JPH06320412A - 研磨装置 - Google Patents

研磨装置

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JPH06320412A
JPH06320412A JP13689993A JP13689993A JPH06320412A JP H06320412 A JPH06320412 A JP H06320412A JP 13689993 A JP13689993 A JP 13689993A JP 13689993 A JP13689993 A JP 13689993A JP H06320412 A JPH06320412 A JP H06320412A
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spindle
polished
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Tamio Inoue
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TAMITSUKUSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 主軸21の回転運動と上下運動とにより精密
研磨を行う研磨装置において、研磨精度を高める。 【構成】 ハウジング20の外にバイブレータ38,4
5を設ける。バイブレータ38,45は、ハウジング2
0内の主軸21に上下動を与え、且つ、主軸21の回転
に拘束されずに主軸21の上下動の周期および移動量を
調節する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、丸孔内面やテーパ状端
面等の精密研磨仕上げに使用される研磨装置に関する。
【0002】
【従来の技術】管内面のような丸孔の内面を精密研磨仕
上げする研磨装置は、ホーニングマシンと呼ばれてい
る。このホーニングマシンは、特開昭61−28897
1号公報に示されているように、主軸の回転運動と、バ
イブレーションと呼ばれる上下運動との組み合わせによ
り、丸孔の内面を精密研磨仕上げする。従来のホーニン
グマシンに装備されている主軸駆動機構を図1に示す。
【0003】主軸1は、垂直方向に延びる筒状のハウジ
ング2内に回転自在に且つ軸方向に移動可能に支持さ
れ、スプリング3にて下方へ付勢されている。そして、
主軸回転用モータ4により中心軸回りに回転駆動され
る。ハウジング2は、ラックアンドピニヨン5等の昇降
機構により、主軸回転用モータ4等と共に軸方向に往復
駆動される。工具7はホーニングと呼ばれ、主軸1の下
方にホルダ8により保持される。
【0004】バイブレータ9としては、主軸1を直角に
貫通するピン9aと、ピン9aの両端部に回転自在に取
り付けられた偏心ローラ9b,9bと、偏心ローラ9
b,9bを支持するべくハウジング2に固定された受座
9cとが、ハウジング2内に設けられている。偏心ロー
ラ9b,9bは、主軸1がスプリング3にて下方へ付勢
されることにより、受座9cに押圧される。
【0005】主軸回転用モータ4にて主軸1が回転駆動
されると、工具7が回転する。同時に、偏心ローラ9
b,9bが主軸1の中心軸回りを公転し、受座9cとの
摩擦により自転する。従って、主軸1は回転すると同時
に、軸方向に上下動する。そして、ハウジング2を徐々
に下降させて、工具7を丸孔内に挿入することにより、
丸孔の内面が工具2の回転運動と上下運動により精密研
磨される。
【0006】なお、丸孔の内面研磨に似た加工として、
円錐状あるいは半球状等に窪んだテーパ状端面の精密研
磨がある。これは、後述するように、ボール盤にて行わ
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記のような主軸駆動
機構を備えた従来のホーニングマシンにおいては次のよ
うな問題がある。
【0008】主軸1の回転速度によって主軸1の上下動
周期が支配されるため、主軸1の上下動周期を自由に調
節できない。偏心ローラ9b,9bの偏心量によって主
軸1の上下移動量が一義的に決まるため、主軸1の上下
移動量の変更が困難である。この変更を行うためにはハ
ウジング2内を分解して、偏心ローラ9b,9bを交換
しなければならない。
