JP2676327B2 - 折機ニッピングローラーの駆動装置 - Google Patents
折機ニッピングローラーの駆動装置Info
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- JP2676327B2 JP2676327B2 JP4665795A JP4665795A JP2676327B2 JP 2676327 B2 JP2676327 B2 JP 2676327B2 JP 4665795 A JP4665795 A JP 4665795A JP 4665795 A JP4665795 A JP 4665795A JP 2676327 B2 JP2676327 B2 JP 2676327B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、輪転機の折機におい
て折畳まれるウエブの幅寸法にあわせて位置の移動調整
ができるフォーマーに伴って移動可能なニッピングロー
ラーの駆動装置に関する。
て折畳まれるウエブの幅寸法にあわせて位置の移動調整
ができるフォーマーに伴って移動可能なニッピングロー
ラーの駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】輪転機の折機は、印刷部より送られてく
るウエブを折機フォーマーによって縦に二つ折りにし、
フォーマー下に設けられた回転するニッピングローラー
に挟んで引張り、下流の断裁折畳み部に送り込む機構と
なっている。従来の技術において、この折機のニッピン
グローラーの駆動に関しては、例えば「新聞印刷 印刷
編改訂版」(社団法人日本新聞協会 昭和55年10月
31日発行)48頁左欄13行乃至15行に「ニッピン
グローラー,カウンターは折り縦軸から動力を受けるニ
ッピングローラー駆動横軸で駆動する。」と記載され、
同頁第57図には、ニッピングローラー駆動は、先ずニ
ッピングローラー軸線直角方向に駆動横軸が設けられ、
その駆動横軸に取り付けた傘歯車と噛み合う傘歯車とに
よって回転されるニッピングローラーの軸線平行方向の
中間軸が設置され、更に平歯車を介してニッピングロー
ラーを駆動することが図示されている。
るウエブを折機フォーマーによって縦に二つ折りにし、
フォーマー下に設けられた回転するニッピングローラー
に挟んで引張り、下流の断裁折畳み部に送り込む機構と
なっている。従来の技術において、この折機のニッピン
グローラーの駆動に関しては、例えば「新聞印刷 印刷
編改訂版」(社団法人日本新聞協会 昭和55年10月
31日発行)48頁左欄13行乃至15行に「ニッピン
グローラー,カウンターは折り縦軸から動力を受けるニ
ッピングローラー駆動横軸で駆動する。」と記載され、
同頁第57図には、ニッピングローラー駆動は、先ずニ
ッピングローラー軸線直角方向に駆動横軸が設けられ、
その駆動横軸に取り付けた傘歯車と噛み合う傘歯車とに
よって回転されるニッピングローラーの軸線平行方向の
中間軸が設置され、更に平歯車を介してニッピングロー
ラーを駆動することが図示されている。
【0003】又、折機フォーマーは、印刷部より送られ
るウエブの幅に合わせてフォーマー全体の位置を左右に
移動させ、ウエブの縦折りの位置を調整することがで
き、フォーマー下に設けられたニッピングローラーもフ
ォーマーに伴って左右に移動するようになっている。
るウエブの幅に合わせてフォーマー全体の位置を左右に
移動させ、ウエブの縦折りの位置を調整することがで
き、フォーマー下に設けられたニッピングローラーもフ
ォーマーに伴って左右に移動するようになっている。
【0004】そして、この左右に移動するニッピングロ
ーラーを、ニッピングローラー駆動軸より駆動伝達する
従来の技術としては、例えば実公昭39−12508号
公報及び実開昭63−48768号公報に示されている
ものがある。実公昭39−12508号公報に示されて
いるものは、ニッピングローラーに取り付けられた歯車
の真上に、ニッピングローラーに取り付けられた歯車と
噛み合うと共に、駆動源からの駆動を受けて回転する歯
車が設けられ、ニッピングローラーの歯車が駆動源の歯
車との噛み合わせから外れない範囲でニッピングローラ
ーの軸線に対し垂直方向に移動が可能であり、且つニッ
ピングローラーに駆動が伝達されるものである。
ーラーを、ニッピングローラー駆動軸より駆動伝達する
従来の技術としては、例えば実公昭39−12508号
公報及び実開昭63−48768号公報に示されている
ものがある。実公昭39−12508号公報に示されて
いるものは、ニッピングローラーに取り付けられた歯車
の真上に、ニッピングローラーに取り付けられた歯車と
噛み合うと共に、駆動源からの駆動を受けて回転する歯
車が設けられ、ニッピングローラーの歯車が駆動源の歯
車との噛み合わせから外れない範囲でニッピングローラ
ーの軸線に対し垂直方向に移動が可能であり、且つニッ
ピングローラーに駆動が伝達されるものである。
【0005】実開昭63−48768号公報に示されて
いるものは、ニッピングローラーに設けられた歯車と駆
動源から駆動を受けた歯車との間に中間歯車がリンク機
構に支持されて連係され、ニッピングローラーが軸線に
対し垂直方向に移動しても中間歯車が常に両側の歯車と
噛み合って、ニッピングローラーに駆動が伝達されるも
の、及び駆動源から駆動を受けた軸とニッピングローラ
ーの軸とが自在継手で連結され、ニッピングローラーが
軸線に対し垂直方向に移動しても自在継手を介してニッ
ピングローラーに駆動が伝達されるものである。
いるものは、ニッピングローラーに設けられた歯車と駆
動源から駆動を受けた歯車との間に中間歯車がリンク機
構に支持されて連係され、ニッピングローラーが軸線に
対し垂直方向に移動しても中間歯車が常に両側の歯車と
噛み合って、ニッピングローラーに駆動が伝達されるも
の、及び駆動源から駆動を受けた軸とニッピングローラ
ーの軸とが自在継手で連結され、ニッピングローラーが
軸線に対し垂直方向に移動しても自在継手を介してニッ
ピングローラーに駆動が伝達されるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の技術であ
る実公昭39−12508号公報及び実開昭63−48
768号公報に示されているものは、駆動源からニッピ
ングローラーへの移動可能な駆動伝達は、全て歯車、又
は自在継手を介して行われている。
る実公昭39−12508号公報及び実開昭63−48
768号公報に示されているものは、駆動源からニッピ
ングローラーへの移動可能な駆動伝達は、全て歯車、又
は自在継手を介して行われている。
【0007】しかし、歯車による形式は、ニッピングロ
ーラーの移動が歯車の軸間距離の変化となり、その移動
は歯車の噛み合いが保たれている範囲に限定され、自在
継手による形式は、ニッピングローラーの移動が駆動軸
間距離の変化となり、その移動は自在継手の連結可能の
範囲に限定される。従って、ニッピングローラーの移動
量を大きくとることは不可能である。歯車による伝動
も、自在継手による伝動も、総バックラッシュの増大又
は遊隙により伝達回転角度が不安定となり、ニッピング
