JP2691838B2 - Bs−2物質およびその製造方法 - Google Patents

Bs−2物質およびその製造方法

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JP2691838B2 JP4310956A JP31095692A JP2691838B2 JP 2691838 B2 JP2691838 B2 JP 2691838B2 JP 4310956 A JP4310956 A JP 4310956A JP 31095692 A JP31095692 A JP 31095692A JP 2691838 B2 JP2691838 B2 JP 2691838B2
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克己 河口
利哉 加瀬
貴章 大束
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クレブシエラ属(Kleb
siella)に属する微生物により生産される、分散剤また
は増粘剤等として有用な多糖類およびその製造方法に関
する
【0002】
【従来の技術】従来、微生物により生産される多糖類は
種々知られている。例えばキサントモナス・カンペスト
リスにより生産されるキサンタンガム、ロイコノストッ
ク・メセンテロイデスにより生産されるデキストラン、
オーレオバシディウム・プルランスにより生産されるプ
ルラン、アルカリゲネス・フェーカリスにより生産され
るカードラン等がよく知られている。また、クレブシエ
ラ属に属する微生物の生産する多糖類としては、クレブ
シエラ・ニューモニアの生産するBS−1物質が知られ
ている(特公平2-19121号公報)。これら多糖類は、例
えば食品分野において増粘剤、分散剤、品質改良剤等の
食品添加剤として、工業分野においてコンクリート流動
剤として、更には医薬品分野において代用血漿剤などと
して広く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら多糖類
は、比較的高濃度の添加量で用いないと目的の性能を達
成し難く、また長期安定性に劣る等の欠点を有してい
る。従って、食品、工業資材、医薬品分野等をはじめと
する各種分野において、低濃度で良好な分散性を示し、
かつ、安定性に優れた物質の開発が要望されている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述したよう
な現状に鑑みなされたものであって、特定の微生物を培
養して生産される、比較的低濃度の添加量で良好にし
て、かつ、長期安定な分散性を示す多糖物質であるBS
−2物質を見出したことに基づきなされた。即ち、本発
明は、クレブシエラ属に属するBS−2物質生産菌を培
養し、培養物から採取して得られるBS−2物質および
その製造方法に関する。
【0005】以下、本発明を詳しく説明する。本発明に
係わるBS−2物質はクレブシエラ属に属するBS−2
物質生産菌により生産される多糖類であって、該BS−
2物質生産菌の培養物から分離採取される。
【0006】BS−2物質は下記性質を有することを特
徴とする。 a.外観:白色ないし淡褐色粉末。 b.溶解性:水に易溶、メタノール、酢酸エチル、クロ
ロホルム、ベンゼンに難溶、鉱酸により加水分解。 c.粘度:1〜100センチポイズ(0.4%水溶液、温度30
℃、ずり速度 79.6secー1)。 d.主要構成糖成分:マンノース17.6〜27.9%、ガラク
トース37.0〜56.9%、グルコース0.0〜6.8%、グルクロ
ン酸22.6〜35.8%。 e.呈色反応:フェノール硫酸反応 :陽性、カルバゾ
ール硫酸反応:陽性、モーリッシュ反応:陽性、ニンヒ
ドリン反応:陽性。 f.分子量:千〜1000万。 g.元素分析値:C 30.0〜40.0%、H 4.0〜6.0%、
N 0.1〜1.0% h.赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法、日立260-50
型で測定)(cmー1):3400,2930,2120,1610,1410,131
0,1210,1130,1070,890,820,790,730
【0007】本発明に係わるBS−2物質はクレブシエ
ラ属に属するBS−2物質生産菌を培養し、培養物より
BS−2物質を採取することにより製造することができ
る。クレブシエラ属に属するBS−2物質生産菌として
は、代表的にクレブシエラ・オキシトカ(Klebsiella o
xytoca)を例示することができる。クレブシエラ・オキ
シトカの菌株は、JCM1665株として理化学研究所微生