【0009】一般に言われていることであるが、研磨量
が多い場合は、工具7に加わる負荷が大きいため、主軸
1の上下移動量を小さくし、移動周期を短くする必要が
ある。逆に、研磨量が少ない場合は、工具7にかかる負
荷が小さいため、主軸1の上下移動量を大きくし、移動
周期を長くした方が高精度の仕上がりが可能となる。し
かしながら、従来のホーニングマシンにおいては、主軸
1の上下移動量の変更が困難で、且つ、上下動周期を自
由に調節できないため、このような高精度研磨ができ
ず、研磨精度が低い。
【0010】最近のホーニングマシンは自動化が進んで
いる。一方、テーパ状の端面を精密研磨するためには、
長い周期で工具を上下動させる必要がある。しかし、自
動化されたホーニングマシンもそのような研磨は行えな
い。そのため、テーパ状端面の精密研磨は、未だ熟練者
がボール盤を操作することで行われている。
【0011】ホーニングマシンはボール盤より高価で、
自動化されたものは特に高価である。安価なホーニング
マシンを製作するために、ボール盤を改造することが考
えられる。即ち、ボール盤の主軸を上下動させるのであ
る。しかし、従来のホーニングマシンは、バイブレータ
9をハウジング2に内蔵した構造のため、主軸1よりか
なり太いハウジング2を必要とする。ボール盤はそのよ
うなハウジングを持たないので、ボール盤をベースとし
た安価なホーニングマシンの製作は不可能である。
【0012】偏心ローラ9b,9bが受座9c上を自転
するときに鉄粉が生じる。従来のホーニングマシンは、
この鉄粉がハウジング2内のベアリングに侵入し、ベア
リングの寿命を縮める。即ち、バイブレータ9がハウジ
ング2内のベアリングの寿命を縮める原因となる。
【0013】バイブレータ9を修理する場合は、ハウジ
ング2内を分解する必要があり、手間がかかる。
【0014】主軸1の回転を高速にした場合、偏心ロー
ラ9b,9bが慣性力のために、スプリング3による圧
下力に負けて受座9cから一時的に離れ、着地時の大き
な衝撃により偏心ローラ9b,9bおよび受座9cの摩
耗が進む。
【0015】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、主軸の上下移動量を調節でき、且つ主軸の回転速
度に拘束されずにその移動周期を調節できる研磨装置を
提供することを目的とする。
【0016】本発明の他の目的は、ボール盤をベースと
した安価なホーニングマシンを製作できる構造の研磨装
置を提供することにある。
【0017】本発明の他の目的は、自動化されたホーニ
ングマシンを用いてテーパ状端面の精密研磨を能率良く
行い得る構造の研磨装置を提供することにある。
【0018】本発明の他の目的は、バイブレータの修理
や交換が容易な研磨装置を提供することにある。
【0019】本発明の他の目的は、ハウジング内のベア
リングの摩耗が少ない研磨装置を提供することにある。
【0020】本発明の他の目的は、慣性力に起因するバ
イブレータの損耗が少ない研磨装置を提供することにあ
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の研磨装置
は、垂直方向の筒体からなり、その軸方向に往復駆動さ
れるハウジングと、該ハウジング内に回転自在に且つ軸
方向に移動可能に支持され、下方に研磨工具を保持する
と共に、下方へスプリングにより付勢された主軸と、主
軸を中心軸回りに回転させる主軸回転用モータと、主軸
の下方にあって被研磨材を保持し、その被研磨材を回転
させるチャックと、主軸から側方に延出し、主軸と共に
上下動し且つ主軸と共に回転しないように基端部が主軸
に連結されたアームと、ハウジングに外付けされ、ハウ
ジング内の主軸から側方に延出したアームの先端部を上
方へ周期的に移動させ、その移動周期および移動量を調
節できる外付けバイブレータとを具備している。
【0022】外付けバイブレータは、ハウジングの両側
に2種類設け、それぞれを主軸から両側へ延出した2本
のアームに連携させることができる。
【0023】第1の外付けバイブレータは、回転軸に偏
心して取り付けられ、その偏心量が調節されると共に、
外周面がテーパ面とされた偏心円板と、偏心円板の外周
面に略直角に当接するようにアームの先端部に取り付け
られたフリーローラと、回転軸を駆動する速度可変のバ
イブレイション用モータとを有している。
