JP2690688B2 - 接続検証方法 - Google Patents

接続検証方法

Info

Publication number
JP2690688B2
JP2690688B2 JP6122574A JP12257494A JP2690688B2 JP 2690688 B2 JP2690688 B2 JP 2690688B2 JP 6122574 A JP6122574 A JP 6122574A JP 12257494 A JP12257494 A JP 12257494A JP 2690688 B2 JP2690688 B2 JP 2690688B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
macro
test
function
connection
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6122574A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07334552A (ja
Inventor
昭宏 白取
Original Assignee
日本電気アイシーマイコンシステム株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本電気アイシーマイコンシステム株式会社 filed Critical 日本電気アイシーマイコンシステム株式会社
Priority to JP6122574A priority Critical patent/JP2690688B2/ja
Priority to US08/457,576 priority patent/US5678031A/en
Publication of JPH07334552A publication Critical patent/JPH07334552A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2690688B2 publication Critical patent/JP2690688B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/22Detection or location of defective computer hardware by testing during standby operation or during idle time, e.g. start-up testing
    • G06F11/26Functional testing
    • G06F11/261Functional testing by simulating additional hardware, e.g. fault simulation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機能マクロを用いたL
SIの接続検証方法に関し、特に、LSI外部端子と機
能マクロの入力端子との接続検証方法に関する。
【0002】
【従来の技術】分離テスト機能付きマクロのブロック構
成図を示す図9を参照すると、分離テスト機能付きマク
ロは、入力タイミング検証方法97により出力されるタ
イミング検証信号の供給を受けるN本のノーマル側入力
端子91とN本のテスト側入力端子92とテスト切り替
え入力端子93により制御される2入力選択回路94
と、選択回路94のN本の出力を入力とするマクロロジ
ック部95と、マクロロジック部95のM本の出力を接
続した出力端子96とを有している。
【0003】2入力選択回路94は、テスト切り替え入
力93により通常動作時にはノーマル側入力端子91を
選択し分離テスト実行時にはテスト側入力端子92を選
択するように制御される。また、ノーマル側入力端子9
1の入力タイミング検証方法97は、マクロロジック部
95に対するタイミングスペックを規格として判定する
作用を有している。
【0004】入力タイミング検証方法97の具体例とし
ては、例えば、タイミングアナライザ機能を有する論理
シミュレータで構成され、このタイミングアナライザ機
能は、論理設計の正当性およびテストパタン設計の正当
性のそれぞれを確認するため、機能マクロの端子間のタ
イミングスペックを予め決められた書式により記述して
おき、論理検証実行時にスペック違反を検出すると、違
反時刻と違反内容と違反端子とをアラームとして出力す
る。
【0005】テスト側入力端子92に入力タイミング検
証方法97によるタイミング検証信号が供給されていな
いのは、分離テスト実行用のテストパタンはテストパタ
ン長を短縮するために本来のスペックに違反したタイミ
ングを加えているためで、また、そのパタン自体の正当
性の評価も完了しているからである。
【0006】分離テスト機能付きマクロブロックを搭載
したLSIのブロック図を示す図10を参照すると、こ
のLSIは、N本の外部入力端子107を入力とする論
理回路109と、論理回路109のN本の出力をノーマ
ル側入力としN本の外部入力端子107をテスト側入力
としテスト切り替え入力108により制御される分離テ
スト機能付きマクロ110と、分離テスト機能付きマク
ロ110のM本の出力が接続されたテスト出力端子11
