JP2689280B2 - 多ピン部品の挿入方法 - Google Patents

多ピン部品の挿入方法

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は基板Aに遊嵌された多数のピンを、基板Bに
設けた穴内に挿入する多ピン部品の挿入方法に関する。
(従来の技術) 従来、多数のピンを基板等に挿入するには1本ずつ挿
入していたが、この方法ではピン数が多くなると時間が
かかるという欠点があった。
この欠点を補うために予めピン径より大きな穴径す有
する基板Aにピンを収納させておき、この基板Aと同一
パターンで形成され前記ピン径に相当する穴径を有する
基板Bを重ねて、振動等を支えて同時にピンを基板Bに
挿入するようにしていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記方法を機械的に処理しようとする
には、基板Bを確実に基板A上に位置決めしなければな
らず、また、やっと位置決めしたにもかかわらず基板A
のピンに倒れ等があって、ピッチ不揃えがあると基板B
に挿入することができない場合もあった。このため、ピ
ッチの不揃えを検出して精度の高い位置決めを行うに
は、コストや挿入速度等の点で困難を伴うものとなって
いた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、基板Aに収納された多数のピンを効率
的に基板Bに挿入する多ピン部品の挿入方法を提案しよ
うとするものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するための本発明の多ピン部品の挿入
方法は、ピン径より大きな穴径を有し、多数ピンが配列
可能な所定パターンの基板Aを水平に設置し、ピン径と
略同じ穴径を有し基板Aと同一のパターンの基板Bを6
軸姿勢制御装置に取付け、この基板Bの一隅を前記基板
Aに近接して傾け、原点となる位置のピンを基板Bに挿
入してその接触圧を検出し、このピンを基準としてX方
向の第1列を挿入してX方向の水平を確認し、次に基板
BをY方向に傾斜せしめて基板A上に被せてY方向の水
平を確認するようにしたことを特徴とするものである。
(作用) 上記した方法による本発明の多ピン部品の挿入方法
は、原点となる基板Aの一隅のピンに基板Bの対応する
穴を合わせて接触圧を検出し、次に第1列となるX方向
のピンの挿入を行わせて水平確認し、最後にY方向のピ
ンを挿入して水平確認を行うので、基板Bへの多数ピン
の挿入は確実に行われ、且つピンと基板Bとの環境を損
なうことなく効率的に挿入することができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図ないし第4図によっ
て説明する。
第1図は多ピン部品の挿入に関するアルゴリズムであ
る。ここに用いられている基板Aは、予め設定してある
パターンに従って、ピン1を収納するための穴2が穿設
してある。この穴2はピン径より大きな穴径をなしてい
て、ピン1はこれらの穴2内にそれぞれ収納されてあ
る。この基板Aは図示していない例えば6軸姿勢制御装
置のベッド上に水平に載置されている。
一方、基板Bは基板Aと同じ大きさに作られてあっ
て、基板Aに設けられたパターンと同じに形成され、前
記ピン1のピン径と略同じ穴径の穴3が設けてある。そ
して、この基板Bは6軸姿勢制御装置の作動部に取付け
られてあって、該装置によってX、Y、Z方向とX、
Y、Z方向を軸として回転されるようになっている。
このような6軸姿勢制御装置によって基板Bは以下の
ように作動される。
スタートによって基板Bはその原点となる一隅の穴
3−1と基板Aの原点であるピン1−1とが合わせられ
るように、角度θ、θを傾けて基板Aに接近される
(第1図(a))。
基板Bが基板Aに傾斜状態θ、θを保って降下
され、ピン1−1が前記穴3−1に挿入されたとき接触
圧が検出される(第1図(b))。
この接触圧の検出によってピン1−1が穴3−1に
挿入されたことが確認されると、基板BはX軸の周りに
トルクTYが与えられ傾きの変位θ→Oとなると、原点
を含めた端1列の各ピンが基板Bの当該する穴内に挿入
