JP2686962B2 - 弾球遊技機の景品玉払出装置 - Google Patents
弾球遊技機の景品玉払出装置Info
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- JP2686962B2 JP2686962B2 JP63137916A JP13791688A JP2686962B2 JP 2686962 B2 JP2686962 B2 JP 2686962B2 JP 63137916 A JP63137916 A JP 63137916A JP 13791688 A JP13791688 A JP 13791688A JP 2686962 B2 JP2686962 B2 JP 2686962B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、弾球遊技機の裏面に配設される機構板に
設けられ、かつ景品玉を収納するための景品玉収納筒
と、該景品玉収納筒の上下方向に設けられた上方弁及び
下方弁と、該上方弁及び下方弁を交互に開閉する開閉機
構と、を有する景品玉払出装置に関するものである。
設けられ、かつ景品玉を収納するための景品玉収納筒
と、該景品玉収納筒の上下方向に設けられた上方弁及び
下方弁と、該上方弁及び下方弁を交互に開閉する開閉機
構と、を有する景品玉払出装置に関するものである。
[従来の技術] 周知のように、パチンコ玉を弾発して遊技する弾球遊
技機、例えば、パチンコ遊技機においては、入賞玉が発
生するごとに所定個数の景品玉を払い出すようになって
いる。この所定個数の景品玉の払出は、パチンコ遊技機
の裏面に配設される機構板に設けられる景品玉払出装置
によってなされる。しかして、景品玉払出装置は、一般
的に、景品玉を収納するための景品玉収納筒と、該景品
玉収納筒の上下方向に設けられた上方弁及び下方弁と、
該上方弁及び下方弁を交互に開閉する開閉機構と、から
構成されている。
技機、例えば、パチンコ遊技機においては、入賞玉が発
生するごとに所定個数の景品玉を払い出すようになって
いる。この所定個数の景品玉の払出は、パチンコ遊技機
の裏面に配設される機構板に設けられる景品玉払出装置
によってなされる。しかして、景品玉払出装置は、一般
的に、景品玉を収納するための景品玉収納筒と、該景品
玉収納筒の上下方向に設けられた上方弁及び下方弁と、
該上方弁及び下方弁を交互に開閉する開閉機構と、から
構成されている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、従来から遊技盤の種類によって景品玉数を
異なるようにしたパチンコ遊技機が提供されている。し
かして、このような遊技盤をパチンコ遊技機本体に適用
した場合には、機構板に設けられる景品玉払出装置の払
出数を変更しなければならないが、従来においては、景
品玉払出装置そのものを交換したり、あるいは、下方弁
だけを取り外して交換したりしていた。このため、取り
替え作業が煩わしく、かつ交換すべき景品玉払出装置や
下方弁を別に複数用意して管理しなければならず、その
保管及び管理が大変であるという問題があった。
異なるようにしたパチンコ遊技機が提供されている。し
かして、このような遊技盤をパチンコ遊技機本体に適用
した場合には、機構板に設けられる景品玉払出装置の払
出数を変更しなければならないが、従来においては、景
品玉払出装置そのものを交換したり、あるいは、下方弁
だけを取り外して交換したりしていた。このため、取り
替え作業が煩わしく、かつ交換すべき景品玉払出装置や
下方弁を別に複数用意して管理しなければならず、その
保管及び管理が大変であるという問題があった。
この発明は、上記した問題点に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、景品玉数の変更に際し、その
変更作業が容易であって、且つ交換用の景品玉払出装置
や下方弁の管理を必要としない弾球遊技機の景品玉払出
装置を提供することにある。
その目的とするところは、景品玉数の変更に際し、その
変更作業が容易であって、且つ交換用の景品玉払出装置
や下方弁の管理を必要としない弾球遊技機の景品玉払出
装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記した目的を達成するために、この発明に係る景品
玉払出装置は、景品玉払出装置の下方弁に、景品玉収納
筒内に突入して受け入れた景品玉を停止させる玉停止部
材と、該玉停止部材が上下方向に移動自在であって、か
つパチンコ玉の直径とほぼ等しい位置間隔をおいて係止
される複数の係止部とを形成し、前記玉停止部材には、
前記係止部と係合する被係止部を形成し、所定の位置で
前記係止部と被係止部とが係止された状態で前記玉停止
部材を前記下方弁に止着手段で止着して構成されるもの
である。
玉払出装置は、景品玉払出装置の下方弁に、景品玉収納
筒内に突入して受け入れた景品玉を停止させる玉停止部
材と、該玉停止部材が上下方向に移動自在であって、か
つパチンコ玉の直径とほぼ等しい位置間隔をおいて係止
される複数の係止部とを形成し、前記玉停止部材には、
前記係止部と係合する被係止部を形成し、所定の位置で
前記係止部と被係止部とが係止された状態で前記玉停止
部材を前記下方弁に止着手段で止着して構成されるもの
である。
[作 用] 払い出す景品玉数を少なくしようとするときには、玉
停止部材を下方弁に形成された係止部に沿って上昇さ
せ、玉停止部材の被係止部を下方弁の所定の係止部に係
合させることにより確実に景品玉収納筒内に収納される
景品玉数を少なくすることができる。また、払い出す景
品玉数を多くしようとするときには、玉停止部材を前記
係止部に沿って下降させ、玉停止部材の被係止部を下方
弁の所定の係止部に係合させることにより確実に景品玉
収納筒内に収納される景品玉数を多くすることができ
る。
停止部材を下方弁に形成された係止部に沿って上昇さ
せ、玉停止部材の被係止部を下方弁の所定の係止部に係
合させることにより確実に景品玉収納筒内に収納される
景品玉数を少なくすることができる。また、払い出す景
品玉数を多くしようとするときには、玉停止部材を前記
係止部に沿って下降させ、玉停止部材の被係止部を下方
弁の所定の係止部に係合させることにより確実に景品玉
収納筒内に収納される景品玉数を多くすることができ
る。
[実施例] 以下、図面を参照して、この発明の実施例について説
明する。まず、この実施例が適用される弾球遊技機の一
例としてのパチンコ遊技機について第4図を参照して説
明する。第4図は、パチンコ遊技機の正面図である。図
において、パチンコ遊技機1の額縁状の前面枠2には、
ガラス扉保持枠3が周設され、該ガラス扉保持枠3に
は、ガラス4a,4b(第7図参照)を有するガラス扉4及
び前面板5が一側を軸支されて開閉自在に取り付けられ
ている。ガラス扉4の後方であって、前記前面枠2の裏
面に固定される遊技盤取付枠36(第6図参照)には、遊
技盤6が着脱自在に設けられている。遊技盤6の表面に
は、発射レール83(第7図参照)から誘導された打玉を
誘導するための誘導レール8がほぼ円状に植立されてい
る。そして、誘導レール8によって囲まれた領域が遊技
領域7を構成するものである。遊技領域7のほぼ中央に
は、複数の回転ドラム10a〜10cを有する可変表示装置9
が設けられている。この可変表示装置9には、その上部
に通常入賞口11が設けられると共に、後述する開閉板15
の開閉回数を表示する継続回数表示器12や、後述する始
動入賞口19a〜19cに入賞した記憶個数(最高4個まで)
を表示する始動記憶表示器13等が設けられている。
明する。まず、この実施例が適用される弾球遊技機の一
例としてのパチンコ遊技機について第4図を参照して説
明する。第4図は、パチンコ遊技機の正面図である。図
において、パチンコ遊技機1の額縁状の前面枠2には、
ガラス扉保持枠3が周設され、該ガラス扉保持枠3に
は、ガラス4a,4b(第7図参照)を有するガラス扉4及
び前面板5が一側を軸支されて開閉自在に取り付けられ
ている。ガラス扉4の後方であって、前記前面枠2の裏
面に固定される遊技盤取付枠36(第6図参照)には、遊
技盤6が着脱自在に設けられている。遊技盤6の表面に
は、発射レール83(第7図参照)から誘導された打玉を
誘導するための誘導レール8がほぼ円状に植立されてい
る。そして、誘導レール8によって囲まれた領域が遊技
領域7を構成するものである。遊技領域7のほぼ中央に
は、複数の回転ドラム10a〜10cを有する可変表示装置9
が設けられている。この可変表示装置9には、その上部
に通常入賞口11が設けられると共に、後述する開閉板15
の開閉回数を表示する継続回数表示器12や、後述する始
動入賞口19a〜19cに入賞した記憶個数(最高4個まで)
を表示する始動記憶表示器13等が設けられている。
前記可変表示装置9の下方に開閉扉15を有する可変入
賞球装置14が設けられている。この可変入賞球装置14の
開閉扉15は、前記可変表示装置9の回転ドラム10a〜10c
の組み合せが所定の表示状態(例えば、横方向に「7」
の数字が整列した場合)となったときに、特定遊技状態
となり、所定期間(例えば、30秒経過するまで、あるい
は10個の入賞玉が発生するまで)開放するように設定さ
れている。そして、開閉扉15内に設けられたV入賞口に
入賞してV検出スイッチ16を作動させると前記開閉扉15
が所定時間開放後、再度上記した開放状態を繰り返し、
V入賞口に入賞玉が発生する毎に最高10回繰り返すこと
ができるようになっている。このため、特定遊技状にな
ると、短時間に多量の入賞玉が発生することになる。な
お、開閉扉15の1回の開放中に最高10個の入賞玉の発生
が認められているが、これは、10カウント検出スイッチ
17によって検出され、その検出個数が入賞個数表示器18
によって表示される。
賞球装置14が設けられている。この可変入賞球装置14の
開閉扉15は、前記可変表示装置9の回転ドラム10a〜10c
