JP2693625B2 - 二重化伝送路の選択装置 - Google Patents

二重化伝送路の選択装置

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JP2693625B2 JP2125368A JP12536890A JP2693625B2 JP 2693625 B2 JP2693625 B2 JP 2693625B2 JP 2125368 A JP2125368 A JP 2125368A JP 12536890 A JP12536890 A JP 12536890A JP 2693625 B2 JP2693625 B2 JP 2693625B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、多重化伝送路を採用したLAN(ローカル・
エリア・ネットワーク)システム等に利用される二重化
伝送路の選択装置に係わり、特に伝送路の状態を正確に
診断するための受信系の信号処理技術を改良した二重化
伝送路の選択装置に関する。
(従来の技術) 従来からの種のLANシステムにおいては、データ伝送
の信頼性を確保する観点から第3図に示すように、2つ
の伝送路A、Bによって構成するとともに、これら伝送
路A、Bにそれぞれインタフェース1を持つ複数のステ
ーション2、…が接続されている。これらインタフェー
ス1、…は各伝送路A、B毎に設けた診断回路(図示せ
ず)により伝送路A,Bの異常の有無を診断し、その診断
結果に基づいて正常な伝送路を選択することにより、各
ステーション2、…間でデータ伝送の継続性を図ってい
る。
第4図は各ステーション2、…に設けられたインタフ
ェース1の構成を詳細に示す図である。すなわち、この
インタフェース1は、伝送路A系統には変調器3Aおよび
復調器4Aが、また伝送路B系統には変調器3Bおよび復調
器4Bが設けられ、受信信号S1a、S1bを受けて変調器3A、
3Bより送られてくる送信クロックS2に基づいて送信回路
5から送信データを送出し変調器3A、3Bに供給する。
一方、各復調器4A、4Bの出力側には個別にA系診断回
路6A、B系診断回路6Bが接続され、これら診断回路6A、
6Bで伝送路A、Bの異常の有無を診断し、その診断結果
の信号を選択回路7に供給する。この選択回路7ではそ
の診断結果に基づいて選択スイッチ8、9を連動的に切
替制御し、復調器4Aの出力側または復調器4Bの出力側、
つまり正常側の復調器出力を受信回路10に接続する構成
となっている。
次に、以上のようなインタフェース1の受信動作につ
いて第5図を参照して説明する。A系の受信動作につい
て説明する。伝送路Aから受信した受信信号S1aは復調
器4Aにて復調して同図(b)のような受信データS4aお
よび同図(c)のような受信クロックS5aを得、これら
受信データS4aおよび受信クロックS5aをA系診断回路6A
に送出する。このA系診断回路6Aでは、受信クロックS5
aに基づいて受信データS4aをサンプリングし、この受信
データS4aの正常及び異常の診断を行う。
ところで、以上のようなA系の受信系においては、同
図(a)の受信信号S1aが伝送路Aを伝搬する際の歪、
伝送路Aに侵入する外来ノイズ、復調器4Aの復調時の
歪、受信信号の“1,0"の並び方によるいわゆる符号間歪
等により、受信データS4aの状態と送信時のデータ状態
が異なる場合がある。そこで、かかる不具合を防止する
観点からPLL(フェーズ・ロックド・ループ)技術など
を用いて受信信号S1aからビットレートに等しい受信ク
ロックを発生させ、診断回路6Aで第5図に示す如く受信
クロックS5aの立ち上がりで同図(d)のような受信デ
ータをサンプリングすることにより、送信時のデータ状
態と一致するような受信データを得ている。なお、以下
の説明では選択スイッチ8、9が伝送路A側を選択して
いる場合について述べるが、伝送路B側選択の場合も同
様であるので、ここではその説明は省略する。
以上のようにして復調器4Aから得られた受信クロック
S5aおよび受信データS4aはA系診断回路6Aおよび受信回
路10に送られるが、A系診断回路6Aでは伝送路Aからの
受信データS4aの正常及び異常の診断を行い、受信回路1
0でも受信データS4aの正常及び異常の診断を行ったう
え、正常な場合にはその受信データS4aを適正なデータ
であると判断して処理するようにしている。
しかしながら、A系診断回路6Aと受信回路10は回路の
特性上の遠い(例えば論理回路上の相違、信号歪に対す
るマージンの相違)などにより受信信号S1aや受信クロ