される。この端1列の各ピンの挿入はθ=Oになった
ことで確認される(第1図(c))。
次に基板Bは傾きの変位θ→Oになるように倒さ
れ、基板Bは基板A上に被さる。このときの水平確認は
θ=Oになったことで確認され、基板Aの収納された
多数のピンは全て基板Bに挿入される(第1図
(d))。
上記した作動をフローチャートで示すと第2図のよう
になる。
すなわち、接触圧の検出結果、θの水平確認、θ
の水平確認のうち1つでもNOであると、その場合はその
前の工程へ戻されて再作動される。そして、全ピンの挿
入確認が行われ、OKになると、挿入は完全であるという
表示により基板Bは姿勢制御装置より外される。
第3図は上記工程と各作動状態の変位とを示したシー
ケンス図である。
第3図(1)のように、1ピン挿入の過程で挿入方向
の力F2が大きくなり、ある程度以上大きくなったとき、
次の段階に進む。そして、 第1のピン挿入以後は挿入方向の力F2は一定圧で作用
し、第3図(2)のように第1列挿入時にはθの傾き
が減少すると共に、Y軸の周りにかけるトルクTYはフル
になることを示している(第3図(3)参照)。次に全
列を挿入するため、第3図(5)に示すようにX軸の周
りにトルクTXがかけられ、これにより第3図(4)に示
すように、初期設定値θX0であった傾きが零付近に落ち
着く。全ピン挿入後はFZのみ一定で他のものは全てOに
なって挿入工程は終了される。
第4図は穴かピンのいずれかが面取りしてあれば挿入
の容易となる例で、図中3−1は基板Bの原点となる穴
で、この穴3−1を初めとし基板Bに設けた穴3の全て
に面取りが施してあれば挿入は容易となる。または、基
板Aは収納されたピン1で基板Bに挿入されるピンの先
端部に面取り状の丸味を持たせておけば挿入は容易とな
る。
(発明の効果) 以上説明したように本発明の多ピン部品の挿入方法
は、ピン径より大きな穴径を有し、多数ピンが配列可能
な所定パターンの基板Aを水平に設置し、ピン径と略同
じ穴径を有し基板Aと同一のパターンの基板Bを6軸姿
勢制御装置に取付け、この基板Bの一隅を前記基板Aに
近接して傾け、原点となる位置のピンを基板Bに挿入し
てその接触圧を検出し、このピンを基準としてX方向の
第1列を挿入してX方向の水平を確認し、次に基板Bを
Y方向に傾斜せしめて基板A上に被せてY方向の水平を
確認するようにしたことにより、基板Aに収納された多
数のピンは効率的に確実に基板Bに挿入させることがで
きる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例で、第1図
(a)〜(d)は多ピン部品の挿入アルゴリズムを示す
説明図、第2図は多ピン部品の挿入方法のフローチャー
ト図、第3図は多ピン部品の挿入方法におけるシーケン
ス図、第4図は基板Bとピンとの要部拡大斜視図であ
る。 1……ピン 2、3……穴 A……基板 B……基板

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ピン径より大きな穴径を有し多数ピンが配
    列可能な所定パターンの基板Aを水平に設置し、ピン径
    と略同じ穴径を有し基板Aと同一パターンの基板Bを6
    軸姿勢制御装置に取付け、この基板Bの一隅を前記基板
    Aに近接して傾け、原点となる位置のピンを基板Bに挿
    入してその接触圧を検出し、このピンを基準としてX方
    向の第1列を挿入してX方向の水平を確認し、次に基板
    BをY方向に傾斜せしめて基板A上に被せてY方向の水
    平を確認するようにしたことを特徴とする多ピン部品の
    挿入方法。
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JP2768210B2 (ja) * 1992-05-29 1998-06-25 株式会社デンソー ワークの嵌合方法及び嵌合装置
JP4603574B2 (ja) * 2007-11-27 2010-12-22 ファナック株式会社 嵌合用ロボットシステム

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