の組み合せが所定の表示状態(例えば、横方向に「7」
の数字が整列した場合)となったときに、特定遊技状態
となり、所定期間(例えば、30秒経過するまで、あるい
は10個の入賞玉が発生するまで)開放するように設定さ
れている。そして、開閉扉15内に設けられたV入賞口に
入賞してV検出スイッチ16を作動させると前記開閉扉15
が所定時間開放後、再度上記した開放状態を繰り返し、
V入賞口に入賞玉が発生する毎に最高10回繰り返すこと
ができるようになっている。このため、特定遊技状にな
ると、短時間に多量の入賞玉が発生することになる。な
お、開閉扉15の1回の開放中に最高10個の入賞玉の発生
が認められているが、これは、10カウント検出スイッチ
17によって検出され、その検出個数が入賞個数表示器18
によって表示される。
また、前記可変入賞球装置14の上部及び前記可変表示
装置9の左右両側には、前記回転ドラム10a〜10cの回転
を許容する始動入賞口19a〜19Cが設けられている。この
始動入賞口19a〜19cに打玉が入賞すると、始動入賞玉検
出器43a〜43b(第6図参照;ただし、43bだけ省略)に
よって検出されて、その検出信号が遊技制御回路(図示
しない)に送られて回転ドラム10a〜10cを回転するよう
になっている。なお、回転ドラム10a〜10cの回転は、回
転開始から所定時間(例えば、5秒)経過したとき、あ
るいは前面板5に設けられたストップスイッチ28を押圧
したときに停止するようになっている。
装置9の左右両側には、前記回転ドラム10a〜10cの回転
を許容する始動入賞口19a〜19Cが設けられている。この
始動入賞口19a〜19cに打玉が入賞すると、始動入賞玉検
出器43a〜43b(第6図参照;ただし、43bだけ省略)に
よって検出されて、その検出信号が遊技制御回路(図示
しない)に送られて回転ドラム10a〜10cを回転するよう
になっている。なお、回転ドラム10a〜10cの回転は、回
転開始から所定時間(例えば、5秒)経過したとき、あ
るいは前面板5に設けられたストップスイッチ28を押圧
したときに停止するようになっている。
更に、遊技領域7には、前記可変入賞球装置14の左右
側方に風車付入賞口20a,20bが設けられ、また、可変入
賞球装置14の下方両側にも通常入賞口21a,21bが設けら
れている。また、球技領域7を落下する打玉の流下方向
を変化させるために風車22a〜22dも設けられている。こ
のうち風車22a,22bは、いわゆるランプ付風車といわれ
るもので、前記した可変表示装置9の組み合せが所定の
態様となって特定遊技状態となったときに、遊技領域7
の左右両側に設けられた遊技効果ランプ23a,23b及び前
記枠2の上部に設けられた遊技効果ランプ24a,24bとと
もに点灯、あるいは点滅して、その旨を報知するもので
ある。
側方に風車付入賞口20a,20bが設けられ、また、可変入
賞球装置14の下方両側にも通常入賞口21a,21bが設けら
れている。また、球技領域7を落下する打玉の流下方向
を変化させるために風車22a〜22dも設けられている。こ
のうち風車22a,22bは、いわゆるランプ付風車といわれ
るもので、前記した可変表示装置9の組み合せが所定の
態様となって特定遊技状態となったときに、遊技領域7
の左右両側に設けられた遊技効果ランプ23a,23b及び前
記枠2の上部に設けられた遊技効果ランプ24a,24bとと
もに点灯、あるいは点滅して、その旨を報知するもので
ある。
遊技領域7の最下方には、上記したいずれの入賞領域
にも入賞しなかった打玉が遊技盤6の後方に導かれるア
ウト口25が設けられている。
にも入賞しなかった打玉が遊技盤6の後方に導かれるア
ウト口25が設けられている。
また、前面板5の表面には、排出された景品玉を貯留
し、かつ打玉の発射位置に一個宛供給する打球供給皿26
が固定されている。この打球供給皿26の上流側内部の空
間には、スピーカ27が内設され、特定遊技状態となった
ときや、可変表示装置9が回転動作しているときに、そ
の旨を遊技者に知らせる効果音を発生させるようになっ
ている。
し、かつ打玉の発射位置に一個宛供給する打球供給皿26
が固定されている。この打球供給皿26の上流側内部の空
間には、スピーカ27が内設され、特定遊技状態となった
ときや、可変表示装置9が回転動作しているときに、そ
の旨を遊技者に知らせる効果音を発生させるようになっ
ている。
前記前面枠2の下方部には、打球発射装置の一部を構
成する操作ハンドル29や、前記打球供給皿26に貯留しき
れなかった景品玉を貯留するための余剰景品玉受皿30が
設けられている。
成する操作ハンドル29や、前記打球供給皿26に貯留しき
れなかった景品玉を貯留するための余剰景品玉受皿30が
設けられている。
次に、第5図及び第6図(主として、第6図)に基づ
いてパチンコ遊技機1の背面について説明する。図にお
いて、前記前面枠2は、その一側を外枠31に対して開閉
自在に軸支されると共に、その裏面他側には、旋錠装置
32が固定されている。この旋錠装置32の上下には、係合
爪33a,33bが設けられており、前面枠2の前方に形成さ
れる鉤挿通穴34b(第4図参照)に図示しない鉤を差し
込んで開錠カム34aを回動させることにより係合爪33a,3
3bを上下方向に摺動するようになっている。しかして、
この係合爪33a,33bを外枠31の一側上下に固定される係
合片35a,35bに係合させることにより、前面枠2を外枠3
1に対して閉止するようになっており、鉤で開錠カム34a
を回動させて係合爪33a,33bを上昇させることにより、
係合爪33a,33bと係合片35a,35bとの係合を解除して前面
枠2を外枠31から開放するようになっている。また、前
面枠2の裏面には、前記遊技盤6を着脱自在に取り付け
る遊技盤取付枠36が固定されている。遊技盤取付枠36に
は、適宜の位置に後方に向って位置決めボス37a,37bが
突設され、これに遊技盤6に穿設された取付基準穴40a,
40bを嵌込むことにより、遊技盤6が遊技盤取付枠36に
対して正確な位置セットされる。そして、遊技盤取付枠
36に設けられる遊技盤固定具38a〜38dによって遊技盤6
が遊技盤取付枠36に強固に固定されている。なお、遊技
盤6には、前記遊技盤固定具38a〜38c(38dは、除く)
に対応する位置に金属製の保護プレート41a〜41cが固着
され、遊技盤固定具38a〜38cの締め付けに対しても遊技
盤6がへこんだりして締着力が弱まらないようにしてい
る。また、遊技盤取付枠36の下部一側には、前記打球供
給皿26に連通する連通口39が形成されている。
いてパチンコ遊技機1の背面について説明する。図にお
いて、前記前面枠2は、その一側を外枠31に対して開閉
自在に軸支されると共に、その裏面他側には、旋錠装置
32が固定されている。この旋錠装置32の上下には、係合
爪33a,33bが設けられており、前面枠2の前方に形成さ
れる鉤挿通穴34b(第4図参照)に図示しない鉤を差し
込んで開錠カム34aを回動させることにより係合爪33a,3
3bを上下方向に摺動するようになっている。しかして、
この係合爪33a,33bを外枠31の一側上下に固定される係
合片35a,35bに係合させることにより、前面枠2を外枠3
1に対して閉止するようになっており、鉤で開錠カム34a
を回動させて係合爪33a,33bを上昇させることにより、
係合爪33a,33bと係合片35a,35bとの係合を解除して前面
枠2を外枠31から開放するようになっている。また、前
面枠2の裏面には、前記遊技盤6を着脱自在に取り付け
る遊技盤取付枠36が固定されている。遊技盤取付枠36に
は、適宜の位置に後方に向って位置決めボス37a,37bが
突設され、これに遊技盤6に穿設された取付基準穴40a,
40bを嵌込むことにより、遊技盤6が遊技盤取付枠36に
対して正確な位置セットされる。そして、遊技盤取付枠
36に設けられる遊技盤固定具38a〜38dによって遊技盤6
が遊技盤取付枠36に強固に固定されている。なお、遊技
盤6には、前記遊技盤固定具38a〜38c(38dは、除く)
に対応する位置に金属製の保護プレート41a〜41cが固着
され、遊技盤固定具38a〜38cの締め付けに対しても遊技
盤6がへこんだりして締着力が弱まらないようにしてい
る。また、遊技盤取付枠36の下部一側には、前記打球供
給皿26に連通する連通口39が形成されている。
また、遊技盤6の裏面には、前記した各種の入賞口に
入賞した入賞玉を振分け誘導する第1の入賞玉集合カバ
ー体42が取り付けられている。この第1の入賞玉集合カ
バー体42には、前記始動入賞口19a〜19cに入賞した入賞
玉を検出する始動入賞玉検出器43a〜43cや、前記開閉扉
15の開閉を制御するソレノイド44等が取り付けられてい
る。また、第1の入賞玉集合カバー体42の裏面には、図
示しない制御回路基板と遊技盤6に設けられる各種の電
気的機器とを中継する中継端子基板45が取り付けられて
いる。更に、遊技盤6の裏面には、前記第1の入賞玉集
合カバー体42の下方に一点鎖線で示す第2の入賞玉集合
カバー体46が取り付けられるようになっている。この第
2の入賞玉集合カバー体46には、前記始動入賞口のう
ち、中央の始動入賞口19aに接続される誘導通路46aが形
成され、この誘導径路46aの出口が後述する第2の入賞
玉集合空間57に臨むようになっている。この第2の入賞
玉集合空間57に入賞した入賞玉によって払い出される景
品玉数は、後述する第1の入賞玉集合空間51によって集
合せしめられた入賞玉によって払い出される景品玉数
(例えば、13個)よりも少なくなるように設定されてい
る(例えば、7個)。なお、第2の入賞玉集合カバー体
46は、上記のように第2の入賞玉集合空間57に臨ませる
必要のない場合には省略しても良い。
入賞した入賞玉を振分け誘導する第1の入賞玉集合カバ
ー体42が取り付けられている。この第1の入賞玉集合カ
バー体42には、前記始動入賞口19a〜19cに入賞した入賞
