JP2694568B2 - 物品収納棚 - Google Patents

物品収納棚

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JP2694568B2
JP2694568B2 JP27965689A JP27965689A JP2694568B2 JP 2694568 B2 JP2694568 B2 JP 2694568B2 JP 27965689 A JP27965689 A JP 27965689A JP 27965689 A JP27965689 A JP 27965689A JP 2694568 B2 JP2694568 B2 JP 2694568B2
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shutters
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宜秘 光本
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Okamura Corp
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、多数の小収納室に区画した物品収納棚(以
下収納棚と略称する。)における前面開口部を、左右方
向に独立して移動する1対のシャッタにより覆い、物品
の出し入れ時において、指定個所の収納室を、1個又は
複数個に亘って開口しうるようにした物品収納棚に関す
る。
〔従来の技術〕
電算機用のマイクロカセットテープや磁気テープ等、
比較的薄型で、かつ小型の物品は、通常、多数の小納室
に仕切られた収納棚やラック等に整理して保管される。
この場合、その前面開口部は、防塵および防盗のため
に、開き戸または引違い戸等により覆われているのが一
般的である。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した開き戸または引違い戸等により前面開口部が
覆われていると、物品の出し入れの都度、戸を開閉した
り、施解錠操作をしたりしなければならず、面倒であ
る。
また、特定個所の収納室のみを開口することができな
いため、多数の収納室の中から、目的とする物品を取り
出したりする際において、誤まって、他の収納室へ入れ
たり、他の物品を取り出したりすることがある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもの
で、物品の出し入れの都度、戸を開閉するなどの煩わし
さがなく、かつ特定個所の収納室のみを、1個又は複数
個開口して、目的とする物品を、誤りなく出し入れでき
るようにした物品収納棚を提供することを目的としてい
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明の収納棚は、多数の
収納室が横方向に列設されたケースと、該ケースの直前
に、左右方向に移動自在として設けられ、かつ通常時に
おいて、前記収納室の前面開口部を覆うようにした左右
1対のシャッタと、該シャッタの対向端の相対移動によ
り、指定された1個又は複数個の収納室を開口しうるよ
うに、前記各シャッタを左右方向に独立して移動させる
第1及び第2の駆動手段とを備えてなるものである。
〔作用〕
例えば操作盤等に、開口させたい収納室の位置と数を
特定する情報を入力したのち、第1及び第2の駆動手段
を作動させると、左右のシャッタは左右方向に独立して
移動し、各対向端が、所望の収納室の数に相当する大き
さに開き、かつ指定された収納室の直前に達すると同時
に、各駆動手段は自動的に停止する。
その結果、特定個所の収納室のみが開口して、物品の
出し入れが自由に行われる。
〔実 施 例〕
以下、本発明の実施例を、第1図乃至第6図に基づい
て説明する。
第4図は、本発明の収納棚(A)単体を、複数段に重
ねて構成したマイクロカセットテープ用収納庫の外観を
示す。
収納棚(A)は、第1図乃至第3図に詳細を示すよう
に、前面が開口する内箱(ケース)(1)と、内箱
(1)を、所要の間隙を隔てて囲む外箱(2)とからな
っており、外箱(2)の前面には、内箱(1)の前面と
ほぼ同形同寸をなす横長矩形上の取出口(3)が形成さ
れている。
内箱(1)内は、上下方向を向く多数の仕切板(4)
により仕切られた、横方向に並ぶ多数の収納室(5)
が、等ピッチで列設されている。
外箱(2)内の右方、すなわち内箱(1)の右側方に
形成された空室(6)の上部と下部には、回転軸(7a)
が上方を向く第1のモータ(7)と、回転軸(8a)が下
方を向く第2のモータ(8)とが、内箱(1)の側板に
固着した正面視外向コ字形をなすブラケット(9)に取
付けて収納されている。
回転軸(7a)及び(8a)には、それぞれ、スプロケッ
ト(10)及び(11)が固着されている。
(12)(13)は空室(6)の上部と下部に対称的に設
けられた前後1対ずつのガイドローラで、上記ブラケッ
ト(9)に上下方向を向いて固着された縦軸(14)に、
回転自在として枢支されている。
内箱(1)の左側方に形成された空室(15)の上部と
下部には、上記各ガイドローラ(12)(13)と相対する