【0024】第2の外付けバイブレータは、アームの先
端部にくさび面を介してロッドを当接させ、そのロッド
の移動周期および移動ストロークを調節できるシリンダ
である。
【0025】第3の外付けバイブレータは、中央部を回
動可能に支持され、その支持点が位置調節されると共
に、一端部をアームの先端部に連結させた揺動レバー
と、揺動レバーの他端部を上下に駆動する速度可変のク
ランクモータとを有している。
【0026】本発明の第2の研磨装置は、垂直方向の筒
体からなり、その軸方向に往復駆動されるハウジング
と、該ハウジング内に回転自在に且つ軸方向に移動可能
に支持され、下方に研磨工具を保持すると共に、下方へ
スプリングにより付勢された主軸と、主軸を中心軸回り
に回転させる主軸回転用モータと、主軸の下方にあって
被研磨材を保持し、その被研磨材を回転させるチャック
と、ハウジンクの下端部に装着された主軸押上げリング
の上に傾斜して設けられ、主軸を下方から点支持する傾
斜リングとを具備している。
【0027】傾斜リングは、主軸押上げリングに設けた
ネジにより外部から傾斜角を調節できる構成とするのが
良い。
【0028】
【作用】本発明の第1の研磨装置においては、主軸が主
軸回転用モータにて回転駆動さされる一方、主軸から側
方へ延出したアームが外付けバイブレータにより上方へ
周期的に駆動されることにより、主軸が上下運動をす
る。従って、主軸はその回転に拘束されずに上下運動を
し、上下運動の周期および移動量が任意に調節される。
バイブレータがハウジングに内蔵されている場合は、主
軸の回転に拘束されずに主軸を独立に上下動させること
が困難であるが、バイブレータを外付けとすることによ
り、主軸の独立駆動が容易となり、上下運動の周期およ
び移動量の調節も容易に行える。また、外付けバイブレ
ータは、修理や交換が容易であるのみならず、ハウジン
グを細くし、更には、バイブレータ内に発生した鉄粉を
ハウジング内に侵入させるおそれがない。
【0029】外付けバイブレータをハウジングの両側に
2種類設け、それぞれを主軸から両側へ延出した2本の
アームに連携させた場合は、それぞれの外付けバイブレ
ータにより異種の上下動を主軸に与えることができる。
【0030】第1の外付けバイブレータにおいては、バ
イブレイション用モータにて偏心円板が回転駆動される
ことにより、偏心円板のテーパ状の外周面に沿ってフリ
ーローラが昇降し、その動作がアームを介して主軸に伝
達されることにより、主軸が上下動する。バイブレイシ
ョン用モータの速度変更により主軸の上下動の周期が調
節され、偏心円板の偏心量の変更により、上下動の移動
量が調節される。偏心円板の外周面の傾斜を緩やかにす
れば、慣性力によってフリーローラが偏心円板から離反
する現象を抑えることができる。
【0031】第2の外付けバイブレータにおいては、シ
リンダロッドの前後進により、主軸が上下動する。ロッ
ドの移動周期の変更により主軸の上下動の周期が調節さ
れ、ロッドの移動ストロークの変更により、上下動の移
動量が調節される。
【0032】第3の外付けバイブレータにおいては、ク
ランクモータにて揺動レバーが動作することにより、主
軸が上下動する。クランクモータの速度変更により主軸
の上下動の周期が調節され、揺動レバーにおける支持点
の位置変更により、上下動の移動量が調節される。
【0033】本発明の第2の研磨装置においては、傾斜
リングに点支持された主軸が回転することにより、主軸
が上下動する。傾斜リングは、ハウジンクの下端部に装
着された主軸押上げリングの上に傾斜して設けられ、主
軸を下方から点支持する構成のため、ハウジングを太く
しない。
【0034】傾斜リングを、主軸押上げリングに設けた
ネジにより外部から傾斜角を調節できる構成とした場合
は、その傾斜角の調節により主軸の上下動の移動量が容
易に調節される。
【0035】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図2は本発明の1実施例を示す研磨装置の正面
図、図3は同研磨装置の側面図、図4は主軸駆動機構を
示すヘッドの縦断正面図、図5は図4のA−A線矢視図
である。
【0036】本研磨装置は、本発明の第1の研磨装置で
あり、バイブレータとして第1の外付けバイブレータと
第2のバイブレータを装備することにより、ホーニング
マシンとテーパ状端面研磨装置の兼用機になっている。