物系統保存施設に保存されている。
【0008】なお、クレブシエラ・オキシトカは、よく
知られているように紫外線、X線、放射線などの照射ま
たは突然変異源(例えば、ニトロソグアニジン、ナイト
ロゲンマスタード、アクリジンオレンジなど)などの変
異手段により容易に変異し得るので、このようにして得
られる変異株であっても、BS−2物質の生産能を有す
るものは全て本発明においてはクレブシエラ・オキシト
カの菌株に包含されるものと理解すべきである。
【0009】次に、クレブシエラ・オキシトカの菌株を
用いてのBS−2物質を製造する方法について説明す
る。BS−2物質は、上記菌株を、炭素源、窒素源およ
びその他の成育に必要な栄養成分を含む固体培地もしく
は液体培地中で振盪培養や通気攪拌培養のような好気的
培養を行うことにより生産される。培地に用いる炭素源
としては、ラクトース、シュークロース、マルトース、
ガラクトース、グルコース、フラクトース等の糖類およ
びグリセロール等が例示し得るが、なかでもラクトース
が好ましい。これら炭素源の培地中における濃度は使用
菌株が成育し得る濃度であれば特に限定されないが、通
常1〜10%(w/v)、好ましくは3〜5%(w/v)である。
また、窒素源としては、ポリペプチド、酵母エキス、ト
リプチケースペプトン、のような有機物、または硝酸
塩、アンモニウム塩のような無機物を例示しえるが、B
S−2物質の生産性の観点からは有機態の窒素源が好ま
しい。更に、培地には必要に応じてリン酸一カリウムや
リン酸二カリウムのようなリン酸塩、鉄、銅、マグネシ
ウム、マンガン、モリブデン、亜鉛、ホウ素等の微量金
属類およびビオチン、チアミン、ビタミンB12等のビタ
ミン類および核酸類等を添加してもよい。
【0010】上記培地中での培養温度は、使用菌の増殖
至適温度範囲である20〜37℃、好ましくは25〜32℃であ
る。培養に際しての培地のpHは特に限定されないが、
3〜11、好ましくは中性付近である。上述のような培養
条件下に培養すると、経時的に培地の粘度が上昇し、B
S−2物質が培地中に生産、蓄積されてくることがわか
る。培養時間は、培地の粘度が最大に達するまで行えば
良いが、実際上は生産効率の点から通常3〜7日培養す
る。
【0011】培養終了後、培地中のBS−2物質を常法
に従って分離・採取する。この分離・採取は、例えば液
体培地を用いた場合には、培養終了後培養液を水で希釈
し、遠心分離などにより菌体等を除去し、次いで除菌し
た培養液にメタノール、エタノール、イソプロパノー
ル、アセトンのような有機溶媒またはセチルトリメチル
アンモニウム塩のような第4級アンモニウム塩またはブ
チルアマイドのような酸アマイドを加えるとBS−2物
質が沈澱してくる。この沈澱を洗浄した後、乾燥させる
ことにより、BS−2物質が得られる。
【0012】このようにして得られるBS−2物質は下
記性質を有する。 a.外観:白色ないし淡褐色粉末。 b.溶解性:水に易溶、メタノール、酢酸エチル、クロ
ロホルム、ベンゼンに難溶、鉱酸により加水分解。 c.粘度:1〜100センチポイズ(0.4%水溶液、温度30
℃、ずり速度 79.6secー1)。 d.主要構成糖成分:マンノース17.6〜27.9%、ガラク
トース37.0〜56.9%、グルコース0.0〜6.8%、グルクロ
ン酸22.6〜35.8%。 e.呈色反応:フェノール硫酸反応 :陽性、カルバゾ
ール硫酸反応:陽性、モーリッシュ反応:陽性、ニンヒ
ドリン反応:陽性。 f.分子量:千〜1000万。 g.元素分析値:C 30.0〜40.0%、H 4.0〜6.0%、
N 0.1〜1.0% h.赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法、日立260-50
型で測定)(cmー1):3400,2930,2120,1610,1410,131
0,1210,1130,1070,890,820,790,730
【0013】上述のようにして得られたBS−2物質
は、必要に応じ更に精製処理して精製BS−2物質を得
ることができる。精製処理は、上記BS−2物質を水に
再溶解させ、これにメタノール、エタノール、イソプロ
パノールやアセトンのような有機溶媒、セチルトリメチ
ルアンモニウム塩のような第4級アンモニウム塩または
ブチルアマイドのような酸アマイドを添加して再析出さ
せる操作を繰り返し行うことにより、更に必要に応じて
透析処理もしくはクロマトグラフィー処理して精製す
る。このように精製処理することにより、低分子量部分
が分離された精製BS−2物質が得られる。精製BS−
2物質は下記性質を有する。
【0014】a.外観:無臭の白色粉末 b.溶解性:水に易溶、メタノール、酢酸エチル、クロ
ロホルム、ベンゼンに難溶、鉱酸により加水分解。 c.粘度:10〜200センチポイズ(0.4%水溶液、温度30
℃、ずり速度 79.6secー1 )。 d.主要構成糖成分:マンノース18.0〜27.0%、ガラク
トース40.0〜50.0%、グルコース0.0〜6.0%、グルクロ
ン酸23.0〜35.0%。 e.呈色反応:フェノール硫酸反応 :陽性、カルバゾ
ール硫酸反応:陽性、モーリッシュ反応:陽性、ニンヒ
ドリン反応:陰性。 f.分子量:1万〜1000万。 g.元素分析値:C 31.0〜40.0%、H 4.0〜6.0%、
N 0.0〜0.2% h.赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法、日立260-50
型で測定)(cmー1):3400,2930,2120,1610,1410,131
0,1210,1130,1070,890,820,790,730
【0015】以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説
明する。
【実施例1】 (1)BS−2物質の製造 クレブシエラ・オキシトカ(Klebsiella oxytoca)JCM
1665 をラクトース3wt%、トリプチケースペプトン0.35
wt%、リン酸一カリウム0.6wt%、硫酸マグネシウム0.0
7wt%、および寒天1.4wt%からなる斜面培地において増
殖させたものを白金耳でかきとり、上記培地において寒
天を除いた液体培地10mlに接種し、28℃で1日間振盪
培養で前培養を行った。次いで、上記前培養に用いたと
同様な組成の液体培地を120℃15分間加熱殺菌したもの
100mlに上記前培養したもの全量を無菌的に接種し
て、28℃で1日間振盪培養(180rpm)を行った。培養
の進行に伴い培養液は粘稠となり、BS−2物質の生
産、蓄積が認められた。
【0016】得られた培養液を18000rpmで15分間遠
心分離を行って菌体を除去した後、2倍量のエタノール
を加えて淡褐色固体(BS−2物質)を析出させた。こ
の淡褐色固体(BS−2物質)を遠心分離により採取
し、エタノールによる洗浄を繰り返し行った後、蒸留水
に再溶解させ凍結乾燥して乾燥物1.45gを得た。得られ
た乾燥物の理化学的性質を調べた結果、下記に示すとお
りであって、BS−2物質であると確認された。
【0017】a.外観:白色ないし淡褐色粉末。 b.溶解性:水に易溶、メタノール、酢酸エチル、クロ
ロホルム、ベンゼンに難溶、鉱酸により加水分解。 c.粘度:6.4〜80.0センチポイズ(0.4%水溶液、温度
30℃、ずり速度 79.6secー1)。 d.主要構成糖成分:マンノース24.2%、ガラクトース
42.9%、グルコース 0.6%、グルクロン酸 32.3%。 e.呈色反応:フェノール硫酸反応 :陽性、カルバゾ
ール硫酸反応:陽性、モーリッシュ反応:陽性、ニンヒ
ドリン反応:陰性または陽性。 f.分子量:100万〜1000万。 g.元素分析値:C 36.7%、H 5.2%、N 0.4% h.赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法、日立260-50
型で測定)(cmー1):3400,2930,2120,1610,1410,131
0,1210,1130,1070,890,820,790,730
【0018】(2)BS−2物質の精製 上述のようにして得られたBSー2物質1.45gを蒸留水
に溶解し、遠心分離器にかけた。この溶液にエタノール
を加えて白色固体(BS−2物質)を再析出させる操作
を2回繰り返して行った後、析出物を蒸留水に溶解し
た。この水溶液を透析膜に入れ、純水に対して24時間
透析を行い、つづいて凍結乾燥を行い白色塊状の精製物
0.9gを得た。得られた精製物の理化学的性質は下記に
示すとおりであって、精製BS−2物質であると確認さ
れた。
【0019】a.外観:無臭の白色粉末 b.溶解性:水に易溶、メタノール、酢酸エチル、クロ
ロホルム、ベンゼンに難溶、鉱酸により加水分解。 c.粘度:10〜200センチポイズ(0.4%水溶液、温度30
℃、ずり速度 79.6secー1 )。 d.主要構成糖成分:マンノース 19.5%、ガラクトー
ス 54.1%、グルコース 0.7%、グルクロン酸 25.7%。 e.呈色反応:フェノール硫酸反応 :陽性、カルバゾ
ール硫酸反応:陽性、モーリッシュ反応:陽性、ニンヒ
ドリン反応:陰性。 f.分子量:200万〜1000万。 g.元素分析値:C 38.1%、H 5.2%、N 0.1% h.赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法、日立260-50
型で測定)(cmー1):3400,2930,2120,1610,1410,131
0,1210,1130,1070,890,820,790,730
【0020】
【実施例2】本発明に係わるBS−2物質の分散剤とし
ての性質をみるため、以下の実験をおこなった。消石灰
の粉末100重量部に本発明BS−2物質の0.2%水溶液20
0重量部を加え、ホモジナイザーにより充分攪拌懸濁液
として後、30℃における粘度をずり速度を変化させて測
定した。結果を表1に示す。
【0021】なお、比較のため、BS−2物質に代え公
知の分散剤の0.2%水溶液を用いた場合についても粘度
の変化を測定した。表1から明かなように、BS−2物
質を用いた場合は、全てのずり速度において他の分散剤
に比べ粘度が最低になった。このことはBS−2物質が
分散剤として優れていることを示している。
【0022】
【表1】
【0023】
【発明の効果】本発明に係わるBS−2物質およびそれ
を更に精製した精製BS−2物質は、水に容易に溶けて
非ニュートン性の透明な溶液となり、種々の物質に対し
低濃度で優れた分散性を付与する性質を有する。従っ
て、食品添加物、製剤助剤あるいは工業資材として有用
である。また、本発明によればこのBS−2物質を微生
物の培養により容易に製造できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 (C12P 19/04 C12R 1:22)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クレブシエラ属に属する微生物により生産
    される多糖類であって、下記性質を有することを特徴と
    するBS−2物質; a.外観:白色ないし淡褐色粉末。 b.溶解性:水に易溶、メタノール、酢酸エチル、クロ
    ロホルム、ベンゼンに難溶、鉱酸により加水分解。 c.粘度:1〜100センチポイズ(0.4%水溶液、温度30
    ℃、ずり速度 79.6secー1)。 d.主要構成糖成分:マンノース17.6〜27.9%、ガラク
    トース37.0〜56.9%、グルコース0.0〜6.8%、グルクロ
    ン酸22.6〜35.8%。 e.呈色反応:フェノール硫酸反応 :陽性、カルバゾ
    ール硫酸反応:陽性、モーリッシュ反応:陽性、ニンヒ
    ドリン反応:陽性。 f.分子量:千〜1000万。 g.元素分析値:C 30.0〜40.0%、H 4.0〜6.0%、
    N 0.1〜1.0% h.赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法、日立260-50
    型で測定)(cmー1):3400,2930,2120,1610,1410,131
    0,1210,1130,1070,890,820,790,730
  2. 【請求項2】下記性質を有する精製された請求項1に記
    載のBSー2物質; a.外観:無臭の白色粉末 b.溶解性:水に易溶、メタノール、酢酸エチル、クロ
    ロホルム、ベンゼンに難溶、鉱酸により加水分解。 c.粘度:10〜200センチポイズ(0.4%水溶液、温度30
    ℃、ずり速度 79.6secー1 )。 d.主要構成糖成分:マンノース18.0〜27.0%、ガラク
    トース40.0〜50.0%、グルコース0.0〜6.0%、グルクロ
    ン酸23.0〜35.0%。 e.呈色反応:フェノール硫酸反応 :陽性、カルバゾ
    ール硫酸反応:陽性、モーリッシュ反応:陽性、ニンヒ
    ドリン反応:陰性。 f.分子量:1万〜1000万。 g.元素分析値:C 31.0〜40.0%、H 4.0〜6.0%、
    N 0.0〜0.2% h.赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法、日立260-50
    型で測定)(cmー1):3400,2930,2120,1610,1410,131
    0,1210,1130,1070,890,820,790,730
  3. 【請求項3】クレブシエラ属に属する微生物がクレブシ
    エラ・オキシトカ(Klebsiella oxytoca)JCM 1665 で
    ある請求項1に記載のBS−2物質。
  4. 【請求項4】クレブシエラ属に属するBS−2物質生産
    菌を培養し、培養物からBS−2物質を採取することを
    特徴とするBS−2物質の製造方法。
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