JP2692304B2 - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

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JP2692304B2 JP1295842A JP29584289A JP2692304B2 JP 2692304 B2 JP2692304 B2 JP 2692304B2 JP 1295842 A JP1295842 A JP 1295842A JP 29584289 A JP29584289 A JP 29584289A JP 2692304 B2 JP2692304 B2 JP 2692304B2
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博久 今井
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は燃焼により熱媒体を加熱し熱搬送して暖房す
る空気調和機に関するものである。
従来の技術 室内外のユニットを冷媒配管して暖冷房を行なう装置
として、特開昭63−99467号公報によって第5図に示す
ようなシステムがある。すなわち第5図において、暖房
運転時には、先ず暖房開始時に第1電磁弁1,第2電磁弁
2及び開閉弁3を閉成し、第3電磁弁4,第4電磁弁5を
開成して圧縮機6を運転する。第1電磁弁1と第2逆止
弁7の作用により冷媒系路は封止された状態となるので
室外冷媒凝縮器8,アキュムレータ9およびこれを接続し
た各種冷媒配管に分布していた冷媒は圧縮機6の運転で
吸入回収されることになり、全ての冷媒は第1逆止弁10
を経て冷媒加熱器11に汲上げられてしまう。この回収運
転後に圧縮機6を停止し、第4電磁弁5を閉成すると共
にバーナ(図示せず)に点火して暖房運転を開始する。
冷媒加熱器11に汲上げられた冷媒はバーナにより加熱さ
れて蒸発することによる蒸発圧力の上昇で、蒸発した高
温高圧の冷媒ガスは冷媒加熱器11から第3電磁弁4,冷媒
配管12を経て室内熱交換器13に圧送される。この時室内
ファン14を運転すると高温高圧の冷媒ガスは放熱して暖
房を行なうことにより凝縮して液化する。冷媒液は冷媒
配管15から第3逆止弁16を経て受液器17に流入し受液さ
れることになる。受液の液面が一定レベルになると開閉
弁3を開成して、蒸発圧力が受液器17に加わることにな
り、冷媒加熱器11と同一静圧となるために、受液器17の
液面水頭差圧により、受液器17内の冷媒液は冷媒加熱器
11に流入する。受液器17の液面が低下した後開閉弁3は
閉成して初期の状態になる。また、冷房運転時には、第
1電磁弁1、第2電磁弁2を開成、第3電磁弁4、第4
電磁弁5、開閉弁3を閉成し、圧縮機6を運転する。圧
縮機6の運転により高温高圧となった冷媒ガスは、第1
逆止弁10、冷媒加熱機11、第1電磁弁1か室外冷媒凝縮
器8へ圧送される。この時室外ファン29の運転により、
高温高圧の冷媒ガスは放熱することにより、凝縮して液
化する。液化した冷媒は第2逆止弁7、受液器17を通
り、キャピラリーチューブ30で減圧した後、室内熱交換
器13へ送られる。室内熱交換器13では室内ファン14の運
転により、低圧の冷媒は吸熱して冷房を行うことにより
蒸発して気化する。気化した冷媒ガスは再度圧縮機6で
圧縮され、前記動作を繰り返す。すなわち、冷房運転
は、従来のヒートポンプエアコン同様の、圧縮→凝縮→
減圧→蒸発の各作用の繰り返しにより実現される。
以上のように暖房運転時にはバーナで冷媒を加熱し室
内ユニットに熱を搬送するので、低外気温時でも高温の
温風を吹き出すことが出来るのであるが、燃焼を開始す
る前に毎回冷媒の回収運転が必要になり、暖房運転操作
を行っても実際に燃焼して暖房開始されるまでに待ち時
間が必要になって使用者にとって使い勝手の悪いもので
あった。そこで燃焼停止後に回収運転を行って冷媒を回
収し、暖房運転操作を行えばすぐに燃焼して暖房を開始
するなどの手段があった。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような方式では、暖房停止後、圧
縮機の吐出側である熱交換器の温度が高くその状態でフ
ァンが停止していると、圧縮機から吐出された冷媒の高
圧ガスの放熱されず吐出圧力が高くなり圧縮機の吐出側
と吸入側の圧力差が大きく冷媒の回収が困難である。そ
のため暖房運転時に必要な冷媒が十分回収されず、燃焼
開始後熱源で空焼き状態となる危険性があるという課題
を有していた。
本発明はかかる従来の課題を解消するもので回収運転
において暖房に必要な冷媒を十分に回収し空焼きの危険
を回避した安全調和機を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の空気調和機の制御
装置は、燃焼により熱媒体を加熱する熱源と、冷房時は
圧縮機の運転により室外冷媒凝縮器、キャピラリーチュ
ーブを介して送られる熱媒体の蒸発により吸熱し、暖房
時は前記熱源により加熱された熱媒体との熱交換により
空気を加熱する熱交換器と、前記熱媒体を前記熱源から
前記熱交換器に循環させて暖房を行う熱搬送手段と、前
記圧縮機の運転により熱媒体を前記熱源に回収する回収
手段と、前記熱交換器により加熱された空気を吹き出す
ファンと、前記ファンを駆動するモータと、前記熱交換
器に流入する熱媒体の温度を検知する温度検知手段と、
前記温度検知手段の検知温度により前記モータの駆動を
制御する制御部を有し、前記制御部は、前記回収手段を
駆動する回収運転部と、検知温度により前記モータの回
転数を演算する第1演算部と、回収運転中の前記モータ
の必要回転数を出力する第2演算部と、前記第1および
第2演算部の演算結果比較して大きい方の回転数により
前記モータを駆動する風量制御部を持つ構成としてあ
る。
作用 本発明は上記した構成によって、回収運転中には、第
1演算部または第2演算部の演算結果に応じた回転数に
よって風量制御部がファンを駆動し放熱するので、圧力
機の吐出側の圧力が下降し、吐出側と吸入側の圧力差を
縮めるように作用するため、冷媒の回収が容易となる。
実施例 以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。なお、実施例の説明にもとづいて説明する。なお、
実施例の説明にあたっては第5図と同一部分には同一符
号を付し、詳細な説明を省略する。
第1図は、本発明のシステムブロック図を示す。第1
図に於て18は第4図と同様の機能を有する熱搬送手段、
19は熱源11に冷媒を回収する回収手段、20はファン14を
駆動するモータ、21は熱交換器13に流入する熱媒体即ち
冷媒の温度を検知するサーミスタで流入する配管部分に
取付けられている。22は熱源11,熱搬送手段18,回収手段
19,モータ20を制御する制御部、23は暖房運転の開始停
止を切り換えるスイッチである。スイッチ23をオンする
と制御部21は熱源11と熱搬送手段18を駆動し暖房運転を
行う。24はスイッチ23をオフすると所定時間回収手段19
に駆動信号を出力する回収運転部である。25はサーミス
タ21の検知温度Tによりモータ20の回転数を演算する第
1演算部、26は回収運転部24の駆動信号を入力すると回
収運転時モータ20の運転に必要とされる回転数を演算す
る第2演算部である。27は第1演算部25と第2演算部26
の演算結果を比較し大きい方を出力する比較部、28は比
較部26の出力した回転数によりモータ20を駆動する風量
制御部である。
第1演算部25によるモータ20の回転数n1の決定は以下
のような行なわれる。第2図に示す如くサーミスタ21の
検知温度T<Ta(例えば10℃)であれば回転数n1を0と
する。Ta≦T≦Tb(例えば28℃)であれば冷風感を感じ
させない程度の値n1sをn1に定める。Tb≦T≦Tcのとき
は検知温度Tの上昇に従い回転数n1を増していき吹き出
し温度を一定とするようなn1を定める。このときのn1
n1=k・(T−Tb)+n1sのような比例式で求めてもよ
いし、Tをいくつかの温度帯に区分して各々の温度帯に
応じて段階的に上昇させてもよい。一方、第2演算部26
は回収運転部24が駆動出力を出力しているときのみ、検
知温度Tとは無関係に回収運転時に最低限必要と考えら
れる回転数n2を演算結果として出力する。比較部27は第
1演算部25の演算結果n1と第2演算部26の演算結果n2
比較して大きい方の値を回転数nとして風量制御部28に
出力し、これを受けて風量制御部28はモータ20を駆動す
る。
暖房運転終了後に回収運転を行なう場合の温度検知手
段21の検知温度とTとモータ20の回転数nの関係を第3
図に示す。第3図ではTddは第1および第2演算部の演
算結果n1とn2とが等しくなる温度である。図で示すよう
に検知温度TがTdを下回ってもモータ20の回転数nは回
収運転時に最低限必要とされる値n2に保たれているので
熱交換器が冷却され圧縮機の吐出側圧力は低下し冷媒の
回収が行い易くなる。回収運転を暖房開始前に行う構成
としても同様の効果が得られる。以上の処理の流れをマ
イクロコンピュータで実施したときのフローチャートを
第4図に示す。
発明の効果 以上のように本発明の空気調和機の制御装置によれば
次の効果が得られる。
(1)回収運転時にファン駆動用モータの回転数が冷媒
回収に最低限必要とされる値以上に保たれているので圧
縮機の吐出圧力は低下し回収が行い易くなる。そのため
暖房運転に必要な冷媒量が十分に確保され燃焼時の熱源
における空焼状態という危険を回避できる安全な空気調
和機を提供できる。
(2)圧縮機の吐出圧力が低下するので、回収運転時の
圧縮機の消費電力を軽減す効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における空気調和機の制御装
置のシステムブロック図、第2図,第3図は温度検知手
段の検知温度とモータの回転数の関係を示す特性図、第
4図はマイクロコンピュータの処理の流れを示すフロー
チャート、第5図は従来例を説明するシステム図であ
る。 11……熱源、13……熱交換器、14……ファン、18……熱
搬送手段、19……回収手段、20……モータ、21……温度
検知手段、22……制御部、24……回収運転部、25……第
1演算部、第26……第2演算部、27……比較部、28……
風量制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桜武 達規 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭59−60463(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃焼により熱媒体を加熱する熱源と、冷房
    時は圧縮機の運転により室外冷媒凝縮器、キャピラリー
    チューブを介して送られる熱媒体の蒸発により吸熱し、
    暖房時は前記熱源により加熱された熱媒体との熱交換に
    より空気を加熱する熱交換器と、前記熱媒体を前記熱源
    から前記熱交換器に循環させて暖房を行う熱搬送手段
    と、前記圧縮機の運転により熱媒体を前記熱源に回収す
    る回収手段と、前記熱交換器により加熱された空気を吹
    き出すファンと、前記ファンを駆動するモータと、前記
    熱交換器に流入する前記熱媒体の温度を検知する温度検
    知手段と、前記温度検知手段の検知温度により前記モー
    タの駆動を制御する制御部を有し、前記制御部は前記回
    収手段に運転信号を出力する回収運転部と、前記温度検
    知手段の検知温度により前記モータの回転数を演算する
    第1演算部と、前記回収運転部の運転信号を入力すると
    予め定められた前記モータの必要回転数を出力する第2
    演算部と、前記第1および第2演算部の演算結果を比較
    して大きい方を出力する比較部と、前記比較部の出力し
    た回転数により前記モータを駆動する風量制御部を有す
    る空気調和機の制御装置。
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