JP2689353B2 - スプロケット・クラッチ - Google Patents

スプロケット・クラッチ

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JP2689353B2
JP2689353B2 JP1502018A JP50201889A JP2689353B2 JP 2689353 B2 JP2689353 B2 JP 2689353B2 JP 1502018 A JP1502018 A JP 1502018A JP 50201889 A JP50201889 A JP 50201889A JP 2689353 B2 JP2689353 B2 JP 2689353B2
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    • B65G47/00Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
    • B65G47/22Devices influencing the relative position or the attitude of articles during transit by conveyors
    • B65G47/26Devices influencing the relative position or the attitude of articles during transit by conveyors arranging the articles, e.g. varying spacing between individual articles
    • B65G47/261Accumulating articles
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D7/00Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock
    • F16D7/002Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock the torque being transmitted and limited by yielding of an elastomeric race

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、滞積ローラコンベヤー用の滑動スプロケッ
ト・クラッチに関する。
背景技術 滞積ローラコンベヤーや、複数の横並びの駆動ローラ
を備えており、各ローラは、各滑動クラックを介して駆
動する。各ローラは、ローラと共結合して回転する各軸
に取付けられており、軸は、滑動クラッチを介して、コ
ンベヤーの片側でコンベヤーに沿って縦方向に伸長して
いる駆動部材により駆動可能である。搬送されている品
物が停止した時に、品物と係合しているローラと連結し
たクラッチが滑るように、クラッチは、ローラと駆動部
材との間が滑動するように意図されている。これによ
り、これらのローラは停止し、他のローラは、すべて、
引続いて駆動される。従って、コンベヤー上の他の品物
は、すべて、継続的に搬送される。その結果、停止した
品物の上流にある品物は、停止した品物の後で滞りがち
であり、これが、いわゆる滞積状態のローラコンベヤー
の原因である。
周知のタイプの滞積ローラコンベヤーは、コンベヤー
の片側に沿って伸長している回転可能な駆動軸を備えて
いる。駆動は、Oリングを介してローラ軸へ伝達され、
各Oリングは駆動軸の回りに装着され、各ローラ軸の溝
と係合している。対応するローラが、ローラと接触して
いる停止した品物により回転を妨げられている時、Oリ
ングは、組合っている溝のなかで滑るように、滑動クラ
ッチを構成している。このタイプのコンベヤーの欠点
は、駆動軸からローラ軸へのトルクの伝達が、Oリング
内の応力に依存しており、これが、適切な伝達を行うに
は不適切であることがしばしばあることである。その
上、所定のトルク伝達の特性を備えるために、Oリング
内の応力を制御することが非常に困難である。
ほかの周知のタイプの滞積ローラコンベヤーは、駆動
部材を構成しているエンドレス駆動チェーンを備えてい
る。この駆動チェーンは、滑動クラッチを介してローラ
軸を順次駆動するスプロケットを駆動する。この滑動ク
ラッチは、それぞれが、複数のカムとスプリング荷重の
ボールを有する複雑なラチェット装置である。このタイ
プのコンベヤーの欠点は、所望のトルク伝達を行うよう
