JP2694156B2 - N−ノル中間体を介するノルテバイン、ノルモルフィン、ノルオキシモルフォン鏡像異性体の全合成 - Google Patents
N−ノル中間体を介するノルテバイン、ノルモルフィン、ノルオキシモルフォン鏡像異性体の全合成Info
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Description
イノン(4)に由来する全合成に関し、重要な局面は、
(4)をノルテバイン(12)、ノルオキシモルフォン
(19)、ノルコデイン(39)、ノルモルフィン(42)及
び誘導体に転化するため該ノルジヒドロコデイノン中間
体をあまねく利用した容易な方法が開発されたというこ
とである。
は初期のライスの特許により等しく入手できるが、この
開示は、天然(−)−及び非天然(+)−立体化学系の
両化合物の合成に適切であり、関係する。
01号は、ノルジヒドロコデイノン(4)のどちらかの鏡
像異性体の全合成、及びN−メチル誘導体、ジヒドロコ
デイノン(5)〔コデイン(6)、モルフィン(7)及
びテバイン(8)の合成に関係した有益な中間体であ
る〕へのこの化合物の連続的転化を開示している;(参
照チャート1,天然立体化学で説明されている)。
料であり、麻酔剤、麻酔剤アンタゴニスト及びアゴニス
ト−アンタゴニスト薬剤の製造に価値がある。
キソン(21)、ナルメフェン(22)及びアゴニスト−ア
ンタドニスト ナイブフィン(26)の標準的製造方法に
おいて、(−)−デバイン〔(−)−8〕はアヘンから
の抽出により得られ、出発材料として利用される。
(−)−コデインはまた、これらの化合物のための可能
な出発材料として提案されてきた。
置換基を有するので、メチル基の除去およびシクロアル
キルメチル基またはアリル基での置き換え、および他の
構造的変性が必要である。というのは望まれる薬理的側
面を最終生成物において得るためである。例えば、麻酔
剤アンタゴニストの合成において、天然テバインは14−
ヒドロキシコデイノンに連続して酸化され、14−ヒドロ
キシジヒドロコデイノンに還元され、オキシモルフォン
に脱メチル化される。その後、メチル基は以下の順序に
より除去される:3,14−ジアセトキシ誘導体にアセチル
化し、臭化シアンまたはクロロホルメートエステルで反
応し、最終的に適当なアリルハライドでアルキル化され
るノルオキシモルフォンに加水分解される。
臭化シアンまたはホスゲン誘導クロロホルメート(毒性
および他の点では危険な試薬である)での反応、及び加
水分解段階を含むN−メチル基の多段階除去である。標
準的方法で使用されたN−シアノの加水分解は、望まれ
るノルオキシモルフォンの部分的破壊を生じる過剰量の
25%硫酸を用いて加熱を長引かせる必要がある。
モルフィン及びテバインの全合成における早期中間体
(チャート1)が窒素原子上に置換基なしで中間体によ
り多数の用途の広いN−ノル 中間体に添加される方法
である。これらの化合物は、薬としての実用に一般に使
用される多数の重要な薬剤(天然アヘン剤の立体化学を
有する)の前駆体として役立つものである。
デバインの必要性を除く。ノルジヒドロコデイノンは、
(+)−または(−)−鏡像体のどちらかとして全合成
により直接入手できるので、任意の入手方法は天然また
は非天然アヘン剤類のどちらかを提供する。N−ノル中
間体は、望まれるN−置換生成物を与えるため、いずれ
の段階でもN−アルキル化されうるので、該方法は古典
的経路よりさらに用途が広く、N−脱メチル化段階が除
かれるために実質的により短縮される。
により先行技術と異なる。というのも、メチル基を導入
し(4→5,チャート1)、その後、テバインの変換後に
除去する必要がないのである。これは実質的な多数の段
階および作業の必要性および原料材料を除去することに
より、より短縮、より経済的な方法となる。さらに、該
方法の各段階は非常に高収量を与え、各分離された中間
体は、単に結晶化および洗浄により純粋または非常に純
粋に近い状態で得られる。
〜7)。
(4)は、トリアルキルオルトホルメート、相当する短
鎖アルキルアルコール、例えばメタノール、及び5−ス
ルホサリチル酸、エタンスルホン酸または他の有機酸の
混合物で処理されて、ケタール(9)及びエノールエー
テル(10)の混合物を与える。テトラヒドロフランは添
加され、混合物をエノールエーテル(10)に完全に添加
するため蒸留し、90%の収量で分離されうる。転化はま
た、強塩基、例えばカリウム ターシャリー−ブトキシ
ド、または他の有機塩基の添加によりなし遂げられう
る。
テル(10)をハロゲン化試薬、好ましくは臭素化試薬、
例えばN−ブロモアセトアミド、および有機酸、例えば
メタンスルホン酸、5−スルホサリチル酸で処理するこ
ととは、臭化水素として結晶性ブロモケタール(11)を
88%収量で与える。
シドまたは水素化ナトリウム中のカリウム ターシャリ
ー−ブトキシド、非プロトン性有機溶媒中のナトリウム
アミドで処理することは、97%収量のノルテバイン(1
2)を与える。
晶化、または他の適当な精製技術の後、自然な位置で形
成された過ぎ酸でのノルテバイン(12)の酸化は、90%
の収量で純粋な14−ヒドロキシノルコデイノン(13)を
与える。化合物(13)の触媒的水素化(一般にパラジウ
ムを用いる)は、ほとんど純粋に近い粗ノルオキシコデ
イン(18)を定量的収量で穏やかに与える。
的に使用されるアルゴニスト ペルコダン(17)を提供
する。標準的方法によるペルコダン(17)のO−脱メチ
ル化はまた、有効な麻酔剤アルゴニストとして臨床的に
使用されるヌモルファン(16)を与える。
化)または他の標準的O−脱メチル化方法は、ノルオキ
シモルフォン(19)を与える。
準的方法を使用して化合物(18)及び(19)のそれぞれ
をN−メチル化することにより入手できる。
ナルトレキソン(21)、ナルメフェン(22)、天然の立
体化学系における全ての重要な麻酔剤アンタゴニストの
主に重要な前駆体である(チャート3)。標準的方法に
よるアリルまたはシクロプロピルメチルブロミドでの化
合物(19)のN−アルキル化は、ナロキソン及びナルト
レキトンのそれぞれを与える。
合物(23)及び(24)にアルキル化し、続いて、BBr3ま
た他の適当な試薬でO−脱メチル化することにより得ら
れる(チャート3)。その後、標準的な実験計画に従っ
たメチレントリフェニルホスホランでのナルトレキソン
(21)の反応は、ナルメフェン(22)を与える。一般的
にいずれの立体選択的還元剤、好ましくは水素化ホウ素
ナトリウムのようなアルカリの水素化ホウ素での14−ヒ
ドロキシノルコデイノン(13)の立体選択的還元は、イ
ソコデイン誘導体を除外して14−ヒドロキシノルコデイ
ン(14)を与える(チャート2)。化合物(14)の触媒
的水素化(代表的にはパラジウムを用いる)は、定量的
収量の14−ヒドロキシノル−ジヒドロコデイン(15)を
提供する。
−シクロブチル−メチル化に引続き、(25)のO−脱メ
チル化は、臨床的に有益なアゴニスト−アンタゴニスト
薬剤のナルブフィン(26,ヌバイン)を与える。代わり
に、14−ヒドロキシジヒドロノルモルフィン(27)への
(15)のO−脱メチル化に続いて、N−シクロブチル化
はナルブフィンを与える。
ォキシィはまた、予めフォキシィ(29)に添加される前
に、(−)−(14)からホルムアルデヒドの存在下、
(28)への水素化により得られる(チャート5)。(1
4)から(15)への水素化に引続き(15)のN−メチル
化により、フォキシィへの同様な中間体(28)を与え
る。
0)は、〔18F〕で標識されるとき、陽電子放出断層撮影
により生体の脳中のアヘン剤レセプターを標識するため
の非常に有益な薬剤であるとして最近示された。この化
合物は、(15)から(31)へN−シクロプロピル化さ
れ、相当する6−α−ナルトレキソール(32)にO−脱
メチル化され、先行技術で予め記載されたように処理さ
れて容易に入手できる。代わりに、N−シクロプロピル
メチル誘導体への(27)の転化は、同様の中間体ナルト
レキソールを与える。予め、ナルトレキソールはナルト
レキソンの水素化ホウ素還元により製造され、相当する
6−β−異性体を除去するためにクロマトグラフィ分別
を必要とする。
な鏡像体の単純なアルキル化または還元的アルキル化
〔チャート6に示された〕により、天然または非天然の
どちらかで全合成により容易に入手できるテバイン
(8)を含むN−アルキルノルテバインを与えることで
ある。
インの処理は、シクロプロピルメチルノルテバイン(3
3)、ブプレノルフィン(34)の合成に有益な中間体、
舌下投与により有効なアゴニスト アンタゴニスト薬剤
の状態を与える。
た、天然の立体化学系でのみ示された先行技術の方法に
よりN−シクロプロピルメチルノルテバインから製造さ
れうる。
ィナン及び他の(−)−テバイン誘導体、例えば(34)
及び(35)、並びにアヘンから誘導された他の重要な化
合物の非常に実用的なテバイン無しの全合成であること
は明らかである。該方法はテバインを通した全合成より
も、より短縮され、より柔軟性があり、また、非天然の
アヘン剤類(アヘン誘導体から得られない)、有効な鎮
咳剤の幾つかの合成に適当である。
方法 上記で検討したように、本発明は全合成により薬物的
に有効な薬剤の製造のためにテバインの必要性を無くし
た。しかし、本方法は半合成ノルテバインを介してアヘ
ン誘導性の出発材料から薬剤を合成するのに適当であ
る。そのため、ノルテバインは本発明における中間体で
あり、他者により開発された方法論の存在は、天然テバ
インから(−)−ノルテバインの容易で高収量の合成を
可能にする。
び、天然及び非天然アヘン剤の両方においてノルコデイ
ン(39)及びノルモルフィン(42)を介する関連化合物
を製造するのに使用されうる。この順序(チャート7)
において、ノルブロモケタール(11)は強塩基、例えば
カリウム ターシャリー−ブトキシドのような有機塩
基、または水酸化ナトリウムまたはナトリウムアミン
で、エーテルまたは炭化溶媒、例えば、テトラヒドロフ
ラン中、処理され、ノルコデイノンケタール(37)を与
える。ノルコデイノン(38)に加水分解し、引続き、例
えば、水素化ホウ素ナトリウムまたは他のアルカリブト
キシドで還元することにより、ノルコデイン(38)を与
える。BBr3でのノルコデインのO−脱メチル化はノルモ
ルフィン(42)を与える。
びモルフィン(7)のそれぞれを、天然または非天然異
性体のどちらかとして、(11)の絶対配置に依存して提
供する。コデインはまた、ホルムアルデヒド及び水素化
ホウ素ナトリウムまたはシアノボロハイドライドでの処
理によりノルコデイン(38)から得られる。コデインは
また、ホルムアルデヒド及びボロハイドライドでノルコ
デインを還元的アルキル化することにより得られる。
O−メチルエーテル(40)及びナロルフィン(41,ナリ
ン)は標準条件下、アリルブロミドでのアルキル化によ
り得られる。BBr3での(40)の処理はまた、臨床的に使
用される麻酔剤アンタドニストであるナロルフィン(4
1)を与える。
置で測定され、そして正確である。元素分析はAttranti
c Microlabs社(Atranta,Georgia)により行われる。赤
外スペクトルはベックマン(Beckman)IR4230分光光度
