JP2694017B2 - 印刷紙の縦折り装置 - Google Patents

印刷紙の縦折り装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、輪転印刷機等により印刷された印刷紙をそ
の紙幅の中央で縦折りする印刷紙の縦折り装置に係り、
特に、縦折り部分を2箇所有するいわゆるダブルフォー
マ形式のもの等に利用できる。
〔背景技術〕
一般に、輪転印刷機等で印刷された巻取り紙は、印
刷、乾燥された後、紙幅の中央で切断されて2系統に分
離され、それぞれ別個のフォーマに導入され、ここで、
紙幅の中央において搬送方向に沿って縦折り整形された
後、一対のニッピングローラで十分に折り目を形成さ
れ、次いで、所定の長さに切断された後、搬送方向とは
直交方向に折り畳まれて、羽根車装置等で排出される。
ところで、印刷紙の紙幅は、被印刷面の都合により変
更される。このため、2系統に分割された紙の中央線も
紙幅の変化に応じて変化する。
すなわち、第5図に示されるように、初めに紙幅W0
印刷紙Pをスリッタ51で紙幅W1,W2に切断してフォーマ5
2,53に供給する場合、紙幅W1,W2の中央線L1,L2は、それ
ぞれスリッタ51からW1/2,W2/2の位置となり、これらの
中央線L1,L2に丁度フォーマ52,53の中央線が一致するよ
うに配置される。この際、通常はW1=W2として切断され
るが、場合によってW1≠W2とされることもある。
一方、紙幅がW0よりも狭い紙幅W3の印刷紙P1が供給さ
れ、紙幅W4とW5とに切断される場合は、紙幅W4,W4の中
央線l1,l2は、それぞれスリッタ51からW4/2,W5/2の位置
に変化し、この変化した分だけフォーマ52,53を移動さ
せる必要が生じる。この場合も、通常はW4=W5である。
従って、従来装置においては、フォーマ52,53及び一
対のニップロール54,55を有する可動フレーム56,57は、
装置本体58に対して紙幅方向に移動可能に設けられて紙
の中央線の変化に対応できるようになっている。
このような可動フレーム56,57を有する縦折り装置に
おいては、ニップロール54,55を駆動するための駆動機
構61,62は、可動フレーム56,57の移動に拘らず、動力を
伝達する必要があるため、それぞれ複数、例えば各3個
の歯車63〜65及び66〜68と、これらの歯車63〜65及び66
〜68を接続する各2個のリンク71,72及び73,74を備えて
いる。この際、歯車63,66はそれぞれ装置本体58に支持
された駆動歯車であり、歯車64,67はそれぞれリンク71,
73を介して駆動歯車63,66に連結されて各駆動歯車63,66
の周囲を転動可能な転動歯車である。更に、歯車65,68
は、前記各1対のニップロール54,55の一方のロールと
同軸上に設けられるとともに、前記転動歯車64,67にそ
れぞれリンク72,74を介して連結され、かつ、この転動
歯車64,67と噛合するようにされた出力側歯車である。
このように駆動機構61,62が構成されることにより、
可動フレーム56,57が移動しても、転動歯車64,67は常に
駆動歯車63,66及び出力側歯車65,68に噛合されているこ
ととなり、動力の伝達が常時可能のようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記第5図に示された従来の縦折り装
置にあっては、各駆動機構61,62がそれぞれ歯車63〜65,
66〜68を含んで構成されているため、これらの歯車63〜
68に給油することが必要となる。一方、可動フレーム5
6,57はそれぞれ移動可能にされているため、前記歯車63
〜68を覆うカバーを完全密封することができず、各歯車
63〜68に供給された油が油漏れし、印刷紙P,P1を汚す原
因となっていた。
本発明の目的は、印刷紙の汚れを生じさせない印刷紙
の縦折り装置を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、油漏れが駆動機構として歯車を用いている
ことに起因して発生することに着目してなされたもの