とともに、それらと同形同寸をなす前後1対ずつのガイ
ドローラ(16)(17)が、内箱(1)の左側板に固着し
たブラケット(18)に支持した、上記縦軸(14)と平行
をなす縦軸(19)に枢支されている。
上部と下部の左右の各ガイドローラ(12)(16)、及
び(13)(17)間には、上下1対の無端チェーン(20)
(21)が巻回され、かつ上側の無端チェーン(20)は第
1のモータ(7)のスプロケット(7a)に、また下側の
無端チェーン(21)は第2のモータ(8)のスプロケッ
ト(11)にそれぞれ噛合されている。
各、モータ(7)(8)を正逆駆動することにより、
無端チェーン(20)(21)は、内箱(1)の周囲を、平
面視ほぼ横長矩形状の軌跡を描いて、時計方向又は半時
計方向に独立して回走させられる。
なお、上記第1のモータ(7)の上側の無端チェーン
(20)により第1の駆動手段を、また、第2のモータ
(8)と下側の無端チェーン(21)により第2の駆動手
段をそれぞれ構成している。
(22)(23)は、各収納室(5)の前面開口部、及び
外箱(2)の取出口(3)を覆う左右1対のシャッタ
で、細長かつ硬質の多数の閉塞片(24)の内側縁同士
を、可撓性の連結シート(25)をもって隙間なく連結す
ることにより、内方へのみ撓曲しうるように構成されて
いる。
右側のシャッタ(23)は、第5図に示すように、その
上端部の要所要所を、シャッタ(23)の内面にピン(26
a)止めされた内向C字形の取付金具(26)を介して、
上側の無端チェーン(20)に固着するとともに、下端部
の要所要所を、同じくピン(26a)止めされた内向C字
形の案内金具(27)を介して、下側の無端チェン(21)
に摺動自在に係合することにより、第1のモータ(7)
により駆動させられるようになっている。
左側のシャッタ(22)は、第6図に示すように、下端
部の要所要所が、下側の無端チェーン(21)に、上記と
同様の取付金具(26)をもって固着され、かつ上端部の
要所要所を、案内金具(27)を介して、上側の無端チェ
ーン(20)に摺動自在として係合させることにより、第
2のモータ(8)により駆動させられるようになってい
る。
このような係合態様とすることにより、一方のシャッ
タが駆動させられているときでも、他方のシャッタを休
止することなく、同時に駆動することができる。
なお、左右のシャッタ(22)(23)は、少なくとも外
箱(2)の取出口(3)を、それぞれ単独で覆いうるだ
けの長さを有し、かつ両シャッタ(22)(23)の前側の
対向端部(22a)(23a)が、それぞれ、取出口(3)の
両側端まで移動したとき、すなわち、取出口(3)が前
面に亘って開口されたとき、後側の端部(22b)(23b)
同士が互いに干渉しないような長さとなっている(第2
図参照)。
(28)(29)は、外箱(2)における上板(2a)と下
板(2b)の内面の前後部に、左右方向を向いて固着され
た所要長さの上下1対ずつのガイドレールで、両シャッ
タ(22)(23)の上下の端部を、その凹溝内に嵌合させ
ることにより、安定的に移動させうるようにしてある
(第3図参照)。
(30)(30)は、外箱(2)における右側板(2c)の
内面上下部に固着された振れ止め用の押え板で、シャッ
タ(23)の横振れを防止して、上下の無端チェーン(2
0)(21)と、スプロケット(10)及び(11)との噛み
合いが外れるのを防止するためのものである。
次に左右のシャッタ(22)(23)の駆動要領について
説明する。
左右のシャッタ(22)(23)における前側の端部(22
a)(23a)同士が取出口(3)の任意の位置において、
突当て状に当接し、全ての収納室(5)の開口部が閉じ
られている状態において、まず第1及び第2のモータ
(7)(8)を同一方向に回転させて、左右のシャッタ
(22)(23)を、端部(22a)(23a)が所望の収納室
(5)の側端(仕切板)と相対する位置まで一体的に移
動させる。
ついで、いずれか一方のモータ(7)又は(8)を回
転させて、シャッタ(22)、(23)のいずれか一方を、
その端部(22a)(23a)が指定された収納室(5)の開
口端に達するまで、相対的に移動させる。この場合のシ
ャッタの駆動は、例えば収納室(5)のピッチをカウン
トするセンサー等を設け、それから発せられる信号によ
り、モータ(7)又は(8)の回転を制御して行われ
る。
また、両シャッタ(22)(23)の端部(22a)(23a)
を、開口させたい収納室(5)の数に相当する大きさま
で予め開いておいてから、両シャッタ(22)(23)を同
一方向に一体的に移動させて、その開口部を、指定され
た収納室(5)の前面に位置させるようにしてもよい。
以上のように、左右のシャッタ(22)(23)を独立し
て駆動することにより、第1図のように、目的とする収
納室(5)を1個開口させたり、あるいは、指定された
収納室(5)のみを複数(全部)に亘って開口させたり
することができ、収納室(5)内へのマイクロカセット
テープ(C)の出し入れを、自由にかつ能率的に行なえ
る。
なお、シャッタ(22)(23)を駆動する手段は、無端
チェーン(20)(21)に代えて、ワイヤロープや歯付ベ
ルト等でもよく、また、第1及び第2のモータ(7)
(8)のいずれか一方を、左方の空室(15)内に配設し
てもよい。
上下の無端チェーン(20)(21)を案内する全てのガ
イドローラを、スプロケットとしてもよいのは勿論であ
る。
左右のシャッタの駆動を、第7図に示すような方式と
することもできる。
すなわち、内箱(1)と外箱(2)との間に形成され
る左右の空室内に、右側のシャッタ(32)駆動用のモー
タ(33)と、同じく左側のシャッタ(34)駆動用のモー
タ(35)とを収納するとともに、左右の各シャッタ(3
2)(34)の一端部(32a)(34a)を、各モータ(33)
(35)の回転軸(33a)(35a)に固着した巻取ローラ
(36)(37)に止着する。
所望の収納室を所要数開口させたいときには、上述と
同様に、各モータ(33)(35)を独立して駆動し、両シ
ャッタ(32)(34)の他端部(32b)(34b)を相対的に
移動させればよい。
なお、この実施例におけるシャッタ(32)(34)は、
巻取り径があまり変化しないように、比較的薄厚で、か
つ可撓性を有していることが好ましい。
上記実施例におけるシャッタは、いずれも、板状のも
のを使用しているが、蛇腹状のものとすることもでき
る。
この場合、収納室の前面に、それぞれ左右方向へ伸縮
しうる左右1対の蛇腹状シャッタを設け、かつそれら
を、左右1対のモータにより、独立して駆動させられる
索条等に連結して、互いの対向端を相対的に移動させる
ようにする。
〔発明の効果〕
本発明によれば、所望の収納室のみを、任意の数だけ
開口させうるので、目的とする物品を、誤りなく、かつ
自由に出し入れすることができる。
また、従来のように、物品の出し入れの都度、戸を開
閉したり、施解錠したりするなどの煩しさがないため、
作業を能率的に行いうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の収納棚の一実施例を示す一部切欠正
面図、 第2図は、同じく上板を取り除いた状態の平面図、 第3図は、第2図におけるX−X線に沿う縦断側面図、 第4図は、本発明の収納棚を数段に重ねて構成したマイ
クロカセットテープ用収納庫の外観図、 第5図は、右側のシャッタと無端チェーンとの係合状態
を示す要部の縦断側面図、 第6図は、同じく左側のシャッタと無端チェーンとの係
合状態を示す要部の縦断側面図、 第7図は、シャッタ駆動部の他の実施例を示す要部の平
面図である。 (1)内箱(ケース)、(2)外箱 (3)取出口、(4)仕切板 (5)収納室、(6)(15)空室 (7)第1のモータ(第1の駆動手段) (8)第2のモータ(第2の駆動手段) (9)(18)ブラケット、(10)(11)スプロケット (12)(13)(16)(17)ガイドローラ、(14)(19)
縦軸 (20)上側の無端チェーン(第1の駆動手段) (21)下側の無端チェーン(第2の駆動手段) (22)(23)シャッタ、(24)閉塞片 (25)連結シート、(26)取付金具 (26a)ピン、(27)案内金具 (28)(29)ガイドレール、(30)押え板 (32)(34)シャッタ、(33)(35)モータ(駆動手
段) (36)(37)巻取ローラ、(A)物品収納棚 (C)マイクロカセットテープ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の収納室が横方向に列設されたケース
    と、 該ケースの直前に、左右方向に移動自在として設けら
    れ、かつ通常時において、前記収納室の前面開口部を覆
    うようにした左右1対のシャッタと、 該シャッタの対向端の相対移動により、指定された1個
    又は複数個の収納室を開口しうるように、前記各シャッ
    タを左右方向に独立して移動させる第1及び第2の駆動
    手段 とを備えることを特徴とする物品収納棚。
  2. 【請求項2】左右のシャッタにおける対向端と反対側の
    各端部を、それぞれ左右1対の駆動手段に連係した巻取
    ローラに巻回することにより、各シャッタを左右方向へ
    移動させるようになっている請求項(1)記載の物品収
    納棚。
JP27965689A 1989-10-30 1989-10-30 物品収納棚 Expired - Lifetime JP2694568B2 (ja)

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JPH03144091A JPH03144091A (ja) 1991-06-19
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102157154B1 (ko) * 2020-05-21 2020-09-17 주식회사 대흥종합엔지니어링건축사사무소 건축용 조립식 통신 단자함

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KR102157154B1 (ko) * 2020-05-21 2020-09-17 주식회사 대흥종합엔지니어링건축사사무소 건축용 조립식 통신 단자함

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