JP2690695B2 - 交換網における放送サービスシステムとその分岐方法 - Google Patents

交換網における放送サービスシステムとその分岐方法

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JP2690695B2
JP2690695B2 JP6206186A JP20618694A JP2690695B2 JP 2690695 B2 JP2690695 B2 JP 2690695B2 JP 6206186 A JP6206186 A JP 6206186A JP 20618694 A JP20618694 A JP 20618694A JP 2690695 B2 JP2690695 B2 JP 2690695B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は交換網における分岐方式
に関し、特に放送サービスのパス設定に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の加入者端末を収容する複数の交換
機で構成する交換網において、発呼端末から複数の着呼
端末へ同報通信する際に、送信するサービス情報が複数
の方路に分散して収容されている着呼端末まで効率よく
確実に転送されることが不可欠であり、そのために送信
側で中継方路を指定する必要がある。
【0003】従来、この種の同報通信の分岐方式とし
て、同報のための経路情報(各交換機での分岐数,分岐
先,着呼端末,着呼端末番号を含む)を一括して作成す
る経路情報生成手段を網内に設け、発呼端末を収容する
発呼側交換機が経路情報生成手段に対し経路情報を問合
せして、この経路情報を交換機単位に編集した後、発呼
側交換機からデータ送信する回線とは別の経路情報信号
線を使用して順次後位交換機へ転送し、後位交換機は一
括して送られてきた経路情報から自交換機において着信
する端末数と、その着信端末番号と、分岐する後位の交
換機数と、その交換機番号とを識別することにより、各
交換機において分岐パスを設定する技術が特開昭62−
179243号公報(同報接続経路情報転送方式)に開
示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の同
報接続経路情報転送方式は、同報サービスの発呼要求を
受けた交換機が、特定の交換機あるいは網内に別に設け
られた経路情報生成手段をアクセスして、同報サービス
に必要な経路情報を一括して受取り、交換機単位に編集
して発呼側交換機から順次後位交換機へ経路情報信号線
で転送するので、分岐パスの設定に時間がかかり、処理
効率が悪いという欠点があった。
【0005】また、放送サービス情報を送信するデータ
回線の外に経路情報を送受信するための別回線を必要と
するので経済性に欠ける。
【0006】更に、後位交換機で中継回線の障害などに
より、上位交換機からの分岐指示通り分岐パスが設定で
きない場合には、再度経路情報を問合せする必要があっ
た。
【0007】本発明の目的は、分岐接続のための経路情
報を特定の交換機に問合せることなく、各交換機で効率
的に分岐パスを設定することができる交換網における放
送サービスの最遠端分岐方式を提供することにある。
【0008】
【発明を解決するための手段】本発明の交換網における
放送サービスの分岐方法は、の加入者端末を収容す
る複数の交換機で構成する交換網における放送サービス
の分岐方法において; 任意の一つの発呼加入者端末が指定した複数の被呼加入
者端末へメッセージ情報を放送する際、前記発呼加入者
端末を収容する自局交換機が、前記発呼加入者端末がメ
ッセージ情報の送出前に送出する前記メッセージ情報の
接続先情報を分析し、接続先が自局収容加入者端末か他
局収容加入者端末かを識別して前記被呼加入者端末の方
路を決定し、前記方路が自局のときは自局収容加入者端
末と接続し、前記方路が他局のときは各方路の最近端の
他局交換機に方路毎の接続先情報を転送し、前記最近端
の他局交換機から最遠端の他局交換機に至るまで順次前
記自局交換機と同様な分岐接続を行い、前記発呼加入者
が指定したすべての前記被呼加入者端末までの分岐接続
が完了した後、前記発呼加入者端末から前記メッセージ
情報を一斉に放送することを特徴とする。
【0009】また、本発明の交換網における放送サービ
スシステムは、複数の加入者端末を収容する複数の交換
機で構成する交換網における放送サービスシステムにお
いて; 発呼加入者端末または前記発呼加入者端末を収容する発
信交換機から、放送サービスである旨を示すサービス要
求情報を含む呼設定メッセージに続き、接続先情報であ
るメンバーリストを含むファシリティメッセージを受信
したとき、前記メンバーリストを抽出しこのメンバーリ
ストを含む付加情報通知を基本呼制御手段へ送出し、前
記メンバーリストを含む付加情報通知に対する、各方路
毎のメンバリストを含む呼設定要求を前記基本呼制御手
段から受信したとき、前記各方路毎の呼設定要求に対応
する呼設定メッセージを前記各方路へ転送し、この呼設
定メッセージに対する、応答メッセージを前記各方路か
ら受信したとき、前記各方路毎の応答通知を前記基本呼
制御手段へ送出し、この各方路毎の応答通知に対する、
自局方路以外の前記方路毎のメンバリストを含む付加情
報要求を前記基本呼制御手段から受信したとき、この各
方路毎のメンバリストを含むファシリティメッセージを
前記自局方路以外の前記方路毎に転送する プロトコル制
御手段と;前記プロトコル制御手段から前記メンバーリストを含む
付加情報通知を受信したとき、このメンバーリストを含
むサービス通知をサービスシナリオ手段へ送出すると共
に前記メンバーリストを含む付加情報通知を疑似端末手
段へ送出し、前記メンバリストを含むサービス通知情報