1と、分離テスト機能付きマクロ110のM本の出力を
入力とする論理回路112と、論理回路112のL本の
出力が接続された外部出力端子113とを有している。
【0007】テスト切り替え端子108は通常動作時に
は分離テスト機能付きマクロ110の入力として論理回
路109の出力側を、分離テスト実行時には外部入力端
子107側を選択するように設定する。分離テスト機能
付きマクロ110のノーマル側入力には入力タイミング
を検証する手段が含まれているため、論理検証実行時、
論理回路109からの入力がスペック違反を犯していな
い事を確認することができる。
【0008】分離テスト実行時、分離テスト機能付きマ
クロ110は外部入力端子107から直接信号を与えら
れ、処理結果をテスト出力端子111へ出力する。これ
により、分離テスト機能付きマクロ110は論理回路1
09の動作に影響を受けずに単体で機能させることがで
き、LSI化した場合でも機能マクロを単体でテストす
ることが可能となり、テスタビリテイを向上することが
できる。このため、分離テスト機能付きマクロをユーザ
ーに提供する場合は、ユーザーに対し図10に示される
分離テスト対応の回路追加を要求している。
【0009】図12に分離機能付きマクロを搭載したL
SIの開発フローを示す。
【0010】入力タイミングを検証する方法として論理
シミュレータのタイミングアナライザ機能を使用する事
を前提とし、機能マクロのノーマル側入力端子に対する
タイミングスペッサをタイミングアナライザの書式によ
り記述する(ステップS121)。次に、分離テスト機
能付きマクロを含んだLSIの接続情報を作成し(ステ
ップS122)、分離テスト機能付きマクロのノーマル
側入力端子を用いた論理検証とノーマル側入力端子に対
する入力タイミングの検証とを実行し(ステップS12
3)、分離テスト機能付きマクロの分離テスト機能を用
いた論理検証を実行し(ステップS124)、分離テス
トでの論理検証結果に期待値不一致がある場合(ステッ
プS125)はLSIの接続情報解析に戻り、分離テス
トでの論理検証結果に期待値不一致がなけらば設計が完
了する(ステップS126)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来、分離テスト機能
付きマクロブロックを搭載したLSIの回路構成はユー
ザー側において作成していたが、分離テスト機能付きマ
ブロックの分離テスト側に対するテストパタンの作成と
LSIとしての回路検証は、分離テスト機能付きマクロ
ブロックの供給側で行っていた。これは、分離テスト機
能付きマブロックに対するテストパタンは、テストパタ
ン長を短縮するために、本来のスペックに違反したタイ
ミングを加えており、ユーザー側での解析は不可能であ
る。
【0012】ユーザ側は、LSI外部端子と分離テスト
機能付きマクロとが正しく接続されていても端子の順番
が間違っていたり、論理が反転したりする人為的なミス
を完全に抑えることはできない。従って、分離テスト実
行時に期待値不一致が発生した場合、原因を切り分ける
ことができないため解析に膨大な時間を要してしまう。
その結果分離テスト機能付きマブロックの提供側でのユ
ーザー回路受け入れ時にに分離テストを実行するまでは
信号経路の正当性が確認できない問題点があった。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の接続検証方法
は、外部端子を有し所定のレベルの最小パルス幅を有す
るLSI機能検証パターンに応じて接続検証される機能
素子と、前記外部端子に接続された入力端子を有し前記
最小パルス幅値を検出する短パルス幅検出手段を具備す
る機能マクロとを備えるLSIの前記機能素子の接続お
よび前記外部端子と前記機能マクロの前記入力端子との
接続のそれぞれを検証する接続検証方法であって、前記
所定のレベルの最小パルス幅を有するLSI機能検証パ
ターンに応じて前記機能素子の論理検証およびタイミン
グ検証をする論理検証ステップと、前記所定のレベルの
最小パルス幅より短い一のパルス幅値を有する接続確認
用パターンに応じて前記機能マクロの入力端子と前記外
部端子との接続を検証する接続検証スッテプと、前記接
続検証ステップで前記外部端子と前記機能マクロの入力
端子が正常に接続されている時にアラーム信号を出力す
るアラーム信号出力ステップとを有する
【0014】また、本発明の接続検証方法に用いられる
前記所定のレベルは、ハイレベルとすることもできる。
【0015】またさらに、本発明の接続検証方法に用い
られる前記所定のレベルは、ロウレベルとすることもで
きる。
【0016】
【0017】
【0018】
【実施例】図1は、本発明による第1の実施例の接続検
証方法の実施に使用するLSI機能マクロのブロック図
である。図2は本発明の第1の実施例の接続検証方法に
係るフローチャートである。
【0019】このLSI機能マクロは、入力信号のハイ
レベル最小パルス幅検出方法5を有する機能マクロ1
と、機能マクロ1を含む論理回路2と、ハイレベル最小
パルス幅に満たないパルス列で構成された接続検証用テ
ストパタン3と、ハイレベル最小パルス幅を超えるパル
ス列で構成された接続検証用パタン7とを有し、論理回
路2の外部端子6に接続検証用テストパタン3を供給し
論理回路2の外部端子と機能マクロ1の入力端子4と
