺合する取付
板、7は上記保持具B4と取付板6の間に挟まれた中間
プレート、8は上記コネクティングロッド5を取付板6
に螺合後、保持、固定するナット、9は上記コネクティ
ングロッド5の球面部5aの直径下部全域と回転、摺動
自在に嵌合する下メタル、10は2分割され、上記コネ
クティングロッド5の球面部5aの直径上部の一部と回
転、摺動自在に嵌合し、上記下メタル9と合せて保持す
る上メタル、11は上記下メタル9及び上メタル10を
着脱自在に嵌合収納するホルダ、12は上記下メタル9
及び上メタル10の軸方向への押え保持のための押え
板、13は上記ホルダ11の外周部と摺動自在に嵌合、
保持する保持板、14は上記押え板12をホルダ11に
固定するボルトA、15は上記保持具A3と保持具B4
を固定するボルトB、16は上記取付板6と中間プレー
ト7を保持具B4に固定するボルトCである。
【0003】次に動作について説明する。偏心量Lを有
するクランク軸1が上死点から下死点に回転すると、ク
ランク軸1と軸受メタル2間が回転、摺動し、各所望状
態に連結された保持具A3、保持具B4、コネクティン
グロッド5、取付板6、中間プレート7が揺動しながら
矢印P方向に下降する。下降と同時にコネクティングロ
ッド5の球面部5aを挟んで連結された下メタル9、上
メタル10間で揺・摺動し、運動を保持するホルダ11
に伝達し、ホルダ11は保持板13で保持されながら摺
動下降することにより下方に2L分の直線運動を伝達
し、一般的にこの下降の際に仕事を行なう。次いでクラ
ンク軸1が下死点から上死点に回転すると、下降とは逆
方向に揺動しながらQ方向に上昇し、上死点にて停止す
る。ここでコネクティングロッド5を補修等で分解する
場合は、ボルト16を外し、中間プレート7を抜くこと
により、クランク部は組込んだままコネクティングロッ
ド5が分解出来るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のクランクプレス
の伝達機構は以上のように構成されているので、下死点
前で仕事をするような場合、その力の作用が球面部に偏
荷重的に加わり、球面部全域が保持されていないため、
球面部の最大面積で受けることが出来ず、このため面圧
が上がり、摩耗が早まり、また接点となる球面部の機械
加工が困難で、入手による現物すり合せが必要となり、
多大な加工時間を要するという問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、駆動伝達時に摩耗を極力抑える
とともに、加工の容易な伝達機構を得ることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るクランク
プレスの伝達機構は、クランク軸心と平行に設けられた
中間軸とクランク軸とを連結する第1のコネクティング
ロッドを、クランク軸に直交する方向に真直ぐに延びる
第2のコネクティングロッドと上記中間軸を介して連結
し、第2のコネクティングロッドを保持する軸受ユニッ
トに上下方向の動きを伝達するようにしたものである。
【0007】
【作用】この発明における伝達機構は、クランク軸より
の仕事の伝達の接点となる中間軸を用いているため、力
を常に均一面で受けるようになる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1、図2において、従来と同一符号は同一また
は相当部分を示し、21はクランク軸1の軸心と平行に
位置する中間軸、22はこの中間軸21を回転自在に保
持するブッシュ、23は一端がこのブッシュ22を嵌
合、保持し、他端は軸受メタル2の一方を挟んで保持具
A3とボルトB15にてクランク軸1を保持する第1の
コネクティングロッド、24は上記中間軸21と嵌合
し、着脱自在に保持する第2のコネクティングロッド、
25は所望の軸方向荷重を受ける軸受A、26はこの軸
受A25を挟んで上記第2のコネクティングロッド24
と嵌合し、ボルト27により固定される保持軸、28は
上記第2のコネクティングロッド24の軸部外周及び上
記保持軸26の外周と嵌合し、ラジアル方向を保持する
一対の軸受B、29は上記軸受A25および軸受B28
を軸方向に着脱自在に位置決め保持する軸受ケース、3
0は上記一方の軸受B28の軸方向を保持する保持板A
で、ボルト31にて軸受ケース29に固定される。32
は上記一方の軸受B28の軸方向を保持する保持板B
で、ボルト33にて軸受ケース29に固定される。34
は上記軸受A25と軸受B28間に設けられたスペーサ
で、軸方向のクリアランスを調整する。35は上記軸受
A25〜スペーサ34より構成された軸受ユニット、3
6は上記軸受ケース29と回転、摺動自在に嵌合するガ
イド孔36aを有するプレート、37は上記軸受ユニッ
ト35を下部ユニットに連結固定するボルトである。
【0009】次に動作について説明する。偏心量Lを有
