JP2687275B2 - アクセサリーの製法 - Google Patents
アクセサリーの製法Info
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- JP2687275B2 JP2687275B2 JP25912593A JP25912593A JP2687275B2 JP 2687275 B2 JP2687275 B2 JP 2687275B2 JP 25912593 A JP25912593 A JP 25912593A JP 25912593 A JP25912593 A JP 25912593A JP 2687275 B2 JP2687275 B2 JP 2687275B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、リュックサック、袋
物、鞄等物に止着して同物を美化する等の用に供するソ
フトな立体アクセサリーの製法に関する。
物、鞄等物に止着して同物を美化する等の用に供するソ
フトな立体アクセサリーの製法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ビニールの下シートとビニールの
スポンジ状中シートとビニールの上シートとを重合した
のちこれ等重合状態の上・中・下シートに高周波接着手
段の刃部による溶断および圧縮溶着を施すことによって
得た立体的ワッペンは、特公昭４８−３３３６０号公報
によって開示されている。
スポンジ状中シートとビニールの上シートとを重合した
のちこれ等重合状態の上・中・下シートに高周波接着手
段の刃部による溶断および圧縮溶着を施すことによって
得た立体的ワッペンは、特公昭４８−３３３６０号公報
によって開示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術におい
て述べたワッペンは、スポンジ状中シートの膨張力によ
り上シートを膨出して立体部分を形成しているものであ
って膨出量（凹凸差）がそれ程大きくなっていないもの
であった。
て述べたワッペンは、スポンジ状中シートの膨張力によ
り上シートを膨出して立体部分を形成しているものであ
って膨出量（凹凸差）がそれ程大きくなっていないもの
であった。
【０００４】本発明は膨出量（凹凸差）の大きいソフト
な立体部分をもつ新規のアクセサリーを得る製法を提供
することを目的とする。
な立体部分をもつ新規のアクセサリーを得る製法を提供
することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決しょうとする手段】上記目的を達成するた
めに本発明に係わるアクセサリーの製法は、凹型部を合
せ面に有する一方型と凸型部を合せ面に有する他方型か
らなる金型を用意し、またこれとは別個に予め外面にプ
リントを施したメリヤス等布を熱可塑性軟質合成樹脂製
のシート状スポンジの外面にラミネートした素材を用意
し、然るのち、この素材を上記両方型の間にメリヤス等
布が完成時に外側となる伸展状態として挟入し、この挟
入後に両方型を加熱・加圧状態として一定時間保持し、
この保持後に冷却して型抜きするようにしたものであ
る。
めに本発明に係わるアクセサリーの製法は、凹型部を合
せ面に有する一方型と凸型部を合せ面に有する他方型か
らなる金型を用意し、またこれとは別個に予め外面にプ
リントを施したメリヤス等布を熱可塑性軟質合成樹脂製
のシート状スポンジの外面にラミネートした素材を用意
し、然るのち、この素材を上記両方型の間にメリヤス等
布が完成時に外側となる伸展状態として挟入し、この挟
入後に両方型を加熱・加圧状態として一定時間保持し、
この保持後に冷却して型抜きするようにしたものであ
る。
【０００６】
【実施例】本発明の実施例を図面に依拠して説明する。
先ず、下面に凹型部１を有する上型２と上面に凸型部３
を有する下型４から成る金型を用意する。また、これと
は別個に予め外面にプリント５を施した綿のメリヤス６
をビニール等熱可塑性軟質合成樹脂製のシート状スポン
ジ７の外面にラミネートした素材８を用意する。然るの
ち、この素材８を上記上・下型２、４の間にメリヤス６
が上側となった伸展状態として挟入する（図１参照）。
この挟入後に上・下型２、４を加熱・加圧状態（図２参
照）として当該加熱・加圧状態を所定の時間、すなわち
素材８のシート状スポンジ７が凹・凸型部３による加熱
・加圧成形が完了する時間まで保持し、この保持後に冷
却し金型を開いて加熱・加圧成形品９を取り出す。この
成形品９から余剰部１０を切除して立体アクセサリー１
１を完成し、このアクセサリー１１をリュックサック１
２の外面に止着したものである。
先ず、下面に凹型部１を有する上型２と上面に凸型部３
を有する下型４から成る金型を用意する。また、これと
は別個に予め外面にプリント５を施した綿のメリヤス６
をビニール等熱可塑性軟質合成樹脂製のシート状スポン
ジ７の外面にラミネートした素材８を用意する。然るの
ち、この素材８を上記上・下型２、４の間にメリヤス６
が上側となった伸展状態として挟入する（図１参照）。
この挟入後に上・下型２、４を加熱・加圧状態（図２参
照）として当該加熱・加圧状態を所定の時間、すなわち
素材８のシート状スポンジ７が凹・凸型部３による加熱
・加圧成形が完了する時間まで保持し、この保持後に冷
却し金型を開いて加熱・加圧成形品９を取り出す。この
成形品９から余剰部１０を切除して立体アクセサリー１
１を完成し、このアクセサリー１１をリュックサック１