に、クラッチを組立てることが困難であり、そのために
そのトルク伝達特性を変えることが尚更困難であること
である。その複雑な構造のため、このタイプのコンベヤ
ーは、比較的に高価でもある。
もう1つの知られているタイプの滞積ローラコンベヤ
ーでは、ローラ駆動軸が六角形であり、滑動クラッチ
は、駆動軸の回りの枠骨内のくぼみに保持された変形可
能なプラスチック管により構成されている。各六角形の
軸に取付けられた変形可能なプラスチック管は、ローラ
へトルクを伝達するため、対応するローラの円筒状の内
面と駆動可能に係合している。ここでは同様に、駆動
は、エンドレス駆動チェーンから、軸に固定されたスプ
ロケットを介して、ローラ駆動軸へ伝達される。所定の
ローラが、ローラと接触している停止状態の品物により
回転が妨げられる場合、軸の所定の範囲がプラスチック
管と係合するので、各ローラ駆動軸は、軸と各ローラの
円筒状内面との間で連続的に多少変形されたプラスチッ
ク管により、引き続いて回転することが出来る。この装
置の欠点は、各クラッチ組立部が4個のボールを必要と
し、従って、比較的高価であることである。さらに、ロ
ーラ自体は正確な機械加工を必要とし、スリーブは、六
角形軸を収納するために、別に必要となり、従って、こ
の段階で、さらに費用がかかる。
米国特許明細書4,286,441は、ローラコンベヤー用の
自動滑動カップリング組立を記載している。この滑動カ
ップリング組立はボールベアリングを組付けており、こ
のボールベアリングにより、関連しているスプロケット
が、ボールとこれに対応したクラッチプレートとの間で
行われる滑動によって、回転を継続することが出来、従
って、停止状態が発生した場合、搬送中の品物を損傷か
ら防止する。残念なことに、ベアリング組立は、半径方
向の荷重だけを受けるジャーナル・ベアリングに取付け
られている。軸方向の荷重は、すべて、関連しているコ
ンベヤー・ローラにより受けており、これは過度な摩耗
となる。この装置のもう1つの欠点は、装置の部品が変
形してクラッチの滑動のように、エネルギーを吸収する
ことが出来ないことである。これは、さらに、組立の可
動部品に加えられて力を発生し、摩耗の速度を増加す
る。
周知の滞積ローラコンベヤーのクラッチはまた、トル
ク伝達能力が比較的低い−0.2Nm−という欠点をかかえ
ている。
本発明の目的は、安価で、信頼性がさらに高く、か
つ、周知のクラッチと比較した場合、改良されたトルク
伝達特性を有している滞積ローラコンベヤー用の滑動ス
プロケット・クラッチを提供することである。
発明の開示 本発明は、滞積ローラコンベヤー用のクラッチ組立を
提供しており、前記クラッチ組立は、コンベヤーの駆動
装置と駆動可能に係合している駆動部材と、コンベヤー
のローラと駆動可能に係合している被駆動部材と、駆動
部材と連結した第1クラッチ板と、被駆動部材と連結し
た第2クラッチ板と、第1と第2のクラッチ板の間に配
置されかつ転がり要素レースを有する軸受と、第1と第
2のクラッチ板とを向い合せて軸受の転がり要素へ押し
つけているスラスト装置とより成っており、第1と第2
のクラッチ板は弾性変形プラスチック材で製作されてお
り、駆動部材は、アンギュラ・コンタクト軸受により軸
スリーブに回転可能に取付けられており、第1と第2の
クラッチ板はほぼリング状で軸スリーブを取り囲んでお
り、軸スリーブは被駆動部材へ回転可能に固定されてお
り、このようにして、本装置は、転がり要素が第1と第
2のクラッチ板の表面を弾性的に変形し、これによっ
て、トルクが第1クラッチ板から第2クラッチ板へ伝達
されるように構成されている。
好適には、駆動部材は、コンベヤー駆動装置を構成し
ているエンドレス駆動チェーンと駆動可能に係合された
スプロケットであり、第1クラッチ板は、スプロケット
の面により構成されている。本装置では、アンギュラ・
コンタクト軸受の転がり要素が、要素と対応したレース
を弾性変形する。
好適な実施例において、スラスト装置は、軸スリーブ
の外ねじ部と係合しているスラスト・ナットである。
好適には、スプロケットは、アセタールのような低摩
擦性熱可塑性材で製作されている。
被駆動部材は、ローラに回転可能に固定された駆動軸
である。第2クラッチ板が、リテーニング・リングの表
面で構成されていることは有利であり、リテーニング・
リングは、スラスト装置と軸受との間に配置されてい
る。都合よく、リテーニング・リングは、アセタールな
どの低摩擦熱可塑性材製である。軸スリーブもアセター
ルなどの低摩擦熱可塑である。好適には、軸受の転がり
要素は、自浄性の高クローム特殊鋼である。
また、本発明は、複数のローラ、ローラ駆動用コンベ
ヤー駆動装置、及びコンベヤー駆動装置と各ローラとの
間に配置された各クラッチ組立とより成っている滞積ロ
ーラコンベヤーを提供するもので、各クラッチ組立は、
上述の通りである。ここで、滞積ローラコンベヤーと
は、物を前進させて運搬し、所望の物をコンベヤーの運
転を止めることなく待たせることができるコンベヤーで
ある。
好適には、コンベヤー駆動装置は、クラッチ組立のス
プロケットと駆動可能に係合しているエンドレス駆動チ
ェーンである。
本発明により構成されている滑動スプロケットクラッ
チを組み込んでいる滞積ローラコンベヤーは、ここで、
実施例により、付属図面を引用して、詳細に説明する。
図面の簡単な説明 第1図はコンベヤーの部分正面図で、第2図はコンベ
ヤーの側面図で、第3図はコンベヤーの滑動スプロケッ
トクラッチの略断面図である。
図面に関し、第1図と第2図は、滞積ローラコンベヤ
ーの1つのサイドプレート1の一部を示す。
発明を実施するための最良の形態 サイドプレート1は、複数の横並びローラ2の各第1
端部を支持しており、ローラの他の端部は、同様なサイ
ドプレート(図示せず)により支持されている。各ロー
ラは、各軸3と結合回転するため、軸3に固定されてお
り、軸3の端部は、ローラ軸受4(その1つは第2図に
示されている)により、サイドプレートに回転可能に支
持されている。ローラ2は、ステンレススチール製の中
空管であり、端末プレート2aと止めねじ2bとにより、軸
3に固定されている。端末プレート2aはアルミニウム製
である。
軸3は、各滑動スプロケットクラッチ(その1つは一
般に引用番号5で示されている)を介して、エンドレス
駆動チェーン6により回転可能に駆動される。クラッチ
5は、それぞれ、軸スリーブ7(第3図参照)を有して
おり、軸スリーブは、軸と軸スリーブとの整合した穴を
貫通している割りピン3aにより組付先の軸3に固定され
ている。スプロケット8は、アンギュラー・コンタクト
軸受組立9を介して、軸スリーブに回転可能に取付けら
れており、そのボール9aは、軸スリーブの溝7a内を転動
する。ボール9aは、枠骨9bにより保持され、一定の間隔
に配置されている。複数のボールベアリングを支持して
いるスラスト・リング10は、スプロケット8の背面に突
当りこれを受け、スラスト・リングは、リテーニング・
リング11とスラストナット12とにより、この背面に突当
って保持され、スラストナットは、軸スリーブ7の外ね
じ部7bにねじ込まれている。ロックナット13は、スラス
トナット12を所定の位置に保持するために取付けられて
いる。
軸スリーブ7,スプロケット8,軸受組立9のリング,ス
ラスト・リングおよびリテーニング・リングは、すべ
て、アセタール製の射出成型品であり、軸スリーブのね
じ部7bは、射出成型工程で形成される。あるいは、これ
らの部品は、ポリプロピレンまたはほかの適切な低摩擦
性、脱油性の熱可塑性材で製作することも出来る。ボー
ル9aと10aは、自浄性を有する高クローム鋼製である。
ナット12と13とは鋼鉄製である。
使用状態では、トルクは、駆動チェーン6から、組付
けられたクラッチの4つの面を介して、軸3のそれぞれ
へ伝達される。すなわち、 (1)スプロケット8とアンギュラ・コンタクト軸受組
立9のボール9aとの間の面、 (2)ボール9aと軸スリーブ7の溝7aとの間の面、 (3)スプロケット8とスラスト・リング10のボール10
aとの間の面、 (4)スラスト・リング10のボール10aとリテーニング
・リング11との間の面である。
伝達されるトルクの大きさは、スラストナット12が締
め付けられている程度に依存し、軸の回転速度が0〜80
r.p.mの場合0〜0.4Nmの範囲にある。さらに、クラッチ
5のトルク伝達特性を装置後に、スラストナット12が締
め付けられている程度を調節するだけで、変えることは
比較的容易な作業である。
与えられたローラ2が、停止した品物と係合して回転
が妨げられる場合、連結したクラッチ5は滑動し、この
滑動が上述の4つのすべての面で起る。ボール10aとス
プロケット8とリテーニング・リング11との面の間の滑
動は、ブリネル効果(Brinnel effect)を受ける。この
効果は、ボール10aによるこれら面のプラスチック材の
弾性変形によるものである。このようにして、トルクが
伝達され、滑動が生じない場合、スラストナット12によ
り加えられた圧縮力によって、ボール10a自体は、スプ
ロケット8とリテーニング・リング12の相対する平面に
僅かにめり込み、これらのプラスチック材の部品は弾性
的に変形して、トルク伝達を行う。ボール10aを受けて
内方向に弾性変形すると、同様に外方向に弾性変形し
て、各ボールの両側に尖頂(Peak)が形成される。滑動
が起ると、ボール10aは、円形路に沿って、これらのど
ちらの面にも関して、回転して滑動を始める。滑動が起
ると、ボール10aの前の尖頂は、ボールにより丸く押さ
れ、従って、クラッチ5が滑動を始めると、2つの面
は、連続的に波状の弾性変形を受ける。
明らかに、クラッチが滑動すると、トルクはスプロケ
ット8から与えられた軸3へ継続して伝達され、停止し
ている品物と接触してこれを前方へ進めようとし続ける
連結したローラへ伝達される。ブリネル効果は、与えら
れたクラッチ5が滑動し始める時に最大である。これ
は、初めはボール10aと2つの係合する面との間で相対
運動が行われず、これにより、比較的深いくぼみが、こ
れの面に形成されるために起るもので(従って、各ボー
ルの両側の比較的大きい尖頭の形成)、これらの比較的
大きい尖頭は、比較的高いトルクの伝達を助長する。滑
動が続くにつれて、尖頭とくぼみは、顕著でなくなり、
その結果、トルクの伝達は低下する(初期の滑動値の約
80%へ)。
ここで、ブリネル効果とは、クラッチが滑動せず、ス
プロケット8とリテーニング・リング11とが相対的に運
動していない場合には、ボール10aがこれらの上にくぼ
みを形成し、このくぼみがボール10aに力を及ぼすの
で、高いトルク伝達が可能であり、高いクラッチ力を発
生させることができる一方で、クラッチが滑動し始める
と、ボール10aがくぼみを出たり入ったりするとともに
部分的にはくぼみをならして運動することにより、変動
するトルクを伝達して、トルク伝達を減少させ得ること
をいう。
同様に、滑動が、アンギュラ・コンタクト軸受組立9
のボール9aと、軸スリーブ7とスプロケット8とにより
形状設定された組付け相手のレースとの間に発生し、こ
の滑動もまた、ブリネル効果を受け、従って、上記の効
果は強められる。
トルク伝達のこの低下は、ブリネル効果の低下による
もので、待ち力(Queuing force)として知られている
ものを減少する利点がある。かようにして、1つの品物
がコンベヤー上で停止すると、続く品物は、最初に停止
した品物の後に、あいついで列をなして停止する。停止
している品物により回転を妨げられたローラ2と連結し
たクラッチ5が滑動し始めると、伝達されたトルクは、
駆動力として知られているものから、待ち力のそれへ
(上述のように、これは駆動力の約80%である。従っ
て、品物を互に押しつけようとする力が減じ、これは、
品物がこわれ易いか、つぶれ易い場合、重要である。こ
の減少した待ち力のもう1つの利点は、それが、待機中
の力の消費の低減へとつながる。
アンギュラ・コンタクト軸受組立9には、チェーン6
とスラストナット12によりそれぞれ加えられた半径方向
と縦方向の力が、いずれも、クラッチ組立に吸収される
という利点がある。
スプロケット8と軸スリーブ7(これらはアンギュラ
・コンタクト軸受組立9のレースの形状を限定する)は
プラスチック製であるので、クラッチ滑動エネルギー
は、軸受面におけるだけでなく、スプロケットと軸スリ
ーブ自体のたわみによるものとして、クラッチにより吸
収される。このたわみは、スプロケットの縦軸の回り
に、主に半径方向に発生し、スプロケットは、ボール9a
が軸受内で回転するにつれて、直径が周期的に大きくな
る。これは、アンギュラ・コンタクト軸受組立の面がブ
リネル効果を受けて、軸受の2つの軸受面の間の距離を
変化することによるものである。
第1図に示されているように、駆動チェーン6の作動
ラン(Working run、すなわち、スプロケット8とかみ
合っている駆動チェーンの部分)は、隣接した側板1に
固定された受け棚1aにより支持されている。この受棚の
上面には、駆動チェーン6の摩耗を最小限にするため
に、耐摩耗性被覆が備えられている。
上述のタイプのクラッチ5には、周知の滞積コンベヤ
ー・クラッチと比較して、多くの利点がある。特に、ク
ラッチ5は、比較的安価に製作され、組立が容易であ
る。その上、このタイプのクラッチは、伝達されたトル
クの大きさを容易に調節することが出来る。さらに、ト
ルクが、ブリネル効果の結果として伝達されるので、比
較的高いトルク伝達能力が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−159852(JP,A) 特公 昭52−1193(JP,B2) 米国特許4286441(US,A) 西独国公開1932790(DE,A)

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】滞積ローラコンベヤー用クラッチ組立体、
    コンベヤー駆動手段と駆動可能に係合しているスプロケ
    ットにより形成された駆動部材と、コンベヤーのローラ
    と駆動可能に係合している被駆動部材と、駆動部材と係
    合している第1クラッチ板と、被駆動部材と係合してい
    る第2クラッチ板と、第1と第2のクラッチ板の間に配
    置されてかつ転動要素レースを有する軸受と、第1と第
    2のクラッチ板を互いに相対しかつ軸受の転動要素へ押
    しつけるためのスラスト手段とより成っており、第1と
    第2のクラッチ板が弾性変形プラスチック材製であり、
    駆動部材がスプロケット内の他の軸受によって軸スリー
    ブに回転可能に取付けられており、第1と第2のクラッ
    チ板がほぼ環状でありかつ軸受を取り囲んでおり、軸ス
    リーブが被駆動部材に回転可能に固定され、転動要素が
    第1と第2のクラッチ板を弾性的に変形せしめて、そこ
    にくぼみを形成し、これによりトルクが第1クラッチ板
    から第クラッチ板へ伝達されるように構成されるように
    構成されている滞積ローラコンベヤー用クラッチ組立
    体。
  2. 【請求項2】前記他の軸受がアンギュラ・コンタクト軸
    受である請求の範囲第1項に記載のクラッチ組立体。
  3. 【請求項3】前記第1クラッチ板から第2クラッチ板へ
    のトルク伝達は、クラッチが滑動し始める時に最大であ
    り、伝達されたトルクはクラッチの滑動が継続するにつ
    れて低下し、前記表面のくぼみは顕著でなくするように
    構成されている請求の範囲第1あるいは第2項に記載の
    クラッチ組立体。
  4. 【請求項4】アンギュラ・コンタクト軸受が組み合って
    いるレースを弾性的に変形せしめるように構成されてい
    る請求の範囲第2あるいは第3項に記載のクラッチ組立
    体。
  5. 【請求項5】スプロケットがコンベヤー駆動手段を構成
    しているエンドレス駆動チェーンと駆動可能に係合して
    いる請求の範囲第1項から第4項までのいずれの項にも
    記載のクラッチ組立体。
  6. 【請求項6】第1クラッチ板がスプロケットの面により
    構成されている請求の範囲第1項から第5項までのいず
    れの項にも記載のクラッチ組立体。
  7. 【請求項7】スラスト手段が軸スリーブの外ねじ部と係
    合しているスラストナットである請求の範囲第1項から
    第6項までのいずれの項にも記載のクラッチ組立体。
  8. 【請求項8】スプロケットがアセタールなどの低摩擦
    性、熱可塑性材製である請求の範囲第1項から第7項ま
    でのいずれの項にも記載のクラッチ組立体。
  9. 【請求項9】被駆動部材が、ローラに固定されかつ回転
    可能である駆動軸である請求の範囲第1項から第8項ま
    でのいずれの項にも記載のクラッチ組立体。
  10. 【請求項10】第2クラッチ板がリテーニング・リング
    の面により構成され、リテーニング・リングがスラスト
    手段と軸受との間に配置されている請求の範囲第9項に
    記載のクラッチ組立体。
  11. 【請求項11】リテーニング・リングがアセタールなど
    の低摩擦性、熱可塑性材製である請求の範囲第9あるい
    は第10項に記載のクラッチ組立体。
  12. 【請求項12】軸スリーブがアセタールのような低摩擦
    性、熱可塑性材製である請求の範囲第1項から第11項ま
    でのいずれの項にも記載のクラッチ組立体。
  13. 【請求項13】軸受の転動要素が自浄性、高クローム特
    殊鋼製のボールである請求の範囲第1項から第12項まで
    のいずれの項にも記載のクラッチ組立体。
  14. 【請求項14】複数のローラと、ローラ駆動用のコンベ
    ヤー駆動手段と、コンベヤー駆動手段と各ローラとの間
    の各クラッチ組立体とより成り、各クラッチ組立体が請
    求の範囲第1項から第13項までのいずれの項にも記載さ
    れている通りである滞積ローラコンベヤー。
  15. 【請求項15】コンベヤー駆動手段が、クラッチ組立体
    のスプロケットと駆動可能に係合しているエンドレス駆
    動チェーンである請求の範囲第14項に記載のコンベヤ
    ー。
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