ローラーの回転、即ちウエブの送りが円滑にならない
上、稼動中の騒音は大きいという欠点をもっている。
ーラーの移動が歯車の軸間距離の変化となり、その移動
は歯車の噛み合いが保たれている範囲に限定され、自在
継手による形式は、ニッピングローラーの移動が駆動軸
間距離の変化となり、その移動は自在継手の連結可能の
範囲に限定される。従って、ニッピングローラーの移動
量を大きくとることは不可能である。歯車による伝動
も、自在継手による伝動も、総バックラッシュの増大又
は遊隙により伝達回転角度が不安定となり、ニッピング
ローラーの回転、即ちウエブの送りが円滑にならない
上、稼動中の騒音は大きいという欠点をもっている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の折機ニッピン
グローラーの駆動装置は、フォーマーと、該フォーマー
の下流側においてフォーマーにより二つ折りにされたウ
エブを挟んで走行させるニッピングローラーとが同一の
支持部材に設けられ、前記ニッピングローラーは対向回
転駆動されるように対向して対となっており、前記支持
部材が前記フォーマーの入口のウエブの幅方向に移動可
能にフレームに設けられている輪転機の折機のニッピン
グローラーを回転駆動するものである。
グローラーの駆動装置は、フォーマーと、該フォーマー
の下流側においてフォーマーにより二つ折りにされたウ
エブを挟んで走行させるニッピングローラーとが同一の
支持部材に設けられ、前記ニッピングローラーは対向回
転駆動されるように対向して対となっており、前記支持
部材が前記フォーマーの入口のウエブの幅方向に移動可
能にフレームに設けられている輪転機の折機のニッピン
グローラーを回転駆動するものである。
【0009】支持部材は、単数であるか、又は移動方向
に複数が並んおり、いずれにせよ1つの支持部材が対向
して対となった前記ニッピングローラーと伝動関係に連
係された被動プーリーと少なくとも1つの第2中間プー
リーとを備えており、前記フレームには、前記支持部材
又は支持部材列を間にして支持部材の移動方向の一方側
に設けられた駆動プーリー及び同じく他方側に設けられ
た少なくとも1つの第1中間プーリーが設けられてい
る。
に複数が並んおり、いずれにせよ1つの支持部材が対向
して対となった前記ニッピングローラーと伝動関係に連
係された被動プーリーと少なくとも1つの第2中間プー
リーとを備えており、前記フレームには、前記支持部材
又は支持部材列を間にして支持部材の移動方向の一方側
に設けられた駆動プーリー及び同じく他方側に設けられ
た少なくとも1つの第1中間プーリーが設けられてい
る。
【0010】支持部材が単数の場合には、第1中間プー
リーと支持部材に設けられた被動プーリー又は第2中間
プーリーのいずれか一方との間の無端可撓伝動部材の走
行経路及び支持部材に設けられ前記第1中間プーリーと
の間に無端可撓伝動部材の走行経路を設けたプーリーを
除く他のプーリーと駆動プーリーとの間の無端可撓伝動
部材の走行経路が支持部材の移動方向と平行であるよう
に駆動プーリー、第1中間プーリー、被動プーリー及び
第2中間プーリーに無端可撓伝動部材が巻き掛けられて
いる。支持部材が複数の場合には、第1中間プーリーと
無端可撓伝動部材の走行経路において第1中間プーリー
に隣接した支持部材の被動プーリー又は第2中間プーリ
ーのいずれか一方との間の無端可撓伝動部材の走行経
路、駆動プーリーと無端可撓伝動部材の走行経路におい
て駆動プーリーに隣接した支持部材の被動プーリー又は
第2中間プーリーのいずれか一方との間の無端可撓伝動
部材の走行経路及び無端可撓伝動部材の走行経路におい
て互いに隣接した支持部材における前記第1中間プーリ
ー又は駆動プーリーとの間に無端可撓伝動部材の走行経
路を設けたプーリーを除く他のプーリー同士の間に設け
られ一方の支持部材のプーリーと他の支持部材のプーリ
ーとを直接連繋する無端可撓伝動部材の走行経路が支持
部材の移動方向と平行であるように各支持部材の被動プ
ーリーと第2中間プーリーとを支持部材の並ぶ順に順次
経由して前記駆動プーリーと第1中間プーリーとに無端
可撓伝動部材が巻き掛けられている。
リーと支持部材に設けられた被動プーリー又は第2中間
プーリーのいずれか一方との間の無端可撓伝動部材の走
行経路及び支持部材に設けられ前記第1中間プーリーと
の間に無端可撓伝動部材の走行経路を設けたプーリーを
除く他のプーリーと駆動プーリーとの間の無端可撓伝動
部材の走行経路が支持部材の移動方向と平行であるよう
に駆動プーリー、第1中間プーリー、被動プーリー及び
第2中間プーリーに無端可撓伝動部材が巻き掛けられて
いる。支持部材が複数の場合には、第1中間プーリーと
無端可撓伝動部材の走行経路において第1中間プーリー
に隣接した支持部材の被動プーリー又は第2中間プーリ
ーのいずれか一方との間の無端可撓伝動部材の走行経
路、駆動プーリーと無端可撓伝動部材の走行経路におい
て駆動プーリーに隣接した支持部材の被動プーリー又は
第2中間プーリーのいずれか一方との間の無端可撓伝動
部材の走行経路及び無端可撓伝動部材の走行経路におい
て互いに隣接した支持部材における前記第1中間プーリ
ー又は駆動プーリーとの間に無端可撓伝動部材の走行経
路を設けたプーリーを除く他のプーリー同士の間に設け
られ一方の支持部材のプーリーと他の支持部材のプーリ
ーとを直接連繋する無端可撓伝動部材の走行経路が支持
部材の移動方向と平行であるように各支持部材の被動プ
ーリーと第2中間プーリーとを支持部材の並ぶ順に順次
経由して前記駆動プーリーと第1中間プーリーとに無端
可撓伝動部材が巻き掛けられている。
【0011】
【作用】輪転機の折機において、ウエブは、フォーマー
により縦に二つ折りされ、支持部材でフォーマーの下に
設けられ対向回転する対向したニッピングローラーに挟
まれ下方に引張られて走行する。ニッピングローラーの
対向回転は、次のようにして行われる。原動手段が回転
駆動されると、伝動手段を介して駆動プーリーが回転
し、無端可撓伝動部材が走行するので、被動プーリーが
回転し、その結果、被動プーリーと伝動関係に連係され
たニッピングローラーも対向回転する。
により縦に二つ折りされ、支持部材でフォーマーの下に
設けられ対向回転する対向したニッピングローラーに挟
まれ下方に引張られて走行する。ニッピングローラーの
対向回転は、次のようにして行われる。原動手段が回転
駆動されると、伝動手段を介して駆動プーリーが回転
し、無端可撓伝動部材が走行するので、被動プーリーが
回転し、その結果、被動プーリーと伝動関係に連係され
たニッピングローラーも対向回転する。
【0012】ニッピングローラーによるウエブの引張り
送りに際し、ウエブの幅位置や幅寸法に合わせてウエブ
の折り目位置を適切にするため、フォーマー及びニッピ
ングローラーの位置をフォーマーの入口のウエブの幅方
向に移動調節する必要がある。そこで、支持部材を必要
に応じて移動して位置調節すると、フォーマー及びニッ
ピングローラーの位置が調節される。
送りに際し、ウエブの幅位置や幅寸法に合わせてウエブ
の折り目位置を適切にするため、フォーマー及びニッピ