玉を検出する始動入賞玉検出器43a〜43cや、前記開閉扉
15の開閉を制御するソレノイド44等が取り付けられてい
る。また、第1の入賞玉集合カバー体42の裏面には、図
示しない制御回路基板と遊技盤6に設けられる各種の電
気的機器とを中継する中継端子基板45が取り付けられて
いる。更に、遊技盤6の裏面には、前記第1の入賞玉集
合カバー体42の下方に一点鎖線で示す第2の入賞玉集合
カバー体46が取り付けられるようになっている。この第
2の入賞玉集合カバー体46には、前記始動入賞口のう
ち、中央の始動入賞口19aに接続される誘導通路46aが形
成され、この誘導径路46aの出口が後述する第2の入賞
玉集合空間57に臨むようになっている。この第2の入賞
玉集合空間57に入賞した入賞玉によって払い出される景
品玉数は、後述する第1の入賞玉集合空間51によって集
合せしめられた入賞玉によって払い出される景品玉数
(例えば、13個)よりも少なくなるように設定されてい
る(例えば、7個)。なお、第2の入賞玉集合カバー体
46は、上記のように第2の入賞玉集合空間57に臨ませる
必要のない場合には省略しても良い。
前記遊技盤取付枠36の一側には、支持金具47a,47bを
介して機構板49が開閉自在に設けられている。この機構
板49は、前記遊技盤6の裏面のほぼ全域を覆うようにも
設けられると共に、通常時において、遊技盤取付枠36に
突設された機構板支持48a〜48cと機構板49に設けられる
機構板固定具50a〜50cとを係止させることによって遊技
盤取付枠36に固定されるようになっている。そして、機
構板49は、周知のように、前記遊技盤6に設けられた入
賞口や入賞球装置等に入賞した入賞玉を1個宛処理し
て、その入賞玉に対応する所定個数(例えば、7個又は
13個)の景品玉を払い出すための各種の機構が設けられ
ているものである。すなわち、機構板49の前面側には、
入賞玉が落下するための第1の入賞玉集合空間51が形成
され、この第1の入賞玉集合空間51の最下方に入賞玉を
一側に集合せしめる第1の入賞玉集合樋52が傾斜して設
けられている。また、第1の入賞玉集合空間51のほぼ中
央には、第5図に示されるように比較的大きな窓開口53
が開設されている。この窓開口53の下方寄りには、窓開
口53を上下に分割する仕切片54が横臥され、その仕切片
54の下方と窓開口53の下辺との間に入賞玉集合空間切換
部材55が着脱自在に取り付けられるようになっている。
この入賞玉集合空間切換部材55は、第7図に示すよう
に、底面壁55aと側面壁55bとからなる断面「L」字状と
なっている。しかして、側面壁55bを第7図に示すよう
に仕切片54と同一平面となるように取り付けた場合に
は、機構板49の裏面には、前記第1の入賞玉集合空間51
だけが形成されることにより、側面壁55bを第8図に示
すように仕切片54と離れて取り付けた場合には、仕切片
54の下方に第1の入賞玉集合空間51と第2の入賞玉集合
空間57とが前後方向に重複して形成されることになる。
介して機構板49が開閉自在に設けられている。この機構
板49は、前記遊技盤6の裏面のほぼ全域を覆うようにも
設けられると共に、通常時において、遊技盤取付枠36に
突設された機構板支持48a〜48cと機構板49に設けられる
機構板固定具50a〜50cとを係止させることによって遊技
盤取付枠36に固定されるようになっている。そして、機
構板49は、周知のように、前記遊技盤6に設けられた入
賞口や入賞球装置等に入賞した入賞玉を1個宛処理し
て、その入賞玉に対応する所定個数(例えば、7個又は
13個)の景品玉を払い出すための各種の機構が設けられ
ているものである。すなわち、機構板49の前面側には、
入賞玉が落下するための第1の入賞玉集合空間51が形成
され、この第1の入賞玉集合空間51の最下方に入賞玉を
一側に集合せしめる第1の入賞玉集合樋52が傾斜して設
けられている。また、第1の入賞玉集合空間51のほぼ中
央には、第5図に示されるように比較的大きな窓開口53
が開設されている。この窓開口53の下方寄りには、窓開
口53を上下に分割する仕切片54が横臥され、その仕切片
54の下方と窓開口53の下辺との間に入賞玉集合空間切換
部材55が着脱自在に取り付けられるようになっている。
この入賞玉集合空間切換部材55は、第7図に示すよう
に、底面壁55aと側面壁55bとからなる断面「L」字状と
なっている。しかして、側面壁55bを第7図に示すよう
に仕切片54と同一平面となるように取り付けた場合に
は、機構板49の裏面には、前記第1の入賞玉集合空間51
だけが形成されることにより、側面壁55bを第8図に示
すように仕切片54と離れて取り付けた場合には、仕切片
54の下方に第1の入賞玉集合空間51と第2の入賞玉集合
空間57とが前後方向に重複して形成されることになる。
また、第7図及び第8図に示すように機構板49の後面
側であって、前記窓開口53の下辺に沿って第2の入賞玉
集合空間を構成する第2集合空間形成部材56が取り付け
られている。また、第2集合空間形成部材56の底面が第
2の入賞玉集合樋58となって、第2の入賞玉集合空間57
内に入賞した入賞玉を一側に集合せしめるようになって
いる。したがって、窓開口53の下辺より下方の部分に
は、第1の入賞玉集合空間51と第2の入賞玉集合空間57
とが前後方向に重複して形成されており、これが前記入
賞玉集合空間切換部材55の取付状態を切り換えることに
より、第2の入賞玉集合空間57を閉塞して使用できない
状態と、上方向に拡大して使用できる状態とに切り換る
ことができるようになっている。なお、入賞玉集合切換
部材55は、窓開口53の横幅と同じ長さであるため、第2
の入賞玉集合カバー体46に形成される誘導通路46aを仕
切片54の下方位置まで誘導すれば、その横方向の配置位
置は自由に設計できる。
側であって、前記窓開口53の下辺に沿って第2の入賞玉
集合空間を構成する第2集合空間形成部材56が取り付け
られている。また、第2集合空間形成部材56の底面が第
2の入賞玉集合樋58となって、第2の入賞玉集合空間57
内に入賞した入賞玉を一側に集合せしめるようになって
いる。したがって、窓開口53の下辺より下方の部分に
は、第1の入賞玉集合空間51と第2の入賞玉集合空間57
とが前後方向に重複して形成されており、これが前記入
賞玉集合空間切換部材55の取付状態を切り換えることに
より、第2の入賞玉集合空間57を閉塞して使用できない
状態と、上方向に拡大して使用できる状態とに切り換る
ことができるようになっている。なお、入賞玉集合切換
部材55は、窓開口53の横幅と同じ長さであるため、第2
の入賞玉集合カバー体46に形成される誘導通路46aを仕
切片54の下方位置まで誘導すれば、その横方向の配置位
置は自由に設計できる。
なお、前記窓開口53の上部及び一側開口縁には、機構
板49に設けられる電気的機器に接続される配線が収納さ
れる配線収納部59が形成されている。
板49に設けられる電気的機器に接続される配線が収納さ
れる配線収納部59が形成されている。
前記第1の入賞玉集合樋52及び第2の入賞玉集合樋58
によって集合せしめられた入賞玉は、該入賞玉集合樋5
2、58の下流側で一列に整列されて入賞玉処理装置60に
誘導される。入賞玉処理装置60は、入賞玉を1個宛処理
して後述する景品玉払出装置95を動作させるものである
が、これも、前記入賞玉集合樋52、58と同様に前後方向
に重複して2つ設けられている。しかして、入賞玉処理
装置60は、第1図に示すように入賞玉集合樋52及び58の
出口に対応する位置に玉載置部61a,61bが形成されてい
る。この玉載置部61a,61bの一側には、「L」字状の押
出し部材62a,62bが共通の支軸63を中心にして揺動自在
に設けられて臨んでいる。押出し部材62a,62bには、ス
プリング64a,64bが係止されて、常に玉載置部61a,61bか
ら離れる方向に付勢されていると共に、その上部後端に
当接ローラ65a,65bが設けられている。この当接ローラ6
5a,65bには、1つの駆動モータ66によって回転する回転
カム67a,67bが係合するようになっており、これがため
に回転カム67a,67bの回転により押出し部材62a,62bがス
プリング64a,64bの付勢力に抗して回動し、玉載置部61
a,61bに載置されている入賞玉を他側へ押出すように作
用する。なお、第1図に示す破線で描かれた回転カム67
bは、奥側のものを示し、これは、手前側の回転カム67a
と位相を変えて駆動モータ66の出力軸に固定されてい
る。これにより駆動モータ66の負荷を軽減させている。
によって集合せしめられた入賞玉は、該入賞玉集合樋5
2、58の下流側で一列に整列されて入賞玉処理装置60に
誘導される。入賞玉処理装置60は、入賞玉を1個宛処理
して後述する景品玉払出装置95を動作させるものである
が、これも、前記入賞玉集合樋52、58と同様に前後方向
に重複して2つ設けられている。しかして、入賞玉処理
装置60は、第1図に示すように入賞玉集合樋52及び58の
出口に対応する位置に玉載置部61a,61bが形成されてい
る。この玉載置部61a,61bの一側には、「L」字状の押
出し部材62a,62bが共通の支軸63を中心にして揺動自在
に設けられて臨んでいる。押出し部材62a,62bには、ス
プリング64a,64bが係止されて、常に玉載置部61a,61bか
ら離れる方向に付勢されていると共に、その上部後端に
当接ローラ65a,65bが設けられている。この当接ローラ6
5a,65bには、1つの駆動モータ66によって回転する回転
カム67a,67bが係合するようになっており、これがため
に回転カム67a,67bの回転により押出し部材62a,62bがス
プリング64a,64bの付勢力に抗して回動し、玉載置部61
a,61bに載置されている入賞玉を他側へ押出すように作
用する。なお、第1図に示す破線で描かれた回転カム67
bは、奥側のものを示し、これは、手前側の回転カム67a