つまり、本研磨装置1台で、丸孔内面の精密研磨とテー
パ状端面の精密研磨を行うことができる。
【0037】本研磨装置においては、図2および図3に
示すように、架台10の上に支柱11が立設されると共
に、支柱11の前方に位置してチャック12が配設され
ている。チャック12は被研磨材を周囲からクランプ
し、モータ19にて垂直線回りに回転する。チャック1
2と架台10の間にはX−Yテーブル13が設けられて
いる。X−Yテーブル13はチャック12を水平方向に
駆動し、被研磨材の中心に丸孔等が位置しない場合もそ
の丸孔等を後述するヘッド14の直下に簡単に誘導する
ことができる。
【0038】チャック12の上方にはヘッド14が設け
られている。ヘッド14は、支柱11の前面に垂直に取
り付けたLMガイド17にて昇降自在に支持され、支柱
11の前面に沿って垂直に設けられたボールネジ15の
回転により昇降する。ボールネジ15の回転は、支柱1
1の上端部内に設けたモータにて行われる。即ち、支柱
11の上端部内のモータの回転がプーリおよびベルトを
介してボールネジ15に伝達される。
【0039】ボールネジ15の上端にはパルスエンコー
ダ18が接続されている。パルスエンコーダ18はボー
ルネジ15の回転を検知し、これを制御装置に与えるこ
とにより、ヘッド14の昇降制御を行う。
【0040】ヘッド14の主要構成部材は、図4に示す
ように、垂直方向に延びる円筒状のハウジング20と、
ハウジング20内に同心状に設けられた主軸21とであ
る。主軸21は、ハウジング20内に設けた複数のベア
リング22,23により回転自在に支持されると共に、
軸方向に移動可能に支持されている。ハウジング20の
下端部には、主軸21を下方から支持する主軸押上げリ
ング24がねじ込まれている。
【0041】主軸21の上方には主軸回転用モータ25
が設けられている。主軸回転用モータ25は、出力軸を
下方に向けた状態で、ハウジング20の上端部に同心状
に取り付けられている。主軸回転用モータ25の出力軸
は、カップリング26を介して主軸21の上端部に連結
されている。カップリング26は、主軸21の軸方向移
動を妨げない構造であり、このカップリング26には、
主軸21を下方に付勢するスプリング27が介装されて
いる。
【0042】主軸21の下端部には、工具30を保持す
るホルダー29が同心状に取り付けられている。
【0043】主軸21の中間部には、両側へ水平に延び
る左右一対のアーム31,32が取り付けられている。
アーム31,32は、ハウジング20の両側面に設けた
貫通孔33,34に挿入され、一方のアーム31の先端
部は、ハウジング20の外に突出している。アーム3
1,32の各基端部は、ベアリング35を介して主軸2
1に接続されている。ベアリング35の上方には、ベア
リング35を係止する別のベアリング36が設けられて
いる。これらのベアリングにより、アーム31,32に
は主軸21の回転が伝達されず、アーム31,32が上
昇した場合には、スプリング27による付勢力に抗して
主軸21が上昇する。
【0044】ハウジング20の一方の側面には、第1の
外付けバイブレータ38が取り付けられている。第1の
外付けバイブレータ38は、丸孔内面の精密研磨に使用
されるもので、垂直に支持された回転軸39を有する。
回転軸39は、その上方に設けた速度可変のバイブレー
ション用モータ40により回転駆動される。回転軸39
の下端部には偏心円板41がボルト止めされている。偏
心円板41の中心は、図5に示すように、回転軸39の
中心に対して偏位しており、その偏心量は、取付ボルト
42を緩め、偏心円板41に設けた長孔43に沿って偏
心円板41を半径方向に移動させることにより任意に調
節される。
【0045】偏心円板41の外周面は、上方に向かって
外径が減少するテーパ面になっている。そして、一方の
アーム31の先端部には、フリーローラ44が偏心円板
41の外周面に直角に当接するように傾斜して取り付け
られている。
【0046】ハウジング20の他方の側面には、第2の
外付けバイブレータ45が取り付けられている。第2の
外付けバイブレータ45は、ピストンロッド47を主軸
21の方に向けた水平なエアシリンダ46であり、テー
パ状端面の精密研磨に使用される。ピストンロッド47
は、先端をアーム32に対向させるべく、貫通孔34か