するクランク軸1が上死点から下死点に回転が始まる
と、クランク軸1と軸受メタル2間が回転、摺動し、各
連結された保持具A3と第1のコネクティングロッド2
3が中間軸21の軸心を中心に揺動しながら下降をはじ
め、さらに軸受ユニット35よりクランク軸1と直交す
る方向に真直ぐに延びた第2のコネクティングロッド2
4に中間軸21を介して伝達され、次いで軸受ユニット
35に伝わり、プレート36のガイド孔36aに案内さ
れ、クランク軸1が下死点に達した時、矢印P方向に2
L分直線運動し、下部ユニット(図示省略)に伝達す
る。一般的にこの下降の際に仕事を行ない、その反力を
本伝達機構が受けることになる。次いでクランク軸1が
下死点から上死点に回転すると、下降とは逆方向に第1
のコネクティングロッド23は揺動しながらQ方向に上
昇し、上死点にて停止し、一連の動作が完了する。第2
のコネクティングロッド24は、クランク軸1の回転に
よる揺動運動は一切受けず、軸受ユニット35より真直
ぐ延びた状態のまま直線往復運動をする。また、下部ユ
ニット(図示省略)より例えばダイハイト駆動等の目的
のため、回転を受ける際、軸受ユニット35の軸受ケー
ス29が回転し、これを軸受B28にて受けることによ
り回転を第2のコネクティングロッド24に伝達しない
ようになっている。
【0010】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、クラ
ンク軸の偏心運動とこれを受けて直線運動する接点にク
ランク軸と平行に位置する中間軸を設けた構成にしたの
で、クランク軸の偏心による揺動位置に関係なく中間軸
周全域で均一に仕事による力の作用を受けることが出来
る。また、軸方式のため、加工が容易で精度の高いもの
が得られる。さらにまた、軸受ユニットにおいては軸方
向のクリアランスの調整が出来、軸方向に隙間の発生し
ない精度の高いものが得られる。また、スラスト軸受を
挟む一対のラジアル軸受で第2のコネクティングロッド
を支持しているので、第2のコネクティングロッドの軸
心振れが防止され、軸受ユニットの長命化を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるクランクプレスの伝
達機構を示す断面正面図である。
【図2】この発明の一実施例を示す側面図である。
【図3】従来のクランクプレスの伝達機構を示す断面図
である。
【図4】従来のクランクプレスの伝達機構を示す側面図
である。
【符号の説明】
1 クランク軸 2 軸受メタル 3 保持具A 4 保持具B 5 コネクティングロッド 15 ボルトB 21 中間軸 22 ブッシュ 23 第1のコネクティングロッド 24 第2のコネクティングロッド 25 軸受A 26 保持軸 27 ボルト 28 軸受B 29 軸受ケース 30 保持板A 31 ボルト 32 保持板B 33 ボルト 34 スペーサ 35 軸受ユニット 36 プレート 36a ガイド孔 37 ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−25294(JP,A) 実開 昭59−143595(JP,U) 実開 昭52−5107(JP,U) 特公 昭55−70759(JP,B2) 実公 昭55−4157(JP,Y2)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランク軸の軸心と直交するように配設
    され、その一端を上記クランク軸に嵌装した第1のコネ
    クティングロッドの他端に、上記クランク軸と平行する
    中間軸を介して第2のコネクティングロッドを連結し、
    この第2のコネクティングロッドの他端をスラスト軸受
    とラジアル軸受とで支持し、これらの軸受と、軸受間の
    軸方向の位置を調整するスペーサとを軸受ケース内に回
    転自在に収容し、上記軸受ケースは、径方向の移動を規
    制して上記第2のコネクティングロッドと共に直線往復
    運動するように支持されていることを特徴とするクラン
    プレスの伝達機構。
  2. 【請求項2】 スラスト軸受を挟むように、一対のラジ
    アル軸受を配設し、この一対のラジアル軸受で第2のコ
    ネクティングロッドを支持していることを特徴とする請
    求項1記載のクランプレスの伝達機構。
JP3246984A 1991-08-30 1991-08-30 クランクプレスの伝達機構 Expired - Lifetime JP2695318B2 (ja)

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JPH0557486A JPH0557486A (ja) 1993-03-09
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