と位相を変えて駆動モータ66の出力軸に固定されてい
る。これにより駆動モータ66の負荷を軽減させている。
一方、前記玉載置部61a,61bの他側には、ほぼ「T」
字状の回動部材68a,68bと、ほぼ逆「て」字状のストッ
パー部材69a,69bとが回動自在に軸支されて臨んでい
る。ストッパー部材69a,69bは、その先端が入賞玉集合
樋52、58の出口に臨み、回動部材68a,68bと係合した状
態となっているが、入賞玉が玉載置部61a,61bに落下す
る際に一旦その係合が解除され、入賞玉が玉載置部61a,
61bに載置した状態では、再度係合した状態となる。そ
して、玉載置部61a,61bにある入賞玉が押出し部材62a,6
2bによって押し出される当初に僅かに回動して回動部材
68a,68bとの係合を解除して回動部材68a,68bを回動可能
とし、さらに、入賞玉が押し出されると、次には回動部
材68a,68bによって逆方向に回動せしめられて次の入賞
玉を入賞玉集合樋52、58の出口で係止するように作用す
る。また、回動部材68a,68bは、玉載置部61a,61bにある
入賞玉が押出し部材62a,62bによって押し出されること
により、当該入賞玉と当接して、その押し出し方向に回
動され、回動部材68a,68bの後端に連結された連杆70a,7
0bを上方向に上昇せしめると共に、前述したようにスト
ッパー部材69a,69bを逆方向に回動させて次の入賞玉の
玉載置部61a,61bへの落下を防止するように作用する。
なお、連杆70a,70bは、後述する景品玉払出装置95の作
動部材123a,123bに連結されている。
字状の回動部材68a,68bと、ほぼ逆「て」字状のストッ
パー部材69a,69bとが回動自在に軸支されて臨んでい
る。ストッパー部材69a,69bは、その先端が入賞玉集合
樋52、58の出口に臨み、回動部材68a,68bと係合した状
態となっているが、入賞玉が玉載置部61a,61bに落下す
る際に一旦その係合が解除され、入賞玉が玉載置部61a,
61bに載置した状態では、再度係合した状態となる。そ
して、玉載置部61a,61bにある入賞玉が押出し部材62a,6
2bによって押し出される当初に僅かに回動して回動部材
68a,68bとの係合を解除して回動部材68a,68bを回動可能
とし、さらに、入賞玉が押し出されると、次には回動部
材68a,68bによって逆方向に回動せしめられて次の入賞
玉を入賞玉集合樋52、58の出口で係止するように作用す
る。また、回動部材68a,68bは、玉載置部61a,61bにある
入賞玉が押出し部材62a,62bによって押し出されること
により、当該入賞玉と当接して、その押し出し方向に回
動され、回動部材68a,68bの後端に連結された連杆70a,7
0bを上方向に上昇せしめると共に、前述したようにスト
ッパー部材69a,69bを逆方向に回動させて次の入賞玉の
玉載置部61a,61bへの落下を防止するように作用する。
なお、連杆70a,70bは、後述する景品玉払出装置95の作
動部材123a,123bに連結されている。
玉載置部61a,61bに載置して押出し部材62a,62bに押し
出される入賞玉は、回動部材68a,68bを回動させながら
移動し、遂には、玉載置部61a,61bから外れて入賞玉排
出通路71a,71bに落下する。入賞玉が入賞玉排出通路71
a,71bに落下すると、回動部材68a,68bは、元の方向に回
動して連杆70a,70bを下方向に下降させる。なお、次の
入賞玉は、押出し部材62a,62bが回転カム67a,67bとの係
合を解除されて元の位置に戻ったときに玉載置部61a,61
bに載置されるようになっている。
出される入賞玉は、回動部材68a,68bを回動させながら
移動し、遂には、玉載置部61a,61bから外れて入賞玉排
出通路71a,71bに落下する。入賞玉が入賞玉排出通路71
a,71bに落下すると、回動部材68a,68bは、元の方向に回
動して連杆70a,70bを下方向に下降させる。なお、次の
入賞玉は、押出し部材62a,62bが回転カム67a,67bとの係
合を解除されて元の位置に戻ったときに玉載置部61a,61
bに載置されるようになっている。
前記入賞玉排出通路71a,71bには、その一側に入賞玉
感知部材72a,72bが揺動自在に設けられており、入賞玉
が通過することにより入賞玉感知部材72a,72bが揺動し
て、その後方に位置する入賞玉検出スイッチ73a,73bの
アクチュエータ74a,74bを動作させる。入賞玉検出スイ
ッチ73a,73bが動作すると、景品玉が払い出されたこと
を報知すべく前記遊技盤6に設けられた払出ランプ(図
示しない)が点灯して遊技者に景品玉が払い出されたこ
とを報知する。なお、入賞玉感知部材72a,72bは、入賞
玉との接続時間を長くするために「L」字状に形成され
ている。また、入賞玉感知部材72a,72bを揺動させた入
賞玉は、図示しない管理コンピュータに入賞玉信号を送
るための検出信号用スイッチ75a,75bを作動させた後、
排出口76から後述する玉抜通路91へ排出され、パチンコ
遊技機1外へ排出される。
感知部材72a,72bが揺動自在に設けられており、入賞玉
が通過することにより入賞玉感知部材72a,72bが揺動し
て、その後方に位置する入賞玉検出スイッチ73a,73bの
アクチュエータ74a,74bを動作させる。入賞玉検出スイ
ッチ73a,73bが動作すると、景品玉が払い出されたこと
を報知すべく前記遊技盤6に設けられた払出ランプ(図
示しない)が点灯して遊技者に景品玉が払い出されたこ
とを報知する。なお、入賞玉感知部材72a,72bは、入賞
玉との接続時間を長くするために「L」字状に形成され
ている。また、入賞玉感知部材72a,72bを揺動させた入
賞玉は、図示しない管理コンピュータに入賞玉信号を送
るための検出信号用スイッチ75a,75bを作動させた後、
排出口76から後述する玉抜通路91へ排出され、パチンコ
遊技機1外へ排出される。
一方、機構板49の後面側には、第5図に示すように景
品玉を排出するための各種の機構が設けられている。す
なわち、機構板49の最上部には、図示しない補給機構か
ら補給される景品玉を多数貯留する景品玉タンク77が設
けられている。この景品玉タンク77の下方には、貯留さ
れた景品玉を複数列(3列)に整列させて流下させる景
品玉誘導樋78が設けられている。景品玉誘導樋78の上流
側には、景品玉タンク77内に景品玉が不足したことを感
知する景品玉不足感知板79が揺動自在に設けられ、この
景品玉不足感知板79の揺動を検出する不足検出スイッチ
80が作動したときに、図示しない管理コンピュータに信
号を送り、管理コンピュータから図示しない補給機構に
補給指令信号が送られて景品玉が景品玉タンク77に送ら
れるようになっている。また、景品玉不足感知板79に
は、リンク部材81a〜81cが連結され、景品玉不足感知板
79の揺動動作に伴って第7図に示す打球供給装置として
の玉送り部材82の回動動作を固定する玉送り固定部材84
(第5図参照)を動作させて打球の発射を不可能とする
ようになっている。これにより、景品玉タンク77に景品
玉が貯留されるまで遊技が中断されることとなる。
品玉を排出するための各種の機構が設けられている。す
なわち、機構板49の最上部には、図示しない補給機構か
ら補給される景品玉を多数貯留する景品玉タンク77が設
けられている。この景品玉タンク77の下方には、貯留さ
れた景品玉を複数列(3列)に整列させて流下させる景
品玉誘導樋78が設けられている。景品玉誘導樋78の上流
側には、景品玉タンク77内に景品玉が不足したことを感
知する景品玉不足感知板79が揺動自在に設けられ、この
景品玉不足感知板79の揺動を検出する不足検出スイッチ
80が作動したときに、図示しない管理コンピュータに信
号を送り、管理コンピュータから図示しない補給機構に
補給指令信号が送られて景品玉が景品玉タンク77に送ら
れるようになっている。また、景品玉不足感知板79に
は、リンク部材81a〜81cが連結され、景品玉不足感知板
79の揺動動作に伴って第7図に示す打球供給装置として
の玉送り部材82の回動動作を固定する玉送り固定部材84
(第5図参照)を動作させて打球の発射を不可能とする
ようになっている。これにより、景品玉タンク77に景品
玉が貯留されるまで遊技が中断されることとなる。
また、景品玉誘導樋78の途中には、景品玉誘導樋78を
流下する景品玉の上下方向の重合を解除する玉ならし部
材85が回動自在に設けられ、さらに、その下流側には、
テストモードのときに使用する景品玉停止部材86が設け
られている。この景品玉停止部材86は、景品玉を排出す
ることなくパチンコ遊技機1のテストをしたいときや、
あるいは機構板49の故障を直す場合に、景品玉が流下し
ないように景品玉誘導樋78に突入し得るようになってい
る。なお、景品玉誘導樋78は、上記したように景品玉を
3列にして流下させるようになっているが、そのうちの
1列は、7個用の景品玉収納筒96aに接続され、残りの
2列は、13個用の景品玉収納筒96b,96cに接続されてい
る。この構成は、次に述べる屈曲樋87も同様である。
流下する景品玉の上下方向の重合を解除する玉ならし部
材85が回動自在に設けられ、さらに、その下流側には、
テストモードのときに使用する景品玉停止部材86が設け
られている。この景品玉停止部材86は、景品玉を排出す
ることなくパチンコ遊技機1のテストをしたいときや、
あるいは機構板49の故障を直す場合に、景品玉が流下し
ないように景品玉誘導樋78に突入し得るようになってい
る。なお、景品玉誘導樋78は、上記したように景品玉を
3列にして流下させるようになっているが、そのうちの
1列は、7個用の景品玉収納筒96aに接続され、残りの
2列は、13個用の景品玉収納筒96b,96cに接続されてい
る。この構成は、次に述べる屈曲樋87も同様である。
屈曲樋87は、景品玉誘導樋78を流下してきた景品玉の
流下方向を180度変換させて景品玉の玉圧を変化させる
ようにするもので、その屈曲部には、前面枠2の前面か
らの操作により動作する玉抜き装置90が設けられてお
り、この玉抜き装置90に連続して下方に玉抜き通路91が
形成されている。しかして、閉店後にパチンコ遊技機1
から玉抜きをするときには、店員が玉抜き装置90を操作
して景品玉タンク77及び景品玉誘導樋78に貯留されてい
る景品玉を玉抜き通路91を介してパチンコ遊技機1外に
排出するようになっている。また、屈曲部の下流側に
は、玉欠乏感知部材92a〜92cが揺動自在に設けられてい
る。この玉欠乏感知部材92a〜92cは、前記景品玉不足感
知板79が動作したにも拘らず、補給機構から景品玉が補
給されず、かつ遊技が継続されて入賞玉が発生して景品
玉が払い出されたときに、最終的に後述する景品玉払出
装置95の直前で景品玉が有るか否かを検出するものであ
る。しかして、玉欠乏感知部材92a〜92cは、屈曲樋87に
臨む欠乏感知部93a〜93cと該欠乏感知部93a〜93c上に景
品玉が存在しないときに、後述する作動突片118a,118b
の係合部120a,120bと係合する係合片部94a〜94cとを有
する(ただし、係合部120aには、係合部材94aだけが係
合し、係合部120bには、係合片部94b,94cが係合す
る)。そして、係合片部94a〜94cと係合部120a,120bと
が係合したときに景品玉払出装置95が動作しないように
拘束して、それ以上の景品玉を払い出さないように作用
するものである。なお、屈曲樋87の下流側には、所定個
数(1回の払出個数よりも僅かに多い数)の景品玉を貯
留する垂直部88が形成され、その垂直部88の流下端に
は、玉圧を弱めるための段部89が形成されている。
流下方向を180度変換させて景品玉の玉圧を変化させる
ようにするもので、その屈曲部には、前面枠2の前面か
らの操作により動作する玉抜き装置90が設けられてお
り、この玉抜き装置90に連続して下方に玉抜き通路91が
形成されている。しかして、閉店後にパチンコ遊技機1
から玉抜きをするときには、店員が玉抜き装置90を操作
して景品玉タンク77及び景品玉誘導樋78に貯留されてい
る景品玉を玉抜き通路91を介してパチンコ遊技機1外に
排出するようになっている。また、屈曲部の下流側に
は、玉欠乏感知部材92a〜92cが揺動自在に設けられてい
る。この玉欠乏感知部材92a〜92cは、前記景品玉不足感
知板79が動作したにも拘らず、補給機構から景品玉が補
給されず、かつ遊技が継続されて入賞玉が発生して景品
玉が払い出されたときに、最終的に後述する景品玉払出
装置95の直前で景品玉が有るか否かを検出するものであ
る。しかして、玉欠乏感知部材92a〜92cは、屈曲樋87に
臨む欠乏感知部93a〜93cと該欠乏感知部93a〜93c上に景
品玉が存在しないときに、後述する作動突片118a,118b
の係合部120a,120bと係合する係合片部94a〜94cとを有
する(ただし、係合部120aには、係合部材94aだけが係
合し、係合部120bには、係合片部94b,94cが係合す
る)。そして、係合片部94a〜94cと係合部120a,120bと
が係合したときに景品玉払出装置95が動作しないように
拘束して、それ以上の景品玉を払い出さないように作用
するものである。なお、屈曲樋87の下流側には、所定個
数(1回の払出個数よりも僅かに多い数)の景品玉を貯
留する垂直部88が形成され、その垂直部88の流下端に
は、玉圧を弱めるための段部89が形成されている。
屈曲樋87の下流側には、所定個数(7個と13個)の景
品玉を払い出すための装置である景品玉払出装置95が設
けられる。景品玉払出装置95は、第1図に示すように景
品玉を一列に収納する景品玉収納筒96a〜96cと、該景品
玉収納筒96a〜96cの景品玉入口99a,99b及び景品玉放出
口100a,100bを開閉する上方弁101a,101bと下方弁103a,1
03bと、該上方弁101a,101bと下方弁103a,103bとの動作
を制御する摺動部材117a,117bと、前記連杆70a,70bの他
端が連結され、かつ摺動部材117a,117bを動作させる作
動部材123a,123bと、から構成されている。そして、上
記した作動部材123a,123bを除く他の部品は、取付基板9
7に一体的に設けられて、固定具98によって機構板49に
着脱自在に取り付けられている。なお、前記摺動部材11
7a,117bと作動部材123a,123bとは、下方弁103a,103b及
び上方弁101a,101bの開閉を制御する開閉機構116を構成
する。
品玉を払い出すための装置である景品玉払出装置95が設
けられる。景品玉払出装置95は、第1図に示すように景
品玉を一列に収納する景品玉収納筒96a〜96cと、該景品
玉収納筒96a〜96cの景品玉入口99a,99b及び景品玉放出
口100a,100bを開閉する上方弁101a,101bと下方弁103a,1
03bと、該上方弁101a,101bと下方弁103a,103bとの動作
を制御する摺動部材117a,117bと、前記連杆70a,70bの他
端が連結され、かつ摺動部材117a,117bを動作させる作
動部材123a,123bと、から構成されている。そして、上
記した作動部材123a,123bを除く他の部品は、取付基板9
7に一体的に設けられて、固定具98によって機構板49に
着脱自在に取り付けられている。なお、前記摺動部材11
7a,117bと作動部材123a,123bとは、下方弁103a,103b及
び上方弁101a,101bの開閉を制御する開閉機構116を構成
する。
前記景品玉収納筒96a〜96cは、前後方向に3つ重合す
るように設けられ、第1図に示された景品玉収納筒96a
は、手前側の7個用のものであり、奥側に景品玉を7個
と6個収納する景品玉収納筒96b,96cが配置されてい
る。そして、上記した上方弁101a,101b、下方弁103a,10
3b、摺動部材117a,117b、及び作動部材123a,123bは、そ
れぞれ手前側の景品玉収納筒96aと奥側の2つの景品玉
収納筒96b,96cに対応して前後方向に重複して設けられ
ている。
るように設けられ、第1図に示された景品玉収納筒96a
は、手前側の7個用のものであり、奥側に景品玉を7個
と6個収納する景品玉収納筒96b,96cが配置されてい
る。そして、上記した上方弁101a,101b、下方弁103a,10
3b、摺動部材117a,117b、及び作動部材123a,123bは、そ
れぞれ手前側の景品玉収納筒96aと奥側の2つの景品玉
収納筒96b,96cに対応して前後方向に重複して設けられ
ている。
前記上方弁101a,101bは、共通の支軸102を中心にして
回動自在に設けられ、その後端が摺動部材117a,117bに
一体的に突設された作動突片118a,118bの当接凹部119a,
119bと係合して、その先端部を景品玉入口99a,99bに出
没させるようになっている。したがって、摺動部材117
a,117bが上下動することにより上方弁101a,101bの先端
部が景品玉入口99a,99bを開閉して景品玉の景品玉収納
筒96a〜96cへの流入を制御するようになっている。
回動自在に設けられ、その後端が摺動部材117a,117bに
一体的に突設された作動突片118a,118bの当接凹部119a,
119bと係合して、その先端部を景品玉入口99a,99bに出
没させるようになっている。したがって、摺動部材117
a,117bが上下動することにより上方弁101a,101bの先端
部が景品玉入口99a,99bを開閉して景品玉の景品玉収納
筒96a〜96cへの流入を制御するようになっている。
前記下方弁103a,103bは、共通の支軸104を中心にして
回動自在に設けられ、その下端に景品玉収納筒96a〜96c
内であって、景品玉放出口100a,100bのやや上部に出没
する玉停止部材106a〜106cが突設されている。また、支
軸104より上方には、当接ローラ105a,105bが回転自在に
設けられ、この当接ローラ105a,105bが重錘の機能をも
有して、下方弁103a,103bを常に玉停止部材106a〜106c
が景品玉収納筒96a〜96c内に侵入する方向に付勢してい
る。しかして、下方弁103a,103bは、景品玉が景品玉収
納筒96a〜96cに収納されているときに玉停止部材106a〜
106cが景品玉により押圧されて景品玉収納筒96a〜96cか
ら後退する方向、すなわち当接ローラ105a,105bの付勢
方向と逆方向に回動しようとするが、摺動部材117a,117
bが下降した位置にあるときには、摺動部材117a,117bに
突設された当接凸部121a,121bに当接して回動が規制さ
れている。このため、景品玉は、景品玉収納筒96a〜96c
内に収納された状態となっている。なお、このとき上方
弁101a,101bは、景品玉入口99a,99bから退避した位置と
なっており、このため、屈曲樋87と景品玉収納筒96a〜9
6cとは連通した状態となっている。
回動自在に設けられ、その下端に景品玉収納筒96a〜96c
内であって、景品玉放出口100a,100bのやや上部に出没
する玉停止部材106a〜106cが突設されている。また、支
軸104より上方には、当接ローラ105a,105bが回転自在に
設けられ、この当接ローラ105a,105bが重錘の機能をも
有して、下方弁103a,103bを常に玉停止部材106a〜106c
が景品玉収納筒96a〜96c内に侵入する方向に付勢してい
る。しかして、下方弁103a,103bは、景品玉が景品玉収
納筒96a〜96cに収納されているときに玉停止部材106a〜
106cが景品玉により押圧されて景品玉収納筒96a〜96cか
ら後退する方向、すなわち当接ローラ105a,105bの付勢
方向と逆方向に回動しようとするが、摺動部材117a,117
bが下降した位置にあるときには、摺動部材117a,117bに
突設された当接凸部121a,121bに当接して回動が規制さ