が正常に接続されている時にアラームを出力して、論理
回路2の外部端子6に接続検証用テストパタン7を供給
し、論理回路2の外部端子機能マクロ1の入力端子4
とが正常に接続されている時にアラームを出力しない。
【0020】機能マクロ1の最大動作周波数の周期を1
0nsと仮定すると、機能マクロ1の入力信号のハイレ
ベル最小パルス幅は10nsに満たない値に設定する。
これは、機能マクロ1としての論理検証は10ns以上
の周期で実行されるためであり、機能マクロ1としての
論理検証実行時にアラームを出力させないためである。
【0021】論理回路2の外部端子6からパルス幅5n
sでパタン列が構成された接続検証用テストパタン3を
供給すると、外部端子6と機能マクロ1の入力端子4と
が正常に接続されている場合、機能マクロ1の入力端子
4にはパルス幅5nsのハイレベルパルスが供給される
ことになり、機能マクロ1の入力端子4に対しアラーム
を発生する。このアラームを得ることで、外部端子6と
機能マクロ1の入力端子4とが正しく接続されている事
が確認される。
【0022】また、論理回路2の外部端子6からパルス
幅15nsでパタン列が構成された接続検証用テストパ
タン7を供給すると、外部端子6と機能マクロ1の入力
端子4とが正常に接続されている場合、機能マクロ1の
入力端子4にはパルス幅15nsのハイレベルパルスが
供給されることにより、機能マクロ1の入力端子4に対
しアラームは発生されない。これにより、外部端子6と
機能マクロ1の入力端子4とが正しく接続されている事
が確認される。また、本発明のマイクロコンピュータの
前記第1の選択手段は、前記エミュレーションモード信
号により制御される構成とすることもできる。
【0023】図6に接続検証用テストパタンのタイミン
グチャートを示す。
【0024】時刻t=1〜2において全てのテスト入力
端子1〜Nにパルス幅10ns以上のハイレベルパルス
を供給し、LSI外部端子とマクロ入力端子間に微分回
路が存在しない事を確認する。微分回路が存在すると、
時刻t=1〜2において微分パルスによりアラームを得
ることができる。
【0025】時刻t=3〜4においてテスト入力端子1
にパルス幅10nsに満たないハイレベルパルスを供給
する。LSI外部端子とマクロのテスト入力端子1との
接続が正常であれば時刻t=4にてテスト入力端子1に
対するアラームが得られる。
【0026】同様に時刻t=5〜6、時刻t=7〜8、
時刻t=9〜10、時刻t=11〜12において該当す
るテスト入力端子のアラームを得る事で接続の正当性を
確認する。
【0027】時刻t=3〜12で、テスト入力端子1〜
Nに同時にハイレベルパルスを入力していないのは、1
端子ずつアラームを確認することで複数の端子と共有さ
れている接続ミスが検出可能であり、又、アラームとし
て得られるテスト端子の順番を確認することで外部端子
との接続順番の正当性が確認され、テスト入力端子へ接
続されていない端子を検出することが可能となる。
【0028】即ち、LSI外部端子と分離機能付きマク
ロのテスト側入力端子とが正常に接続されている場合、
時刻t=4、6、8、10、12においてテスト入力端
子1、2、3、4、Nの順番でアラームが出力される。
【0029】また、時刻t=4、6、8、10、12に
おいて一度もアラームが得られない場合、マクロのノー
マル側入力端子とテスト側入力端子の切り替え信号が正
常に接続されていない事を検出できる。
【0030】また、テスト入力端子1〜Nでハイレベル
最小パルス幅を検証する手段を有しているのは、LSI
外部端子からマクロのテスト入力端子迄の信号経路にお
いて論理が反転している場合にアラームを出力せずに接
続の異常を検出するためである。
【0031】図6における時刻t=1〜2のパタン列は
図1における接続検証用テストパタン7に該当し、図6
における時刻t=3〜12のパタン列は図1における接
続検証用テストパタン3に該当する。
【0032】次に、本発明の第2の実施例の接続検証方
法の実施に使用する分離テスト機能付きマクロのブロッ
ク図を図4に示す。
【0033】この分離テスト機能付きマクロは、入力タ
イミング検証方法47を有するN本のノーマル側入力端
子41とハイレベル最小パルス幅検証方法48を有する
N本のテスト側入力端子42とを入力としテスト切り替
え入力端子43により制御される2入力選択回路44
と、選択回路44のN本の出力を入力とするマクロロジ
ック部45と、マクロロジック部45のM本の出力を接
続した出力端子46とを有している。
【0034】2入力選択回路44のテスト切り替え入力
43は、通常動作時にはノーマル側入力端子41を選択
し分離テスト実行時にはテスト側入力端子42を選択す
るように制御される。
【0035】ノーマル側入力端子41の入力タイミング
検証方法47はマクロロジック部45に対するタイミン
グスペックを規格として判定し、テスト側入力端子42
のハイレベル最小パルス幅検証方法48でのハイレベル
最小パルス幅の規格値はマクロロジック部45の最大動
作周波数の周期に満たない値に設定する。
【0036】入力タイミング検証方法47および最小パ
ルス幅検証方法48の例としては、論理シミュレータの
持つタイミングアナライザ機能を用いる方法があり、こ
れは、機能マクロの端子間のタイミングスペックを予め