２の外面に止着したものである。
【０００７】上記プリント５は立体化による変形によっ
て醜状を呈してしまうことのないように工夫することが
望ましい。また、リュックサック１２の外面に取付ける
場合、アクセサリー１１の中に中綿を蔵することもでき
る。更に、一方型の合せ面に凹型部および凸型部を、ま
た他方型の合せ面に凸型部および凹型部を設ける場合も
ある。
て醜状を呈してしまうことのないように工夫することが
望ましい。また、リュックサック１２の外面に取付ける
場合、アクセサリー１１の中に中綿を蔵することもでき
る。更に、一方型の合せ面に凹型部および凸型部を、ま
た他方型の合せ面に凸型部および凹型部を設ける場合も
ある。
【０００８】
【作用】熱可塑性軟質合成樹脂製シート状スポンジ７
は、上記加熱・加圧の場合には半溶融化し且つ薄肉化
し、当該加熱・加圧後の冷却の場合には薄肉化状態およ
び凹・凸型部１、３による変形状態に固化する。
は、上記加熱・加圧の場合には半溶融化し且つ薄肉化
し、当該加熱・加圧後の冷却の場合には薄肉化状態およ
び凹・凸型部１、３による変形状態に固化する。
【０００９】
【発明の効果】本発明製法によるときには、型による加
熱・加圧成形によって得た、膨出量（凹凸差）の大きい
ソフトな凹凸をもつ立体のアクセサリーを容易且つ確実
に完成することができる。
熱・加圧成形によって得た、膨出量（凹凸差）の大きい
ソフトな凹凸をもつ立体のアクセサリーを容易且つ確実
に完成することができる。
【図１】本発明に係わるアクセサリーの製法の実施例を
示すものであって、上・下型間に素材を挟入した状態の
断面図である。
示すものであって、上・下型間に素材を挟入した状態の
断面図である。
【図２】同じく加熱・加圧状態の断面図である。
【図３】成形品を示す断面図である。
【図４】成形品をリュックサックに取付けた状態を示す
斜視図である。
斜視図である。
１ 凹型部 ２ 上型 ３ 凸型部 ４ 下型 ５ プリント ６ メリヤス ７ シート状スポンジ ８ 素材 ９ 成形品 １０ 余剰部 １１ アクセサリー １２ リュックサック
Claims (1)
- 【請求項１】 凹型部を合せ面に有する一方型と凸型部
を合せ面に有する他方型からなる金型を用意し、またこ
れとは別個に予め外面にプリントを施したメリヤス等布
を熱可塑性軟質合成樹脂製のシート状スポンジの外面に
ラミネートした素材を用意し、然るのち、この素材を上
記両方型の間にメリヤス等布が完成時に外側となる伸展
状態として挟入し、この挟入後に両方型を加熱・加圧状
態として一定時間保持し、この保持後に冷却して型抜き
することを特徴とするアクセサリーの製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25912593A JP2687275B2 (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | アクセサリーの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25912593A JP2687275B2 (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | アクセサリーの製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0789299A JPH0789299A (ja) | 1995-04-04 |
| JP2687275B2 true JP2687275B2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=17329672
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25912593A Expired - Fee Related JP2687275B2 (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | アクセサリーの製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2687275B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100768545B1 (ko) * | 2007-01-22 | 2007-10-19 | (주)티 에스 에이 콜렉션 | 직물의 둥근마루무늬 형성장치 |
| CN104742635B (zh) * | 2015-04-24 | 2018-01-05 | 重庆壹秋堂文化传播有限公司 | 采用布艺制作立体制品的工艺方法 |
-
1993
- 1993-09-22 JP JP25912593A patent/JP2687275B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0789299A (ja) | 1995-04-04 |
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Legal Events
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| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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