れている。このため、景品玉は、景品玉収納筒96a〜96c
内に収納された状態となっている。なお、このとき上方
弁101a,101bは、景品玉入口99a,99bから退避した位置と
なっており、このため、屈曲樋87と景品玉収納筒96a〜9
6cとは連通した状態となっている。
一方、摺動部材117a,117bが上昇した位置にあるとき
には、当接凸部119a,119bと当接ローラ105a,105bとの当
接状態が解除されるため、景品玉収納筒96a〜96c内の景
品玉が玉停止部材106a,106bを押圧して下方弁103a,103b
を逆方向に回動させ、収納されていた景品玉が景品玉放
出口100a,100bから放出される。なお、このとき上方弁1
01a,101bは、景品玉入口99a,99bに突入した状態となっ
ているので、景品玉を景品玉入口99a,99bの直前で停止
した状態となっている。
には、当接凸部119a,119bと当接ローラ105a,105bとの当
接状態が解除されるため、景品玉収納筒96a〜96c内の景
品玉が玉停止部材106a,106bを押圧して下方弁103a,103b
を逆方向に回動させ、収納されていた景品玉が景品玉放
出口100a,100bから放出される。なお、このとき上方弁1
01a,101bは、景品玉入口99a,99bに突入した状態となっ
ているので、景品玉を景品玉入口99a,99bの直前で停止
した状態となっている。
したがって、景品玉は、摺動部材117a,117bが下降し
た位置において、景品玉収納筒96a〜96c内に誘導されて
下方弁103a,103bによって停止され、摺動部材117a,117b
が上昇した位置において、まず上方弁101a,101bによっ
て景品玉収納筒96a〜96cへの流入を停止され、下方弁10
3a,103bによる規制が解除されて収納されていた景品玉
が景品玉放出口100a,100bから放出されるようになって
いる。
た位置において、景品玉収納筒96a〜96c内に誘導されて
下方弁103a,103bによって停止され、摺動部材117a,117b
が上昇した位置において、まず上方弁101a,101bによっ
て景品玉収納筒96a〜96cへの流入を停止され、下方弁10
3a,103bによる規制が解除されて収納されていた景品玉
が景品玉放出口100a,100bから放出されるようになって
いる。
また、前記作動突片118a,118bの最上部には、係合部1
20a,120bが形成されており、該係合部120a,120bは、前
記したように玉欠乏感知部材92a〜92cが動作し、かつ摺
動部材117a,117bが上昇した位置となったときに、玉欠
乏感知部材92a〜92cの係合片部94a〜94cと係合して摺動
部材117a,117bを上昇した位置で保持するように作用す
る。これにより、上方弁101a,101bが景品玉入口99a,99b
を閉塞した状態が保持されるので、景品玉の払出動作が
停止されることになる。
20a,120bが形成されており、該係合部120a,120bは、前
記したように玉欠乏感知部材92a〜92cが動作し、かつ摺
動部材117a,117bが上昇した位置となったときに、玉欠
乏感知部材92a〜92cの係合片部94a〜94cと係合して摺動
部材117a,117bを上昇した位置で保持するように作用す
る。これにより、上方弁101a,101bが景品玉入口99a,99b
を閉塞した状態が保持されるので、景品玉の払出動作が
停止されることになる。
上記のように上方弁101a,101bと下方弁103a,103bとの
動作を制御する摺動部材117a,117bは、共通の支軸124に
よって軸支される作動部材123a,123bによって上下動さ
れるようになっている。すなわち、作動部材123a,123b
は、その後端を支軸124によって軸支され、その先端を
摺動部材117a,117bに形成された係合凹部122a,122bに係
合させ、更に、ほぼその中央に前記連杆70a,70bが連結
されている。したがって、前記入賞玉処理装置60の回動
部材68a,68bが入賞玉により回動して連杆70a,70bを上昇
させると、作動部材123a,123bの先端が摺動部材117a,11
7bを上昇させ、以って所定個数の景品玉を払い出し、ま
た、入賞玉が排出通路71a,71bに流下すると、摺動部材1
17a,117b、連杆70a,70bの自重により下降し、元の位置
に復帰して、次の景品玉を景品玉収納筒96a〜96cに収納
する。
動作を制御する摺動部材117a,117bは、共通の支軸124に
よって軸支される作動部材123a,123bによって上下動さ
れるようになっている。すなわち、作動部材123a,123b
は、その後端を支軸124によって軸支され、その先端を
摺動部材117a,117bに形成された係合凹部122a,122bに係
合させ、更に、ほぼその中央に前記連杆70a,70bが連結
されている。したがって、前記入賞玉処理装置60の回動
部材68a,68bが入賞玉により回動して連杆70a,70bを上昇
させると、作動部材123a,123bの先端が摺動部材117a,11
7bを上昇させ、以って所定個数の景品玉を払い出し、ま
た、入賞玉が排出通路71a,71bに流下すると、摺動部材1
17a,117b、連杆70a,70bの自重により下降し、元の位置
に復帰して、次の景品玉を景品玉収納筒96a〜96cに収納
する。
ところで、前記した下方弁103a,103bに突設される玉
停止部材106a〜106cは、第2図及び第3図に示すよう
に、下方弁103a,103bに対して移動自在に設けられてい
る。この構成について説明する。まず、第2図(a)に
基づいて玉停止部材106aの移動係止構造について説明す
る。なお、図示においては、1つの玉停止部材106aの移
動構造だけを示すが、他の玉停止部材106b,106cの移動
構造も同じ構造であるので、その説明は省略する。図に
おいて、玉停止部材106aには、その後面上下に被係止部
としての係止部材107a,107bが突設され、該係止部材107
a,107bの間には、後方に向って突出する取付ボス108が
突設されている。一方、下方弁103aには、前記玉停止部
材106aを移動可能であり、かつ所定の位置へ固定するた
めの係止部109が形成されている。この係止部109は、前
記取付ボス108が貫通する縦長なガイド長穴110と、該ガ
イド長穴110の上方から下方にかけて横方向に刻設され
た係合凹部111a〜111dと、前記ガイド長穴110の後面に
形成された段部112とから構成されている。前記係合凹
部111a〜111dには、玉停止部材106aの係止片部107a,107
bが嵌入し得るようになっており、このため各係合凹部1
11a〜111dの間隔は、係止片部107a,107bの間隔と等し
く、これはまた、パチンコ玉の直径とほぼ同じ長さの間
隔である。また、前記取付ボス108は、下方弁103aの厚
さとほぼ同じ長さに選ばれ、その外周には、スプリング
113が周設されると共に、その後端にワッシャー114を介
して取付ビス115が固定される。スプリング113は、前記
段部112とワッシャー114とに挟持され、ワッシャー114
は、下方弁103aの後面と当接するようになっている。し
たがって、第2図(b)に示すように係止片部107a,107
bを係合凹部111a〜111dに係合させた後に、取付ビス115
を螺着することにより、玉停止部材106aを下方弁103aに
強固に固定することができる。また、玉停止部材106aを
移動しようとするときには、第3図に示すように、例え
ば、下方に移動する場合においては、まず、(a)の状
態で取付ビス115を緩めて(b)の状態とする。このと
き、取付ビス115を取付ボス108から完全に離脱すること
のない程度に緩めればよい。(b)の状態においては、
スプリング113の付勢力により係止片部107a,107bと係合
凹部111b,111cとは、依然として係合した状態を保って
いる。このような状態で、取付ビス115を押圧すること
により、係止片部107a,107bが係合凹部111b,l11cから外
れ、(c)に示すようにその引いた状態のまま玉停止部
材106aを下げて、一段下の係合凹部111c,111dに係止片
部107a,107bが嵌入するように移動する。そして、係止
片部107a,107bが係合凹部111c,111dに完全に嵌入した後
に、(d)に示すように取付ビス115を螺着することに
より、玉停止部材106aの移動が完了する。上記したよう
に、この実施例における玉停止部材106a〜106cは、下方
弁103a,103bに対して移動自在であって、かつその止着
構造が所定の位置に確実に係合して取り付けられるの
で、景品玉収納筒96a〜96c内への景品玉の収納時に掛か
る玉圧によっても移動することがなく、長期間に亘って
確実に所定個数の景品玉を払い出すことができる。ま
た、図示の実施例においては、玉停止部材106a〜106cを
移動させる際にも玉停止部材106a〜106cを下方弁103a,1
03bから取り外すことなく、簡単に移動することができ
るので、景品玉数の変更作業が極めて簡単に、かつ短時
間に行うことができる。なお、第3図においては、玉停
止部材106aを下方に移動する場合について例示したが、
上方に移動する場合にも同様に行うことができる。ま
た、上述した実施例におけるスプリング113は、無くて
もよい。
停止部材106a〜106cは、第2図及び第3図に示すよう
に、下方弁103a,103bに対して移動自在に設けられてい
る。この構成について説明する。まず、第2図(a)に
基づいて玉停止部材106aの移動係止構造について説明す
る。なお、図示においては、1つの玉停止部材106aの移
動構造だけを示すが、他の玉停止部材106b,106cの移動
構造も同じ構造であるので、その説明は省略する。図に
おいて、玉停止部材106aには、その後面上下に被係止部
としての係止部材107a,107bが突設され、該係止部材107
a,107bの間には、後方に向って突出する取付ボス108が
突設されている。一方、下方弁103aには、前記玉停止部
材106aを移動可能であり、かつ所定の位置へ固定するた
めの係止部109が形成されている。この係止部109は、前
記取付ボス108が貫通する縦長なガイド長穴110と、該ガ
イド長穴110の上方から下方にかけて横方向に刻設され
た係合凹部111a〜111dと、前記ガイド長穴110の後面に
形成された段部112とから構成されている。前記係合凹
部111a〜111dには、玉停止部材106aの係止片部107a,107
bが嵌入し得るようになっており、このため各係合凹部1
11a〜111dの間隔は、係止片部107a,107bの間隔と等し
く、これはまた、パチンコ玉の直径とほぼ同じ長さの間
隔である。また、前記取付ボス108は、下方弁103aの厚
さとほぼ同じ長さに選ばれ、その外周には、スプリング
113が周設されると共に、その後端にワッシャー114を介
して取付ビス115が固定される。スプリング113は、前記
段部112とワッシャー114とに挟持され、ワッシャー114
は、下方弁103aの後面と当接するようになっている。し
たがって、第2図(b)に示すように係止片部107a,107
bを係合凹部111a〜111dに係合させた後に、取付ビス115
を螺着することにより、玉停止部材106aを下方弁103aに
強固に固定することができる。また、玉停止部材106aを
移動しようとするときには、第3図に示すように、例え
ば、下方に移動する場合においては、まず、(a)の状
態で取付ビス115を緩めて(b)の状態とする。このと
き、取付ビス115を取付ボス108から完全に離脱すること
のない程度に緩めればよい。(b)の状態においては、
スプリング113の付勢力により係止片部107a,107bと係合
凹部111b,111cとは、依然として係合した状態を保って
いる。このような状態で、取付ビス115を押圧すること
により、係止片部107a,107bが係合凹部111b,l11cから外
れ、(c)に示すようにその引いた状態のまま玉停止部
材106aを下げて、一段下の係合凹部111c,111dに係止片
部107a,107bが嵌入するように移動する。そして、係止
片部107a,107bが係合凹部111c,111dに完全に嵌入した後
に、(d)に示すように取付ビス115を螺着することに
より、玉停止部材106aの移動が完了する。上記したよう
に、この実施例における玉停止部材106a〜106cは、下方
弁103a,103bに対して移動自在であって、かつその止着
構造が所定の位置に確実に係合して取り付けられるの
で、景品玉収納筒96a〜96c内への景品玉の収納時に掛か
る玉圧によっても移動することがなく、長期間に亘って
確実に所定個数の景品玉を払い出すことができる。ま
た、図示の実施例においては、玉停止部材106a〜106cを
移動させる際にも玉停止部材106a〜106cを下方弁103a,1
03bから取り外すことなく、簡単に移動することができ
るので、景品玉数の変更作業が極めて簡単に、かつ短時
間に行うことができる。なお、第3図においては、玉停
止部材106aを下方に移動する場合について例示したが、
上方に移動する場合にも同様に行うことができる。ま
た、上述した実施例におけるスプリング113は、無くて
もよい。
景品玉払出装置95は、上記した構成により景品玉を払
い出すが、払い出された景品玉は、景品玉排出通路125
を流下する。景品玉排出通路125の下方には、誘導開口1
26が開設され、景品玉排出通路125を落下してきた景品
玉を前記打球供給皿26に誘導するようになっている。な
お、景品玉排出通路125の途中には、落下する景品玉が
衝突して払い出し音を発生するレベル132aが設けられて
いる。
い出すが、払い出された景品玉は、景品玉排出通路125
を流下する。景品玉排出通路125の下方には、誘導開口1
26が開設され、景品玉排出通路125を落下してきた景品
玉を前記打球供給皿26に誘導するようになっている。な
お、景品玉排出通路125の途中には、落下する景品玉が
衝突して払い出し音を発生するレベル132aが設けられて
いる。
前記誘導開口126の一側には、仕切壁127が突設され、
該仕切壁127の側方には、前記余剰景品玉受皿30に景品
玉を誘導する余剰玉通路129と連通する連通部128が形成
されている。このため、景品玉払出装置95から払い出さ
れた景品玉が打球供給皿26を充満し、さらに誘導開口12
6をも満たすと、それ以上の景品玉は仕切壁127を超えて
連通部128を流下して余剰玉通路129に誘導され、最終的
に余剰景品玉受皿30に排出されるようになっている。ま
た、余剰玉通路129の下流であって、前記前面枠2の裏
面に固定される接続樋141の上流部には、満タン検知板1
30が回動自在に設けられている。この満タン検知板130
には、その中程に作動杆131の一端が連結されており、
この作動杆131の他端は、前記した打球供給装置の玉送
り部材82を固定するための玉送り固定部材84に対応する
ように配置されている。
該仕切壁127の側方には、前記余剰景品玉受皿30に景品
玉を誘導する余剰玉通路129と連通する連通部128が形成
されている。このため、景品玉払出装置95から払い出さ
れた景品玉が打球供給皿26を充満し、さらに誘導開口12
6をも満たすと、それ以上の景品玉は仕切壁127を超えて
連通部128を流下して余剰玉通路129に誘導され、最終的
に余剰景品玉受皿30に排出されるようになっている。ま
た、余剰玉通路129の下流であって、前記前面枠2の裏
面に固定される接続樋141の上流部には、満タン検知板1
30が回動自在に設けられている。この満タン検知板130
には、その中程に作動杆131の一端が連結されており、
この作動杆131の他端は、前記した打球供給装置の玉送
り部材82を固定するための玉送り固定部材84に対応する
ように配置されている。
上記のような満タン検知板130は、余剰玉通路129に所
定量の景品玉が貯留されると、景品玉の玉圧により回動
され、作動杆131が水平方向に移動して玉送り部材82の
側方に配置される玉送り固定部材84を回動動作せしめ、
該玉送り固定部材84の回動動作により玉送り部材82が上
昇した位置で固定されるようになっている。このため、
後述する打球モータ138が回転して連動杆140が上下動し
ていても、連動杆140の上端と玉送り部材82とが当接し
ないので、打球の供給が行われず、したがって遊技が中
断するようになっている。
定量の景品玉が貯留されると、景品玉の玉圧により回動
され、作動杆131が水平方向に移動して玉送り部材82の
側方に配置される玉送り固定部材84を回動動作せしめ、
該玉送り固定部材84の回動動作により玉送り部材82が上
昇した位置で固定されるようになっている。このため、
後述する打球モータ138が回転して連動杆140が上下動し
ていても、連動杆140の上端と玉送り部材82とが当接し
ないので、打球の供給が行われず、したがって遊技が中
断するようになっている。
なお、余剰玉通路129の上部には、ベル132bが配置さ
れ、連動部128から流下する景品玉が衝突して効果音を
発生するようになっている。
れ、連動部128から流下する景品玉が衝突して効果音を
発生するようになっている。
また、機構板49には、上記した構成以外に、前記アウ
ト口25から排出されるアウト玉を誘導するための構成が
設けられている。すなわち、第7図及び第8図に示すよ
うに、前記アウト口25の後面には、前記第1の入賞玉集
合空間51と第2の入賞玉集合空間57とを前後方向に貫通
するアウト玉通路部材134が設けられ、該アウト玉通路
部材134に連続してアウト玉排出通路133が機構板49の裏
面に取り付けられている。また、アウト玉排出通路133
は、第5図に示されるように、前記余剰玉通路129の後
面に形成されるアウト玉誘導樋135に接続されており、
このアウト玉誘導樋135は、前記玉抜き通路91と合流す
る合流樋136に接続されている。このため、アウト口25
から排出されたパチンコ玉は、アウト玉通路部材134、
アウト玉排出通路133、アウト玉誘導樋135、及び合流樋
136を経て、パチンコ遊技機1外に排出されるように構
成されている。しかして、この実施例では、アウト玉を
排出する構造を上記したように入賞玉集合空間51、57を
貫通して後方へ誘導する構造、言い換えれば、アウト口
25よりも入賞玉集合樋52および58を下方へ配置した構造
としたので、入賞玉を入賞玉集合樋52および58上に多量
に貯留することができる。このため、短時間に多量の入
賞玉を発生する遊技内容を有するパチンコ遊技機に対応
させることができる。
ト口25から排出されるアウト玉を誘導するための構成が
設けられている。すなわち、第7図及び第8図に示すよ
うに、前記アウト口25の後面には、前記第1の入賞玉集
合空間51と第2の入賞玉集合空間57とを前後方向に貫通
するアウト玉通路部材134が設けられ、該アウト玉通路
部材134に連続してアウト玉排出通路133が機構板49の裏
面に取り付けられている。また、アウト玉排出通路133
は、第5図に示されるように、前記余剰玉通路129の後
面に形成されるアウト玉誘導樋135に接続されており、
このアウト玉誘導樋135は、前記玉抜き通路91と合流す
る合流樋136に接続されている。このため、アウト口25
から排出されたパチンコ玉は、アウト玉通路部材134、
アウト玉排出通路133、アウト玉誘導樋135、及び合流樋
136を経て、パチンコ遊技機1外に排出されるように構
成されている。しかして、この実施例では、アウト玉を
排出する構造を上記したように入賞玉集合空間51、57を
貫通して後方へ誘導する構造、言い換えれば、アウト口
25よりも入賞玉集合樋52および58を下方へ配置した構造
としたので、入賞玉を入賞玉集合樋52および58上に多量
に貯留することができる。このため、短時間に多量の入
賞玉を発生する遊技内容を有するパチンコ遊技機に対応
させることができる。
また、図示の実施例においては、前面枠2の裏面下方
に、打球発射装置の一部を構成する打球発射駆動部137
と、前記余剰玉通路129と余剰景品玉受皿30とを接続す
る接続樋141が取り付けられている。打球発射駆動部137
は、駆動源としての打球モータ138と、該打球モータ138
の回転により往復回動して発射レール83の発射位置にあ
る打玉を弾発する打球杆139と、該打球杆139の回動によ
り上下動して前記玉送り部材82を上下方向に回動させる
連動杆140とを含んでいる。
に、打球発射装置の一部を構成する打球発射駆動部137
と、前記余剰玉通路129と余剰景品玉受皿30とを接続す
る接続樋141が取り付けられている。打球発射駆動部137
は、駆動源としての打球モータ138と、該打球モータ138
の回転により往復回動して発射レール83の発射位置にあ
る打玉を弾発する打球杆139と、該打球杆139の回動によ
り上下動して前記玉送り部材82を上下方向に回動させる
連動杆140とを含んでいる。
以上、実施例に係る景品玉払出装置95について説明し
てきたが、この景品玉払出装置95においては、景品玉収
納筒96a〜96cへの収納玉数を規制する玉停止部材106a〜
106cを下方弁103a,103bに対して移動自在に構成すると
共に、その止着構造を所定の位置に確実に係合して取り
付けるように構成したので、景品玉収納筒96a〜96c内へ
の景品玉の収納時に掛かる玉圧によっても移動すること
がなく、長期間に亘って確実に所定個数の景品玉を払い
出すことができる。また、この実施例においては、玉停
止部材106a〜106cを移動させる際にも玉停止部材106a〜
106cを下方弁103a,103bから取り外すことなく、簡単に
移動することができるので、景品玉数の変更作業が極め
て簡単に、かつ短時間に行うことができる。
てきたが、この景品玉払出装置95においては、景品玉収
納筒96a〜96cへの収納玉数を規制する玉停止部材106a〜
106cを下方弁103a,103bに対して移動自在に構成すると
共に、その止着構造を所定の位置に確実に係合して取り
付けるように構成したので、景品玉収納筒96a〜96c内へ
の景品玉の収納時に掛かる玉圧によっても移動すること
がなく、長期間に亘って確実に所定個数の景品玉を払い
出すことができる。また、この実施例においては、玉停
止部材106a〜106cを移動させる際にも玉停止部材106a〜
106cを下方弁103a,103bから取り外すことなく、簡単に
移動することができるので、景品玉数の変更作業が極め
て簡単に、かつ短時間に行うことができる。
なお、上述した実施例においては、係止部109を構成
するものとしてガイド長穴110や係合凹部111a〜111dを
例示したが、これに限ることなく、玉停止部材106a〜10
6cが移動可能であって、確実に係止される構造であれば
どのような構造であってもよい。また、本実施例のパチ
ンコ遊技機は、入賞口の種類によって異なる数の景品玉
を払い出す構造であるが、景品玉の払出数が単一のもの
であってもよい。
するものとしてガイド長穴110や係合凹部111a〜111dを
例示したが、これに限ることなく、玉停止部材106a〜10
6cが移動可能であって、確実に係止される構造であれば
どのような構造であってもよい。また、本実施例のパチ
ンコ遊技機は、入賞口の種類によって異なる数の景品玉
を払い出す構造であるが、景品玉の払出数が単一のもの
であってもよい。
[発明の効果] 以上、説明したところから明らかなように、この発明
に係る景品玉払出装置は、景品玉収納筒への収納玉数を
規制する玉停止部材を下方弁に対して移動自在であっ
て、かつ所定の位置に確実に固定されるように、下方弁
に係止部を形成し、一方、玉停止部材に前記係止部と係
合する被係止部を形成したので、景品玉収納筒内への景
品玉の収納時に掛かる玉圧によっても玉停止部材が移動
することがなく、長期間に亘って確実に所定個数の景品
玉を払い出すことができると共に、玉停止部材を移動す
るだけで、容易に払い出される景品玉数を変更すること
ができ、その変更作業が極めて簡単に且つ短時間に行う
ことができる。更に、払出数を変更する際に、景品玉払
出装置や下方弁を交換する必要がなく、そのため、部品
管理の必要もない。
に係る景品玉払出装置は、景品玉収納筒への収納玉数を
規制する玉停止部材を下方弁に対して移動自在であっ
て、かつ所定の位置に確実に固定されるように、下方弁
に係止部を形成し、一方、玉停止部材に前記係止部と係
合する被係止部を形成したので、景品玉収納筒内への景
品玉の収納時に掛かる玉圧によっても玉停止部材が移動
することがなく、長期間に亘って確実に所定個数の景品
玉を払い出すことができると共に、玉停止部材を移動す
るだけで、容易に払い出される景品玉数を変更すること
ができ、その変更作業が極めて簡単に且つ短時間に行う
ことができる。更に、払出数を変更する際に、景品玉払
出装置や下方弁を交換する必要がなく、そのため、部品
管理の必要もない。
第1図は、景品玉払出装置と入賞玉処理装置との関係を
示す概略図、第2図は、景品玉払出装置の下方弁と玉停
止部材との関係を示し、(a)は、分解斜視図、(b)
は、横断面図、第3図は、玉停止部材を移動させるとき
の動作を説明する断面図、第4図は、実施例に係る景品
玉払出装置が適用される弾球遊技機の一例としてのパチ
ンコ遊技機の正面図、第5図は、パチンコ遊技機の背面
図、第6図は、パチンコ遊技機の裏面の構造を示す斜視
図、第7図及び第8図は、入賞玉集合空間切換部材の設
置構造及びアウト玉の排出構造を示すパチンコ遊技機の
部分縦断面図である。 1……パチンコ遊技機(弾球遊技機) 49……機構板、95……景品玉払出装置 96a〜96c……景品玉収納筒 101a,101b……上方弁 103a,103b……下方弁 106a〜106c……玉停止部材 107a,107b……係止片部(被係止部) 109……係止部、110……ガイド長穴 111a〜111d……係合凹部 開閉機構116として、 117a,117b……摺動部材 123a,123b……作動部材
示す概略図、第2図は、景品玉払出装置の下方弁と玉停
止部材との関係を示し、(a)は、分解斜視図、(b)
は、横断面図、第3図は、玉停止部材を移動させるとき
の動作を説明する断面図、第4図は、実施例に係る景品
玉払出装置が適用される弾球遊技機の一例としてのパチ
ンコ遊技機の正面図、第5図は、パチンコ遊技機の背面
図、第6図は、パチンコ遊技機の裏面の構造を示す斜視
図、第7図及び第8図は、入賞玉集合空間切換部材の設
置構造及びアウト玉の排出構造を示すパチンコ遊技機の
部分縦断面図である。 1……パチンコ遊技機(弾球遊技機) 49……機構板、95……景品玉払出装置 96a〜96c……景品玉収納筒 101a,101b……上方弁 103a,103b……下方弁 106a〜106c……玉停止部材 107a,107b……係止片部(被係止部) 109……係止部、110……ガイド長穴 111a〜111d……係合凹部 開閉機構116として、 117a,117b……摺動部材 123a,123b……作動部材
Claims (1)
- 【請求項1】弾球遊技機の裏面に配設される機構板に設
けられ、かつ景品玉を収納するための景品玉収納筒と、
該景品玉収納筒の上下方向に設けられた上方弁及び下方
弁と、該上方弁及び下方弁を交互に開閉する開閉機構
と、を有する景品玉払出装置において、 前記下方弁には、前記景品玉収納筒内に突入して受け入
れた景品玉を停止させる玉停止部材と、該玉停止部材が
上下方向に移動自在であって、かつパチンコ玉の直径と
ほぼ等しい位置間隔をおいて係止される複数の係止部と
を形成し、 前記玉停止部材には、前記係止部と係合する被係止部を
形成し、 所定の位置で前記係止部と被係止部とが係止された状態
で前記玉係止部材を前記下方弁に止着手段で止着したこ
とを特徴とする弾球遊技機の景品玉払出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63137916A JP2686962B2 (ja) | 1988-06-03 | 1988-06-03 | 弾球遊技機の景品玉払出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63137916A JP2686962B2 (ja) | 1988-06-03 | 1988-06-03 | 弾球遊技機の景品玉払出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01305978A JPH01305978A (ja) | 1989-12-11 |
JP2686962B2 true JP2686962B2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=15209682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63137916A Expired - Fee Related JP2686962B2 (ja) | 1988-06-03 | 1988-06-03 | 弾球遊技機の景品玉払出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2686962B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH048945Y2 (ja) * | 1986-06-24 | 1992-03-05 |
-
1988
- 1988-06-03 JP JP63137916A patent/JP2686962B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01305978A (ja) | 1989-12-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |