JP2688594B2 - 電池駆動式メトロノーム - Google Patents

電池駆動式メトロノーム

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JP2688594B2
JP2688594B2 JP18283293A JP18283293A JP2688594B2 JP 2688594 B2 JP2688594 B2 JP 2688594B2 JP 18283293 A JP18283293 A JP 18283293A JP 18283293 A JP18283293 A JP 18283293A JP 2688594 B2 JP2688594 B2 JP 2688594B2
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真 谷中
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電池駆動式メトロノー
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電池駆動式メトロノームにおいて
は、電池を駆動電源とする電磁駆動装置によって往復揺
動駆動される振り竿の上部が枠体の外方に露見するよう
に設けてあり、上記枠体には、不使用時に上記振り竿を
係止する係止部と、上記駆動電源の電磁駆動装置への供
給・停止を制御する電源スイッチとが無関係にそれぞれ
別々に設けてあるものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電池駆動式
のものの以前にゼンマイ駆動式のものがあり、この場合
には振り竿を係止部に係止することにより内部機構の作
動が停止されるので、単に振り竿を係止部に係脱する動
作のみによって、振り竿の動作を制御できた。しかし、
上記従来の電池駆動式メトロノームは、振り竿を駆動す
る際には、振り竿を係止部から外した上で電源スイッチ
をオンにして電磁駆動装置へ駆動電源を供給し、振り竿
を停止する際には、振り竿を係止部に係止した上で電源
スイッチをオフにしなければならない。すなわち、振り
竿を係止部に係脱する動作と、電源スイッチをオン・オ
フする動作とを共に別々に行わなければならず、そのた
め操作が煩わしくなっていた。また、メトロノームの不
使用時に電源スイッチをオフにするのを忘れることがあ
り、電源を無駄に消費することもあった。
【0004】そこで本発明の目的は、振り竿を係止部に
係脱する操作以外に何らの操作も必要とせずに、電源の
供給・停止を制御できる電池駆動式メトロノームを提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電池駆動式メトロノームは、電池を駆動電
源とする電磁駆動装置によって往復揺動駆動される振り
竿の上部が枠体の外方に露見するように設けてあり、枠
体には、不使用時に上記振り竿を係止する係止部が設け
てあり、係止部には、振り竿の係脱により駆動電源の電
磁駆動装置への供給・停止を制御する電源スイッチが設
けてある。この電源スイッチは、振り竿が係止部に係止
されているときには駆動電源の電磁駆動装置への供給を
停止し、振り竿が係止部から外されているときには駆動
電源を駆動装置へ供給するようにしてある。
【0006】
【作用】振り竿を係止部に係止すると自動的に電源スイ
ッチが切れ、駆動電源の電磁駆動装置への供給は停止
し、振り竿を係止部から外すと自動的に電源スイッチが
入り、駆動電源が電磁駆動装置へ供給される。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例を、図1〜図2を参照
して説明する。図1に示すように、前枠1はネジ15,
15によって後枠2と一体の柱2d,2dに取り付けて
あり、この前枠1の下部には前方に突出した突出部1a
が形成してある。突出部1aに対向する位置に、後枠2
と一体的に軸受2aと柱2b,2bとが設けてあり、ネ
ジ22,22によって柱2b,2bに支持板5が取り付
けてある。軸受2aと支持板5とによって支持軸4が回
動自在に軸受されている。この支持軸4に、振り竿3が
垂直に固着してある。
【0008】支持軸4から上方へ延伸する振り竿3の上
部3aは、突出部1aの上面の開口1bから突出して、
前枠1上部の前方に露見している。この振り竿3の上部
3aには長手方向に上下動自在に周期調整用重り18が
設けてある。また、振り竿3の不使用時に上部3aの先
端部を係止する係止部16が、前枠2の上部中央に一体
的に設けてある。
【0009】また、支持軸4から下方へ延伸する振り竿
3の下部3bの、後枠2に対向する面には、真鍮等で形
成した重り6が固着してあり、この重り6の中心に永久
磁石7が埋設してある。この永久磁石7に対向する位置
には、間隙をおいて永久磁石7とともに電磁駆動装置を
構成するコイル8が設けてあり、このコイル8は後枠2
と一体の柱(図示せず)に固定してある回路基板9に取
り付けてある。回路基板9上には、周期調整用重り18
の位置に応じて振り竿3の揺動駆動周期を制御する回路
及びその周期に合わせて電子音を作る回路のための電子
回路素子10が実装してある。
【0010】後枠2と一体的に形成された駆動用電池ケ
ース19には駆動電源となる電池20が収納してあり、
蓋21によって覆ってある。電池20から電流をコイル
8へ供給し、または供給を停止するための電源スイッチ
として、係止部16の裏面側にマイクロスイッチ17が
設けてある。このマイクロスイッチ17は、いわゆるb
接点(break contact) タイプのもので、図2に示すよう
に、押圧部17aを有し、この押圧部17aを押すとオ
フとなり、この押圧部17aを開放するとオンする。
【0011】したがって、振り竿3が係止部16に係止
されている図1の実線状態の時には、押圧部17aが振
り竿3の先端により押圧されているので、電池20から
電流がコイル8へ供給されない。また、振り竿3が係止
部16から外されている図2の状態(図1の想像線状
態)の時には、押圧部17aが開放されるので電池20
からの電流がコイル8へ供給される。
【0012】スピーカ11は後枠2の上部にスピーカ取
り付け板13を介して固定してあり、このスピーカ取り
付け板13は、後枠2と一体の柱2c,2cにネジ12
によって取り付けてある。後枠2のスピーカ11が接す
る部分には複数の放音孔14が設けてある。
【0013】次に、上記構成を有する実施例の動作を説
明する。メトロノームを使用しないときは、振り竿3を
係止部16に係止する。この振り竿3によって押圧部1
7aが押圧されてマイクロスイッチ17がオフとなり、
電池20から電流がコイル8へ供給されることはない。
メトロノームを使用するときは、振り竿3を係止部16
から外す。これにより押圧部17aは開放されてマイク
ロスイッチ17がオンとなり、電池20からの電流がコ
イル8へ供給される。
【0014】このようにメトロノームは、使用時、不使
用時のいずれにおいても、単に振り竿3を係止部16か
ら外し、または係止するのみでよく、他に電源スイッチ
をオン・オフする手間を要しない。なお、電源スイッチ
は、マイクロスイッチ17に代えて光学式、磁気感応
式、静電容量式等の非接触型のスイッチを使用しても良
い。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、上記構成により、振り
竿を係止部に係止すると電源スイッチが切れ、駆動電源
は電磁駆動装置へ供給されず、振り竿を係止部から外す
と電源スイッチが入り、駆動電源は駆動装置へ供給され
る。したがって、メトロノームの使用時、不使用時に振
り竿を係止部に係脱する操作以外に何らの操作も必要で
なく、操作の煩雑さが排除できる。またメトロノームの
不使用時にスイッチの切り忘れがないので電源を無駄に
消費することがなく経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】図1の一部拡大断面図である。
【符号の説明】
1,2 枠体(前枠,後枠) 3 振り竿 3a 振り竿の上部 7 永久磁石 8 コイル 16 係止部 17 電源スイッチ(マイクロスイッチ) 20 駆動電源(電池)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池を駆動電源とする電磁駆動装置によ
    って往復揺動駆動される振り竿の上部が枠体の外方に露
    見するように設けてあり、 上記枠体には、不使用時に上記振り竿を係止する係止部
    が設けてあり、 上記係止部には、上記振り竿の係脱により上記駆動電源
    の上記電磁駆動装置への供給・停止を制御する電源スイ
    ッチが設けてあり、 上記電源スイッチを介して、上記振り竿が上記係止部に
    係止されているときには上記駆動電源の上記電磁駆動装
    置への供給を停止し、上記振り竿が上記係止部から外さ
    れているときには上記駆動電源を上記電磁駆動装置へ供
    給するようにしてあることを特徴とする電池駆動式メト
    ロノーム。
JP18283293A 1993-07-23 1993-07-23 電池駆動式メトロノーム Expired - Fee Related JP2688594B2 (ja)

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