ックS5aが歪んだとき、その受信クロックS5aで受信デー
タS4aをサンプリングすると、信号ずれによって受信デ
ータS4aと受信信号S1aとが相違することがある。すなわ
ち、第5図に示す如く異常状態では受信信号S1aに乱れ
が生ずると、受信データS4aおよび受信クロックS5aが影
響を受けてタイミングがずれる。このとき前述したよう
にA系診断回路6Aと受信回路10の特性上の違いからA系
診断回路6Aのサンプリング後のデータ(同図(d)参
照)は正しいデータを受信するが、受信回路10のサンプ
リング後のデータ(同図(e)参照)は図示(イ)に示
す破線のようなデータとなるべきところが、図示実線の
ように誤ったデータとなる場合がある。その結果、A系
診断回路6Aでは受信データS4aが正常であると判断する
が、受信回路10では異常であると判断し、伝送路B系統
が正常な伝送を行っているにも拘らず異常な伝送路Aを
選択したままとなり、受信回路10では誤ったデータを受
信することになる。
(発明が解決しようとする課題) 従って、以上のような二重化伝送路の選択において
は、伝送路AまたはBに中途半端な障害が発生した場
合、診断回路6A、6Bで伝送路A、Bを誤って正常と判断
すると、受信回路10では正しいデータを受信できず、こ
のため他方の正常な伝送路から正しいデータを受信でき
るにも拘らず、誤った受信データを受信して処理する問
題がある。
本発明は上記実情にかんがみてなされたもので、復調
器からタイミングのずれた信号を受信した場合でも診断
回路および受信回路にて正確に受信データの正常か否か
を判断することができ、常に正常な受信データを継続的
に受信でき、よって安定な受信系を構築する二重化伝送
路の選択装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明に係わる二重化伝送路の選択装置は上記課題を
解決するために、各伝送路ごとに復調器を介して診断回
路が設けられて、この診断回路で復調器の出力が正常で
あるか否かを診断し、その診断結果に基づいて何れか一
方が異常であるとき、選択回路が切替回路を介して正常
側の復調器の出力側を選択して受信回路に接続する二重
化伝送路の選択装置において、前記復調器から出力され
る受信データおよび受信クロックをサンプリングし、こ
の受信クロックの正常時のクロック周期によって定まる
修正受信クロックおよびこの修正受信クロックに前記サ
ンプリング受信データを同期させることにより修正受信
データを作成するリタイミング回路を設け、このリタイ
ミング回路で得られた修正受信クロックおよび修正受信
データを前記診断回路および前記受信回路に送出する構
成である。
(作用) 従って、本発明は以上のような手段を講じたことによ
り、リタイミング回路では正常時の受信クロックに基づ
いて定められたクロック周期を用いて修正受信クロック
を得るので、異常時の状態であってもその修正受信クロ
ックは変わらない。さらに、リタイミング回路では修正
受信クロックに同期させて修正受信データを得、これら
修正受信クロックおよび修正受信データを診断回路およ
び受信回路に送出する。従って、診断回路および受信回
路ではかかる修正受信クロックと修正受信データとを用
いて受信データの正常又は異常を判断するので、両者の
データを用いて正しい判断を行うことができ、ひいては
正しい判断結果に基づいて伝送路を選択でき、受信動作
の継続性を確保できる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について第1図および第2図
を参照して説明する。第1図は二重化伝送路システムに
おいて特にインタフェースの構成を具体化した図であ
る。なお、同図において第4図と同一部分には同一符号
を付してその詳しい説明は省略する。本装置において特
に異なるところは、伝送路A側復調器4Aおよび伝送路B
側復調器4Bの出力側と各選択スイッチ8、9との間に新
たにリタイミング回路20A、20Bを設けたことにある。
伝送路A側に属するリタイミング回路20Aは、伝送路
A側復調器4Aから出力される正常時の受信クロックS5a
に基づいて定められたクロック周期を用いて修正受信ク
ロックS5a′を得、かつ、この修正受信クロックS5a′に
同期させて受信データS4aをサンプリングすることによ
り修正受信データS4a′を得、これら受信クロックS5a′
および修正受信データS4a′をA系診断回路6Aおよび選
択スイッチ8、9を送出する。伝送路B側に属するリタ
イミング回路20Bもリタイミング回路20Aと同様な構成お
よび機能を有するので、その説明を省略する。これらリ
タイミング回路20A,20BはFIFO(ファーストイン・ファ
ーストアウト)IC等を用いることにより容易に実現可能
である。
次に、以上のように構成された装置の動作について第
2図のタイミングチャートを参照しながら説明する。
今、伝送路A側復調器4Aでは第2図(a)、(b)に示
すような受信データS4aおよび受信クロックS5aをリタイ
ミング回路20Aに送出する。ここで、リタイミング回路2
0Aは、受信クロックS5aを受けるとそのクロックの立上
りで受信データをサンプリングすることにより、リタイ
ミング回路20A内のサンプリング後の受信データは同図
(c)のようになる。このとき、復調器4Aの出力に異常
があれば、受信クロックS5aのパルス幅が狭くなった
り、或いはタイミングずれが生ずるので、図示(ロ)に
示す破線のような状態(正常状態)となる場合がある。
そこで、リタイミング回路20A内では同図(d)に示
す如く正常時の受信クロックS5aのクロック周期によっ
て定まる修正受信クロックS5a′を得るが、このときの
受信クロックS5a′にリタイミング回路内のサンプリン
グ後の受信データS4a′を同期化させて同図(e)のよ
うな修正受信データS4a′を得る。なお、これら修正受
信クロックS5a′と修正受信データS4a′はA系診断回路
6Aと受信回路4で十分なマージンを持ってサンプリング
できるタイミングとなっている。従って、A系診断回路
6Aのサンプリング後のデータ(同図(f)参照)、受信
回路10のサンプリング後のデータ(同図(g)参照)は
全く一致した受信データとなる。
従って、以上のような本実施例の構成によれば、リタ
イミング回路20A、20Bで受信クロックおよび受信データ
に基づいて適正な修正受信クロックS5a′および修正受
信データS4a′として送出するので、診断回路6Aまたは6
Bのデータと受信回路10によって受信したデータとは完
全に一致させることができる。このことは、各診断回路
6A,6Bで正常と判断したときに受信回路10でも確実に正
しいデータを受信できることになり、正常な伝送路側を
必ず選択することができ、ひいては正しい受信データを
継続的に受信することができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、復調器でタイミ
ングずれの診断を受信した場合でもリタイミング回路に
よってそれぞれ受信データおよび受信クロックを修正出
力するので、診断回路および受信回路による受信データ
の正常および異常の判断結果を一致させることができ、
診断回路の判断結果に基づいて常に正常な受信データを
継続的に受信でき、よって伝送システムの安定な受信系
を構築しうる二重化伝送路の選択装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を示す構成図、第2図は
第1図に示す装置の動作を説明するタイミングチャー
ト、第3図従来の一般的な二重化伝送路システムの概略
構成図、第4図は従来の選択装置を示す構成図、第5図
は第4図に示す装置のタイミングチャートである。 1…インタフェース、2…ステーション、3A、3B…変調
器、4A,4B…復調器、5…送信回路、6A、6B…診断回
路、7…選択回路、8、9…選択スイッチ、10…受信回
路、20A,20B…リタイミング回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各伝送路ごとに復調器を介して診断回路が
    設けられ、この診断回路で復調器の出力が正常であるか
    否かを診断し、その診断結果に基づいて何れか一方が異
    常であるとき、選択回路が切替回路を介して正常側の復
    調器の出力側を選択して受信回路に接続する二重化伝送
    路の選択装置において、 前記復調器から出力される受信データおよび受信クロッ
    クをサンプリングし、この受信クロックの正常時のクロ
    ック周期によって定まる修正受信クロックおよびこの修
    正受信クロックに前記サンプリング受信データを同期さ
    せることにより修正受信データを作成するリタイミング
    回路を設け、このリタイミング回路で得られた修正受信
    クロックおよび修正受信データを前記診断回路および前
    記受信回路に送出することを特徴とする二重化伝送路の
    選択装置。
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