計により測定され、マススペクトル(化学イオン化,N
H3)はFinnegan1015分光計(NH3−CI)により得られ、
そしてIN−NMRはVarian XL300またはVarian 200N MR分
光計により得られる。旋光度はPerkin−Elmerモデル241
旋光分析計で測定される。シリカゲルGFプレート(Anal
tech,Newark,Del.)は薄層クロマトグラフィ(TLC)に
使用され、そして6−ftメチルシリコンカラムを有する
Hewlett Packard 5880Aガスクロマトグラフィは毛細管
ガスクロマトグラフィ(GC)に使用されうる。幾つかの
場合に、非水性溶液の酸性化は、湿ったpH指示薬スティ
ック(E.Merck)に一部を適用することにより監視され
る。TLC及びGCは合成の間、純度の判定基準として全鏡
像体化合物を比較するため使用される。全ての合成され
た生成物をRf値およびそれらの基準(−)−鏡像体と同
一の保持時間を有する。各(+)−鏡像体で得られた他
の全スペクトルデータは、反対の旋光度を除いた基準
(−)−鏡像体の旋光度と同一である。
まる以下の実施例は、非天然(+)−アヘン剤類におけ
る本発明を説明しているが、(+)−類に限定すること
を決して意味していない。炭素窒素骨格の天然アヘン剤
の絶対配置を有する(−)−化合物の合成のため、該方
法を正確に繰り返して(−)−ノルジヒドロコデイノン
〔(−)−4〕を使用することが単に必要である。この
方法において、上記の(−)−鏡像体は、古典的経路に
よりアヘンから製造された基準試料とあらゆる点で同一
であるものを得る。明らかに、天然(−)−テバインの
N−脱メチル化により製造された(−)−ノルテバイン
は、全合成により製造された同一物質の代わりに利用さ
れうる。
−スルホサリチル酸(90ミリモル)の溶液を、8ミリリ
ットルのメタノールに溶解された38gのトリメチルオル
トホルメート(352ミリモル)に添加し、還流しながら
5分間、アルゴン環境下で撹拌させる。30ミリリットル
のメタノールに溶解された22.8g(64ミリモル)の無水
(+)−ノルジヒドロコデイノン〔(+)−4)〕の溶
液を一定速度で、還流反応混合物に滴下漏斗で1時間か
けて滴下する。添加があまりに遅いとき、出発材料の不
溶性塩を結晶化し、この塩が低い溶解度を持つため反応
は終了まで行かないだろう。滴化漏斗を10ミリリットル
の乾性THFですすぎ、反応混合物を還流しながら30分間
(塩基性留分のGC分析が出発材料、及び90%ケタールと
10%の8,14−ジヒドロテバインの混合物の完全な損失を
示す時間)撹拌する。
リットルのメタノールは蒸留により除去される。反応混
合物は分離された結晶〔(10)の5−スルホサリチル酸
塩)として濁った。乾燥THFは滴下漏斗により蒸留の速
度で添加される。300ミリリットルTHFの蒸留後、GC(RT
=4.90,220℃)及びTFC分析は、反応が終了したことを
示す。反応混合物はアルゴン環境下、0℃で150ミリリ
ットルの勢い良く撹拌された10%NaOHに注がれ、そし
て、5分間撹拌される。反応フラスコは30ミリリットル
THFで洗浄される。真空で残留THFは除去され、引続きCH
Cl3の100ミリリットルで1回及び50ミリリットルで2回
抽出され、その後、50ミリリットルのH2Oで1回、一緒
に合わせた有機抽出物を洗浄し、真空で揮発性物質を除
去して、茶色のシロップを生じる。
%)を与える;mp148.5−150.5℃(mp lit 152−−152.5
℃)はTLCにより(−)−鏡像体と同種または同一であ
り、TLC及びGC分析(220℃)により同種である。
タール臭化水素 〔(+)−11〕.HBr 400ミリリットルのメタノールに溶解された27.0gの
(+)−10(90ミリモル)の溶液を、アルゴン環境下、
0℃で機械的に撹拌させる。75ミリリットルのメタノー
ルに溶解された9.45ミリリットルのメタンスルホン酸
(126ミリモル)の溶液を滴下し、反応混合物を0℃で1
0分間撹拌し、N−ブロモアセタミド(NB;11.2g,81ミリ
モル)をゆっくり反応混合物に滴下する。
し、引続き、20分間撹拌によりさらに250mgのNBA(1.8
ミリモル)を添加する。さらに10分間撹拌した後、反応
はGC及びTLC分析により終了する。pH9.5へのNH3ガスで
の飽和に引続き、真空でのメタノールの除去により、黄
色シロップを生じる。
ミリリットルのCHCl3で3回抽出する。有機層は100ミリ
リットルの20%NH4OH/H2Oで洗浄され、シロップに蒸発
される。トルエンの蒸留に引続き、イソオクタンによる
高真空での乾燥で、37.55gのオフホワイトの泡状物を与
え、それはGC分析により純度95%である。この材料は40
ミリリットルの温メタノールで溶解し、調製されたばか
りのHBr/メタノールで酸性化される。0℃への冷却は、
38.1gの白色結晶性(+)−11.HBr(88%),mp232℃を
与える。
リモル)及び40ミリリットルのDMSOの混合物に0℃で、
5.0gの(+)−11塩基(10.4ミリモル)を添加し、室温
で撹拌させる。オレンジ色の反応混合物を穏やかに45℃
に温め、30分後、GC分析は出発材料の完全な損失を示
す。
シドを添加し(20.8ミリモル)、そして反応は15分で終
了する。反応混合物を0℃に冷却し、100ミリリットル
のH2Oで冷却し、100ミリリットルのCHCl3で3回抽出す
る。有機層は50ミリリットルのH2Oで洗浄され、黄色の
シロップを蒸発される。メタノールの添加および蒸発は
結晶性生成物を与える: 2.87g(97%),mp157〜158℃,lit.Bartels−Keith,J.
Chem.Soc.(C),1966,617−624,(−)−12のmp157〜1
59℃。
(14.8g,50ミリモル)を、6.5ミリリットルの88%ぎ酸
及び26ミリリットルの0.7%の硫酸の溶液に添加し、引
続き、7.2ミリリットルの30%H2Oを添加する。得られた
異種の反応混合物は同質、及び金のような茶色になり、
室温で48時間撹拌させる。120ミリリットルの10%Na2CO
3(pH9.5)での中和は結晶性材料を与え、該材料はろ過
され、そして50ミリリットルのH2O及び100ミリリットル
のメタノールで洗浄されて12.1g(81%)のクリーム色
の結晶性生成物を与える。水性ろ液はNaClで飽和され、
100ミリリットルのCHCl3/メタノール(9:1)で4回抽出
される。真空で抽出物を蒸発し、メタノールで結晶化し
て、1.3g(9%)の結晶性生成物を生じる。一緒に合わ
された材料の再結晶化は、TLCにより同種である13.4g
(90%)の生成物を与える。
れた(−)−13(4.5g,15ミリモル)及び500mgの5%Pd
/BaSO4の溶媒的水素化は、セライト上にろ過され、100
ミリリットルの氷酢酸及び100ミリリットルの10%氷酢
酸でフィルターパッドを洗浄する。pH9.5へのNH4OHでの
ろ液の中和および50ミリリットルのCHCl3で3回、50ミ
リリットルのCHCl3/メタノール(9:1)で3回抽出し、
引続き、真空で揮発性物質を除去することにより、白色
粉末4.5g(100%粗生成物)を生じ、該粉末はGC分析に
より純度98.8%である。
ノール/エーテルでの再結晶により、(+)−18のHI塩
を与え、これはTLCにより同種である。
HCl3中に150mgの(+)−18(0.5ミリモル)を溶解し、
該溶液を1.5ミリリットルのCHCl3に溶解されたBBr3(0.
3ミリリットル,30ミリモル)の撹拌混合物に0℃で添加
して行われる。薄い黄色の異種反応混合物を0℃で20分
間、及び室温で40分間、撹拌する。反応は4gの氷/2ミリ
リットルのNH4OH(pH9.5)上に注がれて静められ、0℃
で30分間撹拌される。
よび10ミリリットルの冷CHCl3で洗浄し、真空で一晩乾
燥する。結晶性(+)−19,80mg(60%収量)はTLCによ
り基準の(−)−ノルオキシモルフォンに同種および同
一であり、融点d>260℃,融点(−)−ノルオキシモ
ルフォンd>260℃,MS(CI)M+1 288,(HCl塩)であ
る。
より同種であり、融点>260℃の(+)−19,HClを与え
る。
〔(+)−23.HCl〕 2.1gの(+)−18(7ミリモル)、21ミリリットルの
乾燥DMFおよび4.9gの無水K2CO3(35ミリモル)の混合物
を0℃で撹拌させる。アリルブロミド(0.7ミリリット
ル,8ミリモル)を添加し、異種の反応混合物を0℃で10
分間および室温で1.5時間撹拌させる。無機材料を吸引
ろ過により除去し、全量50ミリリットルのCHCl3で繰り
返し洗浄する。その後、ろ過を10ミリリットルの10%Na
2CO3で3回、10ミリリットルのH2Oで1回洗浄し、真空
で透明なシロップに蒸発させ、その後、50℃の真空ポン
プで乾燥させて、2.2gの白色の泡状物(92%粗生成物)
を生じる。
l/2−プロパノールでpH<2に酸性化する。2−プロパ
ノール中で結晶化および再結晶は、2.8gの(+)−23.H
Cl(86%)(mp248〜250℃)を与える。
の転化は通常の方法で行われる。乾燥、泡状の遊離塩基
は5ミリリットルのCHCl3に溶解され、5ミリリットル
のCHCl3に溶解された1.0ミリリットルのBBr3(10.7ミリ
モル)の撹拌溶液に0℃で滴下する。滴下漏斗を2ミリ
リットルのCHCl3で洗浄し、反応混合物を0℃で40分
間、その後、室温で20分間撹拌させる。反応は15gの氷/
4ミリリットルのNH4OH(pH9)の上に注がれて静めら
れ、0℃で30分間、勢いよく撹拌される。有機層を除去
し、水層を10ミリリットルのCHCl3で4回抽出する。有
機留分を合わせて、10ミリリットルの塩水で2回そし
て、10ミリリットルのH2Oで2回洗浄する。揮発性物質
は真空で除去されて、450ミリリットルの白色固体(80
%粗生成物)を与える。粗生成物は結晶化され、温酢酸
エチルから再結晶されて、300mgの結晶性(+)−20(6
0%)〔mp167〜168℃〕を与える。
l/2−プロパノールでpH<2に酸性化することにより塩
化水素塩に転化される。無水エタノール中で再結晶化は
白色結晶として(+)−20:HCl(mp206〜210℃,lit.Mer
ck Index,10th ed.,1983)または(−)−20:HCl(mp20
0〜250℃)を与える。
ルの乾燥DMF及び13.0gの無水K2CO3(92.5ミリモル)の
異種溶液は0℃で撹拌される。ブロモメチルシクロプロ
パン(2.2ミリリットル,22ミリモル)を添加し、異種の
反応混合物を0℃で10分間、その後、室温で24時間撹拌
させる。無機材料を吸引ろ過により除去し、200ミリリ
ットルのCHCl3で洗浄する。ろ過を100ミリリットルの10
%水性Na2CO3で3回および100ミリリットルのH2Oで洗浄
し、揮発性物質を真空で除去する。トルエンの蒸留およ
び50℃での高真空での乾燥は、白色泡状の生成物5.9g
(90%粗生成物)を与える。
HCl/2−プロパノールでpH2に酸性化することにより塩化
水素塩に転化される。結晶化および再結晶化は7.0g(84
%)の(+)−24.HCl.1イソプロパノール白色結晶性塩
(mp235〜238℃)を与える。
への転化は、10%水性Na2CO3からCHCl3に抽出されるこ
とにより行われ、2.1gの白色泡状遊離塩基を与える。該
遊離塩基は18ミリリットルのCHCl3に溶解され、3Aモレ
クラシーブ上で乾燥され、3.5ミリリットルのBBr3(Hg
上で蒸留されたばかり)及び18ミリリットルのCHCl3の
撹拌溶液に、0℃で滴下される。
合物を0℃で20分間、及び室温で45分間撹拌させる。
で静められ、水性NH4OH/CHCl3で反応フラスコを洗浄し
た後、0℃で30分間撹拌させる。水性混合物を30ミリリ
ットルのCHCl3で4回抽出し、有機層を30ミリリットル
のH2Oで2回そして、50ミリリットルの塩水で2回洗浄
し、硫酸ナトリウムで乾燥し、揮発性物質は真空で除去
され、1.8gの白色泡状物(88%粗生成物)を与える。酢
酸エチル中の結晶化および再結晶は、1.15gの(+)−2
1白色結晶(57%)〔融点155℃〕を与える。
Med.Chem.,1975,Vol.18,pp 259−262,に記載されたよう
に(+)−ナルトレキソン〔(+)−21〕から製造され
る。(+)−化合物はmp186〜187℃、(−)−ナルメフ
ェンはmp187〜189℃(GC分析は純度100%,RT=7.42,220
℃を示す)を示す。
ール(pH2)で製造され、2−プロパノール中、結晶化
および再結晶化されて、(+)−ナルメフェン.HCl〔融
点199〜200℃,Lit,Hahn等著、J.Med.Chem.,1975,Vol.1
8,pp 259−262,に記載〕、(−)−ナルメフェン.HCl
〔融点197〜198℃〕を与える。
正+147.2。
ル)。
7〕 2.5gの(+)−11の遊離塩基(2.13g泡状物,4.26ミリ
モル)への転化は、20%のNH4OHで行われ、引続き、エ
ーテル抽出が乾燥により行われる。42ミリリットルの乾
燥THF中に溶解された遊離塩基の溶液に、1.15gのカリウ
ム ターシャリー−ブトキシド(8.5ミリモル)を添加
し、反応混合物を室温で、アルゴン環境下、24時間撹拌
させる。GC分析は、反応が終了したことを示す(RT=5.
17,220℃);THFは真空で除去され、15ミリリットルのH2
Oが添加される。(+)−37は白色羽毛状の二水素化物
(NMR分析で示されたように)〔1.60g(100%)、mp113
〜114℃,lit.,Bartels−keith著、J.Chem.Soc.(C),
1966,617−624〕として分離され、(−)37は融点113〜
114℃である。
(+)−37(3ミリモル)の溶液(15ミリリットルの水
の全量に2.35gの88%HCOOHを溶解)を、室温で20分間
(GC分析は出発材料の完全な損失を示す時間)撹拌させ
る。反応混合物を、0℃で固体NaHCO3の滴下でpH5.5〜
6.0に中和する1。
し、反応混合物を20分間撹拌させる。反応混合物を終了
させるため、6ミリリットルの1.0Nの水酸化ナトリウム
を添加し、10ミリリットルのCHCl3で3回抽出し、引続
き、真空で溶媒を除去することにより、2−プロパノー
ル中で結晶化された白色泡状物を生じ、(+)−6〔75
0mg(90%)、mp178〜181℃〕を与え、(−)−6のd
−基準試料はmp181〜183℃である。
および蒸発により白色泡状物として分離されうることを
注記する。
40〕 6ミリリットルの乾燥DMF中に溶解された540mgの
(+)−ノルコデイン〔(+)−39〕(1.9ミリモル)
の溶液に、1.33gのK2CO3(9.5ミリモル)及び0.19ミリ
リットルのアリルブロミド(2.1ミイモル)を0.℃で添
加する。反応混合物を0℃で10分間、その後、室温で50
分間撹拌させる。無機材料を吸引ろ過により除去し、10
ミリリットルのCHCl3で洗浄する。
リットルの10%Na2CO3から10ミリリットルのCHCl3で3
回抽出され、引続き、10ミリリットルの水で有機層を洗
浄し、溶媒を蒸発させる。
mgの白色結晶性(+)−40(72%)〔融点91〜93℃、li
t.,J.Am.Chem.Soc.,1942,64:869〕を与え、(−)40はm
p93℃である。
−40(0.72ミリモル)の溶液を1分かけて、13ミリリッ
トルのCHCl3に溶解された0.44ミリリットルのBBr3の溶
液(Hg上で蒸留されたばかりの4.3ミリモル)に0℃で
