JP2692007B2 - 転写装置 - Google Patents

転写装置

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JP2692007B2
JP2692007B2 JP1225491A JP22549189A JP2692007B2 JP 2692007 B2 JP2692007 B2 JP 2692007B2 JP 1225491 A JP1225491 A JP 1225491A JP 22549189 A JP22549189 A JP 22549189A JP 2692007 B2 JP2692007 B2 JP 2692007B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 転写材担持体の転写材担持シート上に担持された転写
材を像担持体に対面させて、像担持体上に担持されたト
ナー像を転写材上に転写し、転写材上にトナー像の転写
像を得る転写装置に関するものである。
従来の技術 現像剤として複数のトナーを用いてカラー画像を得る
画像形成装置における画像形成プロセスと転写装置につ
いて、第6図に示すカラー電子写真装置のプリンタ部の
断面図に基ずき述べる。
第6図に示すように、画像形成装置は、例えば円筒状
の電子写真感光体などの像担持体30の回りに帯電器31お
よび露光装置32を配置しており、これら帯電器31および
露光装置32を用い、通常の電子写真プロセスによって像
担持体30上に静電潜像が形成される。該静電潜像は、現
像剤として色の異なるトナーを有した現像ユニット33
Y、33M、33Cおよび33Bからなる現像装置33によって現像
され、像担持体30上に4色のトナー像として顕像化され
る。
一方、転写紙等の転写材Pが、図示しないカセットか
ら供給手段34によって転写装置60に供給される。
転写装置60は、第7図に示すように、同心的に配置し
た一対の前後のフランジ部材16、17を連結部材18で結合
し、そのフランジ部材16、17および連結部材18で形成さ
れる円筒状開口部表面に、転写材Pを担持する高抵抗フ
ィルム等の転写材担持シート15を巻装した転写材担持体
66を有してなっている。
転写材Pは、像担持体30上の画像形成タイミングに同
期して、転写材供給手段34のレジストローラ対35によ
り、転写装置60の転写材吸着位置へ搬送される。転写装
置60内には吸着帯電器36が配置してあり、転写材Pを転
写材担持シート15上に静電吸着させる。上記吸着帯電器
36の転写材担持シート15を挟んだ対向位置には、対向電
極となる吸着導電ローラ37が配置してあり、転写材Pの
吸着時の密着性を増す効果を上げている。
転写材担持シート15上に吸着、担持された転写材P
は、転写装置60の回転に伴い像担持体30に当接される。
そして転写装置60内に配置された転写帯電器38によっ
て、転写材担持シート15の背面へトナーと反対極性の電
荷を印加することにより、像担持体30上のトナー像が転
写材P上に転写される。
以上の現像、転写プロセスを複数色のトナー像につい
て行なうことにより、転写材P上にカラー画像が再現さ
れる。
以上のようにして複数色のトナー像が重畳転写された
転写材Pは、転写材担持シート15への吸着力を弱めるた
めに、シート15を挟んで対向配置している一対の除電帯
電器39によりAC除電され、分離爪40を転写材Pと転写材
担持シート15との間に挿入することにより、シート15か
ら分離される。分離された転写材Pは、定着器41に送ら
れ、そこでトナー像の定着が行なわれたのち、図示しな
いトレーへと排出される。
転写の終了した像担持体30は、表面の残留トナーをク
リーニング装置42で清掃されたのち、再度カラー画像形
成プロセスに供せられる。
しかし、転写材担持シート15は、その先端と後端とを
転写装置60の連結部材18へ、また左右両端部を前後のフ
ランジ部材16、17へのみ拘束させているために、外力に
よりシート15が転写装置60内方へと変形し、次のような
欠点を誘発していた。
(1)吸着導電ローラ37の箇所では、転写装置60への転
写材Pの巻装時、転写材Pが真円状態に比較して変形す
るため、転写材Pの転写材担持シート15への吸着と吸着
された転写材Pへのトナー像の転写とを、転写装置60の
同一回転中連続して行なわせたのでは、吸着時に転写材
Pの位置ズレが生ずる。このため、最初のトナー像に色
ズレが生じ、色の再現性の著しい低下を招く。
(2)像担持体30と対向した転写部では、像担持体30へ
転写材Pを当接させるため、吸着導電ローラ37の箇所の
場合と同様に、転写材担持シート15が転写装置60内へ変
形し、このため転写抜け等の画像不良を発生する。
上記二つの欠点を解決する方法として、転写装置60内
部の、像担持体30の対向位置と吸着導電ローラ37の対向
位置とに、転写材担持シート15の変形を防止する押圧部
材を配設する方法が提案されている。
即ち、転写部に配置された転写帯電器38の近傍に、揺
動支点を有する弾性押圧部材62を配置して、押圧部材62
で転写材担持シート15の像担持体30の対応側を押圧する
ことにより、転写部でのシート15の変形を防止する。
また吸着帯電器36の近傍に、揺動支点を有する弾性押
圧部材64を配置して、押圧部材64で転写材担持シート15
の吸着導電ローラ37の対応側を押圧することにより、ロ
ーラ37の箇所での転写材担持シート15の内方への変形を
防止するものである。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の方法では、帯電手段を転写
材担持体に対し着脱する際の操作性が悪く、押圧部材が
転写材担持体に接触し、押圧部材が変形するといった問
題があった。又、転写帯電器38、特にその放電ワイヤ14
と、押圧部材62および像担持体30との相互の位置関係が
不安定な状態にあるため、転写材Pの吸着不良、転写材
P上へ転写したトナー像の色ズレ、転写抜け、転写不良
といった問題が発生していた。
即ち、転写効率を高める目的から、押圧部材62と転写
材担持シート15の接触部分(ニップ部)Aを幅広く取る
と、押圧部材62が放電ワイヤ14の放電領域を遮断してし
まうため、静電的転写効率は逆に低下してしまい、トー
タルの転写効率が低下するため転写不良が発生する。
逆に静電的転写効率を向上するために、放電ワイヤ14
の位置を転写材担持シート15に近ずけてシート15との隙
間Bを狭くすると、放電ワイヤ14と転写装置60の連結部
材18の位置が極めて近接してしまうため、リーク等の問
題が生じて好ましくない。
一方、押圧部材62と転写材担持シート15のニップ部A
を狭くして転写効率を上げようとすると、弾性押圧部材
62によるシート15の変形防止効果が弱くなってしまうた
め、転写抜けが発生する。
従って、転写帯電器38と押圧部材62と転写材担持シー
ト15の相対位置を調整する必要が生じ、その結果、転写
装置60は複雑化してしまう。
吸着帯電器36、押圧部材64、吸着導電ローラ37の場合
も同様で、転写材Pを転写材担持シート15上に確実に保
持して、吸着不良を防止し、且つ転写材担持シート15の
変形による色ズレを防止するためには、これら吸着帯電
器36、押圧部材64、吸着導電ローラ37の相互の位置関係
は微妙な状態にある。
なお、第6図中、押圧部材64と転写材担持シート15の
接触部分(ニップ部)はAa、吸着帯電器36の放電ワイヤ
14aと転写材担持シート15との隙間はBaで示した。
従って、本発明の目的は、押圧部材が転写材担持体か
ら離間した状態で、転写材担持体の回転軸方向に着脱可
能とし、押圧部材が転写材担持体に接触せず、押圧部材
の変形を防止することのできる転写装置を提供すること
である。
本発明の他の目的は、押圧部材を帯電手段としてのコ
ロナ放電器と共にユニットとして設け、それによってユ
ニット装着時、押圧部材とコロナ放電器との相対的な位
置関係を容易に且つ良好に設定することのできる転写装
置を提供することである。
課題を解決するための手段 上記目的は本発明の転写装置にて達成される。要約す
れば本発明は、転写材を担持する回転可能な転写材担持
体と、前記転写材担持体の転写材を担持する側とは反対
側に設けられ、放電ワイヤ及びこの放電ワイヤを支持す
るブロックを備えるコロナ放電器と、前記転写材担持体
を押圧する押圧部材と、を有し、像担持体上のトナー像
を前記転写材担持体に担持された転写材に転写する転写
装置において、 前記押圧部材は前記転写材担持体の回転軸方向からみ
て前記ブロックから突出しない位置に移動可能であり、
前記押圧部材が前記突出しない位置にある状態で前記装
置に対して前記押圧部材と前記コロナ放電器とを備える
ユニットが着脱可能であることを特徴とする転写装置で
ある。
本発明の一実施態様によると、前記コロナ放電器は、
前記像担持体上のトナー像を前記転写材担持体に担持さ
れた転写材に転写するために前記転写材担持体を帯電す
るものであるか、或いは、転写材を前記転写材担持体に
吸着させるために前記転写材担持体を帯電するものとさ
れる。
実施例 以下、本発明の実施例について詳細に説明する。
第1図は、本発明の転写装置の一実施例を示す斜視
図、第2図(a)および(b)は、それぞれ第1図の転
写装置に設けられた転写帯電器を示す斜視図および側面
図、第3図は、第1図の転写装置を備えたカラー電子写
真装置のプリンタ部を示す断面図である。
先ず、第2図(a)、(b)を参照して、本発明の転
写装置70で使用する転写帯電器80の構成について説明す
る。
第2図(a)において、3は転写帯電器80の前ブロッ
ク、4は同じく後ブロックで、これらブロック3、4内
に放電ワイヤ14の高さ調整手段を備えている。また後ブ
ロック4の下部には、転写帯電器80を転写装置70に装着
した際に、転写帯電器80に高電圧を供給する接点(図示
せず)が設けられている。放電ワイヤ14の側方には、ワ
イヤ14からのコロナ放電の方向性を制御すると共に、前
ブロック3、後ブロック4を結合して転写帯電器80のフ
レームの役割を兼ねるシールド板2が設けられている。
また後ブロック4の端面には、転写装置70への転写帯電
器80の接着位置を決定する位置決めピン6が設けられ、
後ブロック4の側面下部には、レール5が設けられてい
る。
前ブロック3、後ブロック4との間には、更にシール
ド支持板10が設けられている。シールド支持板10は、帯
電器側が全面に亘って曲げられており、この曲げられた
部分が、先のシールド板2と同様に、放電ワイヤ14から
のコロナ放電の際のシールドと転写帯電器80のフレーム
の役割とを果している。一方、シールド支持板10の前後
ブロック3、4側は曲げ起こしてあり、その前側の曲げ
起こし部には、揺動軸7a用の穴、揺動固定ビス11用のタ
ップおよび揺動規制ビス13用の揺動長穴が形成されてい
る。シールド支持板10の後側の曲げ起こし部には、揺動
軸7bが固定されている。
上記シールド支持板10の前側の曲げ起こし部に配置さ
れた揺動支板12には、揺動軸7aが固定されており、前側
の曲げ起し部に設けられた上述の揺動軸7a用の穴に揺動
軸7aを挿入することにより、揺動軸7aは揺動軸7bと協同
して、押圧部材82の揺動中心となっている。また揺動支
板12には、上記揺動固定ビス11用の揺動長穴と揺動規制
ビス13用のタップが形成されている。これらの操作方法
については後で詳細に説明する。
押圧部材82は、、主としてマイラーウレタンシート等
の弾性部材からなる押し当て部材1と揺動ステー9とか
ら構成されており、押し当て部材1と揺動ステー9と
は、両面接着テープ等で固定されている。揺動ステー9
の両端は曲げ起こしてあり、その曲げ起こし部にはそれ
ぞれ揺動軸7a、7bと係合する穴が形成されている。揺動
軸7a、7bにはそれぞれねじりコイルバネ8が設けられお
り、ねじりコイルバネ8の一方のアームはシールド支持
板10に掛けられ、他方のアームは揺動ステー9に引っ掛
けられている。このねじりコイルバネ8により押圧部材
82全体が、第2図(b)において反時計方向へ回るよう
に付勢されている。
以下に、上記構成の転写帯電器80の作用について述べ
る。
揺動規制ビス13の先端は、揺動ステー9に係合してお
り、揺動ステー9の回転方向を規制している。即ち、第
2図(b)において、揺動支板12が図に見られる位置に
あるとき、ねじりコイルバネ8による付勢によって、押
し当て部材1が実線で示すように位置Xに来る。しか
し、揺動規制ビス13により規制されるために、押し当て
部材1は位置Xより反時計方向に回ることができない。
一方、時計方向への規制はないため、押し当て部材1は
その方向へは揺動可能となる。
次に、揺動固定ビス11を緩め、揺動支板12を矢印Z方
向へと揺動すると、揺動支板12の動きと共に揺動規制ビ
ス13が矢印Z方向へ揺動し、揺動ステー9を回動するた
め、押し当て部材1は破線で示すように位置Yに移動す
る。揺動規制ビス13により規制されて、押し当て部材1
が位置Yより反時計方向へは揺動不能、時計方向へは揺
動可能な状態にあることは言うまでもない。
以上のような構成を採用したのは、以下の(1)、
(2)の効果を得るためである。
(1)転写帯電器80を転写装置70から出し入れする際、
押し当て部材1と転写装置70の前フランジ部材16(第1
図)との干渉を防ぎ、容易に出し入れ可能とする。
(2)転写装置70の前後のフランジ部材16、17を結合す
る連結部材18が押し当て部材1を通過する際に、押し当
て部材1に過剰なストレスを与えないようにする。
更に、転写帯電器80と揺動押圧部材82を一体に構成す
ることによって、転写帯電器80のコロナ放電ワイヤ14と
押し当て部材1の先端位置を確実に保証することが可能
になり、前述した従来の問題点を解決する。
次に、第1、3図に基ずき転写装置70および上記
(1)、(2)の効果の達成について説明する。
第1図に示すように、転写装置70は、前側板19と後側
板20が軸21で結合されている。この軸21は転写装置70と
カラー電子写真装置の間の位置決めとしての役割を兼ね
ている。前側板19と前フランジ部材16には、転写帯電器
80を初めとした各帯電器を出し入れ可能にする複数個の
開口部25が設けてある。また前後側板19、20は、転写装
置70の回転軸26をも支持している。転写装置70は、従来
と同様に、同心的に配置した一対のフランジ部材16、17
を連結部材18で結合し、そのフランジ部材16、17および
連結部材18で形成される円筒状開口部表面に、転写材P
を担持する高抵抗フィルム等の転写材担持シート15を巻
装した転写材担持体72を有してなっている。
転写装置70内には、レールガイド22が設けられてお
り、転写帯電器80を図中矢印方向に挿入する際、帯電器
80のレール5をガイドしつつ、帯電器80の位置決めピン
6をレールガイド22の後端近くに設けられた位置決め穴
24に係合させて、帯電器80と転写装置70の位置の再現性
を図っている。
従って、転写帯電器80のコロナ放電ワイヤ14と押し当
て部材1と転写材担持シート15の相対位置は、転写装置
70に対しての帯電器80の抜き差し動作に拘らず、常に再
現可能である。更に、コロナ放電ワイヤ14と押し当て部
材1が転写帯電器80のユニット単体にて保証されていれ
ば、ユニットの互換性があり、ユニット交換時の再調整
も不要となる。
なお、転写装置70のレールガイド22の後端部上には高
圧電極23が設けられ、高圧電極23は、転写帯電器80が転
写装置70装着された際に、後ブロック4の下部に設けら
れた接点と接触して高電圧を印加する。
第1図は転写帯電器について図示しているが、吸着帯
電器90についても同様な構成とする。
次に、前記した効果(1)が達成される理由について
詳細に説明する。
第3図に示すように、転写装置70の前側板19と前フラ
ンジ部材16に設けられた転写帯電器80を初めとする各帯
電器の出し入れ用の開口部25は、転写材担持シート15よ
りも内側に位置する。従って、転写帯電器80に設けられ
た押圧部材82の押し当て部材1が、転写材担持シート15
を像担持体30の方向へ押圧している状態(第2図(b)
のXの位置)のままでは、転写帯電器80は押し当て部材
1の先端が干渉して、転写装置70からの脱着が容易に行
なえない。しかし、揺動固定ビス11を緩め、揺動支板12
を回動させて、押し当て部材1を第2図(b)の破線の
位置Yまで回動させると、押し当て部材1の先端は前ブ
ロック3の内側まで退避させることが可能となり、転写
装置70からの転写帯電器80の出し入れを容易にすること
ができる。
以上は、押圧部材82の押し当て部材1が転写材担持シ
ート15を吸着導電ローラ37の方向へ押圧するように、前
記押圧部材82を設けた吸着帯電器90でも同様である。
次に、前記した効果(2)が達成される理由について
詳細に説明する。
転写装置70の連結部材18は、第3図に示すように、転
写材担持シート15よりも転写装置70ないに突出してい
る。従って、上記連結部材が転写帯電器80、吸着帯電器
90の押し当て部材1の箇所を通過する際に、押し当て部
材1を変形させようとする。仮に押し当て部材1がリジ
ットに固定されているとすると、その場合は上記の変形
は押し当て部材1にすべて付与されてしまう。押し当て
部材1が弾性部材によって形成されていたとしても、上
記の変形を繰り返し与えられた場合にはクリープ変形を
生じるので、耐久面で適切ではない。しかし、本実施例
の如く、ねじりコイルバネ8により押し当て部材1が時
計方向、即ち転写装置70の内部方向へ揺動自在になって
いる構成では、連結部材18の通過時の変形ストレスはす
べてねじりコイルバネ8により吸収され、押し当て部材
1に付与される変形はなくなる。
第4図は、本発明の転写装置の他の実施例における転
写帯電器を示す斜視図、第5図は、第4図の転写装置を
備えたカラー電子写真装置のプリンタ部を示す断面図で
ある。なお、第4〜5図において第1〜3図に付した符
号と同一の符号は同一の部材を示す。
本実施例では、第4図に示すように、転写帯電器80に
設けられた押圧部材82の揺動ステー9を、前後側で押し
当て部材1よりも長さδだけ短く曲げ起こしてある。揺
動ステー9の前後の曲げ起こし部50、51は、第5図に示
すように、転写帯電器80を転写装置70に装着した際に、
転写装置70の前後のフランジ部材16、17内に位置するよ
うになっている。
上記のフランジ部材16、17内には、図に示すようなカ
ム部材52が連結部材18の位置に設けられており、揺動ス
テー9の曲げ起こし部50、51が当接するようになってい
る。
従って、転写装置70が回転して、カム部材52が転写帯
電器80の揺動ステー9の位置に来ると、揺動ステー9の
曲げ起こし部50、51は、カム部材52に倣って揺動するた
め、揺動ステー9に取り付けられた押し当て部材1はカ
ム部材52の形状に沿って揺動する。このとき、カム部材
52の形状を、押し当て部材1が転写装置70の連結部材18
に干渉しないようなカム形状としておくことにより、押
し当て部材1には過剰なストレスが付与されることはな
くなる。
更に、上記カム部材52がない場合は、連結部材18が押
し当て部材1の箇所を抜けた際に、揺動していた押し当
て部材1が復元して転写材担持シート15に当接するとき
の衝撃で、画像を乱す問題を招いているが、本発明によ
れば、カム部材52のカム形状を考慮し、押し当て部材1
がソフトに転写材担持シート15に接触、押圧する形状と
しておくことにより、上記の画像を乱す問題も解消され
る。
以上は、吸着帯電器90についても同様であり、第4図
は転写帯電器について図示しているが、吸着帯電器90に
ついても同様な構成とする。
発明の効果 以上説明したように、本発明の転写装置では、押圧部
材とコロナ放電器とを備えるユニットは、転写装置に対
して着脱するとき、押圧部材が転写材担持体の回転軸方
向からみて放電ワイヤを支持するブロックから突出しな
い位置にすることができるので押圧部材がブロックで隠
れるようになり、押圧部材が転写材担持体に接触するこ
とを完全に防止することができる。又、押圧部材はコロ
ナ放電器と共にユニットとして設けられているので、ユ
ニット装着時、押圧部材とコロナ放電器との相対的な位
置関係を容易に且つ良好に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の転写装置の一実施例を示す斜視図で
ある。 第2図(a)および(b)は、それぞれ第1図の転写装
置に設けられた転写帯電器を示す斜視図および側面図で
ある。 第3図は、第1図の転写装置を備えたカラー電子写真装
置のプリンタ部を示す断面図である。 第4図は、本発明の転写装置の他の実施例における転写
帯電器を示す斜視図である。 第5図は、第4図の転写装置を備えたカラー電子写真装
置のプリンタ部を示す断面図である。 第6図は、従来の転写装置を備えたカラー電子写真装置
のプリンタ部を示す断面図である。 第7図は、第6図の転写装置の転写材担持体を示す斜視
図である。 1:押し当て部材 15:転写材担持シート 50、51:曲げ起こし部 52:カム部材 70:転写装置 80:転写帯電器 82:押圧部材 90:吸着帯電器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−127770(JP,A) 特開 昭63−177186(JP,A) 実開 平1−97363(JP,U) 実開 昭62−167263(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】転写材を担持する回転可能な転写材担持体
    と、前記転写材担持体の転写材を担持する側とは反対側
    に設けられ、放電ワイヤ及びこの放電ワイヤを支持する
    ブロックを備えるコロナ放電器と、前記転写材担持体を
    押圧する押圧部材と、を有し、像担持体上のトナー像を
    前記転写材担持体に担持された転写材に転写する転写装
    置において、 前記押圧部材は前記転写材担持体の回転軸方向からみて
    前記ブロックから突出しない位置に移動可能であり、前
    記押圧部材が前記突出しない位置にある状態で前記装置
    に対して前記押圧部材と前記コロナ放電器とを備えるユ
    ニットが着脱可能であることを特徴とする転写装置。
  2. 【請求項2】前記コロナ放電器は、前記像担持体上のト
    ナー像を前記転写材担持体に担持された転写材に転写す
    るために前記転写材担持体を帯電することを特徴とする
    請求項1の転写装置。
  3. 【請求項3】前記コロナ放電器は、転写材を前記転写材
    担持体に吸着させるために前記転写材担持体を帯電する
    ことを特徴とする請求項1の転写装置。
JP1225491A 1989-08-31 1989-08-31 転写装置 Expired - Fee Related JP2692007B2 (ja)

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