に対応する、方路毎のメンバリストを含む呼設定要求を
前記疑似端末から受信したとき、このメンバリストを含
む呼設定要求を前記プロトコル制御手段へ送出し、前記
プロトコル制御手段から前記各方路毎の応答通知を受信
したとき、前記各方路から応答があった旨を示すサービ
ス通知を前記方路毎に前記サービスシナリオ手段へ送出
すると共に、前記各方路毎の応答通知を疑似端末手段へ
送出し、前記疑似端末から前記方路毎のメンバリストを
含む付加情報要求を受信したとき、この方路毎のメンバ
リストを含む付加情報要求を前記プロトコル制御手段へ
送出する前記 基本呼制御手段と;前記基本呼制御手段から前記メンバリストを含むサービ
ス通知を受信したとき、このメンバーリストの加入者番
号翻訳要求をトランスレータ手段へ送出し、こ の翻訳要
求に対する翻訳結果である加入者番号を前記トランレー
タ手段から受信し方路毎にメンバリストを編集すると共
に、編集した方路毎に呼設定サービス要求を前記疑似端
末へ送出し、前記基本呼制御手段から前記各方路から応
答があった旨を示す前記サービス通知を方路毎に受信し
たとき、前記方路毎に編集したメンバリストを参照し自
局方路か他局方路かを識別し、自局方路の場合は自局収
容の被呼加入者端末を接続し、他局方路の場合には各方
路毎にそれぞれメンバリスト含むサービス要求を前記疑
似端末手段へ送出する前記 サービスシナリオ手段と;前記サービスシナリオ手段から前記加入者番号翻訳要求
を受信したとき、前記メンバリストを方路に翻訳し前記
サービスシナリオ手段へ送出する前記 トランスレータ手
段と;前記サービスシナリオ手段から前記編集した方路毎の呼
設定のサービス要求を受信したとき、この呼設定要求を
前記基本呼制御手段へ送出し、前記サービスシナリオ手
段から自局以外の方路の前記メンバーリストを含むサー
ビス要求を受信したとき、このメンバーリストを含む付
加情報要求を前記基本呼制御手段へ送出する前記疑似端
末手段とを有することを特徴とする。
【0010】
【実施の形態】次に本発明について図面を参照して説明
する。図1は本発明の一実施の形態例を示す交換機の呼
制御プログラムの体系を示す図であり、交換機に接続さ
れる回線のQ931インタフェースに特有な部分の呼の
接続,切断を制御するプログラムであるプロトコル制御
1と、交換機に接続される回線の各種インタフェース特
有な部分に関連しない共通部分の呼の接続,切断を制御
するプログラムである基本呼制御2と、放送サービス
る各方路毎にメンバーリストを編集するプログラムであ
サービスシナリオ3と、加入者番号翻訳方路
するプログラムであるトランスレータ5と、交換機内
基本呼制御2からの信号をプロトコル制御1の代りに
受信したり、サービスシナリオ3からの要求を基本呼制
御2への信号に変換するプログラムである疑似端末5と
から成り、各プログラムの結合関係および動作は、シー
ケンスチャートを併せて詳細に説明する
【0011】図2は、網構成の一例であり、主催者6
と、交換機7−a(a局),交換機7−b(b局),交
換機7−c(c局),参加者8−a(a),参加者8−
b(b),参加者8−c(c),参加者8−d(d),
参加者8−e(e)とから構成される。
【0012】図3,図4は、本発明の交換機と主催者,
参加者間の接続シーケンスを示す図である。図5,図6
は、本発明の主催者側交換機(a局)における、分岐接
続シーケンスを示す図である。図7は、本発明の参加者
側交換機(b局)における、分岐接続シーケンスを示す
図である。図8は、参加者側交換機(c局)における、
分岐接続シーケンスを示す図である。図9は、主催者側
交換機(a局)における、接続完了シーケンスを示す図
である。図10は、主催者側交換機(a局)における、
参加者追加接続シーケンスを示す図である。図11は参
加者側交換機(c局)における、参加者追加接続シーケ
ンスを示す図である。図12は放送サービスデータの分
岐を示す図であり、(A)は放送サービス開始時、
(B)は参加者追加後を示す。図13,図14は、参加
者側交換機(b局,c局)における、参加者側からの切
断シーケンスを示す図である。図15,図16は、参加
者側交換機(c局)における、参加者側からの切断シー
ケンスを示す図である。図18は、主催者側交換機(a
局)で主催者が切断したときの、参加者側交換機(b
局)における、切断シーケンスを示す図である。図19
は、主催者側交換機(a局)で主催者が切断したとき
の、参加者側交換機(c局)における、切断シーケンス
を示す図である。
【0013】まず、放送サービスの呼の接続について説
明する。なお、ここでは主催者6から参加者a、b、
c、dに放送サービスする例について説明する。図3に
おいて、主催者6は、ファシリティ情報要素に「放送サ
ービス」と設定した呼設定(SETUP)メッセージを
a局(7−a)へ送出することで放送サービスの接続を
開始し、a局(7−a),b局(7−b),c局(7−
c)は次のようにパスを分岐接続する。最初に、図5を
参照してa局(7−a)の分岐パスの設定処理動作を説
明する。
【0014】SETUPメッセージを受信したa局(7
−a)のプロトコル制御1は、主催者6に呼設定受付
(CALL PROC)メッセージを送出すると共に、
「呼設定通知」を基本呼制御2に送出し、基本呼制御2
はサービスシナリオ3に「サービス通知」により放送サ
ービスの接続要求であることを通知すると共に、疑似端
末4に対して「呼設定通知」を送出する。呼設定通知を
受信した疑似端末4は「応答要求」を、基本呼制御を介
してプロトコル制御1に送出し、プロトコル制御1は主
催者6に対して応答(CONN)メッセージを送出す
る。
【0015】図3において、CONNメッセージを受信
した主催者6は、参加者a(8−a)、参加者b(8−
b)、参加者c(8−c)、参加者d(8−d)の加入
者番号(メンバリスト)をファシリティ(FAC)メッ
セージに設定してa局(7−a)に送出する。図5にお
いて、FACメッセージを受信したa局(7−a)のプ
ロトコル制御1は、基本呼制御2に「付加情報通知」を
送出し、基本呼制御2は「サービス通知」によりメンバ
リストをサービスシナリオ3に引き渡すと共に、疑似端
末4に「付加情報通知」を送出する。メンバリストを受
信したサービスシナリオ3は、参加者a(8−a)、参
加者b(8−b)、参加者c(8−c)、参加者d(8
−d)が自局加入者か他局加入者かの決定を行い、その
方路を求めるために、トランスレータ5に対して「加入
者番号の翻訳要求」を行う。
【0016】サービスシナリオ3は、加入者番号の「翻
訳結果」から自局加入者は参加者a(8−a)、b局
(7−b)向けの方路の先には参加者b(8−b)と参
加者c(8−c)、c局(7−c)向けの方路の先には
参加者d(8−d)が収容されていることを示すメンバ
リストを方路毎に編集し、その方路毎について、つまり
参加者a(8−a)、b局(7−b)、c局(7−c)
に対して、疑似端末4にサービス要求を行うことにより
呼設定の要求を行う。疑似端末4は基本呼制御2を介し
て「呼設定要求」をプロトコル制御1に送出し、プロト
コル制御1は参加者a(8−a)、b局(7−b)、c
局(7−c)に対してそれぞれSETUPメッセージを
送出する。
【0017】図6において、a局(7−a)のプロトコ
ル制御1はそれぞれのSETUPメッセージに対応した
CALL PROCメッセージを参加者a(8−a)、
b局(7−b)、c局(7−c)から受信する。続いて
CONNメッセージを受信したa局(7−a)のプロト
コル制御1は、応答確認(CONN ACK)メッセー
ジを参加者a(8−a)、b局(7−b)、c局(7−
c)へ送出すると共に、「応答通知」を基本呼制御2に
送出し、基本呼制御2は「サービス通知」により参加者
a(8−a)、b局(7−b)、c局(7−c)が応答
したことをサービスシナリオ3に通知した後、疑似端末
4にそれぞれの「応答通知」を送出する。「サービス通
知」により参加者a(8−a),b局(7−b),c局
(7−c)が応答した旨通知されたサービスシナリオ3
は、先に編集した方路毎のメンバーリストから参加者a
が自局の加入者であることを識別し参加者aへの方路に
SETUPメッセージを送出すると共に、参加者b,c
およびdがb局(7−b)およびc局(7−c)に収容
されていることを識別し、その方路毎(b局とc局)に
その加入者番号(メンバリスト)を「サービス要求」に
より疑似端末4へ通知し、疑似端末4は方路毎、つまり
b局およびc局毎に、編集した参加者のメンバリスト
を、基本呼制御2を介してプロトコル制御1へ送出し、
プロトコル制御1は、編集されたメンバリストをそれぞ
れ設定したFACメッセージをb局(7−b)およびc
局(7−c)へ送出する。
【0018】次に図7を参照してb局(7−b)の分岐
パスの設定処理動作を説明する。a局(7−a)から放
送サービスが設定されたSETUPメッセージを受信し
たb局(7−b)のプロトコル制御1は、a局(7−
a)にCALL PROCメッセージを送出すると共
に、「呼設定通知」を基本呼制御2に送出し、基本呼制
御2はサービスシナリオ3に「サービス通知」により放
送サービスの接続であることを通知すると共に、疑似端
末4に対して「呼設定通知」を送出する。呼設定通知を
受信した疑似端末4は、「応答要求」を基本呼制御2を
介してプロトコル制御1に送出し、プロトコル制御1は
a局(7−a)に対してCONNメッセージを送出す
る。
【0019】a局(7−a)からCONN ACKメッ
セージに続き収容するメンバリストが設定されたFAC
メッセージを受信したb局(7−b)のプロトコル制御
1は、基本呼制御2に「付加情報通知」を送出し、基本
呼制御2は「サービス通知」によりメンバリストをサー
ビスシナリオ3に引き渡すと共に、疑似端末4に「付加
情報通知」を送出する。メンバリストを受信したサービ
スシナリオ3は、参加者b(8−b)、参加者c(8−
c)が自局加入者か他局加入者かの決定を行い、その方
路を求めるために、トランスレータ5に対して「加入者
番号の翻訳要求」を行う。サービスシナリオ3は、加入
者番号の「翻訳結果」から自局加入者は参加者b(8−
b)および参加者c(8−c)であり、他局加入者は無
しと判断してメンバリストを編集し、「サービス要求」
を疑似端末4に送出することにより、参加者b(8−
b)、参加者c(8−c)に対する呼設定の要求を行
う。疑似端末4は「呼設定要求」を基本呼制御2を介し
てプロトコル制御1に送出し、プロトコル制御1は参加
者b(8−b)、参加者c(8−c)に対してSETU
Pメッセージを送出する。
【0020】図7において、b局(7−b)は、参加者
b(8−b)、参加者c(8−c)に対するそれぞれの
SETUPメッセージに対応したCALL PROCメ
ッセージを参加者b(8−b)、参加者c(8−c)か
ら受信する。続いてCONNメッセージを受信したb局
(7−b)のプロトコル制御1は、CONN ACKメ
ッセージを参加者b(8−b)、参加者c(8−c)へ
送出すると共に、「応答通知」を基本呼制御2に送出
し、基本呼制御2は「サービス通知」により参加者b
(8−b)、参加者c(8−c)が応答したことをサー
ビスシナリオ3に通知した後、疑似端末4に「応答通
知」を送出する。
【0021】全ての自局収容加入者(この場合参加者
b、c)から応答を受信したサービスシナリオ3は、a
局(7−a)に接続完了を通知するために、疑似端末4
に「サービス要求」を送出し接続完了を通知する。この
時に接続に失敗した端末がある場合には、その端末番号
のリストを「サービス要求」に設定する。「サービス要
求」を受信した疑似端末4は、「付加情報要求」を基本
呼制御2を介してプロトコル制御1に送出する。「付加
情報要求」を受信したプロトコル制御1は、接続完了を
設定したFACメッセージをa局(7−a)に対して送
出する。
【0022】次に図8を参照して、c局(7−c)の分
岐パスの設定処理動作を説明する。c局(7−c)は、
図7のb局(7−b)の動作と同様に、a局(7−a)
から放送サービスを設定した「SETUP」メッセージ
を受信したc局(7−c)のプロトコル制御1は、a局
(7−a)にCALL PROCメッセージを送出する
と共に、「呼設定通知」を基本呼制御2に送出し、基本
呼制御2はサービスシナリオ3に、「サービス通知」を
送出して放送サービスの接続であることを通知すると共
に、疑似端末4に対して「呼設定通知」を送出する。
【0023】呼設定通知を受信した疑似端末4は、「応
答要求」を基本呼制御2を介してプロトコル制御1に送
出し、プロトコル制御1はa局(7−a)に対してCO
NNメッセージを送出する。a局(7−a)からCON
N ACKメッセージに続きCONNメッセージに対す
る、c局収容のメンバリストが設定されたFACメッセ
ージを受信したプロトコル制御1は、基本呼制御2に
「付加情報通知」を送出し、基本呼制御2は「サービス
通知」によりメンバリストをサービスシナリオ3に引き
渡すと共に、疑似端末4に付加情報通知を送出する。メ
ンバリストを受信したサービスシナリオ3は、参加者d
(8−d)が自局加入者か他局加入者かの決定を行い、
その方路を求めるために、トランスレータ5に対して
「加入者番号の翻訳要求」を行う。サービスシナリオ3
は、「加入者番号の翻訳結果」から自局加入者は参加者
d、他局収容加入者は無しと判断し、疑似端末4に「サ
ービス要求」を行うことにより参加者d(8−d)に対
する呼設定の要求を行う。
【0024】疑似端末4は、基本呼制御2を介してプロ
トコル制御1に「呼設定要求」を送出し、プロトコル制
御1は参加者d(8−d)に対してSETUPメッセー
ジを送出する。図8において、c局(7−c)は、SE
TUPメッセージに対応したCALL PROCメッセ
ージに引き続きCONNメッセージを参加者d(8−
d)から受信する。CONNメッセージを受信したc局
(7−c)のプロトコル制御1は、「応答通知」を基本
呼制御2に送出すると共に、CONN ACKメッセー
ジを参加者dへ送出する。基本呼制御2は「サービス通
知」により参加者d(8−d)が応答したことをサービ
スシナリオ3に通知した後、疑似端末4に「応答通知」
を送出する。
【0025】全ての自局収容加入者(この場合参加者
d)から応答を受信したサービスシナリオ3は、a局
(7−a)に接続完了を通知するために、疑似端末4に
「サービス要求」を送出して「接続完了」を通知する。
この時に接続に失敗した端末がある場合には、その端末
番号のリストを「サービス要求」に設定する。サービス
要求を受信した疑似端末4は「付加情報要求」を、基本
呼制御2を介してプロトコル制御1に送出する。「付加
情報要求」を受信したプロトコル制御1は、接続完了を
設定したFACメッセージをa局(7−a)に対して送
出する。
【0026】次に図9を参照して、a局(7−a)の接
続完了の通知処理動作を説明する。参加者a(8−a)
からCONNメッセージを受信したプロトコル制御1
は、参加者a(8−a)にCONN ACKメッセージ
を送出すると共に、基本呼制御2に「応答通知」を送出
する。応答通知を受信した基本呼制御2は、サービスシ
ナリオ3に、「サービス通知」により参加者a(8−
a)の応答を通知すると共に、疑似端末4に「応答通
知」を送出する。同様に、b局(7−b)、c局(7−
c)からFACメッセージを受信したa局(7−a)の
プロトコル制御1は、基本呼制御2に「付加情報通知」
を送出する。付加情報通知を受信した基本呼制御2は、
サービスシナリオ3に「サービス通知」を送出して参加
者a(8−a)との接続が完了した旨を通知すると共
に、疑似端末4に「付加情報通知」を送出する。
【0027】全ての自局加入者(参加者a)から応答メ
ッセージおよび呼設定を行った全他局(b局、c局)か
らの接続完了を設定したFACメッセージを、基本呼制
御2を介して受信したサービスシナリオ3は、主催者6
に接続完了を通知するために、疑似端末4に「サービス
要求」を送出して接続完了を通知する。この時にa局
(7−a)、b局(7−b)、c局(7−c)で接続に
失敗した端末がある場合には、b局(7−b)、c局
(7−c)からの接続失敗端末リストと合わせて、a局
(7−a)での接続失敗端末リストを「サービス要求」
に設定する。「サービス要求」を受信した疑似端末4
は、「付加情報要求」を基本呼制御2を介してプロトコ
ル制御1に送出する。「付加情報要求」を受信したプロ
トコル制御1は、接続完了を設定したFACメッセージ
を主催者6に対して送出する。こうして主催者6が要求
した「放送サービス」の接続が完了すると、図4におい
て、FACメッセージ(接続完了)を受信した主催者6
は放送サービスを開始する。
【0028】次に図12(a)を参照して、放送サービ
ス開始後のデータの分岐を説明する。a局(7−a)に
おいて主催者6からの放送サービス情報を分岐して参加
者a(8−a)、b局(7−b)、c局(8−c)に送
出する。b局(7−b)においても同様に、a局(7−
a)からの放送サービス情報を分岐して参加者b(8−
b)、参加者c(8−c)に送出する。c局(7−c)
においては、送信先が参加者d(8−d)だけなので、
受信した放送サービス情報は分岐せずにそのまま参加者
d(8−d)へ送出する。
【0029】次に図10を参照して、放送サービス開始
した後に参加者e(8−e)を追加接続する場合の処理
動作を説明する。図4において主催者6は、追加したい
参加者eの加入者番号(追加メンバリスト)をFACメ
ッセージに設定してa局(7−a)に送出する。図10
において、主催者6から追加メンバリスト(参加者e)
が設定されたFACメッセージを受信したa局(7−
a)のプロトコル制御1は、「付加情報通知」を基本呼
制御2へ送出する。付加情報通知を受信した基本呼制御
2は、サービスシナリオ3に「サービス通知」により追
加メンバリストを引き渡すと共に、疑似端末4に対して
「付加情報通知」を送出する。サービス通知を受けたサ
ービスシナリオ3は、参加者e(8−e)が自局加入者
か他局加入者かを求め、その方路を求めるために、トラ
ンスレータ5に対して「加入者番号の翻訳要求」を行
う。
【0030】サービスシナリオ3は、加入者番号の翻訳
結果から参加者e(8−e)はc局(7−c)向けの方
路の先にあると判断し、放送サービスの開始時にc局
(7−c)とは既に接続しているので、追加メンバリス
トをc局(7−c)に送出するために、疑似端末4に
「サービス要求」を行う。疑似端末4は「付加情報要
求」を基本呼制御2を介してプロトコル制御1へ送出
し、プロトコル制御1はc局(7−c)へ追加メンバリ
ストを設定したFACメッセージを送出する。
【0031】図11において、主催者6から追加メンバ
リストが設定されたFACメッセージを受信したc局
(7−c)のプロトコル制御1は、「付加情報通知」を
基本呼制御2へ送出し、基本呼制御2は「サービス通
知」により追加メンバリストをサービスシナリオ3に引
き渡すと共に、疑似端末4に「付加情報通知」を送出す
る。サービス通知を受けたサービスシナリオ3は、参加
者e(8−e)が自局加入者か他局加入者かを求め、そ
の方路を求めるために、トランスレータ5に対して「加
入者番号の翻訳要求」を行う。
【0032】サービスシナリオ3は、加入者番号の「翻
訳結果」から参加者e(8−e)は自局加入者と判断
し、放送サービスの開始時に参加者e(8−e)とは接
続していなので、参加者e(8−e)と接続するため
に、疑似端末4に「サービス要求」により呼設定要求を
行う。疑似端末4は「呼設定要求」を基本呼制御2を介
してプロトコル制御1へ送出し、プロトコル制御1は参
加者e(8−e)へSETUPメッセージを送出する。
【0033】参加者e(8−e)からCALL PRO
Cメッセージに続いてCONNメッセージを受信したc
局(7−c)のプロトコル制御1は「応答通知」を、基
本呼制御2へ送出すると共に、CONN ACKメッセ
ージを参加者e(8−e)へ送出する。この時点で、図
12(b)においてc局(7−c)は、a局(7−a)
からの放送サービス情報を分岐して参加者d(8−d)
と追加された参加者e(8−e)に送出し、参加者eは
放送サービスの提供を受けることができる。
【0034】図11において、プロトコル制御1から
「応答通知」を受信した基本呼制御2は、「サービス通
知」により参加者e(8−e)が応答したことをサービ
スシナリオ3に通知すると共に、「応答通知」を疑似端
末4に送出する。サービスシナリオ3は、サービス通知
から参加者e(8−e)が応答したことを認識した後、
a局(7−a)に接続完了を通知するために、「サービ
ス要求」を疑似端末4へ送出する。このときに接続に失
敗した端末がある場合には、その端末番号のリストを
「サービス要求」に設定する。疑似端末4は、「付加情
報要求」を基本呼制御2を介してプロトコル制御1へ送
出し、プロトコル制御1はa局(7−a)へ接続完了を
設定したFACメッセージを送出する。
【0035】図10において、c局(7−c)から接続
完了を設定したFACメッセージを受信したa局(7−
a)のプロトコル制御1は、「付加情報通知」を基本呼
制御2へ送出し、基本呼制御2は「サービス通知」をサ
ービスシナリオ3に引き渡すと共に、疑似端末4に「付
加情報通知」を送出する。「サービス通知」によりc局
(7−c)から「接続完了」を受けたサービスシナリオ
3は、主催者6に接続完了を通知するために疑似端末4
に「サービス要求」を送出する。このときに接続に失敗
した端末がある場合には、その端末番号のリストを「サ
ービス要求」に設定する。疑似端末4は、「付加情報要
求」を基本呼制御2を介してプロトコル制御1へ送出
し、プロトコル制御1は主催者6へ接続完了を設定した
FACメッセージを送出する。
【0036】次に放送サービス時における参加者からの
切断処理動作を説明する。図13において、参加者d
(8−d)は切断(DISC)メッセージをc局(7−
c)へ送出することで放送サービスの切断処理を開始す
る。図15において、参加者d(8−d)からDISC
メッセージを受信したc局(7−c)のプロトコル制御
1は、基本呼制御2へ「切断通知」を送出し、基本呼制
御2は「サービス通知」によりサービスシナリオ3へ切
断を通知すると共に、「切断通知」を疑似端末4へ送出
する。サービス通知を受信したサービスシナリオ3は、
参加者d(8−d)が放送サービスの受信を終了したこ
とを認識する。切断通知を受信した疑似端末4は「解放
要求」を、基本呼制御2を介してプロトコル制御1へ送
出し、プロトコル制御1は参加者d(8−d)へ解放
(REL)メッセージを送出する。参加者d(8−d)
から解放完了(REL COM)メッセージを受信した
プロトコル制御1は、「解放完了通知」を基本呼制御2
を介して疑似端末4に送出し、参加者d(8−d)の解
放完了を通知する。この時点で、図12(B)におい
て、c局(7−c)では参加者d(8−d)への放送サ
ービス情報の送出を停止する。
【0037】図13において、参加者e(8−e)はD
ISCメッセージをc局(7−c)へ送出する。図15
において、参加者e(8−e)からDISCメッセージ
を受信したc局(7−c)のプロトコル制御1は、「切
断通知」を基本呼制御2へ送出し、基本呼制御2は「サ
ービス通知」によりサービスシナリオ3へ切断を通知す
ると共に、「切断通知」を疑似端末4へ送出する。切断
通知を受信した疑似端末4は、「解放要求」を基本呼制
御2を介してプロトコル制御1へ送出し、プロトコル制
御1は参加者e(8−e)へRELメッセージを送出す
る。
【0038】参加者e(8−e)からREL COMメ
ッセージを受信したc局(7−c)のプロトコル制御1
は、「解放完了通知」を基本呼制御2を介して疑似端末
4に送出する。この時点で、図12(B)においてc局
(7−c)は参加者e(8−e)への放送サービス情報
の送出を停止する。図15において「サービス通知」に
より参加者e(8−e)の切断を受信したサービスシナ
リオ3は、参加者e(8−e)が放送サービスの受信を
終了したことを認識し、自局加入者(参加者d,e)が
全て放送サービスの受信を終了したと判断して、a局
(7−a)へ放送サービスの終了を通知するために、疑
似端末4へ切断の「サービス要求」を送出する。疑似端
末4は「切断要求」を基本呼制御2を介してプロトコル
制御1へ送出し、プロトコル制御1はa局(7−a)に
対してDISCメッセージを送出する。
【0039】図15において、a局(7−a)からRE
Lメッセージを受けたc局(7−c)のプロトコル制御
1は、「解放通知」を基本呼制御2を介して疑似端末4
へ送出する。「解放通知」を受信した疑似端末4は、
「解放完了要求」を基本呼制御2を介してプロトコル制
御1へ送出し、プロトコル制御1はa局(7−a)へR
EL COMメッセージを送出する。
【0040】図16において、c局(7−c)からDI
SCメッセージを受信したa局(7−a)のプロトコル
制御1は、「切断通知」を基本呼制御2へ送出し、基本
呼制御2はサービスシナリオ3に「サービス通知」によ
りc局(7−c)が切断したことを通知すると共に、疑
似端末4に「切断通知」を送出する。サービス通知を受
けたサービスシナリオ3は、c局(7−c)が放送サー
ビスの受信を終了したと認識する。切断通知を受信した
疑似端末4は、「解放要求」を基本呼制御2を介してプ
ロトコル制御1へ送出し、プロトコル制御1はc局(7
−c)へRELメッセージを送出する。c局(7−c)
からREL COMメッセージを受信したa局(7−
a)のプロトコル制御1は、「解放完了通知」を基本呼
制御2を介して疑似端末4へ送出する。この時点で図1
2において、a局(7−a)はc局(7−c)への放送
サービス情報の送出を停止する。このようにして、参加
者側から個々に送出される放送サービス受信を切断する
旨の情報を受信することにより、その参加者のみ放送サ
ービスを終了し、不要になったパスを解放する。
【0041】次に放送サービス時における主催者からの
切断処理動作を説明する。図14において主催者6は放
送サービスを終了するために、DISCメッセージをa
局(7−a)へ送出する。図17において、主催者6か
らDISCメッセージを受信したa局(7−a)のプロ
トコル制御1は、「切断通知」を基本呼制御2へ送出
し、基本呼制御2は主催者6が放送サービスを切断した
ことを「サービス通知」によりサービスシナリオ3へ通
知すると共に、「切断通知」を疑似端末4に送出する。
疑似端末4は、「解放要求」を基本呼制御2を介してプ
ロトコル制御1へ送出し、プロトコル制御1はRELメ
ッセージを主催者6へ送出する。
【0042】主催者6からREL COMメッセージを
受信したa局(7−a)のプロトコル制御1は、「解放
完了通知」を基本呼制御2を介して疑似端末4に送出す
る。サービス通知を受信したサービスシナリオ3は、主
催者6が放送サービスを終了したこと認識し、放送サー
ビス開始時に呼設定を行った参加者a(8−a)、b局
(7−b)、c局(7−c)に対する放送サービスの切
断を行うために、参加者a(8−a),b局(7−
b),c局(7−c)それぞれに対する「サービス要
求」を疑似端末4へ送出する。疑似端末4は参加者a
(8−a),b局(7−b),c局)7−c)それぞれ
に対する「切断要求」を、基本呼制御2を介してプロト
コル制御1へ送出し、プロトコル制御1は、DISCメ
ッセージを参加者a(8−a)、b局(7−b)、c局
(7−c)へそれぞれ送出する。
【0043】図17において、参加者a(8−a)、b
局(7−b)、c局(7−c)からそれぞれRELメッ
セージを受信したa局(7−a)のプロトコル制御1
は、「解放通知」を基本呼制御2を介して疑似端末4へ
送出する。疑似端末4は「解放完了要求」を基本呼制御
2を介してプロトコル制御1へ送出し、参加者a(8−
a)、b局(7−b)、c局(7−c)の切断完了を通
知し、プロトコル制御1はREL COMメッセージを
参加者a(8−a)、b局(7−b)、c局(7−c)
へそれぞれ送出する。
【0044】図18において、a局(7−a)からDI
SCメッセージを受信したb局(7−b)のプロトコル
制御1は、「切断通知」を基本呼制御2へ送出し、基本
呼制御2は上位局のa局(7−a)が切断したことを
「サービス通知」によりサービスシナリオ3へ通知する
と共に、「切断通知」を疑似端末4に送出する。疑似端
末4は、「解放要求」を基本呼制御2を介してプロトコ
ル制御1へ送出し、プロトコル制御1はRELメッセー
ジをa局(7−a)へ送出する。
【0045】REL COMメッセージをa局(7−
a)から受信したb局(7−b)のプロトコル制御1
は、「解放完了通知」を基本呼制御2を介して疑似端末
4に送出する。サービス通知を受信したサービスシナリ
オ3は、上位局のa局(7−a)が放送サービスを終了
したことを認識し、放送サービス開始時に呼設定を行っ
た参加者b(8−b)、参加者c(8−c)への放送サ
ービスを切断するために、「サービス要求」を疑似端末
4へ送出する。疑似端末4は「切断要求」を基本呼制御
2を介してプロトコル制御1へ送出し、プロトコル制御
1はDISCメッセージを参加者b(8−b)および参
加者c(8−c)へ送出する。
【0046】RELメッセージを参加者b(8−b)お
よび参加者c(8−c)から受信したb局(7−b)の
プロトコル制御1は、「解放通知」を基本呼制御2を介
して疑似端末4へ送出する。疑似端末4は「解放完了要
求」を基本呼制御2へ送出し、基本呼制御2は「解放完
了要求」をプロトコル制御1へ送出する。プロトコル制
御1は、REL COMメッセージを、参加者b(8−
b)および参加者c(8−c)へ送出する。
【0047】図19において、a局(7−a)からDI
SCメッセージを受信したc局(7−c)のプロトコル
制御1は、「切断通知」を基本呼制御2へ送出し、基本
呼制御2は上位局のa局(7−a)が切断したことを
「サービス通知」によりサービスシナリオ3へ通知する
と共に、「切断通知」を疑似端末4に送出する。疑似端
末4は「解放要求」を、基本呼制御2を介してプロトコ
ル制御1へ送出し、プロトコル制御1はRELメッセー
ジをa局(7−a)へ送出する。REL COMメッ
セージをa局(7−a)から受信したc局(7−c)の
プロトコル制御1は「解放完了通知」を、基本呼制御2
を介して疑似端末4にを送出する。サービス通知を受信
したサービスシナリオ3は、上位局のa局(7−a)が
放送サービスを終了したこと認識し、放送サービス開始
時に呼設定を行った参加者d(8−d)、参加者e(8
−e)に対する放送サービスの切断を行うために、「サ
ービス要求」を疑似端末4へ送出する。疑似端末4は
「切断要求」を、基本呼制御2を介してプロトコル制御
1へ送出し、プロトコル制御1はDISCメッセージを
参加者d(8−d)、e(8−e)へ送出する。
【0048】参加者d(8−d)、e(8−e)からR
ELメッセージを受信したc局(7−c)のプロトコル
制御1は「解放通知」を、基本呼制御2を介して疑似端
末4へ送出する。疑似端末4は「解放完了要求」を、基
本呼制御2を介してプロトコル制御1へ送出し、プロト
コル制御1はREL COMメッセージを参加者d(8
−d)、参加者e(8−e)へ送出する。このようにし
て、主催者6が放送サービスを終了することにより、全
参加者との放送サービスが終了する。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、発呼加入
者端末または前記発呼加入者端末を収容する発信交換機
から、放送サービスである旨を示すサービス要求情報を
含む呼設定メッセージに続き、接続先情報であるメンバ
ーリストを含むファシリティメッセージを受信したと
き、前記メンバーリストを抽出して分析し、方路毎にメ
ンバーリストを編集し、編集した方路毎に呼設定メッセ
ージを送出し、この呼設定メッセージに対する、応答メ
ッセージを各方路から受信したとき、各方路毎のメンバ
ーリストを含むファシリティメッセージを方路毎に転送
し、このファシリティメッセージに対する、接続完了メ
ッセージを各方路および被呼加入者端末から受信したと
き、発呼加入者端末へ接続完了メッセージを送出し、発
呼加入者端末がサービス情報の接続先がすべて分岐接続
されたことを認識した後、サービス情報を送出して放送
サービスすることにより、特定の交換機に経路情報を問
い合わせることなく、各交換機で分岐数、分岐先を決定
できるため、パス設定にかかる時間を減少でき、処理効
率を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す呼制御プログラムの構
成図である。
【図2】本発明の網構成の一例を示す図である。
【図3】本発明の交換機と主催者,参加者間の接続シー
ケンスを示す図である。
【図4】本発明の交換機と主催者,参加者間の接続シー
ケンスを示す図である。
【図5】本発明の主催者側交換機(a局)における、分
岐接続シーケンスを示す図である。
【図6】本発明の主催者側交換機(a局)における、分
岐接続シーケンスを示す図である。
【図7】本発明の参加者側交換機(b局)における、分
岐接続シーケンスを示す図である。
【図8】本発明の参加者側交換機(c局)における、分
岐接続シーケンスを示す図である。
【図9】本発明の主催者側交換機(a局)における、接
続完了シーケンスを示す図である。
【図10】本発明の主催者側交換機(a局)における、
参加者追加接続シーケンスを示す図である。
【図11】本発明の参加者側交換機(c局)における、
参加者追加接続シーケンスを示す図である。
【図12】本発明のデータ分岐を示す図であり、(A)
は放送サービス開始時、(B)は参加者追加後を示す。
【図13】本発明の参加者側交換機(b局,c局)にお
ける、参加者側からの切断シーケンスを示す図である。
【図14】本発明の参加者側交換機(b局,c局)にお
ける、主催者側からの切断シーケンスを示す図である。
【図15】本発明の参加者側交換機(c局)における、
参加者側からの切断シーケンスを示す図である。
【図16】本発明の参加者側交換機(c局)における、
参加者側からの切断シーケンスを示す図である。
【図17】本発明の主催者側交換機(a局)における、
主催者側からの切断シーケンスを示す図である。
【図18】本発明の主催者側交換機(a局)で主催者側
が切断したときの、参加者側交換機(b局)における、
切断シーケンスを示す図である。
【図19】本発明の主催者側交換機(a局)で主催者側
が切断したときの、参加者側交換機(c局)における、
切断シーケンスを示す図である。
【符号の説明】
1 プロトコル制御 2 基本呼制御 3 サービスシナリオ 4 トランスレーター 5 疑似端末 6 主催者 7−a 交換機(a局) 7−b 交換機(b局) 7−c 交換機(c局) 8−a 参加者a 8−b 参加者b 8−c 参加者c 8−d 参加者d 8−e 参加者e
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−63699(JP,A) 特開 昭49−95503(JP,A) 特開 平5−219095(JP,A) 特開 平2−34062(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の加入者端末を収容する複数の交換
    機で構成する交換網における放送サービスの分岐方法に
    おいて; 任意の一つの発呼加入者端末が指定した複数の被呼加入
    者端末へメッセージ情報を放送する際、前記発呼加入者
    端末を収容する自局交換機が、前記発呼加入者端末がメ
    ッセージ情報の送出前に送出する前記メッセージ情報の
    接続先情報を分析し、接続先が自局収容加入者端末か他
    局収容加入者端末かを識別して前記被呼加入者端末の方
    路を決定し、前記方路が自局のときは自局収容加入者端
    末と接続し、前記方路が他局のときは各方路の最近端の
    他局交換機に方路毎の接続先情報を転送し、前記最近端
    の他局交換機から最遠端の他局交換機に至るまで順次前
    記自局交換機と同様な分岐接続を行い、前記発呼加入者
    が指定したすべての前記被呼加入者端末までの分岐接続
    が完了した後、前記発呼加入者端末から前記メッセージ
    情報を一斉に放送することを特徴とする交換網における
    放送サービスの分岐方法。
  2. 【請求項2】 複数の加入者端末を収容する複数の交換
    機で構成する交換網における放送サービスシステムにお
    いて; 発呼加入者端末または前記発呼加入者端末を収容する発
    信交換機から、放送サービスである旨を示すサービス要
    求情報を含む呼設定メッセージに続き、接続先情報であ
    るメンバーリストを含むファシリティメッセージを受信
    したとき、前記メンバーリストを抽出しこのメンバーリ
    ストを含む付加情報通知を基本呼制御手段へ送出し、前
    記メンバーリストを含む付加情報通知に対する、各方路
    毎のメンバリストを含む呼設定要求を前記基本呼制御手
    段から受信したとき、前記各方路毎の呼設定要求に対応
    する呼設定メッセージを前記各方路へ転送し、この呼設
    定メッセージに対する、応答メッセージを前記各方路か
    ら受信したとき、前記各方路毎の応答通知を前記基本呼
    制御手段へ送出し、この各方路毎の応答通知に対する、
    自局方路以外の前記方路毎のメンバリストを含む付加情
    報要求を前記基本呼制御手段から受信したとき、この各
    方路毎のメンバリストを含むファシリティメッセージを
    前記自局方路以外の前記方路毎に転送する プロトコル制
    御手段と;前記プロトコル制御手段から前記メンバーリストを含む
    付加情報通知を受信し たとき、このメンバーリストを含
    むサービス通知をサービスシナリオ手段へ送出すると共
    に前記メンバーリストを含む付加情報通知を疑似端末手
    段へ送出し、前記メンバリストを含むサービス通知情報
    に対応する、方路毎のメンバリストを含む呼設定要求を
    前記疑似端末から受信したとき、このメンバリストを含
    む呼設定要求を前記プロトコル制御手段へ送出し、前記
    プロトコル制御手段から前記各方路毎の応答通知を受信
    したとき、前記各方路から応答があった旨を示すサービ
    ス通知を前記方路毎に前記サービスシナリオ手段へ送出
    すると共に、前記各方路毎の応答通知を疑似端末手段へ
    送出し、前記疑似端末から前記方路毎のメンバリストを
    含む付加情報要求を受信したとき、この方路毎のメンバ
    リストを含む付加情報要求を前記プロトコル制御手段へ
    送出する前記 基本呼制御手段と;前記基本呼制御手段から前記メンバリストを含むサービ
    ス通知を受信したとき、このメンバーリストの加入者番
    号翻訳要求をトランスレータ手段へ送出し、この翻訳要
    求に対する翻訳結果である方路を前記トランレータ手段
    から受信し方路毎にメンバリストを編集すると共に、編
    集した方路毎に呼設定サービス要求を前記疑似端末へ送
    出し、前記基本呼制御手段から前記各方路から応答があ
    った旨を示す前記サービス通知を方路毎に受信したと
    き、前記方路毎に編集したメンバリストを参照し自局方
    路か他局方路かを識別し、自局方路の場合は自局収容の
    被呼加入者端末を接続し、他局方路の場合には各方路毎
    にそれぞれメンバリスト含むサービス要求を前記疑似端
    末手段へ送出する前記 サービスシナリオ手段と;前記サービスシナリオ手段から前記加入者番号翻訳要求
    を受信したとき、前記メンバリストを加入者番号に翻訳
    し前記サービスシナリオ手段へ送出する前記 トランスレ
    ータ手段と;前記サービスシナリオ手段から前記編集した方路毎の呼
    設定のサービス要求を受信したとき、この呼設定要求を
    前記基本呼制御手段へ送出し、前記サービスシナリオ手
    段から自局以外の方路の前記メンバーリストを含むサー
    ビス要求を受信したとき、このメンバーリストを含む付
    加情報要求を前記基本呼制御手段へ送出する前記疑似端
    末手段と; を有することを特徴とする交換網における放送サービス
    システム。
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