滴下する。滴下漏斗を1ミリリットルのCHCl3で洗浄
し、反応混合物を0℃で20分間および室温で20分間撹拌
する。
4OH(pH9.5)上に注ぎ、0℃で45分間撹拌される。揮発
性物質を真空で除去し、5ミリリットルのCHCl3で溶解
され、10ミリリットルの10%NH4OHで2回洗浄された粘
着性の生成物を生じる。その後、水層を10ミリリットル
のCHCl3で5回洗浄し、合わせたCHCl3留分を10ミリリッ
トルのH2Oで1回洗浄する。溶媒の蒸発およびトルエン
の蒸留はエーテル中で結晶化された300mgの粗生成物を
生じ、200mgの(+)−41(89%)〔mp188〜191℃、li
t,Merck Index,10th ed.,1983〕を与え、(−)−41はm
p208〜209℃である。
ール中での再結晶による精製は、塩として150mg(45
%)の純粋な(+)−41〔融点d>260,lit,Merck Inde
x,10th ed., 1983〕、(−)−41:HCl d 269℃〕を与え
る。
用途における化合物は天然〔一般に(−)〕及び非天然
〔一般に(+)〕の立体化学的系の両方から製造される
ことが理解されている。
Claims (12)
- 【請求項1】アヘン含有麻酔薬、アゴニスト−アンタゴ
ニスト薬剤及びその立体異性体の製造のための中間体を
製造する方法において、以下の段階: (a)未置換のN原子を有するノルジヒドロコデイノン
を有機酸及びトリアルキルオルトホルメートと短鎖アル
コールROH(式中、Rは炭素原子数1ないし4のアルキ
ル基を表わす)中、不活性雰囲気下で還流して、次式
(I): で表わされるジアルキルケタール及び次式(II): で表わされるデルタ−6−エノールエーテルとのアルコ
ール性混合物を生成し、 (b)前記混合物中のジアルキルケタール(I)をデル
タ−6−エノールエーテル(II)に完全に転化し、 (c)段階(b)のデルタ−6−エノールエーテル(I
I)を有機酸及びハロゲン化剤と反応させて、 次式(III): (式中、Xはハロゲン原子を表わす)で表わされる7−
ハロ−ジアルキルケタールのハロゲン化水素塩を生成す
ることからなる方法であって、前記方法は前記N原子の
置換なく実施される方法。 - 【請求項2】更に、ノルテバインを製造するために、前
記7−ハロ−ジアルキルケタール(III)を非プロトン
性溶媒中で塩基と反応させることにより脱ハロゲン化す
ることを含む請求項1記載の方法。 - 【請求項3】段階(b)が、乾燥非プロトン性溶媒を前
記混合物に連続的に添加し、前記アルコール性溶媒、及
び前記転化の間に形成されたアルコールを蒸留により除
去することにより行われる請求項1記載の方法。 - 【請求項4】段階(b)が塩基の添加により行われる請
求項1記載の方法。 - 【請求項5】前記塩基がカリウム ターシャリー−ブト
キシドである請求項4記載の方法。 - 【請求項6】前記塩基が有機塩基である請求項4記載の
方法。 - 【請求項7】更に、前記ノルテバインを酸化して14−ヒ
ドロキシノルコデイノンを生成することを含む請求項2
記載の方法。 - 【請求項8】ノルテバインの14−ヒドロキシノルコデイ
ノンへの前記酸化が過ぎ酸との反応により実施される請
求項1記載の方法。 - 【請求項9】更に、前記7−ハロ−ジアルキルケタール
をエーテル又は炭化水素溶媒中で塩基との反応により脱
ハロゲン化してノルコデイノンケタールを生成すること
を含む請求項1記載の方法。 - 【請求項10】前記溶媒がテトラヒドロフランであり、
そして前記塩基がカリウム、ターシャリー−ブトキシド
である請求項9記載の方法。 - 【請求項11】更に、前記ノルコデイノンケタールをノ
ルコデイノンに加水分解し、そして前記ノルゴデイノン
を還元することによりノルコデイノンを生成することを
含む請求項9記載の方法。 - 【請求項12】前記還元がアルカリブトキシドとの反応
による請求項11記載の方法。
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