で、通常の歯車を無くし、給油の不要なタイミングベル
トを用いるとともに、可動フレームを移動させてもタイ
ミングベルトの弛み等が発生しないプーリ配置を案出す
ることによりなされたものである。
具体的には、装置本体に対し印刷紙の送り方向と直交
する方向に移動可能に設けられた可動フレームと、前記
可動フレームに回転可能に支持された一対のニッピング
ロールと、前記ニッピングに供給される印刷紙を予め縦
折り整形するとともに前記可動フレームに設けられたフ
ォーマと、前記可動フレームに回転可能に支持され可動
フレームと一体に移動される少なくとも2個の移動プー
リと、前記装置本体に回転可能に支持された少なくとも
2個の固定プーリと、前記移動プーリ及び固定プーリに
巻掛けられるタイミングベルトとを備え、前記固定プー
リのうちの1つあるいは移動プーリのうちの1つが、2
個の移動プーリあるいは2個の固定プーリの間に配置さ
れることによって前記タイミングベルトには、少なくと
も1箇所のU字状の折返し部が形成され、かつ、前記タ
イミングベルトに少なくとも2箇所形成される固定プー
リと移動プーリとの間に掛け渡される部分は、互いにほ
ぼ平行に配置されて可動フレームの移動に拘らずタイミ
ングベルトのたるみ等を生じさせないようにされたこと
を特徴とする印刷紙の縦折り装置である。
〔作用〕
このように構成された本発明において、可動フレーム
を移動させると、これに伴い移動プーリも移動され、移
動プーリと固定プーリとの配置状態が変化する。このた
め、これらのプーリに巻掛けられたタイミングベルトの
形状も変化する。しかし、2個の移動プーリ間に配置さ
れた固定プーリあるいは2個の固定プーリ間に配置され
た移動プーリによりタイミングベルトには折り返し部分
が形成され、かつ、この折り返し部分を含む部分であっ
て、固定プーリと移動プーリとの間に掛け渡される部分
のタイミングベルトが互いに略平行にされているため、
これらの平行の部分で可動フレームの移動時に生じるベ
ルト長さの差異が吸収され、タイミングベルトに弛みあ
るいは必要以上の緊張状態が生ずることはない。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図には本発明の第一実施例が示されて
いる。図において、縦折り装置の装置本体1には、左右
一対の可動フレーム10A,10Bが、印刷紙(移送の中心線
をQ1,Q2で図示)の送り方向と直交する方向すなわち紙
幅方向に移動可能に支持されている。
ここにおいて、左右の可動フレーム10A,10B及びこれ
らの可動フレーム10A,10Bに関連する部材は、実質的に
同一構成であり、単に左右に線対称である。このため、
図中左右の可動フレーム10Aに関連した各構成要素につ
いての番号にそれぞれ記号Aを付して説明し、図中右方
の可動フレーム10Bについては、可動フレーム10Aに関連
した同一構成要素に同一符号を付するとともに各々記号
Bを付し、その説明を省略する。
可動フレーム10Aには、一対のニップロール11Aが回転
可能に支持されるとともに、このニップロール11Aに印
刷紙を縦折り整形して供給するフォーマ12Aが可動フレ
ーム10Aから突出して設けられている。前記ニップロー
ル11Aの一方のロールの同軸上に、当該ニップロール11A
を駆動するための駆動側の移動ロール13Aが可動フレー
ム10Aに回転可能に支持され、かつ、この可動フレーム1
0Aには出力側の移動プーリ13Aと所定距離離してガイド
用の移動プーリ14Aが回転自在に支持されている。
一方、装置本体1には、前記出力側の移動プーリ13A
の下方位置に、図示しないモータ等の駆動源に連結され
た駆動側の固定プーリ15Aが設けられるとともに、前記
2個の移動プーリ13A,14Aの間であって、かつ、駆動側
の固定プーリ15Aと、出力側の移動プーリ13Aとの間に折
り返し部形成用の固定プーリ16Aが同じく装置本体1に
回転自在に支持され、更に、前記駆動側の固定プーリ15
Aとガイド用の移動プーリ14Aとの間において、ガイド用
の固定プーリ17Aが同じく装置本体1に回転自在に支持
されている。
前記各プーリ13A〜17Aには、タイミングベルト18Aが
所定の張力を持って巻掛けられている。このタイミング
ベルト18Aの巻掛状態は、出力側の移動プーリ13Aからガ
イド用の移動プーリ14Aに到り、更にガイド用の固定プ
ーリ17Aの内側を通って駆動側の固定プーリ15Aに巻き掛
けられ、次いで、折り返し部形成用の固定プーリ16Aに
巻き掛けられて折り返し部19Aを形成されて出力側の移
動プーリ13Aへと巻掛けられてなるものである。
前記可動フレーム10Aに支持される移動プーリ13A,14A
と装置本体1側に支持される固定プーリ16A,17Aとに掛
け渡される部分、より具体的には、移動プーリ13Aと固
定プーリ16Aとの間及び移動プーリ14Aと固定プーリ17A
との間は、可動フレーム10Aの移動に伴って長さが変化
する可変長部21A,22Aであり、これらの可変長部21A,22A
は互いに略平行で、かつ、可動フレーム10Aの移動方向
と平行な方向(水平方向)に延長されている。従って、
可動フレーム10Aが移動すると、一方の可変長部、例え
ば、21Aが長くなる方向に移動され、他方の可変長部22A
は丁度同じ長さだけ短くなる方向に移動され、タイミン
グベルト18Aの全体として何ら無理な力がかからないよ
うにされている。
ここにおいて、前記移動プーリ13A,14A、固定プーリ1
5A,16A,17A及びタイミングベルト18Aによりニップロー
ル11Aの駆動機構23Aが構成されている。
前記可動フレーム10Aには、装置本体1に軸受25Aを介
して回転自在に支持された送りねじ軸26Aが螺合されて
いる。この送りねじ軸26Aの途中には、ウォームホィー
ル27A及びウォーム28Aを介して図示しない回転駆動源が
連結され、この回転駆動源の回転駆動に伴い、前記送り
ねじ軸26Aが回転されて可動フレーム10Aが紙幅方向に進
退されるようになっている。
なお、送りねじ軸26Aを駆動する図示しない回転駆動
源は、左方の可動フレーム10Bを進退駆動する送りねじ
軸26Bの回転駆動源とは別個に制御され、その移動量を
それぞれ個別に調整できるようになっている。
次に、本実施例の作用につき説明する。
図示しないスリッタにより所定幅に切断された印刷紙
は、それぞれフォーマ12A,12Bに導入されて中心線Q1,Q2
に沿って縦方向に二つ折りされ、ニップロール13A,13B
に供給される。これらのニップロール13A,13Bに供給さ
れた印刷紙は、ニップロール13A,13Bにより十分に折り
目を形成されて後流側に引き出される。この際、ニップ
ロール11A,11Bの駆動は、駆動側の固定プーリ15A,15Bの
駆動力が、各プーリ13A〜17A,13B〜17Bに掛け回された
タイミングベルト18A,18Bを介して出力側の移動プーリ1
3A,13Bに伝えられてなされる。
次に、印刷紙の紙幅を変更しようとすると、前述のよ
うに2系統に分割された印刷紙の中央線が変化するた
め、この中央線に一致させるよう可動フレーム10A,10B
を移動させる必要がある。この可動フレーム10A,10Bの
移動は、図示しない回動駆動源を駆動してウォーム28A,
28B、ウォームホィール27A,27B及び送りねじ軸26A,26B
を回転駆動して行う。
これにより、可動フレーム10A,10Bが移動するが、こ
の可動フレーム10A,10Bの移動に伴い移動プーリ13A,13B
及び14A,14Bも移動する。従って、各可動フレーム10A,1
0Bにおける移動プーリ13A,14A及び13B,14Bと固定プーリ
15A〜17A及び15B〜17Bとの配置位置が変化し、タイミン
グベルト18A,18Bの形状も変化する。この際、タイミン
グベルト18A,18Bにおいて、移動プーリ13A,14A及び13B,
14B同士、並びに固定プーリ15A〜17A及び15B〜17B同士
に掛け渡された部分の長さは変化しないため、形状変化
があるのは、移動プーリ13A,14A及び13B,14Bと固定プー
リ16A,17A及び16B,17Bとに掛け渡された可変長部21A,22
A及び21B,22Bだけである。
従って、仮に一方の可動フレーム10Aが第1図中左方
に他方の可動フレーム10Bが右方に移動されて第2図の
状態になると、出力側の移動プーリ13A,13Bと折り返し
部形成用固定プーリ16A,16Bとの間に形成される可変長
部21A,21Bが所定長さ短くなる方向に変形する。一方、
ガイド用の移動プーリ14A,14Bとガイド用の固定プーリ1
7A,17Bとの間に形成される可変長部22A,22Bは、延長さ
れるように変形する。しかし、これらの可変長部21A,21
B及び22A,22Bは水平方向に互いに平行に配置されている
ため、その変位量は等しく、各可動フレーム10A,10Bの
移動により生じるタイミングベルト18A,18Bの長さの差
異を吸収できることとなる。このため、タイミングベル
ト18A,18Bには可動フレーム10A,10Bの移動に伴う弛みや
異常な緊張等が生ずることなく、タイミングベルト18A,
18Bの正常な巻掛状態が維持される。
従って、この移動後において、駆動側の固定プーリ15
A,15Bを駆動すれば、前述と同様にしてニップロール13
A,13Bを駆動でき、前述と同様に折り目の形成が可能と
なる。
前述のような本実施例によれば、次のような効果があ
る。
すなわち、可動フレーム10A,10Bに支持されるニップ
ロール13A,13Bを駆動する駆動機構23A,23Bに通常の歯車
を用いることがないから、給油が必要なく、かつ、この
給油に伴う油漏れも生じない。従って、印刷紙の油汚れ
等を有効に防止できる。また、駆動機構23A,23Bはタイ
ミングベルト18A,18Bを用い、可動フレーム10A,10Bの移
動に伴うベルト長さの差異は各プーリ13A〜17A及び13B
〜17Bの配置を適宜に行うことによりなされるため、移
動の前後において、タイミングベルト18A,18Bの弛みや
緊張を生じることがない。更に、タイミングベルト18A,
18Bを用いているから、騒音等の発生もなく、作業環境
の改善も可能となる。
第3図には本発明の第2実施例が示され、本実施例で
は固定プーリの配置を変えて固定プーリの数を1つ減少
させたものである。ここにおいて、前記第1実施例と同
一もしくは相当構成部分は同一符号を用い、説明を簡略
にする。
第3図において、可動フレーム10A,10Bに取り付けら
れるガイド用の移動プーリ14A,14Bは前記実施例よりも
下方に突出して配置される一方、装置本体1に取り付け
られる駆動側の固定プーリ15A,15Bは上方に配置され、
これらの移動プーリ14A,14Bの下端と固定プーリ15A,15B
の下端とを結ぶ線が略水平となるようにされ、前記実施
例におけるガイド用の固定プーリ17A,17Bが省略された
ものである。従って、本実施例では、移動プーリ14A,14
Bと、固定プーリ15A,15Bとに掛け回された部分のタイミ
ングベルト18A,18Bにより、可変長部22A,22Bが構成され
る。
このように構成されても、前記実施例と同様の作用、
効果を奏することができ、固定プーリを1つ減少できる
という効果を付加できる。
第4図には、本実施例の第三実施例が示され、本実施
例ではタイミングベルトの折り返し部を移動プーリによ
って形成した実施例である。本実施例においても、前記
各実施例と同一もしくは相当構成部分においては同一符
号を用い、説明を簡単にする。
第4図において、ガイド用の移動プーリ14Aは、前記
第一、第二実施例とは異なり、出力側の移動プーリ13A
と駆動側の固定プーリ15Aとの間に配置されて可動フレ
ーム10Aに取付けられている。一方、固定プーリ16Aは、
移動プーリ14Aよりも外側に配置される。従って、本実
施例では、移動プーリ14Aは折り返し部形成用プーリと
される。
また、本実施例においても、ガイド用の固定プーリは
設けられていない。従って、本実施例では、可変長部21
A,21Bは出力側の移動プーリ13A,13Bと駆動側の固定プー
リ15A,15Bとの間に形成され、一方、可変長部22A,22Bは
移動プーリ14A,14Bと固定プーリ16A,16Bとの間に形成さ
れる。これらの可変長部21A,21B及び22A,22Bは互いに平
行にされ、かつ、略水平方向すなわち紙幅方向に配置さ
れている。
このように構成された本実施例においても前記各実施
例と同様な作用効果を奏することができ、前記第二実施
例と同様に固定プーリを少なくできるという利点を付加
できる。
なお、本発明は前記各実施例に限定されるものではな
く、本発明の目的を達成できる範囲での変形は本発明に
含まれるものである。
すなわち、前記第一〜第三の実施例からも判るよう
に、本発明におけるプーリの数は限定されるものではな
く、少なくとも移動プーリが2個、固定プーリが2個の
合計4個あれば足りる。しかし、これら以外に適宜なガ
イド用のプーリを用いることは何ら差支えない。また、
本発明においては、可動フレームの移動に拘らず、タイ
ミングベルトの弛み等を防止するため、折り返し部が必
要であるが、これは少なくとも1つあればよく、一方、
それ以上設けても差支えない。更に、移動プーリと固定
プーリとに跨がる可変長部は、可動フレームの移動に伴
う長さの変化を互いに相殺するように形成されていれば
よく、必ずしも可動フレームの移動方向すなわち前記各
実施例では水平方向に設ける必要はない。しかしこれら
は略平行である必要があり、平行関係が崩れると、可動
フレームの移動に伴い可変長部の長さに差異を生じるの
で好ましくない。
また、各プーリの直径は、駆動側と出力側との減速比
を所定の値にできるよう任意に設定できる。
更に、前記各実施例では、紙折り装置としてフォーマ
を2個有するいわゆるダブルフォーマに適応する例につ
き説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、シングルフォーマの駆動機構としてこのような構成
を利用してもよい。
〔発明の効果〕
前述のような本発明によれば、油漏れに基づく印刷紙
の汚れを防止でき、かつ、可動フレームの移動に拘ら
ず、常に安定したニップロールの駆動を行なえるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一実施例を示す概略構成図、第2図
は第一実施例の動作状態を示す概略構成図、第3図及び
第4図はそれぞれ本発明の第二、第三実施例を示す概略
構成図、第5図は従来例を示す概略構成図である。 1……装置本体、10A,10B……可動フレーム、11A,11B…
…ニップロール、12A,12B……フォーマ、13A,13B……出
力側の移動プーリ、14A,14B……ガイド用の移動プー
リ、15A,15B……駆動側の固定プーリ、16A,16B……折り
返し部形成用の固定プーリ、17A,17B……ガイド用の固
定プーリ、18A,18B……タイミングベルト、19A,19B……
折り返し部、21A,21B,22A,22B……可変長部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体に対し印刷紙の送り方向と直交す
    る方向に移動可能に設けられた可動フレームと、前記可
    動フレームに回転可能に支持された一対のニッピングロ
    ールと、前記ニッピングに供給される印刷紙を予め縦折
    り整形するとともに前記可動フレームに設けられたフォ
    ーマと、前記可動フレームに回転可能に支持され可動フ
    レームと一体に移動される少なくとも2個の移動プーリ
    と、前記装置本体に回転可能に支持された少なくとも2
    個の固定プーリと、前記移動プーリ及び固定プーリに巻
    掛けられるタイミングベルトとを備え、前記固定プーリ
    のうちの1つあるいは移動プーリのうちの1つが、2個
    の移動プーリあるいは2個の固定プーリの間に配置され
    ることによって前記タイミングベルトには、少なくとも
    1箇所のU字状の折返し部が形成され、かつ、前記タイ
    ミングベルトに少なくとも2箇所形成される固定プーリ
    と移動プーリとの間に掛け渡される部分は、互いにほぼ
    平行に配置されて可動フレームの移動に拘らずタイミン
    グベルトのたるみ等を生じさせないようにされたことを
    特徴とする印刷紙の縦折り装置。
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