決められた書式により記述しておき、論理検証実行時に
スペック違反を検出すると、違反時刻と違反内容と違反
端子とをアラームとして出力する機能である。
【0037】テスト側入力端子42にハイレベル最小パ
ルス幅以外の入力タイミングを検証する手段が含まれて
いないのは、分離テスト実行用のテストパタンはテスト
パタン長を短縮するために本来のスペックに違反したタ
イミングを加えているためで、また、そのパタン自体の
正当性の評価も完了しているからである。
【0038】分離テスト機能付きマクロを搭載したLS
Iのブロック図を示す図5を参照すると、このLSI
は、N本の外部入力端子57を入力とする論理回路59
と、論理回路59のN本の出力をノーマル側入力としN
本の外部入力端子57をテスト側入力としテスト切り替
え端子58により制御される分離テスト機能付きマクロ
50と、分離テスト機能付きマクロ50のM本の出力が
接続されたテスト出力端子51と、分離テスト機能付き
マクロ50のM本の出力を入力とする論理回路52と、
論理回路52のL本の出力が接続された外部出力端子5
3とを有している。
【0039】さらに、テスト切り替え端子58は通常動
作時には分離テスト機能付きマクロ50の入力として論
理回路59の出力側を、分離テスト実行時には外部入力
端子57側を選択するように設定する。分離テスト機能
付きマクロ50のノーマル側入力には入力タイミングを
検証する手段が含まれているため、論理検証実行時の論
理回路59からの入力に対するタイミング検証が可能で
ある。
【0040】分離テスト実行時、分離テスト機能付きマ
クロ50は外部入力端子57から直接信号を与えられ、
処理結果をテスト出力端子51へ出力する。
【0041】分離テスト機能付きマクロ50の最大動作
周波数の周期を10nsとした時、分離テスト実行時の
周波数はマクロ最大動作周波数に満たない10ns以上
の周期で実行するため、分離テスト機能付きマクロ50
のテスト側入力端子のハイレベル最小パルス幅を検証す
る手段で検知されることはない。
【0042】これにより、分離テスト機能付きマクロ5
0は論理回路59の動作に影響を受けずに単体で機能さ
せることができ、LSI化した場合でも分離テスト機能
付きマクロを単体でテストすることが可能となり、テス
タビリテイを向上することができる。このため、分離テ
スト機能付きマクロをユーザーに提供する場合は、ユー
ザーに対し図5に示される分離テスト対応の回路追加を
要求している。
【0043】図2および図3のそれぞれに分離機能付き
マクロを搭載したLSIの接続検証方法のフローを示
す。
【0044】図2および図3を参照すると、この接続検
証方法は、入力タイミングを検証する手段として論理シ
ミュレータのタイミングアナライザ機能を使用すること
を前提とし、機能マクロのノーマル側入力端子に対する
タイミングスペックと、テスト側端子に対するハイレベ
ル最小パルス幅とを所定の書式により記述する(ステッ
プS31)。次に、分離テスト機能付きマクロを含んだ
LSIの接続情報を作成し(ステップS32)、分離テ
スト機能付きマクロのノーマル側入力端子を用いた論理
検証とノーマル側入力端子に対する入力タイミングの検
証とを実行する(ステップS33またはステップS2
3)。次に、接続検証用テストパタン28を用いたLS
I外部端子と分離テスト機能付きマクロのテスト側入力
端子との接続検証を行う。(ステップS34またはステ
ップS24)。
【0045】ここで正しくアラームが得られなければ、
接続に異常があるため接続情報や端子対応の確認を行う
(ステップS35またはステップS30)。正しくアラ
ームが得られれば入力側の接続は正しいことが保証さ
れ、次に分離テストを実行する(ステップS36または
ステップS26)。分離テストで期待値不一致が有る場
合、それはマクロ出力端子とLSI外部端子との接続に
起因するものであり、単純に信号を追跡することで原因
の究明は可能である(ステップS30およびステップS
29)。
【0046】次に、本発明の第3の実施例の接続検証方
法の実施に使用するLSI機能マクロのブロック図を図
7に示す。
【0047】図7を参照すると、このLSI機能マクロ
ブロックは、入力信号のロウレベル最小パルス幅検出方
法78を有する機能マクロ71と、機能マクロ71を含
む論理回路72と、ロウレベル最小パルス幅に満たない
パルス列で構成された接続検証用テストパタン79と、
ロウレベル最小パルス幅を超えるパルス列で構成された
接続検証用パタン70とを有し、論理回路72の外部端
子76に接続検証用テストパタン79を供給し論理回路
72の外部端子73と機能マクロ71の入力端子74と
が正常に接続されている時にアラームを出力して、論理
回路72の外部端子6に接続検証用テストパタン70を
供給し論理回路72の外部端子73と機能マクロ71の
入力端子74とが正常に接続されている時にアラームを
出力しない。
【0048】機能マクロ71の最大動作周波数の周期を
10nsと仮定すると、機能マクロ71の入力信号のロ
ウレベル最小パルス幅は10nsに満たない値に設定す
る。これは、機能マクロ71としての論理検証は10n
s以上の周期で実行されるためであり、機能マクロ71
としての論理検証実行時にアラームを出力させないため
である。
【0049】図7において、論理回路72の外部端子6
からパルス幅5nsでパタン列が構成された接続検証用
テストパタン79を供給すると、外部端子76と機能マ
クロ71の入力端子74とが正常に接続されている場
合、機能マクロ71の入力端子74にはパルス幅5ns
のロウレベルパルスが供給されることになり、機能マク
ロ71の入力端子74に対しアラームを発生する。
【0050】このアラームを得ることで、外部端子76
と機能マクロ71の入力端子74とが正しく接続されて
いる事が確認される。また、論理回路72の外部端子7
6からパルス幅15nsでパタン列が構成された接続検
証用テストパタン70を供給すると、外部端子76と機
能マクロ71の入力端子74とが正常に接続されている
場合、機能マクロ71の入力端子74にはパルス幅15
nsのロウレベルパルスが供給されることになり、機能
マクロ71の入力端子74に対しアラームは発生されな
い。これにより、外部端子76と機能マクロ71の入力
端子4とが正しく接続されている事が確認される。
【0051】図7に示す分離テスト機能付きマクロを搭
載したLSIのブロック図は図5に示すブロック図と同
一構成である。
【0052】図7に示す分離テスト機能付きマクロを搭
載したLSIで使用する接続検証用テストパタンのタイ
ミングチャートを図8に示す。
【0053】図8に示すパタン列は図6におけるパタン
列の”1”と”0”を反転させたものである。
【0054】即ち、時刻t=1〜2において全てのテス
ト入力端子71〜7Nにパルス幅10ns以上のロウレ
ベルパルスを供給し、LSI外部端子とマクロ入力端子
間に微分回路が存在しない事を確認する。微分回路が存
在すると、時刻t=1〜2において微分パルスによりア
ラームを得ることができる。
【0055】時刻t=3〜4においてテスト入力端子7
1にパルス幅10nsに満たないロウレベルパルスを供
給する。LSI外部端子とマクロのテスト入力端子71
との接続が正常であれば時刻t=4にてテスト入力端子
71に対するアラームが得られる。
【0056】同様に時刻t=5〜6、時刻t=7〜8、
時刻t=9〜10、時刻t=11〜12においてパルス
幅10nsに満たないロウレベルパルスを入力し、時刻
t=6、8、10、12において該当するテスト入力端
子のアラームを得る事で接続の正当性を確認する。時刻
t=3〜12で、テスト入力端子71〜7Nに同時にロ
ウレベルパルスを入力していないのは、1端子ずつアラ
ームを確認することで複数の端子と共有されている接続
ミスが検出可能であり、又、アラームとして得られるテ
スト端子の順番を確認することで外部端子との接続順番
の正当性が確認され、テスト入力端子へ接続されていな
い端子を検出することが可能となる。
【0057】即ち、LSI外部端子と分離機能付きマク
ロのテスト側入力端子とが正常に接続されている場合、
時刻t=4、6、8、10、12においてテスト入力端
子71、72、73、74、7Nの順番でアラームが出
力される。また、時刻t=4、6、8、10、12にお
いて一度もアラームが得られない場合、マクロのノーマ
ル側入力端子とテスト側入力端子の切り替え信号が正常
に接続されていない事を検出できる。また、テスト入力
端子71〜7Nでロウレベル最小パルス幅を検証する手
段を有しているのは、LSI外部端子からマクロのテス
ト入力端子迄の信号経路において論理が反転している場
合にアラームを出力せずに接続の以上を検出するためで
ある。図8における時刻t=1〜2のパタン列は図7に
おける接続検証用テストパタン10に該当し、図8にお
ける時刻t=3〜12のパタン列は図7における接続検
証用テストパタン3に該当する。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明による接続検
証方式は、目視による回路図上での信号の追跡が不要と
なるためLSIの開発期間が大幅に短縮される。また、
信号経路に誤った論理ゲートが含まれたり、入力端子の
順番が入れ替わっていたり、入力端子が共有されるとい
った各種の人為的な接続ミスを発見することが可能であ
るため、接続ミスに対する解析基板が大幅に短縮できる
効果がある。また、本発明による手法は、通常動作には
何ら影響を与えないため、そのまま機能マクロとしてユ
ーザーに提供可能である利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の接続検証方法の実施に
使用するLSI機能マクロを示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例の接続検証方法のフロー
を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施例の接続検証方法のフロー
の他のフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施例の接続検証方法の実施に
使用する分離テスト機能付きマクロのブロック図であ
る。
【図5】本発明の第2の実施例に係るLSIを示すブロ
ック図である。
【図6】本発明による接続検証用テストパタンのタイミ
ングチャートである。
【図7】本発明の第3の実施例の接続検証方法の実施に
使用するLSI機能マクロを示すブロック図である。
【図8】本発明による接続検証用テストパタンの他のタ
イミングチャートである。
【図9】従来例の分離テスト機能付きマクロを示すブロ
ック図である。
【図10】従来例の分離テスト機能付きマクロ搭載LS
Iを示すブロック図である。
【図11】従来例の接続検証方法のフローチャートであ
る。
【図12】従来例の接続検証方法の他のフローチャート
である。
【符号の説明】
1,71 機能マクロ 2,72 論理回路 3,7,79,70 接続検証用テストパタン 4,74 機能マクロ入力端子 5,48 ハイレベル最小パルス幅検証方法 6,46,76 論理回路の外部入力端子 7,47,97 入力タイミング検証方法 8,78 ロウレベル最小パルス幅検証方法 41,91 ノーマル側入力端子 42,92 テスト側入力端子 43,93 テスト切り替え入力 44,94 2入力選択回路 45,95 マクロロジック部 46,96 出力端子

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部端子を有し所定のレベルの最小パル
    ス幅を有するLSI機能検証パターンに応じて接続検証
    される機能素子と、前記外部端子に接続された入力端子
    を有し前記最小パルス幅値を検出する短パルス幅検出手
    段を具備する機能マクロとを備えるLSIの前記機能素
    子の接続および前記外部端子と前記機能マクロの前記入
    力端子との接続のそれぞれを検証する接続検証方法であ
    って、 前記所定のレベルの最小パルス幅を有するLSI機能検
    証パターンに応じて前記機能素子の論理検証およびタイ
    ミング検証をする論理検証ステップと、 前記所定のレベルの最小パルス幅より短い一のパルス幅
    値を有する接続確認用パターンに応じて前記機能マクロ
    の入力端子と前記外部端子との接続を検証する接続検証
    スッテプと、 前記接続検証ステップで前記外部端子と前記機能マクロ
    の入力端子が正常に接続されている時にアラーム信号を
    出力するアラーム信号出力ステップとを有する ことを特
    徴とする接続検証方法。
  2. 【請求項2】 前記所定のレベルは、ハイレベルである
    請求項1記載の接続検証方法。
  3. 【請求項3】 前記所定のレベルは、ロウレベルである
    請求項1記載の接続検証方法。
JP6122574A 1994-06-03 1994-06-03 接続検証方法 Expired - Fee Related JP2690688B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6122574A JP2690688B2 (ja) 1994-06-03 1994-06-03 接続検証方法
US08/457,576 US5678031A (en) 1994-06-03 1995-06-01 Method of testing interconnections of an LSI on a simulator through the use of effective pulse widths

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6122574A JP2690688B2 (ja) 1994-06-03 1994-06-03 接続検証方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07334552A JPH07334552A (ja) 1995-12-22
JP2690688B2 true JP2690688B2 (ja) 1997-12-10

Family

ID=14839280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6122574A Expired - Fee Related JP2690688B2 (ja) 1994-06-03 1994-06-03 接続検証方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5678031A (ja)
JP (1) JP2690688B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030115502A1 (en) * 2001-12-14 2003-06-19 Smiths Industries Aerospace & Defense Systems, Inc. Method of restoring encapsulated integrated circuit devices
JP2004062532A (ja) * 2002-07-29 2004-02-26 Renesas Technology Corp 接続検証装置
CN114543957A (zh) * 2020-11-26 2022-05-27 梅特勒-托利多(常州)测量技术有限公司 检测信号的实时处理方法及检测器

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0232790A1 (de) * 1986-02-06 1987-08-19 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren und Anordnung zur Messung zeitabhängiger Signale mit einer Korpuskularsonde
JPH0245155A (ja) * 1988-08-05 1990-02-15 Ricoh Co Ltd インクジェット記録方式
US5122978A (en) * 1989-09-07 1992-06-16 Amdahl Corporation Pulse width measurement technique
JPH0528063A (ja) * 1991-07-24 1993-02-05 Nec Corp マイクロコンピユータ
US5436908A (en) * 1992-06-17 1995-07-25 National Semiconductor Corporation Common edge output skew detection circuit
JPH06251096A (ja) * 1993-02-24 1994-09-09 Nec Ic Microcomput Syst Ltd タイミング検証回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07334552A (ja) 1995-12-22
US5678031A (en) 1997-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7493247B2 (en) Integrated circuit analysis system and method using model checking
US7296201B2 (en) Method to locate logic errors and defects in digital circuits
US5517637A (en) Method for testing a test architecture within a circuit
US5974241A (en) Test bench interface generator for tester compatible simulations
US7047174B2 (en) Method for producing test patterns for testing an integrated circuit
US7426705B1 (en) Combined hardware/software assertion checking
KR20040007463A (ko) 로직 시뮬레이션을 이용하지 않는 복잡한 ic의 설계검증을 위한 방법 및 장치
JPH04212078A (ja) 電子回路の試験方法と試験装置
Khan et al. From Spec to Verification Closure: a case study of applying UVM-MS for first pass success to a complex Mixed-Signal SoC design
JP2690688B2 (ja) 接続検証方法
US7228515B2 (en) Methods and apparatuses for validating AC I/O loopback tests using delay modeling in RTL simulation
US5974575A (en) Simulation device and method
US6944837B2 (en) System and method for evaluating an integrated circuit design
Straka et al. Digital systems architectures based on on-line checkers
US5341314A (en) Method for generating a test to detect differences between integrated circuits
JPH1185828A (ja) 順序回路機能検証方法および順序回路機能検証システム
JP2000215225A (ja) テスト容易化検証システム
JPS60163143A (ja) 高インピ−ダンス状態検知方法
Kirkland et al. IC-Chip Behavioral Anomalies Experienced Under Intermittent Circumstances
JP3698269B2 (ja) Lsiのディレイ測定方法
JP2595029B2 (ja) 診断容易化回路を有するlsi
JPH08240641A (ja) 半導体集積回路における出力同時動作数制限の検査法
WO2008050505A1 (fr) Appareil de simulation
SU1083138A1 (ru) Устройство дл контрол неисправностей интегральных схем
JPH04213080A (ja) 半導体集積回路とその交流特性試験方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970722

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees