JP2686803B2 - 光ファイバコネクタの研磨装置 - Google Patents

光ファイバコネクタの研磨装置

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JP2686803B2
JP2686803B2 JP3039089A JP3039089A JP2686803B2 JP 2686803 B2 JP2686803 B2 JP 2686803B2 JP 3039089 A JP3039089 A JP 3039089A JP 3039089 A JP3039089 A JP 3039089A JP 2686803 B2 JP2686803 B2 JP 2686803B2
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和治 斉藤
晴弘 常田
純二 渡辺
忠男 斎藤
和夫 松永
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Nidec Sankyo Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nidec Sankyo Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光通信用の光ファイバコネクタの端面を研
磨する装置に関する。
従来技術 特許出願人は、光ファイバコネクタの仕上げ用研磨装
置として、特願昭63−6483号の発明により、研磨体を高
速回転させ、この研磨体の研磨面に研磨対象の光ファイ
バコネクタの端面を押し当てながら往復回転させて研磨
することを既に提案している。
発明が解決しようとする課題 この研磨過程で、高速回転の研磨体および往復回転の
光ファイバコネクタは、それぞれインダクションモータ
やステッピンクモータなどの別の駆動源によって独立に
駆動され、研磨完了時点で、同時に電源から切り離され
る。この電源のオフ時に、光ファイバコネクタおよびそ
の駆動源は、小さな回転モーメントであり、しかも往復
回転であることから、すぐに停止するが、研磨体は、大
きな慣性モーメントを有しており、フライホイール作用
を有しているため、光ファイバコネクタの往復回転の停
止後、しばらく継続的に回転し、それよりも遅れて停止
する。この結果、停止状態の光ファイバコネクタの端面
が慣性回転中の研磨面に接しているため、仕上げ加工後
の光ファイバコネクタのフエルール端面に条痕がつき、
これが光学的特性を悪化させる。
本発明は、上記問題点を解決し、研磨完了時点での光
ファイバコネクタと研磨体との回転停止のずれによる加
工面の条痕の発生を防止し、仕上げ加工面の傷つきを未
然に防止することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明は、研磨体の第1
の駆動源の電源をオフに設定した後、タイマーなどの停
止制御手段によって、所定の時間遅れて光ファイバコネ
クタに対する第2の駆動源の電源を切断するようにした
ことを特徴としている。
作用 このような構成にすると、研磨完了後、研磨体が第1
の駆動源とともに慣性によって回転する間にも、光ファ
イバコネクタの第2の駆動源が継続的に回転し、第2の
駆動源が研磨体よりも遅れて所定の遅れ時間後に停止す
るため、仕上げ面に研磨体の回転方向の条痕が形成され
なくなる。ここで、所定の遅れ時間は、上記研磨体の慣
性回転の継続時間を考慮して適切な値に設定される。
実施例 第1図は、本発明の光ファイバコネクタの研磨装置1
の第1の実施例を示している。
この研磨装置1は、インダクションモータなどの第1
の駆動源2によって駆動されるシート状の研磨体4およ
びステッピングモータなどの第2の駆動源3によって駆
動される研磨対象の光ファイバコネクタ5を備えてい
る。
上記研磨体4は、例えばカップ状の回転体6の上面に
取り付けられており、回転軸6aによってフレーム7に回
転自在に支持され、第1の駆動源2に連結されている。
また、上記光ファイバコネクタ5は、研磨体4の偏心位
置の上方で、チヤック8によって、アーム9に対し回転
自在に支持され、研磨側の端面を上記研磨体4の上面に
一定の力で押し付けられている。これらの第1の駆動源
2および第2の駆動源3は、それぞれ直接または歯車列
あるいは巻掛けベルトなどの回転伝達手段を介し、回転
体6およびチヤック8にそれぞれ伝達される。
そして、上記第1の駆動源2および第2の駆動源3
は、制御装置10によって駆動される。すなわち、この制
御装置10は、第1の駆動源2および第2の駆動源3を駆
動するために、第1の駆動回路11、および第2の駆動回
路12を備えており、これらはそれぞれ共通の電源13に対
しそれぞれスイッチ14、15を介し接続されている。一方
のスイッチ14は、外部から操作可能なスイッチであり、
タイマー16aなどの停止制御手段16を介しスイッチ15と
連動する関係にある。なお、このタイマー16aは、スイ
ッチ14のオンにより作動するオフ遅延タイマーであり、
スイッチ14のオンのときに遅延動作をしないで、すぐに
スイッチ15をオンの状態とする。そして、加工時間完了
でスイッチ14をオフさせ、所定時間遅れてスイッチ15を
オフさせる。
研磨作業の開始に際し、作業員が一方のスイッチ14を
オンの状態にすると、これに連動してスイッチ15もただ
ちにオンの状態になるため、第1の駆動回路11および第
2の駆動回路12は、共通の電源13に接続され、ただちに
それぞれ第1の駆動源2および第2の駆動源3を回転さ
せる。ここで、第1の駆動源2は、回転体6を所定の方
向に回転させることにより、研磨体4を高速で回転させ
る。一方、第2の駆動源3は、例えば400゜程度の回転
角の範囲で、光ファイバコネクタ5に往復回転運動を与
える。これによって、光ファイバコネクタ5の先端面す
なわちフエルールの部分は、研磨体4の上面すなわち研
磨面に所定の接触力で接し、凸球面状に研磨されてい
く。
所定の時間の経過によって、仕上げ研磨が完了したと
き、タイマー16aによりスイッチ14がオフの状態とな
り、第1の駆動回路11は、ただちに第1の駆動源2の駆
動を停止するが、回転体6は、回転部分の慣性モーメン
トによって、引き続きしばらくだけ慣性回転し、やがて
停止する。スイッチ14がオフに設定された時点で、タイ
マー16aは、所定の遅れ時間を積算し、上記慣性回転中
の時間と対応する時間の経過後に、スイッチ15をオフの
状態にするため、第2の駆動回路12は、スイッチ14のオ
フの時点から所定の遅れ時間だけ経過した後に、すなわ
ち回転体6が慣性回転の停止時点よりも遅れて、第2の
駆動源3を停止させ、光ファイバコネクタ5の往復回転
を停止させる。このときの遅れ時間はタイマー16aの時
間を変更することによって、回転体6の回転系の特性に
応じ最も適切な値に設定できる。
この結果、光ファイバコネクタ5の往復回転運動は、
常に研磨体4の回転停止よりも遅れて停止することにな
る。したがって、光ファイバコネクタ5の仕上げ加工面
での条痕などの傷つきが未然に防止できることになる。
上記第1の実施例は、一方のスイッチ14のオフ動作を
タイマー16aで遅延させ、他方のスイッチ15のオフを電
気的に連動させているが、この停止制御手段16は、第2
図に例示する第2の実施例のように、回転体6の停止状
態を回転センサー16bで確認し、この停止と連動させて
操作回路16cによりスイッチ15をオフの状態に設定する
ような構成とすることもできる。また、加工時間は、停
止制御手段で予め設定するので、停止制御手段が、スイ
ッチ14のオンでそれぞれのスイッチ14、15のタイマー動
作をスタートさせ、それぞれの時間経過で個々のスイッ
チをオフさせてもよい。
発明の効果 本発明では、研磨完了後に、研磨体の回転が停止して
から、これよりも遅れて光ファイバコネクタの往復回転
運動が停止するように設定されているため、光ファイバ
コネクタが停止したままの状態で回転中の研磨体に接す
ることがなく、したがって従来のような仕上げ面の傷つ
きが未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は光ファイバコネクタの研磨装置の概略図、第2
図は同装置の他の実施例での概略図である。 1……光ファイバコネクタの研磨装置、2……第1の駆
動源、3……第2の駆動源、4……研磨体、5……光フ
ァイバコネクタ、10……制御装置、11……第1の駆動回
路、12……第2の駆動回路、13……電源、14、15……ス
イッチ、16……停止制御手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 純二 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 斎藤 忠男 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 松永 和夫 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の駆動源により高速回転する研磨体
    と、第2の駆動源により往復回転する光ファイバコネク
    タとを備え、この光ファイバコネクタを研磨体の研磨面
    に接触させて光ファイバコネクタの研磨を行う装置にお
    いて、研磨後に研磨体の回転停止より遅れて光ファイバ
    コネクタの往復回転を止める停止制御手段を設けたこと
    を特徴とする光ファイバコネクタの研磨装置。
JP3039089A 1989-02-09 1989-02-09 光ファイバコネクタの研磨装置 Expired - Lifetime JP2686803B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH02212062A JPH02212062A (ja) 1990-08-23
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