らハウジング20内に挿入されている。ピストンロッド
47の先端部上面は、先端に向かって下方へ傾斜するく
さび面とされ、アーム32の先端部下面は、このくさび
面に対応するくさび面で、先端に向かって上方へ傾斜し
ている。
【0047】エアシリンダ46の動作周期および動作ス
トロークは任意に調節される。
【0048】ハウジング20の上端部内には、2つのセ
ンサ51,52が上下に並んで設けられている。センサ
51,52は主軸21の上端部の接近を接触あるいは非
接触により検知するもので、上段のセンサ51は主軸2
1の異常な上昇を検知し、丸孔内面の精密研磨にもテー
パ状端面の精密研磨にも使用される。下段のセンサ52
は、主軸21の下方に保持された工具30が被研磨材に
接触したことを検知するためのもので、もっぱらテーパ
状端面の精密研磨に使用される。
【0049】上記構成になる本研磨装置は、丸孔内面の
精密研磨とテーパ状端面の精密研磨を行うことができ
る。
【0050】丸孔内面の精密研磨を行う場合は、まず、
対応する工具30をホルダー29に装着する。また、主
軸21の直下に被研磨材をチャック12により保持す
る。次いで、ヘッド14を下降させ、被研磨材の丸孔内
に工具30を挿入する。そして、チャック12を回転さ
せながら、主軸回転用モータ25および第1の外付けバ
イブレータ38におけるバイブレーション用モータ40
を作動させる。
【0051】主軸回転用モータ25の回転により、その
回転がカップリング26を介して主軸21に伝達され、
主軸21が回転する。また、バイブレーション用モータ
40の回転により、回転軸39が回転し、その中心回り
を偏心円板41が回転すると共に、偏心円板41の外周
面に当接するフリーローラ44が、偏心円板41の回転
に伴って回転する。
【0052】ここで、偏心円板41の中心は、回転軸3
9の中心に対して偏位しているので、偏心円板41の回
転中心から外周面までの径は不等長となる。そして、最
大径部がフリーローラ44に近づく工程においては、フ
リーローラ44が偏心円板41の外周面の傾斜に沿って
上昇し、最小径部がフリーローラ44に近づく工程にお
いては、フリーローラ44が偏心円板41の外周面の傾
斜に沿って下降する。従って、偏心円板41の回転に伴
ってアーム31が昇降し、主軸21が上下動する。
【0053】この状態でヘッド14を徐々に下降させ、
被研磨材の丸孔内に工具30を更に深く挿入する。これ
により、丸孔の内面が工具30の回転運動と上下運動と
により精密研磨される。
【0054】主軸21の上下動の周期は、バイブレーシ
ョン用モータ40の回転速度を変更することにより、主
軸21の回転とは無関係に調節される。同様に、上下移
動量も、偏心円板41の回転中心に対する偏心量を変更
することにより、主軸21の回転とは無関係に調節され
る。従って、主軸21の上下移動量を小さくし、移動周
期を短くするとか、主軸21の上下移動量を大きくし、
移動周期を長くするといった高精度研磨に必要な操作を
行うことができ、従来より格段に高い精度の研磨が可能
となる。
【0055】また、偏心円板41の外周面の傾斜を緩や
かにすれば、フリーローラ44の上向きの慣性力が小さ
くなり、偏心円板41が高速で回転する場合も、フリー
ローラ44が偏心円板41から離反する現象を抑えるこ
とができ、着地時の衝撃がなくなる。従って、慣性力に
起因する損耗が少ない。
【0056】また、第1の外付けバイブレータ38を修
理したり交換したりする場合にハウジング20内を解体
する必要がなく、これらの作業が容易である。
【0057】また、第1の外付けバイブレータ38内に
発生した鉄粉をハウジング20内に侵入させるおそれが
ないので、ハウジング20内のベアリングの摩耗が抑え
られる。
【0058】工具30に大きな負荷が加わった場合は、
主軸21が過度に上昇し、これが上段のセンサ51に検
出されることにより、装置が異常停止する。
【0059】テーパ状端面の精密研磨を行う場合は、ま
ず対応する工具30をホルダー29に装着する。また主
軸21の直下に被研磨材をチャック12により保持す
る。次いで、チャック12を回転させ、主軸回転用モー
タ25を作動させる。主軸回転用モータ25の回転によ
り、その回転がカップリング26を介して主軸21に伝
達され、主軸21が回転する。そして、この状態でヘッ
ド14を下降させる。
【0060】被研磨材に工具30が当たると、主軸21
が僅かに上昇し、これが下段のセンサ52により検出さ
れる。このときのヘッド14の高さが記憶されると共
に、第2の外付けバイブレータ45であるエアシリンダ
46が作動を始め、所定の切り込み深さが得られるま
で、ヘッド14が下降する。
【0061】エアシリンダ46の作動によりピストンロ
ッド47が前後進し、アーム32が周期的に上方へ押し
上げられる。これにより、主軸21が上下動を行う。こ
のとき、ピストンロッド47の移動周期の変更により主
軸21の上下動の周期が調節される。また、ピストンロ
ッド47の移動ストロークの変更により、主軸21の上
下移動量が調節される。特に、エアシリンダ46は、長
い周期で工具30を上下動させることができるので、テ
ーパ状端面の精密研磨に適する。従って、自動化された
ホーニングマシンを用いてテーパ状端面の精密研磨を能
率良く行うことができる。
【0062】また、第2の外付けバイブレータ45を修
理したり交換したりする場合にハウジング20内を解体
する必要がなく、これらの作業が容易である。
【0063】また、第2の外付けバイブレータ45内に
発生した鉄粉をハウジング20内に侵入させるおそれが
ないので、ハウジング20内のベアリングの摩耗が抑え
られる。
【0064】工具30に大きな負荷が加わった場合は、
主軸21が過度に上昇し、これが上段のセンサ51に検
出されることにより、装置が異常停止する。
【0065】図6は第3の外付けバイブレータの構成例
を示す正面図である。この外付けバイブレータ55は、
ハウジング20の側方に設けられた揺動レバー56を有
する。揺動レバー56は、中央部を支持部材57により
回動自在に支持され、その支持点を長手方向に移動させ
得るようになっている。支持部材57は、ハウジング2
0の側方に設けられた水平なネジ58に支持されると共
に、ネジ58の回転により支持位置を調節される。
【0066】揺動レバー56の一端部は、ハウジング2
0の側方に突出したアーム31の先端部に回動自在に連
結されている。また、他端部は、ハウジング20の側方
に設けられたクランクモータ59のクランクピンに連結
されている。
【0067】クランクモータ59が作動すると、揺動レ
バー56は中央部の支持点を中心に揺動する。これによ
りアーム31が昇降し、ハウジング20内の主軸が上下
動を行う。ここで、クランクモータ59を速度変更する
と主軸の上下動の周期が調節される。また、ネジ58を
回転させて、支持部材57を移動させると、揺動レバー
56の支持点が位置変更され、主軸の上下移動量が調節
される。
【0068】この外付けバイブレータ55は、揺動レバ
ー56の一端部をアーム31の先端部に連結するので、
慣性力による離反現象がなく、慣性力に起因する損耗が
少ない。
【0069】また、外付けバイブレータ55を修理した
り交換したりする場合にハウジング20内を解体する必
要がなく、これらの作業が容易である。
【0070】また、外付けバイブレータ55内に発生し
た鉄粉をハウジング20内に侵入させるおそれがないの
で、ハウジング20内のベアリングの摩耗を抑えること
ができる。
【0071】図7は本発明の第2の研磨装置の一例につ
いてその主要部の構成を示す縦断正面図である。
【0072】本研磨装置は、バイブレータとして傾斜リ
ング60を装備している。傾斜リング60は、ハウジン
グ20内の主軸21の下端部に傾斜して外嵌され、ハウ
ジング20の下端部にねじ込まれた主軸押上げリング2
4により下方から支持されている。主軸押上げリング2
4には、傾斜リング60を傾斜させ、且つその傾斜角を
調節するために、垂直なネジ61が貫通してねじ込まれ
ている。そして、主軸21の下端部は、下方へ突出され
た半球状の支持部62を傾斜リング60の上面に接触さ
せることにより点支持されている。バイブレータ以外の
構造は、前述した研磨装置と基本的に同一である。
【0073】主軸21が回転すると、傾斜リング60の
上面の傾斜に沿って支持部62が昇降することにより、
主軸21が上下動する。傾斜リング60の傾斜角を変更
すると、主軸21の上下移動量が調節される。この調節
は、ハウジング20の外から簡単に行うことができる。
但し、主軸21の上下動の移動周期は、主軸21の回転
に拘束される。しかし、傾斜リング60は、ハウジング
20を太くしないので、バイブレータがハウジング20
に内蔵されているにもかかわらず、ボール盤をベースと
した安価なホーニングマシンの製作を可能にする。
【0074】本発明の第1の研磨装置および第2の研磨
装置は、上記実施例に限定さない。例えば、主軸21を
下方に付勢するスプリング27は、図8に示すように、
主軸回転用モータ25の出力軸63と主軸21の間に動
力伝達部材として挿入でき、カップリングを排除するこ
とにより構成の簡素化を図ることができる。
【0075】
【発明の効果】以上に説明した通り、本発明の第1の研
磨装置は、外付けバイブレータを用いて、主軸の回転に
拘束されずに主軸の上下運動の周期および移動量を任意
に調節するので、主軸の上下移動量を小さくし、移動周
期を短くするとか、主軸の上下移動量を大きくし、移動
周期を長くするといった高精度研磨に必要な操作を行う
ことができ、従来より格段に高い精度の研磨を可能す
る。長い周期で工具を上下動させることができるので、
自動化されたホーニングマシンを用いてテーパ状端面の
精密研磨を能率良く行い得る。ハウジングを細くできる
ので、ボール盤をベースとした安価なホーニングマシン
を製作できる。バイブレータの修理や交換が容易であ
る。バイブレータ内にて発生した鉄粉をハウジング内に
侵入させるおそれがないので、ハウジング内のベアリン
グの摩耗が少ない。
【0076】外付けバイブレータをハウジングの両側に
2種類設け、それぞれを主軸から両側へ延出した2本の
アームに連携させた場合は、丸孔内面の精密研磨とテー
パ状端面の精密研磨の如き異なる研磨加工を行い得る。
【0077】第1の外付けバイブレータは、慣性力によ
ってフリーローラが偏心円板から離反する現象を抑える
ことができるので、慣性力に起因する損耗が少ない。
【0078】第2の外付けバイブレータは、長い周期で
工具を上下動させることができるので、自動化されたホ
ーニングマシンを用いてテーパ状端面の精密研磨を能率
良く行うのに適する。
【0079】第3の外付けバイブレータは、揺動レバー
の一端部をアームの先端部に連結するので、慣性力によ
る離反現象がなく、慣性力に起因する損耗が少ない。
【0080】本発明の第2の研磨装置は、主軸を上下動
させる傾斜リングが、ハウジンクの下端部に装着された
主軸押上げリングの上に設けられ、ハウジングを太くし
ないので、バイブレータがハウジングに内蔵されている
にもかかわらず、ボール盤をベースとした安価なホーニ
ングマシンを製作できる。
【0081】傾斜リングを、主軸押上げリングに設けた
ネジにより外部から傾斜角を調節できる構成とした場合
は、主軸の上下動の移動量を外部から簡単に調節できる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の研磨装置に装備されている主軸駆動機構
の概略構成図である。
【図2】本発明の第1の研磨装置の一例についてその全
体構造を示す正面図である。
【図3】図1の研磨装置の側面図である。
【図4】主軸駆動機構を示すヘッドの縦断正面図であ
る。
【図5】図4のA−A線矢視図である。
【図6】第3の外付けバイブレータの構成例を示す正面
図である。
【図7】本発明の第2の研磨装置の一例についてその主
要部の構成を示す縦断正面図である。
【図8】主軸と主軸回転用モータのカップリング構造を
示す正面図である。
【符号の説明】
10 架台 11 支柱 14 ヘッド 20 ハウジング 21 主軸 24 主軸押上げリング 25 主軸回転用モータ 27 スプリング 30 工具 31,32 アーム 38 第1の外付けバイブレータ 40 バイブレーション用モータ 41 偏心円板 44 フリーローラ 45 第2の外付けバイブレータ 46 エアシリンダ 47 ピストンロッド 51,52 センサ 55 第3のバイブレータ 56 揺動レバー 58 ネジ 59 クランクモータ 60 傾斜リング 61 ネジ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直方向の筒体からなり、その軸方向に
    往復駆動されるハウジングと、該ハウジング内に回転自
    在に且つ軸方向に移動可能に支持され、下方に研磨工具
    を保持すると共に、下方へスプリングにより付勢された
    主軸と、主軸を中心軸回りに回転させる主軸回転用モー
    タと、主軸の下方にあって被研磨材を保持し、その被研
    磨材を回転させるチャックと、主軸から側方に延出し、
    主軸と共に上下動し且つ主軸と共に回転しないように基
    端部が主軸に連結されたアームと、ハウジングに外付け
    され、ハウジング内の主軸から側方に延出したアームの
    先端部を上方へ周期的に移動させ、その移動周期および
    移動量を調節できる外付けバイブレータとを具備するこ
    とを特徴とする研磨装置。
  2. 【請求項2】 垂直方向の筒体からなり、その軸方向に
    往復駆動されるハウジングと、該ハウジング内に回転自
    在に且つ軸方向に移動可能に支持され、下方に研磨工具
    を保持すると共に、下方へスプリングにより付勢された
    主軸と、主軸を中心軸回りに回転させる主軸回転用モー
    タと、主軸の下方にあって被研磨材を保持し、その被研
    磨材を回転させるチャックと、主軸から両側に延出し、
    主軸と共に上下動し且つ主軸と共に回転しないように各
    基端部が主軸に連結された2本のアームと、ハウジング
    の両側に外付けされ、ハウジング内の主軸から両側に延
    出した2本のアームの各先端部を上方へ周期的に移動さ
    せ、その移動周期および移動量を調節できる2種類の外
    付けバイブレータとを具備することを特徴とする研磨装
    置。
  3. 【請求項3】 外付けバイブレータは、回転軸に偏心し
    て取り付けられ、その偏心量が調節されると共に、外周
    面がテーパ面とされた偏心円板と、偏心円板の外周面に
    略直角に当接するようにアームの先端部に取り付けられ
    たフリーローラと、回転軸を駆動する速度可変のバイブ
    レイション用モータとを有することを特徴とする請求項
    1または2に記載の研磨装置。
  4. 【請求項4】 外付けバイブレータは、アームの先端部
    にくさび面を介してロッドを当接させ、そのロッドの移
    動周期および移動ストロークを調節できるシリンダであ
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の研磨装
    置。
  5. 【請求項5】 外付けバイブレータは、中央部を回動可
    能に支持され、その支持点が位置調節されると共に、一
    端部をアームの先端部に連結させた揺動レバーと、揺動
    レバーの他端部を上下に駆動する速度可変のクランクモ
    ータとを有することを特徴とする請求項1または2に記
    載の研磨装置。
  6. 【請求項6】 垂直方向の筒体からなり、その軸方向に
    往復駆動されるハウジングと、該ハウジング内に回転自
    在に且つ軸方向に移動可能に支持され、下方に研磨工具
    を保持すると共に、下方へスプリングにより付勢された
    主軸と、主軸を中心軸回りに回転させる主軸回転用モー
    タと、主軸の下方にあって被研磨材を保持し、その被研
    磨材を回転させるチャックと、ハウジンクの下端部に装
    着された主軸押上げリングの上に傾斜して設けられ、主
    軸を下方から点支持する傾斜リングとを具備することを
    特徴とする研磨装置。
  7. 【請求項7】 傾斜リングは、主軸押上げリングに設け
    たネジにより外部から傾斜角が調節されることを特徴と
    する請求項6に記載の研磨装置。
  8. 【請求項8】 主軸の異常な上昇を検知するセンサを具
    備することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載
    の研磨装置。
  9. 【請求項9】 研磨工具と被研磨材との接触を主軸の上
    昇により検知するセンサを具備することを特徴とする請
    求項1〜8のいずれかに記載の研磨装置。
  10. 【請求項10】 チャックは、架台上にX−Yテーブル
    を介して設けられていることを特徴とする請求項1,
    2,6のいずれかに記載の研磨装置。
  11. 【請求項11】 主軸を下方へ付勢するスプリングは、
    主軸回転用モータの回転を主軸に伝達する動力伝達機構
    を兼ねていることを特徴とする請求項1,2,6のいず
    れかに記載の研磨装置。
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