JP2690030B2 - 遠隔操作装置 - Google Patents

遠隔操作装置

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JP2690030B2
JP2690030B2 JP2309981A JP30998190A JP2690030B2 JP 2690030 B2 JP2690030 B2 JP 2690030B2 JP 2309981 A JP2309981 A JP 2309981A JP 30998190 A JP30998190 A JP 30998190A JP 2690030 B2 JP2690030 B2 JP 2690030B2
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靖幸 村上
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富士通テン 株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 概 要 音響機器などの遠隔操作装置において、本体を、操作
者の予め定める指、たとえば親指の基端部と手の平とに
よつて挟持される隆起部と、残余の指と手の平とによつ
て保持される板状部とから構成する。前記板状部には、
操作者が本体を保持した状態で前記親指を揺動変位させ
たときに指先が到達することができる範囲内で、複数の
操作キーを配列する。特に前記親指の基端部を中心とす
る円弧上に主要な操作キーを配列する。
これによつて、遠隔操作装置を片手で保持した状態
で、円滑、かつ正確な操作を可能とする。
産業上の利用分野 本発明は、自動車などの良好な操作性が要求される環
境下で用いられる遠隔操作装置に関する。
従来の技術および発明が解決しようとする課題 従来から、自動車のラジオ受信機や磁気テープ再生装
置などの音響機器において、後部座席からの操作を可能
にするために、遠隔操作装置が用いられている。しかし
ながらこのような遠隔操作装置において、前記ラジオ受
信機や磁気テープ再生装置などの操作対象が増加し、ま
たこれらの各対象の機能が増加すると、該遠隔操作装置
の操作キーが増加してしまう。一方、これらの操作キー
の誤操作を防止するために、各操作キーの間隔をある程
度以上小さくすることができず、したがつて前記操作キ
ーの増加によつて遠隔操作装置本体が大形化してしま
い、片手での操作が困難になる。
また従来からの遠隔操作装置では、一方の手で本体を
保持し、もう一方の手で操作キーを操作する、両手での
操作を前提に製作されており、したがつて操作キーは縦
横の行列状に配置されている。このため本体を保持しな
がらの片手での操作は非常に困難であり、また誤操作の
恐れがある。
本発明の目的は、片手で本体を保持しつつ、円滑、か
つ正確な操作を行うことができる遠隔操作装置を提供す
ることである。
課題を解決するための手段 本発明は、操作キーの配列された板状部を有する遠隔
操作装置であつて、 操作者が該遠隔操作装置を保持した状態で、予め定め
る指の変位による指先の到達可能な範囲で円弧上に配列
される操作キーを前記板状部に配置し、 該板状部には傾斜が設けられており、該傾斜により前
記操作キーの前記板状部からの突出量が異なつているこ
とを特徴とする遠隔操作装置である。
作 用 本発明に従えば、遠隔操作装置の板状部には、予め定
める指の変位による指先の到達可能な範囲で円弧上に操
作キーが配列され、したがつて本件遠隔操作装置を操作
者がたとえば片手で保持した状態であつても、操作キー
を円滑かつ確実に操作することができる。
さらに本発明に従えば、板状部には傾斜が設けられて
おり、この傾斜によつて操作キーの板状部からの突出量
が異なつており、たとえば操作キーの使用頻度が高いほ
ど突出量が大きく設定される。したがつて操作者は、予
め定める指を揺動変位させることによつて、本件遠隔操
作装置を片手で保持した状態であつても、正確に所望と
する操作キーを操作することができる。
しかも板状部に傾斜を設けることによつて操作キーの
突出量を異なるようにしているので、同一形状の操作キ
ーを用いて突出量を異ならせることができる。したがつ
て操作キーの使用部品の種類を削減することができると
いう優れた効果もある。
実施例 第1図は本発明の一実施例の遠隔操作装置1の平面図
であり、第2図はその側面図であり、第3図はその底面
図である。この遠隔操作装置1は、車載用の音響再生装
置に用いられ、たとえば運転席および助手席の前方のイ
ンストルメントパネル内に収納されている前記音響再生
装置を、後部座席から遠隔操作するために用いられる。
この遠隔操作装置1の本体2は、後述する操作者の右
手親指の基端部と手の平とによつて挟持される隆起部3
と、前記親指を除く残余の指と手の平とによつて保持さ
れる板状部4とから構成されている。
前記本体2内には、送信すべき赤外線パルスを作成す
る集積回路5や、該集積回路5からの駆動信号に応答し
て赤外線パルスを放射する発光素子6等の実装された基
板7と、前記集積回路5および発光素子6を電力付勢す
るための電池8などが内蔵されている。
前記基板7は、本体2の底面2aと平行に配置されてお
り、前記隆起部3は、第2図において参照符L1で示され
るこれらの基板7および底面2aと平行な平面に対して、
比較的大きい傾斜角θ1で立上がつてゆく。隆起部3の
周縁部3aからは、前記平面L1に対して比較的緩やかな傾
斜角θ2で立下がつてゆく前記板状部4に連なる。
このように緩やかな傾斜を有する板状部4において、
第4図で示されるように操作者が本体2を保持した状態
で、右手21の親指23の基端部24が位置する点Pを中心と
して、前記親指を伸長状態で揺動変位させたときの軌跡
l1上には、第1操作キーである主要な操作キーS1〜S7が
配置されている。また前記軌跡l1内には、第2操作キー
である操作キーS8や、アツプダウンキーS11〜S13が配置
されている。
前記操作キーS1〜S6は、フアンクシヨンキーと称され
る機能選択キーであり、該遠隔操作装置1によつて制御
される音響再生装置は、前記操作キーS1が操作されると
コンパクトデイスクの再生を行う。同様に、操作キーS2
で周波数変調放送の受信、操作キーS3で振幅変調放送の
受信、操作キーS4で磁気テープカセツトの再生、操作キ
ーS5で外部入力の再生、操作キーS6でデジタル音響信号
処理による、いわゆる音場制御による拡がりのある音場
形成が、それぞれ行われる。
なお、前記操作キーS1〜S5が操作された時点で、前記
音響再生装置が休止状態であるときには、自動的に電源
スイツチが導通して前記各再生動作を行い、したがつて
これらの動作を停止させるために、電源を遮断するため
の操作キーS7が設けられている。また操作キーS8は、音
響再生中に、たとえば会話などを行うために一時的に音
量を低下させるための操作キーである。
さらにまた、アツプダウンキーS11は音量の増減を調
節するための操作キーであり、アツプダウンキーS12は
磁気テープカセツトの早送りや巻戻し、さらにはラジオ
放送受信時の自動選局などを行うための操作キーであ
り、アンツプダウンキーS13は磁気テープカセツト再生
時の自動頭出しや、コンパクトデイスク再生時のトラツ
クを変更するための操作キーである。
これらのキーS1〜S8,S11〜S13の前記基板7からの高
さH1は、同一に形成されている。しかしながら前述のよ
うに、板状部4は隆起部3側に近付くにつれて緩やかに
隆起しており、したがつてたとえば参照符H5で示される
操作キーS5の表面4aからの突出高さよりも、参照符H6で
示される操作キーS6の突出高さは低くなる。さらにまた
操作キーS7は前記表面4a内に埋没しており、これによつ
て不所望な電源の遮断を防止している。
第4図は、上述のように構成された遠隔操作装置1の
使用状態を示す斜視図である。操作者はまず、右手21の
手の平22上に該遠隔操作装置1を載置し、親指23の基端
部24を隆起部3の前記点P上に当接させて挟持する。さ
らに前記手の平22と残余の4指25〜28とによつて板状部
4を保持する。
このようにして本体2が確実に保持された状態で、親
指23を伸長状態で前記点Pを中心として揺動変位させる
と、指先23aは前記軌跡l1上を移動し、こうしてキーS8,
S11〜S13が邪魔になることなく、主要な操作キーS1〜S7
を誤操作の恐れなく、円滑、かつ正確に操作することが
できる。
また前記親指23を屈曲させた状態では、残余のキーS
8,S11〜S13を、その突出量に基づいて識別し、正確に操
作することができる。
このように本発明に従う遠隔操作装置1では、本体2
を片手で確実に保持した状態で、円滑、かつ正確な操作
を行うことができ、操作性を格段に向上することができ
る。また、自動車などの振動が多い環境下においても、
正確な操作を行うことができる。
なお上述の実施例では、各操作キーS1〜S8,S11〜S13
は右手用に配列されているけれども、本発明の他の実施
例として左手用に配列されてもよく、また車載用に限ら
ず、家庭用や事業用などでも、本発明を好適に実施する
ことができる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、遠隔操作装置の板状部
は、操作者が該遠隔操作装置を保持した状態で、予め定
める指の変位による指先の到達可能な範囲で円弧上に配
列される操作キーを有しているため、本体遠隔操作装置
を片手で保持した状態であつても、円滑かつ正確な操作
を行うことができる。
また、前記板状部には傾斜が設けられており、操作キ
ーの突出量が異なつているためにその突出量に基づいて
操作キーを識別できる。したがつて操作キーを正確に操
作することができる。
さらに板状部に傾斜を設けることで操作キーの板状部
からの突出量を異なるようにしているため、同一形状の
操作キーを用いて突出量を異なるようにでき、使用部品
の種類を削減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の遠隔操作装置1の平面図、
第2図は遠隔操作装置1の側面図、第3図は遠隔操作装
置1の底面図、第4図は遠隔操作装置1の使用状態を示
す斜視図である。 1……遠隔操作装置、2……本体、3……隆起部、4…
…板状部、7……基板、21……右手、22……手の平、23
……親指、24……基端部、25〜28……指、S1〜S8……操
作キー、S11〜S13……アツプダウンキー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作キーの配列された板状部を有する遠隔
    操作装置であつて、 操作者が該遠隔操作装置を保持した状態で、予め定める
    指の変位による指先の到達可能な範囲で円弧上に配列さ
    れる操作キーを前記板状部に配置し、 該板状部には傾斜が設けられており、該傾斜により前記
    操作キーの前記板状部からの突出量が異なつていること
    を特徴とする遠隔操作装置。
JP2309981A 1990-11-14 1990-11-14 遠隔操作装置 Expired - Lifetime JP2690030B2 (ja)

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