ングローラーの位置をフォーマーの入口のウエブの幅方
向に移動調節する必要がある。そこで、支持部材を必要
に応じて移動して位置調節すると、フォーマー及びニッ
ピングローラーの位置が調節される。
【0013】その際、支持部材の移動により被動プーリ
ー及び第2中間プーリーの軸心位置が変位するが、無端
可撓伝動部材の走行経路において、支持部材が単数の場
合には、第1中間プーリーと支持部材に設けられた被動
プーリー又は第2中間プーリーのいずれか一方との間の
無端可撓伝動部材の走行経路及び支持部材に設けられ前
記第1中間プーリーとの間に無端可撓伝動部材の走行経
路を設けたプーリーを除く他のプーリーと駆動プーリー
との間の無端可撓伝動部材の走行経路が支持部材の移動
方向と平行であり、支持部材が複数の場合には、第1中
間プーリーと無端可撓伝動部材の走行経路において第1
中間プーリーに隣接した支持部材の被動プーリー又は第
2中間プーリーのいずれか一方との間の無端可撓伝動部
材の走行経路、駆動プーリーと無端可撓伝動部材の走行
経路において駆動プーリーに隣接した支持部材の被動プ
ーリー又は第2中間プーリーのいずれか一方との間の無
端可撓伝動部材の走行経路及び無端可撓伝動部材の走行
経路において互いに隣接した支持部材における前記第1
中間プーリー又は駆動プーリーとの間に無端可撓伝動部
材の走行経路を設けたプーリーを除く他のプーリー同士
の間に設けられ一方の支持部材のプーリーと他の支持部
材のプーリーとを直接連繋する無端可撓伝動部材の走行
経路が支持部材の移動方向と平行であるので、被動プー
リー及び第2中間プーリーの軸心位置の変位による各平
行域の無端可撓伝動部材の走行経路長の増減は相殺さ
れ、無端可撓伝動部材に余分な張りや弛みが生じない。
ー及び第2中間プーリーの軸心位置が変位するが、無端
可撓伝動部材の走行経路において、支持部材が単数の場
合には、第1中間プーリーと支持部材に設けられた被動
プーリー又は第2中間プーリーのいずれか一方との間の
無端可撓伝動部材の走行経路及び支持部材に設けられ前
記第1中間プーリーとの間に無端可撓伝動部材の走行経
路を設けたプーリーを除く他のプーリーと駆動プーリー
との間の無端可撓伝動部材の走行経路が支持部材の移動
方向と平行であり、支持部材が複数の場合には、第1中
間プーリーと無端可撓伝動部材の走行経路において第1
中間プーリーに隣接した支持部材の被動プーリー又は第
2中間プーリーのいずれか一方との間の無端可撓伝動部
材の走行経路、駆動プーリーと無端可撓伝動部材の走行
経路において駆動プーリーに隣接した支持部材の被動プ
ーリー又は第2中間プーリーのいずれか一方との間の無
端可撓伝動部材の走行経路及び無端可撓伝動部材の走行
経路において互いに隣接した支持部材における前記第1
中間プーリー又は駆動プーリーとの間に無端可撓伝動部
材の走行経路を設けたプーリーを除く他のプーリー同士
の間に設けられ一方の支持部材のプーリーと他の支持部
材のプーリーとを直接連繋する無端可撓伝動部材の走行
経路が支持部材の移動方向と平行であるので、被動プー
リー及び第2中間プーリーの軸心位置の変位による各平
行域の無端可撓伝動部材の走行経路長の増減は相殺さ
れ、無端可撓伝動部材に余分な張りや弛みが生じない。
【0014】又、上記のようにニッピングローラー、即
ち被動プーリーが回転中に、移動すると、被動プーリー
は、その回転に無端可撓伝動部材に係合したままの移動
による回転が重畳する。従って、被動プーリーと伝動関
係にあるニッピングローラーの回転にも同様な回転が重
畳し、回転数に変化して、ウエブの走行にも変化を与え
る。
ち被動プーリーが回転中に、移動すると、被動プーリー
は、その回転に無端可撓伝動部材に係合したままの移動
による回転が重畳する。従って、被動プーリーと伝動関
係にあるニッピングローラーの回転にも同様な回転が重
畳し、回転数に変化して、ウエブの走行にも変化を与え
る。
【0015】しかし、この重畳回転による回転数の変化
は、支持部材の調節移動中のみであり、且つ支持部材、
即ち被動プーリーの移動速度は低速で、無端可撓伝動部
材の走行速度はそれより遥かに高速であるので、被動プ
ーリーの回転速度に対して回転数変化分は無視できる程
度微小であり、従ってニッピングローラーの回転数の変
化はウエブの走行に影響しない。
は、支持部材の調節移動中のみであり、且つ支持部材、
即ち被動プーリーの移動速度は低速で、無端可撓伝動部
材の走行速度はそれより遥かに高速であるので、被動プ
ーリーの回転速度に対して回転数変化分は無視できる程
度微小であり、従ってニッピングローラーの回転数の変
化はウエブの走行に影響しない。
【0016】
【実施例】この発明の実施例における折機ニッピングロ
ーラーの駆動装置を図面に従って説明する。図1乃至図
5に示す第1実施例において、ウエブを使用する輪転機
の折部において、対向した下部フレーム1,1上に立つ
上部フレーム2,2には、回転駆動されるドラグローラ
ー3が回転自在に両端支持されていると共に、ドラグロ
ーラー3の外周面に対して走行するウエブWを挟んで押
し付けるワリス4及びドラグローラー3の外周面上でウ
エブWを半幅に切断するスリッター5がドラグローラー
3の回転軸線(図1で左右方向)と平行な回転軸線回り
に回転駆動されるように支持されている。
ーラーの駆動装置を図面に従って説明する。図1乃至図
5に示す第1実施例において、ウエブを使用する輪転機
の折部において、対向した下部フレーム1,1上に立つ
上部フレーム2,2には、回転駆動されるドラグローラ
ー3が回転自在に両端支持されていると共に、ドラグロ
ーラー3の外周面に対して走行するウエブWを挟んで押
し付けるワリス4及びドラグローラー3の外周面上でウ
エブWを半幅に切断するスリッター5がドラグローラー
3の回転軸線(図1で左右方向)と平行な回転軸線回り
に回転駆動されるように支持されている。
【0017】下部フレーム1,1の上面には、移動案内
面6,6がドラグローラー3の軸線と平行に形成されて
おり、下部フレーム1,1間の空間には、夫々ドラグロ
ーラー3の軸方向に対し直角交差方向に開口したスリッ
ト状の開口部71aが形成された上部移動板部71、両
側部をなす側板部72及び扁平な歯車箱部73、並びに
開口部74aが形成された底板部74から構成された2
台の可動枠体7,7が、実質的に中央位置のスリッター
5で軸方向で2分割されるドラグローラー3の各半域に
相対するように夫々位置し、各可動枠体7の上部移動板
部71の両側端部は移動案内面6,6に移動自在に支持
されている。
面6,6がドラグローラー3の軸線と平行に形成されて
おり、下部フレーム1,1間の空間には、夫々ドラグロ
ーラー3の軸方向に対し直角交差方向に開口したスリッ
ト状の開口部71aが形成された上部移動板部71、両
側部をなす側板部72及び扁平な歯車箱部73、並びに
開口部74aが形成された底板部74から構成された2
台の可動枠体7,7が、実質的に中央位置のスリッター
5で軸方向で2分割されるドラグローラー3の各半域に
相対するように夫々位置し、各可動枠体7の上部移動板
部71の両側端部は移動案内面6,6に移動自在に支持
されている。
【0018】可動枠体7,7の夫々の上部移動板部71
上には、上記のドラグローラー3の各半域に相対するよ
うにブラケット8を介してフォーマー10が設けられて
いる。 下部フレーム1,1間には、可動枠体7,7の
下方に、ステー91,92,93が可動枠体7,7の移
動方向(図1で左右方向)と直角交差方向(図2で左右
方向)に互に平行に架設されており、両側のステー9
2,93上に夫々モーター11が設置され、各モーター
11のモーター軸に一端が結合され、可動枠体7の移動
方向に伸びた各ねじ軸12の他端は、中央のステー91
上に設けられたブラケット13に回転自在に支持されて
いる。
上には、上記のドラグローラー3の各半域に相対するよ
うにブラケット8を介してフォーマー10が設けられて
いる。 下部フレーム1,1間には、可動枠体7,7の
下方に、ステー91,92,93が可動枠体7,7の移
動方向(図1で左右方向)と直角交差方向(図2で左右
方向)に互に平行に架設されており、両側のステー9
2,93上に夫々モーター11が設置され、各モーター
11のモーター軸に一端が結合され、可動枠体7の移動
方向に伸びた各ねじ軸12の他端は、中央のステー91
上に設けられたブラケット13に回転自在に支持されて
いる。
【0019】各ねじ軸10は、各可動枠体7の歯車箱部
73底部から下方に突出したナット部14に夫々ねじ連
係している。その結果、各可動枠体7は、各モーター1
1の駆動によりねじ機構(12,14)を介して移動案
内面6,6に沿って、即ちドラグローラー3の回転軸線
(図1で左右方向)と平行に個別に移動され得るのであ
る。
73底部から下方に突出したナット部14に夫々ねじ連
係している。その結果、各可動枠体7は、各モーター1
1の駆動によりねじ機構(12,14)を介して移動案
内面6,6に沿って、即ちドラグローラー3の回転軸線
(図1で左右方向)と平行に個別に移動され得るのであ
る。
【0020】図3及び図5に示すように各可動枠体7の
中空部には、夫々が水平方向に並んだドラグローラー3
の回転軸線と直角交差軸線の2本1対の上部対のニッピ
ングローラー15a,15bと下部対のニッピングロー
ラー16a,16bとが上下に平行に位置し、各ニッピ
ングローラー15a,15b;16a,16bの両端の
軸首部は、側板部72と歯車箱部73の内側面部との夫
々にスリーブを介して取り付けられた転がり軸受17に
よって回転自在に支持されており、少なくとも、各対の
一方のニッピングローラー15b;16bのスリーブ
は、偏心スリーブ18である。
中空部には、夫々が水平方向に並んだドラグローラー3
の回転軸線と直角交差軸線の2本1対の上部対のニッピ
ングローラー15a,15bと下部対のニッピングロー
ラー16a,16bとが上下に平行に位置し、各ニッピ
ングローラー15a,15b;16a,16bの両端の
軸首部は、側板部72と歯車箱部73の内側面部との夫
々にスリーブを介して取り付けられた転がり軸受17に
よって回転自在に支持されており、少なくとも、各対の
一方のニッピングローラー15b;16bのスリーブ
は、偏心スリーブ18である。
【0021】各ニッピングローラー15a,15b;1
6a,16bの一方の軸首は、歯車箱部73内に突出
し、夫々歯車19a,19b;20a,20bが取り付
けられており、更に、歯車箱部73内には、互に噛み合
う駆動歯車21と中間歯車22とが回転自在に支持され
ている。図4に示すように対となったニッピングローラ
ーの歯車同士、即ち歯車19aと歯車19b、及び歯車
20aと歯車20bは、互に噛み合っており、更に駆動
歯車21は、一方の対のニッピングローラーの歯車対の
一方の歯車(図示の例では、歯車20a)に噛み合い、
中間歯車22は、他方の対のニッピングローラーの歯車
対の歯車(図示の例では、歯車19a)に噛み合ってい
る。
6a,16bの一方の軸首は、歯車箱部73内に突出
し、夫々歯車19a,19b;20a,20bが取り付
けられており、更に、歯車箱部73内には、互に噛み合
う駆動歯車21と中間歯車22とが回転自在に支持され
ている。図4に示すように対となったニッピングローラ
ーの歯車同士、即ち歯車19aと歯車19b、及び歯車
20aと歯車20bは、互に噛み合っており、更に駆動
歯車21は、一方の対のニッピングローラーの歯車対の
一方の歯車(図示の例では、歯車20a)に噛み合い、
中間歯車22は、他方の対のニッピングローラーの歯車
対の歯車(図示の例では、歯車19a)に噛み合ってい
る。
【0022】そして、図4において駆動歯車21が反時
計回りに回転すると、上部対では歯車19aが反時計回
りに、歯車19bが時計回りに夫々回転すると共に、下
部対では歯車20aが時計回りに、歯車19bが反時計
回りに夫々回転するようになっている。
計回りに回転すると、上部対では歯車19aが反時計回
りに、歯車19bが時計回りに夫々回転すると共に、下
部対では歯車20aが時計回りに、歯車19bが反時計
回りに夫々回転するようになっている。
【0023】歯車箱部73の外側面部と下部フレーム1
とが対向して形成する空間には、タイミングベルト伝動
機構が設けられている。即ち、その空間において、駆動
歯車21の歯車軸21aは、歯車箱部73の外側面部か
ら突出し、突出端に被動歯付きプーリー23が取り付け
られ、歯車箱部73の外側面部に直角に設けられた軸に
回転自在に第2中間歯付きプーリー24が支持されてい
る。
とが対向して形成する空間には、タイミングベルト伝動
機構が設けられている。即ち、その空間において、駆動
歯車21の歯車軸21aは、歯車箱部73の外側面部か
ら突出し、突出端に被動歯付きプーリー23が取り付け
られ、歯車箱部73の外側面部に直角に設けられた軸に
回転自在に第2中間歯付きプーリー24が支持されてい
る。
【0024】下部フレーム1の内側には、別々の軸によ
り回転自在に支持された4個の歯付きプーリー、即ち第
1駆動歯付きプーリー25、第1中間歯付きプーリー2
6及び2個1組の歯付きテンションプーリー27,27
が設けられており、第1駆動歯付きプーリー25と第1
中間歯付きプーリー26とは、並設された2台の可動枠
体7,7の外側、即ち図1及び図3の左右方向で2台の
可動枠体7,7の外側に位置し、各歯付きテンションプ
ーリー27は、各可動枠体7の側面に対向して位置して
いる。
り回転自在に支持された4個の歯付きプーリー、即ち第
1駆動歯付きプーリー25、第1中間歯付きプーリー2
6及び2個1組の歯付きテンションプーリー27,27
が設けられており、第1駆動歯付きプーリー25と第1
中間歯付きプーリー26とは、並設された2台の可動枠
体7,7の外側、即ち図1及び図3の左右方向で2台の
可動枠体7,7の外側に位置し、各歯付きテンションプ
ーリー27は、各可動枠体7の側面に対向して位置して
いる。
【0025】そして、第1駆動歯付きプーリー25は、
下部フレーム1に転がり軸受を介して回転自在に取り付
けられ下部フレーム1の内外側に突出した回転軸28の
内側軸端に取り付けられ、回転軸28の外側軸端には、
第2駆動歯付きプーリー29が取り付けられている。第
2駆動歯付きプーリー29に対応する側の下部フレーム
の端部には、歯付きテンションプーリー30及び3段歯
付きプーリー31が回転自在に設けられている。
下部フレーム1に転がり軸受を介して回転自在に取り付
けられ下部フレーム1の内外側に突出した回転軸28の
内側軸端に取り付けられ、回転軸28の外側軸端には、
第2駆動歯付きプーリー29が取り付けられている。第
2駆動歯付きプーリー29に対応する側の下部フレーム
の端部には、歯付きテンションプーリー30及び3段歯
付きプーリー31が回転自在に設けられている。
【0026】上記の歯車及びプーリーの回転軸線は、全
てニッピングローラーの回転軸線と平行であり、並べて
設けられた2台の可動枠体7,7の2組の被動歯付きプ
ーリー23及び第2中間歯付きプーリー24並びに第1
駆動歯付きプーリー25、第1中間歯付きプーリー26
及び2個1組の歯付きテンションプーリー27,27、
即ち計8個の歯付きプーリーは、同一平面上に位置し、
1本の無端タイミングベルト32が図3に示すように巻
き掛けられ、更に第2駆動歯付きプーリー29、歯付き
テンションプーリー30及び3段歯付きプーリー31に
は、無端タイミングベルト33が巻き掛けられ、更に3
段歯付きプーリー31は、図示しない原動手段側の歯付
きプーリー及び他の作動部との間で、夫々無端タイミン
グベルト34,35が巻き掛けられている。
てニッピングローラーの回転軸線と平行であり、並べて
設けられた2台の可動枠体7,7の2組の被動歯付きプ
ーリー23及び第2中間歯付きプーリー24並びに第1
駆動歯付きプーリー25、第1中間歯付きプーリー26
及び2個1組の歯付きテンションプーリー27,27、
即ち計8個の歯付きプーリーは、同一平面上に位置し、
1本の無端タイミングベルト32が図3に示すように巻
き掛けられ、更に第2駆動歯付きプーリー29、歯付き
テンションプーリー30及び3段歯付きプーリー31に
は、無端タイミングベルト33が巻き掛けられ、更に3
段歯付きプーリー31は、図示しない原動手段側の歯付
きプーリー及び他の作動部との間で、夫々無端タイミン
グベルト34,35が巻き掛けられている。
【0027】上記の無端タイミングベルト32の走行経
路において、2台の可動枠体7,7の被動歯付きプーリ
ー23,23間、第2中間歯付きプーリー24・第1中
間歯付きプーリー26間及び第2中間歯付きプーリー2
4・第1駆動歯付きプーリー25間は、可動枠体7,7
の移動方向と平行である。
路において、2台の可動枠体7,7の被動歯付きプーリ
ー23,23間、第2中間歯付きプーリー24・第1中
間歯付きプーリー26間及び第2中間歯付きプーリー2
4・第1駆動歯付きプーリー25間は、可動枠体7,7
の移動方向と平行である。
【0028】図6及び図7に示す第2実施例における折
機は、単一の半幅のウエブW’を縦に二つ折りにするの
であり、フォーマー10及び可動枠体7が2連であった
第1実施例に対し、同様のフォーマー10及び可動枠体
7が単一である。即ち、図6及び図7に示す第2実施例
におけるフォーマー10及び可動枠体7は、図1及び図
3に示す第1実施例における右半分のフォーマー10及
び可動枠体7である。
機は、単一の半幅のウエブW’を縦に二つ折りにするの
であり、フォーマー10及び可動枠体7が2連であった
第1実施例に対し、同様のフォーマー10及び可動枠体
7が単一である。即ち、図6及び図7に示す第2実施例
におけるフォーマー10及び可動枠体7は、図1及び図
3に示す第1実施例における右半分のフォーマー10及
び可動枠体7である。
【0029】但し、第1中間歯付きプーリー26は、上
下になった2個1対の第1中間歯付きプーリー26a,
26bとなって具備されている。そして、無端タイミン
グベルト32は、図6及び図7に示すように、第1駆動
歯付きプーリー25、歯付きテンションプーリー27、
第1中間歯付きプーリー26a,26b、被動歯付きプ
ーリー23及び第2中間歯付きプーリー24に順次巻き
掛けられ、更に第2駆動歯付きプーリー29、歯付きテ
ンションプーリー30及び3段歯付きプーリー31に
は、無端タイミングベルト33が巻き掛けられ、更に3
段歯付きプーリー31は、図示しない原動手段側の歯付
きプーリー及び他の作動部との間で、夫々無端タイミン
グベルト34,35が巻き掛けられている。
下になった2個1対の第1中間歯付きプーリー26a,
26bとなって具備されている。そして、無端タイミン
グベルト32は、図6及び図7に示すように、第1駆動
歯付きプーリー25、歯付きテンションプーリー27、
第1中間歯付きプーリー26a,26b、被動歯付きプ
ーリー23及び第2中間歯付きプーリー24に順次巻き
掛けられ、更に第2駆動歯付きプーリー29、歯付きテ
ンションプーリー30及び3段歯付きプーリー31に
は、無端タイミングベルト33が巻き掛けられ、更に3
段歯付きプーリー31は、図示しない原動手段側の歯付
きプーリー及び他の作動部との間で、夫々無端タイミン
グベルト34,35が巻き掛けられている。
【0030】上記の無端タイミングベルト32の走行経
路において、第1駆動歯付きプーリー25・第2中間歯
付きプーリー24間及び被動歯付きプーリー23・下側
の第1中間歯付きプーリー26b間は、可動枠体7の移
動方向と平行である。上記の両実施例におけるタイミン
グベルト伝動機構の替わりに、無端平ベルトや無端Vベ
ルトとそれに応じたプーリーとの組合せのベルト伝動機
構、又は無端チェーンとスプロケットとの組合せのチェ
ーン伝動機構を用いてもよい。
路において、第1駆動歯付きプーリー25・第2中間歯
付きプーリー24間及び被動歯付きプーリー23・下側
の第1中間歯付きプーリー26b間は、可動枠体7の移
動方向と平行である。上記の両実施例におけるタイミン
グベルト伝動機構の替わりに、無端平ベルトや無端Vベ
ルトとそれに応じたプーリーとの組合せのベルト伝動機
構、又は無端チェーンとスプロケットとの組合せのチェ
ーン伝動機構を用いてもよい。
【0031】上記の第1実施例における折機ニッピング
ローラーの駆動装置の作用について述べると、先ず、各
対の一方のニッピングローラー15b;16bの偏心ス
リーブ18を回転調節して、ニッピングローラー15
b;16bを対向するニッピングローラー15a;16
aに対して、接近・離隔させることにより、ニッピング
ローラー15a;16a・ニッピングローラー15b;
16b間の間隙を料紙Wの厚さに対応して適切な大きさ
に適宜調節しておく。その調節量は、上部対の歯車19
a,19b同士及び下部対の歯車20a,20b同士の
夫々の噛み合いが維持される程度のものである。
ローラーの駆動装置の作用について述べると、先ず、各
対の一方のニッピングローラー15b;16bの偏心ス
リーブ18を回転調節して、ニッピングローラー15
b;16bを対向するニッピングローラー15a;16
aに対して、接近・離隔させることにより、ニッピング
ローラー15a;16a・ニッピングローラー15b;
16b間の間隙を料紙Wの厚さに対応して適切な大きさ
に適宜調節しておく。その調節量は、上部対の歯車19
a,19b同士及び下部対の歯車20a,20b同士の
夫々の噛み合いが維持される程度のものである。
【0032】印刷機で印刷されたウエブWは、対向回転
するドラグローラー3とワリス4・スリッター6との間
を通り、ドラグローラー3の外周面にワリス4で押えら
れてスリッター6により縦裁断され、半幅となり、更に
半幅の各ウエブW’は、個別のフォーマー10により縦
に二つ折りされ、各フォーマー10の下に設けられた可
動枠体7の上部移動板部71の開口部71aを通り、対
向回転するニッピングローラー15aとニッピングロー
ラー15bとに挟まれ、更に同じく対向回転するニッピ
ングローラー16aとニッピングローラー16bとに挟
まれ図1及び図2で下方に引張られて、可動枠体7の底
板部74の開口部74aを通り、下方に引張られて次の
図示しない断裁折畳み部に送り込まれる。
するドラグローラー3とワリス4・スリッター6との間
を通り、ドラグローラー3の外周面にワリス4で押えら
れてスリッター6により縦裁断され、半幅となり、更に
半幅の各ウエブW’は、個別のフォーマー10により縦
に二つ折りされ、各フォーマー10の下に設けられた可
動枠体7の上部移動板部71の開口部71aを通り、対
向回転するニッピングローラー15aとニッピングロー
ラー15bとに挟まれ、更に同じく対向回転するニッピ
ングローラー16aとニッピングローラー16bとに挟
まれ図1及び図2で下方に引張られて、可動枠体7の底
板部74の開口部74aを通り、下方に引張られて次の
図示しない断裁折畳み部に送り込まれる。
【0033】ニッピングローラー15a・ニッピングロ
ーラー15b及びニッピングローラー16a・ニッピン
グローラー16bの対向回転は、次のようにして行われ
る。図示しない原動手段が回転駆動されると、タイミン
グベルト34を介して3段歯付きプーリー31が図1で
反時計回りに回転し、更にタイミングベルト33を介し
て第2駆動歯付きプーリー29、即ち第1駆動歯付きプ
ーリー25が同様に反時計回りに回転する。
ーラー15b及びニッピングローラー16a・ニッピン
グローラー16bの対向回転は、次のようにして行われ
る。図示しない原動手段が回転駆動されると、タイミン
グベルト34を介して3段歯付きプーリー31が図1で
反時計回りに回転し、更にタイミングベルト33を介し
て第2駆動歯付きプーリー29、即ち第1駆動歯付きプ
ーリー25が同様に反時計回りに回転する。
【0034】そこで、図3において、並設された2台の
可動枠体7,7の2組の被動歯付きプーリー23及び第
2中間歯付きプーリー24並びに第1駆動歯付きプーリ
ー25、第1中間歯付きプーリー26及び2個1組の歯
付きテンションプーリー27,27に巻き掛けられた無
端タイミングベルト32が走行するので、2組の被動歯
付きプーリー23即ち駆動歯車21が反時計回りに回転
する。各可動枠体7において、駆動歯車21が反時計回
りに回転すると、上部対の歯車19aが中間歯車22を
介して反時計回りに、下部対の歯車20aが直接時計回
りに回転すると共に、上部対の歯車19bが時計回り
に、下部対の歯車20bが反時計回りに夫々回転する。
可動枠体7,7の2組の被動歯付きプーリー23及び第
2中間歯付きプーリー24並びに第1駆動歯付きプーリ
ー25、第1中間歯付きプーリー26及び2個1組の歯
付きテンションプーリー27,27に巻き掛けられた無
端タイミングベルト32が走行するので、2組の被動歯
付きプーリー23即ち駆動歯車21が反時計回りに回転
する。各可動枠体7において、駆動歯車21が反時計回
りに回転すると、上部対の歯車19aが中間歯車22を
介して反時計回りに、下部対の歯車20aが直接時計回
りに回転すると共に、上部対の歯車19bが時計回り
に、下部対の歯車20bが反時計回りに夫々回転する。
【0035】従って、各可動枠体7において、上部対の
歯車19a,19bと同軸の上部対のニッピングローラ
ー15a,15b及び下部対の歯車20a,20bと同
軸の下部対のニッピングローラー16a,16bは、夫
々対向回転する。ニッピングローラーによるウエブW’
の引張り送りに際し、ウエブW’の幅位置や幅寸法に合
わせてウエブW’の折り目位置を適切にするため、ドラ
グローラー3の入口のウエブW’に対しフォーマー8及
びニッピングローラーの位置をドラグローラー3の入口
のウエブW’の幅方向に調節する必要がある。
歯車19a,19bと同軸の上部対のニッピングローラ
ー15a,15b及び下部対の歯車20a,20bと同
軸の下部対のニッピングローラー16a,16bは、夫
々対向回転する。ニッピングローラーによるウエブW’
の引張り送りに際し、ウエブW’の幅位置や幅寸法に合
わせてウエブW’の折り目位置を適切にするため、ドラ
グローラー3の入口のウエブW’に対しフォーマー8及
びニッピングローラーの位置をドラグローラー3の入口
のウエブW’の幅方向に調節する必要がある。
【0036】そこで、各モーター11を回転駆動し、各
ねじ軸12を回転すると、ナット部14が螺合し、上部
移動板部71が移動案内面6が係合している各可動枠体
7は、移動案内面6に沿って図1で左右方向に個別に移
動するので、各可動枠体7が必要に応じて位置調節さ
れ、夫々のフォーマー8及びニッピングローラー15
a,15b;16a,16bの位置が調節される。
ねじ軸12を回転すると、ナット部14が螺合し、上部
移動板部71が移動案内面6が係合している各可動枠体
7は、移動案内面6に沿って図1で左右方向に個別に移
動するので、各可動枠体7が必要に応じて位置調節さ
れ、夫々のフォーマー8及びニッピングローラー15
a,15b;16a,16bの位置が調節される。
【0037】その際、各可動枠体7の移動案内面6に沿
っての移動により各被動歯付きプーリー23及び各第2
中間歯付きプーリー24の軸心位置が変位するが、無端
タイミングベルト32の走行経路において、2台の可動
枠体7,7の被動歯付きプーリー23,23間、第2中
間歯付きプーリー24・第1中間歯付きプーリー26間
及び第2中間歯付きプーリー24・第1駆動歯付きプー
リー25間は、可動枠体7,7の移動方向と平行である
ので、各被動歯付きプーリー23及び各第2中間歯付き
プーリー24の軸心位置の変位による各平行域の無端タ
イミングベルト32の走行経路長の増減は相殺され、無
端タイミングベルト32に余分な張りや弛みが生じな
い。
っての移動により各被動歯付きプーリー23及び各第2
中間歯付きプーリー24の軸心位置が変位するが、無端
タイミングベルト32の走行経路において、2台の可動
枠体7,7の被動歯付きプーリー23,23間、第2中
間歯付きプーリー24・第1中間歯付きプーリー26間
及び第2中間歯付きプーリー24・第1駆動歯付きプー
リー25間は、可動枠体7,7の移動方向と平行である
ので、各被動歯付きプーリー23及び各第2中間歯付き
プーリー24の軸心位置の変位による各平行域の無端タ
イミングベルト32の走行経路長の増減は相殺され、無
端タイミングベルト32に余分な張りや弛みが生じな
い。
【0038】又、上記のようにニッピングローラー15
a,15b;16a,16b即ち、被動歯付きプーリー
23が回転中に、図3で左右方向に移動すると、被動歯
付きプーリー23は、その回転に無端タイミングベルト
32に噛み合ったままの左右方向の移動による回転が重
畳する。従って、被動歯付きプーリー23と同軸の駆動
歯車21の回転にも同様な回転が重畳し、ニッピングロ
ーラー15a,15b;16a,16bの回転数に変化
を与え、更にウエブW’の走行にも変化を与える。
a,15b;16a,16b即ち、被動歯付きプーリー
23が回転中に、図3で左右方向に移動すると、被動歯
付きプーリー23は、その回転に無端タイミングベルト
32に噛み合ったままの左右方向の移動による回転が重
畳する。従って、被動歯付きプーリー23と同軸の駆動
歯車21の回転にも同様な回転が重畳し、ニッピングロ
ーラー15a,15b;16a,16bの回転数に変化
を与え、更にウエブW’の走行にも変化を与える。
【0039】しかし、この重畳回転による回転数の変化
は、各可動枠体7の移動案内面6に沿って調節移動中の
みであり、且つ各可動枠体7、即ち被動歯付きプーリー
23の移動速度は低速で、無端タイミングベルト32の
走行速度はそれより遥かに高速であるので、被動歯付き
プーリー23の回転速度に対して回転数変化分は無視で
きる程度微小であり、従ってニッピングローラー15
a,15b;16a,16bの回転数の変化はウエブ
W’の走行に影響しない。
は、各可動枠体7の移動案内面6に沿って調節移動中の
みであり、且つ各可動枠体7、即ち被動歯付きプーリー
23の移動速度は低速で、無端タイミングベルト32の
走行速度はそれより遥かに高速であるので、被動歯付き
プーリー23の回転速度に対して回転数変化分は無視で
きる程度微小であり、従ってニッピングローラー15
a,15b;16a,16bの回転数の変化はウエブ
W’の走行に影響しない。
【0040】第2実施例における折機ニッピングローラ
ーの駆動装置の作用も、上記の第1実施例の場合と殆ど
同一であり、第1実施例の場合と同様に第1駆動歯付き
プーリー25が反時計回りに回転すると、図7におい
て、可動枠体7の被動歯付きプーリー23、第2中間歯
付きプーリー24、第1駆動歯付きプーリー25、歯付
きテンションプーリー27及び2個1組の第1中間歯付
きプーリー26a,26bに巻き掛けられた無端タイミ
ングベルト32が走行するので、被動歯付きプーリー2
3即ち駆動歯車21が反時計回りに回転する。可動枠体
7において、駆動歯車21が反時計回りに回転すると、
上部対のニッピングローラー15a,15b及び下部対
の歯車20a,20bと同軸の下部対のニッピングロー
ラー16a,16bは、夫々対向回転する。
ーの駆動装置の作用も、上記の第1実施例の場合と殆ど
同一であり、第1実施例の場合と同様に第1駆動歯付き
プーリー25が反時計回りに回転すると、図7におい
て、可動枠体7の被動歯付きプーリー23、第2中間歯
付きプーリー24、第1駆動歯付きプーリー25、歯付
きテンションプーリー27及び2個1組の第1中間歯付
きプーリー26a,26bに巻き掛けられた無端タイミ
ングベルト32が走行するので、被動歯付きプーリー2
3即ち駆動歯車21が反時計回りに回転する。可動枠体
7において、駆動歯車21が反時計回りに回転すると、
上部対のニッピングローラー15a,15b及び下部対
の歯車20a,20bと同軸の下部対のニッピングロー
ラー16a,16bは、夫々対向回転する。
【0041】第1実施例の場合と同様のニッピングロー
ラーによるウエブW’の引張り送りに際してのウエブ
W’の幅位置やウエブW’の折り目位置の調節におい
て、可動枠体7の移動案内面6に沿っての移動により被
動歯付きプーリー23及び第2中間歯付きプーリー24
の軸心位置が変位するが、無端タイミングベルト32の
走行経路において、可動枠体7の被動歯付きプーリー2
3・下側の第1中間歯付きプーリー26b間及び第2中
間歯付きプーリー24・第1駆動歯付きプーリー25間
は、可動枠体7,7の移動方向と平行であるので、被動
歯付きプーリー23及び第2中間歯付きプーリー24の
軸心位置の変位による各平行域の無端タイミングベルト
32の走行経路長の増減は相殺され、無端タイミングベ
ルト32に余分な張りや弛みが生じない。
ラーによるウエブW’の引張り送りに際してのウエブ
W’の幅位置やウエブW’の折り目位置の調節におい
て、可動枠体7の移動案内面6に沿っての移動により被
動歯付きプーリー23及び第2中間歯付きプーリー24
の軸心位置が変位するが、無端タイミングベルト32の
走行経路において、可動枠体7の被動歯付きプーリー2
3・下側の第1中間歯付きプーリー26b間及び第2中
間歯付きプーリー24・第1駆動歯付きプーリー25間
は、可動枠体7,7の移動方向と平行であるので、被動
歯付きプーリー23及び第2中間歯付きプーリー24の
軸心位置の変位による各平行域の無端タイミングベルト
32の走行経路長の増減は相殺され、無端タイミングベ
ルト32に余分な張りや弛みが生じない。
【0042】又、第1実施例の場合と同様に上記のよう
なニッピングローラー15a,15b;16a,16b
即ち、被動歯付きプーリー23の回転中における図7で
の左右方向移動による被動歯付きプーリー23の回転数
変化、即ちニッピングローラー15a,15b;16
a,16bの回転数の変化は、ウエブW’の走行に影響
しない。
なニッピングローラー15a,15b;16a,16b
即ち、被動歯付きプーリー23の回転中における図7で
の左右方向移動による被動歯付きプーリー23の回転数
変化、即ちニッピングローラー15a,15b;16
a,16bの回転数の変化は、ウエブW’の走行に影響
しない。
【0043】
【発明の効果】この発明の折機ニッピングローラーの駆
動装置においては、フォーマー及びニッピングローラー
の位置調節のため支持部材が移動しても、ニッピングロ
ーラーの回転駆動機構における各プーリー間の無端可撓
伝動部材の走行経路の増減が相殺され、無端可撓伝動部
材に余分な張りや弛みが生じないので、歯車や自在継手
による伝動手段を介してニッピングローラーの回転駆動
する形式のものに比し、フォーマー及びニッピングロー
ラーの位置調節の範囲が広範囲であり、折機の性能が向
上する。
動装置においては、フォーマー及びニッピングローラー
の位置調節のため支持部材が移動しても、ニッピングロ
ーラーの回転駆動機構における各プーリー間の無端可撓
伝動部材の走行経路の増減が相殺され、無端可撓伝動部
材に余分な張りや弛みが生じないので、歯車や自在継手
による伝動手段を介してニッピングローラーの回転駆動
する形式のものに比し、フォーマー及びニッピングロー
ラーの位置調節の範囲が広範囲であり、折機の性能が向
上する。
【0044】又、無端可撓伝動部材による伝動手段を用
いているので、歯車伝動手段や自在継手を用いている場
合に比し、回転伝動に遊びがなく、その結果、ニッピン
グローラーの回転むらがなくなり、ウエブの走行が円滑
安定すると共に、稼動中の騒音が減少する。その上、折
機ニッピングローラーの駆動装置の保守・点検作業も容
易となり、作業効率が向上する。
いているので、歯車伝動手段や自在継手を用いている場
合に比し、回転伝動に遊びがなく、その結果、ニッピン
グローラーの回転むらがなくなり、ウエブの走行が円滑
安定すると共に、稼動中の騒音が減少する。その上、折
機ニッピングローラーの駆動装置の保守・点検作業も容
易となり、作業効率が向上する。
【0044】
【図1】この発明の第1実施例における折機ニッピング
ローラーの駆動装置の部分断面正面図である。
ローラーの駆動装置の部分断面正面図である。
【図2】図1のII−II線における断面図である。
【図3】この発明の第1実施例における折機ニッピング
ローラーの駆動装置の可動枠体及びベルト伝動機構の断
面正面図である。
ローラーの駆動装置の可動枠体及びベルト伝動機構の断
面正面図である。
【図4】この発明の第1実施例における折機ニッピング
ローラーの駆動装置の可動枠体及びベルト伝動機構の断
面側面図である。
ローラーの駆動装置の可動枠体及びベルト伝動機構の断
面側面図である。
【図5】図4のV−V線における断面図である。
【図6】この発明の第2実施例における折機ニッピング
ローラーの駆動装置の部分断面正面図である。
ローラーの駆動装置の部分断面正面図である。
【図7】この発明の第2実施例における折機ニッピング
ローラーの駆動装置の可動枠体及びベルト伝動機構のの
断面正面図である。
ローラーの駆動装置の可動枠体及びベルト伝動機構のの
断面正面図である。
1 下部フレーム 2 上部フレーム 3 ドラグローラー 4 ワリス 5 スリッター 6 移動案内面 7 可動枠体 71 上部移動板部 71a,74a 開口部 72 側板部 73 歯車箱部 74 底板部 8,13 ブラケット 91,92,93 ステー 10 フォーマー 11 モーター 12 ねじ軸 14 ナット部 15a,15b;16a,16b ニッピングローラー 17 転がり軸受 18 偏心スリーブ 19a,19b;20a,20b 歯車 21 駆動歯車 21a 歯車軸 22 中間歯車 23 被動歯付きプーリー 24 第2中間歯付きプーリー 25 第1駆動歯付きプーリー 26,26a,26b 第1中間歯付きプーリー 27,30 歯付きテンションプーリー 28 回転軸 29 第2駆動歯付きプーリー 31 3段歯付きプーリー 32,33,34,35 無端タイミングベルト W,W’ ウエブ
Claims (2)
- 【請求項1】 フォーマーと、該フォーマーの下流側に
おいてフォーマーにより二つ折りにされたウエブを挟ん
で走行させるニッピングローラーとが同一の支持部材に
設けられ、前記ニッピングローラーは対向回転駆動され
るように対向して対となっており、前記支持部材が前記
フォーマーの入口のウエブの幅方向に移動可能にフレー
ムに設けられている輪転機の折機において、 前記フレームにおいて前記支持部材を間にして支持部材
の移動方向の一方側に設けられた駆動プーリー及び同じ
く他方側に設けられた少なくとも1つの第1中間プーリ
ー、 前記支持部材に設けられ、対向して対となった前記ニッ
ピングローラーと伝動関係に連係された被動プーリー及
び少なくとも1つの第2中間プーリー、 並びに前記駆動プーリー、第1中間プーリー、被動プー
リー及び第2中間プーリーに巻き掛けられた無端可撓伝
動部材から構成され、 第1中間プーリーと支持部材に設けられた被動プーリー
又は第2中間プーリーのいずれか一方との間の無端可撓
伝動部材の走行経路及び支持部材に設けられ前記第1中
間プーリーとの間に無端可撓伝動部材の走行経路を設け
たプーリーを除く他のプーリーと駆動プーリーとの間の
無端可撓伝動部材の走行経路が支持部材の移動方向と平
行である折機ニッピングローラーの駆動装置。 - 【請求項2】 フォーマーと、該フォーマーの下流側に
おいてフォーマーにより二つ折りにされたウエブを挟ん
で走行させるニッピングローラーとが同一の支持部材に
設けられ、前記ニッピングローラーは対向回転駆動され
るように対向して対となっており、前記支持部材が前記
フォーマーの入口のウエブの幅方向に移動可能に移動方
向に複数並べてフレームに設けられている輪転機の折機
において、 前記フレームにおいて支持部材列を間にして支持部材の
移動方向の一方側に設けられた駆動プーリー及び同じく
他方側に設けられた少なくとも1つの第1中間プーリ
ー、 各支持部材に設けられ、対向して対となった前記ニッピ
ングローラーと伝動関係に連係された被動プーリー及び
少なくとも1つの第2中間プーリー、 並びに各支持部材の被動プーリーと第2中間プーリーと
を支持部材の並ぶ順に順次経由して前記駆動プーリーと
第1中間プーリーとに巻き掛けられた無端可撓伝動部材
から構成され、 第1中間プーリーと無端可撓伝動部材の走行経路におい
て第1中間プーリーに隣接した支持部材の被動プーリー
又は第2中間プーリーのいずれか一方との間の無端可撓
伝動部材の走行経路、駆動プーリーと無端可撓伝動部材
の走行経路において駆動プーリーに隣接した支持部材の
被動プーリー又は第2中間プーリーのいずれか一方との
間の無端可撓伝動部材の走行経路及び無端可撓伝動部材
の走行経路において互いに隣接した支持部材における前
記第1中間プーリー又は駆動プーリーとの間に無端可撓
伝動部材の走行経路を設けたプーリーを除く他のプーリ
ー同士の間に設けられ一方の支持部材のプーリーと他の
支持部材のプーリーとを直接連繋する無端可撓伝動部材
の走行経路が支持部材の移動方向と平行である折機ニッ
ピングローラーの駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4665795A JP2676327B2 (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | 折機ニッピングローラーの駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4665795A JP2676327B2 (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | 折機ニッピングローラーの駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08217327A JPH08217327A (ja) | 1996-08-27 |
JP2676327B2 true JP2676327B2 (ja) | 1997-11-12 |
Family
ID=12753409
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4665795A Expired - Fee Related JP2676327B2 (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | 折機ニッピングローラーの駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2676327B2 (ja) |
-
1995
- 1995-02-13 JP JP4665795A patent/JP2676327B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08217327A (ja) | 1996-08-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |